JPH03178802A - キヤスタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、取付は素子と、この取付は素子に対して、垂
直軸線を中心に揺動運動可能な、取付は素子の支持殻体
に支持されたキャスタ二又片と、このキャスタ二又片に
保持された、水平軸線を中心に回転可能な走行輪とを持
ち、この走行輪を支持する軸がキャスタ二又片の水平ス
リットを貫通しかつキャスタ二又片に揺動可能に支持さ
れた足踏み切換えレバーに係合し、この足踏み切換えレ
バーの、水平スリットに重なる案内スリットが走行輪の
軸を包囲し、この走行輪が足踏み切換えレバーによって
、一方では、追従を伴う移動位置へ、他方では、キャス
タ二又片を横切る制動帯片に押圧可能な拘束位置へ移行
可能である、移動可能な作業台、足場など用のキャスタ
に関する。

〔従来の技術〕

ドイツ連邦共和国特許出願公開第３４２６４４３号明細
書から公知の、上述の種類のキャスタでは、キャスタの
取付は素子として足場　又は作業台に突起状の取付は素
子が設けられており、この取付は素子は外側及び内側の
支持殻体と固定的に結合されており、これらの支持殻体
の間へ環状配列玉の介在のもとにキャスタ二又片の背面
が係合する。このキャスタ二又片の脚に、キャスタ二又
片脚上へ係合する足踏み切換えレバーが支持されており
、この足踏み切換えレバーはそのレバー脚にそれぞれ制
御曲線状の案内スリットを持っており、この案内スリッ
トは、走行輪を支持する軸にはまり合い係合する。足踏
み切換えレバーのこれらの案内スリットは、キャスタ二
又片の各脚に配置された、水平に延びるスリットに重な
り、このスリットに走行輪の軸が支持されていて、走行
輪が一方では、追従を伴う移動位置へ、他方では、取付
は素子の軸中心の下方に配置された拘束位置へ移行可能
である。走行輪の拘束は、キャスタ二又片を横切りかつ
このキャスタ二又片の両脚に取り付けられた制動帯片に
より行なわれ、この制動帯片へ走行輪の周面が押圧可能
である。この解決策では、走行輪の移動中、走行輪を移
動位置から拘束位置へかつその逆に移行させるためのキ
ャスタ二又片の行程運動は行なわれない。しかしこの公
知のキャスタでは、拘束位置の間中、揺動支持片に製造
土佐ぜしめられる遊びが作用し、この遊びは特に高い作
業台又は足場においてこの作業台又は足、ｉｓ；・、の
上側範囲で不利に作用する。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の課題は、揺動支持片に製造土佐ぜしめられる遊
びをキャスタの拘束位置において作用させないように、
冒頭に挙げた種類のキャスタを改良することである。

〔課題を解決するための手段〕

この課題は本発明によれば、制動帯片が移動可能にキャ
スタ二又片に保持されておりかつ一方では拘束位置で走
行輪の周囲に押圧され、他方では取付は素子の支持殻体
へ直接又は間接的に作用することによって解決される。

それによって取付は素子と、この取付は素子と固定的に
結合された支持殻体と、走行輪自体との間の拘束の場合
における遊びなしの摩擦結合が制動帯片を介して行なえ
る。この場合、走行輪の拘束の他に拘束位置における揺
動運動の拘束もできる。別の利点は、拘束位置において
走行輪軸も荷重を除かれておりかつ拘束されたキャスタ
も−４１高い負担荷重を吸収することができることに見
られる。

静力学的な理由からかつ逸れ運動を達成するために、制
動帯片は方形断面を持っておりかつ両方の端部は、キャ
スタ二又片の側方脚にある、ほぼｍ直に延びる長穴に係
合するのが有利である。

一方では、走行輪の走行面が既に少し摩耗した場合にも
確実な拘束位置を保証するために、他方では、揺動運動
を拘束するために十分大きい保持トルクを生ぜしめるこ
とができるようにするために、制動帯片を収容するため
の長穴は拘束位置の中心軸線の少し外側に設けられてい
るのが好ましい。

キャスタを、制動帯片が直接支持殻体と走行輪の走行面
との間に配置されるように、構成することができるので
、取付は安手の軸中心の下方にある位置への走行輪の移
行の際に制動帯片への直接的作用は走行輪自体の走行面
及び取付は素子の支持殻体により行なわれる。この解決
策では、キャスタ二又片の背面が２つの環状配列玉の介
在のもとに外側支持殻体と内側支持殻体との間へ係合し
、これらの支持殻体は取付は素子と固定的に結合されて
いる。しかし、キャスタ二又片が揺動支持片の一体形成
の構成要素でなく、別体の構成部材として取り付けられ
得る解決策も可能にするために、本発明の別の構成の特
徴によれば、キャスタ二又片は支持板とねじ止めされて
おり、この支持板は、取付は素子と結合された、支持殻
体を持つ揺動支持片に係合し、その際、結合ねじは制動
帯片用の二又側支持片を形成しかつ制動帯片と取付は素
子の支持殻体との間に、キャスタ二又片の背面及び支持
板を貫通する押圧ピンが挿入されている。

制動帯片の軸線方向の拘束は、制動帯片が、この制動帯
片に固定された突出部により軸線方向にキャスタ二又片
に固定されていることによって達成される。これらの突
出部は、制動帯片に二又脚の内面に隣接して固定された
締付はビンにより形成され得る。

キャスタの拘束は足踏み切換えレバーの操作により行な
われ、それによって走行輪は拘束位置へ移動せしめられ
る。この場合、キャスタ二又片に支持された足踏み切換
えレバーは単腕にｍａできるので、拘束位置への走行輪
の移行の際に足踏み切換えレバーは押し下げられる。釈
放するために、このような単腕足踏み切換えレバーは引
き上げられなければならない。しかし快適な操作を容易
にするためにかつ拘束位置及び釈放位置への走行輪の移
行のために、垂直に下方へ向けられた力を利用するため
に、足踏み切換えレバーは、２つの操作腕を形成するた
めに双腕に構成されているのが有利である。

〔実施例〕

本発明の実施例が図面に示されており、以下に詳細に説
明される。

先ず、図面には、キャスタの、本発明を理解するために
重要である部分しか示されていないことを指摘しておく
。従って、持に、このようなキャスタによって移動可能
な、作業台、足場などのような物に関する詳細は省かれ
ており、そして図示された取付は素子と別様に構成され
かつそれぞれの必要な場合に合わされ得る取付は素子の
特別の構成も省かれている。その他の点では、キャスタ
又はこのキャスタと共同作用する装置の、図面に省かれ
ているすべての部分は、公知の構造を持つことができる
と言える。

図面から分かるキャスタは、公知の構成の走行輪１０を
持っており、この走行輪はキャスタ二又片１１により支
持される。走行輪１０は支持スリーブ１３の介在のもと
に軸１２上にゆるく回転可能に設けられている。この軸
１２は頭付きねじであってもよく、この頭付きねじはナ
ツトと共に走行輪１０をキャスタ二又片１１に固定する
。

第１図、第２図及び第５図から分かる実施例において、
キャスタ二又片１１の背面は、垂直な中心軸線を持つ揺
動支持片１４の一体形成の構成要素である。この揺動支
持片は、キャスタ二又片の背面を覆う外側殻体１５とキ
ャスタ二又片の窪みに係合する支持殻体１６とを含んで
いる。キャスタ二又片の背面と外側殻体１５との間に、
ころがり軸受を形成する少なくとも１つの環状配列玉が
ある。例えば鋲を介して支持殻体１６と固定的に結合さ
れた外側殻体１５に、取付は素子１７として使われる突
起が続いており、この突起は例えば外側殻体１５と溶接
され得る。この取付は素子は作業台、足場４．などのよ
うな装置に公知の、従って図示されていないやり方で取
り付けるために使える。

第３図及び第４図から分かる実施例において、揺動支持
片１４は別の構造を持っておりかつ２つの環状配列玉の
間へ係合する下側支持板１８と、この支持板を覆う支持
殻体１６’とから成り、この支持殻体と、支持板１８の
縁範囲を下から支えるカラー［１９が、例えば溶接によ
り固定的に結合されている。支持殻体１６’は中心にお
いて環状板２０と固定的に結合されており、この環状板
と、突起状の取付は素子１７が、例えば溶接により固定
的に結合されている。キャスタ二又片１１は横断面をほ
ぼＵ字状体として構成されており、このＵ字状体の両Ｉ
Ｉ！１２１は、傾斜した延長部２２及び脚端部２３を経
て、それに対して直角に延びるキャスタ二又片の背面へ
移行している。両方の脚２１のそれぞれに、水平に延び
るスリット２４が設けられており、このスリットは公知
のやり方で一方の端部において、上方へ少し拡大された
端部範囲へ移行することができる。各脚２１の外面に、
互いに間隔を置いてかつ対角線上に前刻印部２５が設け
られている。更に、キャスタ二又片の各脚２１は支持孔
２６を持っており、この支持孔に、足踏み切換えレバー
２８を支持するための支持スリーブ２７が配置されてい
る。足踏み切換えレバー２８は、キャスタ二又片１１の
外側に係合する２つの脚から成り、これらの脚は、第１
図ないし第４図による実施例において、走行輪の一方の
側に踏み板２９により架橋されている。第１図及び第３
図から分かるように、６足踏み切換えレバー２８の脚は
ほば１字状に形成されており、すなわち足踏み切換えレ
バー２８の各２１は比較的狭い前側範囲３０から成り、
この範囲は、この範囲に対して直角に配置された拡大範
囲３１へ移行している。範囲３０及び３１の間の移行個
所に、足踏み切換えレバー２８の各脚にある案内スリッ
ト３２が位置している。これらの案内スリットはほぼＳ
字状の形状を持っており、この場合、案内スリット３２
の屈曲した端部範囲は中間範囲により互いに結合されて
いる。中間範囲への案内スリット３２の端部範囲の移行
個所に突出部が設けられており、これらの突出部は、足
踏み切換えレバーの両方の終端位置に、軸１２を包囲す
る支持スリーブ１３用の拘束部を形成しており、これら
の突出部は軸１２との共同作用によりキャスタ二又片１
１の脚２１の水平スリット２４の内部におけるこの軸の
意に反する移動を防止する。案内スリット３２の異なる
側において、滑らかな切欠きが足踏み切換えレバーに設
けられており、これらの切欠きは走行輪の終端位置にお
いてキャスタ二又片１１の脚２１の外面と共同作用する
。その際、各終端位置において唯１つめ切欠き３３が前
刻印部２５と係合する。

図面から分かる実施例では、すべてのキャスタが走行輪
１０及び揺動支持片１４の拘束位置において示されてい
る。取付は素子１７の中心Ａの少し外側には、キャスタ
二又片ｉｔの脚端部２３にほぼ垂直な方向に、ただし垂
直線から少し傾いて延びる長穴３４が設けられている。

これらの長穴へ方形断面の制動帯片３５の端部が係合し
、この場合、長穴３４はそれぞれ制動帯片３５の幅より
少し長いが、しかしこの制動帯片の厚さとほぼ一致して
いる。制動帯片３５は両方の端部範囲にそれぞれ突出部
３６及び３７を持っており、これらの突出部を、例えば
制動帯片３５の孔に押し込まれた締付はビンにより形成
することができ、これらの突出部３６及び３７は脚端部
２３のそれぞれの内面に隣接しており、それにより制動
帯片３５を軸線方向に拘束することができる。締付はビ
ンの代わりに、突出部３６及び３７のために、例えば第
２図から分かるように、締付はスリーブも使用できる。

第１図、第２図及び第５図から分かる実施例では、走行
輪１０の上側周囲点と支持殻体１６の下面との高さ間隔
は、第１図及び第５図から分かる位置への走行輪ｌＯの
移行の際に、一方では支持殻体１６への、他方では走行
輪ｌＯの走行面への制動帯片３５の押圧が保証されるよ
うに、選ばれている。第１図から分かる状態と異なり、
足踏み切換えレバー２８は上方へ揺動せしめられかつそ
れにより左側へ釈放位置への走行輪１０の水平移動が行
なわれるとすぐ制動帯片３５は自重のために長穴３４の
下側区画面まで戻るので、走行輪１０の他に支持殻体１
６も釈放されている。

第３図及び第４図から分かる実施例において、キャスタ
二又片１１の背面は、例えば結合ねじ３８により揺動支
持片１４に取り付けられている。

図示した拘束位置において制動帯片３５は走行輪１０に
より結合ねじ３８へ押し付けられ、これらの結合ねじの
間に押圧ビン３９が配置されており、この押圧ビンは拘
束の場合に、制動帯片３５を介して走行輪１０により始
動せしめられて、支持殻体１６’へ押し付けられるので
、走行輪１０の拘束の他にキャスタの揺動運動の拘束も
行なわれる。垂直方向に移動可能なこの抑圧ビン３９は
、キャスタ二又片１１の背面及び支持板１８にある案内
孔を貫通する。

第５図から分かる実施例は、構造及び動作のやり方に関
して、第１図及び第２図から分かる実施例にほぼ一致し
ている。しかしそれと異なり、足踏み切換えレバー２８
は双腕に構成されておりかつ前側範囲と称せられる操作
腕３０の他に、支持孔２６の他方の側へ延びる第２の操
作腕４０を持っている。キャスタ二又片の両側にＩＰ３
置された操作腕３０は、拘束のＭ図で押し下げ可能な踏
み板２９により結合されており、他方、操作腕３０の延
長部分に延びる同操作腕４０は踏み板４１により互いに
結合されており、しかしこの踏み板４１は押し下げの際
に移動位置への走行＠１０の移行を引き起こす。

既に述べたように、図示した実施例は、単に本発明の例
としてこの実現にすぎず、本発明は決してそれだけに限
られない。むしろ更に種々の別の実施例及び構成が可能
である。その上、発明の詳細な説明に述べられた又は図
面に示されたすべての新しい特徴は、特許請求の範囲に
明確に請求されていないとしても、本発明にとって重要
である。

こうして、例えば製造及び組立ての簡単化のために、制
動帯片３５の軸線方向位置固定のための突出部を、例え
ば抵抗溶接によりこの制動帯片に取り付けられた板ばね
４２から形成することが可能であり、この板ばねは、脚
端部２３にある長穴３４への挿入後に広がる。

【図面の簡単な説明】

第１図は単腕足踏み切換えレバーが使用されかつ制動帯
片が直接走行輪と支持殻体との間に配置されているキャ
スタの一部を切り欠いて示した側面図、第２図は第１図
から分かるキャスタの、走行方向に見た部分断面図、第
３図は単腕足踏み切換えレバーが使用され、しかし制動
帯片と支持殻体との間に抑圧ビンが挿入されている、キ
ャスタの別の実施例の一部を切り欠いて示した側面図、
第４図は第３図から分かるキャスタの、走行方向に見た
部分断面図、第５図は拘束装置に関して第１図に一致し
、しかし双腕足踏み切換えレバーを持つ、キャスタの別
の実施例の側面図、第６図はストッパとして板ばねを備
えた制動帯片の斜視図である。 １０・・・走行輪、１１・・・キャスタ二又片、６・・
・支持殻体、１７・・・取付は素子、３５・・・制動帯
片 ９Ｑ−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　取付け素子と、この取付け素子に対して、垂直軸線
   を中心に揺動運動可能な、取付け素子の支持殻体に支持
   されたキャスタ二又片と、このキャスタ二又片に保持さ
   れた、水平軸線を中心に回転可能な走行輪とを持ち、こ
   の走行輪を支持する軸がキャスタ二又片の水平スリット
   を貫通しかつキャスタ二又片に揺動可能に支持された足
   踏み切換えレバーに係合し、この足踏み切換えレバーの
   、水平スリットに重なる案内スリットが走行輪の軸を包
   囲し、この走行輪が足踏み切換えレバーによつて、一方
   では、追従を伴う移動位置へ、他方では、キャスタ二又
   片を横切る制動帯片に押圧可能な拘束位置へ移行可能で
   あるキャスタにおいて、制動帯片（３５）が移動可能に
   キャスタ二又片（１１）に保持されておりかつ一方では
   拘束は取付け素子（１７）の支持殻体（１６）へ直接又
   は間接的に作用することを特徴とする、キャスタ。 ２　制動帯片（３５）が方形断面を持つておりかつ両方
   の端部が、キャスタ二又片（１１）の側方脚にある、ほ
   ぼ垂直に延びる長穴（３４）に係合することを特徴とす
   る、請求項１に記載のキャスタ。 ３　制動帯片（３５）を収容するための長穴（３４）が
   拘束位置（７）の中心軸線（Ａ）の少し外側に設けられ
   ていることを特徴とする、請求項１又は２に記載のキャ
   スタ。 ４　キャスタ二又片（１１）が支持板（１８）とねじ止
   めされており、この支持板が、取付け素子（１７）と結
   合された、支持殻体（１６′）を持つ揺動支持片（１４
   ）に係合し、その際、結合ねじ（３８）が制動帯片（３
   ５）用の二又側支持片を形成しかつ制動帯片（３５）と
   取付け素子（１７）の支持殻体（１６′）との間に、キ
   ャスタ二又片（１１）の背面及び支持板（１８）を貫通
   する押圧ピン（３９）が挿入されていることを特徴とす
   る、請求項１ないし３のうち１つに記載のキャスタ。 ５　制動帯片（３５）が、この制動帯片に固定された突
   出部（３６、３７）により軸線方向にキャスタ二又片（
   １１）に固定されていることを特徴とする、請求項１な
   いし４のうち１つに記載のキャスタ。 ６　突出部が、制動帯片（３５）に二又脚（２１）の内
   面に隣接して固定された締付けピン（３６、３７）によ
   り形成されていることを特徴とする、請求項５に記載の
   キャスタ。 ７　足踏み切換えレバー（２８′）が、２つの操作腕（
   ３０、４０）を形成するために双腕に構成されているこ
   とを特徴とする、請求項１ないし６のうち１つに記載の
   キャスタ。 ８　突出部が、制動帯片（３５）に二又脚（２１）の内
   面に隣接して取り付けられた板ばね（４２）により形成
   されていることを特徴とする、請求項５に記載のキャス
   タ。