JPH03191010A - 高炉へのフラックスの吹込み方法 - Google Patents
高炉へのフラックスの吹込み方法Info
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- JPH03191010A JPH03191010A JP32983689A JP32983689A JPH03191010A JP H03191010 A JPH03191010 A JP H03191010A JP 32983689 A JP32983689 A JP 32983689A JP 32983689 A JP32983689 A JP 32983689A JP H03191010 A JPH03191010 A JP H03191010A
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Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
この発明は、微粉炭とフラックスを混合して高炉羽口よ
り吹込む高炉へのフラックス吹込み方法に関する。
り吹込む高炉へのフラックス吹込み方法に関する。
［従来の技術］
コークス比の低下を目的として、高炉羽口がら微粉炭を
吹込むことが行われている。
吹込むことが行われている。
また、製銑〜製鋼間のトータルコストミニマムの追及お
よび高級鋼製造のニーズから、溶銑予備処理技術ととも
に、高炉低Ｓｉ操業技術の一つとして、羽口から粉体を
吹込み銑中Ｓｉを低下させる羽口粉体吹込み技術が鉄鋼
各社で試みられている。その一つとして、微粉の酸化鉄
を溶銑屯当たり５ｋｇ以上吹き込むか、前記酸化鉄を燃
料と一緒に吹き込んで、Ｓｔを酸化してＳｉＯ２に滓化
するものく特開昭５８−９６８０３号公報）がある。ま
た、羽口部よりＭｇＯ源やＣａＯ源としてのフラックス
を吹込む方法がある。これは、高炉内でＳｉＯガスが発
生するのは、主として雰囲気温度の高い羽口先レースウ
ェー近傍であり、５ｉ０２＋Ｃ→Ｓ ｉ Ｏ＋ＣＯ の反応によって生成し、このＳｉＯガスは上昇中に溶銑
中のＣと接触して Ｓ ｉ Ｏ＋Ｃ−＋Ｓ ｉ ＋ＣＯ の反応によってＳｉが溶銑中に入ることによるものと考
えられ、ＭｇＯ，ＣａＯ系のフラックスを羽口から吹込
むことにより、羽口近傍のスラグ中の５ｉ０２の活量を
低下させ、 Ｓ ｉ ０２ ＋Ｃ−４Ｓ ｉ Ｏ＋ＣＯの反応を抑制
して、銑中Ｓｉを低下させると考えられている。
よび高級鋼製造のニーズから、溶銑予備処理技術ととも
に、高炉低Ｓｉ操業技術の一つとして、羽口から粉体を
吹込み銑中Ｓｉを低下させる羽口粉体吹込み技術が鉄鋼
各社で試みられている。その一つとして、微粉の酸化鉄
を溶銑屯当たり５ｋｇ以上吹き込むか、前記酸化鉄を燃
料と一緒に吹き込んで、Ｓｔを酸化してＳｉＯ２に滓化
するものく特開昭５８−９６８０３号公報）がある。ま
た、羽口部よりＭｇＯ源やＣａＯ源としてのフラックス
を吹込む方法がある。これは、高炉内でＳｉＯガスが発
生するのは、主として雰囲気温度の高い羽口先レースウ
ェー近傍であり、５ｉ０２＋Ｃ→Ｓ ｉ Ｏ＋ＣＯ の反応によって生成し、このＳｉＯガスは上昇中に溶銑
中のＣと接触して Ｓ ｉ Ｏ＋Ｃ−＋Ｓ ｉ ＋ＣＯ の反応によってＳｉが溶銑中に入ることによるものと考
えられ、ＭｇＯ，ＣａＯ系のフラックスを羽口から吹込
むことにより、羽口近傍のスラグ中の５ｉ０２の活量を
低下させ、 Ｓ ｉ ０２ ＋Ｃ−４Ｓ ｉ Ｏ＋ＣＯの反応を抑制
して、銑中Ｓｉを低下させると考えられている。
［発明が解決しようとする課題］
フラックスを羊昧で吹込むと、配管、ベント部やノズル
の摩耗の増加および詰まりが増加するという問題がある
が、これはフラックスと微粉炭を混合することにより解
決した。しかしながら、微粉炭との混合吹込みでは、微
粉炭の銘柄を変えるとフラックス吹込みの効果が表れず
、かえって銑中Ｓｉ％が上昇する場合があることが分か
った。
の摩耗の増加および詰まりが増加するという問題がある
が、これはフラックスと微粉炭を混合することにより解
決した。しかしながら、微粉炭との混合吹込みでは、微
粉炭の銘柄を変えるとフラックス吹込みの効果が表れず
、かえって銑中Ｓｉ％が上昇する場合があることが分か
った。
本発明は、微粉炭との混合吹込みにおいて、銑中Ｓ】％
を確実に低下できる方法を提供することを目的とする。
を確実に低下できる方法を提供することを目的とする。
［３１Ｍを解決するための手段］
この発明は、上記のような目的を達成しようとするもの
で、高炉羽口から微粉炭とＣａＯＭｇＯ系のフラックス
を混合して吹込む高炉へのフラックス吹込み方法におい
て、揮発分が３０％以下の微粉炭を使用することを特徴
とする高炉へのフラックスの吹込み方法である。
で、高炉羽口から微粉炭とＣａＯＭｇＯ系のフラックス
を混合して吹込む高炉へのフラックス吹込み方法におい
て、揮発分が３０％以下の微粉炭を使用することを特徴
とする高炉へのフラックスの吹込み方法である。
［作用］
微粉炭中の揮発分が３０％未満になるとＳｉ○２＋Ｃ→
ＳｌＯ＋ｃ。
ＳｌＯ＋ｃ。
反応速度定数が急激に低下し、溶銑中に移行するＳｌ量
が減少するから、銑中Ｓｉ％が減少する。
が減少するから、銑中Ｓｉ％が減少する。
また、微粉炭中の揮発分が３０％以上になるとＳ ｉ
０２ ＋Ｃ−＋Ｓ ｉ Ｏ＋ＣＯの反応速度定数が急激
に上昇し、溶銑中に移行する５ｉＪｉが増加するから、
銑中Ｓｉ％が増加する。微粉炭の揮発分を３０％以下と
したのは、ＳｉＯガスの発生を抑制して、フラックス吹
込みによる銑中Ｓｉ％の低減効果を発揮させるためであ
る。
０２ ＋Ｃ−＋Ｓ ｉ Ｏ＋ＣＯの反応速度定数が急激
に上昇し、溶銑中に移行する５ｉＪｉが増加するから、
銑中Ｓｉ％が増加する。微粉炭の揮発分を３０％以下と
したのは、ＳｉＯガスの発生を抑制して、フラックス吹
込みによる銑中Ｓｉ％の低減効果を発揮させるためであ
る。
［実施例］
本発明の実施例を以下に詳細に説明する。本発明者等は
、混合吹込み（微粉炭とフラックスを混合して吹込むこ
と）に使用した数種類の微粉炭の工業分析値等とその微
粉炭吹込み時の銑中Ｓｉ％値を比較、検討し、銑中Ｓｉ
％の変化に微粉炭の揮発分が関係しているようだとの知
見を得た。そこで、小型試験高炉で、揮発分の異なる微
粉炭を使用して Ｓ ｉ ０２ ＋Ｃ−＋Ｓ ｉ Ｏ＋ＣＯの反応速度定
数（Ｋ ｓ＋ｏ）の変化を調査した。試験は、羽口先温
度を１７３０℃、微粉炭の吹込み量を６０ ｋｇ／ Ｔ
と一定にし、ＭｇＯを５．１０゜１５ｋｇ／Ｔの３水準
について行った。この結果を整理して示したのが第２図
のグラフである。この図より、反応速度定数（Ｋｓ＋◇
）は、ＭｇＯの吹込み量な増加すると減少すること、ま
た反応速度定数（Ｋ ｓ＋ｏ）は、微粉炭の揮発分が３
０％以下は小さいが、３０％を越えると急激に増大する
ことが分かる。
、混合吹込み（微粉炭とフラックスを混合して吹込むこ
と）に使用した数種類の微粉炭の工業分析値等とその微
粉炭吹込み時の銑中Ｓｉ％値を比較、検討し、銑中Ｓｉ
％の変化に微粉炭の揮発分が関係しているようだとの知
見を得た。そこで、小型試験高炉で、揮発分の異なる微
粉炭を使用して Ｓ ｉ ０２ ＋Ｃ−＋Ｓ ｉ Ｏ＋ＣＯの反応速度定
数（Ｋ ｓ＋ｏ）の変化を調査した。試験は、羽口先温
度を１７３０℃、微粉炭の吹込み量を６０ ｋｇ／ Ｔ
と一定にし、ＭｇＯを５．１０゜１５ｋｇ／Ｔの３水準
について行った。この結果を整理して示したのが第２図
のグラフである。この図より、反応速度定数（Ｋｓ＋◇
）は、ＭｇＯの吹込み量な増加すると減少すること、ま
た反応速度定数（Ｋ ｓ＋ｏ）は、微粉炭の揮発分が３
０％以下は小さいが、３０％を越えると急激に増大する
ことが分かる。
前記結果より、微粉炭中の揮発分を３０％以下にすれば
、ＳｉＯガスの発生が抑制され銑中Ｓｉ％が減少するこ
とが予想されなので、実炉による試験を行った。
、ＳｉＯガスの発生が抑制され銑中Ｓｉ％が減少するこ
とが予想されなので、実炉による試験を行った。
試験は、羽口先温度を１７３０℃、微粉炭の吹込み量を
６０ｋｇ／Ｔ、ＭｇＯを５ｋｇ／Ｔとし、微粉炭の揮発
分を変え、そのときの銑中Ｓｉ％の変化を調べた。この
結果を示したのが第１［］である。すなわち、フフラッ
フと微粉炭の混合吹込みにおいては、微粉炭の揮発分が
３０％を越えると、混合吹込みを行わないときの銑中Ｓ
ｉ％よりも上昇し、微粉炭の揮発分が３０％以下になる
と、急激に低下し、揮発分が１５％で銑中Ｓｉ％の低下
量は０．１％になることが分かった。
６０ｋｇ／Ｔ、ＭｇＯを５ｋｇ／Ｔとし、微粉炭の揮発
分を変え、そのときの銑中Ｓｉ％の変化を調べた。この
結果を示したのが第１［］である。すなわち、フフラッ
フと微粉炭の混合吹込みにおいては、微粉炭の揮発分が
３０％を越えると、混合吹込みを行わないときの銑中Ｓ
ｉ％よりも上昇し、微粉炭の揮発分が３０％以下になる
と、急激に低下し、揮発分が１５％で銑中Ｓｉ％の低下
量は０．１％になることが分かった。
［発明の効果］
本発明の方法は、以上のように構成したので。
微粉炭とフラックスの混合吹込みにおいて、銑中Ｓｉ％
を確実に低下させることができる。また、配管等の摩耗
および詰まりが減少する。
を確実に低下させることができる。また、配管等の摩耗
および詰まりが減少する。
第１図は微粉炭の揮発分と銑中８１％の関係を示すグラ
フ図、第２図は微粉炭の揮発分と反応速度定数（Ｋ ５
ｈｏ）との関係を示すグラフ図である。
フ図、第２図は微粉炭の揮発分と反応速度定数（Ｋ ５
ｈｏ）との関係を示すグラフ図である。
Claims (1)
- 高炉羽口から微粉炭とＣａＯ、ＭｇＯ系のフラックスを
混合して吹込む高炉へのフラックス吹込み方法において
、揮発分が３０％以下の微粉炭を使用することを特徴と
する高炉へのフラックスの吹込み方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32983689A JPH03191010A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 高炉へのフラックスの吹込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32983689A JPH03191010A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 高炉へのフラックスの吹込み方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03191010A true JPH03191010A (ja) | 1991-08-21 |
Family
ID=18225773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32983689A Pending JPH03191010A (ja) | 1989-12-20 | 1989-12-20 | 高炉へのフラックスの吹込み方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03191010A (ja) |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP32983689A patent/JPH03191010A/ja active Pending
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