JP2002200991A - 三輪駆動移動撮影装置とその車両 - Google Patents

三輪駆動移動撮影装置とその車両

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JP2002200991A
JP2002200991A JP2001256042A JP2001256042A JP2002200991A JP 2002200991 A JP2002200991 A JP 2002200991A JP 2001256042 A JP2001256042 A JP 2001256042A JP 2001256042 A JP2001256042 A JP 2001256042A JP 2002200991 A JP2002200991 A JP 2002200991A
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joystick
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wheel
mobile
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Fumiaki Tsurukawa
文明 霍川
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】各種テレビ番組やコンサート等のイベントなど
の移動撮影に用いて好適な移動撮影装置を提供する。 【解決手段】斬新な三輪駆動車両をカメラの台車として
利用する事によって、車体の方向を変えず被写体を安定
的に撮影出来る。三輪駆動車両の三つの車輪1又は無限
軌道を、それぞれの回転軸が三角形のそれぞれの一辺に
なるようにならべられている車両又は、放射状にならべ
られている事を特徴とする車両をカメラ等撮影装置の台
車として使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、斬新な車両の駆動
システムとそれを利用した移動撮影装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動装置としては、四輪
車両や軌道走行やワイヤに吊り下げて走らせるものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
移動撮影装置では車両の方向を変えると、カメラの撮影
方向も変わってしまうという欠点があった。
【0004】本発明の目的は、特殊な三輪駆動車両によ
り、カメラの方向を変えずに自由に動き回ることが出来
る撮影装置を提供する事にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の移動撮影装置
は、特殊な三輪駆動車両をカメラの台車として利用する
事によって、対象物を撮影しながら自由な移動撮影が出
来なかった問題を解決する。
【0006】この特殊な三輪駆動車両をおもいのままに
操作する為、ジョイスティック型6又は8方向スイッチ
を利用し、カメラの操作のほとんどをジョイスティック
で操作出来るようにした。
【0007】この特殊な三輪駆動車両は、正確には全方
位を60度間隔で6方向への移動が可能だが、正面に前
進する為に合わせてある場合、真横つまり正面から左右
90度の方向への移動は出来なかったが、一つの車輪を
左右90度回転させる事により真横への移動も可能にし
た。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を使って説明す
る。
【0009】図1は請求項1の三輪駆動車両の概念図で
ある。三つの車輪の車軸は、それぞれが一つの三角形の
一辺になるように配置されており、請求項4のそれぞれ
独自に正転・逆転が出来る事で3方向と逆転の3方向計
6方向への移動を車体の向きを変える事なく出来る。
【0010】図2は請求項1の三輪駆動車両の車軸を三
角形の一辺の中点からずらした場合の概念図である。こ
の車両は、その場転回が出来るという特徴がある。
【0011】図3は請求項2の球状車輪車両の概念図で
ある。この車両も請求項1の車両と同じように、車体の
向きを変えずに多方向への移動が出来る。また、車軸の
位置をずらせばその場転回も出来る。
【0012】請求項3の車両は4輪車と比べればバラン
スを崩す可能性が高い事が考えられ、安全に走行させる
為には補助輪又はボールベアリング等を利用した転倒防
止装置を取り付ける必要がある。
【0013】図4は、請求項5の一つの車輪の向きを9
0度変えた場合を表したものだが、三輪のうちの一つの
車輪の向きを変えただけで、請求項1の車両が移動でき
なかった真横への移動が可能になった。
【0014】請求項6の車輪の素材について、基本的に
請求項1の車両は車輪の向きと移動方向が一致するとは
限らないので、常時車輪は横方向へ少しずつ滑りながら
回転すると言える、その為摩擦の少ない車輪の方が良い
が摩擦がなければ移動できないので、ゴムタイヤにアク
リルの板を張り付けたり、床面の状況に応じてタオル生
地の布を巻く等の工夫を施す。
【0015】図5は、請求項1の車両をカメラの台車と
して利用した、請求項7の移動撮影装置の実施例であ
る。台車の上にターンテーブルがあり、その上にカメラ
と液晶モニターが載っている。
【0016】この移動撮影装置は、正面を基準にして0
・60・120・180・240・300度の方向に車
体の向きを変えずに移動できる。つまり、台車を自由に
動かしてもカメラの操作に悪影響を与えないと言える。
【0017】図6・7は、請求項8の操作卓を表す。そ
れぞれの車輪に対応した位置に、それぞれ正転・逆転の
スイッチと止〜の回転数のスイッチがあり、操作によ
ってはどの方向へ移動するか解らない、という楽しみも
ある教材としての利用可能な操作卓である。
【0018】図8は、請求項13の6角形穴の空いた案
内パネルが特徴のジョイスティックを表す。この6角形
は車両の移動方向と一致しており、6角形の角に操作レ
バーを移すとその方向に車両は移動する。操作レバーと
台座部分に各種のスイッチがあるが、これは請求項10
〜12のスイッチである。
【0019】図9は、請求項14の6角形の穴の空いた
案内パネルに2つの溝を付けた事が特徴のジョイスティ
ックを表す。2つの溝のどちらかに操作レバーを移せ
ば、一つの車輪が90度回転し車両が真横へ移動する。
【発明の効果】以上説明したように、斬新な三輪駆動車
両を利用すれば、車体の向きを変えずに多方向への移動
が出来る撮影装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の三輪駆動車両の概念図である。
【図2】請求項1の三輪駆動車両の車軸を3角形の中心
からずらした場合の概念図である。
【図3】請求項2の球状車輪車両の概念図である。
【図4】請求項5の車両の概念図であるである。
【図5】請求項1の車両を台車として利用した請求項7
の移動撮影装置の上面・側面図である。
【図6】請求項8の操作卓の上面図である。
【図7】請求項8の車輪をずらした状態の操作卓の上面
図である。
【図8】請求項13の6角形の案内パネルを特徴とする
ジョイスティックの側面・上面図である。
【図9】請求項14の6角形に2つの溝を付けた案内パ
ネルを特徴とするジョイスティックの上面図である。
【符号の説明】
1 車輪 2 3角形の中心 3 3角形の中心からずらしずらした状態 4 ボールベアリングの球状車輪の固定装置 5 球状車輪 6 液晶モニター 7 駆動ベルト 8 ターンテーブル 9 カメラ 10 レンズ 11 ターンテーブルの回転用モーター 12 車輪用モーター 13 レンズ制御装置 14 ターンテーブルのローラー 15 カメラ制御スイッチ 16 各種スイッチ 17 ジョイスティックの操作レバー 18 請求項13の6角形の穴の空いた案内パネル 19 請求項14の車輪を90度回転させる溝 20 請求項14の6角形の穴に2つの溝を付けた案内
パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 15/00 G03B 15/00 V 17/56 17/56 A B

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】三輪駆動車両の三つの車輪又は三つの無限
    軌道を、それぞれの回転軸が三角形のそれぞれの一辺に
    なるように並べられている事又は、放射状に並べられて
    いる事を特徴とする車両。
  2. 【請求項2】少なくとも二つの車輪又は二つの無限軌道
    により、接地した一つの球状車輪を回転させ移動する事
    を特徴とする車両。
  3. 【請求項3】上記請求項1・2の車両にいくつかの補助
    輪又は、ボールベアリング等を用いた転倒防止装置を取
    り付けた車両。
  4. 【請求項4】上記請求項1・2の車両のそれぞれの車輪
    又は無限軌道はそれぞれ独立して正転・逆転が出来る事
    を特徴とする車両。
  5. 【請求項5】上記請求項1の三輪駆動車両の少なくとも
    一つの車輪又は無限軌道の向きが、自由に左右又は左右
    のどちらかに90度変えられることを特徴とする車両。
  6. 【請求項6】上記請求項1・2の車両の車輪又は無限軌
    道において、ゴム・金属・木・石油化学製品・布等で造
    られている事又は、それらを組み合わせて造られている
    事を特徴とする車両又は車輪又は無限軌道。
  7. 【請求項7】上記請求項1〜6の車両に撮影用カメラを
    搭載している事を特徴とする移動撮影装置。
  8. 【請求項8】上記請求項1〜7の車両の操作卓におい
    て、それぞれの車輪又は無限軌道を操作する為に、それ
    ぞれに対応した位置に3つのスイッチを設けてある事を
    特徴とする操作卓。
  9. 【請求項9】上記請求項1〜7の車両の操作卓におい
    て、車両の進行方向に対応した位置に6つ又は8つのス
    イッチを設けてある事を特徴とする操作卓。
  10. 【請求項10】上記請求項1〜6の車両又は、請求項7
    の移動撮影装置の操作用のジョイスティックにおいて、
    車両の操作をそのX軸とY軸又はその傾ける方向、カメ
    ラを向ける方向をそのZ軸又はその回転方向により操作
    することを特徴とするジョイスティック又は操作される
    車両又は移動撮影装置。
  11. 【請求項11】上記請求項1〜6の車両又は、請求項7
    の移動撮影装置の操作用のジョイスティックにおいて、
    カメラのパン角・チルト角をそのX軸とY軸又はその傾
    ける方向、車両の操作をその操作レバー又はその台座に
    取り付けた各種スイッチで操作する事を特徴とするジョ
    イスティック又は操作される車両又は移動撮影装置。
  12. 【請求項12】上記請求項1〜6の車両又は、請求項7
    の移動撮影装置の操作用のジョイスティックにおいて、
    カメラのパン角・チルト角・ロール角・ズーム・アイリ
    ス・フォーカス等を操作する各種スイッチを、ジョイス
    ティックの操作レバーとその台座部分に取り付けている
    事を特徴とするジョイスティック又は操作される車両又
    は移動撮影装置。
  13. 【請求項13】上記請求項1〜6の車両又は、請求項7
    の移動撮影装置の操作用のジョイスティックにおいて、
    その傾ける方向を60度間隔で6方向に限定するため
    に、6角形の穴の空いた案内パネルが取り付けられてい
    て、それぞれの6角形の角に車両操作のスイッチがあ
    り、ジョイスティックを傾けた時そのスイッチを押す事
    により車両操作する事を特徴とするジョイスティック又
    は操作される車両又は移動撮影装置。
  14. 【請求項14】上記請求項13の6方向のスイッチによ
    って操作をするジョイスティックにおいて、6方向のス
    イッチと一つの車輪の向きを90度変えて真横方向に移
    動出来るように2つのスイッチを加えた合計8方向のス
    イッチと、6角形の穴の空いた案内パネルに突出した2
    つの溝を付けた案内パネルによって操作をする事を特徴
    とするジョイスティック又は操作される車両又は移動撮
    影装置。
  15. 【請求項15】上記請求項13・14の6又は8方向の
    スイッチによって操作をするジョイスティックにおい
    て、6又は8つのスイッチを押す時間の長さ又は押す強
    さに応じて、車両を駆動する車輪のトルク・回転数等を
    可変出来る事を特徴とするジョイスティック又は操作さ
    れる車両又は移動撮影装置。
  16. 【請求項16】移動撮影装置又は上記請求項7の移動撮
    影装置にターンテーブル又はモニター装置を搭載してい
    る事を特徴とする移動撮影装置。
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