JPH03195395A - ステップモータによる双方向駆動装置 - Google Patents
ステップモータによる双方向駆動装置Info
- Publication number
- JPH03195395A JPH03195395A JP33022689A JP33022689A JPH03195395A JP H03195395 A JPH03195395 A JP H03195395A JP 33022689 A JP33022689 A JP 33022689A JP 33022689 A JP33022689 A JP 33022689A JP H03195395 A JPH03195395 A JP H03195395A
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- drive
- load
- driving
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- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 12
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- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
- Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ステップモータで負荷を往/復の双方向に駆
動する装置に関し、特に、これに限る意図ではないが、
複写機において原稿画像を走査する光学系の複写倍率設
定用のレンズを、指定された倍率対応の位置にステップ
モータで駆動する装置に関する。
動する装置に関し、特に、これに限る意図ではないが、
複写機において原稿画像を走査する光学系の複写倍率設
定用のレンズを、指定された倍率対応の位置にステップ
モータで駆動する装置に関する。
例えば、上記レンズの基準位W(ホームポジション)は
倍率1対応の位置に設定されており、該レンズのホーム
ポジション到来を検知するセンサ(ホームポジションセ
ンサ)が複写倍率設定機構に備わっている。
倍率1対応の位置に設定されており、該レンズのホーム
ポジション到来を検知するセンサ(ホームポジションセ
ンサ)が複写倍率設定機構に備わっている。
一般の位置決め機構においては通常、負荷又は、負荷の
移動に一対一の関係で連動する部材にロタリエンコーダ
が結合され、負荷がホームポジションを外れてからロー
タリエンコーダの発生パルスを、駆動方向に対応してカ
ウントアツプ/ダウンして、カウント値が目標位置対応
のものになると駆動を停止する。
移動に一対一の関係で連動する部材にロタリエンコーダ
が結合され、負荷がホームポジションを外れてからロー
タリエンコーダの発生パルスを、駆動方向に対応してカ
ウントアツプ/ダウンして、カウント値が目標位置対応
のものになると駆動を停止する。
ところで、負荷をステップモータで駆動すると、ロータ
リエンコーダを用いることなく、オープンループで位置
決め制御をしうる。すなわち、ステップモータの駆動パ
ルス数で負荷位置を把握しうるので、目標位置と現在位
置との差値の極性により負荷駆動方向を決定し該差値対
応の駆動パルス数を演算して、その分ステップモータを
駆動することにより負荷を目標位置に駆動し、駆動パル
ス分現在位置データを更新すればよい。
リエンコーダを用いることなく、オープンループで位置
決め制御をしうる。すなわち、ステップモータの駆動パ
ルス数で負荷位置を把握しうるので、目標位置と現在位
置との差値の極性により負荷駆動方向を決定し該差値対
応の駆動パルス数を演算して、その分ステップモータを
駆動することにより負荷を目標位置に駆動し、駆動パル
ス分現在位置データを更新すればよい。
このようなオープンループ制御では、負荷、例えば上述
の倍率設定用のレンズ、を基準位置から外れた位置で往
/復反転駆動すると、駆動方向反転時の、駆動ギア、+
ijA動ワイクワイヤいはそれらの支持機構のバックラ
ッシュにより、負荷の位置が目標位置よりずれる。
の倍率設定用のレンズ、を基準位置から外れた位置で往
/復反転駆動すると、駆動方向反転時の、駆動ギア、+
ijA動ワイクワイヤいはそれらの支持機構のバックラ
ッシュにより、負荷の位置が目標位置よりずれる。
このような位置ずれを生じないように、例えば目標位置
が現在位置から変わる度に、負荷を基準位置方向に駆動
して、目標位置が基準位置の向こう側にあるときには基
準位置に到達したときに現在位置を初期化してそれから
同方向に目標位置まで駆動し、目標位置が基準位置より
も手前(現在位置側)にあるときにはホームポジション
の向こう側まで負荷を一旦駆動しそして反転して負荷が
再度基準位置に到達したときに現在位置を初期化してそ
れから目標位置まで駆動することにより、目標位置への
駆動においてバックラッシュによる位置決めずれが無く
なる。
が現在位置から変わる度に、負荷を基準位置方向に駆動
して、目標位置が基準位置の向こう側にあるときには基
準位置に到達したときに現在位置を初期化してそれから
同方向に目標位置まで駆動し、目標位置が基準位置より
も手前(現在位置側)にあるときにはホームポジション
の向こう側まで負荷を一旦駆動しそして反転して負荷が
再度基準位置に到達したときに現在位置を初期化してそ
れから目標位置まで駆動することにより、目標位置への
駆動においてバックラッシュによる位置決めずれが無く
なる。
しかしながら、目標位置が変更される度にこのような基
準位置への駆動と、基準位置から目標位3− 4 置への駆動を行なうと、目標位置の変更から目標位置決
め終了までにかなりの時間がかかり、目標位置変更に対
する位置決め速度が遅過ぎるという問題を生ずる。
準位置への駆動と、基準位置から目標位3− 4 置への駆動を行なうと、目標位置の変更から目標位置決
め終了までにかなりの時間がかかり、目標位置変更に対
する位置決め速度が遅過ぎるという問題を生ずる。
本発明は、ステップモータを用いるオープンルプの位置
決め制御において、バックラッシュによる位置決めずれ
を防止し、かつ目標位置変更から目標位置決め終了まで
の時間を短縮することを目的とする。
決め制御において、バックラッシュによる位置決めずれ
を防止し、かつ目標位置変更から目標位置決め終了まで
の時間を短縮することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のステップモータによる
双方向駆動装置は、負荷(8)を双方向に駆動するステ
ップモータ(1,6);負荷(8)を一方の方向に所定
量(Pr)駆動し次いで逆方向に該所定量駆動してこれ
らの駆動パルス数(PrとPLa)の偏差値(P L
a Pr)を検出する手段(20) ;負荷(8)を
駆動した方向を示す情報を記憶する記憶手段(20のF
dir) ;負荷(8)の現在位置(mo)と目標位置
(ml)より、負荷(8)を目標位置(ml)に駆動す
るための方向(Fdh)と駆動要パルス数(Pd1)を
決定する手段(20) ;および、ステップモータ(8
)を決定した方向(Fdh)に、決定した方向(Fdh
)が記憶手段(20のFdir)に記憶している方向(
Fdir)と一致するときには駆動要パルス数(Pd1
)分、不一致のときには駆動要パルス数(Pdz)を偏
差値(PLa−Pr)で補正したパルス数(Pd1 +
(P+−a pr)3分、駆動する駆動制御手段(2
0) ;を備える。
双方向駆動装置は、負荷(8)を双方向に駆動するステ
ップモータ(1,6);負荷(8)を一方の方向に所定
量(Pr)駆動し次いで逆方向に該所定量駆動してこれ
らの駆動パルス数(PrとPLa)の偏差値(P L
a Pr)を検出する手段(20) ;負荷(8)を
駆動した方向を示す情報を記憶する記憶手段(20のF
dir) ;負荷(8)の現在位置(mo)と目標位置
(ml)より、負荷(8)を目標位置(ml)に駆動す
るための方向(Fdh)と駆動要パルス数(Pd1)を
決定する手段(20) ;および、ステップモータ(8
)を決定した方向(Fdh)に、決定した方向(Fdh
)が記憶手段(20のFdir)に記憶している方向(
Fdir)と一致するときには駆動要パルス数(Pd1
)分、不一致のときには駆動要パルス数(Pdz)を偏
差値(PLa−Pr)で補正したパルス数(Pd1 +
(P+−a pr)3分、駆動する駆動制御手段(2
0) ;を備える。
なお、カッコ内の記号は、図面を参照して後述する実施
例の対応要素の記号、対応レジスタの記号又は対応数値
記号を示す。
例の対応要素の記号、対応レジスタの記号又は対応数値
記号を示す。
〔作用〕
負荷(8)を一方の方向に所定量駆動し次いで逆方向に
該所定量駆動してこれらの駆動パルス数(PrとPLa
)の偏差値(PLa−Pr)、すなわちバックラッシュ
による誤差値(P L a Pr)、を検出し、駆動
方向が前回の駆動方向と反転するときには、この偏差値
(PLa Pr)で、目標位置に負荷(8)を駆動す
るに要する駆動要パルス数(Pd1)を補正するので、
パックラッシシュによる誤差分を補正した駆動が行なわ
九る。したがってバックラッシュによる位置決めずれを
生じない。
該所定量駆動してこれらの駆動パルス数(PrとPLa
)の偏差値(PLa−Pr)、すなわちバックラッシュ
による誤差値(P L a Pr)、を検出し、駆動
方向が前回の駆動方向と反転するときには、この偏差値
(PLa Pr)で、目標位置に負荷(8)を駆動す
るに要する駆動要パルス数(Pd1)を補正するので、
パックラッシシュによる誤差分を補正した駆動が行なわ
九る。したがってバックラッシュによる位置決めずれを
生じない。
このように目標位置が変更になったときに、基準位置に
負荷(8)を戻すことなく、現在位置から最短距離分負
荷(8)を駆動するので、目標位置変更から目標位置決
め終了までの時間が短い。
負荷(8)を戻すことなく、現在位置から最短距離分負
荷(8)を駆動するので、目標位置変更から目標位置決
め終了までの時間が短い。
偏差値(PLa−Pr)、すなわちバックラッシュによ
る誤差値(P L a Pr)、の検出に少々の時間
がかかるが、これは、隔時的に行なえばよく、目標位置
の指示に応答した装置の稼動中には実質上行なう必要が
ないので、これが目標位置決め時間を格別に長くするこ
とはない。
る誤差値(P L a Pr)、の検出に少々の時間
がかかるが、これは、隔時的に行なえばよく、目標位置
の指示に応答した装置の稼動中には実質上行なう必要が
ないので、これが目標位置決め時間を格別に長くするこ
とはない。
多くの場合、装置の電源投入直後に負荷(8)を基準位
置に位置決めするのが好ましいので、本発明の好ましい
実施例では、装置は更に、負荷(8)が基準位置(倍率
1)を横切るとき信号変化を生ずる基準位置センサ(1
7)を備え、偏差値を検出する手段(20)は、装置電
源の投入に応答して、ステップモータ(16)を、負荷
(8)が基準位置(倍率1)を横切る方向に駆動し、基
準位置センサ(17)が信号変化を生じてから所定量(
Pr)駆動し次いで逆方向に駆動して基準位置センサ(
17)が信号変化を生じたときに駆動を停止し、該所定
量の駆動と逆方向の駆動の駆動パルス数(P r *
P L a )の偏差量(Pl−a−Pa)を算出する
ものとする。これによれば、電源投入直後に、負荷(8
)の基準位置決めと偏差値の検出が実質上同時に行なわ
れ、偏差値の検出に要する時間が、装置の稼動効率を実
質上低下することがない。バックラッシュは、駆動ギア
の摩耗など、機械系の経時変化により変化するが、この
実施例によれば、装置電源投入毎に現状の偏差値すなわ
ちバックラッシュが検出されるので、経時的な位置決め
ずれ変化を実質上生じない。
置に位置決めするのが好ましいので、本発明の好ましい
実施例では、装置は更に、負荷(8)が基準位置(倍率
1)を横切るとき信号変化を生ずる基準位置センサ(1
7)を備え、偏差値を検出する手段(20)は、装置電
源の投入に応答して、ステップモータ(16)を、負荷
(8)が基準位置(倍率1)を横切る方向に駆動し、基
準位置センサ(17)が信号変化を生じてから所定量(
Pr)駆動し次いで逆方向に駆動して基準位置センサ(
17)が信号変化を生じたときに駆動を停止し、該所定
量の駆動と逆方向の駆動の駆動パルス数(P r *
P L a )の偏差量(Pl−a−Pa)を算出する
ものとする。これによれば、電源投入直後に、負荷(8
)の基準位置決めと偏差値の検出が実質上同時に行なわ
れ、偏差値の検出に要する時間が、装置の稼動効率を実
質上低下することがない。バックラッシュは、駆動ギア
の摩耗など、機械系の経時変化により変化するが、この
実施例によれば、装置電源投入毎に現状の偏差値すなわ
ちバックラッシュが検出されるので、経時的な位置決め
ずれ変化を実質上生じない。
往駆動から復駆動に反転する場合のバックラッシュと、
復駆動から往駆動に反転する場合のバックラッシュとは
、大略同程度であるが、細かくは異なる場合があるので
、本発明の好ましい実施例では、偏差値の検出スタート
時に、負荷(8)が基準位置の左側にあれば、まず負荷
(8)を右駆動して基準位置に駆動し、続けて負荷(8
)を基準位置より所定量(Pr)右側に駆動し、次に負
荷(8)を基一8= 準位置に向けて左駆動して基準位置に達したときの駆動
量(PLa)をレジスタに保持し、続いて基準位置から
所定量(P L )左駆動して次にそこから基準位置に
戻るまで右駆動して駆動量(Pra)をレジスタに保持
する。偏差値の検出スタート時に、負荷(8)が基準位
置の右側にあれば、まず負荷(8)を左駆動して負荷(
8)を基準位置に駆動し、続けて基準位置より所定量(
P L )左側に駆動し、次に負荷(8)を基準位置に
向けて右駆動して基準位置に達したときの駆動量(Pr
a)をレジスタに保持し、続いて基準位置から所定量(
Pr)右駆動して次にそこから基準位置に戻るまで左駆
動して駆動量(P L a)をレジスタに保持する。そ
して、右駆動から左駆動に反転した場合の偏差値(P
L a Pr)と、左駆動から右駆動に反転した場合
の偏差値(PraPL)を算出する。しかして、その後
目標位置の変更があると、今回の目標位置の変更による
所要駆動方向(Fdh)と所要駆動量(Pdz)を算出
し、前回の位置決め停止直前の駆動方向(Fdir)と
、今回の所要駆動方向(Fdh)とを比較して駆動方向
の反転の有無を判定し、反転となる場合には、それが右
駆動から左駆動への反転であると偏差値(PLaPr)
で、左駆動から右駆動への反転であると偏差値(Pra
−P L )で、今回の所要駆動量Pd1を補正して
、実際に駆動すべき量Pd=Pd1−1−(PLa
Pr)又はPd=Pd1 +(Pra−PL)を算出す
る。
復駆動から往駆動に反転する場合のバックラッシュとは
、大略同程度であるが、細かくは異なる場合があるので
、本発明の好ましい実施例では、偏差値の検出スタート
時に、負荷(8)が基準位置の左側にあれば、まず負荷
(8)を右駆動して基準位置に駆動し、続けて負荷(8
)を基準位置より所定量(Pr)右側に駆動し、次に負
荷(8)を基一8= 準位置に向けて左駆動して基準位置に達したときの駆動
量(PLa)をレジスタに保持し、続いて基準位置から
所定量(P L )左駆動して次にそこから基準位置に
戻るまで右駆動して駆動量(Pra)をレジスタに保持
する。偏差値の検出スタート時に、負荷(8)が基準位
置の右側にあれば、まず負荷(8)を左駆動して負荷(
8)を基準位置に駆動し、続けて基準位置より所定量(
P L )左側に駆動し、次に負荷(8)を基準位置に
向けて右駆動して基準位置に達したときの駆動量(Pr
a)をレジスタに保持し、続いて基準位置から所定量(
Pr)右駆動して次にそこから基準位置に戻るまで左駆
動して駆動量(P L a)をレジスタに保持する。そ
して、右駆動から左駆動に反転した場合の偏差値(P
L a Pr)と、左駆動から右駆動に反転した場合
の偏差値(PraPL)を算出する。しかして、その後
目標位置の変更があると、今回の目標位置の変更による
所要駆動方向(Fdh)と所要駆動量(Pdz)を算出
し、前回の位置決め停止直前の駆動方向(Fdir)と
、今回の所要駆動方向(Fdh)とを比較して駆動方向
の反転の有無を判定し、反転となる場合には、それが右
駆動から左駆動への反転であると偏差値(PLaPr)
で、左駆動から右駆動への反転であると偏差値(Pra
−P L )で、今回の所要駆動量Pd1を補正して
、実際に駆動すべき量Pd=Pd1−1−(PLa
Pr)又はPd=Pd1 +(Pra−PL)を算出す
る。
これによれば、右駆動から左駆動への反転駆動の場合と
、左駆動から右駆動への反転駆動の場合のそれぞれで、
各場合のバックラッシュ量(偏差値)が補正されるので
、駆動方向の反転態様にかかわらず正確な位置決めが達
成される。
、左駆動から右駆動への反転駆動の場合のそれぞれで、
各場合のバックラッシュ量(偏差値)が補正されるので
、駆動方向の反転態様にかかわらず正確な位置決めが達
成される。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の
実施例の説明より明らかになろう。
実施例の説明より明らかになろう。
第1a図に、本発明の一実施例の負荷8の配置態様を示
す。負荷8は複写機の原稿スキャナの、複写倍率設定用
のレンズである。コンタクトガラス1上の原稿(図示し
ない)の画像は、矢印Aの方向に駆動される第1キヤリ
ツジ2に搭載されたランプ3によって照明される。原稿
からの反射光は、第1キヤリツジ2に搭載された第1ミ
ラー4で反射され、更に、第1キヤリツジ2と同方向に
、第1キヤリツジ2の移動速度の半分の速度で駆動され
る第2キヤリツジ5に搭載された第2ミラー6及び第3
ミラー7で反射され、レンズ8を通って更に第4ミラー
9で反射されて感光体ドラム10に照射される。感光体
ドラム10は図示しないメインチャージャによりその表
面が均一に荷電さ九ており、この荷電面が−1−述の光
照射により、原稿画像に対応して露光され、これにより
、感光体ドラム10の表面に原稿画像対応の静電潜像が
形成される。
す。負荷8は複写機の原稿スキャナの、複写倍率設定用
のレンズである。コンタクトガラス1上の原稿(図示し
ない)の画像は、矢印Aの方向に駆動される第1キヤリ
ツジ2に搭載されたランプ3によって照明される。原稿
からの反射光は、第1キヤリツジ2に搭載された第1ミ
ラー4で反射され、更に、第1キヤリツジ2と同方向に
、第1キヤリツジ2の移動速度の半分の速度で駆動され
る第2キヤリツジ5に搭載された第2ミラー6及び第3
ミラー7で反射され、レンズ8を通って更に第4ミラー
9で反射されて感光体ドラム10に照射される。感光体
ドラム10は図示しないメインチャージャによりその表
面が均一に荷電さ九ており、この荷電面が−1−述の光
照射により、原稿画像に対応して露光され、これにより
、感光体ドラム10の表面に原稿画像対応の静電潜像が
形成される。
第1b図に、第1a図に示したレンズ8の駆動機構30
を示す。レンズ8はキャリッジ3】に固定されており、
このキャリッジ31に駆動ワイヤ11が固着されている
。駆動ワイヤ11は、プーリ12および13に張架され
ている。プーリ13には、引張コイルスプリング19で
ワイヤ11を引張る力が与えられており、これにより駆
動ワイヤ11にテンションがかけられている。プーリ1
2には従動歯車14が固着されており、この従動歯車1
4に駆動歯車15が噛合っている。駆動歯車15ば、ス
テップモータ16の回転軸に固着されている。
を示す。レンズ8はキャリッジ3】に固定されており、
このキャリッジ31に駆動ワイヤ11が固着されている
。駆動ワイヤ11は、プーリ12および13に張架され
ている。プーリ13には、引張コイルスプリング19で
ワイヤ11を引張る力が与えられており、これにより駆
動ワイヤ11にテンションがかけられている。プーリ1
2には従動歯車14が固着されており、この従動歯車1
4に駆動歯車15が噛合っている。駆動歯車15ば、ス
テップモータ16の回転軸に固着されている。
ステップモータ16が正回転すると駆動歯車15が時計
方向に回転し、従動歯車14およびそれと一体のプーリ
12が反時剖方向に回転して、キャリッジ31およびそ
れに搭載されたレンズ8が右方向(縮小方向)に移動す
る。ステップモータ16が逆回転するとレンズ8が左方
向(拡大方向)に移動する。
方向に回転し、従動歯車14およびそれと一体のプーリ
12が反時剖方向に回転して、キャリッジ31およびそ
れに搭載されたレンズ8が右方向(縮小方向)に移動す
る。ステップモータ16が逆回転するとレンズ8が左方
向(拡大方向)に移動する。
キャリッジ31には遮光板18が固着されており、レン
ズ8が倍率1 (ホー11ポジシヨン)の位置にあると
きの遮光板18の右端位置(第1b図に示す位W)に、
ホトセンサ(ホー1ポジシヨンセンサ)17が配置され
ている。レンズ8が拡大領域(第1b図で図示位置より
左側)にあるときには、ホトセンサ17は遮光板18で
光路が遮ぎられていないので、受光状態(オン:高レベ
ル11の出力)であり、レンズ8が縮小領域(第11)
図11− 2− で図示位置より右側)にあるときには、ホトセンサ17
は遮光板で光路が遮断されるので、遮光状態(オフ:低
レベルLの出力)である。この態様を第3a図および第
3b図に示す。
ズ8が倍率1 (ホー11ポジシヨン)の位置にあると
きの遮光板18の右端位置(第1b図に示す位W)に、
ホトセンサ(ホー1ポジシヨンセンサ)17が配置され
ている。レンズ8が拡大領域(第1b図で図示位置より
左側)にあるときには、ホトセンサ17は遮光板18で
光路が遮ぎられていないので、受光状態(オン:高レベ
ル11の出力)であり、レンズ8が縮小領域(第11)
図11− 2− で図示位置より右側)にあるときには、ホトセンサ17
は遮光板で光路が遮断されるので、遮光状態(オフ:低
レベルLの出力)である。この態様を第3a図および第
3b図に示す。
なお、レンズ8の移動範囲は制限されているので、レン
ズ8が縮小領域のいずれにあっても、遮光板18でホト
センサ17がオフとなり、縮小領域で遮光板18がホ1
〜センサ17を通過してしまってオンになることはない
。
ズ8が縮小領域のいずれにあっても、遮光板18でホト
センサ17がオフとなり、縮小領域で遮光板18がホ1
〜センサ17を通過してしまってオンになることはない
。
上記構成において、駆動歯車15と従動歯車14の噛み
合わせ、駆動ワイヤ11のテンシミン機構等により、レ
ンズ8の駆動方向を反転するとバックラッシュが発生す
る。
合わせ、駆動ワイヤ11のテンシミン機構等により、レ
ンズ8の駆動方向を反転するとバックラッシュが発生す
る。
第1c図に、本実施例における制御部の構成を示す。
制御部は、CPU20.そのアドレスバス、コン1〜ロ
ールバス、データバス等に接続され、固定データや制御
プログラムを記憶しているROM23゜複写データや各
種フラグを読み書きするRAM24゜操作部22とのイ
ンターフェース21.ホトセンサ17、ステップモータ
16その他複写機内の各人力27や各出力28とのイン
ターフェースをとる■/○インターフェース25等から
構成されている。26は、ステップモータドライバであ
る。
ールバス、データバス等に接続され、固定データや制御
プログラムを記憶しているROM23゜複写データや各
種フラグを読み書きするRAM24゜操作部22とのイ
ンターフェース21.ホトセンサ17、ステップモータ
16その他複写機内の各人力27や各出力28とのイン
ターフェースをとる■/○インターフェース25等から
構成されている。26は、ステップモータドライバであ
る。
本実施例で使用しているステップモータ16は、PM型
ステッピングモータであり、モータドライバ26は、定
電圧駆動方式のものである。
ステッピングモータであり、モータドライバ26は、定
電圧駆動方式のものである。
第2a図に、CPU20の主要制御動作を示し、第2b
図、第2c図および第2d図に、主要制御動作の中の数
種のサブルーチンの内容を示す。
図、第2c図および第2d図に、主要制御動作の中の数
種のサブルーチンの内容を示す。
まず第2a図を参照する。電源が投入される(ステップ
M1:以下カッコ内では、ステップやサブルーチンとい
う語を省略してそのNo、のみを記す)と、CPU20
は、出力ポートに待機時の信号レベルを出力し、内部レ
ジスタ、タイマ、カウンタ等を初期化する(M2)。そ
して、「バックラッシュ検出J (M3)でバックラッ
シュの検出と、レンズ8の基準位置(ホームポジシゴン
二倍率1の位置)設定を行なう。次に操作部22に複写
倍率が入力されるのを待ち、複写倍率が入力されるとそ
れを読込み、現在の倍率データをレジスタm1からm。
M1:以下カッコ内では、ステップやサブルーチンとい
う語を省略してそのNo、のみを記す)と、CPU20
は、出力ポートに待機時の信号レベルを出力し、内部レ
ジスタ、タイマ、カウンタ等を初期化する(M2)。そ
して、「バックラッシュ検出J (M3)でバックラッ
シュの検出と、レンズ8の基準位置(ホームポジシゴン
二倍率1の位置)設定を行なう。次に操作部22に複写
倍率が入力されるのを待ち、複写倍率が入力されるとそ
れを読込み、現在の倍率データをレジスタm1からm。
に移し、レジスタm1に今回入力された倍率データを書
込む(M4)。複写倍率を読込むと、それ(ml)を、
現在設定中の倍率(mo)と比較し、両者が合致すると
、レンズ8を駆動する必要がないのでまた倍率入力を待
つ(H5,M4)。
込む(M4)。複写倍率を読込むと、それ(ml)を、
現在設定中の倍率(mo)と比較し、両者が合致すると
、レンズ8を駆動する必要がないのでまた倍率入力を待
つ(H5,M4)。
入力された複写倍率(ml)が現在設定中の倍率(mo
)と相違すると、「駆動量Pd1の算出J (M6)で
、レンズ8を現在位置から入力複写倍率(ml)の位置
(目標位置)に駆動するに要する駆動量Pd1−1倍率
rn1の位置(基準位置からの付勢パルス数)倍率m。
)と相違すると、「駆動量Pd1の算出J (M6)で
、レンズ8を現在位置から入力複写倍率(ml)の位置
(目標位置)に駆動するに要する駆動量Pd1−1倍率
rn1の位置(基準位置からの付勢パルス数)倍率m。
の位置(基準位置からの付勢パルス数)を算出してレジ
スタPd1に書込み、次に「駆動方向の判定J (M7
)で、所要駆動方向を判定する。次に「駆動量の設定J
(M8)で、判定した所要駆動方向とレンズ8を現在
位置に駆動したときの駆動方向とを比較して、両方向が
相違する(反転駆動になる)ときには、所要駆動量Pd
、にバックラッシュ分の補正を加える。そして、所要駆
動方向にレンズ8を、補正した駆動量分駆動しくM9)
、この駆動方向をレジスタFdrjに書込む(MIO)
。これを終えるとまた「倍率入力読取J (M4)に戻
って、複写倍率が新たに操作部22に入力されるのを待
つ。
スタPd1に書込み、次に「駆動方向の判定J (M7
)で、所要駆動方向を判定する。次に「駆動量の設定J
(M8)で、判定した所要駆動方向とレンズ8を現在
位置に駆動したときの駆動方向とを比較して、両方向が
相違する(反転駆動になる)ときには、所要駆動量Pd
、にバックラッシュ分の補正を加える。そして、所要駆
動方向にレンズ8を、補正した駆動量分駆動しくM9)
、この駆動方向をレジスタFdrjに書込む(MIO)
。これを終えるとまた「倍率入力読取J (M4)に戻
って、複写倍率が新たに操作部22に入力されるのを待
つ。
「バックラッシュの検出J (M3)の内容を示す第2
b図を参照する。「バックラッシュの検出J (M3)
に進むとCP U 20は、まずホトセンサ17の検出
状態をチエツクしく1)、それがオン(高レベルH:レ
ンズ8が拡大領域にある)であると、オフ(レンズ8が
基準位置)になるまでステップモータ16を正回転駆動
する(22.23)。オフになると、レンズ8を所定量
Pr分駆動する正転付勢パルスをモタドライバ26に出
力して(24)、レジスタPLaを初期化する(25)
。次にホ1〜センサ17がオン(レンズ8が基準位置)
になるまでステップモータ16を逆回転駆動し駆動付勢
量をカウントアツプする(26〜28)。なお、ホトセ
ンサ17がオンになったときのカウントアツプ値(レジ
スタPLaの内容PLa)は、右方向のPrパルス分の
レンズ8の移動分を、反転駆動により左方向に駆動する
に要する付勢パルス数を示し、PLa−Prが、右駆動
か5 6 ら左駆動に反転したときのバックラッシュ(右/左反転
バックラッシュ量)を補償すべき付勢パルス数となる。
b図を参照する。「バックラッシュの検出J (M3)
に進むとCP U 20は、まずホトセンサ17の検出
状態をチエツクしく1)、それがオン(高レベルH:レ
ンズ8が拡大領域にある)であると、オフ(レンズ8が
基準位置)になるまでステップモータ16を正回転駆動
する(22.23)。オフになると、レンズ8を所定量
Pr分駆動する正転付勢パルスをモタドライバ26に出
力して(24)、レジスタPLaを初期化する(25)
。次にホ1〜センサ17がオン(レンズ8が基準位置)
になるまでステップモータ16を逆回転駆動し駆動付勢
量をカウントアツプする(26〜28)。なお、ホトセ
ンサ17がオンになったときのカウントアツプ値(レジ
スタPLaの内容PLa)は、右方向のPrパルス分の
レンズ8の移動分を、反転駆動により左方向に駆動する
に要する付勢パルス数を示し、PLa−Prが、右駆動
か5 6 ら左駆動に反転したときのバックラッシュ(右/左反転
バックラッシュ量)を補償すべき付勢パルス数となる。
ホトセンサ17がオンになるとCPU20は続けて、レ
ンズ8を所定量PL分駆動する逆転付勢パルスをモータ
ドライバ26に出力して(29)、レジスタPraを初
期化する(30)。次にホトセンサ17がオフ(レンズ
8が基準位置)になるまでステップモータ16を正回転
駆動し駆動付勢量をカウントアツプする(31〜33)
。そして、設定倍率(倍率1)をレジスタm1に書込み
、最後の駆動方向を示す情報(右駆動=1/左駆動=0
)をレジスタF dirに書込む(34)。なお、ホト
センサ17がオフになったときのカウントアツプ値(レ
ジスタPraの内容Pra)は、左方向のPLパルス分
のレンズ8の移動分を、反転駆動により右方向に駆動す
るに要する付勢パルス数を示し、Pra−Prが、左駆
動から右駆動に反転したときのバックラッシュ(左/右
反転バックラッシュ量)を補償すべき付勢パルス数とな
る。
ンズ8を所定量PL分駆動する逆転付勢パルスをモータ
ドライバ26に出力して(29)、レジスタPraを初
期化する(30)。次にホトセンサ17がオフ(レンズ
8が基準位置)になるまでステップモータ16を正回転
駆動し駆動付勢量をカウントアツプする(31〜33)
。そして、設定倍率(倍率1)をレジスタm1に書込み
、最後の駆動方向を示す情報(右駆動=1/左駆動=0
)をレジスタF dirに書込む(34)。なお、ホト
センサ17がオフになったときのカウントアツプ値(レ
ジスタPraの内容Pra)は、左方向のPLパルス分
のレンズ8の移動分を、反転駆動により右方向に駆動す
るに要する付勢パルス数を示し、Pra−Prが、左駆
動から右駆動に反転したときのバックラッシュ(左/右
反転バックラッシュ量)を補償すべき付勢パルス数とな
る。
以」二の制御動作により、レンズ8は第3a図に示すよ
うに、基準位置(倍率1)を中心に右/左にそれぞれ1
往復駆動され、基準位置に設定される。
うに、基準位置(倍率1)を中心に右/左にそれぞれ1
往復駆動され、基準位置に設定される。
「バックラッシュ検出J (M3)に進んだときに、ホ
トセンサ17がオフ(レンズ8が縮小領域にある)であ
ったときには、前述のステップ22〜34と同様にして
、ステップ2〜14で、第3b図に示すように、レンズ
8を基準位置を中心に左/右にそれぞれ1往復駆動して
、左方向のPLパルス分のレンズ8の移動分を、反転駆
動により右方向に駆動するに要する付勢パルス数Pra
、および、右方向のPrパルス分のレンズ8の移動分を
、反転駆動により左方向に駆動するに要する付勢パルス
数PLaを検出し、かつレンズ8を基準位置に設定する
。この場合には最後に、レジスタm1に設定した倍率(
倍率1)を書込み、レジスタFdjrに、左駆動を示す
0を書込む(14)。
トセンサ17がオフ(レンズ8が縮小領域にある)であ
ったときには、前述のステップ22〜34と同様にして
、ステップ2〜14で、第3b図に示すように、レンズ
8を基準位置を中心に左/右にそれぞれ1往復駆動して
、左方向のPLパルス分のレンズ8の移動分を、反転駆
動により右方向に駆動するに要する付勢パルス数Pra
、および、右方向のPrパルス分のレンズ8の移動分を
、反転駆動により左方向に駆動するに要する付勢パルス
数PLaを検出し、かつレンズ8を基準位置に設定する
。この場合には最後に、レジスタm1に設定した倍率(
倍率1)を書込み、レジスタFdjrに、左駆動を示す
0を書込む(14)。
上述の「バックラッシュ検出J (M3)は、装置電源
が投入された直後に1回行なわれ、その後装置電源がオ
フになるまで、再実行されることはない。
が投入された直後に1回行なわれ、その後装置電源がオ
フになるまで、再実行されることはない。
次に、「駆動方向の判定J (M7)の内容を示す第2
c図を参照する。ここではC,PU20は、現在の設定
倍率(レジスタmOの内容量。)を今回入力された指定
倍率(レジスタm1の内容rrz)と比較して(旧)、
後者が前者より大きいと、左方向駆動量を示す情報Oを
レジスタFdhに書込み(43)、そうでないと右方向
駆動量を示す情報1をレジスタFdhに書込む(42)
。
c図を参照する。ここではC,PU20は、現在の設定
倍率(レジスタmOの内容量。)を今回入力された指定
倍率(レジスタm1の内容rrz)と比較して(旧)、
後者が前者より大きいと、左方向駆動量を示す情報Oを
レジスタFdhに書込み(43)、そうでないと右方向
駆動量を示す情報1をレジスタFdhに書込む(42)
。
次に、「駆動量の設定J (M8)の内容を示す第2d
図を参照する。ここではCPU20は、今回求めた所要
駆動方向Fdh(レジスタFdhの内容)と、現在位置
に駆動(前回駆動)したときの駆動方向Fdir(レジ
スタFdjrの内容)を参照して(51,52゜55)
、両者共に右駆動(Fdh= Fdir = 1 )の
とき。
図を参照する。ここではCPU20は、今回求めた所要
駆動方向Fdh(レジスタFdhの内容)と、現在位置
に駆動(前回駆動)したときの駆動方向Fdir(レジ
スタFdjrの内容)を参照して(51,52゜55)
、両者共に右駆動(Fdh= Fdir = 1 )の
とき。
および両者共に左駆動(Fdh= Fdj、r= O)
のときには、バックラッシュを生じる問題がないので、
目標駆動量レジスタPdに、算出した要駆動量Pd、を
書込む(53,56)。前回の駆動方向が右(Fdir
=1)で今回の所要駆動方向が左(Fdh = O)の
ときには右/左反転駆動のバックラッシュを生ずるので
、これを補償するため、Pd =Pd+ +(PLa−
Pr)をレジスタPdに書込む(54)。前回の駆動方
向が左(Fdir = O)で今回の所要駆動方向が右
(Fdh=]、)のときには左/右反転駆動のバックラ
ッシュを生ずるので、これを補償するため、Pd=Pd
+ +(Pra−PL)をレジスタPdに書込む(57
)。
のときには、バックラッシュを生じる問題がないので、
目標駆動量レジスタPdに、算出した要駆動量Pd、を
書込む(53,56)。前回の駆動方向が右(Fdir
=1)で今回の所要駆動方向が左(Fdh = O)の
ときには右/左反転駆動のバックラッシュを生ずるので
、これを補償するため、Pd =Pd+ +(PLa−
Pr)をレジスタPdに書込む(54)。前回の駆動方
向が左(Fdir = O)で今回の所要駆動方向が右
(Fdh=]、)のときには左/右反転駆動のバックラ
ッシュを生ずるので、これを補償するため、Pd=Pd
+ +(Pra−PL)をレジスタPdに書込む(57
)。
この「駆動量の設定J (M8)の次に実行される「駆
動J(M9:第2a図)では、レジスタFdhのデータ
が示す方向〔1=右方向(モータは正転)10=左方向
(モータは逆転)〕に、レジスタPdのデータが示すパ
ルス分、モータ16を回転駆動する。次にレジスタF
dirにFdhのデータを書込む(旧0)ので、以上の
ようにレンズ8を駆動し終えた時には、レジスタF d
irに、この駆動方向を示す情報が書込まれていること
になる。
動J(M9:第2a図)では、レジスタFdhのデータ
が示す方向〔1=右方向(モータは正転)10=左方向
(モータは逆転)〕に、レジスタPdのデータが示すパ
ルス分、モータ16を回転駆動する。次にレジスタF
dirにFdhのデータを書込む(旧0)ので、以上の
ようにレンズ8を駆動し終えた時には、レジスタF d
irに、この駆動方向を示す情報が書込まれていること
になる。
以上の通り本発明では、負荷(8)を一方の方向に所定
量駆動し次いで逆方向に該所定量駆動してこれらの駆動
パルス数(PrとPLa)の偏差値(P L a−Pr
)、すなわちバックラッシュによる誤差値9− 2O− (PLa Pr)、を検出し、駆動方向が前回の駆動
方向と反転するときには、この偏差値(P L a −
Pr)で、目標位置に負荷(8)を駆動するに要する駆
動量パルス数(Pd1)を補正するので、パックラッシ
ャユによる誤差分を補正した駆動が行なわれる。したが
ってバックラッシュによる位置決めずれを生じない。
量駆動し次いで逆方向に該所定量駆動してこれらの駆動
パルス数(PrとPLa)の偏差値(P L a−Pr
)、すなわちバックラッシュによる誤差値9− 2O− (PLa Pr)、を検出し、駆動方向が前回の駆動
方向と反転するときには、この偏差値(P L a −
Pr)で、目標位置に負荷(8)を駆動するに要する駆
動量パルス数(Pd1)を補正するので、パックラッシ
ャユによる誤差分を補正した駆動が行なわれる。したが
ってバックラッシュによる位置決めずれを生じない。
このように目標位置が変更になったときに、基準位置に
負荷(8)を戻すことなく、現在位置から最短距離分負
荷(8)を駆動するので、目標位置変更から目標位置決
め終了までの時間が短い。
負荷(8)を戻すことなく、現在位置から最短距離分負
荷(8)を駆動するので、目標位置変更から目標位置決
め終了までの時間が短い。
偏差値(P L a Pr)、すなわちバックラッシ
ュによる誤差値(PLa Pr)、の検出に少々の時
間がかかるが、これは、隔時的に行なえばよく、目標位
置の指示に応答した装置の稼動中には実質上行なう必要
がないので、これが目標位置決め時間を格別に長くする
ことはない。
ュによる誤差値(PLa Pr)、の検出に少々の時
間がかかるが、これは、隔時的に行なえばよく、目標位
置の指示に応答した装置の稼動中には実質上行なう必要
がないので、これが目標位置決め時間を格別に長くする
ことはない。
【図面の簡単な説明】
第1a図は、本発明の一実施例の負荷である、複写機の
原稿走査系のレンズ8、の設置態様を示す縦断面図であ
る。 第1b図は、第1a図に示すレンズ8を駆動する機構を
示す平面図である。 第1c図は、第1b図に示す機構のステップモータ16
を回転駆動する電気回路の構成を示すブロック図である
。 第2a図は、第1c図に示すCPU20の主要制御動作
を示すフローチャートである。 第2b図は、第2a図に示す「バックラッシュ検出」な
るサブルーチンM3の内容を示すフローチャートである
。 第2c図は、第2a図に示す「駆動方向の判定」なるサ
ブルーチンM7の内容を示すフローチャートである。 第2d図は、第2a図に示す「駆動量の設定」なるサブ
ルーチンM8の内容を示すフローチャートである。 第3a図および第3b図は、第1b図に示すレンズ8の
位置と複写倍率およびホトセンサ17の検出状態との開
通を示すグラフである。 1:コンタクトガラス板 2:第1キャリッジ3:
照明灯 4:第1ミラ5:第2ミラー
6:第2ミラー7:第3ミラー
8:レンズ(負荷)9:第4ミラー
10:感光体ドラム11:駆動ワイヤ
12J3:プーリ14:従動歯車
15:駆動歯車16:ステップモータ 17:
ホトセンサ18:遮光体 19:引張
コイルスプリング20 : CPU(偏差値を検出する
手段、記憶手段、決定する手段、駆動制御手段) 26:モータドライバ
原稿走査系のレンズ8、の設置態様を示す縦断面図であ
る。 第1b図は、第1a図に示すレンズ8を駆動する機構を
示す平面図である。 第1c図は、第1b図に示す機構のステップモータ16
を回転駆動する電気回路の構成を示すブロック図である
。 第2a図は、第1c図に示すCPU20の主要制御動作
を示すフローチャートである。 第2b図は、第2a図に示す「バックラッシュ検出」な
るサブルーチンM3の内容を示すフローチャートである
。 第2c図は、第2a図に示す「駆動方向の判定」なるサ
ブルーチンM7の内容を示すフローチャートである。 第2d図は、第2a図に示す「駆動量の設定」なるサブ
ルーチンM8の内容を示すフローチャートである。 第3a図および第3b図は、第1b図に示すレンズ8の
位置と複写倍率およびホトセンサ17の検出状態との開
通を示すグラフである。 1:コンタクトガラス板 2:第1キャリッジ3:
照明灯 4:第1ミラ5:第2ミラー
6:第2ミラー7:第3ミラー
8:レンズ(負荷)9:第4ミラー
10:感光体ドラム11:駆動ワイヤ
12J3:プーリ14:従動歯車
15:駆動歯車16:ステップモータ 17:
ホトセンサ18:遮光体 19:引張
コイルスプリング20 : CPU(偏差値を検出する
手段、記憶手段、決定する手段、駆動制御手段) 26:モータドライバ
Claims (1)
- (1)負荷を双方向に駆動するステップモータ;前記負
荷を一方の方向に所定量駆動し次いで逆方向に該所定量
駆動してこれらの駆動パルス数の偏差値を検出する手段
; 負荷を駆動した方向を示す情報を記憶する記憶手段; 負荷の現在位置と目標位置より、負荷を目標位置に駆動
するための方向と駆動要パルス数を決定する手段;およ
び、 前記ステップモータを前記決定した方向に、決定した方
向が前記記憶手段に記憶している方向と一致するときに
は前記駆動要パルス数分、不一致のときには前記駆動要
パルス数を前記偏差値で補正したパルス数分、駆動する
駆動制御手段;を備える、ステップモータによる双方向
駆動装置(2)装置は更に、負荷が基準位置を横切ると
き信号変化を生ずる基準位置センサを備え、前記偏差値
を検出する手段は、装置電源の投入に応答して、ステッ
プモータを、負荷が前記基準位置を横切る方向に駆動し
、基準位置センサが信号変化を生じてから所定量駆動し
次いで逆方向に駆動して基準位置センサが信号変化を生
じたときに駆動を停止し、該所定量の駆動と逆方向の駆
動の駆動パルス数の偏差量を算出する、前記特許請求の
範囲第(1)項記載の、ステップモータによる双方向駆
動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33022689A JPH03195395A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ステップモータによる双方向駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33022689A JPH03195395A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ステップモータによる双方向駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03195395A true JPH03195395A (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=18230267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33022689A Pending JPH03195395A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | ステップモータによる双方向駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03195395A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012105504A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 分析装置 |
WO2016080094A1 (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-26 | 三菱電機株式会社 | 空気清浄機 |
CN112339826A (zh) * | 2019-08-08 | 2021-02-09 | 株式会社牧田 | 手推式搬运车 |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP33022689A patent/JPH03195395A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012105504A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 分析装置 |
JP2012159315A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Hitachi High-Technologies Corp | 分析装置 |
CN103339512A (zh) * | 2011-01-31 | 2013-10-02 | 株式会社日立高新技术 | 分析装置 |
EP2672272A1 (en) * | 2011-01-31 | 2013-12-11 | Hitachi High-Technologies Corporation | Analysis device |
US8802032B2 (en) | 2011-01-31 | 2014-08-12 | Hitachi High-Technologies Corporation | Analyzer |
EP2672272A4 (en) * | 2011-01-31 | 2014-12-03 | Hitachi High Tech Corp | ANALYSIS DEVICE |
WO2016080094A1 (ja) * | 2014-11-21 | 2016-05-26 | 三菱電機株式会社 | 空気清浄機 |
JPWO2016080094A1 (ja) * | 2014-11-21 | 2017-05-25 | 三菱電機株式会社 | 空気清浄機 |
CN107073375A (zh) * | 2014-11-21 | 2017-08-18 | 三菱电机株式会社 | 空气净化器 |
CN112339826A (zh) * | 2019-08-08 | 2021-02-09 | 株式会社牧田 | 手推式搬运车 |
US11878726B2 (en) | 2019-08-08 | 2024-01-23 | Makita Corporation | Handcart |
CN112339826B (zh) * | 2019-08-08 | 2024-07-12 | 株式会社牧田 | 手推式搬运车 |
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