JPH031809Y2 - - Google Patents

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JPH031809Y2
JPH031809Y2 JP1220884U JP1220884U JPH031809Y2 JP H031809 Y2 JPH031809 Y2 JP H031809Y2 JP 1220884 U JP1220884 U JP 1220884U JP 1220884 U JP1220884 U JP 1220884U JP H031809 Y2 JPH031809 Y2 JP H031809Y2
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side slip
conveyor
vehicle
rear wheels
measuring means
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JP1220884U
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JPS60123649U (ja
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数種類の車両を混合生産する際に
使用するコンベア式のサイドスリツプ検査装置に
関するものである。
(従来技術) 従来、車両を組立ラインで生産し製品として出
荷する前に、サイドスリツプ測定等の各種のテス
トを実施しているものであるが、これらのテスト
は組立ラインのようにコンベア化された連続的な
流れ作業ではなく、独立した各テスト装置が順に
設置され、これに対し車両を順次移動させるよう
にしているものであり、実質的には停止状態で測
定、調整を行つており、処理効率が組立ラインに
比べて低い問題を有している。
すなわち、従来実施されているサイドスリツプ
測定兼トーイン調整装置は、一例として、固定ス
テーシヨンで後輪をロツクしておき、前輪をドラ
ムテスター上に乗せて回転させながら行うもの、
また、横行自在に設置した平板の上を車両を走行
させてこの平板の移動から測定するようにしたも
の(例えば実開昭57−198039号、特開昭57−
160044号)等があるが、これらの測定方式ではオ
ンコンベア化できず、テストラインの自動化の大
きな障害となつているものである。
そして、上記サイドスリツプ測定装置をコンベ
ア化するについて、このコンベアに車両の前輪お
よび後輪を回転ローラによつて支持し、所定区間
でこの回転ローラを駆動してサイドスリツプ検査
を行うように設計した場合に、車両の生産は複数
の車種を同時に生産する混合生産が採用されるも
のであつて、その際にホイールベースの異なる車
両が検査用のコンベアに搬入された時において
も、車両の前輪および後輪が確実にサイドスリツ
プ測定手段の回転ローラに搭載されるようにして
混合生産に対応できるようにする必要がある。
(考案の目的) 本考案は上記事情に鑑み、車両のサイドスリツ
プ検査装置をオンコンベア化するについて、ホイ
ールベースの異なる車両が搬入されても、これに
対応して所定の検査が行えるようにした混合生産
用のコンベア式サイドスリツプ検査装置を提供す
ることを目的とするものである。
(考案の構成) 本考案のコンベア式サイドスリツプ検査装置
は、一定区間内に敷設した無端式コンベア中に車
両のホイールベースに相当する間隔を隔てて、前
輪用および後輪用のサイドスリツプ測定手段の回
転ローラを介設し、該回転ローラは、前輪用もし
くは後輪用の一方が2つ並設され、他方が3つ以
上並設され、車両のホイールベースの変化に対応
し得るようにしたことを特徴とするものである。
(考案の効果) 本考案によれば、サイドスリツプ検査を行うに
ついて必要とする前輪用および後輪用のサイドス
リツプ測定手段の回転ローラをコンベアに介設す
るとともに、前輪用もしくは後輪用の一方の回転
ローラを3つ以上並設し、ホイールベースの異な
る車両に対しても前輪および後輪が回転ローラに
搭載されるようにしたことにより、混合生産に対
しても処理能率を低下させることなくこれに対応
して検査を行うことができ、オンコンベア化を実
現化能とするものである。よつて、車両の前後輪
をコンベアに搭載している搬送時にサイドスリツ
プ検査が効率的にでき、しかも、コンベアで連続
搬送しながらその流れを止める必要がなくなり、
前後の車両組立てライン等と連続化でき車両生産
工程全体の処理効率の向上が図れるものである。
(実施例) 以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は一実施例の混合生産用のコンベア式サイ
ドスリツプ検査装置の平面図、第2図は概略側面
図である。
1は一定区間内に敷設した無端式スラツトコン
ベアで、左右に車両の車輪幅に相当する間隔に一
対設けられ、後端部がエンドプーリ2に支持さ
れ、前端部が駆動プーリ(図示せず)に支持され
て所定速度で走行するように構成されている。
このスラツトコンベア1中には車両Cのホイー
ルベースに対応した所定間隔を隔てて、前輪用お
よび後輪用の回転ローラ式サイドスリツプ測定手
段3A,3Bが設置され、このサイドスリツプ測
定手段3A,3Bはスラツトコンベア1の走行に
伴つて一体に移動するものである。前輪用および
後輪用のサイドスリツプ測定手段3A,3Bの各
検査用回転ローラ4,4は、スラツトコンベア1
の搬送面に臨んで前後に車両Cの車輪Wを乗せて
支持する所定間隔をもつて配設され、前輪用のサ
イドスリツプ測定手段3Aの回転ローラ4,4は
2本並設され、一方、後輪用のサイドスリツプ測
定手段3Bの回転ローラ4,4……は4本並設さ
れている。上記各回転ローラ4はスラツトコンベ
ア1の内方に設置された無端式の駆動手段5によ
つて回転駆動されるとともに、軸方向(横方向)
に移動可能に設けられ、車輪Wを回転させるのに
伴う回転ローラ4の横方向への移動量を検出して
サイドスリツプ量の測定を行い、この測定に基づ
いてトーイン調整を行うものである。
上記駆動手段5は車両Cの前後車輪Wがスラツ
トコンベア1(回転ローラ4)に搭載されている
特定区間内で、前記回転ローラ4に係合して該回
転ローラ4を回転駆動するものであつて、スラツ
トコンベア1の搬送側下方の固定部分にスラツト
コンベア1に沿つて無端式に駆動用チエーン6を
設け、この駆動用チエーン6を駆動モータ7によ
つて駆動するように構成され、前記回転ローラ4
は後述するチエーンスプロケツト17がスラツト
コンベア1の移動に伴つて駆動用チエーン6に係
合して連係され、スラツトコンベア1の走行速度
より速い駆動用チエーン6の走行によつて回転駆
動される。なお、駆動用チエーン6の後端側の係
合開始部分6aは上下方向に若干傾動可能に弾設
されて、両者の係合が確実に行えるようにしてい
る。
上記前輪用および後輪用のサイドスリツプ測定
手段3A,3Bは回転ローラ4の数を除いて同一
構造のものであり、その詳細構造を第3図および
第4図に示す。
スラツトコンベア1は搬送面を構成する細幅の
プレート1aが両側のチエーン部1bでもつて連
結されて無端式に形成され、上記チエーン部1b
に図示しない駆動プーリのチエーンスプロケツト
が係合して一定速度で駆動される。上記スラツト
コンベア1のプレート1aの一部が切除され、こ
の部分に回転ローラ4が臨むように該回転ローラ
4を支持するシヤフト8が軸受9によつてプレー
ト1aの下面に固定されている。
上記回転ローラ4はシヤフト8に対しボールス
ライド10を介して支持されてこのシヤフト8と
一体に回転するとともに、軸方向に移動可能に設
けられている。上記回転ローラ4の両側にはスラ
ストベアリング12を介して軸受9,9との間に
それぞれスプリング11,11が縮装され、回転
ローラ4が中央位置に戻るようにセンタライズさ
れる一方、回転ローラ4の両側のスラストベアリ
ング12の固定側のレースにはブラケツト13が
取付けられ、両側のブラケツト13を連結するロ
ツド14がスラツトコンベア1のプレート1aに
固定されたガイド15に軸方向に案内され、ブラ
ケツト13の回転が阻止されている。上記ブラケ
ツト13にはポジシヨンセンサー16(ポテンシ
ヨメータ)の摺動棒16aが固着され、回転ロー
ラ4の横方向の移動量がポジシヨンセンサー16
によつて電気的信号に変換されて検出され、この
ポジシヨンセンサー16の検出信号は図示しない
演算回路に出力され、表示器にてサイドスリツプ
量の表示、もしくは許容範囲内にあるかどうか、
トーイン調整が必要かどうかなどの表示を行う。
また、上記シヤフト8の一端部には、前記駆動
用チエーン6と係合して回転ローラ4を駆動する
チエーンスプロケツト17が固着されている。
また、上記サイドスリツプ測定手段3A,3b
の各回転ローラ4,4の一側方(外側)には固定
サイドローラ18が配設される一方、他側方(内
側)には移動サイドローラ19が配設され、必要
時に車輪Wを押してセンタライズするように設け
られている。
移動サイドローラ19,19の移動機構は第5
図に示すように、移動サイドローラ19,19が
取付けられた支持部材20がスラツトコンベア1
を下方に貫通し、この支持部材20にはストツパ
ー21に当接可能なピン22と、操作カム23に
摺接可能なロツド24とが植設されている。上記
ピン22およびロツド24はスラツトコンベア1
に固着されたガイド部材25に摺動自在に支持さ
れるとともに、このロツド24はスプリング26
によつて突出方向すなわち移動サイドローラ19
が車輪Wに当接する方向に付勢されている。さら
に、ロツド24の先端には操作カム23に接触す
るローラ24aが設置され、操作カム23との接
触により移動サイドローラ19が後退方向にスプ
リング26に抗して移動するものである。
上記実施例によれば、スラツトコンベア1に対
して車両Cを搬入し、その前輪を前輪用のサイド
スリツプ測定手段3Aの回転ローラ4,4に乗り
上げるとともにコンベア1の搬送に伴つて移動
し、後輪を後輪用のサイドスリツプ測定手段3B
のいずれかの回転ローラ4,4……に乗せた状態
で車両Cの前後輪をスラツトコンベア1に搭載す
るものである。このスラツトコンベア1の移動に
伴い、回転ローラ4のチエーンスプロケツト17
が駆動手段5の駆動用チエーン6に係合して回転
ローラ4が回転駆動され、これにより回転ローラ
4に乗つている車両Cの車輪Wが回転する。この
回転に伴つてトーイン、タイヤパターン等に起因
してサイドスリツプが発生し、その反力で回転ロ
ーラ4が横方向にシヤフト8に沿つて移動し、ポ
ジシヨンセンサ16でその移動量を検出して車両
Cの前後輪のサイドスリツプの測定を同時に行う
ものである。
また、上記車両Cの前輪もしくは後輪のみのサ
イドスリツプを測定する場合には、測定を行わな
い後輪用または前輪用のサイドスリツプ測定手段
3Bまたは3Aに対応する部分の操作カム23を
移動させ、操作カム23との接触が解放されたロ
ツド24がスプリング26の付勢力によつて移動
するのに伴つて支持部材20を介して移動サイド
ローラ19を車輪W方向に作動させて、車輪Wを
センタライズし横方向に移動しないように固定し
て測定を行うものである。
なお、上記後輪用のサイドスリツプ測定手段3
Bにおける回転ローラ4,4……の設置数および
配設間隔等は、混合生産における車両Cのホイー
ルベースの変動幅に対応して設定されるものであ
る。その際、必ずしも車輪Wが2つの回転ローラ
4,4の間に位置する必要はなく、1つの回転ロ
ーラ4に接した状態で搭載されていてもよく、そ
のためには、各回転ローラ4に対して駆動手段5
が係合し、横方向移動量(サイドスリツプ)の測
定が行えるようにする必要がある。
また、上記駆動手段5は前輪用の測定手段3A
と後輪用の測定手段3Bとをそれぞれ独立して駆
動できるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における混合生産用
のコンベア式サイドスリツプ検査装置を示す概略
平面図、第2図は同概略側面図、第3図はサイド
スリツプの測定手段を一部断面にして示す詳細側
面図、第4図は第3図の−線に沿う詳細断面
図、第5図は第3図の−線に沿う詳細断面図
である。 1……コンベア、3A,3B……サイドスリツ
プ測定手段、4……回転ローラ、5……駆動手
段、C……車両、W……車輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホイールベースの異なる車両が搬入される混合
    生産用のコンベア式サイドスリツプ検査装置であ
    つて、一定区間内に敷設した無端式コンベア中に
    車両のホイールベースに相当する間隔を隔てて、
    前輪用および後輪用のサイドスリツプ測定手段の
    回転ローラを介設し、該回転ローラは、前輪用も
    しくは後輪用の一方が2つ並設され、他方が3つ
    以上並設されていることを特徴とする混合生産用
    のコンベア式サイドスリツプ検査装置。
JP1220884U 1984-01-31 1984-01-31 混合生産用のコンベア式サイドスリップ検査装置 Granted JPS60123649U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1220884U JPS60123649U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 混合生産用のコンベア式サイドスリップ検査装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1220884U JPS60123649U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 混合生産用のコンベア式サイドスリップ検査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60123649U JPS60123649U (ja) 1985-08-20
JPH031809Y2 true JPH031809Y2 (ja) 1991-01-18

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ID=30495051

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JP1220884U Granted JPS60123649U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 混合生産用のコンベア式サイドスリップ検査装置

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JPS60123649U (ja) 1985-08-20

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