JPH03175715A

JPH03175715A - ディジタル情報信号再生装置

Info

Publication number: JPH03175715A
Application number: JP1314957A
Authority: JP
Inventors: Kazutoshi Shimizume; 和年清水目
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1989-12-04
Filing date: 1989-12-04
Publication date: 1991-07-30
Also published as: EP0431537B1; EP0431537A2; SG70564A1; DE69026211T2; EP0431537A3; US5138601A; DE69026211D1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、光学式再生装置等に適用して好適であって、
再生時の記録媒体及び再生手段間の相対速度の切換え可
能なディジタル情報信号再生装置に関する。

〔発明の概要］本発明は、ディジタル情報信号の記録された記録媒体か
ら、そのディジタル情報信号を再生する再生手段と、記
録媒体及び再生手段間の相対速度が■のときは倍数がＮ
（Ｎは２以」−の整数）、相対速度がＶ／Ｍ　（Ｍは２
以上の整数）のときは倍数がＭＮと成るように切換え可
能で、再生手段からのディジタル情報信号が供給される
オーバーサンプリングフィルタと、そのオーバーサンプ
リングフィルタの出力が供給されるＤ／Ａ変換器と、そ
のＤ／Ａ変換器からのアナログ情報信号が供給されるア
ナログローパスフィルタとを有することにより、オーバ
ーサンプリングフィルタの倍数を切換えるにも拘わらず
、アナログローパスフィルタの周波数特性を変更する必
要がなくなり、回路構成が簡単になるようにしたもので
ある。

〔従来の技術〕

従来、光学式再生装置でコンパクトディスクから再生さ
れたディジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信
号に変換し、このアナログオーディオ信号をカセットテ
ープレコーダに供給して磁気テープに記録することが行
なわれる。一方、カセットテープレコーダにおいて、磁
気テープを通常の再生時の走行速度の２倍の速度で走行
させて記録信号を再生し、その再生信号を、通常の記録
時の走行速度の２倍の速度で走行する磁気テープに記録
するいわゆる２倍速ダビングが行われている。そこで、
光学式再生装置において、コンパクトディスクを通常の
再生時の回転速度の２倍の回転速度で回転させて記録信
号を再生し、その再生信号をカセットテープレコーダに
供給し、通常の再生時の走行速度の２倍の速度で記録状
態と或っているカセットテープレコーダ等の２倍の速度
で走行する磁気テープに記録することを考える。

以上に、２倍速再生のできる光学式再生装置について、
第３図を参照して説明する。（１）はコンパクトディス
クで、このコンパクトディスク（１）に記録されている
ディジタルオーディオ信号が光学ビックアンプ（２）に
よって読みとられる。尚、コンパクトディスク（１）の
駆動手段は、その図示及び説明を省略する。（３）は信
号処理回路で、光学ピックアップ（２）からの再生ディ
ジタルオーディオ信号のエラー訂正やＥＦＭ復調処理等
を行う。入力端子Ｔには、通常再生及び２倍速再生等の
速度情報が供給される。又、後述するスイッチＳＷ２及
び５１１１３の切換制御をも行う。信号処理回路（３）
からの再生ディジタルオーディオ信号は、Ｌ／Ｒ分離回
路（６）で、ＬチャンネルとＲチャンネルに分離され、
夫々、Ｄ／Ａコンバータ（７）、　（８）を通して、後
述するアナログローパスフィルタ（１２）　、　（１３
）　、　（１４）　、　（１５）に夫々イｊ（給される
。

２２．０５ｋＨｚのカットオフ周波数を有するアナログ
ローパスフィルタ（１２）及び４４．１ｋＨｚのカット
オフ周波数を有するアナログローパスフィルタ（１３）
は、Ｄ／Ａコンバーク（７）からのＬチャンネルのアナ
ログオーディオ信号を夫々濾波して、夫々スイッチＳｈ
２を介して後述するオーディオ回路（１１）に供給する
。

２２．０５ＫＨｚのカットオフ周波数を有するアナログ
ローパスフィルタ（１４）及び４４．１ｋＨｚのカット
オフ周波数を有するアナログローパスフィルタ（１５）
は、Ｄ／Ａコンバータ（８）からのＲチャンネルアナロ
グオーディオ信号を濾波してオーディオ回路（１１）に
供給する。オーディオ回路（１１）は、スイッチＳＷ２
及び５Ｉ１１３を通してアナログローパスフィルタ（１
２）又は（１３）並びにアナログローパスフィルタ（１
４）又は（１５〉から夫々供給されたＬ及びＲチャンネ
ルのアナログオーディオ信号の増幅等を行なって、出力
端子Ｔ２及びＴ３を通じてスピーカ等に供給する。

コンパクトディスク（１）が通常の回転速度のときは、
略２２．０５ｋＨｚより低い周波数帯がオーディオ信号
の帯域となり、このときのディジタルオーディオ信号の
周波数スペクトラムは第４図Ａのようになる。尚、斜線
部分はオーディオ信号の帯域である。このとき、信号処
理回路（３）は、スイッチ５Ｗ２ＳＷ３をアナログロー
パスフィルタ（１２）及び（１４）側に制御する。かく
すると、Ｄ／Ａコンバータ（７）。

（８）からの高周波成分を含んだＬ及びＲチャンネルの
アナログオーディオ信号が、第４図りに示す周波数特性
を有するアナログローパスフィルタ（１２）（１４）に
よって、夫々濾波された後、オーディオ回路（１１）に
供給される。

次に、コンパクトディスク（１）が通常の回転速度の２
倍の回転速度で回転するときは、略４４．１ｋＨｚより
低い周波数帯がオーディオ信号の帯域となり、このとき
のディジクルオーディオ信号の周波数スペクトラムは第
４図Ｂに示す如く成る。尚、斜線部分はオーディオ信号
の帯域である。このとき、信号処理回路（３）は、スイ
ッチＳＷ、ＳＷ３をアナログローパスフィルタ（１３）
及び（１５）側に切換制御する。

かくすると、Ｄ／Ａコンバータ（７）、　（８）からの
高周波成分を含んだＬ及びＲチャンネルのアナログオー
ディオ信号が第４図に周波数特性を示すアナログローパ
スフィルタ（１３）、　（１５）によって、夫々濾波さ
れ、オーディオ回路（１１）に供給される。

上述から明らかなように、上述の光学式再生装置によっ
て倍速再生されたオーディオ信号をテープレコーダに供
給して、通常の記録時の走行速度の２倍の走行速度で走
行する磁気テープに記録すると、２倍速ダビングを行う
事ができる。

又、サンプリング周波数を任意に変換したディジタル信
号を得たり、ディジタル信号をアナログ信号に変換した
り、アナログ信号をディジタル信号に変換したりする様
にしたディジタル信号処理装置が特開平１−１７５３０
９号公報に記載されている。

［発明が解決しようとする課題〕ところで、上述した光学式再生装置において、コンバク
Ｉ・ディスクを通常の回転速度及びその２倍の回転速度
で回転させて、記録信号を再生する場合は、Ｌチャンネ
ル及びＲチャンネルに夫々カットオフ周波数が２２．０
５ｋＨｚのアナログローパスフィルタと、カットオフ周
波数が４４　、１　ｋ　Ｈｚのアナログローパスフィル
タが必要となるので、回転構成が複雑になると共に高価
となる。

かかる点に鑑み、本発明は、ディジタル情報信号の記録
された記録媒体及びこれよりそのディジクル情報信号を
再生ずる再生手段間の相対速度を切換えるようにしたデ
ィジタル情報信号再生装置において、相対速度の切換に
応してオーバーサンプリングフィルタの倍数を切換える
のにも拘わらず、アナログローパスフィルタの周波数特
性を変更する必要がなくなり、回路構成が簡単になるデ
ィジタル情報信号再生装置を提案しようとするものであ
る。

（課題を解決するための手段〕本発明はディジクル情報信号の記録された記録媒体（１
）から、そのディジタル情報信号を再生する再生手段（
２）ど、記録媒体（１）及び再生手段（２）間の相対速
度がＶのときは倍数がＮ（Ｎは２以上の整数）相対速度
がＶ／Ｍ　（Ｍは２以上の整数）のときは倍数がＭＮと
威るよ・うに切換え可能で、再生手段（２）からのディ
ジタル情報信号が供給されるオーバーサンプリングフィ
ルタ（４）、　（５）と、そのオーバーサンプリングフ
ィルタ（４）、　（５）の出力が供給されるＤ／Ａ変換
器（７）、　（８）と、そのＤ／Ａ変換器（７）、　（
８）からのアナログ情報信号が供給されるアナログロー
パスフィルタ（９）、　　（１０）とを有するものであ
る。

［作用〕上述する本発明によれば、オーバーサンプリングフィル
タ（４）、　（５）において、記録媒体及び再生手段間
の相対速度が■のときは倍数がＮ（Ｎは２以上の整数）
、相対速度がＶ／Ｍ　（Ｍは２以上の整数）のときは倍
数がＭＮとなるように切換える。

〔実施例〕

以下に、第１図を参照して、本発明の一実施例について
説明する。

第１図は本発明による光学式再生装置を示している。尚
、この第１図について、第４図について説明した光学式
再生装置と対応する部分には同一符号を付して、その重
複説明を省略する。

（４）はディジタルフィルタ（２倍オーバーサンプリン
グディジタルフィルタ）で、コンバクＩ・ディスク（１
）から光学ピックアップ（２）で再生され、信号処理回
路（３）を通じて供給されるサンプリング周波数が４４
．１ｋＨｚの再生ディジクルオーディオ信号をインター
ボレージジン（補間）を用いて、４４．１ｋＨｚのサン
プリング周波数を等価的に２倍に持ち上げる。

（５）はディジタルフィルタ（２倍オーバーサンプリン
グディジタルフィルタ）で、ディジタルフィルタ（４）
の次段に接続されている。尚、ディジタルフィルタ（５
）の機能はディジタルフィルタ（４）と同一なのでその
説明は省略する。スイッチＳＷ、は固定接点ａにディジ
タルフィルタ（４）からの２倍オーバーサンプリングさ
れたディジタルオーディオ信号が供給され、固定接点す
に、ディジタルフィルタ（５）からの４倍オーバーサン
プリングされたディジタルオーディオ信号が供給される
。スイッチ洲の可動接点Ｃが信号処理回路（３）からの
制御信号によって制御される。２倍、又は４倍オーバー
サンプリングされたディジタルオーディオ信号は、■。

／Ｒ分離回路（６）で夫々Ｌ及びＲチャンネルディジタ
ルオーディオ信号に分離され、夫々、Ｄ／Ａコンバータ
（７）、　（８）を通じて、Ｌ及びＲチャンネルアナロ
グオーディオ信号に変換される。

（９）及び（１０）は、サンプリング周波数４４．１ｋ
Ｈｚの２倍のカットオフ周波数を有するアナログローパ
スフィルタで、Ｄ／Ａコンバータ（７）、　（８）から
のＬ及びＲチャンネルアナログオーディオ信号は、この
アナログローパスフィルタ（９）、（１０）で夫々８８
．２ｋＨｚを超える高周波成分が除去されて、オーディ
オ回路（１１）を通して出力端子Ｔ２．Ｔ、に夫々供給
される。

次に、第２図を参照して、第１図の実施例の動作を説明
する。第２図Ａは、通常速再生時のディジタルオーディ
オ信号の周波数スペクトラムを示し、その斜線部分はオ
ーディオ信号の帯域を示している。通常速再生時は、信
号処理回路（３）からのディジタルオーディオ信号がデ
ィジタルフィルタ（４）、　（５）によって濾波されて
、サンプリング周波数が４４．１ｋＨｚの４倍に持ち上
げられた後、第２図Ｂに周波数特性を示すカットオフ周
波数が８８．２ｋＨｚのアナログローパスフィルタ（９
）、　（１０）で濾波されて、第２図Ｃに示すように、
オーディオ回ｔｉｌ！（１１）には帯域が略２２．０５
ｋＨｚより低いアナログオーディオ信号が供給される。

第２図りは、２倍速再生時のディジタルオーディオ信号
の周波数スペクトラムを示し、その斜線部分はオーディ
オ信号の帯域を示している。２倍速再生時は、信号処理
回路（３）からのディジタルオーディオ信号がディジタ
ルフィルタ（４）によって犠・波されて、サンプリング
周波数が４４．１ｋＨｚの２倍に持ち上げられる。従っ
て、第２図Ｅに示すように、アナログローパスフィルタ
（９Ｌ　（１０）で濾波されて、第２図Ｆに示すように
、オーディオ回路（１１）には、帯域が略４４．１ｋＨ
ｚより低いアナログオーディオ信号が供給される。尚、
２倍オーバーサンプリングのディジタルフィルタを１つ
にして、通常速再生のときは、そのディジタルフィルタ
を通すようにし、２倍速再生のときはそのディジタルフ
ィルタをバイパスするようにすることも考え１られる。即ち、通常速再生のときは第４図Ａに示すディ
ジタルオーディオ信号が第４図已に示す如く、ディジタ
ルフィルタによってろ波されて、サンプリング周波数が
４４．１ｋｌ（ｚの２倍に持ち上げられる。そして、２
倍速再生のときは、ディジタルオーディオ信号の帯域は
第４図Ｂの如く戒る。従って、アナログローパスフィル
タは、第４図Ｃに示すようなカットオフ周波数が４４．
１ｋＨｚのアナログローパスフィルタ１つで良い。但し
、その場合、特に、２倍速再生のとき（第４図Ｂ及びＣ
参照）は、アナログローパスフィルタで遮断する帯域と
、通過させる帯域（図中斜線で示す）との間隔が非常に
狭いので、そのアナログローパスフィルタは、４４．１
ｋＨｚ以下は平坦な周波数特性を持ち、４４．２ｋｌ（
ｚ以上の信号しゃ断書域ではグイナーミックレンジに相
当する例えば９７〜８ｄＢ以上の減衰量を保つものであ
ることが必要である。

尚、ディジタル情報信号は、ディジタルオーディオ信号
に限らず、ディジタルビデオ信号等でも良い。

又、第１図の実施例において、倍数が２倍及び４倍のオ
ーバーサンプリングフィルタを設けて、切換えるように
しても良い。

〔発明の効果〕

上述せる本発明によればディジタル情報信号の記録され
た記録媒体から、そのディジタル情報信号を再生する再
生手段と、記録媒体及び再生手段間の相対速度が■のと
きは倍数がＮ（Ｎは２以上の整数）、相対速度がＶ／Ｍ
　（Ｍは２以上の整数）のときは倍数がＭＮと成るよう
に切換え可能で、再生手段からのディジタル情報信号が
供給されるオーバーサンプリングフィルタと、そのオー
バーサンプリングフィルタの出力側が供給されるＤ／Ａ
変換器と、そのＤ／Ａ変換器からのアナログ情報信号が
供給されるアナログローパスフィルタとを有することに
より、記録媒体及び再生手段間の相対速度変化に応じて
、オーバーサンプリングフィルタの倍数を切換えるのに
も拘わらず、アナログローパスフィルタの周波数特性を
変更する必要がなく、回路構成が簡単と威る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の−・実施例を示すブロック線図、第２
図は２倍速及び通常再生時の周波数スペクトラムを示す
図、第３図は従来例を示すブロック線図、第４図は再生
速度とアナログローパスフィルタの関係を周波数スペク
トラムで示した図である。（２）は光学ピンクアップ、（３）は信号処理回路、（
４）及び（５）はディジタルフィルタ、（６）はＬ／Ｒ
分離回路、（７）及び（８）はＤ／Ａコンバータ、（９
）及び（１０）はアナログローパスフィルタ、（１１）
はオーディオ回路である。代理人松隈秀盛５特開平３１７５７１５　（６）特開平３１７５７１５　（７）

Claims

【特許請求の範囲】ディジタル情報信号の記録された記録媒体から、そのデ
ィジタル情報信号を再生する再生手段と、上記記録媒体
及び上記再生手段間の相対速度がＶのときは倍数がＮ（
Ｎは２以上の整数）、相対速度がＶ／Ｍ（Ｍは２以上の
整数）のときは倍数がＭＮと成るように切換え可能で、
上記再生手段からのディジタル情報信号が供給されるオ
ーバーサンプリングフィルタと、該オーバーサンプリングフィルタの出力が供給されるＤ
／Ａ変換器と、該Ｄ／Ａ変換器からのアナログ情報信号が供給されるア
ナログローパスフィルタとを有することを特徴とするデ
ィジタル情報信号再生装置。