JP2954268B2 - 自走台車 - Google Patents
自走台車Info
- Publication number
- JP2954268B2 JP2954268B2 JP2076870A JP7687090A JP2954268B2 JP 2954268 B2 JP2954268 B2 JP 2954268B2 JP 2076870 A JP2076870 A JP 2076870A JP 7687090 A JP7687090 A JP 7687090A JP 2954268 B2 JP2954268 B2 JP 2954268B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- wheels
- self
- propelled
- degrees
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 4
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000037396 body weight Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工場等における搬送用自走台車における車
輪配置および制御方法および制御装置に関する。
輪配置および制御方法および制御装置に関する。
〔従来の技術〕 従来、タイヤ外周に周方向に軸をもつローラを多数・
複列設けた車輪を用いた搬送者として、特開昭63−1492
70号公報に記載のように、車輪を、車軸が直交する配置
に設けた搬送車があった。
複列設けた車輪を用いた搬送者として、特開昭63−1492
70号公報に記載のように、車輪を、車軸が直交する配置
に設けた搬送車があった。
上記従来技術は、前後方向、左右方向については、直
進性が得やすいと言う利点があった。
進性が得やすいと言う利点があった。
しかし、本来、平面上の物体の運動は、x,y,θの三自
由度しかないため、駆動輪が四輪以上の構成では、差動
歯車機構を用いた駆動機構とする等により、冗長な自由
度を消去するか、厳密に各車輪の周速を一致させる必要
がある。これを行なわない場合、スリップが避けられな
い。前者の対策は機構が複雑になり、車体質量が増加す
る。このため一般に蓄電池により走行する自走台車には
不向きである。後者の対策には、モータ回転数の厳密な
制御をする。又は、モータ減速比を下げる等、車輪周速
が外部の力で容易に変化するようにする必要がある。車
輪周速の厳密な制御は、各車輪の駆動系を全回転数域で
調製する必要があり、極めて困難である。一方、モータ
減速比を下げる等の場合、自走台車全体の動特性が悪化
してしまう問題があった。
由度しかないため、駆動輪が四輪以上の構成では、差動
歯車機構を用いた駆動機構とする等により、冗長な自由
度を消去するか、厳密に各車輪の周速を一致させる必要
がある。これを行なわない場合、スリップが避けられな
い。前者の対策は機構が複雑になり、車体質量が増加す
る。このため一般に蓄電池により走行する自走台車には
不向きである。後者の対策には、モータ回転数の厳密な
制御をする。又は、モータ減速比を下げる等、車輪周速
が外部の力で容易に変化するようにする必要がある。車
輪周速の厳密な制御は、各車輪の駆動系を全回転数域で
調製する必要があり、極めて困難である。一方、モータ
減速比を下げる等の場合、自走台車全体の動特性が悪化
してしまう問題があった。
本発明の目的は、複雑な機構を用いることなく、又、
自走台車の動特性を劣化させることなく、車輪のスリッ
プを発生しない自走台車を提供することにある。
自走台車の動特性を劣化させることなく、車輪のスリッ
プを発生しない自走台車を提供することにある。
上記目的を達成するために、車輪の周辺で該車輪の周
方向に回転軸をもつローラを複数個複列設けた駆動輪を
用いた自走台車において、3個の駆動輪を有し、前記駆
動輪の各々の回転軸が平行にならない方向に該駆動輪を
配置し、前記3個の駆動輪の回転軸のなす角度を、ほぼ
135度、ほぼ90度及びほぼ135度になるように配置したこ
とを特徴とする。
方向に回転軸をもつローラを複数個複列設けた駆動輪を
用いた自走台車において、3個の駆動輪を有し、前記駆
動輪の各々の回転軸が平行にならない方向に該駆動輪を
配置し、前記3個の駆動輪の回転軸のなす角度を、ほぼ
135度、ほぼ90度及びほぼ135度になるように配置したこ
とを特徴とする。
車輪の周辺に、車輪の周方向に回転軸を有し、自由に
回転するローラを複数,複列に配した車輪を使用したた
め、各車輪は、各車輪の回転軸方向に自在に移動でき
る。こでこの車輪を、同一直線上にない三点に配置すれ
ば、車輪の接面は単一に定まるため、四輪以上の場合に
必要な懸架機構を用いなくても、全ての車輪の接地が得
られる。さらに三つの車輪が別の方向に向く配置であれ
ば、車輪の周速の組合せによって、前後左右斜め回転の
全ての移動が可能となる。同一の機能を四輪以上でも実
現し得るが、三輪の場合が最も車輪数が少なくて済む。
回転するローラを複数,複列に配した車輪を使用したた
め、各車輪は、各車輪の回転軸方向に自在に移動でき
る。こでこの車輪を、同一直線上にない三点に配置すれ
ば、車輪の接面は単一に定まるため、四輪以上の場合に
必要な懸架機構を用いなくても、全ての車輪の接地が得
られる。さらに三つの車輪が別の方向に向く配置であれ
ば、車輪の周速の組合せによって、前後左右斜め回転の
全ての移動が可能となる。同一の機能を四輪以上でも実
現し得るが、三輪の場合が最も車輪数が少なくて済む。
ここで、各車輪の車軸のなす直線が、台車の重心の直
下、又は、直上を通る角度に車輪を設ければ、回転移動
に伴う車輪の回転数は、重心回りの回転に対し、重心か
ら車輪までの逆数で定められるため、制御が容易になる
利点がある。
下、又は、直上を通る角度に車輪を設ければ、回転移動
に伴う車輪の回転数は、重心回りの回転に対し、重心か
ら車輪までの逆数で定められるため、制御が容易になる
利点がある。
一方、台車の主な進行方向が、前後、左右に限定しう
る場合、より主たる方向を前後方向とすれば、前後方向
に回転面をもつ一つの車輪と、前後方向に+45度、及び
−45度方向に配置すれば、斜め方向の車輪は、直進時と
横行時で、車輪の周速が同じ絶対値を取るため、計算が
軽減される。又、より主な進行方向に向いた車輪が無い
ため、特定のコロが集中して接地することが少ない。
る場合、より主たる方向を前後方向とすれば、前後方向
に回転面をもつ一つの車輪と、前後方向に+45度、及び
−45度方向に配置すれば、斜め方向の車輪は、直進時と
横行時で、車輪の周速が同じ絶対値を取るため、計算が
軽減される。又、より主な進行方向に向いた車輪が無い
ため、特定のコロが集中して接地することが少ない。
さらに以上の全ての場合に、たとえサーボモータ等の
特性にばらつきがあっても、車輪が三個であるため、冗
長な自由度により、車輪のスリップ等を生じる事がな
い。
特性にばらつきがあっても、車輪が三個であるため、冗
長な自由度により、車輪のスリップ等を生じる事がな
い。
一方、自走台車の目標に対する位置ずれ等を、定地目
標からの相対位置として、センサによつて検出し、横方
向の位置ずれ、進行方向の角度ずれを別々に制御するの
で、通常の操舵に伴うオーバシュート等の発生を最小限
に軽減しうるため、高精度に制御可能である。
標からの相対位置として、センサによつて検出し、横方
向の位置ずれ、進行方向の角度ずれを別々に制御するの
で、通常の操舵に伴うオーバシュート等の発生を最小限
に軽減しうるため、高精度に制御可能である。
又、制御系の負担を軽減したい場合は、通常の操舵と
同様に、基本的な進行方向を固定し、自走台車の、目標
進行方向に対する角度によっても、自走台車の制御が可
能である。
同様に、基本的な進行方向を固定し、自走台車の、目標
進行方向に対する角度によっても、自走台車の制御が可
能である。
制御装置の、デジタルコンピュータによる場合は、台
車の状態によって、制御の係数を自由に変えられるた
め、走行方向等の自由度を高くできる。
車の状態によって、制御の係数を自由に変えられるた
め、走行方向等の自由度を高くできる。
アナログ回路で実現した場合は、実時間で演算が可能
であるため、デジタルコンピュータで実現した場合に問
題となるサンプリング時間による制御のむだ時間の遅れ
を低減することができるため、精度良く制御できる。
であるため、デジタルコンピュータで実現した場合に問
題となるサンプリング時間による制御のむだ時間の遅れ
を低減することができるため、精度良く制御できる。
以下、本発明の一実施例を第1図から第4図を用いて
説明する。第1図は、本発明の自走台車を底面から見た
図である。
説明する。第1図は、本発明の自走台車を底面から見た
図である。
自走台車のフレーム1に、モータ2、減速機3、車輪
4が、それぞれa,b及びcの符号にて示すように三組取
付けられている。今、車輪4a,4b,4cは、周辺に各車輪の
周方向を回転軸とするローラ5a,5b,5cが、それぞれ複
数、複列に配置された構造をもつため、車輪4a,4b,4cの
回転角度によらず、各車輪においては、いずれかのロー
ラ5a,5b,5cが接地しているため、各車輪4a,4b,4cの回転
方向に直角方向に移動でき、車輪の回転の組合せで、直
進横行回転を任意の配分で同時に実現できる。
4が、それぞれa,b及びcの符号にて示すように三組取
付けられている。今、車輪4a,4b,4cは、周辺に各車輪の
周方向を回転軸とするローラ5a,5b,5cが、それぞれ複
数、複列に配置された構造をもつため、車輪4a,4b,4cの
回転角度によらず、各車輪においては、いずれかのロー
ラ5a,5b,5cが接地しているため、各車輪4a,4b,4cの回転
方向に直角方向に移動でき、車輪の回転の組合せで、直
進横行回転を任意の配分で同時に実現できる。
三輪構成であるため、四輪以上の構成の場合と比べ、
一切の懸架機構を設けなくとも、路面の凹凸によって、
車輪が浮いてしまう事が無い。
一切の懸架機構を設けなくとも、路面の凹凸によって、
車輪が浮いてしまう事が無い。
又、本実施例では、長方形のフレーム1の長辺の両端
に一輪ずつの車輪4b,4cを、他方の長辺の中点にもう一
輪の車輪4aを設けたため、フレーム1の中央付近の広い
範囲で重心が移動しても、自走台車が倒れる事がない。
これに対し、短辺の両端に一輪ずつの車輪4を設け、他
の短辺の中点にもつ一輪の車輪4を設けた場合は、車輪
4の接地点のなす、重心移動可能な範囲の三角形が細長
い二等辺三角形となり、自走台車が横方向に倒れ易くな
る。
に一輪ずつの車輪4b,4cを、他方の長辺の中点にもう一
輪の車輪4aを設けたため、フレーム1の中央付近の広い
範囲で重心が移動しても、自走台車が倒れる事がない。
これに対し、短辺の両端に一輪ずつの車輪4を設け、他
の短辺の中点にもつ一輪の車輪4を設けた場合は、車輪
4の接地点のなす、重心移動可能な範囲の三角形が細長
い二等辺三角形となり、自走台車が横方向に倒れ易くな
る。
第2図に、装置等により、引込みのある通路200上を
走行する自走台車100を示したが、一般の工場のライン
は、同図の様に、長手方向が有る。ここで、第1図に示
した様に、一つの車輪4aが、回転面をフレーム1の長手
方向にもち、残る二つの車輪4b,4cが、これに斜めに配
置されているため、より加速度を要求される台車長手方
向について、三つの車輪4の駆動を行なう三つのモータ
2a,2b,2cの動力が全て有効に使用され、より加速度を要
求されない横行時に、二つの斜めに配置された車輪4b,4
cのモータ2b,2cが駆動を行なう。このため、モータ2a,2
b,2cのパワーの選定に余裕が出来る。
走行する自走台車100を示したが、一般の工場のライン
は、同図の様に、長手方向が有る。ここで、第1図に示
した様に、一つの車輪4aが、回転面をフレーム1の長手
方向にもち、残る二つの車輪4b,4cが、これに斜めに配
置されているため、より加速度を要求される台車長手方
向について、三つの車輪4の駆動を行なう三つのモータ
2a,2b,2cの動力が全て有効に使用され、より加速度を要
求されない横行時に、二つの斜めに配置された車輪4b,4
cのモータ2b,2cが駆動を行なう。このため、モータ2a,2
b,2cのパワーの選定に余裕が出来る。
さらに、第2図の通路に対し、通路の長手方向に対向
する車輪4が無いため、車輪4のローラ4nのうちの特定
のローラ5が長時間接地し、集中して摩耗する事が無
い。
する車輪4が無いため、車輪4のローラ4nのうちの特定
のローラ5が長時間接地し、集中して摩耗する事が無
い。
又、一般に第1図の車輪4は、フレーム1の並進に速
度υに対し、車輪4の回転面と、進行方向のなす角をθ
とすれば、車輪4の周速ωに対し、ω=υcosθの関係
が成立する。ここで、第1図のフレーム1に斜めに配置
された車輪4b,4cの角度は、45度であるため、台車の進
行方向が、直進及び横行に対し、cosθがともに となり、直進、及び、横行の最高速度v maxが等しい場
合、両者に対し、ωmaxが等しくとれ、モータ2の選定
の自由度が高まり、又、制御が簡略化出来る。
度υに対し、車輪4の回転面と、進行方向のなす角をθ
とすれば、車輪4の周速ωに対し、ω=υcosθの関係
が成立する。ここで、第1図のフレーム1に斜めに配置
された車輪4b,4cの角度は、45度であるため、台車の進
行方向が、直進及び横行に対し、cosθがともに となり、直進、及び、横行の最高速度v maxが等しい場
合、両者に対し、ωmaxが等しくとれ、モータ2の選定
の自由度が高まり、又、制御が簡略化出来る。
第1図の車輪配置の場合の制御方法について以下に述
べる。今、車輪4aから4cの周速をωa〜ωcとし、フレ
ーム1が長手方向に速度vで進行している場合、車輪4a
から4cの回転面と、長手方向のなす角をθa〜θcとす
ると、以下の行列式(1)が成立する。
べる。今、車輪4aから4cの周速をωa〜ωcとし、フレ
ーム1が長手方向に速度vで進行している場合、車輪4a
から4cの回転面と、長手方向のなす角をθa〜θcとす
ると、以下の行列式(1)が成立する。
横行速度を同様にuとすれば、同様に、 一方、クレーム1の回転角速度をωとし、フレーム1
の中心から各車輪4までの距離をla〜lcとし、la〜lc
と、車輪4の回転面のなす角をρa〜ρcとすれば、同
様に 以上の行列式(1)〜(3)をまとめ、一つの行列式
(4)にまとめれば、 ここでθa〜θc,ρaは既知なので代入すれば、 上記行列式(5)によって、本実施例の自走台車の制
御系、直進、横行、スピンの3自由度に分離できる。こ
こで、直進走行中の制御を例にとれば、vは、自走台車
の走行目標速度となり、v,ωは、センサによって計測さ
れた、自走台車の横方向へのずれv,角度ずれφに対し、
以下の式で定まる値とする。
の中心から各車輪4までの距離をla〜lcとし、la〜lc
と、車輪4の回転面のなす角をρa〜ρcとすれば、同
様に 以上の行列式(1)〜(3)をまとめ、一つの行列式
(4)にまとめれば、 ここでθa〜θc,ρaは既知なので代入すれば、 上記行列式(5)によって、本実施例の自走台車の制
御系、直進、横行、スピンの3自由度に分離できる。こ
こで、直進走行中の制御を例にとれば、vは、自走台車
の走行目標速度となり、v,ωは、センサによって計測さ
れた、自走台車の横方向へのずれv,角度ずれφに対し、
以下の式で定まる値とする。
u=k1v+k2+k3∫vdt …(6) ω=k4φ+k5+k6∫φdt …(7) となり、k1〜k6を適度な値とすれば、制御方法が、定ま
る。横行時、斜行時でも同様の関係が成立する。斜行時
には、走行方向をu,vの比で定めるベクトル に対し、直角方向のベクトル をずれ量とすれば良い。
る。横行時、斜行時でも同様の関係が成立する。斜行時
には、走行方向をu,vの比で定めるベクトル に対し、直角方向のベクトル をずれ量とすれば良い。
以上の制御方法をフローチャートで示した図が第3図
である。第3図の内容は自明であるので、説明は略す。
である。第3図の内容は自明であるので、説明は略す。
第4図に、第3図に示した制御方法を実現する制御装
置6を示す。CPU60は、ROM61,RAM62に、Memory Bus63を
介して読書可能である。第3図に示した制御方法は、RO
M61に記録されたプログラムとして実現され、計算途中
のデータは、RAM62に記録される。一方、CPU60は、I/O
Bus64を介し、AD/DA65,カウンタ66,センサI/O67,通しI/
O68を介し、サーボアンプ7,エンコーダ8,センサ9,Host3
00等に接続している。これによって、CPU60は、センサ
9を用いて、自走台車100の位置,姿勢の計測,又、エ
ンコーダ8を用いて、走行距離を計測でき、これらの計
測結果を用い、サーボアンプ7を介し、サーボモータ2a
〜2cの回転数を制御できる。又、CPU60は、通信I/O68を
介し、Host300と交信する事で、Host300からの作業指
示、Host300への作業報告等を行なう。
置6を示す。CPU60は、ROM61,RAM62に、Memory Bus63を
介して読書可能である。第3図に示した制御方法は、RO
M61に記録されたプログラムとして実現され、計算途中
のデータは、RAM62に記録される。一方、CPU60は、I/O
Bus64を介し、AD/DA65,カウンタ66,センサI/O67,通しI/
O68を介し、サーボアンプ7,エンコーダ8,センサ9,Host3
00等に接続している。これによって、CPU60は、センサ
9を用いて、自走台車100の位置,姿勢の計測,又、エ
ンコーダ8を用いて、走行距離を計測でき、これらの計
測結果を用い、サーボアンプ7を介し、サーボモータ2a
〜2cの回転数を制御できる。又、CPU60は、通信I/O68を
介し、Host300と交信する事で、Host300からの作業指
示、Host300への作業報告等を行なう。
以上、本発明の一実施例を開示したが、本発明は、同
様の機能を変形しても実現できる。車輪の配置に対して
は、自走台車100の走行速度を直進、横行時共、同一と
したため、車輪4b,4cを、フレーム1の長手方向に対
し、+45度,−45度としたが、直進速度と横行速度が異
なる場合、角度を変更しても良い。又、フレーム1の一
方の長辺の両端,及び他方の長辺の中央に車輪を配置し
たが、フレーム1の長手方向への加速時の直進性を重視
する場合は、逆の配置とする事も可能である。
様の機能を変形しても実現できる。車輪の配置に対して
は、自走台車100の走行速度を直進、横行時共、同一と
したため、車輪4b,4cを、フレーム1の長手方向に対
し、+45度,−45度としたが、直進速度と横行速度が異
なる場合、角度を変更しても良い。又、フレーム1の一
方の長辺の両端,及び他方の長辺の中央に車輪を配置し
たが、フレーム1の長手方向への加速時の直進性を重視
する場合は、逆の配置とする事も可能である。
制御方向についても、車輪4の配置を変えた場合、行
列式(4)を用いれば、同様な制御が実現できる。
列式(4)を用いれば、同様な制御が実現できる。
さらに、行列式(4)又は(5)の評価について、簡
略化を行なう事も可能である。自走台車100の走行方向
を、例えば、長手方向と短手方向に限定し、斜方向への
走行を行なわなければ、フレーム1と走行方向の計算が
軽減される。その他、進行方向に直交する方向への平行
移動を行なわなくても、回転によって、フレーム1の方
向を変化させることによっても、位置ずれの補正が出来
る。
略化を行なう事も可能である。自走台車100の走行方向
を、例えば、長手方向と短手方向に限定し、斜方向への
走行を行なわなければ、フレーム1と走行方向の計算が
軽減される。その他、進行方向に直交する方向への平行
移動を行なわなくても、回転によって、フレーム1の方
向を変化させることによっても、位置ずれの補正が出来
る。
又、第一の実施例では、演算をデジタルコンピュータ
によって実行したが、アナログ回路等によって実現すれ
ば、制御系の周波数応答を向上させることが可能となる
ので、高速走行を必要とする場合等に適する。
によって実行したが、アナログ回路等によって実現すれ
ば、制御系の周波数応答を向上させることが可能となる
ので、高速走行を必要とする場合等に適する。
本発明によれば、三輪構成のため、懸架機構が省略で
き、サーボ系が三組で構成されるため、自走台車の軽量
化が実現できる。
き、サーボ系が三組で構成されるため、自走台車の軽量
化が実現できる。
また、同様に三輪であるため、接地力が0になる等が
発生せず、平面内運動に対し冗長な自由度をもたないの
で、車輪のスリップ等が発生しない。
発生せず、平面内運動に対し冗長な自由度をもたないの
で、車輪のスリップ等が発生しない。
さらに、本発明によれば、上記機構を自動制御により
走行させることができるので、自走式台車が実現でき
る。
走行させることができるので、自走式台車が実現でき
る。
第1図は本発明の一実施例の車輪周辺を示す底面図、第
2図は、第1図の車輪を適用する工場内のレイアウト
図、第3図は、本実施例の制御方法のフローチャート、
第4図は、本実施例の制御装置のブロック図である。 1……フレーム、 2……モータ、 3……減速機、 4……車輪、 5……ローラ、 6……制御装置、 7……サーボアンプ、 8……エンコーダ、 9……センサ、 100……自走台車、 200……通路、 300……ホスト。
2図は、第1図の車輪を適用する工場内のレイアウト
図、第3図は、本実施例の制御方法のフローチャート、
第4図は、本実施例の制御装置のブロック図である。 1……フレーム、 2……モータ、 3……減速機、 4……車輪、 5……ローラ、 6……制御装置、 7……サーボアンプ、 8……エンコーダ、 9……センサ、 100……自走台車、 200……通路、 300……ホスト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 博 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 池田 稔 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 足立 和美 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株式会社日立製作所武蔵工場内 (72)発明者 赤岩 正康 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所生産技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−315377(JP,A) 実開 昭58−30424(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 9/00 - 15/02
Claims (1)
- 【請求項1】車輪の周辺で該車輪の周方向に回転軸をも
つローラを複数個複列設けた駆動輪を用いた自走台車に
おいて、 3個の駆動輪を有し、 前記駆動輪の各々の回転軸が平行にならない方向に該駆
動輪を配置し、 前記3個の駆動輪の回転軸のなす角度を、ほぼ135度、
ほぼ90度及びほぼ135度になるように配置したことを特
徴とする自走台車。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2076870A JP2954268B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 自走台車 |
KR1019900019902A KR940009860B1 (ko) | 1989-12-08 | 1990-12-05 | 자주식 수송기구 |
US07/624,052 US5213176A (en) | 1989-12-08 | 1990-12-07 | Self-propelled vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2076870A JP2954268B2 (ja) | 1990-03-28 | 1990-03-28 | 自走台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03279081A JPH03279081A (ja) | 1991-12-10 |
JP2954268B2 true JP2954268B2 (ja) | 1999-09-27 |
Family
ID=13617675
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2076870A Expired - Fee Related JP2954268B2 (ja) | 1989-12-08 | 1990-03-28 | 自走台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2954268B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1264951B1 (it) * | 1993-07-20 | 1996-10-17 | Anna Maria Boesi | Apparecchiatura aspirante per la pulizia di superfici |
US5701966A (en) * | 1996-01-11 | 1997-12-30 | Air Tracks, Inc. | Omnidirectional self-propelled vehicle for ground handling of equipment |
JP3772653B2 (ja) * | 2000-07-24 | 2006-05-10 | 松下電工株式会社 | 全方向移動型台車 |
JP2002200991A (ja) * | 2001-08-27 | 2002-07-16 | Fumiaki Tsurukawa | 三輪駆動移動撮影装置とその車両 |
JP5305285B2 (ja) * | 2008-07-25 | 2013-10-02 | 国立大学法人九州工業大学 | 球体駆動式全方向移動装置 |
JP5566649B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2014-08-06 | 本田技研工業株式会社 | 倒立振子型移動体 |
CN103640641A (zh) * | 2013-12-18 | 2014-03-19 | 重庆电子工程职业学院 | 一种轮式全向移动底盘及其控制方法 |
JP6693444B2 (ja) * | 2017-03-07 | 2020-05-13 | 株式会社豊田自動織機 | 車両 |
-
1990
- 1990-03-28 JP JP2076870A patent/JP2954268B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03279081A (ja) | 1991-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Borenstein et al. | Motion control analysis of a mobile robot | |
CN104067190B (zh) | 自主式作业设备 | |
JP3791663B2 (ja) | 全方向移動車両とその制御方法 | |
CN101716952B (zh) | 电动汽车用电子差速转向控制系统 | |
CN107627900A (zh) | 一种电动汽车双轮边电机差速转矩控制系统及控制方法 | |
CN107783540A (zh) | 一种四轮驱动转向的控制方法及装置 | |
JP2954268B2 (ja) | 自走台車 | |
CN112078659B (zh) | 多轮独立驱动双桥铰接式底盘转向控制方法 | |
US5402344A (en) | Method for controlling a vehicle with two or more independently steered wheels | |
JP2766005B2 (ja) | 走行車 | |
WO2022059714A1 (ja) | 二輪車 | |
US10838419B2 (en) | Method and apparatus for controlled omnidirectional movement of payloads | |
US5139279A (en) | Parallel-aligned all-wheel steered vehicle | |
JP4264399B2 (ja) | 無人搬送車 | |
JP3093580B2 (ja) | 全方向移動車の駆動伝達機構 | |
JPS62187606A (ja) | 走行車両 | |
Wickens | Dynamics of actively guided vehicles | |
CN116279806A (zh) | 一种可提升行驶安全性的多轴线控底盘及其协调控制方法 | |
JP3384725B2 (ja) | リーチ型フォークリフト | |
CN212861065U (zh) | 港口转运车辆 | |
JP2604112B2 (ja) | 全方向移動用車両 | |
JP3547806B2 (ja) | 車両操舵特性制御方法 | |
JP2882893B2 (ja) | 車輪式推進機構 | |
CN116700278A (zh) | 一种偏心双舵轮agv低能耗转向与运动误差补偿方法 | |
JP3044266B2 (ja) | 搬送車の走行制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |