JPH031808Y2 - - Google Patents
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- JPH031808Y2 JPH031808Y2 JP1220784U JP1220784U JPH031808Y2 JP H031808 Y2 JPH031808 Y2 JP H031808Y2 JP 1220784 U JP1220784 U JP 1220784U JP 1220784 U JP1220784 U JP 1220784U JP H031808 Y2 JPH031808 Y2 JP H031808Y2
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- Japan
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- conveyor
- vehicle
- free roller
- side slip
- free
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 1
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、車両のサイドスリツプを測定するた
めの車両のサイドスリツプ測定用コンベアに関す
るものである。
めの車両のサイドスリツプ測定用コンベアに関す
るものである。
(従来技術)
従来、車両を組立ラインで生産し製品として出
荷する前に、サイドスリツプ測定等の各種のテス
トを実施しているものであるが、これらのテスト
は組立ラインのようにコンベア化された連続的な
流れ作業ではなく、独立した各テスト装置が順に
設置され、これに対し車両を順次移動させるよう
にしているものであり、実質的には停止状態で測
定、調整を行つており、処理効率が組立ラインに
比べて低い問題を有している。
荷する前に、サイドスリツプ測定等の各種のテス
トを実施しているものであるが、これらのテスト
は組立ラインのようにコンベア化された連続的な
流れ作業ではなく、独立した各テスト装置が順に
設置され、これに対し車両を順次移動させるよう
にしているものであり、実質的には停止状態で測
定、調整を行つており、処理効率が組立ラインに
比べて低い問題を有している。
すなわち、従来実施されているサイドスリツプ
測定兼トーイン調整装置は、一例として、固定ス
テーシヨンで後輪をロツクしておき、前輪をドラ
ムテスター上に乗せて回転させながら行うもの、
また、横行自在に設置した平板の上を車両を走行
させてこの平板の移動から測定するようにしたも
の(例えば実開昭57−198039号、特開昭57−
160044号)等があるが、これらの測定方式ではオ
ンコンベア化できず、テストラインの自動化の大
きな障害となつているものである。
測定兼トーイン調整装置は、一例として、固定ス
テーシヨンで後輪をロツクしておき、前輪をドラ
ムテスター上に乗せて回転させながら行うもの、
また、横行自在に設置した平板の上を車両を走行
させてこの平板の移動から測定するようにしたも
の(例えば実開昭57−198039号、特開昭57−
160044号)等があるが、これらの測定方式ではオ
ンコンベア化できず、テストラインの自動化の大
きな障害となつているものである。
そして、前記サイドスリツプ測定装置をコンベ
ア化するについて、このコンベアに車両の車輪を
フリーローラ上に回転自在に支持し、所定区間で
このフリーローラを駆動してサイドスリツプテス
トを行うように設計した場合に、コンベアの始端
部で車輪をフリーローラ上に乗せる必要があり、
その際に、フリーローラが自由回転状態にある
と、乗り上げ時にフリーローラが回転して乗り上
げが良好に行えない恐れがあり、コンベア化に関
し実用上特有の問題となる。
ア化するについて、このコンベアに車両の車輪を
フリーローラ上に回転自在に支持し、所定区間で
このフリーローラを駆動してサイドスリツプテス
トを行うように設計した場合に、コンベアの始端
部で車輪をフリーローラ上に乗せる必要があり、
その際に、フリーローラが自由回転状態にある
と、乗り上げ時にフリーローラが回転して乗り上
げが良好に行えない恐れがあり、コンベア化に関
し実用上特有の問題となる。
上記サイドスリツプ測定手段のフリーローラが
定置式のローラであれば、そのローラ駆動手段に
ロツク手段等を設ければよいが、コンベアととも
に移動するフリーローラの場合に、このような手
段を一体的に設けることはスペース的にも、機構
的にも困難を伴う。
定置式のローラであれば、そのローラ駆動手段に
ロツク手段等を設ければよいが、コンベアととも
に移動するフリーローラの場合に、このような手
段を一体的に設けることはスペース的にも、機構
的にも困難を伴う。
(考案の目的)
本考案は上記事情に鑑み、車両のサイドスリツ
プ測定装置をオンコンベア化するについて、サイ
ドスリツプ測定手段のフリーローラを有するコン
ベアへの車両の乗り上げを確実に行えるようにし
た車両のサイドスリツプ測定用コンベアを提供す
ることを目的とするものである。
プ測定装置をオンコンベア化するについて、サイ
ドスリツプ測定手段のフリーローラを有するコン
ベアへの車両の乗り上げを確実に行えるようにし
た車両のサイドスリツプ測定用コンベアを提供す
ることを目的とするものである。
(考案の構成)
本考案のサイドスリツプ測定用コンベアは、一
定区間内に敷設した無端式コンベア中に適当間隔
を隔てて、車両の車輪が搭載されるサイドスリツ
プ測定手段のフリーローラを介設し、上記コンベ
アの始端部下方に上記フリーローラに連係して該
フリーローラの回転を規制するブレーキ手段を配
設し、車両の乗り上げ時にフリーローラの自由回
転を阻止したことを特徴とするものである。
定区間内に敷設した無端式コンベア中に適当間隔
を隔てて、車両の車輪が搭載されるサイドスリツ
プ測定手段のフリーローラを介設し、上記コンベ
アの始端部下方に上記フリーローラに連係して該
フリーローラの回転を規制するブレーキ手段を配
設し、車両の乗り上げ時にフリーローラの自由回
転を阻止したことを特徴とするものである。
(考案の効果)
本考案によれば、サイドスリツプ測定手段のフ
リーローラを備えたコンベアにおいて、その始端
部にフリーローラの回転を規制するブレーキ手段
を配設し、車両の乗り上げ時にフリーローラが自
由回転しないようにしたことにより、車両の乗り
上げを確実に行うことができ、オンコンベア化の
実現を可能とするものである。よつて、車両をコ
ンベアに搭載している搬送時にサイドスリツプテ
ストができ、オンコンベア化の実現によつてコン
ベアで連続搬送しながら測定と調整ができるので
テストラインの流れを止める必要がなくなり、前
後の車両組立ライン等と連続化でき処理効率の向
上が図れるものである。
リーローラを備えたコンベアにおいて、その始端
部にフリーローラの回転を規制するブレーキ手段
を配設し、車両の乗り上げ時にフリーローラが自
由回転しないようにしたことにより、車両の乗り
上げを確実に行うことができ、オンコンベア化の
実現を可能とするものである。よつて、車両をコ
ンベアに搭載している搬送時にサイドスリツプテ
ストができ、オンコンベア化の実現によつてコン
ベアで連続搬送しながら測定と調整ができるので
テストラインの流れを止める必要がなくなり、前
後の車両組立ライン等と連続化でき処理効率の向
上が図れるものである。
(実施例)
以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例における車両のサイド
スリツプ測定用コンベアを使用したサイドスリツ
プ測定ラインの平面図、第2図は概略側面図であ
り、1は一定区間内に敷設した無端式スラツトコ
ンベアで、左右に車両の車輪幅に相当する間隔に
一対設けられ、後端部がエンドプーリ2に支持さ
れ、前端部が駆動プーリ(図示せず)に支持され
て所定速度で走行するように構成されている。
第1図は本考案の一実施例における車両のサイド
スリツプ測定用コンベアを使用したサイドスリツ
プ測定ラインの平面図、第2図は概略側面図であ
り、1は一定区間内に敷設した無端式スラツトコ
ンベアで、左右に車両の車輪幅に相当する間隔に
一対設けられ、後端部がエンドプーリ2に支持さ
れ、前端部が駆動プーリ(図示せず)に支持され
て所定速度で走行するように構成されている。
このスラツトコンベア1中には該スラツトコン
ベア1の走行速度に対応して適当間隔を隔てて、
回転ローラ式サイドスリツプ測定手段3が設置さ
れ、このサイドスリツプ測定手段3はスラツトコ
ンベア1の走行に伴つて一体に移動するものであ
る。該サイドスリツプ測定手段3のフリーローラ
4,4は、スラツトコンベア1の搬送面に臨んで
前後に車両Cの車輪Wを乗せて支持する所定間隔
をもつて配設され、該フリーローラ4は所定の区
間内ではスラツトコンベア1の内方に設置された
駆動手段5によつて回転駆動される一方、スラツ
トコンベア1の始端部ではブレーキ手段8によつ
て回転が規制され、その他の区間では自由回転す
る。また、このフリーローラ4は軸方向(横方
向)に移動可能に設けられ、車輪Wを回転させる
のに伴うフリーローラ4の横方向への移動量を検
出してサイドスリツプ量の測定を行い、この測定
に基づいてトーイン調整を行うものである。
ベア1の走行速度に対応して適当間隔を隔てて、
回転ローラ式サイドスリツプ測定手段3が設置さ
れ、このサイドスリツプ測定手段3はスラツトコ
ンベア1の走行に伴つて一体に移動するものであ
る。該サイドスリツプ測定手段3のフリーローラ
4,4は、スラツトコンベア1の搬送面に臨んで
前後に車両Cの車輪Wを乗せて支持する所定間隔
をもつて配設され、該フリーローラ4は所定の区
間内ではスラツトコンベア1の内方に設置された
駆動手段5によつて回転駆動される一方、スラツ
トコンベア1の始端部ではブレーキ手段8によつ
て回転が規制され、その他の区間では自由回転す
る。また、このフリーローラ4は軸方向(横方
向)に移動可能に設けられ、車輪Wを回転させる
のに伴うフリーローラ4の横方向への移動量を検
出してサイドスリツプ量の測定を行い、この測定
に基づいてトーイン調整を行うものである。
上記駆動手段5は車両Cの前後車輪Wがスラツ
トコンベア1に搭載されている区間内で、前記フ
リーローラ4を回転駆動するものであつて、スラ
ツトコンベア1の搬送側下方の固定部分にスラツ
トコンベア1に沿つて駆動用チエーン6を設け、
この駆動用チエーン6を駆動モータ7によつて駆
動するように構成され、前記フリーローラ4は後
述するチエーンスプロケツト23がスラツトコン
ベア1の移動に伴つて駆動用チエーン6に係合し
て回転駆動される。なお、駆動用チエーン6の後
端側の係合開始部分6aは上下方向に若干傾動可
能に弾設されて、両者の係合が確実に行えるよう
にしている。
トコンベア1に搭載されている区間内で、前記フ
リーローラ4を回転駆動するものであつて、スラ
ツトコンベア1の搬送側下方の固定部分にスラツ
トコンベア1に沿つて駆動用チエーン6を設け、
この駆動用チエーン6を駆動モータ7によつて駆
動するように構成され、前記フリーローラ4は後
述するチエーンスプロケツト23がスラツトコン
ベア1の移動に伴つて駆動用チエーン6に係合し
て回転駆動される。なお、駆動用チエーン6の後
端側の係合開始部分6aは上下方向に若干傾動可
能に弾設されて、両者の係合が確実に行えるよう
にしている。
また、ブレーキ手段8は、スラツトコンベア1
の始端部においてフリーローラ4の回転を規制し
て車輪Wのフリーローラ4への乗り上げを容易に
するものであつて、スラツトコンベア1の搬送側
始端部の下方における固定部分に、スラツトコン
ベア1に沿つて上記駆動手段5と同様にフリーロ
ーラ4のチエーンスプロケツト23に係合する無
端式のブレーキ用チエーン9を設け、このブレー
キ用チエーン9を可変速モータ10によつて上記
スラツトコンベア1と等速に駆動するように構成
されている。
の始端部においてフリーローラ4の回転を規制し
て車輪Wのフリーローラ4への乗り上げを容易に
するものであつて、スラツトコンベア1の搬送側
始端部の下方における固定部分に、スラツトコン
ベア1に沿つて上記駆動手段5と同様にフリーロ
ーラ4のチエーンスプロケツト23に係合する無
端式のブレーキ用チエーン9を設け、このブレー
キ用チエーン9を可変速モータ10によつて上記
スラツトコンベア1と等速に駆動するように構成
されている。
上記ブレーキ用チエーン9は、スラツトコンベ
ア1がエンドプーリ2に沿つて下方から上方に移
動して搬送面に連続する運動に対応し、係合開始
部分はエンドプーリ2の曲面に沿つて湾曲走行す
るように、例えば、従動プーリ11と駆動プーリ
12間にガイドプーリ13を設置してブレーキ用
チエーン9を案内するように構成される。
ア1がエンドプーリ2に沿つて下方から上方に移
動して搬送面に連続する運動に対応し、係合開始
部分はエンドプーリ2の曲面に沿つて湾曲走行す
るように、例えば、従動プーリ11と駆動プーリ
12間にガイドプーリ13を設置してブレーキ用
チエーン9を案内するように構成される。
上記サイドスリツプ測定手段3の詳細構造は、
第3図および第4図に示すように、スラツトコン
ベア1は搬送面を構成する細幅のプレート1aが
両側のチエーン部1bでもつて連結されて無端式
に形成され、上記チエーン部1bに図示しない駆
動プーリのチエーンスプロケツトが係合して一定
速度で駆動される。上記スラツトコンベア1のプ
レート1aの一部が切除され、この部分にフリー
ローラ4が臨むように該フリーローラ4を支持す
るシヤフト14が軸受15によつてプレート1a
の下面に固定されている。
第3図および第4図に示すように、スラツトコン
ベア1は搬送面を構成する細幅のプレート1aが
両側のチエーン部1bでもつて連結されて無端式
に形成され、上記チエーン部1bに図示しない駆
動プーリのチエーンスプロケツトが係合して一定
速度で駆動される。上記スラツトコンベア1のプ
レート1aの一部が切除され、この部分にフリー
ローラ4が臨むように該フリーローラ4を支持す
るシヤフト14が軸受15によつてプレート1a
の下面に固定されている。
上記フリーローラ4はシヤフト14に対しボー
ルスライド16を介して支持されてこのシヤフト
14と一体に回転するとともに、軸方向に移動可
能に設けられている。上記フリーローラ4の両側
にはスラストベアリング18を介して軸受15,
15との間にそれぞれスプリング17,17が縮
装され、フリーローラ4が中央位置に房るように
センタライズされる一方、フリーローラ4の両側
のスラストベアリング18の固定側のレースには
ブラケツト19が取付けられ、両側のブラケツト
19を連結するスラツトコンベア1のプレート1
aに固定されたガイド21に軸方向に案内され、
ブラケツト19の回転が阻止されている。上記ブ
ラケツト19にはポジシヨンセンサー22(ポテ
ンシヨメータ)の摺動棒22aが固着され、フリ
ーローラ4の横方向の移動量がポジシヨンセンサ
ー22によつて電気的信号に変換されて検出さ
れ、このポジシヨンセンサー22の検出信号は図
示しない演算回路に出力され、表示器にてサイド
スリツプ量の表示、もしくは許容範囲内にあるか
どうか、トーイン調整が必要かどうかなどの表示
を行う。
ルスライド16を介して支持されてこのシヤフト
14と一体に回転するとともに、軸方向に移動可
能に設けられている。上記フリーローラ4の両側
にはスラストベアリング18を介して軸受15,
15との間にそれぞれスプリング17,17が縮
装され、フリーローラ4が中央位置に房るように
センタライズされる一方、フリーローラ4の両側
のスラストベアリング18の固定側のレースには
ブラケツト19が取付けられ、両側のブラケツト
19を連結するスラツトコンベア1のプレート1
aに固定されたガイド21に軸方向に案内され、
ブラケツト19の回転が阻止されている。上記ブ
ラケツト19にはポジシヨンセンサー22(ポテ
ンシヨメータ)の摺動棒22aが固着され、フリ
ーローラ4の横方向の移動量がポジシヨンセンサ
ー22によつて電気的信号に変換されて検出さ
れ、このポジシヨンセンサー22の検出信号は図
示しない演算回路に出力され、表示器にてサイド
スリツプ量の表示、もしくは許容範囲内にあるか
どうか、トーイン調整が必要かどうかなどの表示
を行う。
また、上記シヤフト14の一端部には、前記駆
動手段5の駆動用チエーン6およびブレーキ手段
8のブレーキ用チエーン9とそれぞれ係合してフ
リーローラ4を駆動および回転規制するチエーン
スプロケツト23が固着されている。
動手段5の駆動用チエーン6およびブレーキ手段
8のブレーキ用チエーン9とそれぞれ係合してフ
リーローラ4を駆動および回転規制するチエーン
スプロケツト23が固着されている。
上記実施例によれば、始端部においてスラツト
コンベア1に対して車両Cを搬入し、ブレーキ手
段8によつて回転が停止状態に規制されているフ
リーローラ4,4に車輪Wを乗り上げ、その後の
スラツトコンベア1の走行に伴つて車両Cを移動
させつつ前後輪をスラツトコンベア1に搭載し、
スラツトコンベア1の走行速度でもつて搬送す
る。この移動に伴い、フリーローラ4のチエーン
スプロケツト23が駆動手段5の駆動用チエーン
6に係合してフリーローラ4が回転駆動され、こ
れによりフリーローラ4に乗つている車両Cの車
輪Wが回転し、その回転に伴つてトーイン、タイ
ヤパターン等に起因してサイドスリツプが発生
し、その反力でフリーローラ4が横方向にシヤフ
ト14に沿つて移動し、ポジシヨンセンサー22
でその移動量を検出してサイドスリツプの測定を
行うものである。
コンベア1に対して車両Cを搬入し、ブレーキ手
段8によつて回転が停止状態に規制されているフ
リーローラ4,4に車輪Wを乗り上げ、その後の
スラツトコンベア1の走行に伴つて車両Cを移動
させつつ前後輪をスラツトコンベア1に搭載し、
スラツトコンベア1の走行速度でもつて搬送す
る。この移動に伴い、フリーローラ4のチエーン
スプロケツト23が駆動手段5の駆動用チエーン
6に係合してフリーローラ4が回転駆動され、こ
れによりフリーローラ4に乗つている車両Cの車
輪Wが回転し、その回転に伴つてトーイン、タイ
ヤパターン等に起因してサイドスリツプが発生
し、その反力でフリーローラ4が横方向にシヤフ
ト14に沿つて移動し、ポジシヨンセンサー22
でその移動量を検出してサイドスリツプの測定を
行うものである。
よつて、前記ブレーキ手段8の採用により、ス
ラツトコンベア1に配設したフリーローラ4への
車両Cの車輪Wの乗り上げを容易にし、サイドス
リツプテストのオンコンベア化を実現可能とする
ものである。
ラツトコンベア1に配設したフリーローラ4への
車両Cの車輪Wの乗り上げを容易にし、サイドス
リツプテストのオンコンベア化を実現可能とする
ものである。
なお、車両Cのフリーローラ4への乗り上げは
作業者が車両Cをスラツトコンベア1の始端部に
運転搬入するか、前段の搬送コンベアによつて搬
入するものであり、スラツトコンベア1のフリー
ローラ4に乗つた車輪Wは確実に保持されて車両
Cが移動するものであり、スラツトコンベア1の
搬出側では、フリーローラ4が駆動プーリに沿つ
て下方に移動するのに伴つて車輪Wは外れ、次工
程に移送される。
作業者が車両Cをスラツトコンベア1の始端部に
運転搬入するか、前段の搬送コンベアによつて搬
入するものであり、スラツトコンベア1のフリー
ローラ4に乗つた車輪Wは確実に保持されて車両
Cが移動するものであり、スラツトコンベア1の
搬出側では、フリーローラ4が駆動プーリに沿つ
て下方に移動するのに伴つて車輪Wは外れ、次工
程に移送される。
また、上記実施例では車両Cの前輪をサイドス
リツプ測定手段3のフリーローラ4に乗せてこの
前輪のサイドスリツプを測定するようにしている
が、前輪および後輪の両方のサイドスリツプを同
時に測定するように、スラツトコンベア1に車両
Cのホイールベースに対応した間隔に前輪用のサ
イドスリツプ測定手段と後輪用のサイドスリツプ
測定手段とを配設するようにしてもよく、後輪を
フリーローラ4上に乗り上げる時には、ブレーキ
手段8の作動は停止してフリーローラ4は自由回
転状態としてもよい。
リツプ測定手段3のフリーローラ4に乗せてこの
前輪のサイドスリツプを測定するようにしている
が、前輪および後輪の両方のサイドスリツプを同
時に測定するように、スラツトコンベア1に車両
Cのホイールベースに対応した間隔に前輪用のサ
イドスリツプ測定手段と後輪用のサイドスリツプ
測定手段とを配設するようにしてもよく、後輪を
フリーローラ4上に乗り上げる時には、ブレーキ
手段8の作動は停止してフリーローラ4は自由回
転状態としてもよい。
さらに、サイドスリツプ測定手段3のフリーロ
ーラ4の駆動手段としては前記駆動用チエーン6
によるもののほか、各サイドスリツプ測定手段3
に駆動モータを設置し、スラツトコンベア1と供
に移動させるようにしてもよい。
ーラ4の駆動手段としては前記駆動用チエーン6
によるもののほか、各サイドスリツプ測定手段3
に駆動モータを設置し、スラツトコンベア1と供
に移動させるようにしてもよい。
一方、前記ブレーキ手段8としては、ブレーキ
用チエーン9に代えてブレーキベルトを使用して
もよく、また、可変速モータ10を使用すること
なくブレーキ用チエーンを固定したままとし、フ
リーローラ4がその移動に伴つて乗り上げ方向に
回転するようにしてもよく、乗り上げ時にフリー
ローラ4の自由回転を規制して車輪Wの乗り上げ
を妨げないようにすればよいものである。
用チエーン9に代えてブレーキベルトを使用して
もよく、また、可変速モータ10を使用すること
なくブレーキ用チエーンを固定したままとし、フ
リーローラ4がその移動に伴つて乗り上げ方向に
回転するようにしてもよく、乗り上げ時にフリー
ローラ4の自由回転を規制して車輪Wの乗り上げ
を妨げないようにすればよいものである。
第1図は本考案の一実施例における車両のサイ
ドスリツプ測定用コンベアを使用したサイドスリ
ツプ測定ラインを示す概略平面図、第2図は同概
略側面図、第3図はサイドスリツプ測定手段を一
部断面にして示す詳細側面図、第4図は第3図の
−線に沿う詳細断面図である。 1……スラツトコンベア、3……サイドスリツ
プ測定手段、4……フリーローラ、5……駆動手
段、8……ブレーキ手段、9……ブレーキ用チエ
ーン。
ドスリツプ測定用コンベアを使用したサイドスリ
ツプ測定ラインを示す概略平面図、第2図は同概
略側面図、第3図はサイドスリツプ測定手段を一
部断面にして示す詳細側面図、第4図は第3図の
−線に沿う詳細断面図である。 1……スラツトコンベア、3……サイドスリツ
プ測定手段、4……フリーローラ、5……駆動手
段、8……ブレーキ手段、9……ブレーキ用チエ
ーン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一定区間内に敷設した無端式コンベア中に適
当間隔を隔てて、車両の車輪が搭載されるサイ
ドスリツプ測定手段のフリーローラを介設し、
上記コンベアの始端部下方に上記フリーローラ
に連係して該フリーローラの回転を規制するブ
レーキ手段を配設し、車両の乗り上げ時にフリ
ーローラの自由回転を阻止したことを特徴とす
る車両のサイドスリツプ測定用コンベア。 (2) 前記フリーローラとブレーキ手段との連係
が、フリーローラに設けられているスプロケツ
トと、ブレーキ手段に設けられているチエーン
との係合によつてなされている実用新案登録請
求の範囲第1項記載の車両のサイドスリツプ測
定用コンベア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1220784U JPS60123648U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 車両のサイドスリップ測定用コンベア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1220784U JPS60123648U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 車両のサイドスリップ測定用コンベア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60123648U JPS60123648U (ja) | 1985-08-20 |
JPH031808Y2 true JPH031808Y2 (ja) | 1991-01-18 |
Family
ID=30495049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1220784U Granted JPS60123648U (ja) | 1984-01-31 | 1984-01-31 | 車両のサイドスリップ測定用コンベア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60123648U (ja) |
-
1984
- 1984-01-31 JP JP1220784U patent/JPS60123648U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60123648U (ja) | 1985-08-20 |
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