JPH03190984A - 酸化物被膜形成用塗布液及び酸化物被膜の製造法 - Google Patents

酸化物被膜形成用塗布液及び酸化物被膜の製造法

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JPH03190984A
JPH03190984A JP32911089A JP32911089A JPH03190984A JP H03190984 A JPH03190984 A JP H03190984A JP 32911089 A JP32911089 A JP 32911089A JP 32911089 A JP32911089 A JP 32911089A JP H03190984 A JPH03190984 A JP H03190984A
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coating liquid
oxide film
film
coating
fine particles
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JP32911089A
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Hiroyuki Morishima
森嶋 浩之
Yasuo Shimamura
泰夫 島村
Nintei Sato
任廷 佐藤
Shunichiro Uchimura
内村 俊一郎
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、酸化物被膜形成用塗布液及びこれを用いた酸
化物被膜の製造法に関し、更に詳しくは熱的に安定で、
かつ成膜性の良好な酸化物被膜の製造法及びこの酸化物
被膜形成用塗布液に関する。
〔従来の技術〕
従来、IC1LSI等の半導体素子の層間絶縁の方法と
して、シラノール化合物の加水分解・縮合物を焼成し、
酸化物被膜を形成する方法がよく知られている。テトラ
エトキシシラン(エチルシリケート)等の4官能性シラ
ンを用いる方法が最も多(検討されているが、4官能性
シランのみを用いる方法では、焼成してシリカ被膜を形
成する際、三次元架橋構造が非常に密になり剛直となる
ため、膜厚が厚くなると、クランクが発生ずるという欠
点がある。
この欠点を解消するため、2官能性シランや3官能シラ
ンを共加水分解する方法が特開昭5719121、9号
公報等に示されているが、これらの方法では縮合物又は
膜の中に多量の炭素が含まれ、焼成によって膜の中に炭
素が残存する場合には、その後の半導体製造工程でクラ
ンクが発生するという欠点がある。また、膜の中に含ま
れる炭素を脱離するためには、500℃以上の高温が必
要であり、炭素の脱離による膜の収縮又は脱離後の膜と
シリコン、アルミニウム等の基体との熱膨張係数の差が
大きいため、膜にクラックが発生ずる欠点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、前記従来技術の欠点を除去し、熱的に
安定で、かつ成膜性の良好な酸化物被膜を生成する酸化
物形成用塗布液及びこれを用いた酸化物皮膜の製造法を
提供することにある。
1課題を解決するための手段〕 本発明者らは、前記目的を達成するため種々研究した結
果、シリコン、アルミニウム、ガリウム、ヒ素等の基板
−ヒでクランクが発生せず、さらにその後の酸素プラズ
マ処理によってもクラック発生のない酸化物被膜を形成
するためには、1)焼成時の硬化収縮応力を小さくする
、2)膜の熱膨張係数を基板の値に近づける、3)膜中
の有機含有量を極めて小さくするか又はなくするという
条件を満たず塗布液を用いることが必要であり、このよ
うな塗布液は反応性微粒子とシラン化合物の加水分解・
縮重合物を溶媒の存在下に混合させて得られることを見
い出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、(A)一般式(I)%式%() 〔式中、R2はアルキル基、R3は炭素数1〜4の低級
アルキル基又はアリール基、Mは金属原子、mはMで表
される金属原子の価数、ヤは0〜3のmはMで表される
金属アルコキシド化合物を加水分解・縮合後、乾燥させ
て得られる反応性微粒子を(B)−形成(H) RnS i (OR’)4−(n ) 〔式中、R及びR1はそれぞれ炭素数1〜4の低級アル
ギル基又はアリール基、nは0〜2の整数を示ず〕で表
されるシラン化合物を溶媒の存在下に触媒を用いて加水
分解・縮合させて得られるシラノールオリゴマー液に混
合してなる酸化物被膜形成用塗布液及びこれを用いた酸
化物被膜の製造法に関する。
本発明において(A)成分として用いる前記一般式(I
)で表される金属アルコキシド化合物としては、A p
、(OCR3)a、A ff (OC2H,、)、、A
 Q (0−1so−C,H71L+等のアルミニウム
アルコキシド、B(OCH,)、、B(OC2H5)、
、B (0−1so−C3H71L+等のボロンアルコ
キシド、Ba(OCH3)2、Ba(○C2I(S)2
、Ba(OC3H7)3等のバリウムアルコキシド、G
a(OCR3)、、Ga(OC2H3)3、Ga(OC
3F(7)3等のガリウムアルコキシド、Ge(OCH
3)4、Ge(○CZI(S)4、Ge(OC3H7)
4等のゲルマニウムアルコキシド、Mg(OCH:l)
 Z、Mg(oczr−Is)z、Mg(OC3H7)
 2等のマグネシウムアルコキシド、P O(OCHa
l+、P O(OCz Hs) a、P O(OC3H
7) 3、P(OCH3)3、P(OCzH5)3、P
 (OC3H7)3等のリンアルコキシド、5b(OC
H3)3、Sb(○CzHs)s、5b(OC3H7)
を等のアンチモンアルコキシド、S i(OCR3)4
、S i (OC2Hs) 4、S巨○c 3H7) 
、、CHzSi(OCH3)3、CH35i(OC2H
5)3等のシリコンアルコキシド、5n(OCH3)4
、 S n (OCz H5) a、5n(OC3H7
)a等のスズアルコキシド、Ti(OCH3)4、Ti
(OC21(S)−1Ti(0−iso −C3H7)
4等のチタンアルコキシド、Zr(OCH3)a、Zr
(OC2H3)4、Zr(OC,H7)4等のジルコニ
ウムアルコキシド、Y (OCH3) 3、Y (OC
2HS) 3、Y (OC3H7) 3等のイツトリウ
ムアルコキシドなどが挙げられる。これらは1種又は2
種以上が用いられる。厚膜形成時の耐クラツク性を改善
するためには、AffXB、P、、MgX5 i等の金
属アルコキシド化合物を用いるのが好ましい。
本発明において(B)成分として用いられる一般式(I
II)で表されるシラン化合物としてば、S i (O
CH:+) 4.5t(OCzHs)n、5l(0−1
s。
C3H7)4等のテトラアルコキシシラン、5i(OC
6Hs)4等のテトラアリロキシシラン、CHlSi(
OCH3L+、CH35j(OCzHs)z、C2H5
5i(0−iso−C,H7)3等のモノアルキルトリ
アルコキシシラン、CH3S + (OC6H5) 3
、C2H55i(OC6H5)3等のモノアルキルトリ
アリロキシシラン、Cb Hs S i(OCH3) 
3、Cb Hs S + (OC2H3)3等のモノフ
ェニルトリアルコキシシラン、Cb Hs S i (
OCb Hs ) 3等のモノフェニルトリアリロギシ
シラン、(CH3)zSi(OCH3)z、(CHz)
zSi(OCzHs)z、(CzHs)zSi(OC3
H7) 2等のジアルキルジアルコキシシラン、 (CH3)zsi(OCaHs)z、(CzHs)zs
j(OC6H5)z等のジアルキルジアルコキシシラン
、 (Cb Hs) z S i(OCH3) z、(C6
Hs)zsi(OC2H5)2等のジフェニルジアルコ
キシシラン、 (C6H5)zsj(OC6H5)2等のジフェニルジ
アルコキシシランなどが挙げられ、これらは1種又は2
種以上が用いられる。厚膜形成時の耐クラツク性を改善
するためには、特に、5t(OCH3)4.5i(OC
zHs)4及びこれらとCHaSi(OCI’(+)3
、CH35i(OC2H5)3、(CHa)zSi(O
CH3)z、(CH3)zSi(OCzHs)zを組み
合わせて用いるのが好ましい。
金属アルコキシド化合物の加水分解・縮合に際しては溶
媒を用いても用いなくてもよいが、シラン化合物の加水
分解・縮合に際しては溶媒が用いられる。
金属アルコキシド化合物及びシラン化合物の加水分解・
縮合に用いられる溶媒としては、メタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール等のアルコール系溶媒、エ
チレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル
、プロピレングリコールモノプロビルエーテル、ジプロ
ピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエ
ーテル系溶媒、エチレングリコールモノメチルエーテル
アセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテル
アセテート、エチレングリコールジアセテート等のグリ
コールアセテート系溶媒、N、N−ジメチルアセトアミ
ド、NN−ジメチルボルムアミド、N−メチル−2−ピ
ロリドン等のアミド系溶媒など種々の溶媒が挙げられ、
これらは1種又は2種以上が用いられる。
金属アルコキシド化合物の加水分解・縮合の際には触媒
は用いても用いなくてもよいが、シラン化合物の加水分
解・縮合の際には触媒が用いられる。
金属アルコキシド化合物及びシラン化合物の加水分解・
縮合に用いられる触媒としては、例えば塩酸、硫酸、燐
酸、硼酸、フッ酸などの無機酸、五酸化燐、酸化硼素な
どの酸化物、シュウ酸などの有機酸等が用いられる。触
媒の添加量はシラン化合物又は金属アルコキシド化合物
に対して0.1〜5重量%が好ましい。
本発明に用いられる反応性微粒子の作成時における乾燥
条件としては、乾燥温度25℃〜400℃1圧力は76
0〜1 mm11g、好ましくは、温度100℃以下、
圧力は75mm1g以下で行うのがよい。反応性微粒子
をシラノールオリゴマー溶液に溶解或いは分散する場合
、用いる反応性微粒子の種類によっては分散の均一性を
向上させるために分散剤を用いてもよい。
本発明の酸化物被膜形成用塗布液は、前記の金属アルコ
キシドを水と必要に応じて触媒と溶媒を含む系で加水分
解・縮合させた後、乾燥して得られる反応性微粒子を、
前記のシラン化合物を溶媒の存在下に触媒を用いて加水
分解・重合して得られるシラノールオリゴマー液に添加
し、混合することによって得られる。反応性微粒子はシ
ラツルオリゴマー液に溶解あるいは分散される。また、
該塗布液を用いて得られる酸化物被膜の硬化時の収縮率
及び熱膨張係数は選定する反応性微粒子の種類及び含有
量によって任意に変化させることができる。
本発明になる塗布液は、必要に応じてポリアマ岑 イド系分散剤を含んでもよい。
/V 次に、このようにして得られた塗布液を用いて酸化物被
膜を形成するには、該塗布液をガラス、セラミックス、
シリコンウェハー、ガリウムヒ素ウェハー、回路の形成
されたシリコンウェハー、ガリウムヒ素ウェハー等の基
板上に浸漬法、回転塗布法等の方法で塗布した後80〜
2000℃1好ましくは100〜150℃の温度で乾燥
し、次いで300〜1000℃の温度で焼成する。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施−例1 実験(A) Aff(Oiso  CaH7L+  10.0 gと
イソプロピルアルコ−/I/190.0 gを混合し、
80℃で3時間撹拌してA l (Oiso  C3H
7)3を完全に溶解した。この溶液に水5.0gを添加
して加水分解・縮合を行い、反応物ゲルを作成した。
反応物ゲルを1μmの:P紙を用いて二濾過し、その酸
、減圧下60℃で24時間乾燥を行い、反応物微粒子を
作成した。ここで得られた微粒子を透過型電子顕微鏡(
TEM)で観察したところ、粒径40〜1000人の1
次粒子が]、 OOO0〜100000人の2次粒子を
形成していた。そこで粒子の粉砕、分級を行い、粒子径
100人以−Fの反応性微粒子を用いた。
次に、反応性微粒子の構造解析をX線回折分析及び赤外
分光分析で行った結果、X線回折では、Ap、(OH)
、のピークが観察され、赤外分光分析1 2 では、Ap−〇結合とA A −OH結合の吸収が観察
された。
実験(B) Si(OCz■1s)a 35. Ogをエチルアルコ
ール64、0 g及び酢酸エチル26.0 gの混合溶
媒に溶解し、この溶液に更に硝酸0,5gを溶解させた
水12、0 gを添加して加水分解・縮合を行い、シラ
ノールオリゴマー溶液を作成した。
この溶液に実験(A)で得られた反応性微粒子2.5g
とアンデーテラーP (Anti−Terra−P、、
BYKChemie社製分散剤)0.05gを添加し、
室温で1時間撹拌を行い塗布液を作成した。
この塗布液をスピナーにより回転数3000rpmでS
iウェハー上に塗布した後、150℃で1時間窒素雰囲
気中で乾燥し、次いで450℃で1時間窒素雰囲気中で
焼成したところ無色透明でクラックの無いシリカ系被膜
が得られた。該シリカ系被膜の膜厚を表面粗さ計を用い
て測定したところ0.5μmであった。
また、該シリカ系被膜の赤外線吸収スペクトルを赤外分
光光度計を用いて測定したところ5iO−Si結合吸収
の他にAff−0結合吸収が観察され酸化物膜であるこ
とが確認された。
次に、該シリカ系被膜の表面及び断面を走査型電子顕微
鏡(SEM)で観察したところ反応性微粒子の存在は認
められず、シリコン化合物と反応性微粒子が熱処理によ
って均一な膜ムこなっていることを確認した。
実施例2 実験(A) A j2 (Ofo  C3H7)310.0 gとア
セチルアセトン190.0 gを混合し、80℃で3時
間撹拌を行い、A 1 (0−1so  C3H7)3
を完全に熔解した。この溶液に5l(OCz H5) 
43.5 gを混合し1時間撹拌した後、硝酸0.2g
を溶解させた水5.0gを添加して加水分解・縮合を行
い反応物ゲルを作成した。
反応物ゲルを1μmのjP@を用いて濾過し、その後、
減圧下60℃で24時間乾燥を行い、反応物微粒子を作
成した。次に、粒子の粉砕、分級を行い、粒子径500
Å以下の反応性微粒子を用いた。
次に、反応性微粒子の構造解析をX線回折分析及び赤外
分光分析で行った結果、X線回折では、固有の回折ピー
クは観察されず、非晶質であることが確認され、赤外分
光分析では、An−0、A、12−OH,Si−○、S
 i−OH結合の吸収が観察された。
実験(B) Si(OCH:+)430.0 gとCHaSi(OC
H:+)41、 O,Ogをエチレングリコールモノブ
チルエーテル1.50.0 gに溶解し、この溶液に更
に硝酸0.5gを熔解させた水12. Ogを添加して
加水分解・縮合を行い、シラノールオリゴマー溶液を作
成した。
この溶液に実験(A)で得られた反応性微粒子2.5g
と実施例1の実験(B)で用いた分散剤0、05 gを
添加し、室温で1時間撹拌を行い、塗布液を作成した。
この塗布液をスピナーにより回転数3000rpmでS
i ウェハー上に塗布した後、150℃で1時間窒素雰
囲気中で乾燥し、次いで、450℃で1時間窒素雰囲気
中で焼成したところ無色透明でクランクの無いシリカ系
被膜が得られた。該シリカ系被膜の膜厚を表面粗さ計を
用いて測定したところ0.5μmであった。
また、該シリカ系被膜の赤外吸収スペクトルを赤外分光
光度計を用いて測定したところSi−〇Si結合吸収の
他にAL−0結合吸収が観察され酸化物膜であることが
確認された。
次に、該シリカ系被膜の表面及び断面を走査型電子顕微
鏡(SEM)で観察したところ反応性微粒子の存在は認
められず、シリコン化合物と反応性微粒子が熱処理によ
って均一な膜になっていることを確認した。
比較例l 5i(OC2H3)435.0 gをエチルアルコール
64、0 gと酢酸エチル26.0 gとの混合溶媒に
溶解し、この溶液に硝酸0.5 gを溶解させた水12
、0 gを添加して加水分解・縮合を行い、シラ5 6 ノールオリゴマー溶液を作成した。
この溶液に平均粒径0.1μmのAff20.粒子2.
5gを添加し、室温で1時間撹拌を行い、塗布液を作成
した。
この塗布液をスピナーを用いて回転数300Orpmで
Si ウェハー上に塗布したところ、塗布後ウェハー上
に放射状の塗布ムラが観察された。更に150℃で1時
間窒素雰囲気中で乾燥し、次いで450℃で1時間窒素
雰囲気中で焼成したところ白色の被膜が得られた。該被
膜の表面及び断面をSEMで観察したところ、/120
3粒子と被膜の界面でクラックが発生していた。
比較例2 比較例1と同一のシラノールオリゴマー溶液に平均粒径
0.2μmの5iO7粒子2.5gを添加し、室温で1
時間撹拌して塗布液を作成した。
この塗布液をスピナーを用いて回転数300゜rpmで
Si ウェハー上に塗布したところ、比較例1と同様に
放射状の塗布ムラが観察された。更に、比較例1と同一
の条件で焼成したところ膜厚0.7μmの無色透明なシ
リカ系被膜が得られたが、ウェハー全面にクシツクの発
生が観察された。
〔発明の効果〕
本発明の酸化物被膜形成用塗布液は、熱的に安定で成膜
性に優れるため、該塗布液を用いて基体表面上に形成し
た酸化物被膜には、1.5μm程度の厚さとしてもクラ
ンクの発生がない。
本発明の酸化物被膜形成用塗布液は、電子部品、特に半
導体の多層配線における層間段差の被膜、磁気バブルメ
モリー等の素子表面の平坦化等に有効である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)一般式( I ) R^2_LM(OR^3)_m_−_L( I )〔式中
    、R^2はアルキル基、R^3は炭素数1〜4の低級ア
    ルキル基又はアリール基、Mは金属原子、mはMで表さ
    れる金属原子の価数、Lは0〜3の整数を示す〕で表さ
    れる金属アルコキシド化合物を加水分解・縮合後、乾燥
    させて得られる反応性微粒子を (B)一般式(II) R_nSi(OR^1)_4_−_n(II)〔式中、R
    及びR^1はそれぞれ炭素数1〜4の低級アルキル基又
    はアリール基、nは0〜2の整数を示す〕で表されるシ
    ラン化合物を溶媒の存在下に水と触媒を用いて加水分解
    ・縮合させて得られるシラノールオリゴマー液に混合し
    てなる酸化物被膜形成用塗布液。 2、(A)成分の反応性微粒子が、水と必要に応じて触
    媒と溶媒を含む系で加水分解・縮合させた後20℃〜4
    00℃の温度で乾燥させて得られ、末端に水酸基あるい
    はアルコキシ基を有しているものである請求項1記載の
    酸化物被膜形成用塗布液。 3、(A)の一般式( I )中のMがマグネシウム、ゲ
    ルマニウム、ケイ素、ホウ素、ガリウム、リン、ジルコ
    ニウム、アルミニウム、イットリウム、チタン、バリウ
    ム、スズ、アンチモン等の金属原子である請求項1記載
    の酸化物被膜形成用塗布液。 4、請求項1記載の塗布液を基板表面上に塗布後80〜
    2000℃で乾燥し、次いで、300〜1000℃で焼
    成することを特徴とする酸化物被膜の製造法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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