JPH03189440A - ダンパー付筒型マウント装置 - Google Patents

ダンパー付筒型マウント装置

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JPH03189440A
JPH03189440A JP1329114A JP32911489A JPH03189440A JP H03189440 A JPH03189440 A JP H03189440A JP 1329114 A JP1329114 A JP 1329114A JP 32911489 A JP32911489 A JP 32911489A JP H03189440 A JPH03189440 A JP H03189440A
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rubber elastic
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    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
    • F16F1/387Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type comprising means for modifying the rigidity in particular directions

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技(ネi分野) 本発明は、ダイナミック・ダンパーを備えた筒型マウン
ト装置に係り、特に構造が簡単で、生産性の向上と製造
コストの低減が有効に図られ得るダンパー付筒型マウン
ト装置に関するものである。
(背景技術) 従来から、振動伝達系を構成する二つの部材間に介装さ
れて、それら両部材を防振連結せしめ、或いは一方の部
材を他方の部材に対して防振支持せしめるマウント装置
の一種として、特開昭56−63141号公報や実開昭
57−59119号公報等に示されているように、径方
向に所定距離を隔てて、互いに同心的に若しくは偏心し
て配された内筒金具と外筒金具とを、それらの間に介装
されたゴム弾性体にて一体的に連結せしめてなる、所謂
筒型マウント装置が知られており、例えば、横置きエン
ジンのFF型自動車用エンジンマウントやポデーマウン
ト、サスペンションブツシュ等として、好適に用いられ
てきている。
そして、このような筒型マウント装置の一種として、内
外筒金具間にマス部材を配すると共に、該マス部材をゴ
ム弾性体に対して加硫接着せしめて、該ゴム弾性体を介
して内外筒金具に弾性支持せしめることにより、それら
マス部材とゴム弾性体とによって、中乃至高周波数域の
振動入力時にマウント低動ばね効果を発揮するダンパー
機構(動的吸振器)を構成せしめてなる構造のものが知
られている。また、かかるダンパー付筒型マウント装置
におけるマス部材としては、ブロック状のものも考えら
れるが、マウン(・ばね特性のチューニングが容易であ
ると共に、複数の入力方向からの振動に対するダンパー
効果を有利に得ることができること等から、内外筒金具
間の全周に亘って配される筒状のマス部材が、好適に用
いられてきている。
ところが、そのような筒状のマス部材を、内外筒金具間
に配する場合、径方向内側から外側に向かって内筒金具
、マス部材、外筒金具を順に配し、それら内筒金具と筒
状マス部材の間およびマス部材と外筒金具との間に、そ
れぞれゴム材料を充填してゴム弾性体を成形しようとす
ると、その成形後に行なわれる、通常の、外筒金具に対
する絞り加工によっては、内筒金具と筒状マス部材との
間に介装されたゴム弾性体に対して予備圧縮を加えるこ
とが、実際上、不可能となる。
そこで、従来では、一般に、かかるマス部材を、それぞ
れ筒状を呈する内側マス金具と外側マス金具とによって
構成し、内筒金具と内側マス金具との間に第一のゴム弾
性体を介装せしめて一体的に連結することにより内側ゴ
ムブツシュを、また外側マス金具と外筒金具との間に第
二のゴム弾性体を介装せしめて一体的に連結することに
より外側ゴムブツシュを、それぞれ互いに別体にて形成
して、内側ゴムブツシュを構成する第一のゴム弾性体に
は、内側マス金具に対する縮径加工にて予備圧縮を、ま
た外側ゴムブンシュを構成する第二のゴム弾性体には、
外筒金具に対する縮径加工にて予備圧縮を、それぞれ加
えた後、該内側ゴムブツシュの内側マス金具に対して、
外側ゴムブツシュの外側マス金具を外嵌固定し、一体的
なブツシュ構造とすることにより、目的とするダンパー
付筒型マウント装置と為すようにした構造のものが採用
されている。
しかしながら、このような構造のダンパー付筒型マウン
ト装置においては、マス部材を形成するために2個のパ
イプ材が必要となると共に、ゴム弾性体の加硫成形およ
び絞り加工を、内外両ゴムブツシュに対してそれぞれ行
ない、更に内側ゴムブツシュと外側ゴムブツシュとの正
大操作が必要であり、加えてそれら内側ゴムブツシュと
外側ゴムブツシュとを、別々の場所、工程で形成し、そ
れらを組付場所までillしなければならないために、
材料及び生産コストが高くつき、生産及び組付作業性が
極めて悪いといった、大きな問題を有していたのである
(解決課題) ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として
為されたものであって、その解決課題とするところは、
構造が簡略であり、且つ優れた生産性と低コスト性とを
もって製造され得る、筒状のマス部材を備えたダンパー
付筒型マウント装置を提供することにある。
(解決手段) そして、かかる課題を解決するために、本発明にあって
は、径方向に所定距離を隔てて同心的に若しくは偏心し
て配された、それぞれ防振連結されるべき部材の一方に
取り付けられる内筒金具と外筒金具とを、それらの間に
介装されたゴム弾性体にて一体的に連結すると共に、該
内筒金具と該外筒金具との間に、筒状のマス部材を配し
、それら内筒金具および外筒金具に対して、前記ゴム弾
性体を介して弾性的に支持せしめてなるダンパー付筒型
マウント装置において、前記マス部材を、周方向に互い
に所定寸法の空隙を隔てて対向して、前記ゴム弾性体内
に埋設配置せしめられ、前記外筒金具の縮径によって、
周方向に互いに当接せしめられて一体的な円筒状を為す
、周方向に分割された複数個の分割体にて構成したこと
を、その要旨とするものである。
(作用・効果) すなわち、このような本発明に従うダンパー付筒型マウ
ント装置にあっては、マス部材を構成する分割体が、外
筒金具の縮径に際して周方向に相互に接近移動せしめら
れることに伴い、内筒金具とマス部材との間に位置せし
められるゴム弾性体に対して、有効な予備圧縮が及ぼさ
れ得ると共に、かかる分割体が相互に当接して一体的な
円筒状のマス部材を構成することにより、外筒金具の縮
径によって、かかるマス部材と外筒金具との間に位置せ
しめられるゴム弾性体に対しても、有効な予備圧縮が及
ぼされ得ることとなる。
そして、それ故、かかる本発明に従えば、ブツシュを二
分割構造とする必要がなく、内筒金具とマス部材と外筒
金具とが、ゴム弾性体にて一体的に連結されてなる単一
の一体加硫成形品にて構成することが可能となって、ゴ
ムの加硫操作およびゴム弾性体に予備圧縮を加えるため
の絞り操作が一回で済むことに加え、マス部材としてパ
イプ材を用いる必要がなく、プレス板材を用いることが
可能となることから、構造が極めて簡略であり、且つ優
れた生産性と低コスト性とをもって製造され得る、筒状
のマス部材を備えたダンパー付筒型マウント装置が、有
利に実現され得ることとなるのである。
(実施例) 以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明の実施例について、図面を参照しつつ、詳細に説明す
ることとする。
先ず、第1図及び第2図には、本発明を、FF型自動車
用のエンジンマウントに対して適用したものの一具体例
が示されている。これらの図中、IOおよび12は、内
筒金具および外筒金具であって、それぞれ、径方向に所
定距離を隔てて、所定量だけ偏心して配置せしめられて
いる。また、これら内筒金具10と外筒金具12とは、
それらの間に介装されたゴム弾性体14によって一体的
に且つ弾性的に連結されている。そして、かかるエンジ
ンマウントにあっては、その内筒金具lOおよび外筒金
具12の何れか一方がエンジンユニット側に、他方が車
体側に、それぞれ取り付けられることにより、それらエ
ンジンユニットと車体との間に介装せしめられ、以て該
エンジンユニットを車体に対して防振支持せしめるよう
になっているのである。なお、そのような装着状態下、
かかるエンジンマウントには、内外筒金具l0112間
に対して、それらの偏心方向(第1図中、上下方向)に
エンジンユニット重量が及ぼされて、それら内外筒金具
10.12が略同心的に位置せしめられることとなると
共に、かかる偏心方向に主たる振動荷重が及ぼされるこ
ととなる。
より詳細には、前記内筒金具10は、厚肉円筒形状をも
って形成されている。また、前記外筒金具12は、大径
の薄肉円筒形状をもって形成されており、該内筒金具1
0の径方向外側に所定量だけ偏心して配されている。そ
して、第3図及び第4図に示されているように、それら
内筒金具10と外筒金具12の配設状態下、両全具10
.12間に所定のゴム材料が充填されることによって、
全体として厚肉円筒形状を呈する前記ゴム弾性体14が
形成されているのであり、それによって該ゴム弾性体1
4の内周面に対して内筒金具10が、またその外周面に
対して外筒金具12が、それぞれ加硫接着されてなる一
体加硫成形品16として構成されているのである。
また、かかる一体加硫成形品16にあっては、内筒金具
lOと外筒金具12との間に位置する、それら内外筒金
具10.12の偏心方向において内筒金具10を挟んだ
径方向両側部分に、それぞれ、半割円筒体形状を呈する
所定厚さの分割マス金具18.18が、外筒金具12の
内周面に沿うようにして、且つ周方向両端部が互いに所
定距離を隔てて対向位置する状態で配設されている。そ
して、これらの分割マス金具18.18は、それぞれ、
ゴム弾性体14を軸方向に貫通して配され゛ており、そ
の内外周面が該ゴム弾性体14に対して加硫接着されて
いることによって、かかるゴム弾性体14を介し、内筒
金具10および外筒金具12に対して、それぞれ、弾性
的に連結支持せしめられている。
なお、かかる分割マス金具18.18の周方向両側端部
の対向面間には、ゴム弾性体14が介在されておらず、
空隙20.20を挟んで互いに対向せしめられていると
共に、それらの空隙20.20の径方向内側および外側
に位置するゴム弾性体14には、それぞれ、所定長さで
周方向に延びる肉抜部22.24が、軸方向に貫通して
設けられており、後述する絞り加工時における、それら
分割マス金具18.18の接近方向への変位が、有利に
為され得るようになっている。
すなわち、このような一対の分割マス金具18.18の
配設によって、前記ゴム弾性体14が、実質的に、該分
割マス金具18.18を径方向に挾んで位置する、内側
ゴム部26と外側ゴム部28とに仕切られているのであ
る。なお、分割マス金具18.18には、それぞれ、厚
さ方向に貫通する通孔30.30が形成されており、こ
れらの通孔30.30を通じて、内側ゴム部26と外側
ゴム部28とが連結されていることによって、それらが
一体成形せしめられ得るようになっている。
また、かかる一体加硫成形晶16を構成するゴム弾性体
14には、内外筒金具10.12の偏心方向における離
間距離の小なる側において、分割マス金具18の内周面
側に沿うようにして周方向に略1/3周の長さで延びる
軸方向貫通空所32が形成されている。ぞして、該貫通
空所32によって、マウント装着時に内外筒金具IO2
12間にエンジンユニット重量が及ぼされた際の、ゴム
弾性体14における引張応力の発生が軽減乃至は防止さ
れ得るようになっているのである。
そして、このような構造とされた一体加硫成形品1Gに
は、外筒金具12に対してへ方絞り等によって縮径加工
が施され、それによって前記第1図及び第2図に示され
ている如き、目的とするエンジンマウントとされること
となる。
そこにおいて、かかる一体加硫成形晶16にあっては、
外筒金具12に及ぼされる縮径に際しての加圧力が、外
側ゴム部28を介して、分割マス金具18.18に対し
、それら両分側マス金具18.18の接近方向への押圧
力として作用せしめられるのであり、その結果、かかる
外筒金具12の絞り加工に伴って、分割マス金具18.
18が、相互に接近方向に移動せしめられることとなる
なお、特に本実施例では、分割マス金具18.18の周
方向対向部近傍に形成された、前記肉抜部22.24に
よって、外筒金具12の縮径による加圧力が、分割マス
金具18.18に対してより有効に作用せしめられ得る
と共に、それら分割マス金具18.18の接近方向−1
の変位が有利に生ぜしめられ得るようになっている。
そして、これら分割マス金具18.18の相対的な接近
方向への変位は、該分割マス金具18.18の実質的な
小径化に繋がるのであり、それによって、それらの径方
向内側部分に配された前記内側ゴム部26に対して、絞
りが加えられて有効な予備圧縮が及ぼされ得ることとな
るのである。
さらに、これら分割マス金具18.18は、外筒金具1
2の縮径加工により、それぞれの周方向端部において互
いに当接せしめられると共に、かかる外筒金具12の縮
径にて及ぼされる加圧力によって圧接されて、一体止せ
しめられることとなり、それによって、第1図及び第2
図に示されている如く、一体的な円筒形状を呈するマス
部材34が構成せしめられる。
また、このように分割マス金具18.18が一体化され
てマス部材34とされた状態下では、外筒金具12の縮
径加工による加圧力は、内側ゴム部26には及ぼされな
くなるところから、かかる加圧力は、専ら、外側ゴム部
28に対して絞り作用を及ばしめることとなり、以て該
外側ゴム部28に対する有効な予備圧縮が加えられる。
すなわち、前述の如き一体加硫成形品16にあっては、
その外筒金具12に対して縮径加工を加えることによっ
て、内筒金具IOと外筒金具12との間に配されて、そ
れら内外筒金具10.12に対してゴム弾性体14を介
して支持された円筒形状のマス部材34を備えてなる、
目的とするダンパー付エンジンマウントと成され得るの
である。
従って、このような構造とされたエンジンマウントにあ
っては、内側ゴム部26と外側ゴム部28とからなるゴ
ム弾性体14を、−回の加硫操作によって得ることがで
き、単一の一体加硫成形品16を用いて製造することが
できるところから、゛目的とするダンパー付エンジンマ
ウントが、極めて簡略な構造をもって有利に実現され得
ることとなるのである。
また、かかるエンジンマウントにおいては、内側ゴム部
26および外側ゴム部28に対する予備圧縮が、−回の
絞り加工によって為され得ることから、製造工程がより
簡略化され得るのであり、更に、マス部材34の構成材
としてパイプ材を用いる必要がなく、板体のプレス成形
品を用いることができることから、製作性の向上と製造
コストの低減とが、何れも有利に図られ得るのである。
更にまた、かかるエンジンマウントにあっては、分割マ
ス金具18.18の接近方向への移動距離、即ちそれら
再分割マス金具18.18の周方向両側端部間における
空隙2oの大きさを調節することによって、内側ゴム部
26に対する予備圧縮の大きさを、適宜設定することが
出来ると共に、外側ゴム部28に対する予備圧縮の大き
さは、外筒金具12に絞り加工を加える際の縮径量によ
って調節することが出来るのであり、それ故、それら内
側ゴム部26および外側ゴム部28に対する予備圧縮の
大きさが任意に且つ容易に調節可能であるという、大き
な特徴を有しているのであり、それによってマウントの
設計自由度が大きく確保され得るのである。
具体的には、例えば、第3図に示されている一体加硫成
形品16において、分割マス金具18.18の周方向両
側端部間に形成された空隙20のτJ法:Lを4.2 
mmとし、外筒金具12の絞り前の外径を100wφと
する一方、それより得られる、第1図に示されているエ
ンジンマウントにおいて、外筒金具12の絞り後の製品
外径を95mmφとすると、内側ゴム部26に対しては
、分割マス金具18.18が相互に4.2 mm接近移
動せしめられることに基づく予備圧縮が、また外側ゴム
部28に対しては、分割マス金具18.18が当接、一
体止せしめられた後、更に加えられる外筒金具の縮径量
(100−95−4,2=0.8mm)に基づく予備圧
縮が、それぞれ、有効に及ぼされ得ることとなる。
以上、本発明の実施例について詳述してきたが、これは
文字通りの例示であって、本発明は、かかる具体例にの
み限定して解釈されるものではない。
例えば、マス部材34の大きさや筒体形状、重量および
配設位置等は、マウント装置に対して要求される防振特
性に応じて適宜設定されるものであって、限定されるも
のではない。
また、ゴム弾性体14における貫通空所32にあっても
、マウント装置に対して要求される防振特性に応じて設
定されるものであり、必ずしも必要なものではない。
更にまた、分割マス金具18.18の周方向対向面付近
に設けられた肉抜部22.24にあっても、本発明にお
いて必須のものではない。
さらに、前記実施例では、マス部材が、半円筒形状を7
する一対の分割マス金具18.18によって構成されて
いたが、周方向に3分割以上された複数の分割体にて構
成することも可能である。
加えて、前記実施例では、本発明を自動車用エンジンマ
ウントに対して適用したものの一具体例を示したが、本
発明は、その他、ボデーマウントやサスペンションブツ
シュ、或いは自動車以外の機械装置等における筒型マウ
ント装置に対しても、有利に適用され得るものであるこ
とは、勿論である。
その他、−々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識
に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様
において実施され得るものであり、また、そのような実
施態様が、本発明の主旨を逸脱しない限り、何れも本発
明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでもな
いところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を自動車用筒型エンジンマウントに対
して適用したものの一実施例を示す横断面図であり、第
2図は、第1図における■−■断面図である。また、第
3図は、第1図に示されているエンジンマウントを構成
する一体加硫成形品を示す横断面図であり、第4図は、
第3図におけるTV−TV断面図である。 :内筒金具 :ゴム弾性体 :分割マス金具 :内側ゴム部 :マス部材 2 6 0 8 :外筒金具 ニ一体加硫成形品 :空隙 :外側ゴム部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 径方向に所定距離を隔てて同心的に若しくは偏心して配
    された、それぞれ防振連結されるべき部材の一方に取り
    付けられる内筒金具と外筒金具とを、それらの間に介装
    されたゴム弾性体にて一体的に連結すると共に、該内筒
    金具と該外筒金具との間に、筒状のマス部材を配し、そ
    れら内筒金具および外筒金具に対して、前記ゴム弾性体
    を介して弾性的に支持せしめてなるダンパー付筒型マウ
    ント装置において、 前記マス部材を、周方向に互いに所定寸法の空隙を隔て
    て対向して、前記ゴム弾性体内に埋設配置せしめられ、
    前記外筒金具の縮径によって、周方向に互いに当接せし
    められて一体的な円筒状を為す、周方向に分割された複
    数個の分割体にて構成したことを特徴とするダンパー付
    筒型マウント装置。
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