JPH03178801A - 走行車 - Google Patents
走行車Info
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- JPH03178801A JPH03178801A JP1317471A JP31747189A JPH03178801A JP H03178801 A JPH03178801 A JP H03178801A JP 1317471 A JP1317471 A JP 1317471A JP 31747189 A JP31747189 A JP 31747189A JP H03178801 A JPH03178801 A JP H03178801A
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Landscapes
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、懸架機構を有する自在走行可能な走行車及び
その機構に係り、特に全方位走行の可能で、狭い場所や
うねりのある場所での使用に好適な走行車や搬送車に関
する。
その機構に係り、特に全方位走行の可能で、狭い場所や
うねりのある場所での使用に好適な走行車や搬送車に関
する。
[従来の技術]
従来の走行機構としては、特開昭63−149270号
公報に記載のように全方位走行可能な台車装置がある。
公報に記載のように全方位走行可能な台車装置がある。
車輪の外周面に周方向に回転軸を有するローラを配置し
た4個の車輪及び減速機、モータを車体に固定して使用
するもので車輪の進行方向とその方向と直交するローラ
の回転方向に移動することが可能である。
た4個の車輪及び減速機、モータを車体に固定して使用
するもので車輪の進行方向とその方向と直交するローラ
の回転方向に移動することが可能である。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、この方式では4個の車輪の接地が不確実な場合
、台車が直進困難であるという課題がある。すなわち、
路面のわずかな凹凸によっても、前後左右の4つの車輪
の内、3つが安定に接地し、1つの車輪が接地しない状
態が容易に発生する。
、台車が直進困難であるという課題がある。すなわち、
路面のわずかな凹凸によっても、前後左右の4つの車輪
の内、3つが安定に接地し、1つの車輪が接地しない状
態が容易に発生する。
ここで、左右に配置された車輪を駆動し、前後の車輪を
静止して、車体を前方に走行させようとする場合、左右
の駆動中の車輪の一方が、接地しなかった場合、車輪の
駆動力は車体にたいし非対称に発生してしまう。この際
、この能動力の偏在を打ち消すためには、前後の車輪の
ローラ回転方向以外への対スリップ力に依存する。しか
しなから、前後の車輪のローラは前進するために回転し
ているため、ローラ表面の微細な変形によって、横方向
への滑りの発生が、不可避的であり、車体の進行方向が
安定しない。
静止して、車体を前方に走行させようとする場合、左右
の駆動中の車輪の一方が、接地しなかった場合、車輪の
駆動力は車体にたいし非対称に発生してしまう。この際
、この能動力の偏在を打ち消すためには、前後の車輪の
ローラ回転方向以外への対スリップ力に依存する。しか
しなから、前後の車輪のローラは前進するために回転し
ているため、ローラ表面の微細な変形によって、横方向
への滑りの発生が、不可避的であり、車体の進行方向が
安定しない。
4輪以上のrJ、輪を用いる場合、床面の凹凸に対して
車輪を追従させる必要がある。
車輪を追従させる必要がある。
本発明の目的は、全方向走行機構の進行方向の安定性を
改善しなから車体の傾きを防止する走行車を提供するこ
とにある。
改善しなから車体の傾きを防止する走行車を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、簡単な構成で傾きを防止できる経
済的な走行車を提供するものである。
済的な走行車を提供するものである。
[課題を解決するための手段]
上言己の目的を達成するため1本発明は、立体交差する
第1及び第2の保持部材と、前記第1及び第2の保持部
材の両端部にそれぞれ軸支された車輪と、前記第1及び
第2の保持部材と前記車輪の上に設けられた台と、前記
台と前記第1及び第2の保持部材の間に設けられた複数
の支持機構、例えば、前記台と前記第1及び第2の保持
部材が平行となるように拘束する複数の片持ち機構と前
記台と前記第1及び第2の保持部材の間に設けられた複
数の弾性支持機構とを有するものである。
第1及び第2の保持部材と、前記第1及び第2の保持部
材の両端部にそれぞれ軸支された車輪と、前記第1及び
第2の保持部材と前記車輪の上に設けられた台と、前記
台と前記第1及び第2の保持部材の間に設けられた複数
の支持機構、例えば、前記台と前記第1及び第2の保持
部材が平行となるように拘束する複数の片持ち機構と前
記台と前記第1及び第2の保持部材の間に設けられた複
数の弾性支持機構とを有するものである。
[作用コ
このように本発明では、車輪を保持し、かつ立体交差す
る保持部材と片持ち支持機構と弓単性支持機構などの懸
架機構により対とむる駆動輪の仮想車軸が車体に対して
平行を保ちつつ上下するように1,7たものである。こ
のため、前記駆動輪が4個存在し、床面のうねり等があ
っても、駆動輪のうちの】一つが接地しない事態が発生
しない。つまり、路面にへこみが有って、1つの車輪の
接地圧が低下した場合、対向する車輪の接地圧との合計
が低下するため、この一対の車輪を支える懸架機構が伸
び、車体全体を路面に倣うように傾斜させ、路面のへこ
み側の車輪の接地圧を増加させる。このとき、他方の仮
想車軸の分担する接地圧は増加し。
る保持部材と片持ち支持機構と弓単性支持機構などの懸
架機構により対とむる駆動輪の仮想車軸が車体に対して
平行を保ちつつ上下するように1,7たものである。こ
のため、前記駆動輪が4個存在し、床面のうねり等があ
っても、駆動輪のうちの】一つが接地しない事態が発生
しない。つまり、路面にへこみが有って、1つの車輪の
接地圧が低下した場合、対向する車輪の接地圧との合計
が低下するため、この一対の車輪を支える懸架機構が伸
び、車体全体を路面に倣うように傾斜させ、路面のへこ
み側の車輪の接地圧を増加させる。このとき、他方の仮
想車軸の分担する接地圧は増加し。
仮患車軸同志の接地圧の均等は崩れる。しかし、上水の
仮想車軸の両端の車輪の接地圧は等しく、両車軸は車体
の重心にたいし対向する位置に有るため、邸動力の偏在
による偶力の発生は防止されるため、直進性が阻害され
ない。
仮想車軸の両端の車輪の接地圧は等しく、両車軸は車体
の重心にたいし対向する位置に有るため、邸動力の偏在
による偶力の発生は防止されるため、直進性が阻害され
ない。
さらに5駆動輪をその車軸が直角を成す2直線上になる
ように配置し、同一直線上に配置された該陳動輪の組が
、qL体に対して平行を保ちつつ上下する懸架機構によ
って保持されるようにした為。
ように配置し、同一直線上に配置された該陳動輪の組が
、qL体に対して平行を保ちつつ上下する懸架機構によ
って保持されるようにした為。
車体に偏荷重が係っても床面が変形しなければ、特定の
車輪が沈み込むことがなく、車体にローリングもしくは
ピッチングが発生することが無い。
車輪が沈み込むことがなく、車体にローリングもしくは
ピッチングが発生することが無い。
特にロボットアームを搭載した台車を構成した場合、ロ
ボットアームの姿勢変化によって車体が傾くことが無く
、ロボットアームの位置再現性を悪化させることが無く
、この用途に適する。
ボットアームの姿勢変化によって車体が傾くことが無く
、ロボットアームの位置再現性を悪化させることが無く
、この用途に適する。
[実施例コ
以下、本発明の一実施例の機構を、第1図から第11図
により、制御部分を第11図から第21図によって説明
する。
により、制御部分を第11図から第21図によって説明
する。
まず機構を説明する。
第1図は本発明による走行台車を斜め上方向から懸架機
構を分かりやすく示した簡略化された斜視図である。第
2図は、台車を底面から見上げた平面図である。第3図
は、台車を長手方向の中心線で分割した縦断面図である
。なお第1図においては、車輪1は模式的に表わし、ま
たメインシャーシ8は透明なものとしている。
構を分かりやすく示した簡略化された斜視図である。第
2図は、台車を底面から見上げた平面図である。第3図
は、台車を長手方向の中心線で分割した縦断面図である
。なお第1図においては、車輪1は模式的に表わし、ま
たメインシャーシ8は透明なものとしている。
車輪1は、第4図及び第5図に示したように。
それぞれ外周面に接続方向の軸を有し、軸廻りに回転可
能なローラを有した構造である。ローラ1aはローラ芯
金1alおよびローラゴム層1a2からなり、このロー
ラ1aは軸受Lbによりシャフト1cを回転軸として回
転可能である。シャツh ]−cはスペーサ1dおよび
押え板1eによりホイール1fに固定されている。この
スペーサld。
能なローラを有した構造である。ローラ1aはローラ芯
金1alおよびローラゴム層1a2からなり、このロー
ラ1aは軸受Lbによりシャフト1cを回転軸として回
転可能である。シャツh ]−cはスペーサ1dおよび
押え板1eによりホイール1fに固定されている。この
スペーサld。
押え板1eによるローラゴム層の間隙には車輪1の回転
軸方向にずれた位置に千鳥状に互い違いに配置された他
のローラ1aが有るため、車輪1の回転軸方向へ投影さ
れた外形は円形となっている。
軸方向にずれた位置に千鳥状に互い違いに配置された他
のローラ1aが有るため、車輪1の回転軸方向へ投影さ
れた外形は円形となっている。
この車@1の構造に依り、車@1は回転軸方向から見た
場合の接線方向の駆動力もしくは制動力は床面に伝達す
るが、それらの力と直交する方向へは、力の伝達を行な
わない。
場合の接線方向の駆動力もしくは制動力は床面に伝達す
るが、それらの力と直交する方向へは、力の伝達を行な
わない。
この車@1は、第1図から第3図に示したように、各々
wC速機2を介しモータ3により独立に駆動される。モ
ータ3を有しない場合であっても走行車の外部からのl
駆動により同様の効果を達成できる。これらの車輪1.
減速機2.双方向回転可能なモータ3はメインシャーシ
8(第3図参照)に平行で、互いに直交する保持部材4
a、4b(以下サブシャーシと呼ぶ)に、同一サブシャ
ーシ4上では車輪工の回転軸が同一直線上に存在するよ
うに固定されている。この車輪1が共有する回転軸を仮
想車軸と呼ぶが、サブシャーシ4a。
wC速機2を介しモータ3により独立に駆動される。モ
ータ3を有しない場合であっても走行車の外部からのl
駆動により同様の効果を達成できる。これらの車輪1.
減速機2.双方向回転可能なモータ3はメインシャーシ
8(第3図参照)に平行で、互いに直交する保持部材4
a、4b(以下サブシャーシと呼ぶ)に、同一サブシャ
ーシ4上では車輪工の回転軸が同一直線上に存在するよ
うに固定されている。この車輪1が共有する回転軸を仮
想車軸と呼ぶが、サブシャーシ4a。
4bが直交しているため、この仮想車軸も十文字状に直
交している。これらのサブシャーシ4a。
交している。これらのサブシャーシ4a。
4bは各々サブシャーシの中心部に対し対称となる位置
から同方向に伸びるように配置されるスイングアーム5
a、5b、軸受6と、メインシャーシ8の下部に垂下す
るように固定され、それぞれ対応するスイングアーム5
a、5bの他端と軸受6を介して配置されるロッド7を
介してメインシャーシ8に結合されている。さらに各々
のサブシャーシ4a、4bとメインシャーシ8の間には
バネ9.ダンパ10(第3図参照)が配されている。
から同方向に伸びるように配置されるスイングアーム5
a、5b、軸受6と、メインシャーシ8の下部に垂下す
るように固定され、それぞれ対応するスイングアーム5
a、5bの他端と軸受6を介して配置されるロッド7を
介してメインシャーシ8に結合されている。さらに各々
のサブシャーシ4a、4bとメインシャーシ8の間には
バネ9.ダンパ10(第3図参照)が配されている。
ここで、車輪1の構造・配置に依り、任意の方向への走
行を行ないたい場合、直交する車輪1の回転速度を目標
とする走行の速度ベクトルの射影成分とすれば、車体の
方向を変えなくても任意の方向への走行が可能である。
行を行ないたい場合、直交する車輪1の回転速度を目標
とする走行の速度ベクトルの射影成分とすれば、車体の
方向を変えなくても任意の方向への走行が可能である。
さらにすべての車輪上を同一方向へ、回転速度を回転中
心から車輪上までの距離に比例するように回転させれば
、車体は車輪1の回転と逆方向へその場でスピンする。
心から車輪上までの距離に比例するように回転させれば
、車体は車輪1の回転と逆方向へその場でスピンする。
サブシャーシ4a、4bは各々スイングアーム5a、5
b、軸受6、ロッド7を介してメインシャーシ8に結合
されているため、たとえ床面にうねりや凹凸が有っても
メインシャーシ8に過大な振動を伝えること無く4個の
車輪上は床面に追従し充分な接地圧を保つ。なお、これ
らの場合スプリング9(以下バネと呼ぶ)およびダンパ
10は当然なから適切な範囲の物を使用する必要が有る
。
b、軸受6、ロッド7を介してメインシャーシ8に結合
されているため、たとえ床面にうねりや凹凸が有っても
メインシャーシ8に過大な振動を伝えること無く4個の
車輪上は床面に追従し充分な接地圧を保つ。なお、これ
らの場合スプリング9(以下バネと呼ぶ)およびダンパ
10は当然なから適切な範囲の物を使用する必要が有る
。
例えば極端にバネ9もしくはダンパ10が強力な場合、
床面のうねりに対し走行台車がはね上がってしまう場合
が有る。極端にバネ9か弱い場合、床面の凹みに対し、
車輪1を接地させる力が無く、床のへこみに当たった車
輪1では充分な接地圧が得られなくなる場合が有るが、
走行路面が平面である場合、前記バネ9及びダンパ10
が無い場合でも偏荷重が作用した場合でもメインシャー
シ8と路面の平行は保たれる。
床面のうねりに対し走行台車がはね上がってしまう場合
が有る。極端にバネ9か弱い場合、床面の凹みに対し、
車輪1を接地させる力が無く、床のへこみに当たった車
輪1では充分な接地圧が得られなくなる場合が有るが、
走行路面が平面である場合、前記バネ9及びダンパ10
が無い場合でも偏荷重が作用した場合でもメインシャー
シ8と路面の平行は保たれる。
またローラlaに表面ゴムff31 a 2が存在する
ため、床面とローラlaとの間に充分大きな摩擦抵抗が
生じホイールスピンを起こすことが無い。
ため、床面とローラlaとの間に充分大きな摩擦抵抗が
生じホイールスピンを起こすことが無い。
さらに2個のサブシャーシ4は各々のスイングアーム5
によってメインシャーシ8と平行を保つので、メインシ
ャーシ8に偏荷重が発生してもメインシャーシ8と床面
の平行が保たれる。このため、偏荷重によりメインシャ
ーシ8にローリング・ピッチングが生じることが無い。
によってメインシャーシ8と平行を保つので、メインシ
ャーシ8に偏荷重が発生してもメインシャーシ8と床面
の平行が保たれる。このため、偏荷重によりメインシャ
ーシ8にローリング・ピッチングが生じることが無い。
ここに言うメインシャーシは車体自体を意味し、メイン
シャーシの上に載置台を設けた場合、載置台も含む。
シャーシの上に載置台を設けた場合、載置台も含む。
以下、偏荷重が有ってもメインシャーシ8が傾斜しない
理由を詳細に説明する。第6図に示すように平な床面上
で、4個の車@上の中央に重心が有る場合、各々の車輪
1の荷重分担が等しくなるように台車が調整されている
ものとする。この時、車体の質量をM、重力加速度をg
とすれば、4個の車輪1が床から受ける反力はM g
/ 4である。
理由を詳細に説明する。第6図に示すように平な床面上
で、4個の車@上の中央に重心が有る場合、各々の車輪
1の荷重分担が等しくなるように台車が調整されている
ものとする。この時、車体の質量をM、重力加速度をg
とすれば、4個の車輪1が床から受ける反力はM g
/ 4である。
この時の重心の位置を原点とし、車輪1の座標を、A点
からD点、(”r、、0)(−’r、、0)(0゜TZ
)(0,−TZ)とする。機構上、車輪1が対角線状の
A点とB点、0点とD点の対になって、メインシャーシ
8に平行してバネで支えられている。
からD点、(”r、、0)(−’r、、0)(0゜TZ
)(0,−TZ)とする。機構上、車輪1が対角線状の
A点とB点、0点とD点の対になって、メインシャーシ
8に平行してバネで支えられている。
ここで、重心の位置が第7図に示すように、座標(0,
y)に移動しても、4輪とも接地しているものと仮定す
る。今、前記機構上の仮定から、4つの車輪上の受ける
抗力F□からF4には下記(1)(2)の関係が成り立
つ。
y)に移動しても、4輪とも接地しているものと仮定す
る。今、前記機構上の仮定から、4つの車輪上の受ける
抗力F□からF4には下記(1)(2)の関係が成り立
つ。
Fx 十F z =F 3 + F” 4
・・・・・・(1)F工+F、+ F、+ F4
=M g ・・・・・・(2)F工=F、
・・・・・・(3)F、=
F2=Mg/4 ・・・・・・(4)
F 3 +F 42M g / 2
・・・・・・(5)F、≧O,F4≧O・・・・ (6
) 0≦F、≦Mg/2.O≦F、≦M g / 2・・・
(7)yMg−T2F、+T、F4=O・・・・・(8
)FJ≧F、 ・・・・・
(9)αミF、/F。
・・・・・・(1)F工+F、+ F、+ F4
=M g ・・・・・・(2)F工=F、
・・・・・・(3)F、=
F2=Mg/4 ・・・・・・(4)
F 3 +F 42M g / 2
・・・・・・(5)F、≧O,F4≧O・・・・ (6
) 0≦F、≦Mg/2.O≦F、≦M g / 2・・・
(7)yMg−T2F、+T、F4=O・・・・・(8
)FJ≧F、 ・・・・・
(9)αミF、/F。
(O≦α≦1)
(10)
0≦y≦−TZ ・・・・・
・(13)なぜならば、4輪接地の仮定により、車体を
支えるバネには延び、縮みが存在しないことによる。
・(13)なぜならば、4輪接地の仮定により、車体を
支えるバネには延び、縮みが存在しないことによる。
さらにY軸に対する対称性から、上記(3)も成立する
。よって上記(4)(5)が戊り立つ。ここで、4輪接
地の仮定から上記(6)となり、上記(5)より上記(
7)となる。
。よって上記(4)(5)が戊り立つ。ここで、4輪接
地の仮定から上記(6)となり、上記(5)より上記(
7)となる。
又、X軸回りのモーメントの釣合から上記(8)が成立
する。ここで、開式の各項は正またはOであるので上記
(9)が戊り立つ。そこで、上記(10)のように値α
を定義すれば、F3、F、は上記(11)と表現できる
。これを上記(8)に代入すれば、上記(工2)を得る
。よって、yは上記(13)の範囲を持つ。ここでy=
’r、72のとき、F’、=Mg/2、F4=Oである
。以」二から重心が、4個の車@1の中心から任意の車
輪lまでの距離の半分以内の位置に有るとき、上記機構
の台車は傾斜しないことになる。
する。ここで、開式の各項は正またはOであるので上記
(9)が戊り立つ。そこで、上記(10)のように値α
を定義すれば、F3、F、は上記(11)と表現できる
。これを上記(8)に代入すれば、上記(工2)を得る
。よって、yは上記(13)の範囲を持つ。ここでy=
’r、72のとき、F’、=Mg/2、F4=Oである
。以」二から重心が、4個の車@1の中心から任意の車
輪lまでの距離の半分以内の位置に有るとき、上記機構
の台車は傾斜しないことになる。
第1図から第3図においてスイングアーム5aとロッド
7の間の軸受6の高さが車@1の回転軸高さより低い位
置に配置しであるが、これは以下の理由による。
7の間の軸受6の高さが車@1の回転軸高さより低い位
置に配置しであるが、これは以下の理由による。
本実施例の懸架機構を模式的に示した図であるところの
第8図に従いスイングアーム5周辺の力の釣合を解析す
る。簡便のため左右の駆動輪は一体と見なし、また車輪
の転がり摩擦、駆動の機械損失、車輪の慣性モーメント
は無視する。今、駆動輪に邸勅トルクTが加えられたと
き、駆動輪は反力としてスイングアーム5にトルク−T
およびけん引力f2を与える。スイングアーム5aには
軸受6を押し下げるトルク−Tが鋤き、軸受6の高さは
δ2沈む。一方、静止時の軸受6の高さが車輪1の回転
軸高さよりΔ低い場合、けん引力f2および軸受6の高
さと車@1の同転軸高さの差Δ+δ2.にg因する逆方
向のトルク(Δ+δz)×fzも発生する。スイングア
ーム5の水平方向の長さLがL)δ2の場合ロッド7の
張力をF2″、静止時の駆動輪に対する床面からの垂直
抗力をF2とすれば、車輪1の半径をRとすれば下記(
14)の関係が成立する。
第8図に従いスイングアーム5周辺の力の釣合を解析す
る。簡便のため左右の駆動輪は一体と見なし、また車輪
の転がり摩擦、駆動の機械損失、車輪の慣性モーメント
は無視する。今、駆動輪に邸勅トルクTが加えられたと
き、駆動輪は反力としてスイングアーム5にトルク−T
およびけん引力f2を与える。スイングアーム5aには
軸受6を押し下げるトルク−Tが鋤き、軸受6の高さは
δ2沈む。一方、静止時の軸受6の高さが車輪1の回転
軸高さよりΔ低い場合、けん引力f2および軸受6の高
さと車@1の同転軸高さの差Δ+δ2.にg因する逆方
向のトルク(Δ+δz)×fzも発生する。スイングア
ーム5の水平方向の長さLがL)δ2の場合ロッド7の
張力をF2″、静止時の駆動輪に対する床面からの垂直
抗力をF2とすれば、車輪1の半径をRとすれば下記(
14)の関係が成立する。
T−(Δ+62)f、−LF、’ =O・・・・・・(
14)F2’ = (’r (Δ+62) fz)
/’L、・・・・・・(15)T=Rf2
・・・・・・(16)F、’ = (R−
Δ−δz)rz/L ・・・・・・(17)δ、=δ
2=δ□=δ、=δ ・・・・・(18)2
k1= k2= 2 k3 ・・・
・・・(19)δ=F、’ / (2に、) =(R−Δ−δ)f2/ (2kL)・・・・・・(2
0)よって上記(15)が得られる。ここで上記(16
)の関係より、上記(17)が得られる。ここで本実施
例には傾きが発生しえないとの仮定から上記(18)の
関係が有り、各車輪1のバネ9は等しいので、上記(1
9)が成り立つ。さらに沈み込みδはロッド7の張力に
よるので上記(20)が成り立ち、よって上記(21)
が得られる。この上記(21)から加減速に伴う沈み込
みδをOにするにはR=Δとすれば良いことが分かる。
14)F2’ = (’r (Δ+62) fz)
/’L、・・・・・・(15)T=Rf2
・・・・・・(16)F、’ = (R−
Δ−δz)rz/L ・・・・・・(17)δ、=δ
2=δ□=δ、=δ ・・・・・(18)2
k1= k2= 2 k3 ・・・
・・・(19)δ=F、’ / (2に、) =(R−Δ−δ)f2/ (2kL)・・・・・・(2
0)よって上記(15)が得られる。ここで上記(16
)の関係より、上記(17)が得られる。ここで本実施
例には傾きが発生しえないとの仮定から上記(18)の
関係が有り、各車輪1のバネ9は等しいので、上記(1
9)が成り立つ。さらに沈み込みδはロッド7の張力に
よるので上記(20)が成り立ち、よって上記(21)
が得られる。この上記(21)から加減速に伴う沈み込
みδをOにするにはR=Δとすれば良いことが分かる。
しかしなからこの結果は軸受6の中心を床面と同じ高さ
にしなければならないことを意味するので、このまま実
現することは出来ない。さらにスイングアーム5の長さ
に限界が有るため、Δを大きく取るとスイングアーts
5が大きく傾くことを意味し、床面にうねりや凹凸が
有った場合および台車の荷重に変動が有った場合のサブ
シャーシ4のメインシャーシ8に対する上下動によって
メインシャーシ8が前後左右に振られることを意味する
。この点ではΔはOにすることが好ましい。
にしなければならないことを意味するので、このまま実
現することは出来ない。さらにスイングアーム5の長さ
に限界が有るため、Δを大きく取るとスイングアーts
5が大きく傾くことを意味し、床面にうねりや凹凸が
有った場合および台車の荷重に変動が有った場合のサブ
シャーシ4のメインシャーシ8に対する上下動によって
メインシャーシ8が前後左右に振られることを意味する
。この点ではΔはOにすることが好ましい。
そこで予想される床面の状態・台車の荷重変動と台車に
要求される加速度を勘案し、Δを0からRまでの間の適
当な値に設定する必要が有る。
要求される加速度を勘案し、Δを0からRまでの間の適
当な値に設定する必要が有る。
以下、本実施例の制御部分を第9図から第14図により
説明する。第9図は本発明の制御装置及び追跡センサを
設けた台車を、車体の上から見た平面図である。第10
図は第9図の台車を正面から見た立面図である。第11
図から第13図は第9図の台車が誘導目標からずれた場
合の配置を示す平面図である。第14図は、第9図の台
車の制御装置の原理を示すフローチャートである。なお
。
説明する。第9図は本発明の制御装置及び追跡センサを
設けた台車を、車体の上から見た平面図である。第10
図は第9図の台車を正面から見た立面図である。第11
図から第13図は第9図の台車が誘導目標からずれた場
合の配置を示す平面図である。第14図は、第9図の台
車の制御装置の原理を示すフローチャートである。なお
。
簡便のため車輪LAからLDはメインシャーシ8の中心
から等距離に配置されているものとして説明を行うが、
実際の車輪の配置が等距離でない場合は適当な補正を行
うものとする。
から等距離に配置されているものとして説明を行うが、
実際の車輪の配置が等距離でない場合は適当な補正を行
うものとする。
この時、車輪IAから1Dの近傍に設けた1次元CCD
索子22及び光学系23から成るセンサ21Aから21
Dは床面203に設けられた反射率の高い表面状態のテ
ープからなる誘導目標202を検出し、誘導目標202
の中心軸もしくは誘導量41202と床面203の境界
と、センサ21Aから21Dの中心軸のずれ量を出力す
るものとする。このセンサ21Aから2LDからの出力
はコントローラ20に入力され、このコントローラ20
はモータ3Aから3Dを制御する。
索子22及び光学系23から成るセンサ21Aから21
Dは床面203に設けられた反射率の高い表面状態のテ
ープからなる誘導目標202を検出し、誘導目標202
の中心軸もしくは誘導量41202と床面203の境界
と、センサ21Aから21Dの中心軸のずれ量を出力す
るものとする。このセンサ21Aから2LDからの出力
はコントローラ20に入力され、このコントローラ20
はモータ3Aから3Dを制御する。
ここで、メインシャーシ8が誘導目標202に沿ってX
方向に目標速度Vで走行中に、メインシャーシ8が誘導
目標202からずれた場合の、メインシャーシ8の復帰
動作を説明する。
方向に目標速度Vで走行中に、メインシャーシ8が誘導
目標202からずれた場合の、メインシャーシ8の復帰
動作を説明する。
いま、第11図のようにメインシャーシ8は誘導目標2
02の示す方角に平行に配置されているが、その中心が
距離αだけずれた場合は、センサ21Aの出力はα、セ
ンサ21Bの出力は−αとなる。一方、メインシャーシ
8の中心は誘導目標202の示す位置に配置されている
が、その方向が角度θずれ、センサ21Aおよび21B
の位dで距離αだけずれ、第4図のようになった場合は
、センサ21Aおよび21Bの出力はともにαとなる。
02の示す方角に平行に配置されているが、その中心が
距離αだけずれた場合は、センサ21Aの出力はα、セ
ンサ21Bの出力は−αとなる。一方、メインシャーシ
8の中心は誘導目標202の示す位置に配置されている
が、その方向が角度θずれ、センサ21Aおよび21B
の位dで距離αだけずれ、第4図のようになった場合は
、センサ21Aおよび21Bの出力はともにαとなる。
ここでセンサ21Aから21Dの出力を各々A、B、C
,Dと置けば、(A−B)/2が、メインシャーシ8の
誘導目標202からのずれを示し、(A+B)/2が、
メインシャーシ8の誘導口JR202との角度ずれを示
す。
,Dと置けば、(A−B)/2が、メインシャーシ8の
誘導目標202からのずれを示し、(A+B)/2が、
メインシャーシ8の誘導口JR202との角度ずれを示
す。
この時、車輪IAから1Dおよびモータ3Aから3Dの
回転速度を、メインシャーシ8の外側から見て反時計方
向を正とし、車輪1AからIDの周速を用いて、各々A
、B、C,Dとすれば、第1工図の配置の場合はA=α
、B=−α、C=−v、D=vとすれば単位時間後には
メインシャーシ8は誘導口41202の上に復帰する。
回転速度を、メインシャーシ8の外側から見て反時計方
向を正とし、車輪1AからIDの周速を用いて、各々A
、B、C,Dとすれば、第1工図の配置の場合はA=α
、B=−α、C=−v、D=vとすれば単位時間後には
メインシャーシ8は誘導口41202の上に復帰する。
一方、第12図の配置の場合は、A=α、B=α、C=
v+α、D=v+αとすれば一定時間後にはメインシャ
ーシ8は誘導目標202の方向に復帰する。
v+α、D=v+αとすれば一定時間後にはメインシャ
ーシ8は誘導目標202の方向に復帰する。
ここでセンサ21Aおよび21Bの出力をそれぞれa、
bとし、(a + b ) / 2 = m、(a−b
)/2=nとすれば、車輪IAから1Dの周速は下記に
示した行列式(1)で記述される。
bとし、(a + b ) / 2 = m、(a−b
)/2=nとすれば、車輪IAから1Dの周速は下記に
示した行列式(1)で記述される。
・・行列式(1)
同様にメインシャーシ8が誘導目標202に沿ってY方
向に目標速度Wで走行中に、メインシャーシ8が誘導目
標202からずれた場合の、メインシャーシ8の復帰動
作の場合、センサ21Cおよび2LDの出力をそれぞれ
c、dとし、(C+d)/2=p、(c−d)/2=q
とすれば、車輪1AからLDの周速は下記に示した行列
式(2)で記述される。
向に目標速度Wで走行中に、メインシャーシ8が誘導目
標202からずれた場合の、メインシャーシ8の復帰動
作の場合、センサ21Cおよび2LDの出力をそれぞれ
c、dとし、(C+d)/2=p、(c−d)/2=q
とすれば、車輪1AからLDの周速は下記に示した行列
式(2)で記述される。
以下余白
さらに、第13図に示したように、メインシャーシ8が
誘導口[202が直交する停止定点で停止しようとする
場合、平行移動については行列式(1)及び行列式(2
)の場合と同様であり、この制御を重ね合わせたものに
なるが、回転についてはセンサ21Aから21Dから同
時に値が読みだされるため、感度を行列式(1)及び行
列式(2)の場合の1/2にすることで同様の制御が実
現できる。この際の車@lAからIDの周速は下記に示
した行列式(3)で記述される。
誘導口[202が直交する停止定点で停止しようとする
場合、平行移動については行列式(1)及び行列式(2
)の場合と同様であり、この制御を重ね合わせたものに
なるが、回転についてはセンサ21Aから21Dから同
時に値が読みだされるため、感度を行列式(1)及び行
列式(2)の場合の1/2にすることで同様の制御が実
現できる。この際の車@lAからIDの周速は下記に示
した行列式(3)で記述される。
以上の制御方法を実現する、制御装置のフローチャート
を第14図に示す。まず、上位コントローラ204もし
くはキーボード37から与えられた指令もしくは予め定
められた行動予定、及びコントローラ20に内蔵した地
図情報を参照し、行動様式が決定されるステップ(6o
)。次に決定された行動に従って必要なセンサ21の値
がステップ64,66.68により読み込まれ、行列式
(1)から行列式(3)に示された行列式のうち必要な
ものが演算される。ついで、演算結果を確認し、異常な
値を示す場合には修正もしくは異常処理を行い、各モー
タ3の速度をステップ70゜72.74.76により決
定する。次に各モータ3を駆動し、単位時間待つ(78
,80)。しかる後各センサの値を確認しく82)、現
在の行動が終了したか判定し、未終了の場合は同様の動
作を繰返し、終了のときは、なんらかの作業が外部で行
われるならば、必要に応じ現在位置の座標を外部に出力
し作業終了まで間待つ(86)。作業終了後、再び最初
の動作にもどる。以上によって、走行が制御される。
を第14図に示す。まず、上位コントローラ204もし
くはキーボード37から与えられた指令もしくは予め定
められた行動予定、及びコントローラ20に内蔵した地
図情報を参照し、行動様式が決定されるステップ(6o
)。次に決定された行動に従って必要なセンサ21の値
がステップ64,66.68により読み込まれ、行列式
(1)から行列式(3)に示された行列式のうち必要な
ものが演算される。ついで、演算結果を確認し、異常な
値を示す場合には修正もしくは異常処理を行い、各モー
タ3の速度をステップ70゜72.74.76により決
定する。次に各モータ3を駆動し、単位時間待つ(78
,80)。しかる後各センサの値を確認しく82)、現
在の行動が終了したか判定し、未終了の場合は同様の動
作を繰返し、終了のときは、なんらかの作業が外部で行
われるならば、必要に応じ現在位置の座標を外部に出力
し作業終了まで間待つ(86)。作業終了後、再び最初
の動作にもどる。以上によって、走行が制御される。
ここでは原理説明のため、制御系のゲインは100%と
したが、実際の制御系においてはゲインを適当な値に修
正する必要が有る。また、制御においての積分項、微分
項などは無視したが実際の制御においてこれらの項を配
慮することによって性能が向上することは当然である。
したが、実際の制御系においてはゲインを適当な値に修
正する必要が有る。また、制御においての積分項、微分
項などは無視したが実際の制御においてこれらの項を配
慮することによって性能が向上することは当然である。
第15図に上記の処理を行うコントローラ20の構造を
示すブロック図を示す。中央演算装置30は主通信手段
39を介して書替可能記憶装置3工及び固定記憶装置3
2と接続されている。そして、これら記憶装置31.3
2に記憶されたプログラム及び地図情報等に従って第1
4図に示すような処理が行われる。さらに中央演算装置
30は演算結果の出し入れ及び外部センサ21のデータ
の読みとりをするために、副通信手段40を介し信号入
出力手段33、モータ制御装置34、外部通信装置35
と接続されている。信号入出力装置33はセンサ21な
どの信号入出力手段を管理し、モータ制御装置34はモ
ータ3を制御する。更に外部通信装置35は表示装¥1
36.キーボード37、上位コントローラ204と非接
触で異常発生、動作終了及び動作結果の報告の通信を行
う通信端子38などに接続されている。
示すブロック図を示す。中央演算装置30は主通信手段
39を介して書替可能記憶装置3工及び固定記憶装置3
2と接続されている。そして、これら記憶装置31.3
2に記憶されたプログラム及び地図情報等に従って第1
4図に示すような処理が行われる。さらに中央演算装置
30は演算結果の出し入れ及び外部センサ21のデータ
の読みとりをするために、副通信手段40を介し信号入
出力手段33、モータ制御装置34、外部通信装置35
と接続されている。信号入出力装置33はセンサ21な
どの信号入出力手段を管理し、モータ制御装置34はモ
ータ3を制御する。更に外部通信装置35は表示装¥1
36.キーボード37、上位コントローラ204と非接
触で異常発生、動作終了及び動作結果の報告の通信を行
う通信端子38などに接続されている。
第16図に本実施例をアーム付きの無人搬送車に適応し
た例を示す。無人搬送車100は複数の光学センサ21
により誘導目標の位置ずれを計測する。無人搬送車10
0に内蔵されたコントローラ20はアーム101を用い
た作業を行なう際に、光学センサ20の出力に基づき、
無人搬送車1゜Oの位置・角度の両方を自動的に修正し
、作業ステーション205の前方の、概ね定められた位
置・角度に来るように走行機構を操作する。さらに残留
する微細な位置・角度誤差については、コントローラ2
0はアーム101に与える動作指令の予定された座標に
対し座標補正によって対応する。
た例を示す。無人搬送車100は複数の光学センサ21
により誘導目標の位置ずれを計測する。無人搬送車10
0に内蔵されたコントローラ20はアーム101を用い
た作業を行なう際に、光学センサ20の出力に基づき、
無人搬送車1゜Oの位置・角度の両方を自動的に修正し
、作業ステーション205の前方の、概ね定められた位
置・角度に来るように走行機構を操作する。さらに残留
する微細な位置・角度誤差については、コントローラ2
0はアーム101に与える動作指令の予定された座標に
対し座標補正によって対応する。
これによって、アーム101の位置再現性が高まりワー
ク201のハンドリング時にアーム101の一部分をワ
ーク201に強打してしまう事故が未然に防がれる。こ
こで、作業ステーション2゜5に設けられた上位コント
ローラ204の通信端子38′、及び台車のいくつかの
通信端子38のうち、38′に対応する通信端子38を
介して、上位コントローラ204とコントローラ20が
通信を行い、作業指示等を受は渡しする。なお、本実施
例の懸架機構により、偏荷重によるローリング・ピッチ
ングが本質的に存在しないため、アーム101の姿勢に
より発生する転倒モーメントによって無人搬送車100
が傾くことが無いという特長が、アーム101の位置再
現性の確保に大きな意味が有ることは言うまでもない。
ク201のハンドリング時にアーム101の一部分をワ
ーク201に強打してしまう事故が未然に防がれる。こ
こで、作業ステーション2゜5に設けられた上位コント
ローラ204の通信端子38′、及び台車のいくつかの
通信端子38のうち、38′に対応する通信端子38を
介して、上位コントローラ204とコントローラ20が
通信を行い、作業指示等を受は渡しする。なお、本実施
例の懸架機構により、偏荷重によるローリング・ピッチ
ングが本質的に存在しないため、アーム101の姿勢に
より発生する転倒モーメントによって無人搬送車100
が傾くことが無いという特長が、アーム101の位置再
現性の確保に大きな意味が有ることは言うまでもない。
なお、ワーク201は台車100上の台206の上に配
置される。特に本実施例は、塵埃を嫌い、狭隘な通路の
走行を余儀なくされ、且つ振動を嫌う作業を行なう半導
体製造に関するクリーンルーム内での搬送作業に最適で
ある。
置される。特に本実施例は、塵埃を嫌い、狭隘な通路の
走行を余儀なくされ、且つ振動を嫌う作業を行なう半導
体製造に関するクリーンルーム内での搬送作業に最適で
ある。
以上本発明の一実施例を説明してきたが、本発明には以
下に示す代案変形例が包含される。
下に示す代案変形例が包含される。
第17図から第21図は本発明の開架機構の代案変形例
である。なお第17図から第21図においては、車輪1
は模式的に表わし、またメインシャーシ8は透明なもの
としている。第17図は車輪1の仮想車軸が十文字状で
ない構成の実施例である、この実施例ではサブシャーシ
4aε平行にサブシャーシ4a’ を設けて全体をカタ
カナの「キ」の字に構成している。また、スイングアー
ム5aと5a’ を互いに向かい合うように配置してい
る。モータ3の速度を定めるための演算量が第1の実施
例より多く、床のうねりにたいしての接地性が若干悪化
する恐れがあるが、本実施例では6個の車@]のなす面
積が大きいため倒れにたいして安定性が高く、車輪1の
個数が多いため、1つ程度の車輪1が浮上しても直進を
保ちうる率が高い。同様に「井」の字状なとの格子状の
構造も可能である。
である。なお第17図から第21図においては、車輪1
は模式的に表わし、またメインシャーシ8は透明なもの
としている。第17図は車輪1の仮想車軸が十文字状で
ない構成の実施例である、この実施例ではサブシャーシ
4aε平行にサブシャーシ4a’ を設けて全体をカタ
カナの「キ」の字に構成している。また、スイングアー
ム5aと5a’ を互いに向かい合うように配置してい
る。モータ3の速度を定めるための演算量が第1の実施
例より多く、床のうねりにたいしての接地性が若干悪化
する恐れがあるが、本実施例では6個の車@]のなす面
積が大きいため倒れにたいして安定性が高く、車輪1の
個数が多いため、1つ程度の車輪1が浮上しても直進を
保ちうる率が高い。同様に「井」の字状なとの格子状の
構造も可能である。
第18図と第19図はサブシャーシ4a、4bをメイン
シャーシ8に対し平行に動作するように平行リンクで実
現した例である。本実施例ではサブシャーシ4a、4b
は三角リンク11を介しロッド7によってメインシャー
シ8に結合されている。ここで一対の三角リンク11は
中間ロッド12によって同じ回転角を保つように保持さ
れている。さらに静止時の三角リンク11の姿勢は三角
リンク11のロッド7との接合部と三角リンク11のサ
ブシャーシ4a、4bとの接合部の高さが等しいため、
サブシャーシ4a、4bのメインシャーシ8に対する上
下動に伴うメインシャーシ8の前後左右への振られは非
常に小さくなっている。
シャーシ8に対し平行に動作するように平行リンクで実
現した例である。本実施例ではサブシャーシ4a、4b
は三角リンク11を介しロッド7によってメインシャー
シ8に結合されている。ここで一対の三角リンク11は
中間ロッド12によって同じ回転角を保つように保持さ
れている。さらに静止時の三角リンク11の姿勢は三角
リンク11のロッド7との接合部と三角リンク11のサ
ブシャーシ4a、4bとの接合部の高さが等しいため、
サブシャーシ4a、4bのメインシャーシ8に対する上
下動に伴うメインシャーシ8の前後左右への振られは非
常に小さくなっている。
さらに本実施例では駆動輪の駆動力の方向と懸架機構に
依る動作方向が直交しているため、加減速時の慣性力で
走行機構に沈み込み等が無いという利点が有る。なお、
この実施例において、スプリング9とダンパ10は第1
の実施例(第3図参照)に示すものと同様である。
依る動作方向が直交しているため、加減速時の慣性力で
走行機構に沈み込み等が無いという利点が有る。なお、
この実施例において、スプリング9とダンパ10は第1
の実施例(第3図参照)に示すものと同様である。
第20図はサブシャーシ4とスイングアーム5を一体化
しスイングアーム5′としたものである。
しスイングアーム5′としたものである。
スイングアーム5′はスイングアーム5′に保持されて
いない駆動輪の1つを迂回するような形状とし、スイン
グアームによって保持されている2つの駆動輪は上下に
同じストロークだけ移動するようにしている。また、ロ
ッド7及び図示されていないメインシャーシ8.スプリ
ング9.ダンパ10については、第1の実施例と同様で
ある。
いない駆動輪の1つを迂回するような形状とし、スイン
グアームによって保持されている2つの駆動輪は上下に
同じストロークだけ移動するようにしている。また、ロ
ッド7及び図示されていないメインシャーシ8.スプリ
ング9.ダンパ10については、第1の実施例と同様で
ある。
これにより、部品点数が軽減され、懸架機構の剛貌
性が高まるh第21図は第20図の実施例のスイングア
ーム5′とメインシャーシ8の間にバネ9およびダンパ
10を用いないものであり、その代わりとしてスイング
アーム5′を連結する中間ロッド12aと中間ロッド1
2aの中心とメインシャーシ8の間に第5のロンドア′
を設けたものである。本実施例では交差した2つのスイ
ングアーム5′はメインシャーシ8に対して常に反対方
向に同一ストロークの動作を行なう。これにより床面の
凹凸に依り車輪のうちのどれか1つが浮いてしまい、駆
動できなくなることが防止され、且つ荷重が変化しても
、台車の高さが変化しない機構となる。本実施例に依れ
ば懸架機構にバネ・ダンパを使用しないため大荷重で台
車を使用する場合にも懸架機構の底付き等の発生するこ
とが無く。
ーム5′とメインシャーシ8の間にバネ9およびダンパ
10を用いないものであり、その代わりとしてスイング
アーム5′を連結する中間ロッド12aと中間ロッド1
2aの中心とメインシャーシ8の間に第5のロンドア′
を設けたものである。本実施例では交差した2つのスイ
ングアーム5′はメインシャーシ8に対して常に反対方
向に同一ストロークの動作を行なう。これにより床面の
凹凸に依り車輪のうちのどれか1つが浮いてしまい、駆
動できなくなることが防止され、且つ荷重が変化しても
、台車の高さが変化しない機構となる。本実施例に依れ
ば懸架機構にバネ・ダンパを使用しないため大荷重で台
車を使用する場合にも懸架機構の底付き等の発生するこ
とが無く。
かつ車体重量が大幅に変化しても床面に対する車輪1の
追従性が阻害される恐れも無い。また、構成要素が少な
い為、安価に製造できる利点が有る。
追従性が阻害される恐れも無い。また、構成要素が少な
い為、安価に製造できる利点が有る。
第22図から第25図は本発明の車輪1の変形例で有る
。第22図は第1の実施例の車輪1においてローラ1a
の配置が千鳥状ではなく1列のみである場合に使用する
接地リングIgである。第23図はこの接地リングIg
を用いた車輪lを示すものである。この実施例では第1
の実施例における車輪の回転角度に対する走行機構の非
依存性が一部失われてる。この場合直進から横行に切替
ることかできる位置がローラlaのピッチに限定され、
また直進時の走行路に対する追従性に接地リングIgの
切欠き部分の範囲内でのみ修正可能という限界が生じる
。しかしなから直線走行を主とし、走行路に対する追従
性を強く要求しない用途においては、ローラ1aの個数
を少なくし、価格低減が図れるという利点が有る。
。第22図は第1の実施例の車輪1においてローラ1a
の配置が千鳥状ではなく1列のみである場合に使用する
接地リングIgである。第23図はこの接地リングIg
を用いた車輪lを示すものである。この実施例では第1
の実施例における車輪の回転角度に対する走行機構の非
依存性が一部失われてる。この場合直進から横行に切替
ることかできる位置がローラlaのピッチに限定され、
また直進時の走行路に対する追従性に接地リングIgの
切欠き部分の範囲内でのみ修正可能という限界が生じる
。しかしなから直線走行を主とし、走行路に対する追従
性を強く要求しない用途においては、ローラ1aの個数
を少なくし、価格低減が図れるという利点が有る。
第24図及び第25図はさらにローラ1aの個数を限定
した場合で、ローラ1aの個数を1つの車@1にたいし
て1個に限定した場合の実施例である。この場合さらに
限定は強まるが横行可能という本発明の利点を残しなか
らさらに価格低減を図れる利点が有る。
した場合で、ローラ1aの個数を1つの車@1にたいし
て1個に限定した場合の実施例である。この場合さらに
限定は強まるが横行可能という本発明の利点を残しなか
らさらに価格低減を図れる利点が有る。
第26図は第1の実施例の制御装置の演算時間の短縮の
ため、回路的に演算を実現する代案変形例である。セン
サ21Aから21Dの出力は4回路3接点の切り替え機
構50により、X方向進行時、Y方向進行時、定点停止
時の3通りに切り替えられアッテネータユニット5工に
送りこまれる。
ため、回路的に演算を実現する代案変形例である。セン
サ21Aから21Dの出力は4回路3接点の切り替え機
構50により、X方向進行時、Y方向進行時、定点停止
時の3通りに切り替えられアッテネータユニット5工に
送りこまれる。
このアッテネータユニット51を通過、分配、減衰した
信号は、分配され、さらにX、Y方向の台車目標速度v
、wも合わせて、加減算機52Aから52Dによって加
算される。これらの加減算機52Aから52Dの出力は
車@lAから1Dの目標周速としてサーボアンプ53A
から53Dに入力されモータ3Aから3D、及び車輪1
AからlDを駆動する。本実施例によれば、中央演算装
置30は切替機構50の操作を行うのみで、演算を大幅
に簡略化でき、かつアナログ制御系を用いるため、高速
の制御が可能になる利点が有る。
信号は、分配され、さらにX、Y方向の台車目標速度v
、wも合わせて、加減算機52Aから52Dによって加
算される。これらの加減算機52Aから52Dの出力は
車@lAから1Dの目標周速としてサーボアンプ53A
から53Dに入力されモータ3Aから3D、及び車輪1
AからlDを駆動する。本実施例によれば、中央演算装
置30は切替機構50の操作を行うのみで、演算を大幅
に簡略化でき、かつアナログ制御系を用いるため、高速
の制御が可能になる利点が有る。
下記行列式(4)は第1の実施例の制御方法を簡略化し
た実施例である。
た実施例である。
第1の実施例ではX方向進行時、Y方向進行時、定点停
止時の切り替えを行っているが、この場合、評価すべき
行列式(4)を複数保持し、選択を行う必要が有る。特
に、第26図の実施例では、加減算機52Aから52D
の入力信号数が増加し、構造が複雑化することが避けら
れない。そこで。
止時の切り替えを行っているが、この場合、評価すべき
行列式(4)を複数保持し、選択を行う必要が有る。特
に、第26図の実施例では、加減算機52Aから52D
の入力信号数が増加し、構造が複雑化することが避けら
れない。そこで。
センサ21A、21Bおよびセンサ21G、21Dのオ
ン/オフを別途行うようにし、進行時と停止時の制御方
法を統一化することで、コントローラ20(第15図参
照)の負担を軽減できる。この場合、v、wが0の場合
は行列式(4)は行列式(3)の場合に等しい。しかし
X、Y方向への進行時には、無関係な信号、及び目標速
度を無視しても行列式(1)及び行列式(2)の場合と
完全には一致しない。つまり1mおよびPで示される角
度ずれへの感度を半分に落としているため。
ン/オフを別途行うようにし、進行時と停止時の制御方
法を統一化することで、コントローラ20(第15図参
照)の負担を軽減できる。この場合、v、wが0の場合
は行列式(4)は行列式(3)の場合に等しい。しかし
X、Y方向への進行時には、無関係な信号、及び目標速
度を無視しても行列式(1)及び行列式(2)の場合と
完全には一致しない。つまり1mおよびPで示される角
度ずれへの感度を半分に落としているため。
mおよびpの一方のみを用いるX、Y方向への進行時に
は、角度ずれへの感度が低下している。しかし、本台車
においては走行時の姿勢は必ずしも台車の進行方向と関
係しないので、センサ21Aから2LDの有効範囲内に
誘導目標202が存在する場合には台車の方向が傾いて
いても良い。かえって走行時の急激な姿勢変更は台車の
直進性を低下してしまうおそれがあり、この点から制御
方法を1つに統一する方法にも利点がある。
は、角度ずれへの感度が低下している。しかし、本台車
においては走行時の姿勢は必ずしも台車の進行方向と関
係しないので、センサ21Aから2LDの有効範囲内に
誘導目標202が存在する場合には台車の方向が傾いて
いても良い。かえって走行時の急激な姿勢変更は台車の
直進性を低下してしまうおそれがあり、この点から制御
方法を1つに統一する方法にも利点がある。
さらに、前記制御方法の変形として、角度ずれへの感度
を定点停止時の値にしなくても、進行時と定点停止時の
値の中間の任意の値に取ることも可能である。
を定点停止時の値にしなくても、進行時と定点停止時の
値の中間の任意の値に取ることも可能である。
第1の実施例では1個の車輪にたいして1個の追跡セン
サを設けたが同様の方法によって例えば斜め走行時用に
8個の追跡センサを用いて使用することも可能である。
サを設けたが同様の方法によって例えば斜め走行時用に
8個の追跡センサを用いて使用することも可能である。
必要によっては追跡センサにCCDラインセンサを用い
ず、単一の光センサを車体の周辺に多数個配置し、全体
で追跡センサとして使用することで、車体進行方向に制
限を無くすことも可能である。又、誘導目標202及び
センサ21の組合せは第1の実施例に述べたのみならず
、磁気テープと磁気ヘッドの組合せ、金属板と集電子の
組合せ、壁面と超音波距離計の組合せなども可能である
ことは当然であり、又誘導目標は床面のみならず天井面
等に設けることも可能である。
ず、単一の光センサを車体の周辺に多数個配置し、全体
で追跡センサとして使用することで、車体進行方向に制
限を無くすことも可能である。又、誘導目標202及び
センサ21の組合せは第1の実施例に述べたのみならず
、磁気テープと磁気ヘッドの組合せ、金属板と集電子の
組合せ、壁面と超音波距離計の組合せなども可能である
ことは当然であり、又誘導目標は床面のみならず天井面
等に設けることも可能である。
さらに中央演算装置30などの能力によっては、誘導目
標202は連続している必要は無く、例えば一定間隔の
格子点上に誘導目標の設置を行い、この誘導目標付近で
姿勢、位置の補正を行い、誘導目標間ではモータ3にエ
ンコーダを付加するなどして自立走行することも可能で
ある。
標202は連続している必要は無く、例えば一定間隔の
格子点上に誘導目標の設置を行い、この誘導目標付近で
姿勢、位置の補正を行い、誘導目標間ではモータ3にエ
ンコーダを付加するなどして自立走行することも可能で
ある。
なお、本発明の懸架機構を用いた場合、第4図記載の両
方向に移動可能な車輪に限定されるものでなく通常の一
方向の移動可能な車輪を操舵ものにも適用される。また
懸架機構でスイングアームを立体交差する場合、その交
差が直角でないものでも同様な効果は得られる。
方向に移動可能な車輪に限定されるものでなく通常の一
方向の移動可能な車輪を操舵ものにも適用される。また
懸架機構でスイングアームを立体交差する場合、その交
差が直角でないものでも同様な効果は得られる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明によれば、狭隘な場所での使
用に好適な全方位に走行可能な無人走行台車が実現でき
る。また、操舵輪等の据えぎりに依る塵埃の発生も無く
、独自の懸架により、偏荷重が原因の車体のローリング
、およびピッチングの無い走行機構が得られる。これら
の特性は特に半導体製造に係るクリーンルーム内の物品
の搬送等に重要である。
用に好適な全方位に走行可能な無人走行台車が実現でき
る。また、操舵輪等の据えぎりに依る塵埃の発生も無く
、独自の懸架により、偏荷重が原因の車体のローリング
、およびピッチングの無い走行機構が得られる。これら
の特性は特に半導体製造に係るクリーンルーム内の物品
の搬送等に重要である。
第1図は本発明の走行機構の構造を簡素化したものを斜
め上方から示した斜視図、第2図は第1図の走行機構の
構造を示す底面図、第3図は第2図を長手方向の中心線
で切・セ翫竺断面図、第4図(a)、(b)及び第5図
は本発明の走行機構の車輪の構造を示す図、第6図から
第8図は本発明の懸架機構の解析用の記号を示す模式図
、第9図は本発明の制御装置及びセンサを設けた車体を
、車体の上から見た平面図、第10図は第9図の台車を
正面から見た立面図、第11図から第13図は第9図の
台車が誘導目標からずれた場合の配置を示す平面図、第
14図は第9図の台車の制御方法を示すフローチャート
、第15図は前記制御方法を実現する制御装置の構造を
示すブロック図、第16図は台車に移載装置を付加した
実施例の斜視図、第17図から第21図は本発明の懸架
機構の代案変形例を示す図、第22図から第25図は本
発明の車輪の別な構造を示す図、第26図は本発明の制
御方法を実現する別の制御装置の主要部分を示すブロッ
ク図である。 1・・・車輪、 2・・・減速機、3・・・
モータ、 4・・・サブシャーシ、5・・・
スイングアーム、 7・・・ロッド、8・・・メイン
シャーシ、 9・・・バネ、10・・・ダンパ、
11・・・三角リンク、■2・・・中間ロッド、
20・・・制御装置、21・・・センサ、
101・・・アーム、202・・・誘導目標、 2
03・・・床面、204・・・上位コントローラ、 205・・・作業ステーション、 206・・・台。 為 ! 図 +−サブに一シ 9−m−スプリング 纂 図 纂 図 to−一−−’y’ソバ ! (1)) 纂 5 陸 ネ 図 [コD(0,−h) 集 面 為 巨 為 面 為 10 図 稟 f 図 集 3 切 嵩 7.5″ 回 集 6 図 稟 8 ■ 稟 20 図 為 1 内 /2<2゜ 寓 2 葛 為 24− 口 嵩 5 茹
め上方から示した斜視図、第2図は第1図の走行機構の
構造を示す底面図、第3図は第2図を長手方向の中心線
で切・セ翫竺断面図、第4図(a)、(b)及び第5図
は本発明の走行機構の車輪の構造を示す図、第6図から
第8図は本発明の懸架機構の解析用の記号を示す模式図
、第9図は本発明の制御装置及びセンサを設けた車体を
、車体の上から見た平面図、第10図は第9図の台車を
正面から見た立面図、第11図から第13図は第9図の
台車が誘導目標からずれた場合の配置を示す平面図、第
14図は第9図の台車の制御方法を示すフローチャート
、第15図は前記制御方法を実現する制御装置の構造を
示すブロック図、第16図は台車に移載装置を付加した
実施例の斜視図、第17図から第21図は本発明の懸架
機構の代案変形例を示す図、第22図から第25図は本
発明の車輪の別な構造を示す図、第26図は本発明の制
御方法を実現する別の制御装置の主要部分を示すブロッ
ク図である。 1・・・車輪、 2・・・減速機、3・・・
モータ、 4・・・サブシャーシ、5・・・
スイングアーム、 7・・・ロッド、8・・・メイン
シャーシ、 9・・・バネ、10・・・ダンパ、
11・・・三角リンク、■2・・・中間ロッド、
20・・・制御装置、21・・・センサ、
101・・・アーム、202・・・誘導目標、 2
03・・・床面、204・・・上位コントローラ、 205・・・作業ステーション、 206・・・台。 為 ! 図 +−サブに一シ 9−m−スプリング 纂 図 纂 図 to−一−−’y’ソバ ! (1)) 纂 5 陸 ネ 図 [コD(0,−h) 集 面 為 巨 為 面 為 10 図 稟 f 図 集 3 切 嵩 7.5″ 回 集 6 図 稟 8 ■ 稟 20 図 為 1 内 /2<2゜ 寓 2 葛 為 24− 口 嵩 5 茹
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、立体交差する第1及び第2の保持部材と、前記第1
及び第2の保持部材の両端部にそれぞれ軸支された車輪
と、 前記第1及び第2の保持部材と前記車輪の上に設けられ
た台と、 前記台と前記第1及び第2の保持部材の間に設けられた
複数の支持機構とを有することを特徴とする走行車。 2、直角に立体交差する第1及び第2の保持部材と、 前記第1及び第2の保持部材の両端部にそれぞれ軸支さ
れた車輪と、 前記第1及び第2の保持部材と前記車輪の上に設けられ
た台と、 前記台と前記第1及び第2の保持部材の間にそれぞれ設
けられ、前記台と前記第1及び第2の保持部材が平行と
なるように拘束する複数の片持ち支持機構とを有するこ
とを特徴とする走行車。 3、前記台と前記第1及び第2の保持部材の間に複数の
弾性支持機構を設けることを特徴とする請求項2記載の
走行車。 4、車輪外周面の接線方向に少なくとも1つの回転軸を
有し、該軸回りに回転可能なローラを周設することによ
って、該車輪と該ローラの両回転方向に移動できる複数
の対向する車輪と、前記対向する1対の車輪をそれぞれ
懸架する第1の懸架手段と、前記第1の懸架手段と直角
に立体交差し、他の対向する1対の車輪を懸架する第2
の懸架手段と、 前記懸架手段の上に配置される載置手段と、前記各対向
する駆動輪の回転中心を結んだ直線が前記載置手段と常
に平行を保つように拘束する手段を有することを特徴と
する搬送車。 5、車輪外周面の接線方向に少なくとも1つ回の転軸を
有し、該軸回りに回転可能なローラを周設することによ
って、該車輪と該ローラの両回転方向に移動できる複数
の対向する車輪と、前記対向する1対の車輪をそれぞれ
懸架する第1の懸架手段と、該第1の懸架手段と直角に
立体交差し、他の対向する1対の車輪を懸架する第2の
懸架手段と、 前記第1及び第2の懸架手段の上に配置される載置手段
と、 前記各対向する車輪の回転中心を結んだ直線が前記載置
手段と、常に平行となるように拘束する手段と、前記載
置手段上に搬送物を積み下しできる移載機構を取付けた
ことを特徴とする搬送車。 6、車輪外周面の接線方向に少なくとも1つの回転軸を
有し、該軸回りに回転可能なローラを設けることによっ
て、該車輪と該ローラの両回転方向に移動できる4輪以
上の駆動輪と、 前記4輪以上の駆動輪をそれぞれ2輪づつ対向する状態
で保持する保持部材の相対位置が、他のいずれかの保持
部材と少なくとも1箇所で直角に立体交差する複数の保
持部材と、 前記保持部材の上に配置される車体と 前記保持部材と前記車体を平行に保つように拘束する平
行機構を前記保持部材と前記車体の間に設けたことを特
徴とする走行車。 7、車輪外周面の接線方向に少なくとも1つの回転軸を
有し、該軸回りに回転可能なローラを周設することによ
って、該車輪と該ローラの両回転方向に移動できる複数
対の駆動輪と、 前記複数対の駆動輪をそれぞれ2輪づつ対向させ前記対
向する駆動輪の相対距離を一定に保つ保持部材であって
、前記保持部材の相対位置が他のいずれかの保持部材と
少なくとも1箇所で直角に立体交差する複数の保持部材
と、 前記保持部材の上に配置される荷物載置台と、前記保持
部材と前記荷物載置台を常に平行に保つ平行機構を有す
ることを特徴とする走行車。 8、車輪外周面の接線方向に少なくとも1つの回転軸を
有し、該軸回りに回転可能なローラを設けることによっ
て、該車輪と該ローラの両回転方向に移動できる第1か
ら第4の駆動輪と、前記第1及び第2の駆動輪をそれぞ
れ対向させるよう保持する第1の保持部材と、 前記第3及び第4の駆動輪をそれぞれ対向させるよう保
持され、且つ前記第1及び第2の駆動輪を保持する保持
部材と直角に立体交差するように配置される第2の保持
部材と、 前記第1の保持部材と第2の保持部材の上に配置される
車体と、 前記第1及び第2の保持部材を前記車体に対して平行と
なるように前記保持部材を拘束する平行機構とを有する
走行車。 9、それぞれ外周面の接線方向に軸を有し、該軸廻りに
回転可能なローラを備え、それぞれ対向して配置される
第1及び第2の駆動輪と、該第1及び第2の駆動輪と直
交する方向に配置される第3及び第4の駆動輪と、 前記対向して配置される第1及び第2の駆動輪を連結す
る第1のサブシャーシと、前記対向して配置される第3
及び第4の駆動輪を連結し、かつ前記第1のサブシャー
シと直角に交差する第2のサブシャーシと、 前記第1及び第2のサブシャーシの上部に配置されるメ
インシャーシと、 前記第1のサブシャーシにそれぞれ一端が固着され、か
つ前記第1のサブシャーシの中心部に対し対称となる位
置から同方向に伸びるよう配置される第1及び第2のス
ィングアームと、前記第2のサブシャーシにそれぞれ一
端が固着され、かつ前記第2のサブシャーシの中心部に
対し対称となる位置から同方向に伸びるよう配置される
第3及び第4のスィングアームと、前記メインシャーシ
の下部に垂下するよう固定され、前記第1から第4のス
ィングアームのそれぞれ他端に対応する位置にそれぞれ
配置される第1から第4のロッドと、 前記第1から第4のスィングアームのそれぞれ他端と、
それぞれ対応する前記第1から第4のロッドとを連結さ
せ、該連結位置が前記第1から第4の駆動輪の回転中心
より路面に近い位置で連結させる第1から第4の軸受と を有する走行台車。 10、それぞれ外周面の接線方向に軸を周設し、該軸廻
りに回転可能なローラを有し、それぞれ対向して配置さ
れる第1及び第2の駆動輪と、該第1及び第2の駆動輪
と直交する方向に配置される第3及び第4の駆動輪と、 前記対向して配置される第1及び第2の駆動輪を連結す
る第1のサブシャーシと、前記対向して配置される第3
及び第4の駆動輪を連結し、かつ前記第1のサブシャー
シと直角に交差する第2のサブシャーシと、 前記第1及び第2のサブシャーシの上部に配置されるメ
インシャーシと、 前記第1のサブシャーシにそれぞれ一端が固着され、か
つ前記第1のサブシャーシの中心部に対し対称となる位
置から同方向に伸びるよう配置される第1のスィングア
ームと第2のスィングアームと、前記第2のサブシャー
シにそれぞれ一端が固着され、かつ前記第2のサブシャ
ーシの中心部に対し対称となる位置から同方向に伸びる
よう配置される第3及び第4のスィングアームと、 前記メインシャーシの下部に垂下するよう固定され、前
記第1から第4のスィングアームのそれぞれ他端に対応
する位置にそれぞれ配置される第1から第4のロッドと
、 前記第1から第4のスィングアームのそれぞれ他端と、
それぞれ対応する前記第1から第4のロッドとを連結さ
せ、該連結位置が前記第1から第4の駆動輪の回転中心
より路面に近い位置で連結させる第1から第4の軸受と
、 前記第1のサブシャーシと前記メインシャーシの間に配
置され、前記第1のサブシャーシの中心部に対し対称と
なる位置に配置される第1及び第2のスプリングと、前
記第2のサブシャーシと前記メインシャーシの間に配置
され、前記第2のサブシャーシの中心部に対し対称とな
る位置に配置される第3及び第4のスプリングと、 前記メインシャーシと前記第1及び第2のサブシャーシ
の間に配置され、前記スプリングの配置位置の近くで並
設されたダンパとを有することを特徴とする走行車。 11、それぞれ外周面の接線方向に軸を有し、該軸廻り
に回転可能なローラを備え、それぞれ対向して配置され
る第1及び第2の駆動輪と、該第1及び第2の駆動輪と
直交する方向に配置される第3及び第4の駆動輪と、 前記対向して配置される第1及び第2の駆動輪を連結す
る第1のサブシャーシと、前記対向して配置される第3
及び第4の駆動輪を連結し、かつ前記第1のサブシャー
シと直角に交差する第2のサブシャーシと、 前記第1及び第2のサブシャーシの上部に配置されるメ
インシャーシと、 前記第1のサブシャーシにそれぞれ一端が固着され、か
つ前記第1のサブシャーシの中心部に対し対称となる位
置から同方向に伸びるよう配置される第1及び第2のス
ィングアームと、前記第2のサブシャーシにそれぞれ一
端が固着され、かつ前記第2のサブシャーシの中心部に
対し対称となる位置から同方向に伸びるよう配置される
第3及び第4のスィングアームと、前記メインシャーシ
の下部に垂下するよう固定され、前記第1から第4のス
ィングアームのそれぞれ他端に対応する位置にそれぞれ
配置される第1から第4のロッドと、 前記第1から第4のスィングアームのそれぞれ他端と、
それぞれ対応する前記第1から第4のロッドとを連結さ
せ、該連結位置が前記第1から第4の駆動輪の回転中心
より路面に近い位置で連結させる第1から第4の軸受と
、 前記第1のサブシャーシと前記メインシャーシの間に配
置され、前記第1のサブシャーシの中心部に対し対称と
なる位置に配置される第1及び第2のスプリングと、前
記第2のサブシャーシと前記メインシャーシの間に配置
され、前記第2のサブシャーシの中心部に対し対称とな
る位置に配置される第3及び第4のスプリング前記メイ
ンシャーシと前記第1及び第2のサブシャーシの間に配
置され、前記スプリングの配置位置の近くで対を成すよ
う取付けたダンパと、 前記第1から第4の駆動輪に連結され、それぞれ前記第
1から第4の駆動輪を駆動するための第1から第4のモ
ータと を備えたことを特徴とする走行車。 12、車輪外周面の接線方向に少なくとも1つの回転軸
を有し、該軸回りに回転可能なローラを設けることによ
って、該車輪と該ローラの両回転方向に移動できる第1
から第4の駆動輪と、前記対向して配置される第1及び
第2の駆動輪を連結し、前記第3または第4の駆動輪を
迂回するよう配置される第1のスィングアームと、前記
対向して配置される第3及び第4の駆動輪を連結し、前
記第1または第2の駆動輪を迂回するよう配置され、か
つ前記第1のスィングアームと直角に立体交差する第2
のスィングアームと、 前記駆動輪の上部に配置されたメインシャーシと、 前記メインシャーシと前記第1のスィングアームの間に
配置され、かつ前記第1と第2の駆動輪が同じだけ上下
出来るよう前記第1及び第2の駆動輪のそれぞれの回転
中心から前記第3又は第4の駆動輪のいずれかの方向へ
等距離の位置に配置される第1及び第2のロッドと、前
記メインシャーシと前記第2のスィングアームの間に配
置され、かつ前記第3及び第4の駆動輪が同じだけ上下
出来るよう前記第3の駆動輪と第4の駆動輪のそれぞれ
の回転中心から前記第1又は第2の駆動輪のいずれかの
方向へ等距離の位置に配置される第3及び第4のロッド
と、前記第1と第2のスィングアームと前記メインシャ
ーシの間に配置され、前記第1から第4の駆動輪に対応
し、前記第1から第4の駆動輪がメインシャーシに均等
に作用するように取付けられた第1から第4のスプリン
グと、 前記メインシャーシと前記第1及び第2のスィングアー
ムの間で、かつ前記第1から第4のスプリングに並設さ
れた第1から第4のダンパーとを有する走行車。 13、車輪外周面の接線方向に少なくとも1つの回転軸
を有し、該軸回りに回転可能なローラを設けることによ
って、該車輪と該ローラの両回転方向に移動できる第1
から第4の駆動輪と、前記請求項11記載の第1と第2
のスィングアームと、 前記第1及び第2のスィングアームの上に配置されるメ
インシャーシと、 前記メインシャーシと前記第1のスィングアームの間に
配置され、かつ前記第1の駆動輪と第2の駆動輪が同じ
だけ上下出来るよう第1及び第2の駆動輪のそれぞれの
回転中心から前記代3又は第4の駆動輪のいずれかの方
向へ等距離の所に配置される第1及び第2のロッドと、
前記メインシャーシと前記第2のスィングアームの間に
配置され、かつ前記第3及び第4の駆動輪が同じだけ上
下出来るよう前記第3及び第4の駆動輪のそれぞれの回
転中心から前記第1又は第2駆動輪のいずれかの方向へ
等距離の所に配置される第3及び第4のロッドと、 前記第1及び第2のスィングアームを連結する連結部材
と、 前記連結部材の中心と前記メインシャーシとの間に前記
メインシャーシから吊着された第5のロッドとを備える
ことを特徴とする走行車。 14、それぞれ外周面の接線方向に軸を有し、該軸廻り
に回転可能なローラを備え、それぞれ対向して配置され
る第1及び第2の駆動輪と、該第1及び第2の駆動輪と
直交する方向に配置される第3及び第4の駆動輪と、 前記対向して配置される第1及び第2の駆動輪を連結す
る第1のサブシャーシと、前記対向して配置される第3
及び第4の駆動輪を連結し、かつ前記第1のサブシャー
シと直角に立体交差する第2のサブシャーシと、 前記第1及び第2のサブシャーシの上部に配置されるメ
インシャーシと、 前記第1のサブシャーシと前記メインシャーシの間に配
置され、かつ前記対向する第1及び第2の駆動輪に対応
するよう前記第1及び第2の駆動輪の上に配置される第
1及び第2の三角リンクと、 前記第2のサブシャーシと前記メインシャーシの間に配
置され、前記対向する第3及び第4の駆動輪に対応する
第3及び第4の三角リンクと、 前記第1及び第2の三角リンクの対応する点を結ぶ第1
の中間ロッドと、 前記第3及び第4三角リンクの対応する点を結び第1の
中間ロッドと交差する第2の中間ロッドと、 前記第1のサブシャーシと前記メインシャーシの間に配
置され、前記第1のサブシャーシの中心部に対し対称と
なる位置に配置される第1及び第2のスプリングと、前
記第2のサブシャーシと前記メインシャーシの間に配置
され、前記第2のサブシャーシの中心部に対し対称とな
る位置に配置される第3及び第4のスプリングと、 前記メインシャーシと前記第1及び第2のサブシャーシ
の間に配置され、前記第1から第4のスプリングの配置
位置の近くに並設した第1から第4のダンパと を備えることを特徴とする走行車。 15、車輪外周面の接線方向に少なくとも1つの回転軸
を有し、該軸回りに回転可能なローラを設けることによ
って、該車輪と該ローラの両回転方向に移動できる第1
から第6の駆動輪と、前記第1及び第2の駆動輪をそれ
ぞれ対向させるよう前記第1及び第2の駆動輪を保持す
る第1の保持部材と、 前記第3及び第4の駆動輪をそれぞれ対向させるよう前
記第3及び第4の駆動輪を保持する第2の保持部材と、 前記第5及び第6の駆動輪はそれぞれ対向して配置する
よう保持され、且つ前記第1の駆動輪及び第2の駆動輪
を保持する前記第1の保持部材と前記第3及び第4の駆
動輪を保持する第2の保持部材の双方に対して直交する
ように配置される第3の保持部材と、 前記第1、第2及び第3の保持部材の上に配置される車
体と、 前記第1から第3の保持部材を前記車体に対して平行と
なるように前記保持部材を拘束する平行機構とを有する
ことを特徴とする走行車。 16、請求項1又は2のいずれか記載の走行車において
、前記保持部材に軸支されている車輪は、該車輪の車軸
が同軸上に有り、しかも該車輪の径が等しいことを特徴
とする走行車。 17、請求項1又は2いずれか記載の走行車において、
前記車輪の径が異なり、しかも前記保持部材に軸支れて
いる車輪は同軸上にないことを特徴とする走行車。 18、駆動輪として、車輪の外周面に、車輪の周方向の
回転軸を有するローラを複数個もしくは1個配置し、該
駆動輪をその軸方向から投影した場合、該駆動輪が外周
面において円形を成すように該駆動輪のローラをビア樽
状の形状とし、該駆動輪の車軸が車体にたいして放射状
もしくは概ね放射状になるように該駆動輪を配置し、該
駆動輪が走行路面のうねりに対応し上下する懸架方式と
したことを特徴とする走行機構。 19、請求項18に記載の走行機構において、2個の前
記駆動輪の車軸が同一直線上にあって仮想車軸をなし、
何本かの該仮想車軸が放射状もしくは概ね放射状をなす
様に配置され、前記直線が車体に対して平行を保ちつつ
上下する懸架機構によって前記駆動輪が保持されている
ことを特徴とする走行機構。 20、請求項19に記載の走行機構において、前記仮想
車軸が概ね十文字状をなす、2本の仮想車軸を有するこ
とを特徴とする走行機構。 21、請求項19に記載の走行機構において、前記仮想
車軸が概ね「キ」文字状又は格子状をなす、3本以上の
仮想車軸を有することを特徴とする走行機構。 22、請求項20または21のいずれかに記載の走行機
構において、前記仮想車軸が、独立に車体に対して平行
を保ちつつ、同一ストロークで、逆方向に上下するよう
に懸架機構によって保持されていることを特徴とする走
行機構。 23、請求項19から22のいずれかに記載の走行機構
において、前記仮想車軸の上下移動に伴う回転中心が該
仮想車軸自体より下に有ることを特徴とする走行機構。 24、請求項18から23のいずれかに記載の走行機構
において、該駆動輪のローラが車輪の外周面においてロ
ーラとローラの継目部分に別のローラが配置されるよう
千鳥状に複数列のローラを配置、または該駆動輪を車軸
方向から見た場合おいてローラとローラの継目部分もし
くはローラとローラの無い部分の空き間に固定の接地面
が来るように車軸方向に分布した形状の置した固定の接
地面を有することを特徴とする走行機構。 25、主に人荷物運搬もしくは遊技用に用いる車両に、
請求項18から24のいずれかに記載の走行機構を備え
たことを特徴とする車両。 26、主に工場家屋内・倉庫内の荷物搬送に用いる走行
台車に、請求項18から24のいずれか記載の走行機構
を備えたことを特徴とする走行台車。 27、主に工場家屋内・倉庫内の荷物搬送に用いる走行
台車に、請求項18から24のいずれかに記載の走行機
構を備え、かつ荷物積下し用の移載装置を装備したこと
を特徴とする走行台車。
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