JPH0318597A - クランプ用ジャッキの治具 - Google Patents

クランプ用ジャッキの治具

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JPH0318597A
JPH0318597A JP268190A JP268190A JPH0318597A JP H0318597 A JPH0318597 A JP H0318597A JP 268190 A JP268190 A JP 268190A JP 268190 A JP268190 A JP 268190A JP H0318597 A JPH0318597 A JP H0318597A
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金 永吉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テーブル上にセンサや工作物等を固定するた
めに使用するクランプ用ジャッキに関するものである。
〔従来の技術〕
通常この種のジャッキは、第14図に示すように工作物
21をテーブル22上に固定するために用いられてい、
る。即ち、テーブル22上においてジャッキ20を、固
定しようとする工作物21とほぼ同じ高さになるように
調節し、このジャッキ20と工作物21との間にクラン
プ板23を架け渡す。そして、テーブル22の取付溝2
4内にその頭部25aが係合されているボルト25をク
ランプ板23に挿通するとともに、このボルト25にナ
ット26を螺合し、このナット26でクランプ板23を
下方に押さえ付けて工作物2lを固定する。
又、従来、例えばテーブル22上にセンサ27を取付け
る場合にも第15図に示すように前記ジャッキ20を利
用して行っていた。
まず、テーブル22上にブロック28を積み上げ、その
上面にセンサ27を載置し、センサ下面のセンサ取付台
29の上面の高さと、ジャッキ2oの高さとが同じとな
るように調節する。そして、前記ナット26を回動する
ことによりセンサ取付台29及びジャッキ20がクラン
プ板23により下方へ押さえ付けられてセンサ27が固
定される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、これらいずれの場合においても、クラン
プ板23を架け渡すために、ジャッキ20の高さを調節
することは面倒であった。又、センサ27の取付け位置
までブロック28を積み上げることは、適当な高さのブ
ロノク28がない場合に難しかった。このブロック28
に代えてもう一つのジャッキを使用すればよいが、ジャ
ッキが2個必要になるという問題がある。
そこで、本発明はセンサ等の取付けが簡単にできるクラ
ンプ用ジャッキを提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を解決するために第1の発明においては、ネジ
孔を有する基台と、前記基台に対しその高さ方向への移
動調節可能に螺合された調節部材と、前記基台及び調節
部材をテーブル上に固定するための固定手段と、前記調
節部材との間に他の部材を挟着固定可能な挟着部材とを
備えることを要旨としている。
第2の発明においては、第1の発明において前記基台を
、複数個の基台部材と、これらを接続する接続部材とか
ら構威し、それらを高さ調節可能に螺合することを要旨
としている。
第3の発明においては、テーブルに立設され、かつ基台
内を貫通するボルトと、基台に対しその高さ方向への移
動調節可能に螺合された調節部材と、前記ボルトに螺合
して前記基台をテーブル上に固定するとともに、調節部
材との間に他の部材を挟着固定可能なナットとを備える
ことを要旨としている。
第4の発明においては、第3の発明において前記ボルト
及びナットを基台から取外し可能にすることを要旨とし
ている。
第5の発明においては、第3の発明において前記調節部
材の上面に対し、前記ボルトから所定距離だけ離隔した
位置に上方へ指向する凸部を形戒することを要旨として
いる。
〔作 用〕
第1の発明においては、使用時固定手段により基台をテ
ーブル上に固定し、調節部材を基台に対し螺入又は螺退
させることにより、調節部材の高さを調節し、そして、
調節部材と挟着部材との間にセンサ取付台等の他の部材
を挟着固定する。
第2の発明においては、基台を横威する複数個の部材を
互いに螺入又は螺退させることにより、基台の高さを調
節する。
第3の発明においては、調節部材を基台に対して螺入又
は螺退さらることにより、調節部材の高さを調節し、こ
の調節部材とナットとの間にセンサ取付台等の他の部材
を挟み、ナットを締め付けることにより、前記他の部材
を挟着固定するとともに、基台及び調節部材をテーブル
上に固定する。
第4の発明においては、ボルト及びナットを基台から取
外すことができる。
第5の発明においては、クランプ板に前記ボルトを貫通
し、該クランプ板の一端部を前記凸部に載置し、さらに
該クランプ板の他端部を工作物等の上面に載置した状態
で前記ナットを締め付けると、工作物等がテーブル上に
固定される。
〔実施例〕
以下、本発明をプレス機用のテーブル上にセンサを取付
けるためのクランプ用ジャッキに具体化したー実施例に
つき第1〜4図を参照して説明する。
第1,2図に示すように円筒形状の基台1には上下方向
に貫通するネジ孔1aが螺刻されている.同基台1には
調節部材2が取付られており、同調節部材2は11節部
材本体4と、この調節部材本体4の上端に設けられた支
持部材3とから構威されている。この調節部材本体4の
外周全体には基台l内の雌ネジ孔1aと螺合する雄ネジ
が螺刻されており、前記基台1内へ調節部材本体4が螺
入又は螺退することにより、支持部材3の高さが調節で
きるようになっている。調節部材2にはその内部を上下
方向に貫通する孔2aが形威されており、この孔2aは
前記基台lのネジ孔1aと連通している。
テーブル5上には取付溝6が形戒されている。
基台lのネジ孔1a及び調節部材2の孔2a内にはボル
ト7が挿通され、前記取付溝6にはボルト7の頭部7a
が係合されている。同ボルト7の頭部7aは四角形状で
あって、取付溝6内において回動不能に、かつ取付溝6
に沿ってスライド可能になっている。前記ボルト7の上
端部は調節部材2の上方へ突出され、支持部材3上にお
いて同ボルト7には挟着部材としてのナット8が螺合さ
れており、このナット8を座金11を介して締め付ける
ことにより、基台1及び調節部材2をテーフル5上に固
定できる。
又、前記支持部材3と座金11との間にはボルト7を貫
通する透孔9aをセンサ取付台9の端部が介装され、ボ
ルト7とナット8により挟着固定されている。なお、セ
ンサlOはセンサ取付台9に固定されており、プレス戒
形された製品がプレス位置からテーブル側方へ送られた
ことを感知するためのものである。
本実施例のクランプ用ジャッキの使用時には、まず基台
1及び調節部材2内のボルト70頭部7aがテーブル5
゛の取付溝6内に係合されてジャッキ全体がテーブル5
上に立設され、ナット8がボルト7から取外された状態
において、センサ10を取付けようとする位置まで、ボ
ルト7とともにジャッキ全体をテーブル5の取付溝6に
沿ってスライドさせる。
次に、調節部材2の本体4を基台1のネジ孔la内に螺
入又は螺退させて、調節部材2の支持部材3の高さをy
4節する。そして、ボルト7にセンサ取付台9一端部の
透孔9aを係合し、ボルト7にナット8を螺合させる。
これにより、センサ取付台9が支持部材3とナット8と
の間に扶持されるとともに、基台1がテーブル5上に固
定される。
なお、第1図において想像線で示すように、基台1上に
は調節部材2のゆるみ止め用のナットAを設けてもよい
このように本実施例においては、支持部材3の高さを調
節しナット8を締め付けるだけで簡便にセンサ10を取
付けることができ、支持部材3の高さ調節は調節部材本
体4を基台lのネジ孔la内に螺入又は螺退するだけで
簡単にできる。又、テーブル5に対する基台1及びil
l節部材2とボルト7上におけるセンサ取付台9の取付
けを、ボルト7とナット8で兼用して行うことができる
ので、クランプ用ジャッキ自体の構造も簡素化できる。
更に、ナット8が強固に締め付けられるため、プレス戒
形時にテーブル5にかなりの振動が加わってもセンサ1
0が転倒することがないとともに、振動によるずれが生
じないため、作業中センサ10の機能を失うことがない
又、基台1からボルト7とナット8とを分離し、基台l
と調節部材2とからなるジャンキにすれば、第12図に
示す従来の場合と、同様に、工作物21をクランプ板2
3及びナット26によりテーブル22上に固定するため
に利用することもできる。
更に、第3図に示すようにジャンキ本体の機能を十分発
揮するため、種々のアタッチメント13を、調節部材2
の孔2a上端部を利用して取付けることもできる。
加えて、センサ取付台9をテーブル5上に直接載置しよ
うとする場合には、第4図に示すように、ボルト7をセ
ンサ取付台9の一端部に挿入して同センサ取付台9をボ
ルト7上に取付け、座金12を介してテーブル5と基台
1との間でセンサ取付台9を挟着固定すればよい。この
場合にはナット8を締め付ける距離が短くてすみ操作が
簡単である。更に、ボルト7のネジ部がその上端部にの
み螺刻されたものであっても、基台1及び調節部材2を
介することにより、ナット8を締め付け、テーブル5と
基台lとの間でセンサ取付台9を挟着固定できる。なお
、基台1及び調節部材2を介さず、直接ナント8とテー
ブル5とでセンサ取付台9を締め付け固定することもで
きる。
次に、前記実施例の基台lを改良した別例につき第5図
を参照して説明する。
本別例においては、基台lが下部基台部材l4と上部基
台部材16とこれらを接続する接続部材15とから構威
され、それぞれにネジ孔14a,孔15a,ネジ孔16
aが形威されている。下部基台部材14のネジ孔14a
と上部基台部材l6のネジ孔16aとは、同一ピッチで
螺刻されており、接続部材15の外周面には前記下部基
台部材14のネジ孔14a及び上部基台部材16のネジ
孔16aに螺合される雄ネジが螺刻されている。
接続部材15と下部基台部材l4及び接続部材15と上
部基台部材16は互いに螺入螺退可能であり、それらの
螺大量及び螺退量を調節することにより、上部基台部材
16と下部基台部材l4との位置関係、即ち基台1の高
さを調節できる。このように本別例では接続部材15を
設けたことにより、基台1自身の高さ調節ができるので
、その分だけセンサ等の取付け位置の高さ調節可能な範
囲が拡大する. なお、センサ取付台9を挟着する挟着部材は、ナット8
に限らず支持部材3に対して螺合されてその頭部との間
でセンサ取付台9を挟着するボルトにしてもよい。
次に、この発明の別の実施例を第6図について説明する
この実施例は調節部材2の支持部材3の上面に対し、ボ
ルト7から所定距離だけ離隔した位置に凸部3aを一体
に形威している。従って、センサ取付台9の一端部を第
6図の二点鎖線のように支持部材3の上面に!!置して
ナット8にょり挟着する構造の他に、同図に実線で示す
ように前記凸部3a上にクランプ仮23の一端部を載置
して中間部にボルト7を貫通させ、クランプ板23の他
端部を工作物21等に載置した状態でナット8を締め付
けることにより、工作物21等を固定する機能を発揮す
ることができる。
第7図に示す別例は、工作物2lと対向する側の基台l
,調節部材2及び支持部材3の肉厚を薄くするとともに
、反対側を厚肉とし、さらに凸部3aの位置をポルト7
から極カ離した位置に設けたものである。この構造では
ナット8による押圧力が工作物2lに作用し易くなるの
で、工作物2lの固定状態が安定化する。
第8図に示す別例は、凸部18aを有するアタッチメン
トl8を支持部材3と別体に形威して、取り外し可能に
′Ili置したものである。
第9図に示す別例は、磁石よりなる凸部l9を支持部材
3の上面に吸着して取付けるようにしたものである。
第10図及び第11図に示す別例は、凸部19の下部に
形成したネジ部19aを支持部材3に螺合したり、ネジ
を形威しないで嵌合したりしたものである。
第12図に示す別例は、基台1に二個の調節部材2を互
いに上下方向の位置調節可能に螺合したものである。こ
の別例によれば、一方の調節部材2側で工作物を締め付
け固定し、他方の調節部材2側でセンサ取付台9を締め
付け固定することができる。
第13図に示す別例は、基台1の下部にフランジ部31
aを備えた支持台3lを螺合することにより、基台1を
テーブル5上に安定して支持することができるようにし
ている。
図示しないが、第1基台部材の内周面に対し、内外周面
にネジを形威した円筒状の第2基台部材を螺合するとと
もに、第2基台部材の内周面に対し、第3基台部材を螺
合し、該第3基台部材の内周面に対し、第4基台部材を
螺合し、各基台部材を高さ調節した後、各基台部材の外
周に螺合したロックナントにより各基台部材をロックす
るように構戒することもできる。
又、斜状になったテーブルや垂直になったテーブルに対
しても本実施例のクランプ用ジャッキを用いれば、セン
サ等を取付けることが簡単にできる。
更に、前記実施例では本発明のクランプ用ジャッキをプ
レス機の金型や工作物のクランプ用に用いたが、ボール
盤やフライス盤のテーブル上における工作物やセンサ等
の取付け用に用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように第1の発明においては、センサ取付
台等、他の部材の挟着固定高さを簡単に調節できるとと
もに、同他部材を簡単に取付けることができる。
第2の発明においては、基台自身の高さ調節ができるの
で、その分だけ挟着固定される他の部材の高さ調節可能
な範囲が第1発明の場合より大きくなる。
第3の発明においては、前記第1の発明の効果に加えて
、ジャッキ自身の構造が簡単である。
第4の発明においては、ボルト及びナットを基台から取
外すことにより、第3の発明の効果に加えて従来のクラ
ンプ用ジャッキと同様、テーブル上に工作物を固定する
ため利用することもできる。
第5の発明においては、クランプ板にボルトを貫通し、
該クランプ板の一端部を凸部にR置し、さらに該クラン
プ板の他端部を工作物等の上面に載置した状態で前記ナ
ットを締め付けることにより、工作物等をテーブル上に
固定することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の一実施例であるクランプ用ジャッ
キを示し、第1図は同ジャッキの断面図、第2図は同装
置の斜視図、第3.4図は同装置の使用状態の別例を示
す部分断面図及び正面図、第5図は本発明におけるジャ
ッキの基台の別例を示す断面図、第6.7図は本発明の
別例を示すジャッキの断面図、第8.9.10図は凸部
の別例を示す部分断面図、第11図は第10図の平面図
、第12.13図は本発明の別例を示す断面図、第14
.15図は従来のクランプ用ジャンキの使用状態を示す
正面図である。 基台t,2節部材2、支持部材3、凸部3a、テーブル
5、取付溝6、ボルト(固定手段)7、頭部7a、ナッ
ト(挟着部材)8、センサ取付台(他の部材)9、下部
基台部材l4、接続部材15、上部基台部材16。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ネジ孔(1a)を有する基台(1)と、前記基台(
    1)に対しその高さ方向への移動調節可能に螺合された
    調節部材(2)と、 前記基台(1)及び調節部材(2)をテーブル(5)上
    に固定するための固定手段(7、8)と、前記調節部材
    (2)との間に他の部材(9)を挟着固定可能な挟着部
    材(8)とを備えたことを特徴とするクランプ用ジャッ
    キ。 2、前記基台(1)を、複数個の基台部材(14、16
    )と、これらを接続する接続部材(15)とから構成し
    、それらを高さ調節可能に螺合したことを特徴とする請
    求項1記載のクランプ用ジャッキ。 3、テーブル(5)上の取付溝(6)又はネジ孔に係合
    又は螺合する頭部(7a)又はネジ部を有するとともに
    、基台(1)内を貫通するボルト(7)と、 基台(1)に対しその高さ方向への移動調節可能に螺合
    された調節部材(2)と、 前記ボルト(7)に螺合して前記基台(1)をテーブル
    (5)上に固定するとともに、調節部材(2)との間に
    他の部材(9)を挟着固定可能なナット(8)とを備え
    たことを特徴とするクランプ用ジャッキ。 4、前記ボルト(7)及びナット(8)を基台(1)か
    ら取外し可能にしたことを特徴とする請求項3記載のク
    ランプ用ジャッキ。 5、前記調節部材(2)の上面に対し、前記ボルト(7
    )から所定距離だけ離隔した位置に上方へ指向する凸部
    (3a)を形成したことを特徴とする請求項3記載のク
    ランプ用ジャッキ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018193154A (ja) * 2017-05-15 2018-12-06 東芝エレベータ株式会社 ジャッキアップ治具、エレベータの乗りかご、および防振部材の交換方法
CN112174011A (zh) * 2020-10-12 2021-01-05 国网河南省电力公司唐河县供电公司 一种电缆架设用升降装置

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