JPS61261370A - 硬化性コ−テイング組成物及び中間層誘電体フイルム並びにそれらの製法 - Google Patents

硬化性コ−テイング組成物及び中間層誘電体フイルム並びにそれらの製法

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JPS61261370A
JPS61261370A JP61107792A JP10779286A JPS61261370A JP S61261370 A JPS61261370 A JP S61261370A JP 61107792 A JP61107792 A JP 61107792A JP 10779286 A JP10779286 A JP 10779286A JP S61261370 A JPS61261370 A JP S61261370A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一般に硬化性コーティング組成物及びそれ
により調製された絶縁フィルムに関する。
より詳しく述べるならば、燐及び/又は硼素をドーピン
グしたシルセスキオキサン(s i 15esqu i
 oxane)に基づくコポリマーを含んでなる回転コ
ーティング組成物に関する。完全硬化した新規なコポリ
マーは、本質的に下記一般式を有する。
((Ar’SiO+、s) b (Ar”POg、o)
a (Ar’、 BOQ ) a )  ’〔従来の技
術及び発明が解決しようとする問題点〕欧州特許出願第
0049127号(1982年4月7日公開、富士通の
出願)は、半導体に基づく集積回路の中間層誘電体フィ
ルムとして有用である特定の梯子型(Ladder−t
ype)オルガノシロキサンの調製及び用途に関する。
詳しくは、例6及び請求の範囲第2項を参照のこと。燐
又は硼素をドーピングしたようなポリマーに関する開示
はない。
ケミカルアブストラクトのコンピューター調査では、シ
ルセスキオキサン−燐化合物に関する参考文献は何も見
いだされなかった。
集積回路の素子部は、燐及び硼素で前もってドーピング
されている0例えば、前述した富士通の出願の例6及び
第7図を参照のこと。更に、米国特許第3825442
号(ムーア(Moore) )を参照のこと。
1985年5月中旬カナダのオンタリオ州トロントにお
ける電気化学学会の会合で提出された論文の表題は、「
スピン塗布BPSG及びそのVLS Iへの適用」であ
る、その著者は、米国イリノイ州60077 、スコー
キーのAT&TテレタイプコーポレーションのS、L、
チャン(Chang) 、K、Y、ツァオ(Tsao)
、M、A。
メネシャン(Meneshian) 、及びH,A、ワ
ゲナー(TI4aggener)である。予稿集の要約
は、次のように述べている、すなわち、「最近、VLS
Iの製造における溶融テーパー形成用途に硼燐珪酸ガラ
ス(BPSG)を利°用することに多大の関心がもたれ
ている。新しい方法は、硼素及び燐を含有するスピン塗
布液状ドーピングガラスを使用してBPSGフィルムを
得る。実験結果より、ICの屓−zのために平滑面を提
供するのにスピン塗布BPSGフィルムを誘電中間層と
して用いることが可能である。」本質的に、公知の先行
技術においては、次の事項は開示されていない。その事
項とはすなわち、(1)本発明に係る特定の誘電中間層
、(2)従来の装置上で許容し得るフィルムを回転コー
ティングするのに必要とされる特定の回転コーティング
組成物、(3)その回転コーティング組成物を調製する
のに必要とされる処理条件、及び、(4)所望の諸性質
を兼ね備えた中間層誘電体フィルムを得るために、回転
コーティングの間に必要とされる処理条件の範囲、であ
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用効果〕前述の先
行技術に対比して、燐及び/又は硼素をドーピングされ
たシルセスキオキサンオリゴマーを含んでなる新しい回
転コーティング組成物の特定のカテゴリーが、回転コー
ティングし、硬化して新しい中間層誘電体フィルムとす
るのに大いに適当であることが判明した。そのフィルム
は、優れた次の諸性質を兼ね備える。その諸性質とはす
なわち、(1)付着性(単一コーティング及び多、シ 重コーティング)、(2)単一コーティングの厚さ、(
3)キャパシタンス、(4)抵抗率、(5)約500℃
の温度における熱膨張による劣化及び割れに対する耐性
、(6)厚さのばらつきがないこと、及び、(7)アル
カリ金属イオンを封じ込む容量、である。
回転コーティング組成物は、臨界的な原料から臨界的な
方法で調製される。
第1図を参照して好ましい態様を説明する。第1図は、
本発明の全体工程の簡略模式流れ図である。全体工程に
は、2つの連続する工程がある。
第1の新しい工程(以下P1工程とする)において、以
下でより詳細に定義するモノマー/オリゴマー(C1)
及び種々の溶剤(S)から臨界的な方法で硬化性回転コ
ーティング組成物(C2)が調製される。大部分が従来
同様の第2の工程(以下P2工程とする)において、(
i)シリコンウェーハのようなベース対象物(B)の上
面に02の大きい液滴を計量し、(ii )垂直中心軸
の回りに予め決められた角速度でBを急速に回転してそ
の液滴を展開し、Bの上面に予期した厚さの未硬化の薄
いフィル゛ム(C3)を形成し、(順弱い熱をかけるこ
とによりそのフィルムを乾燥して過剰の溶剤(S)を除
去し、そして、(iv )残ったオリゴマー(L)のフ
ィルム(C4)を強加熱及び水のような縮合副生成物(
W)の除去により硬化して硬化フィルム(C5)にする
下記の例1は、本発明の好ましい態様のいくつかを説明
する。それは、シリコンウェーハベースの表面辷あって
それに付着した燐−硼素−シラノールの硬化中間層誘電
体フィルムの調製を説明する。本発明の好ましい例は、
下記の他の例にも開示する。本発明の別の好ましい例は
、この出願をするに至った実験研究が約200の異なる
実験を包含するものなので、下記の説明中に単に要約す
るに留める。
本発明の広い態様は、前述のP1工程及びP2工程のそ
れぞれに関し、また前述の生成物C2及びC5に関する
(a)硬化樹脂(C5) 概括して述べるならば、この発明の最終生成物は、本質
的に下記一般式を有する硬化樹脂を含んでなる組成物で
ある、 ((Ar’SiO+、s)  > (Ar”POt、o
)。(Ar3p 13oQ)  n )ここで、A r
 ’ s A r ” 、及びAr’は、Ar’H。
Ar3Hs及びAr3Hにより示される化合物がいずれ
も1000以下の分子量を有するような置換された又は
置換されていないアリール基から個々に選択され、p及
びqはそれぞれ0及び1、S、又はそれぞれ1.0及び
1.0の数値であり、k、m、及びnは、(i)m/k
の比の値が0〜0.27の範囲内であり、(ii)n/
kの比の値が0〜0.14の範囲内であり、そして更に
、(ii+ )  (m + n ) / kの比の値
が0.02〜0、S0の範囲内であるような数値である
(b)硬化性コーティング組成物(C2)硬化樹脂の調
製に用いられる硬化性コーティング組成物は、2つの異
なる方式で概括的に定義できる。
第1の方式では、C2は、溶剤Sに溶解したオリゴマー
Lの溶液を含んでなり、ここで、(i)Lは燐及び/又
は硼素をドーピングしたシルセスキオキサンオリゴマー
を含み、(ii)SはLの溶剤であって、本質的にLと
反応し得ないという条件付きであり、(iii)LはC
2の重量に基づいて10〜60重量%の範囲内の量で存
在し、(iv)Lは珪素原子並びに燐原子及び/又は硼
素原子を含んでなるものであって、それらのモル比k 
/ m / nが、m / kの比の値は0〜0.27
の範囲内であり、n / kの比の値は0〜0.14の
範囲内であり、(m+n)/kの比の値は0.02〜0
、S0の範囲内である。
第2の方式では、C2は、下記式を有するオリゴマーの
混合物を含んでなる組成物として定義することができ、 (Ar’SiO+/z(s−x+R’x) k(Ar”
P(0)0+7z +z−y)R”y) @1−(Ar
3p BO+zz <ff−p−*> R3g) *こ
こで、Ar’ 、Ar” 、及びAr3は、Ar’Hs
A r ” H%及びAr3Hにより示される化合物が
いずれも1000以下の分子量を有するような置換され
た又は置換されていないアリール基から個々に選択され
、R’ % R” %及びR’ !;J:OCtH2t
+1又はOHであって、tが1〜10の範囲の整数であ
るという条件付きであり、pは0又は1、Xは0,1.
2、又は3、yは0,1、又は2.2はpが0のとき0
.1.2、又は3、pが1のとき0,1、又は2であり
、kSm、及びnは、(i)m/kの比の値が0〜0.
27の範囲内であり、(ii)n/kの比の値が0〜0
.14の範囲内であり、(iii )  (m +n)
/kの比の値が0.02〜0、S0の範囲内であるよう
な数値である。
(C)硬化性コーティング組成物の調製(Pl)概括し
て述べるならば、硬化性コーティング組成物を調製する
方法は、本質的に、(a)珪素含有モノマーM1、並び
に、(b) 燐含有モノマーM2及び/又は硼素含有モ
ノマーM3を共縮合させ、それによりオリゴマーLの混
合物を形成することを含み、ここで、Mlは本質的にA
r’Si (R”) s、M2は本質的にAr”P (
0) (Rす2、M3は本質的にAr5B (R’) 
を又はB(R’)3であり、A r ’ s、 A r
”、及びAr2は、^r’H−,Ar3H,及びAr5
Hにより示される化合物がいずれも1000以下の分子
量を有するような置換された又は置換されていないアリ
ール基から個々に選択され、R’ % R” 、及びR
3は0CJtt、+又はOHであって、tが1〜10の
範囲の整数であるという条件付きであって、その方法は
下記の工程を含む、すなわち、 (i)水酸基とは本質的に反応し得ない第1の溶剤S1
にMl又はそれの低オリゴマーを溶解し、(ii )沸
点がSlの沸点より低い第2の溶剤S2にM2又はそれ
の低オリゴマーを溶解し、(iii >沸点がSlの沸
点より低い第3の溶剤S3にM3又はそれの低オリゴマ
ーを溶解し、(iv )沸点が31の沸点より低い第4
の溶剤S4に水酸基を縮合させる触媒を溶解し、(v)
工程(i)、(ii )、(iii)、及び(iv )
で得られたものを、予め選定した比率、予め選定した順
序、共縮合を達成するのに十分な予め選定した温度で混
合して、それによりオリゴマーLを形成し、 (vi)Lと81とを工程(v)の反応生成物の残りの
ものから分離する。
(d)改良中間層誘電体フィルムの調製(R2)概括し
て述べるならば、本発明のこの態様は、前に定義した硬
化性コーティング組成物をベースB上に適用して薄いフ
ィルムC3をB上に形成し、そしてその後C3を硬化さ
せ、それにより、Bに付着した硬化生成物C5を形成す
ることを含む。
本発明の前述のそれぞれの広い態様の範囲内には、回転
コーティングされた中間層誘電体フィルへの形態の最終
生成物(C5)の性質への根本的影響により判断される
多数の臨界的な態様が考えられる。
硬化性コーティング組成物のオリゴマー中に存在する少
量の燐及び/又は硼素原子は、第1のフィルム上に第2
のフィルムを回転コーティングするのを容易にすること
が見いだされた。例1を下記比較例と対照のこと。燐及
び/又は硼素原子の量は、オリゴマー及び硬化樹脂の分
解温度に影響を及ぼすことが見いだされた。この分解温
度は、少くとも500℃、好ましくは550℃以上、最
も好ましくは570℃以上であることが望ましい。珪素
/燐/硼素原子のモル比(k/m/n)は、m/kが0
.01〜0.07、最も好ましくは0.02〜0.03
の範囲、n / kが0.01〜0.13、最も好まし
くは0.02〜0.07の範囲、そして(m+n)/k
が0.04〜0.20、最も好ましくは0.06〜0.
15の範囲であるようなのが望ましい。
この発明においてはアリール基ArIが存在することが
本質的なことである。例えば、Ar’をCH3で取替え
ることは、硬化樹脂の熱分解温度を約200℃まで劇的
に低下させ得る。アリール基Ar2は存在することが好
ましい* A r’ % A r ”%及びAr3はフ
ェニル基であることが好ましい。
了り−ル基中のいかなる置換基も、反応に関与すること
ができないこともまた好ましい。
R’ % R” 、及びR3が全てOH基であることは
、しばしば最も好ましいことである。これは、硬化に際
しフィルムにピットを生ずることなく縮合副生成物を除
去するのを容易にする。
モノマー(Ml、M2.M3)を加える順序は、300
℃〜600℃の温度範囲にわたってTGA分析により示
される熱分解温度と重量減少とに影響を及ぼすことが見
いだされた(下記の例2A及び例2B参照)。珪素モノ
マーを加える前に燐モノマーを硼素モノマーと混合する
ことが好ましい。燐モノマーを最初に珪素上ツマ−と反
応させ、それから硼素上ツマ−を加えることは、余り好
ましくない。燐モノマーを加える前に硼素モノマーを珪
素モノマーと反応させることも、余り好ましくない。
この発明で必要とされるフィルムの総厚さは、しばしば
、最終の集積回路において要求される性質により決定さ
れる。単一コーティングに適用されるフィルムの厚さは
、多くの因子に依存する。
それは、使用する角速度(rpm)を小さくすること及
び/又は硬化性コーティング組成物の粘度を太き(する
ことにより厚くすることができる。フィルムの厚さのば
らつきを減らすために、2000〜7000rp■の範
囲内の角速度を使用し、粘度は0.001〜0.2Pa
・S(1〜200cP)の範囲内であることが好ましい
。粘度は、操作の規模に意外なほど依存していることが
見いだされた。下記例1 (i)の操作の規模を約3倍
に大きくした結果、粘度は約5倍に増加した(0.00
13Pa−s(1,3cP)から約0.007Pa−S
(7cP)に)。この発見以前には、溶剤系とそれに溶
解したオリゴマーの濃度とを変えて粘度を増加すること
が試みられた。この事については、硬化性組成物は20
〜50重量%の範囲内の量のオリゴマーを含むことが好
ましい。そしてまた、溶剤としてキシレンとシクロヘキ
サノールとの混合物(はぼ等量の混合物)を使用するこ
とが好ましい(下記例7A〜7E参照)。そして更に、
オリゴマーと硬化性コーティング組成物の平均分子量は
、1500以上であることが好ましい。所定のいかなる
組成物においても分子量の変動は、回転コーティングの
動的条件下での硬化性組成物の「見掛粘度」にも幾分か
影響を及ぼすということが認められる。従って、工場規
模の操作ではオリゴマーの調製を標準的方法で行なうこ
とが重要である。
硬化性コーティング組成物は、回転コーティングの用途
に用いるのに先立ってろ過することが重要である。
硬化性コーティング組成物用オリゴマーを調製するのに
適する反応物は、「本質的に」下記のモノマーに該当す
る。それらモノマーの低オリゴマーも適宜使用すること
ができる。
珪素含有モノマーM1は、Ar’Si (R’) sで
あるが、Ar’ とRtとは先に定義したとおりである
Mlは、好ましくは本質的にフェニルトリシラノールで
ある。
燐含有モノマーM2は、Ar”P(0)(R”)zであ
るが、ArzとRZとは先に定義したとおりである。
M2は、好ましくはフェニルホスホン酸である。
硼素含有モノマーM3は、Ar″B(R3) z又はB
(R3)sであるが、Ar3とR3とは先に定義したと
おりである。M3は、好ましくは硼酸トリイソプロピル
又は硼酸トリブチル又はフェニルボロンジヒドロキシド
である。
これらのモノマーは、M 1 /M 2 /M 3につ
いてのモル比k / m / nがそれぞれ、m/k、
n/k、及び(m+n)/kの比の値が先に定義した好
ましい数値であるような予め決められたモル比で一緒に
反応させる。硬化性コーティング組成物からろ過分熱さ
れた少量の粒状物質は、溶液中に残存する珪素、燐、及
び硼素の相対モル量にほとんど影響を及ぼさないことが
分析により示されたことは、注目すべきである。
M2及びM3用の溶剤(それぞれS2及びS3)は、典
型的にはMl及びL用の溶剤(それぞれSl及びS)と
は異なる。Sl(又はS)は、典型的には芳香族炭化水
素、好ましくはキシレンである。トルエン及びベンジル
アルコールは、余す好ましくない。S2及びS3は、典
型的には脂肪族アルコールである。それらは、好ましく
はオリゴマー化反応中に除去され、そしてまた好ましく
はSlの沸点より低い沸点を有する。
オリゴマー化を達成するのに使用される縮合触媒も同様
に、好ましくはオリゴマー化工程の後半段階の間に除去
される。それゆえに、それの沸点もSlの沸点より低い
ものであるべきである。触媒として水酸化テトラメチル
アンモニウムを用いるのが好ましい。触媒は、好ましく
は反応物の約2重量%までの量で添加する。触媒は、典
型的には1種類又は複数の共通溶媒に溶解することがで
きる。イソプロパノールとキシレンとの混合物に触媒を
溶解することが好ましい。
オリゴマー化反応は、還流条件下及び窒素雰囲気下にお
いて高温で行なう。典型的には、低沸点溶剤(イソプロ
パノールのような)及び縮合で生じた水は約1時間後に
本質的に全て除去される。
生成オリゴマーLの平均分子量が、特に溶剤の種類、圧
力、温度、及び触媒濃度等を変えることにより変化させ
ることができる、ということは評価される。
本発明は、もちろん下記の例に限定しない、これらの例
は、意図する最終用途が集積回路の中間層誘電体フィル
ムであって、その中間層誘電体フィルムに対する基板が
少くとも一部分は珪素である硬化フィルムに焦点を合わ
せている。これらの各側を変形した多くのものは、当該
技術の通常の熟練者にとっては自明であろう。  以下
余白〔実施例〕 ■−上 (i)硬化性回転コーティング組成物の調製(Pl) 中間層誘電体(ILD)配合物を、ディーン・スターク
受は器/凝縮器、温度計、及び接続ホースアダプターを
取付けた250m1の三つ口丸底フラスコを用い、下記
方法により調製した。
100gのキシレンに溶解した26.9gの原料フェニ
ルシラノールを含有する溶液を反応フラスコに入れた。
原料のフェニルシラノールは、フヱニルトリクロロシラ
ンをエーテルと混合し、この溶液をエーテルと蒸留脱イ
オン水との2層混合物に1滴ずつ加えることにより、前
もって調製した。その結果得られた「フェニルトリシラ
ノール」という名称の加水分解生成物を、反応に使用し
た。次に、0.90gのフェニルホスホン酸(PPA)
を4.2gのイソプロパノールに溶解した。この溶液を
20.0 gのキシレンと混合し、反応フラスコに加え
た。混合物をマグネチックスクーラーを用いて攪拌しな
がら窒素雰囲気で3時間還流させ、その間にイソプロパ
ノールを系から除去した。その後、それを元の室温に冷
却させた。
次に、2.2gの硼酸トリイソプロピル(TIPB)を
反応フラスコに加え、その結果性じた混合物を窒素雰囲
気で1時間還流した。この系における反応物は、「フェ
ニルトリシラノールJ 89.7重量%、フェニルホス
ホン酸3.0重量%、及び硼酸トリイソプロピル7、S
重量%から構成された。混合物全体では、キシレン80
%及び反応物20%を含有した。溶液は、室温に冷却さ
せた。
4n+1のイソプロパノールに溶解した0、3gの水酸
化テトラメチルアンモニウム(TMAH)の溶液を41
のキシレンと混合し、反応フラスコに触媒として添加し
た。 TMAR添加量は、反応物の1重量%に相当した
。全混合物は、イソプロパノール、触媒、及び縮合によ
り生じた全ての水分を除去するように、窒素雰囲気下で
還流温度(およそ139℃)に加熱して約1時間保持し
た。溶液は、加熱サイクルの間は透明なままであったが
、冷却すると少量の沈殿物を生じ、溶液はわずかに濁っ
た。その濁りは、ろ過により容易に取除かれ、透明な均
質溶液を生じた。関連する実験結果により、収集した沈
殿物の量が0.0〜0.4 gの範囲であることが示唆
された。
前述の溶液は、密度が約0.92g/aJ及び粘度が0
.0013Pa−s(1,3cP)であったと信じられ
る(異なるけれども関連のある実験研究により)。配合
物は、後にシリコンウェーハ上で加工処理するために清
浄なテフロン(登録商標)製容器内に保管した。配合物
の幾つかは、130℃で約2日間テフロン(登録商標)
製容器内で乾燥し、その後の分析用にめのう製乳鉢と乳
棒とで粉砕した。
(ii )硬化性回転コーティング組成物(C2)の試
験 前記配合物の粉末試料を下記の方法で分析試験した。
昇温速度20℃/sinの熱重量分析(T G A)に
より、300℃〜400℃の温度範囲にわたっては0、
3%、400℃〜500℃の温度範囲にわたっては1.
7%の重量減少が生じた。分解温度は、おおよそ575
℃であった。
異なるけれども関連のある実験試料の温度を変化させた
質量分析により、初期の重量減少は、(i)硼酸塩類と
ともに残留したアルキル基の喪失、及び、(ii )そ
の物質からの少量のフェニル基の喪失のためであること
が暗示された。
水分吸収試験(81%湿度及び25℃における)は、前
記粉末が吸収したのは6日間にわたって0.1重量%以
下であることを示した。
異なるけれども関連のある試料に関する沸騰水中での1
時間の浸出試験により、いずれの種類も1 ppm以下
が試料から離脱する偽とが暗示された。
Na”−及びにゝのような移動性イオンは、前記配゛合
物中に1 ppm以下で存在することが判明した。
別の異なるけれども関連のある試料に関する試験は、前
記配合物がCI−イオンについては2 ppm以下を含
有することを暗示した。
IR分析は、オリゴマーが多少の10H1特性を保持し
てはいるがほとんど完全に縮合していることを示した。
X線粉末回折(X RD)は、ただ幅が広く、低強度の
像を生じただけであった。これは、非晶質材料を暗示す
る。
関連する研究より、平均分子量は1500〜3000の
範囲であると信じられた。
(iii )回転コーティング及び硬化(P2)前述の
ILD配合物を一般に伝統的な回転コーティング工程で
使用して、多数の、本質的に平ら÷円形の、直径51〜
102+a+w(2〜4インチ)の範囲の単結晶シリコ
ンウェーハのそれぞれの上に薄いフィルムを形成した。
回転コーテイング機は、ヘッドウェイリサーチ(Hea
dway Re5earch)により供給された型番E
C−102−NRDであった。回転コーティング工程は
、0、Sμmまでの粒子をろ過した層流フード内で行な
った。フィルムは、ウェーハの表面積の約173〜1/
2を覆うように、前記配合物の大きな1滴をウェーハに
垂らすことにより生ずる。それぞれのウェーハは、その
後所望の角速度まで加速し、それを20秒間保持した。
回転速度を変えることにより、厚さの異なる濡れたフィ
ルムを得た。このフィルムの厚さは、硬化工程の間にお
よそ15%減少した。(回転速度に対する最終硬化厚さ
のプロットを第2図に示す。処理工程を注意深く制御す
ることにより、最終フィルムの厚さは最良の場合偏差が
わずか±0.17%のプレーナ表面を与えた。代表的な
例では、ウェーハの断面方向の平均フィルム厚さからの
最大偏差は±3%以下であった。) ウェーハ上の濡れたフィルムは、その後バッチ式及び/
又は連続式の方法によりその場所で熱硬化した。
バッチ式の方法では、ウェーハを15〜30分間130
℃で乾燥し、続いて標準的な箱形炉内で15〜45分間
350℃で最終的に硬化させた。好ましい連続式の方法
では、ウェーハをコンベヤーベルトに載せて赤外線加熱
炉を通過させた。コンベヤーベルトの時間に対する温度
分布を第3図に示す。グラフに示すように、試料は8分
間最高温度の約350℃に上昇し゛た。硬化後、ウェー
ハ試料は粒子を0、Sμmに制御したフード内に保管し
た。
(iv)硬化フィルム(C5)の試験 硬化中間層誘電体フィルムの種々の特性を下記に示すよ
うに測定した。
楕円偏光法により測定した硬化フィルムの厚さを第2図
に示す。それとともにフィルムの屈折率を測定したとこ
ろ、1.48〜1、S5の範囲であった。
関連はあるが別の試料に基づいて、表面の抵抗率は約1
QItΩ・備、バルクの抵抗率は約10′3Ω・値であ
った。
比誘電率は、異なるけれども関連のある試料に基づいて
3、S〜4.0と測定された。絶縁耐力は、0、S〜1
、S X 10’ V/c+aの範囲であった。
関連はあるが別のフィルムを反応性イオンエツチング環
境(反応性ガスはCF aであった)に暴露したところ
、おおよそ35 nm/1lIin(350人/5hi
n)のエツチング速度が得られた。
シリコンウェーハ上の前記ILDフィルムのIR分析は
、遊離の“−OH”特性の全てが硬化サイクルの間に消
失することを示した。これは、試料が、幅広く、不明瞭
で、強度の低い、約3600am ” ’に中心をおく
吸収により示される、少量のしっかり結合した水素結合
“−OH”特性のみを有するほとんど完全に縮合した形
態であることを暗示した。
溶液に粒子を入れないように十分注意が払われた場合、
硬化フィルムは、効果的に欠陥及びピンホールを免れた
6層を次々に、別の層の上で回転して作り、全体の厚さ
が予期したとおりの多重層を生ずることができた。層の
数にかかわらず、ASTM D 3359の方法Bによ
り測定した付着力は優れていることが分った。この試験
では、(1)付着フィルムに小さな正方形渣切込み、(
2)切込んだ正方形上にスコッチテープ(商品名)をし
っかりと押しつけ、(3)フィルムからスコッチテープ
を引っ張り、そして、(4)取除かれた正方形の枚数を
数えた。
水分吸収試験(100%相対湿度及び85℃における)
は、シリコンウェー八基板上のフィルムが6日間にわた
って吸収したのが0.1重量%以下であることを示した
■1人反堕叉旦 これらの例は、本発明の硬化組成物を調製するのに使用
する3種類のモノマーを添加する順序を変えることの効
果を説明する。
例2Aでは、硼素モノマーの添加を後にするのではなく
燐モノマーの添加を後にしたことを除いて、例1を本質
的に反復した。TGA分解温度は、570℃(575℃
に代って)であった。重量減少は、300℃〜400℃
では0.0%、400℃〜500℃では1.7%であっ
た。
例2Bでは、硼素モノマ°−ではなく珪素モノマーの添
加を遅らせたことを除いて、本質的に例1を反復した。
換言すれば、珪素モノマーを添加する前に、硼素モノマ
ーを燐モノマーと予備反応させた。そしてまた、珪素モ
ノマーは、ウアッカーシリコーン中間体SY 430(
商品名)であった。
(ウアッカーシリコーン中間体SY 430と題された
1982年10月発行のウアッカーケミーGmbHの技
術資料SMII! 10〜165、S210によれば、
それは、フレーク状の、シラノール官能性純粋フェニル
シリコーン樹脂である。それは、ASTM D 134
6(1,5g 、 3時間、135℃)によれば最小9
8%のシリコーンを含有する。水酸基含有量は最小5%
、平均分子量は約1700g/+sol、 5ift当
量(湿式分析)は約45%である。その資料にはその他
の情報も記載されている。)TGAの結果は、例1のも
のよりも良好であった。詳しく述べるならば、分解温度
は約580℃であり、重量減少は300〜400℃では
0.4%、400〜500℃では0、S%であった。
炭1八二主旦 これらの例は、硼素モノマーは一切省略し、例1より高
濃度の燐モノマーを使用することの効果を説明する。
例3Aでは、硼素モノマーを省略し、燐モノマーが3重
量%の水準で存在したことを除いて、例1を本質的に反
復した。未硬化樹脂の乾燥粉末化試料の分解温度は、約
560℃(575℃に代って)であった。重量減少はほ
とんど変わらず、300 ’C〜400℃では0.2%
、400℃〜500℃では1、S%であった・ 例3Bでは、燐モノマーが6.0%の濃度で存在したこ
とを除いて、例3Aを反復した。分解温度は555℃に
低下した。
例3Cでは、燐モノマー濃度12%で例3Aを反復した
。分解温度は540℃であった。
例3Dでは、燐モノマーが25%の濃度で存在したこと
を除いて、例3Aを反復した。分解温度は更に低下して
約460℃であった。
勇−↓ この例は、燐モノマーを省略することの効果を説明する
燐モノマーを省略したことを除いて、例1を本質的に反
復した。使用した硼酸トリイソプロピルは7、S重量%
であった。ここでもまた、珪素モノマーはウアッカーシ
リコーン中間体SY 430であった0重量減少は、4
00℃まででは約0.6%、400〜500℃では約2
%であった。分解温度は約540℃であった。    
          以下余白側」Jビー5に れらの例は、フェニルホスホン酸(PPA)、及び、硼
酸トリイソプロピル(TIPB)に替えて硼酸トリーn
−ブチル(TBB)を使用することを説明する。
例5Aでは、2.9%のPPAと4.1%のTBBとを
使用したことを除き、例2Aを本質的に反復した。分解
温度は570℃であった。重量減少は、300℃〜40
0℃では1.2%、400℃〜500℃では1、S%で
あった。
例5Bでは、1、S%のPPAと4、S%のTBBとを
使用したことを除き、例2Bを本質的に反復した。分解
温度は約565℃であった。重量減少は、300℃〜4
00℃では0、S%、400℃〜500℃では2.4%
であった。
例5Cでは、1.1%のPPAと8.4%のTBBとを
使用したことを除き、例2Aを本質的に反復した。分解
温度は約550℃であった。ここでもまた、珪素モノマ
ーはウアンカーシリコーン中間体SY 430であった
。重量減少は、300℃〜400℃では2.2%、40
0℃〜500℃では1、S%であった。
億Jノ」αyes これらの例は、燐モノマーを一切存在させずにフェニル
ボロンジヒドロキシドを使用することを説明する。
例6Aでは、7、S%のTIPBに替えて3.0%のフ
ェニルボロンジヒドロキシド(PBIIH)を使用した
ことを除き、例4を本質的に反復した。分解温度は、わ
ずか550℃に過ぎなかった。重量減少は、300℃〜
400°Cでは0、S%、400℃〜500℃では3.
2%であった。
例6Bでは、PRDHを3.0%でなく12%としたこ
とを除き、例6Aを本質的に反復した。分解温度は約5
40℃であった。重量減少は、300℃〜400℃では
約1.7%、400℃〜500℃では3.0%であった
訓ユノビ:L旦 これらの例は、Sl及びSとして純粋キシレン以外の溶
剤を使用することを説明する。
種々可能な回転コーティング組成物(C2)を、例1 
(i)の手順と大体同様の方法で調製した。
C2中のオリゴマー(L)の濃度は、全て20〜30重
量%の範囲内であった。
例7Aでは、シクロヘキサノールとキシレンとの混合物
(重量比を1:1として)を使用した。
回転コーティング操作で得られるフィルム厚さは、例1
の対応する条件下で得られるものよりも厚かった。
例7Bでは、キシレンの代りに純粋ベンジルアルコール
を使用した。生成物は、回転コーティングして測定可能
なフィルム厚さの製品を作ることができなかった。
例7Cでは、ベンジルアルコールとキシレンとを1:1
の比率で使用した。結果は例7Bと同様であった。
例7Dでは、キシレンの代りにベンジルエーテルを使用
した。結果は例7Bと同様であった。
例7Eでは、ベンジルエーテルとキシレンとを1:1の
比率で使用した。結果は例7Bと同様であった。
且漣d外 この比較例は先行技術ではない。それは、燐も硼素も硬
化樹脂に組入れられない場合に得られる特性を説明する
ウアンカーシリコーン中間体SY 430の試料を、固
形分が20重量%となるようにキシレンに溶解した。例
1に一般的に記載したように、この溶液でウェーハをコ
ーティングし、加工処理した。回転角速度は約500O
rpmであり、また厚さは約330nm (3300人
)と観測された。このフィルムの品質は不十分であった
。それには小さなピンホールがあり、また不均一であっ
た。
フィルムの厚さを厚くしようとして、上記のコーティン
グしたウェーハをその後同じ量の溶液で処理した。楕円
偏光法で測定してフィルムの厚さが厚くなったとは観測
されなかった。結果として生じた全厚さは、従前どおり
わずか330ns+(3300人)に過ぎなかった。
フィルムの分解温度は、約565℃であった。
以下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の全体工程の簡略模式流れ図である
。 第2図は、この発明の例1において得られたフィルムの
厚さと使用したスピンコーティング条件との相互関係を
示すグラフである。 第3図は、この発明の例1における温度対時間の硬化条
件を示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、硬化性コーティング組成物C2であって、溶剤Sに
    溶解したオリゴマーLの溶液を含んでなり、ここで、 (i)Lが燐又は硼素をドーピングされたシルセスキオ
    キサン(silsesquioxane)オリゴマーを
    含み、 (ii)SはLのための溶剤であるが、Sは本質的にL
    と反応することができないという条件付きであり、 (iii)Lが前記硬化性コーティング組成物C2の重
    量に基づき10〜60重量%の範囲内の量で存在し、 (iv)Lが、(a)珪素原子、並びに、(b)燐原子
    及び/又は硼素原子をk/m/nのモル比で含み、その
    モル比が、m/kの比の値が0〜0.27の範囲内、n
    /kの比の値が0〜0.14の範囲内、(m+n)/k
    の比の値が0.02〜0.30の範囲内である、 組成物。 2、Lが20〜40重量%の範囲内の量で存在する特許
    請求の範囲第1項記載の組成物。 3、燐原子を含んでなる特許請求の範囲第1項記載の組
    成物。 4、硼素原子を含んでなる特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 5、燐原子と硼素原子とを含んでなる特許請求の範囲第
    1項記載の組成物。 6、m/kが0.01〜0.07の範囲、n/kが0.
    01〜0.13の範囲、及び(m+n)/kが0.04
    〜0.20の範囲である、特許請求の範囲第1項記載の
    組成物。 7、m/kが0.02〜0.03の範囲、n/kが0.
    02〜0.07の範囲、及び(m+n)/kが0.06
    〜0.15の範囲である、特許請求の範囲第6項記載の
    組成物。 8、Sが芳香族炭化水素又は芳香族炭化水素の混合物で
    ある、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 9、Sがキシレンを含んでなる特許請求の範囲第8項記
    載の組成物。 10、Sがシクロヘキサノールを更に含んでなる特許請
    求の範囲第9項記載の組成物。 11、室温における粘度が0.001〜0.2Pa・S
    (1〜200cP)の範囲内である特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。 12、Lの平均分子量が1500以上である特許請求の
    範囲第11項記載の組成物。 13、C2が20〜50重量%の範囲内の量のLを含ん
    でなる特許請求の範囲第11項記載の組成物。 14、下記の式を有するオリゴマーの混合物を含んでな
    る組成物であって、 〔Ar^1SiO_1_/_2_(_3_−_x)R^
    1_x〕_x〔Ar^2P(O)O_1_/_2_(_
    2_−_y_)R^2_y〕〔Ar^3_βBO_1_
    /_2_(_3_−_β_−_z)R^3_z〕_nこ
    こで、Ar^1、Ar^2、及びAr^3は、Ar^1
    H、Ar^2H、及びAr^3Hにより示される化合物
    がいずれも1000以下の分子量を有するような置換さ
    れた又は置換されていないアリール基から個々に選択さ
    れ、R^1、R^2、及びR^3はOC_tH_z_t
    _+_1又はOHであって、tは1〜10の範囲の整数
    であるという条件付であり、 pは0又は1、 xは0、1、2、又は3、 yは0、1、又は2、 zはpが0のとき0、1、2、又は3、pが1のとき0
    、1、又は2、 k、m、及びnの各数値は、 (i)m/kの比の値が0〜0.27の範囲内、(ii
    )n/kの比の値が0〜0.14の範囲内、そして更に
    、 (iii)(m+n)/kの比の値が0.02〜0.3
    0の範囲内であるような数値である、 一組成物。 15、粉末の形態である特許請求の範囲第14項記載の
    組成物。 16、溶剤S、及び溶質としてオリゴマーを含んでなる
    溶液の形態である特許請求の範囲第14項記載の組成物
    。 17、硬化性コーティング組成物、すなわち、溶剤Sに
    溶解したオリゴマーLの溶液を含んでなり、ここで、(
    i)Lが燐又は硼素をドーピングされたシルセスキオキ
    サンオリゴマーを含み、(ii)SはLのための溶剤で
    あるが、Sは本質的にLと反応することができないとい
    う条件付きであり、(iii)Lが前記硬化性コーティ
    ング組成物の重量に基づき10〜60重量%の範囲内の
    量で存在し、(iv)Lが、(a)珪素原子、並びに、
    (b)燐原子及び/又は硼素原子をk/m/nのモル比
    で含み、そのモル比が、m/kの比の値が0〜0.27
    の範囲内、n/kの比の値が0〜0.14の範囲内、(
    m+n)/kの比の値が0.02〜0.30の範囲内で
    ある組成物を調製する方法において、本質的に、(a)
    珪素含有モノマーM1、並びに、(b)燐含有モノマー
    M2及び/又は硼素含有モノマーM3を共縮合させ、そ
    れによりオリゴマーLの混合物を形成することを含み、
    ここで、 M1は本質的にAr^1Si(R^1)_3、M2は本
    質的にAr^2P(O)(R^2)_z、M3は本質的
    にAr^3B(R^3)_2又はB(R^3)_3、ま
    た、Ar^1、Ar^2、及びAr^3は、Ar^1H
    、Ar^2H、及びAr^3Hにより示される化合物が
    いずれも1000以下の分子量を有するような置換され
    た又は置換されていないアリール基から個々に選択され
    、R^1、R^2、及びR^3はOC_tH_2_t_
    +_1又はOHであり、tは1〜10の範囲の整数であ
    るという条件付であって、 下記の工程、すなわち、 (i)M1又はそれの低オリゴマーを、水酸基とは本質
    的に反応し得ない第1の溶剤Slに溶解し、 (ii)M2又はそれの低オリゴマーを、沸点がSlの
    沸点より低い第2の溶剤S2に溶解し、(iii)M3
    又はそれの低オリゴマーを、沸点がSlの沸点よりも低
    い第3の溶剤S3に溶解し、(iv)水酸基を縮合させ
    る触媒を、沸点がSlの沸点よりも低い第4の溶剤S4
    に溶解し、(v)工程(i)、(ii)、(iii)、
    及び(iv)で得られたものを、予め選定した比率、予
    め選定した順序、共縮合を達成するのに十分な予め選定
    した温度で混合して、それによりオリゴマーLを形成し
    、そして、 (vi)LとS1とを、工程(v)の反応生成物の残り
    のものから分離する、 工程を含む、方法。 18、M1が本質的にフェニルトリシラノールである特
    許請求の範囲第17項記載の方法。 19、M2がフェニルホスホン酸である特許請求の範囲
    第17項記載の方法。 20、M3が硼酸トリイソプロピルである特許請求の範
    囲第17項記載の方法。 21、M3が硼酸トリブチルである特許請求の範囲第1
    7項記載の方法。 22、M3がフェニルボロンジヒドロキシドである特許
    請求の範囲第17項記載の方法。 23、S1が芳香族炭化水素を含んでなる特許請求の範
    囲第17項記載の方法。 24、S1がキシレンを含んでなる特許請求の範囲第1
    7項記載の方法。 25、S1がシクロヘキサノールを更に含んでなる特許
    請求の範囲第24項記載の方法。 26、工程(V)における予め選定したモノマーの比率
    が、珪素/燐/硼素のモル比がk/m/nであり、ここ
    で、k、m、及びnが、 (i)m/kの比の値は0〜0.27の範囲内、(ii
    )n/kの比の値は0〜0.14の範囲内、(iii)
    (m+n)/kの比の値は0.02〜0.30の範囲内
    、 であるような数値であるような、特許請求の範囲第17
    項記載の方法。 27、工程(ii)で生じたものを、工程(i)で生じ
    たものを添加するのに先立ち、工程(iii)で生じた
    ものと混合する、特許請求の範囲第17項記載の方法。 28、S2、S3及びS4がアルコールである特許請求
    の範囲第17項記載の方法。 29、S2、S3、及びS4がイソプロパノールである
    特許請求の範囲第28項記載の方法。 30、触媒が水酸化テトラメチルアンモニウムである、
    特許請求の範囲第17項記載の方法。 31、工程(V)において反応物の2重量%までの量で
    触媒が存在する特許請求の範囲第17項記載の方法。 32、改良された特性を兼ね備えた改良中間層誘電体フ
    ィルムを調製する方法であって、硬化性コーティング組
    成物、すなわち、溶剤Sに溶解したオリゴマーLの溶液
    を含んでなり、ここで、(i)Lが燐又は硼素をドーピ
    ングされたシルセスキオキサンオリゴマーを含み、(i
    i)SはLのための溶剤であるが、Sは本質的にLと反
    応することができないという条件付きであり、(iii
    )Lが前記硬化性コーティング組成物C2の重量に基づ
    き10〜60重量%の範囲内の量で存在し、(iv)L
    が、(a)珪素原子、並びに、(b)燐原子及び/又は
    硼素原子をk/m/nのモル比で含み、そのモル比が、
    m/kの比の値が0〜0.27の範囲内、n/kの比の
    値が0〜0.14の範囲内、(m+n)/kの比の値が
    0.02〜0.30の範囲内である組成物C2を、基板
    B上に適用してB上に薄いフィルムC3を形成し、その
    後C3を硬化させ、それによって、Bに付着した硬化生
    成物C5を形成することを含む方法。 33、B上に10000rpmまでの角速度でもってC
    2を回転コーティングして薄いフィルムを形成すること
    を含む、特許請求の範囲第32項記載の方法。 34、300℃〜400℃の範囲内の温度で前記薄いフ
    ィルムを硬化させることを更に含む、特許請求の範囲第
    33項記載の方法。 35、Bが、10000rpmまでの角速度でもってC
    2を回転コーティングして薄いフィルムを形成し、30
    0℃〜400℃の範囲内の温度で該フィルムを硬化させ
    て得られた生成品であって、それによって多層化フィル
    ムを形成する、特許請求の範囲第33項記載の方法。 36、本質的に下記一般式を有する硬化樹脂を含んでな
    る組成物であって、 〔(Ar^1SiO_1_._5)_k(Ar^2PO
    _2_._0)_m(Ar^3_βBO_q)_n〕こ
    こで、Ar^1、Ar^2、及びAr^3はAr^1H
    、Ar^2H、及びAr^3Hにより示される化合物が
    いずれも1000以下の分子量を有するような置換され
    た又は置換されていないアリール基から個々に選択され
    、p及びqはそれぞれ0及び1.5、又はそれぞれ1.
    0及び1.0の数値であり、 k、m、及びnの各数値は、 (i)m/kの比の値が0〜0.27の範囲内、(ii
    )n/kの比の値が0〜0.14の範囲内、そして更に
    、 (iii)(m+n)/kの比の値が0.02〜0.3
    0の範囲内であるような数値である、 組成物。 37、樹脂がフィルムの形態である特許請求の範囲第3
    6項記載の組成物。 38、フィルムが中間層誘電体フィルムである特許請求
    の範囲第36項記載の組成物。 39、フィルムが回転コーティングされたフィルムであ
    る特許請求の範囲第36項記載の組成物。 40、フィルムが回転コーティングされた多層フィルム
    である特許請求の範囲第36項記載の組成物。 41、フィルムが集積回路の半導体に付着した特許請求
    の範囲第36項記載の組成物。 42、半導体が珪素を含んでなる特許請求の範囲第41
    項記載の組成物。 43、本質的に非常にわずかの、IR分析により示され
    る−OH特性を有する、特許請求の範囲第36項記載の
    組成物。 44、TGA分析により測定される分解温度が少くとも
    500℃である、特許請求の範囲第36項記載の組成物
    。 45、分解温度が少くとも550℃である特許請求の範
    囲第44項記載の組成物。 46、分解温度が少くとも570℃である特許請求の範
    囲第45項記載の組成物。
JP61107792A 1985-05-14 1986-05-13 硬化性コ−テイング組成物及び中間層誘電体フイルム並びにそれらの製法 Pending JPS61261370A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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