JP2524170Y2 - 変倍複写機 - Google Patents

変倍複写機

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JP2524170Y2
JP2524170Y2 JP12542890U JP12542890U JP2524170Y2 JP 2524170 Y2 JP2524170 Y2 JP 2524170Y2 JP 12542890 U JP12542890 U JP 12542890U JP 12542890 U JP12542890 U JP 12542890U JP 2524170 Y2 JP2524170 Y2 JP 2524170Y2
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scanning
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走査キャリッジとレンズを共通のモータで
駆動する変倍複写機に関する。
〔従来の技術〕
複写機においては、原稿が載置されるプラテンガラス
の下に、原稿の面に沿って移動可能な走査キャリッジが
設けられている。この走査キャリッジには、原稿を照射
するための露光ランプや原稿からの反射光の光路を変更
するためのミラー等が取りつけられている。そして、露
光ランプから原稿に光を照射しながら走査キャリッジを
移動させ、原稿からの反射光をレンズにより感光体上に
収束されることにより感光体上に静電潜像を形成してい
る。この静電潜像は現像されてトナー像が形成され、こ
のトナー像が記録紙に転写されて原稿のコピーが得られ
る。
また、特に変倍複写機においては、複写倍率を変える
ためにレンズを移動させる必要がある。
従来の変倍複写機においては、走査キャリッジ移動用
のモータとレンズ移動用のモータとは独立に設けられて
いるが、近年製造コストを下げるために、共通のモータ
を使用して走査キャリッジとレンズを移動させることが
提案されている。
しかしながら、複写倍率を変えるためには、走査キャ
リッジとは独立にレンズを移動させる必要があるので、
モータからの回転力が選択的にレンズに供給されるよう
にする必要がある。そこで、この共通モータを使用した
変倍複写機においては、走査キャリッジへはモータの回
転を直接伝達するが、レンズへはクラッチを介して伝達
するようにしている。
上記の共通モータを使用した変倍複写機における変倍
動作について簡単に説明する。
変倍動作を行う場合には、まず、クラッチをオフとし
てモータを正回転させることにより、走査キャリッジを
走査方向に退避させる。このとき、レンズは移動しな
い。なお、このように走査キャリッジを退避させるの
は、これに続くレンズの移動の際に、レンズが拡大方向
に移動した場合、走査キャリッジがフレームに衝突しな
いようにするためである。次に、複写倍率を拡大方向に
変える場合には、クラッチをオンとしてモータを逆回転
させることにより、レンズは走査開始位置側に移動す
る。このとき、走査キャリッジも走査開始位置側に移動
するが、走査キャリッジは予め走査開始位置側とは反対
側に退避しているので、走査キャリッジがフレームに衝
突することはない。この後に、クラッチをオフとして走
査キャリッジを走査開始位置側まで戻す。
上述の動作により、レンズは指定した複写倍率に対応
する位置まで移動し、走査キャリッジは走査開始位置に
戻ることになり、原稿走査を開始することが可能とな
る。
ところが、上述した従来の共通モータを使用した変倍
複写機においては、レンズを拡大側に移動させる際に常
に十分な一定距離だけ、すなわち、レンズが最小複写倍
率の位置から最大複写倍率の位置まで移動した場合でも
走査キャリッジがフレームに衝突しない距離だけ予め退
避させている。この退避距離を移動するのに要する時間
のために、複写倍率を指定してから実際に原稿走査動作
が可能となるまでの時間が長くなり、複写作業の効率が
低下するという問題がある。
そこで、この問題を解決するために、走査キャリッジ
を移動させる前にレンズが拡大側にあるか或いは縮小側
にあるかを検出し、第7図に破線で示すように、たとえ
ば、64%〜99%の縮小側にあるときは第1の距離L1だけ
退避させ、101%〜129%の拡大側にあるときには第1の
距離L1より短い第2の距離L2だけ退避させることによ
り、複写機全体として見たときの退避時間を短縮するこ
とが提案されている。すなわち、レンズが拡大方向にあ
るときには、レンズが最大複写倍率129%位置まで移動
したとしても、移動距離は縮小方向にあるときよりも短
くなるので、レンズが拡大側にあるときには上述のよう
に退避距離を短くしても走査キャリッジが走査開始位置
側に設けられたフレーム等に衝突することはない。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の共通モータを使用した変倍複写
機においては、退避距離を二値的に制御しているため
に、たとえば、複写倍率が90%であっても最小複写倍率
の64%であっても走査キャリッジは一定距離L1だけ退避
する。すなわち、複写倍率100%に近い場合には、走査
キャリッジは必要以上に退避することになり、退避時間
を十分短縮することができないという問題があった。
本考案は、前記問題点を解決するために案出されたも
のであって、レンズの位置に応じて走査キャリッジに退
避距離を連続的に制御することにより退避に要する時間
を短縮することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の変倍複写機は、前記目的を達成するため、共
通のモータにより走査キャリッジ及びレンズの双方を駆
動する変倍複写機において、前記レンズの位置を記憶す
るメモリと、前記レンズの移動に先立ち前記メモリに記
憶されている前記レンズの位置と指定された複写倍率に
対応するレンズ位置の差に応じた距離だけ前記走査キャ
リッジを走査方向に退避させる制御手段とを設けたこと
を特徴とする。
〔作用〕
本考案においては、レンズの移動に先立って走査キャ
リッジが退避されるが、レンズの位置は予めメモリに記
憶されており、レンズの移動の際には現在のレンズの位
置と設定された複写倍率に対応するレンズの位置の差に
応じて走査キャリッジの退避距離が決定される。すなわ
ち、レンズが移動すべき距離が長い程、走査キャリッジ
の退避距離が長くされる。これにより、走査キャリッジ
は走査開始側のフレーム等に衝突しないだけの必要最小
限の距離だけ退避することになる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本考案の
特徴を具体的に説明する。
第1図は本考案の変倍複写機の原稿走行部の実施例を
示す概略平面図、第2図は同原稿走査部を感光体ととも
に模式的に示す概略断面図である。
原稿が載置されるプラテンガラス1の下方には、走査
キャリッジ2及びレンズ3が配置されている。走査キャ
リッジ2は、露光ランプ2a及び第1ミラー2bを取りつけ
た全速キャリッジ2cと、第2及び第3ミラー2d,2eを備
えた半速キャリッジ2fとから構成されている。走査キャ
リッジ2の両端には走査キャリッジ駆動ワイヤ4が連結
されており、この駆動ワイヤ4は、軸5に取りつけられ
た駆動プーリ6に巻き掛けられている。軸5の一端に
は、モータ7の駆動ギア8と噛合する従動ギア9が取り
つけられており、モータ7の正回転により走査キャリッ
ジ2が走査方向に、すなわち、第1図において左から右
に駆動ワイヤ4により引かれて移動する。なお、モータ
7は、たとえば、クロックパルスにより回転方向と回転
角度が制御されるパルスモータである。また、本明細書
においては、走査キャリッジ2が走査方向に移動すると
きのモータ7の回転を正回転と呼び、その逆を逆回転と
呼ぶものとする。
また、モータ7の駆動ギア8の回転は、ギア10,11,1
2,13を介し、更に図示しない傘歯ギア等の伝達方向変換
装置を介して駆動ギア14に伝達される。この駆動ギア14
に対しては、クラッチ用ギア15が離接可能に設けられて
いる。このクラッチ用ギア15は、揺動アーム(図示せ
ず)の遊端に枢着され、駆動ギア14から離れる方向にバ
ネ(図示せず)等で付勢されており、ソレノイド16が消
勢されているときは、図に示されるように、クラッチ用
ギア15は駆動ギア14から離れた状態にあるが、ソレノイ
ド16が付勢されると、ソレノイド16に連結されたリンク
機構(図示せず)により、クラッチ用ギア15が駆動ギア
14方向に押されてこれに噛合する。すなわち、駆動ギア
14,クラッチ用ギア15及びソレノイド16等でクラッチが
構成される。クラッチ用ギア15には、ギア17が噛合さ
れ、更にこのギア17にはレンズ駆動用プーリ18が取りつ
けられている。なお、ギア17の軸はクラッチ用ギア15を
支持する揺動アームの回動中心と一致している。
このレンズ駆動用プーリ18及び二つのアイドラプーリ
19,20を巡ってレンズ駆動ワイヤ21が巻き掛けられてお
り、レンズ駆動ワイヤ21にレンズ支持部材22の一端22a
が固定されている。このレンズ支持部材22にはレンズ3
が取りつけられており、また、レンズ支持部材22の他端
22bには、レンズ位置センサ駆動用のアクチュエータ23
が設けられている。
レンズ位置センサ24は、断面コ字状となっており、第
3図(a)に示すように、一方の脚部24aに発光素子24b
が設けられ、他方の脚部24cに受光素子24dが設けられて
いる。このレンズ位置センサ24は、複写倍率100%のレ
ンズ位置より僅かに縮小側、たとえば、複写倍率98%の
レンズ位置に対応した位置に配置されている。なお、10
0%位置と93%位置との距離は、たとえば、10mmであ
る。レンズ位置が93%より拡大方向にあるときは、第3
図(b)に示すように、アクチュエータ23の一部23aで
発光素子24bと受光素子24dとの間の光路が遮断され、レ
ンズ位置センサ24がオンとなる。また、同図(c)に示
すように、レンズ位置が93%より縮小方向にあるとき
は、光路は遮断されずレンズ位置センサ24はオフとな
る。
また、レンズ駆動用プーリ18に近接してミラー駆動用
カム25が設けられており、このミラー駆動用カム25の軸
に取りつけられたギア(図示せず)が、レンズ駆動用プ
ーリ18の軸に取りつけられたギア(図示せず)に噛合し
ている。ミラー駆動用カム25には、ミラー26が取りつけ
られたミラー保持部材27の一端に設けられたカムフォロ
ワ28が圧接する。ミラー保持部材27は、図示しない案内
部材により走査方向に平行に移動可能となっており、ミ
ラー駆動用カム25の回転により、ミラー26の位置が調整
される。
上述の各部材は、フレーム29に対して、固定的に或い
は摺動可能に或いは回転可能に適当な手段により取りつ
けられている。
プラテンガラス1上に載置された原稿は露光ランプ2a
により照射され、原稿からの反射光は、ミラー2b,2d,2
e,レンズ3,ミラー26を介してドラム状の感光体30上に収
束する。
第4図は、上述の変倍複写機の変倍動作等を制御する
ための制御回路のブロック図を示しており、前述したレ
ンズ位置センサ24の出力は操作パネル31の出力ととも
に、マイクロコンピュータ32に供給され、また、前述の
ソレノイド16及びモータ7は、それぞれクラッチ駆動回
路33及びモータ駆動回路34を介してマイクロコンピュー
タ32により制御される。モータ駆動回路34は、マイクロ
コンピュータ32からの指示に基づき、正回転方向或いは
逆回転方向のクロックパルスをモータ7に供給し、クロ
ックパルス毎にモータ7を一定角度づつ回転させる。更
に、マイクロコンピュータ32には変倍複写機全体の動作
を制御する複写機構制御装置35及び不揮発性メモリ36が
接続されている。
不揮発性メモリ36には、レンズ3の位置を示すレンズ
位置データが格納されており、たとえば、モータ7に対
して正回転方向のクロックパルスが供給される毎にレン
ズ位置データの値がインクリメントされ、逆回転方向の
クロックパルスが供給される毎に値がデクリメントされ
る。また、レンズ位置データの値は、レンズ3がレンズ
位置センサ24を横切ったときの出力により、レンズ位置
センサ24の位置に対応する値に設定される。なお、不揮
発性メモリに代えて電池でバックアップされた通常のメ
モリを使用してもよい。
次に、上述の変倍複写機の変倍動作について第5図の
フローチャートを参照して説明する。
複写機の電源が投入されると、まずレンズ位置の初期
化が行われ、レンズ3が基準複写倍率位置である複写倍
率100%の位置に移動される。このレンズ位置の初期化
は以下のようにして行われる。
まず、不揮発性メモリ36からレンズ位置データが読み
出され(ステップ101)、最大複写倍率129%に対応する
位置との差が求められる。たとえば、第6図に示すよう
にレンズ3が拡大方向のレンズ位置P1にある場合は差が
D1となり、縮小方向のレンズ位置P2にある場合は差がD2
となる。次に、この差から走査キャリッジ2の移動量す
なわち退避距離を求める(ステップ102)。レンズ3の
移動量が多い程走査キャリッジ2の移動量も多く、両者
は対応しているので、予めテーブルを作成しておき、こ
れを検索することにより退避距離を求めることができ
る。
次に、マイクロコンピュータ32からの指示に基づきモ
ータ7を先に求められた退避距離に対応する量だけ正回
転させる。モータ7の回転は、ギア8,9,軸5,駆動プーリ
6,駆動ワイヤ4を介して走査キャリッジ2に伝達され、
走査キャリッジ2は、前記退避距離だけ走査方向に移動
する(ステップ103)。このとき、クラッチはオフとな
っているので、レンズ3は移動しない。
前記退避距離は、第7図に実線で示すように、最小複
写倍率64%側から最大複写倍率129%側に向けて連続的
に減少する。したがって、退避に要する時間が長い縮小
側においても、基準複写倍率側では退避距離が短くな
り、全体として見たときの退避時間が短縮される。
次に、クラッチがオンとされ(ステップ104)、モー
タ7の正回転或いは逆回転によりレンズ3の移動が行わ
れ、レンズ位置センサ24の出力に基づきレンズ3が複写
倍率100%の基準複写倍率位置に移動される(ステップ1
05)。たとえば、レンズ3が第6図に位置P2で示すよう
に、縮小方向にある場合には、モータ7が逆回転されレ
ンズ3が拡大方向に移動される。このとき、同時にレン
ズ位置データが更新される。レンズ3がレンズ位置セン
サ24位置を通過すると、レンズ位置センサ24の出力がオ
フからオンに変わる。マイクロコンピュータ32は、レン
ズ位置センサ24の出力がオフからオンに変化したことを
検出すると、レンズ位置センサ24の位置と複写倍率100
%の基準複写倍率位置の距離分だけモータ7にクロック
パルスを供給する。また、レンズ3が位置P1で示すよう
に拡大方向にある場合には、一旦レンズ3が縮小方向に
移動され、レンズ位置センサ24位置を通過すると、今度
はレンズ3が拡大方向に移動され、再度レンズ位置セン
サ24位置を通過し、レンズ位置センサ24の出力がオフか
らオンに変化したことが検出されると、レンズ位置セン
サ24の位置と複写倍率100%の基準複写倍率位置の距離
分だけモータ7にクロックパルスが供給されレンズ3の
位置決めが行われる。また、レンズ3がレンズ位置セン
サ24位置を拡大側に向かって通過したとき、不揮発メモ
リ36内のレンズ位置データの値が、レンズ位置センサ24
位置に対応した値にリセットされる。
なお、このレンズ3の移動に先立って走査キャリッジ
2は、前述したようにレンズ3の位置に応じて走査方向
に必要最小限の距離だけ退避されているので、レンズ3
が拡大方向に移動した場合でも、走査キャリッジ2が走
査開始側のフレーム29に衝突することはない。その後、
クラッチがオフされ(ステップ106)、走査キャリッジ
2は走査開始位置へ移動する(ステップ107)。
上述の動作により、レンズ位置の初期化が終了する。
次に、操作パネル31から複写倍率が指定されると(ス
テップ108)、レンズ位置の初期化の場合と同様に、不
揮発性メモリ36からレンズ位置データが読み出され(ス
テップ109)、最大複写倍率129%に対応する位置との差
から退避距離が求められる(ステップ110)。次に、走
査キャリッジ2をこの退避距離だけ退避させる(ステッ
プ111)。このとき、クラッチはオフとなっているの
で、レンズ3は移動しない。
次に、クラッチをオンとし(ステップ112)、操作パ
ネル31から指定された複写倍率に応じて、レンズ位置デ
ータを更新しながらレンズ3の位置を移動させる(ステ
ップ113)。すなわち、指定された複写倍率及び現在の
複写倍率の差に応じて所定回転方向の所定個数のクロッ
クパルスをモータ7に供給し、指定された複写倍率に対
応する位置までレンズ3を移動させる。モータ7を回転
させることにより、モータ7の回転が各ギア8,10,11,1
2,13,14,15,17等を介してレンズ駆動用プーリ18に伝達
され、レンズ駆動用プーリ18に巻かれた駆動ワイヤ21に
よりレンズ保持部材22が走査方向或いは逆走査方向に移
動する。なお、レンズ保持部材22は、走査方向と直交す
る方向にも移動する。このレンズ3の移動方向は、現在
のレンズ位置と指定された複写倍率に対応するレンズ位
置との関係によって決定され、たとえば、現在の複写倍
率よりも指定された複写倍率が大きい場合には、拡大方
向すなわち走査開始位置方向に移動し、逆の場合には、
縮小方向すなわち走査開始位置から離れる方向に移動す
る。
レンズ3の移動が終了すると、クラッチがオフされる
(ステップ114)とともに、モータ7が逆回転され、走
査キャリッジ2が走査開始位置に戻る(ステップ11
5)。
上述の動作により、指定された倍率で複写を行う準備
が終了する。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案においては、レンズの位
置を記憶させておき、このレンズの位置に応じた最小必
要限の距離だけ走査キャリッジを退避させるようにした
ので、無駄な退避時間が無くなり、退避時間を十分短縮
することができる。したがって、複写機全体で見たとき
の複写効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の変倍複写機の原稿走査部の実施例を示
す概略平面図、第2図は同原稿走査部を感光体とともに
模式的に示す概略断面図、第3図(a)はレンズ位置セ
ンサ部分の平面図、同図(b)はレンズが拡大方向にあ
るときのレンズ位置センサ部分の側面図、同図(c)は
レンズが縮小方向にあるときのレンズ位置センサ部分の
側面図、第4図は変倍複写機の動作を制御する回路例を
示すブロック図、第5図は第1図に示す変倍複写機にお
けるレンズ位置の制御動作を説明するためのフローチャ
ート、第6図はレンズ位置初期化の処理を示す説明図、
第7図はレンズ位置と走査キャリッジの退避距離との関
係を示すグラフである。 1:プラテンガラス、2:走査キャリッジ 2a:露光ランプ、2b:ミラー 2c:全速キャリッジ、2d,2e:ミラー 2f:半速キャリッジ、3:レンズ 4:走査キャリッジ駆動ワイヤ 5:軸、6:駆動プーリ 7:モータ、8,9,10〜13:ギア 14:駆動ギア、15:クラッチ用ギア 16:ソレノイド、17:ギア 18:レンズ駆動用プーリ 19,20:アイドラプーリ、21:レンズ駆動ワイヤ 22:レンズ支持部材、23:アクチュエータ 23a:一部、24:レンズ位置センサ 24a,24c:脚部、24b:発光素子 24d:受光素子、25:ミラー駆動用カム 26:ミラー、27:ミラー保持部材 28:カムフォロワ、29:フレーム 30:感光体、31:操作パネル 32:マイクロコンピュータ 33:クラッチ駆動回路、34:モータ駆動回路 35:複写機構制御装置、36:不揮発性メモリ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】共通のモータにより走査キャリッジ及びレ
    ンズの双方を駆動する変倍複写機において、前記レンズ
    の位置を記憶するメモリと、前記レンズの移動に先立ち
    前記メモリに記憶されている前記レンズの位置と指定さ
    れた複写倍率に対応するレンズ位置の差に応じた距離だ
    け前記走査キャリッジを走査方向に退避させる制御手段
    とを設けたことを特徴とする変倍複写機。
JP12542890U 1990-11-27 1990-11-27 変倍複写機 Expired - Lifetime JP2524170Y2 (ja)

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