JPH03193945A - ポリエステルフィラメント複合糸の製造方法 - Google Patents
ポリエステルフィラメント複合糸の製造方法Info
- Publication number
- JPH03193945A JPH03193945A JP33114089A JP33114089A JPH03193945A JP H03193945 A JPH03193945 A JP H03193945A JP 33114089 A JP33114089 A JP 33114089A JP 33114089 A JP33114089 A JP 33114089A JP H03193945 A JPH03193945 A JP H03193945A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- heat treatment
- polyester
- undrawn
- boiling water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 title claims abstract description 33
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 5
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 56
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 22
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims abstract description 21
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 21
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
- 238000002425 crystallisation Methods 0.000 claims description 9
- 230000008025 crystallization Effects 0.000 claims description 9
- 239000004744 fabric Substances 0.000 abstract description 22
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 15
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 10
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 238000009987 spinning Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000001153 anti-wrinkle effect Effects 0.000 description 3
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 239000013505 freshwater Substances 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 3
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 3
- 244000144730 Amygdalus persica Species 0.000 description 2
- 244000247747 Coptis groenlandica Species 0.000 description 2
- 235000002991 Coptis groenlandica Nutrition 0.000 description 2
- -1 Polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 235000006040 Prunus persica var persica Nutrition 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 2
- VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N tetrachloromethane Chemical compound ClC(Cl)(Cl)Cl VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 238000009998 heat setting Methods 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 239000002932 luster Substances 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 230000001953 sensory effect Effects 0.000 description 1
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、布帛にした時極めて皺がつき器いポリエステ
ルフィラメント複合糸の風合改良に関するものである。
ルフィラメント複合糸の風合改良に関するものである。
[従来技術とその問題点]
本発明者らは、先に特願昭61−30946号(特開昭
62−191526号)において、布帛にした時皺がつ
き難いポリエステルフィラメント複合糸を提案した。
62−191526号)において、布帛にした時皺がつ
き難いポリエステルフィラメント複合糸を提案した。
その要旨とする所は、引張ればするする伸び殆んど弾性
回復しない高伸度・低団性であるような未延伸糸を実質
的に延伸することなく熱処理することにより、高度に結
晶(ヒさせ、他方その沸水収縮率や熱応力(160℃に
於ける)は低い水準に維持したポリエステル末延伸(熱
処理)糸(A′)と、低伸度・高靭性で伸び難く、他方
沸水収縮率や熱応力(160℃に於ける)は高い水準に
あるポリエステル延伸糸(B′)とを合糸した複合糸を
織物にすると、従来のポリエステル繊維やその複合糸と
は異なり、高度の改善された防皺性を有することを見出
したものである。
回復しない高伸度・低団性であるような未延伸糸を実質
的に延伸することなく熱処理することにより、高度に結
晶(ヒさせ、他方その沸水収縮率や熱応力(160℃に
於ける)は低い水準に維持したポリエステル末延伸(熱
処理)糸(A′)と、低伸度・高靭性で伸び難く、他方
沸水収縮率や熱応力(160℃に於ける)は高い水準に
あるポリエステル延伸糸(B′)とを合糸した複合糸を
織物にすると、従来のポリエステル繊維やその複合糸と
は異なり、高度の改善された防皺性を有することを見出
したものである。
その上、このポリエステル複合糸からは、従来のポリエ
ステル複合系や生糸(シルク)では得ることの出来なか
った、嵩高性に優れた織物が得られ、天然素材を越えた
新合繊素材として好評を博している。
ステル複合系や生糸(シルク)では得ることの出来なか
った、嵩高性に優れた織物が得られ、天然素材を越えた
新合繊素材として好評を博している。
ところが、昨今のファッションの流行はピーチスキンに
代表される超ソフトな風合を求めるように変1ヒしつつ
あり、したがって前記ポリエステル複合糸も防皺性、嵩
高性の特性に加えて、更に超ソフトな風合にモディファ
イしたものも必要となってきた。
代表される超ソフトな風合を求めるように変1ヒしつつ
あり、したがって前記ポリエステル複合糸も防皺性、嵩
高性の特性に加えて、更に超ソフトな風合にモディファ
イしたものも必要となってきた。
[発明の目的]
本発明は、前記のポリエステル複合糸の有する優れた防
皺性と嵩高性とを維持しつつ、この複合糸を超ソフトな
風合にモディファイする為のポリエステル複合糸の製造
方法を提供することにある。
皺性と嵩高性とを維持しつつ、この複合糸を超ソフトな
風合にモディファイする為のポリエステル複合糸の製造
方法を提供することにある。
[発明の構成]
本発明者らは、上記目的を達成せんとした鋭意研究した
結果、未延伸糸の熱処理に関して前掲の先願が推奨して
いる130℃以上の熱処理に代えて、130℃を境とし
た、特定の連続二段熱処理(特に二段目はマイルドな熱
処理)を採用するとき、得られる複合糸は、依然として
防皺性、嵩高性の特性を維持しつつ、極めてソフトな感
触を呈することを究明した。
結果、未延伸糸の熱処理に関して前掲の先願が推奨して
いる130℃以上の熱処理に代えて、130℃を境とし
た、特定の連続二段熱処理(特に二段目はマイルドな熱
処理)を採用するとき、得られる複合糸は、依然として
防皺性、嵩高性の特性を維持しつつ、極めてソフトな感
触を呈することを究明した。
かくして、本発明によれば切断伸度が80%以上、沸水
収縮率が17%以上のポリエステル未延伸糸を実質的に
延伸することなく、熱処理結晶化して得た沸水収縮率が
5%以下、熱応力(160℃に於ける)が40■/de
以下のポリエステル未延伸糸(A>と伸度が40%以下
、沸水収縮率が5%以上、熱応力(160℃に於ける)
が100■/de以上のポリエステル未延伸糸(B)と
を合わせて複合糸を得るに際し、前記未延伸糸(A)の
該熱処理結晶化を二段熱処理方式で行い、その際 (a)一段目の熱処理を130℃未満で、0.05〜0
,4秒間、 (b)二段目の熱処理を一段目の熱処理温度よりも少く
とも3℃以上高く且っ130 ℃以上の温度で0.02
〜0.09秒間 の条件下に行うことを特徴とするポリエステル複合糸の
製造方法が提供される。
収縮率が17%以上のポリエステル未延伸糸を実質的に
延伸することなく、熱処理結晶化して得た沸水収縮率が
5%以下、熱応力(160℃に於ける)が40■/de
以下のポリエステル未延伸糸(A>と伸度が40%以下
、沸水収縮率が5%以上、熱応力(160℃に於ける)
が100■/de以上のポリエステル未延伸糸(B)と
を合わせて複合糸を得るに際し、前記未延伸糸(A)の
該熱処理結晶化を二段熱処理方式で行い、その際 (a)一段目の熱処理を130℃未満で、0.05〜0
,4秒間、 (b)二段目の熱処理を一段目の熱処理温度よりも少く
とも3℃以上高く且っ130 ℃以上の温度で0.02
〜0.09秒間 の条件下に行うことを特徴とするポリエステル複合糸の
製造方法が提供される。
本発明における物性は、以下の定義に従う。
(a)伸度(El)
低速沖長引張試験機とこれに連動した記録装置を用いて
測定する。
測定する。
試料の試長を10aIllとし、初荷重をデニール当り
1/30g掛けた状態で両端をエアチャックで把持固定
する。測定条件は引張速度200%/iin、記録紙の
送り速度10[有]/’ II i nで行う、破断伸
度は最大応力点で表わし、測定回数は5回行い、その平
均値を求める。
1/30g掛けた状態で両端をエアチャックで把持固定
する。測定条件は引張速度200%/iin、記録紙の
送り速度10[有]/’ II i nで行う、破断伸
度は最大応力点で表わし、測定回数は5回行い、その平
均値を求める。
(B)沸水収縮率(BWS)
試料を検尺機(1周1.125m)にて10回転し認を
作製する0次に、デニール当り1/30の軽荷重を掛け
て総の長さを測定する。次に軽荷重を外し、収縮が妨げ
られない様にガーゼに包み、更に金網カゴに入れて湧水
中に30分間浸せきさせた後、取り出して布で水分を切
り自然乾燥し、再び軽荷重を総に掛けて長さを測る。測
定はn=5で行い、その平均値を次の式で求め沸水収縮
率を表わす。
作製する0次に、デニール当り1/30の軽荷重を掛け
て総の長さを測定する。次に軽荷重を外し、収縮が妨げ
られない様にガーゼに包み、更に金網カゴに入れて湧水
中に30分間浸せきさせた後、取り出して布で水分を切
り自然乾燥し、再び軽荷重を総に掛けて長さを測る。測
定はn=5で行い、その平均値を次の式で求め沸水収縮
率を表わす。
沸水収縮率(BWS)=
(C)熱応力(TS) (160℃に於ける)熱応力
測定器と、これに連動した記録装置を用いて測定する。
測定器と、これに連動した記録装置を用いて測定する。
試料をサンプリング治具を用いて5■の輪を作る0次に
熱応力測定器と記録装置を20〜300℃、応力0〜2
0gの範囲が測定可能な状態に準備し、先にサンプリン
グした試料5C111の輪を熱応力測定器の上部、下部
のフックに掛けてデニール当り1/30の軽荷重を掛け
た後熱応力の測定に入る。昇温速度は300℃/712
0秒で行う。300℃に昇温した時点で測定を完了する
。測定は3回行う、熱応力(160℃)では、160″
Cの点の応力■を読取る。
熱応力測定器と記録装置を20〜300℃、応力0〜2
0gの範囲が測定可能な状態に準備し、先にサンプリン
グした試料5C111の輪を熱応力測定器の上部、下部
のフックに掛けてデニール当り1/30の軽荷重を掛け
た後熱応力の測定に入る。昇温速度は300℃/712
0秒で行う。300℃に昇温した時点で測定を完了する
。測定は3回行う、熱応力(160℃)では、160″
Cの点の応力■を読取る。
f(1)結晶化度(χρ)
n−へブタンと四塩化炭素とで調整した密度勾配管を用
いて繊維の密度d(、g/−1)を測定し、次式により
計算して求めた。
いて繊維の密度d(、g/−1)を測定し、次式により
計算して求めた。
ここでd k=1.470 t/cJ、 d a=1.
331 t/aJ。
331 t/aJ。
(e)皺回復
先願の特願昭61−30946号に記載した方法により
測定した。即ち、布帛を筒状にして、これに重錘を乗せ
、3時間放置後、重錘を除き、30分間放置した時の皺
の程度を目視でランク付けしな、皺の残らないものが5
級、逆に皺がシャープに残るものを1級とし、5段階評
価した。
測定した。即ち、布帛を筒状にして、これに重錘を乗せ
、3時間放置後、重錘を除き、30分間放置した時の皺
の程度を目視でランク付けしな、皺の残らないものが5
級、逆に皺がシャープに残るものを1級とし、5段階評
価した。
(f)布帛の柔軟性
J I S L1096ノ6、20.3. C法(剛
軟度ループ圧縮法)により測定した曲げ硬さ(BS)を
評価した。
軟度ループ圧縮法)により測定した曲げ硬さ(BS)を
評価した。
(Q)布帛の表面タッチのソフト感
手触りで官能評価し、ランク付けした。
本発明を具体的な例を用いて更に詳しく説明する。第1
図は、本発明の一実施態様を示す工程図である。
図は、本発明の一実施態様を示す工程図である。
ポリエステル未延伸糸1は、糸のたるみがない程度に張
力を調節されて130℃未満に加熱された加熱ローラ3
に導かれ、該加熱ローラ上で0.05〜0.4秒間熱処
理化され、更に該加熱ローラ3よりも少くとも3℃高く
且つ130℃以上に加熱された。
力を調節されて130℃未満に加熱された加熱ローラ3
に導かれ、該加熱ローラ上で0.05〜0.4秒間熱処
理化され、更に該加熱ローラ3よりも少くとも3℃高く
且つ130℃以上に加熱された。
ヒーター4で0.02〜0.09秒間熱処理されて、結
晶化度(χρ)が20%以上、沸水収縮率(BWS)が
5%以下、好ましくは3%以下、熱応力(TS)が40
q/de以下、好ましくは20reg/de以下(16
0℃に於ける)のポリエステル未延伸糸(A)とされる
。
晶化度(χρ)が20%以上、沸水収縮率(BWS)が
5%以下、好ましくは3%以下、熱応力(TS)が40
q/de以下、好ましくは20reg/de以下(16
0℃に於ける)のポリエステル未延伸糸(A)とされる
。
他方、延伸糸2は、伸度が40%以下、沸水収縮率(B
WS)が5%以上、熱応力(TS)が100 a(/d
e以上(160℃に於ける)のポリエステル延伸糸(B
)を用い、前記の2段階の熱処理結晶化を受けたポリエ
ステル未延伸糸(A)と金糸複合され、引取ローラ5を
経て巻取られる。
WS)が5%以上、熱応力(TS)が100 a(/d
e以上(160℃に於ける)のポリエステル延伸糸(B
)を用い、前記の2段階の熱処理結晶化を受けたポリエ
ステル未延伸糸(A)と金糸複合され、引取ローラ5を
経て巻取られる。
ここで、未延伸系1としては、切断伸度([[)が80
%以上、好ましくは100%以上で沸水収縮率(BWS
)が17%以上、好ましくは25%以上の不安定な構造
の糸が用いられる。そして、このような未延伸糸は、紡
糸速度2000〜4300m/flinで紡糸すること
によって得られる。
%以上、好ましくは100%以上で沸水収縮率(BWS
)が17%以上、好ましくは25%以上の不安定な構造
の糸が用いられる。そして、このような未延伸糸は、紡
糸速度2000〜4300m/flinで紡糸すること
によって得られる。
2000m/l1in未満で紡糸した未延伸糸では、熱
処理した際に表面が溶けて融着する恐れがあり、一方4
300m / Dinを越えて紡糸した未延伸糸では伸
度が低く、沸水収縮率も低い安定な構造の糸となり、本
発明に用いる原糸としては適さない。
処理した際に表面が溶けて融着する恐れがあり、一方4
300m / Dinを越えて紡糸した未延伸糸では伸
度が低く、沸水収縮率も低い安定な構造の糸となり、本
発明に用いる原糸としては適さない。
他方、延伸糸(B)は、4000m / l1tn以下
の紡糸速度で紡糸したポリエステル未延伸糸を、延伸温
度や延伸倍率等を調節して延伸して得られる。
の紡糸速度で紡糸したポリエステル未延伸糸を、延伸温
度や延伸倍率等を調節して延伸して得られる。
特に、高沸水収縮を望む場合は、延伸後熱セットしない
か、ポリエステルポリマーを変成する(例えば、第3成
分を共重合)方法をとればよい。
か、ポリエステルポリマーを変成する(例えば、第3成
分を共重合)方法をとればよい。
本発明において、最も重要なことは、未延伸糸の熱収縮
条件であり、前記(a)及び(b)の条件が満足された
とき、はじめて所望の複合糸が得られる。先ず、加熱ロ
ーラ3の温度は130℃未満とするが未延伸系の結晶化
を起す必要性から、その下限は95℃以上、好ましくは
105℃以上の温度が好ましい、他方上限温度が130
℃以上となると結晶化が促進されすぎ、織物風合の超ソ
フトさが損なわれる傾向がある。この意味では、上限の
温度は130℃未満、好ましくは125℃未満の温度が
好ましい、そして、その際の熱処理時間は0.05〜0
.4秒の範囲にあることが必要である。
条件であり、前記(a)及び(b)の条件が満足された
とき、はじめて所望の複合糸が得られる。先ず、加熱ロ
ーラ3の温度は130℃未満とするが未延伸系の結晶化
を起す必要性から、その下限は95℃以上、好ましくは
105℃以上の温度が好ましい、他方上限温度が130
℃以上となると結晶化が促進されすぎ、織物風合の超ソ
フトさが損なわれる傾向がある。この意味では、上限の
温度は130℃未満、好ましくは125℃未満の温度が
好ましい、そして、その際の熱処理時間は0.05〜0
.4秒の範囲にあることが必要である。
一段目の熱処理の時間が、0.05秒未満では、未延伸
糸の結晶化促進および潜水収縮率低下が不十分であり、
これに伴い二段目の熱処理時間が0.1秒以上必要とな
り、超ソフトな織物が得られなくなる。逆に一段目の熱
処理を0.4秒を越えて長くしても、130℃未満の温
度では、もはや糸構造の変化は、微々たるもので、実用
上、全く意味がなく、むしろ糸の処理速度が低下し不利
となる。
糸の結晶化促進および潜水収縮率低下が不十分であり、
これに伴い二段目の熱処理時間が0.1秒以上必要とな
り、超ソフトな織物が得られなくなる。逆に一段目の熱
処理を0.4秒を越えて長くしても、130℃未満の温
度では、もはや糸構造の変化は、微々たるもので、実用
上、全く意味がなく、むしろ糸の処理速度が低下し不利
となる。
二段目の熱処理の時間が、0,02秒未満では、段目の
熱処理を施した未延伸糸の結晶化を更に促進させたり、
清水収縮率を低下させたりするだけの効果かない。他方
、必要な結晶化の促進と清水収縮率の低下は0.09秒
以内に十分達成できるので、0.09秒を越えて熱処理
することは、糸の処理速度が低くなり、不利であり、ま
た過剰すぎると、多少風合が硬くなる傾向がある。
熱処理を施した未延伸糸の結晶化を更に促進させたり、
清水収縮率を低下させたりするだけの効果かない。他方
、必要な結晶化の促進と清水収縮率の低下は0.09秒
以内に十分達成できるので、0.09秒を越えて熱処理
することは、糸の処理速度が低くなり、不利であり、ま
た過剰すぎると、多少風合が硬くなる傾向がある。
尚、本例においては、加熱ローラを例示したが、その他
プレートヒーターやスリットヒーターでもよい、ただ、
加熱ローラを用いる方が設備が単純な形となり、作業の
操作性もよくなる。
プレートヒーターやスリットヒーターでもよい、ただ、
加熱ローラを用いる方が設備が単純な形となり、作業の
操作性もよくなる。
次いで二段目の熱処理においては、ヒーター4にはスリ
ットヒーター或いはプレートヒーターが用いられ、その
温度は第1段の熱処理温度よりも少くとも3℃高く、好
ましくは5℃高く、且つ130℃以上として未延伸糸の
結晶化を更に促進すると共に清水収縮率を低下させる。
ットヒーター或いはプレートヒーターが用いられ、その
温度は第1段の熱処理温度よりも少くとも3℃高く、好
ましくは5℃高く、且つ130℃以上として未延伸糸の
結晶化を更に促進すると共に清水収縮率を低下させる。
好ましいヒーター温度はスリットヒーターでは160〜
240℃。
240℃。
プレートヒーターでは145〜200℃であり、それ以
上の融点近傍の熱を受けると糸が硬化してしまう。
上の融点近傍の熱を受けると糸が硬化してしまう。
また、未延伸糸(A)と延伸糸(B)とを複合するに当
って、そのまま合糸するだけでもよいが、高圧空気のノ
ズル6を用いて混繊交絡して複合する方が後工程の取板
い性の面から望ましい、また空気ノズルで複合する場合
は引取ローラ5を段付ローラとして糸を加熱しながら処
理する方式が有利である。
って、そのまま合糸するだけでもよいが、高圧空気のノ
ズル6を用いて混繊交絡して複合する方が後工程の取板
い性の面から望ましい、また空気ノズルで複合する場合
は引取ローラ5を段付ローラとして糸を加熱しながら処
理する方式が有利である。
空気ノズルの空気の噴射方法としては、糸に直角にあて
る方法や糸の進行方向に沿ってあてる方法が適用でき、
前者の場合には比教的ストレートな糸形態となり、後者
の場合には、微細なループ、たるみも付与することがで
き多少スパン感覚の糸形態となるが、いずれの場合も糸
のオーバーフィード率は高々10%までに維持すること
が必要で、それを越えるオーバーフィード率では布帛の
皺回復性が悪くなってしまう。
る方法や糸の進行方向に沿ってあてる方法が適用でき、
前者の場合には比教的ストレートな糸形態となり、後者
の場合には、微細なループ、たるみも付与することがで
き多少スパン感覚の糸形態となるが、いずれの場合も糸
のオーバーフィード率は高々10%までに維持すること
が必要で、それを越えるオーバーフィード率では布帛の
皺回復性が悪くなってしまう。
尚、空気圧は糸に付与する交絡数や混繊性とのの関係で
1〜5 kg / aAの間で調節すればよい。
1〜5 kg / aAの間で調節すればよい。
[実施例]
ポリエチレンテレフタレート未延伸糸(紡糸速度290
0m/lin 、デニール50de、 7 イラメント
数24木、伸度120%、沸水収縮率40%、結晶化度
8.3%、ブライト光沢、三角断面糸)を用いて、図に
示した工程で熱処理を施した。ホットローラで一段目の
熱処理を行い、二段目の熱処理はスリットヒーターで2
%弛緩しながら表に示した条件で処理し、熱処理未延伸
糸(A>とした。
0m/lin 、デニール50de、 7 イラメント
数24木、伸度120%、沸水収縮率40%、結晶化度
8.3%、ブライト光沢、三角断面糸)を用いて、図に
示した工程で熱処理を施した。ホットローラで一段目の
熱処理を行い、二段目の熱処理はスリットヒーターで2
%弛緩しながら表に示した条件で処理し、熱処理未延伸
糸(A>とした。
他方、延伸糸(B)には、ポリエチレンテレフタレート
を1500m / l1inの速度で紡糸した後、85
℃の加熱ローラを用いて、延伸倍率3倍で延伸して得た
、フィラメントデニール3de、フィラメント数12本
、伸度35%、沸水収縮率14%、熱応力(160℃に
於ける) 300 tw/ de、ブライト光沢。
を1500m / l1inの速度で紡糸した後、85
℃の加熱ローラを用いて、延伸倍率3倍で延伸して得た
、フィラメントデニール3de、フィラメント数12本
、伸度35%、沸水収縮率14%、熱応力(160℃に
於ける) 300 tw/ de、ブライト光沢。
丸断面のマルチフィラメント糸を用いて、両糸(A)、
(B)を引取ローラ上で合糸し、空気インターレースノ
ズルを用いて、オーバーフィード率0.5%、空気圧1
.0kg/−の条件で複合して巻取った。
(B)を引取ローラ上で合糸し、空気インターレースノ
ズルを用いて、オーバーフィード率0.5%、空気圧1
.0kg/−の条件で複合して巻取った。
尚、熱処理結晶化した未延伸糸(A)の糸特性は、表に
示した通りであった。
示した通りであった。
次いで、得られた複合糸(81デニール、36フイラメ
ント)を用いて、S撚350 T/Mの追撚を施し、平
組織で、密度を経糸114本/インチ、緯糸90本/イ
ンチの生機を得た。この生機を100℃で30分間かけ
てリラックスし、180℃で45秒間かけて皺を伸ばす
程度の弱い引張率でプレセットした後、130℃で45
分ミニ色して、最後に160℃で45秒間、緊張しない
程度に引張して熱セットして仕上げた。
ント)を用いて、S撚350 T/Mの追撚を施し、平
組織で、密度を経糸114本/インチ、緯糸90本/イ
ンチの生機を得た。この生機を100℃で30分間かけ
てリラックスし、180℃で45秒間かけて皺を伸ばす
程度の弱い引張率でプレセットした後、130℃で45
分ミニ色して、最後に160℃で45秒間、緊張しない
程度に引張して熱セットして仕上げた。
得られた織物の特性は表の通りであった。
比較例1は二段目の熱処理を施していないので、熱処理
後も未延伸糸(A>の湛水収縮率(B14S)が高く、
結晶化度(χρ)も低いので一複金糸にして得られた織
物は、皺回復が悪く、風合も硬い。
後も未延伸糸(A>の湛水収縮率(B14S)が高く、
結晶化度(χρ)も低いので一複金糸にして得られた織
物は、皺回復が悪く、風合も硬い。
比較例2と実施例1,2.3は、一段目の熱処理時間を
変えたもので、二段目の熱処理は必要な温度と時間を与
えている。これらの実験結果から見ると、一段目の熱処
理時間は、0.05秒以上必要で実施例1ではB14S
が5%以下となり、結晶化度も18%まで高められてい
るので、織物の皺回復も従来得られなかった良好な結果
が得られ、同時に風合も従来品より、はるかに柔かく、
表面タッチもソフトな結果が得られている。これに対し
て、比較例2は、一段目の熱処理時間が不足しており、
B14Sが高く、χρも低い為、皺回復や風合の柔かさ
の改良か認められない、実施例2は、十分な熱処理効果
が得られている。実施例3も同様に十分な熱処理効果が
得られているが、実施例2と織物特性に差が認められず
、一段目の熱処理時間を長くとる分だけ糸の処理速度が
遅くなり、生産性が低下するので実用的でない。
変えたもので、二段目の熱処理は必要な温度と時間を与
えている。これらの実験結果から見ると、一段目の熱処
理時間は、0.05秒以上必要で実施例1ではB14S
が5%以下となり、結晶化度も18%まで高められてい
るので、織物の皺回復も従来得られなかった良好な結果
が得られ、同時に風合も従来品より、はるかに柔かく、
表面タッチもソフトな結果が得られている。これに対し
て、比較例2は、一段目の熱処理時間が不足しており、
B14Sが高く、χρも低い為、皺回復や風合の柔かさ
の改良か認められない、実施例2は、十分な熱処理効果
が得られている。実施例3も同様に十分な熱処理効果が
得られているが、実施例2と織物特性に差が認められず
、一段目の熱処理時間を長くとる分だけ糸の処理速度が
遅くなり、生産性が低下するので実用的でない。
比較例3、実施例4,5.6および比較例4は二段目の
熱処理時間を変えたものである。これらの実験結果から
見ると、二段目の熱処理時間は、0.02秒以上必要で
、実施例4は、BWSが低下し、結晶化度も高くなって
おり、織物の皺回復と柔かさ、ソフトタッチが得られて
いるのに対して、比較例3は、二段目の熱処理時間が不
足している為、■Sが5%を越え、結晶化度も16%と
低く、織物の特性も従来のものと差が認められない。
熱処理時間を変えたものである。これらの実験結果から
見ると、二段目の熱処理時間は、0.02秒以上必要で
、実施例4は、BWSが低下し、結晶化度も高くなって
おり、織物の皺回復と柔かさ、ソフトタッチが得られて
いるのに対して、比較例3は、二段目の熱処理時間が不
足している為、■Sが5%を越え、結晶化度も16%と
低く、織物の特性も従来のものと差が認められない。
実施例5および6では最適の結果が得られている。
比較例4は二段目の熱処理時間が長ずぎるため、皺回復
は改良されているものの、硬さや表面タッチの点がやや
硬くなっており、好ましくない。
は改良されているものの、硬さや表面タッチの点がやや
硬くなっており、好ましくない。
実施例7は二段目の熱処理温度を実施例5の220℃か
ら150℃まで下げたもので、スリットヒーター使用の
場合は、この辺りの温度以上が好ましいとえる。
ら150℃まで下げたもので、スリットヒーター使用の
場合は、この辺りの温度以上が好ましいとえる。
比較例5は一段目の熱処理なしに、スリットヒ−ターで
二段目の熱処理のみを施したものである。
二段目の熱処理のみを施したものである。
この場合熱処理系(A)の糸特性はBuSも十分低く、
結晶化度も十分に高くなっており、織物の皺回復も改良
されているが、硬さと表面のソフトタッチの点で、本発
明の目的とする超ソフトな風合を満足していない。
結晶化度も十分に高くなっており、織物の皺回復も改良
されているが、硬さと表面のソフトタッチの点で、本発
明の目的とする超ソフトな風合を満足していない。
[発明の効果]
本発明によれば
(a)先の特願昭61−30946号で提案した発明と
同様に嵩高性、皺回復性に優れた布帛を与える複合糸が
得られ、しかも先願の発明による複合糸の布帛に比べて
はるかに柔かく、ソフトなタッチの風合を強調した布帛
が得られる。
同様に嵩高性、皺回復性に優れた布帛を与える複合糸が
得られ、しかも先願の発明による複合糸の布帛に比べて
はるかに柔かく、ソフトなタッチの風合を強調した布帛
が得られる。
(b)熱処理未延伸糸(A)の結晶化度が先願では25
%以上であったのに対し、本願発明では20%以上で同
様に高い皺回復性が得られる。
%以上であったのに対し、本願発明では20%以上で同
様に高い皺回復性が得られる。
(C)また、先願では熱処理未延伸糸(A)の160℃
での熱応力が測定、初荷重1/30g/de(33■/
de)に対し、40az / de以下好ましい態様で
は20./de以下であって染色仕上げのセット工程で
糸(A)があまりつっばらないか、好ましくは自己伸長
することを必要条件としているが、本発明の熱処理未延
伸糸(A)も同様な特性を維持している。
での熱応力が測定、初荷重1/30g/de(33■/
de)に対し、40az / de以下好ましい態様で
は20./de以下であって染色仕上げのセット工程で
糸(A)があまりつっばらないか、好ましくは自己伸長
することを必要条件としているが、本発明の熱処理未延
伸糸(A)も同様な特性を維持している。
図は、本発明の一実施態様を示す工程図である。
図中、1は未延伸原糸、2は延伸糸、3はホットローラ
、4はスリットヒーター、5は段付引取ローラ、6は空
気交絡ノズル、7は巻取装置である。
、4はスリットヒーター、5は段付引取ローラ、6は空
気交絡ノズル、7は巻取装置である。
Claims (2)
- (1)切断伸度が80%以上、沸水収縮率が17%以上
のポリエステル未延伸糸を実質的に延伸することなく、
熱処理結晶化して得た沸水収縮率が5%以下、熱応力(
160℃に於ける)が40mg/de以下のポリエステ
ル未延伸糸(A)と伸度が40%以下、沸水収縮率が5
%以上、熱応力(160℃に於ける)が100mg/d
e以上のポリエステル延伸糸(B)とを合糸して複合糸
を得るに際し、前記未延伸糸(A)の該熱処理化を2段
熱処理方式で行い、その際 (a)一段目の熱処理を130℃未満で、 0.05〜0.4秒間、 (b)二段目の熱処理を一段目の熱処理温度よりも少く
とも3℃以上高く且つ130℃以上の温度で0.02〜
0.09秒間 の条件下に行うことを特徴とするポリエステル複合糸の
製造方法。 - (2)未延伸糸(A)と延伸糸(B)とを合糸するに際
し、空気ノズルに導入して合糸する、請求項1記載のポ
リエステルフィラメント複合糸の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33114089A JP2831408B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | ポリエステルフィラメント複合糸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33114089A JP2831408B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | ポリエステルフィラメント複合糸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03193945A true JPH03193945A (ja) | 1991-08-23 |
JP2831408B2 JP2831408B2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=18240319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33114089A Expired - Fee Related JP2831408B2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | ポリエステルフィラメント複合糸の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2831408B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP33114089A patent/JP2831408B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2831408B2 (ja) | 1998-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI321172B (en) | Garment, composite elastic yarns and air-jet method for producing composite elastic yarns | |
JP3143638B2 (ja) | 仮撚加工糸 | |
US5106685A (en) | Process for manufacturing a smooth polyester yarn and yarn so obtained | |
JPH03193945A (ja) | ポリエステルフィラメント複合糸の製造方法 | |
KR101942857B1 (ko) | 은은한 광택을 갖는 고신축 폴리에스테르 복합사 및 이를 이용한 직물의 제조방법 | |
JP4534292B2 (ja) | 特殊捲縮糸の製造方法 | |
JPS583064B2 (ja) | シルキ−調ポリエステル織物の製造方法 | |
JP4604316B2 (ja) | ポリエステル仮撚加工糸およびその糸を使用した織編物 | |
JP3605925B2 (ja) | ポリエステル系マルチフィラメント複合糸および該複合糸を用いた織編物 | |
JP2885493B2 (ja) | 混繊糸織物とその製造方法 | |
JPH09143827A (ja) | ポリエステル系マルチフィラメント複合糸および該複合糸を用いた織編物の製法 | |
JP3459496B2 (ja) | ナイロンマルチフィラメント糸の製造方法 | |
JPS62191526A (ja) | 皺回復性の優れたポリエステル複合糸及びその製造方法 | |
JPS60104543A (ja) | 紡績糸様フイラメント糸 | |
JPH04202821A (ja) | 複合捲縮糸 | |
JP2019094595A (ja) | ポリエステル仮撚糸 | |
JP3517494B2 (ja) | ポリエステルマルチフイラメント糸とその製造方法及び混繊糸 | |
JPH06116828A (ja) | 複合糸条 | |
JP2002249936A (ja) | 仮撚加工糸 | |
KR20040046695A (ko) | 양방향 신축성 및 소프트 스트레치성 신축 직물의제조방법 및 그에 의한 직물 | |
JP2002249937A (ja) | 仮撚加工糸 | |
JPS6136099B2 (ja) | ||
JPH02293426A (ja) | 機能性ポリエステル混繊糸 | |
JPH0742037A (ja) | ポリエステル特殊混繊糸及びその製造方法 | |
JPH08209474A (ja) | ポリエステル混繊糸 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070925 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080925 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090925 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |