JPH03175248A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH03175248A
JPH03175248A JP24296690A JP24296690A JPH03175248A JP H03175248 A JPH03175248 A JP H03175248A JP 24296690 A JP24296690 A JP 24296690A JP 24296690 A JP24296690 A JP 24296690A JP H03175248 A JPH03175248 A JP H03175248A
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motor
refrigerator
compressor
compressor motor
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Hiroshi Kiyousono
鏡園 弘
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安達 威則
Yoshihiro Ishibashi
義弘 石橋
Yoshiaki Okamoto
義昭 岡本
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は生鮮食品等を冷凍及び/または冷蔵保存する冷
蔵庫に関するものであり、特に、ファンモータと圧縮機
モータの起動・停止時の騒音を低減した低騒音運転の冷
蔵庫に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの秤の冷蔵庫として、例えば、実公昭58−2
2069号公報に掲載の技術を挙げることができる。
第10図は従来の冷蔵beの開扉状態を示す正面図、第
11図は従来の冷蔵庫の電気制御系統を示す電気回路図
である。
第10図において、(1)は冷蔵庫で、前記冷蔵庫(1
)内は区画壁(2)によって」二部に区画された冷凍室
(3)、下部に区画された冷蔵室(4)を有するもので
ある。
第11図において、(5)は区画壁(2)の後方上部に
取付けられ、冷気を強制循環させるファンを駆動するフ
ァンモータである。このファンモータ(5)は圧縮機(
図示せず)と共に冷却システムを構成する冷却器の発生
する冷気を冷凍室(3)及び冷蔵室(4)に強制循環す
るものである。(6)は前記冷凍室(3)の天井に取付
けられた所定の温度によって接点が開閉するサーモスタ
ット、(7)は前記冷却器に流通する冷媒を圧縮して送
出する圧縮機を駆動する圧縮機モータである。
第12図は従来の冷蔵庫のファンモータ及び圧縮機モー
タの騒音を示す特性図である。
図において、Aはファンモータ(5)及び圧縮機(7)
が同時に駆動されて運転音が相乗した全体の音圧レベル
であり、この音圧レベルに騒音は比例する。
次に、上記のように構成された従来の冷蔵庫の動作につ
いて説明する。
冷蔵庫(1)の通常の冷却運転において、冷凍室(3)
内の冷却温度によるサーモスタット(6)の開閉動作に
よって、冷凍室(3)及び冷蔵室(4)に冷気を循環す
るファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)に供給さ
れる電源のオン/オフ制御が行なわれる。前記サーモス
タット(6)のオンによって、ファンモータ(5)及び
圧縮機モータ(7)には同時に電源が供給され、駆動を
開始する。前記圧縮機モータ(7)の駆動によって圧縮
機は冷媒を圧縮して送出し、この冷媒によって冷却器は
冷却され、前記ファンモータ(5)によって冷凍室(3
)及び冷蔵室(4)に冷気が循環され、冷蔵庫(1)内
を冷却する。
なお、上記技術以外にも、特開昭58−22867号公
報、及び実開昭61−124876号公報に冷蔵庫のフ
ァンモータ及び圧縮機モータの起動/停止の制御に関す
る技術が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の冷蔵庫では、サーモスタット(6)
の温度による開閉動作のオン/オフm’JfJIによっ
て、ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)を駆動
させて冷蔵庫内を冷却するものであった。
しかし、前記ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7
)は、サーモスタット(6)によって同時に電源が供給
され、同時に運転を開始していた。
このため、第12図の音圧レベルAに示されるように、
前記ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)の同時
駆動の運転音が相乗されて急激に音圧が変化をする騒音
となり不快感を与えていた。
また、前記ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)
の運転の停止時は、両方の運転音が同時に消滅していた
。このため、−旦、ファンモータ(5)及び圧縮機モー
タ(7)の運転時の音圧レベルに慣れた耳においては、
現在の暗騒音と比較して、改めて、それまでの運転音が
大きかったことに痛感させらた。
そこで、本発明は、冷蔵庫の冷却の起動・停止時の運転
音を低減した低騒音の冷蔵Fトの提供を課題とするもの
である。
[課題を解決するための手段] 請求項1の発明にかかる冷蔵庫は、冷気を冷蔵庫内に強
制循環させるファン(5a)を駆動するファンモータ(
5)と、冷凍サイクルの冷媒を圧縮する圧縮機を駆動す
る圧縮機モータ(7)と、前記冷蔵庫内に取付けられて
冷蔵庫内温度を検出する温度検出部(8)と、これらを
制御する制御部(11)とを具備し、前記温度検出部(
8)の出力に応じて、前記ファンモータ(5)と圧縮機
モータ(7)の各運転の開始及び停止に各々所定の時間
差を設けて起動及び停止を制御するものである。
請求項2の発明にかかる冷蔵庫は、前記ファンモータ(
5)と圧縮機モータ(7)の各運転の開始及び停止の制
御を、起動時には前記ファンモータ(5)の運転を開始
し、所定時間後に、前記圧縮機モータ(7)の運転を開
始し、また、停止時には前記圧縮機モータ(7)の運転
を停止し、所定時間後に、前記ファンモータ(5)の運
転を停止させるものである。
請求項3の発明にかかる冷蔵庫は、前記ファンモータ(
5)と圧縮機モータ(7)の各運転の開始及び停止の制
御を、起動時には前記ファンモータ(5)の運転を開始
するともに回転を漸次増加した後、前記圧縮機モータ(
7)の運転を開始し、また、停止時には前記圧縮機モー
タ(7)の運転を停止した後、前記ファンモータ(5)
の回転を漸次低下して運転停止させるものである。
請求項4の発明にかかる冷蔵庫は、前記ファンモータ(
5)と圧縮機モータ(7)の各運転の開始及び停止の制
御を、起動時には前記ファンモータ(5)の運転を開始
するとともに回転を漸次増加した後、前記圧縮機モータ
(7)の回転を漸次増加して運転開始し、また、停止時
には前記圧縮機モータ(7)の回転を漸次低下して運転
停止した後、前記ファンモータ(5)の回転を漸次低下
して運転停止させるものである。
[作m] 請求項1の発明においては、温度検出部(8)の出力に
応じて、制御部(11)がファンモータ(5)及び圧縮
機モータ(7)の各運転の開始及び停止に各々所定の時
間差を設けて起動及び停止を制御することにより、ファ
ンモータ(5)と圧縮機モータ(7)とが同時に駆動開
始及び停止するのを回避し、ファンモータ(5)と圧縮
機モータ(7)の駆動開始時及び停止時に騒音が重畳す
るのを防止して、騒音の急激な変化を回避できるから、
起動時または停止時にファンモータ(5)及び圧縮機モ
ータ(7)の運転時の騒音の大きさを意識することがな
い。
請求項2の発明においては、起動時にはファンモータ(
5)の運転を開始し、所定時間後に、圧縮機モータ(7
)の運転を開始し、また、停止時には前記圧縮機モータ
(7)の運転を停止し、所定時間後に、前記ファンモー
タ(5)の運転を停止させるものであり、負荷の小さい
ファンモータ(5)から起動し、そして、圧縮機モータ
(7)の運転停止の後にファンモータ(5)を停止させ
るものであるから、騒音の急激な変動を少なくすること
ができる。
請求項3の発明においては、起動時にはファンモータ(
5)の運転を開始するとともに回転を漸次増加した後、
圧縮機モータ(7)の運転を開始し、また、停止時には
前記圧縮機モータ(7)の運転を停止した後、前記ファ
ンモータ(5)の回転を漸次低下して運転停止させるも
のであるから、騒音の急激な変動を非常に少なくするこ
とができ、かつ、負荷の急激な変動を少なくすることが
できる。
請求項4の発明においては、起動時には前記ファンモー
タ(5)の運転を開始するとともに回転を漸次増加した
後、前記圧縮機モータ(7)の回転を漸次増加して運転
開始し、また、停止時には前記圧縮機モータ(7)の回
転を漸次低下して運転停止した後、前記ファンモータ(
5)の回転を漸次低下して運転停止させるものであるか
ら、騒音の急激な変動及び負荷の急激な変動を非常に少
なくすることができる。
[実施例] 以下、本発明の各実施例について説明をする。
〈第一実施例〉 第1図はこの発明の第一実施例である冷蔵庫の制御系統
を示す全体構成図、第2図はこの発明の第一実施例であ
る冷蔵庫の制御回路を示すブロック図である。なお、図
中、従来例と同−符号及び同一記号は、従来例の構成部
分と同一または相当部分を示すものであるから、ここで
は、重複する説明を省略する。
第1図において、(8)は前記冷凍室(3)の天井に設
けたサーミスタで構成した温度検出部である。この温度
検出部(8)は冷凍室(3)の冷却温度を検出するもの
であるが、本発明を実施する場合には、冷蔵庫(1)内
に配設され、通常の運転が維持できるセンサであればよ
い。(9)は商用電源であり、(10)は冷却システム
を構成する冷却器、(11)は前記温度検出部(8)の
出力に応じて、ファン(5a)を駆動するファンモータ
(5)及び圧縮機モータ(7)の駆動の開始或いは停止
を制御する制御部である。
第2図において、(11a)は前記温度検出部(8)の
出力する冷却温度に応じて、前記ファンモータ(5)及
び圧縮機モータ(7)の駆動命令を出力するマイクロコ
ンピュータ、(1l b)は前記温度検出部(8)の出
力を取込んでマイクロコンピュータ(lla)に伝達す
る温度入力回路、(11c)は前記マイクロコンピュー
タ(11a)の駆動命令によってリレー(13)を閉成
し、前記ファンモータ(5)に商用電源(9)を加えて
駆動させるファンモータ用のリレー駆動回路、(11d
)はマイクロコンピュータ(11a)の駆動命令によっ
てリレー(14)を動作して、圧縮機モータ(7)に商
用電源(9)を供給して駆動させる圧縮機モータ用のリ
レー駆動回路である。
第3図はこの発明の第一実施例である冷蔵1iRのファ
ンモータ及び圧縮機モータの騒音を示す特性図である。
図において、Aはファンモータ(5)及び圧縮機(7)
が共に駆動されて運転音が相乗した全体の音圧レベル、
Bはファンモータ(5)の運転による音圧レベルを表す
ものである。
次に、上記のように構成されたこの第一実施例の冷蔵庫
の動作について、第4図に示すフローチャートを用いて
説明する。第4図はこの発明の第一実施例である冷蔵庫
の制御プログラムを示すフローチャートである。
第4図において、ステップS1で温度入力回路(11b
)によって取込まれた温度検出部(8)の検出した冷凍
室(3)内の冷却温度Rtと目標の温度である設定温度
Rとの比較を行なう。この判定において、検出温度Rt
が設定温度Rよりち高いときは、ステップS2でファン
モータ用のリレー駆動回路(11c)に駆動命令が出力
される。
前記リレー駆動回路(11c)は駆動命令に応じてリレ
ー(13)を閉成してファンモータ(5)の運転を開始
する。ステップS2でファンモータ(5)の運転が開始
された後、ステップS3でファンモータ(5)の運転開
始の経過時間である運転時間11をカウントする。そし
て、ステップS4で運転時間tLが所定の設定時間T1
を経過したか否かを判定する。運転時間t1が所定の設
定時間TIを経過していない場合は、ステップS3及び
ステップS4のルーチンを繰返し実行し、カラントを継
続する。前記運転時間tlが所定の所定時間TLを経過
したときは、ステップs5で圧縮機モータ用のリレー駆
動回路(11d)に駆動命令が出力される。前記リレー
駆動回路(11d)は駆動命令に応じてリレー(14)
を開成して圧縮機モータ(7)の運転を開始する。
前記ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)の運転
によって冷却され、冷凍室(3)の冷却温度Rtが設定
温度Rよりも低下すると、ステップS1の条件において
否定となりステップs6に移行して、圧縮機モータ(7
)用のリレー駆動回路(11d)に停止命令が出力され
る。前記リレー駆動回路(11d)は停止命令に応じて
リレー(14)を開成して圧縮機モータ(7)の運転を
停止する。圧縮機モータ(7)の運転を停止した後、ス
テップS7で前記圧縮機モータ(7)の停止後の経過時
間t2のカウントを開始する。そして、ステップS8で
前記圧縮機モータ(7)の停止後の経過時間t2と所定
の設定時間T2とを比較し、前記停止後の経過時間t2
が所定の設定時間T2に達していないときは、ステップ
S7及びステップS8のルーチンを繰返し実行し、ステ
ップS7で経過時間t2のカウントを継続する。前記ス
テップS8で圧縮機モータ(7)の停止後の経過時間t
2が所定の時間T2を越えたときは、条件を満足してス
テップS9に進み、ファンモータ(5)用のリレー駆動
回路(11c)に停止命令が出力される。前記リレー駆
動回路(11c)は停止命令に応じてリレー(13)を
開成してファンモータ(5)の運転を停止する。
このように、この第一実施例の冷蔵庫は、区画壁(2)
によって区画された冷凍室(3)及び冷蔵室(4)に冷
気を送出して強制循環させるファンモータ(5)と、前
記ファンモータ(5)の送出する冷気を発生させる冷却
器(10)に流通する冷媒を圧縮して送出する圧縮機モ
ータ(7)と、前記冷凍室(3)に取付けられて冷蔵庫
(1)内である冷凍室(3)の温度を検出するサーミス
タで構成された温度検出部(8)とを有し、前記温度検
出部(8)の検出する冷凍室(3)の冷却温度Rtが所
定の温度である設定温度Rを越えたとき、ステップS2
でファンモータ用のリレー駆動回路(11c)に駆動命
令を出力させてファンモータ(5)の運転を開始させ、
ステップS3.ステップS4においてカウントさせた所
定の設定時間TL経過後、ステップS5で圧縮機モータ
川のリレー駆動回路(lid)に駆動命令を出力して圧
縮機モータ(7)の運転を開始させ、また、温度検出部
(8)の検出する温度Rtが設定温度Rより低下したと
き、ステップS6において圧縮機モータ(7)の運転を
停止し、ステップS7.ステップS8によって時間t2
をカウントシて、所定の設定時間T2経過後、ステップ
S9においてファンモータ(5)の運転を停止させる駆
動停止命令を出力するマイクロコンピュータ(11a)
を有する制御部(11)を備えている。
したがって、この第一実施例では、冷媒を圧縮する圧縮
機モータ(7)の運転の開始前に、ファンモータ(5)
の運転を開始させておき、所定の時間経過後、圧縮機モ
ータ(7)の運転を開始する。このため、第4図の音圧
レベルA及び音圧レベルBに示されるように、最初ファ
ンモータ(5)の音圧レベルBが発生し、所定の時間後
、圧縮機モータ(7)が運転を始めて音圧レベル変化(
A−B)が発生する。したがって、運転の開始時におい
て、従来のように、ファンモータ(5)と圧縮機モータ
(7)が同時に駆動され、それらの運転音が相乗するこ
とがなく、ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)
の運転が同時に開始されるときに発生する騒音を解消す
ることができる。
即ち、従来では音圧レベルAが始めから発生していたも
のが、この実施例では音圧レベルBと音圧レベル変化(
A−B)とに分散され、音圧レベルが二段階で変化する
から、急激な騒音の変化が生じない。また、運転停止時
は、最初に圧縮機モータ(7)の運転を停止した後、フ
ァンモータ(5)の運転を停止させるため、運転時の騒
音は段階的に消滅する。
故に、前記ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)
の運転音の急激な変化を感することのない穏やかな低騒
音の運転を行なうことができ、人が極端な騒音の変化を
認識し難い状態となる。
即ち、上記第一実施例の冷蔵庫は、冷気を冷蔵庫内に強
制循環させるファン(5a)を駆動するファンモータ(
5)と、冷凍サイクルの冷媒を圧縮する圧縮機を駆動す
る圧縮機モータ(7)と、前記冷蔵庫(1)内に取付け
られて冷蔵庫内温度を検出する温度検出部(8)と、こ
れらの制御部(11)とを備えており、前記制御部(1
1)で、前記温度検出部(8)の出力に応じて、起動時
には前記ファンモータ(5)の運転を開始し、所定時間
後に、前記圧縮機モータ(7)の運転を開始し、また、
停止時には前記圧縮機モータ(7)の運転を停止し、所
定時間後に、前記ファンモータ(5)の運転を停止させ
るべく制御するものであるから、ファンモータ(5)と
圧縮機モータ(7)の起動1時及び停止時に両者が同時
起動されることがない。故に、暗騒音と運転音の急激な
騒音較差の変化を感じない見掛上低騒音の運転を行なう
ことができる。
〈第二実施例〉 第5図はこの発明の第二実施例である冷蔵庫の制御系統
を示す全体構成図、第6図はこの発明の第二実施例であ
る冷蔵庫の制御回路を示すブロック図である。なお、図
中、従来例及び第一実施例と同−符号及び同一記号は、
従来例及び第一実施例の構成部分と同一または相当部分
を示すものであるから、ここでは、重複する説明を省略
する。
第5図において、(11)は温度検出部(8)の出力に
応じてファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)の駆
動を制御する制御部である。
第7図において、(11a)はファンモータ(5)及び
圧縮機モータ(7)の駆動命令及び駆動停止命令を出力
するマイクロコンピュータ、(llb)は温度検出部(
8)の出力を人力して温度信号を出力する温度入力回路
、(11e)は前記マイクロコンピュータ(11a)の
出力する駆動命令に応じて、ファンモータ(5)を駆動
するファンモータ駆動回路である。このファンモータ駆
動回路(11e)はファンモータ(5)に可変電圧周波
数の電源を供給し、マイクロコンピュータ(11a)の
駆動命令に応じて供給する電源の電圧周波数を可変し、
前記ファンモータ(5)の回転数を可変するものである
。(11f)は前記マイクロコンピュータ(lla)の
駆動命令に応じて、圧縮機モータ(7)に駆動用の電源
を供給する圧縮機モータ駆動回路であり、(l1g)は
電源回路である。
第7図はこの発明の第二実施例である冷蔵庫のファンモ
ータ及び圧縮機モータの騒音を示す特性図である。
図において、Aはファンモータ(5)を駆動した後に、
圧縮機モータ(7)を駆動した時に相乗されて発生する
音圧レベル、Bは前記ファンモータ(5)の駆動によっ
て発生する音圧レベル、Cは前記圧縮機モータ(7)の
駆動開始時に発生する音圧レベル増加である。
次に、上記のように構成されたこの第二実施例の冷蔵庫
の動作について説明する。
冷蔵庫(1)の通常の冷却運転が行なわれているとき、
冷凍室(3)に設けられた温度検出部(8)により前記
冷凍室(3)内の冷却温度が検出される。前記温度検出
部(8)の検出した冷却温度は制御部(11)の温度入
力回路(1l b)に人力されてマイクロコンピュータ
(11a)に取込まれる。前記マイクロコンピュータ(
11a)は取込んだ冷却温度と予め設定されている設定
温度とを比較し、設定温度に対して冷却温度が高ければ
、ファンモータ(5)の回転数を徐々に設定値まで−L
昇させ、その後、圧縮機モータ(7)を駆動させる駆動
命令を、ファンモータ駆動回路(11e)及び圧縮機モ
ータ駆動回路(11,f)に出力する。前記ファンモー
タ駆動回路(11e)は前記マイクロコンピュータ(1
1a)の駆動命令に応じて、ファンモータ(5)に低電
圧周波数の電源を供給して駆動を開始(起動)させた後
、電圧周波数を所定の傾きで増加させて電源を供給し、
回転数を次第に増加させる。これにより、前記ファンモ
ータ(5)は低回転で駆動を開始した後、徐々にその回
転を増加して定格運転を行なう。
その後、圧縮機モータ(7)は駆動を開始(起動)する
ものである。
前記ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)の運転
によって冷凍室(3)及び冷蔵室(4)が冷却されて、
温度検出部(8)の検出する冷却温度が設定温度に比較
して低下すると、即ち、冷凍室(3)内が設定温度以下
に冷却されると、前記マイクロコンピュータ(11a)
は、まず、圧縮機モータ(7)の運転を停止し、その後
、ファンモータ(5)の回転数を設定値からゼロまで徐
々に減少させて停止させる駆動停止命令を出力する。
前記マイクロコンピュータ(11a)の駆動停止命令に
応じて圧縮機モータ駆動回路(11f)は圧縮機モータ
(7)の電源の供給を停止し、その後、ファンモータ駆
動回路(11e)はファンモータ(5)に供給している
電源の可変電圧周波数を所定の傾きで低下させた後、こ
の電源の供給を停止する。これにより、圧縮機モータ(
7)は運転を停止し、その後、ファンモータ(5)は回
転を徐々に低下させて運転を停止する。
このように、この第二実施例の冷蔵庫は、区画壁(2)
によって区画された冷凍室(3)及び冷蔵室(4)に冷
却器(10)の発生する冷気を送出して強制循環させて
冷却するファン(5a)を駆動するファンモータ(5)
と、前記冷却器(10)を冷却する冷媒を圧縮して送出
する圧縮機を駆動する圧縮機モータ(7)と、前記冷凍
室(3)に取付けられて冷蔵庫(1)内である冷凍室(
3)の温度を検出するサーミスタで構成された温度検出
部(8)とを有し、前記温度検出部(8)の出力する冷
却温度を取込んで、ファンモータ駆動回路(11e)の
ファンモータ(5)に供給する電源の電圧周波数を徐々
に増加させ、前記ファンモータ(5)の回転を徐々に増
加させて起動した後、圧縮機モータ駆動回路(11f)
に圧縮機モータ(7)の駆動を開始させる駆動命令を出
力し、また、前記温度入力回路(1l b)の人力した
冷却温度に応じて、圧縮機モータ駆動回路(11f)の
電源の出力を停止させて圧縮機モータ(7)の駆動を停
止させた後、前記ファンモータ駆動回路(11e)の出
力する電源の電圧周波数を徐々に低下させた後、電源の
供給を停止させる駆動停止命令を出力し、ファンモータ
(5)の回転を徐々に低下させて運転を停止させるマイ
クロコンピュータ(11a)を有する制御部(11)か
らなるものである。
したがって、この第二実施例では、起動時にはファンモ
ータ(5)の回転を低速で開始して徐々に増加させて通
常運転とすると共に、停止時には徐々に回転を低下させ
て運転を停止する。このため、第7図に示すように、圧
縮機モータ(7)の起動時における音圧レベル増加Cは
、ファンモータ(5)と圧縮機モータ(7)の相乗され
た音圧レベルAに比べてその比率が小さく、しかも、時
間的な間隔を隔てて発生するものである。したがって、
運転の開始音が同時に発生して相乗することがない。こ
のため、急激な運転音の変化による不快感を感じること
のない、見掛上の低騒音の運転を行なうことができる。
即ち、上記第二実施例の冷蔵庫は、冷気を冷蔵庫内に強
制循環させるファン(5a)を駆動するファンモータ(
5)と、冷凍サイクルの冷媒を圧縮する圧縮機を駆動す
る圧縮機モータ(7)と、前記冷蔵庫(1)内に取付け
られて冷蔵庫内温度を検出する温度検出部(8)と1.
前記温度検出部(8)の出力に応じて、起動時には前記
ファンモータ(5)の運転を開始するとともに回転を漸
次増加した後、前記圧縮機モータ(7)の運転を開始し
、また、停止時には前記圧縮機モータ(7)の運転を停
止した後、前記ファンモータ(5)の回転を漸次低下し
て運転停止させるべく制御する制御部(11)とを備え
、圧縮機モータ(7)の駆動開始前にファンモータ(5
)の回転数を徐々に増加させて運転を開始させ、また、
圧縮機モータ(7)の停止後にファンモータ(5)を停
止させる。このため、ファンモータ(5)及び圧縮機モ
ータ(7)の起動及び停止時に急激に発生する運転音の
変化による騒音を、上記第一実施例の冷蔵庫よりも、更
に低減することができる。したがって、不快感を感する
ことのない見掛上の低騒音の運転を行なうことができる
〈第三実施例〉 第8図はこの発明の第三実施例である冷蔵庫の制御回路
を示すブロック図である。なお、図中、従来例及び第−
実施例及び第二実施例と同−符号及び同一記号は、従来
例及び第−実施例及び第二実施例の構成部分と同一また
は相当部分を示すものであるから、ここでは、重複する
説明を省略する。
第8図において、(15)は冷凍室(3)のドア開放を
検出するドアスイッチである。(11)はファンモータ
(5)及び圧縮機モータ(7)の駆動を制御する制御部
であり、(11a)は温度検出部(8)の検出する温度
に対応してファンモータ(5)或いは圧縮機モータ(7
)の駆動命令を出力するマイクロコンピュータ、(ll
b)は前記温度検出部(8)の出力を取込んでマイクロ
コンピュータ(11a)に伝達する温度入力回路、(1
1e)は前記マイクロコンピュータ(11a)の駆動命
令に応じて可変電圧周波数の電源をファンモータ(5)
に供給しインバータ制御するファンモータ駆動回路、(
l1g)は電源回路、(11h)は前記マイクロコンピ
ュータ(11a)の駆動命令によって、圧縮機モータ(
7)に可変電圧周波数の電源を供給し、インバータ制御
する圧縮機モータ・インバータ回路、(lit)は前記
ドアスイッチ(15)の閉成によって冷凍室(3)のド
アの開放を検出するドア開検出回路である。
第9図はこの発明の第三実施例である冷蔵庫のファンモ
ータ及び圧縮機モータの騒音を示す特性図である。
第9図において、Bはファンモータ(5)の駆動によっ
て発生・する音圧レベル、Dは圧縮機モータ(7)の駆
動によって発生する音圧レベルを表すものである。
次に、上記のように構成されたこの第三実施例の冷蔵庫
の動作について説明をする。
冷蔵庫(1)の通常の冷却運転が行なわれているとき、
温度検出部(8)によって検出された冷凍室(3)内の
冷却温度は、温度入力回路(11b)を介してマイクロ
コンピュータ(11a)に入力される。前記マイクロコ
ンピュータ(11a)は入力された冷却温度と予め設定
された設定温度とを比較する。そして、この比較におい
て設定温度に対して冷却温度が高いとき、即ち、冷凍室
(3)の冷却が不十分であるとき、ファンモータ駆動回
路(11e)及び圧縮機モータ・インバータ回路(11
h)に、ファンモータ(5)の回転数を徐々に設定値ま
で上昇させ、所定時間だけ遅れて、圧縮機モータ(7)
のモータの回転数を徐々に設定値まで上げる駆動命令を
出力する。
前記ファンモータ駆動回路(11e)は駆動命令に応じ
て、最初低い値の可変電圧周波数の電源をファンモータ
(5)に出力し、その後、周波数を所定の傾きで増加さ
せる。これにより、前記ファンモータ(5)は低回転で
起動し、その後、所定の傾きで回転を増加して所定の回
転数に到達する。
また、前記圧縮機モータ・インバータ回路(11h)は
、始め低い可変電圧周波数の電源を圧縮機モータ(7)
に出力し、その後、電源の電圧及び/または周波数を所
定の傾きで増加させる。これにより、前記圧縮機モータ
(7)は低速度で起動した後、所定の傾きで回転を増加
させて運転する。
前記ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)の駆動
によって冷凍室(3)及び冷蔵室(4)が冷却され、温
度検出部(8)の検出する冷凍室(3)の冷却温度が設
定温度に対して低くなると、前記マイクロコンピュータ
(11a)は、圧縮機モータ(7)の回転数を徐々に低
下させてゼロとし、次に、所定の時間だけ遅れて、ファ
ンモータ(5)の回転数を徐々に低下させてゼロとする
駆動停止命令を、圧縮機モータ・インバータ回路(ll
h)及びファンモータ駆動回路(11e)に出力する。
前記圧縮機モータ・インバータ回路(Ilh)は駆動停
止命令に応じて、圧縮機モータ(7)に出力する電圧及
び/または周波数を所定の傾きで徐々に低下させた後、
その供給を停止する。これにより、前記圧縮機モータ(
7)は駆動速度を徐々に低下して停止する。
また、前記ファンモータ駆動回路(11e)はファンモ
ータ(5)に供給する電源の電圧及び/または周波数を
所定の傾きで徐々に低下させた後、電源の供給を停止す
る。これによって、前記ファンモータ(5)は回転を徐
々に低下して停止する。
したがって、この第三実施例の冷蔵庫の制御部(11)
は、ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)を所定
の時間間隔を有して別々に起動する。このため、前記フ
ァンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)が同時起動す
ることによる起動運転音を相乗させることがない。した
がって、第9図に示すように、ファンモータ(5)の起
動・停止による音圧レベルの変化B及び圧縮機モータ(
7)の起動・停止による音圧レベルの変化りが、ファン
モータ(5)及び圧縮機モータ(7)の同時の起動・停
止による従来の音圧レベルの急激な変化Aよりも小さく
なる。このため、時間の変化に対する騒音の増加率が緩
やかになり、前記ファンモータ(5)及び圧縮機モータ
(7)の駆動開始時の極端な騒音の増加は防止できる。
また、前記圧縮機モータ(7)及びファンモータ(5)
は、低速回転で運転を開始した後、徐々に増速しで通常
の速度の運転になる。したがって、第9図に示すように
、ファンモータ(5)の駆動開始から圧縮機モータ(7
)の通常運転まで穏やかな傾きで音圧レベルB及び音圧
レベルDが上昇する。このため、前記ファンモータ(5
)及び圧縮機モータ(7)の起動運転音に対する不快感
を感じさせない低騒音の運転を行なうことができる。
即ち、上記第三実施例の冷蔵庫は、冷気を冷蔵庫内に強
制循環させるファン(5a)を駆動するファンモータ(
5)と、冷凍サイクルの冷媒を圧縮する圧縮機を駆動す
る圧縮機モータ(7)と、前記冷蔵庫(1)内に取付け
られて庫内温度を検出する温度検出部(8)と、これら
を制御する制御部(11)とを備え、制御部(11)で
、前記温度検出部(8)の出力に応じて、起動時には前
記ファンモータ(5)の運転を開始するとともに回転を
漸次増加した後、圧縮機モータ(7)の回転を漸次増加
して運転開始し、また、停止時には前記圧縮機モータ(
7)の回転を漸次低下して運転停止した後、前記ファン
モータ(5)の回転を漸次低下して運転停止させるべく
制御するものであるから、上記第二実施例の冷蔵庫より
も、更に、ファンモータ(5)と圧縮機モータ(7)の
起動時及び停止時に暗騒音と運転音の急激な騒音較差の
変化を感じない低騒音の運転を行なうことができる。
なお、上記の第三実施例では、ファンモータ(5)の起
動に対して圧縮機モータ(7)の起動の開始を遅延し、
圧縮機モータ(7)の停止に対してファンモータ(5)
の停止を遅延させたものとしたが、本発明を実施する場
合には特にこれに限定されるものではなく、本実施例と
同様の機能を有して、所定の時間間隔で駆動開始或いは
停止するものであれば良く、好ましくは、ファンモータ
(5)の回転が定格回転に近づいたとき、圧縮機モータ
(7)を起動し、増速し、また、圧縮機モータ(7)が
停止または停止直前にファンモータ(5)の減速を開始
するのが望ましい。
また、上記の第三実施例では、冷蔵庫(1)内に取付け
られて冷蔵庫(1)内温度を検出する温度検出部(8)
の出力に応じて、前記ファンモータ(5)及び圧縮機モ
ータ(7)の起動及び停止を制御するものについて説明
をしたが、冷蔵庫(1)の扉開閉回数と連動させて、ド
アスイッチ(15)のドア開検出回路(lli)の出力
に応じて、前記ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(
7)の起動及び停止を制御しても構わない。
上記のように、この発明の各実施例の冷蔵庫は、冷気を
冷蔵庫内に強制循環させるファン(5a)を駆動するフ
ァンモータ(5)と、冷凍サイクルの冷媒を圧縮する圧
縮機を駆動する圧縮機モータ(7)と、前記冷蔵庫(1
)内に取付けられて冷蔵庫(1)内温度を検出する温度
検出部(8)と、前記温度検出部(8)の出力に応じて
、前記ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7)の各
運転の開始及び停止に各々所定の時間差を設けて起動及
び停止を制御する制御部(11)とを備えている。そし
て、ファンモータ(5)と圧縮機モータ(7)とが同時
に駆動開始するのを回避し、ファンモータ(5)と圧縮
機モータ(7)の駆動開始時に騒音が重畳するのを防止
し、騒音の急激な変化を回避できるから、ファンモータ
(5)及び圧縮機モータ(7)の起動時または停止時に
運転時の騒音の大きさを意識することがない。従って、
従来の冷蔵庫に比べてファンモータ(5)と圧縮機モー
タ(7)の起動時及び停止時に暗騒音と運転音の急激な
騒音較差の変化を感じない低騒音の運転を行なうことが
でき、冷蔵庫の冷却の起動・停止時の運転音を低減した
低騒音の冷蔵ハにとなる。
ところで、上記各実施例では、起動時にはファンモータ
(5)から、停止時には圧縮機モータ(7)から制御を
する場合について説明したが、起動・停止時のどちらの
場合でも、ファンモータ(5)或いは圧縮機モータ(7
)のいずれから制御を行なってもよい。要は、起動時及
び停止時に、ファンモータ(5)及び圧縮機モータ(7
)が同時に起動・停止せず、ファンモータ(5)と圧縮
機モータ(7)の起動時及び停止時に暗騒音と運転音の
急激な騒音較差の変化を感じない低騒音の運転が実現で
きればよい。
[発明の効果] 以−に説明したとおり、請求項1の発明の冷蔵fit(
は、ファンモータと、圧縮機モータと、温度検出部と、
制御部とを備え、前記温度検出部の出力に応じて、前記
ファンモータ及び圧縮機モータの各運転の開始及び停止
に各々所定の時間差を設けて起動及び停止を制御するも
のであり、ファンモータと圧縮機モータが同時に駆動開
始及び停止するのを回避し、ファンモータと圧縮機モー
タの駆動開始時及び停止時にファンモータと圧縮機モー
タの騒音が重畳して急激な騒音変化が生ずるのを回避で
きるから、ファンモータ及び圧縮機モータの起動時また
は停止時に運転時の騒音の大きさを意識することがなく
、冷蔵庫の冷却の起動・停止時の急激な騒音較差の変化
を感じさせない低騒音の冷蔵庫となる。
請求項2の発明の冷蔵庫は、起動時にはファンモータの
運転を開始し、所定時間後に、圧縮機モータの運転を開
始し、また、停止時には前記圧縮機モータの運転を停止
し、所定時間後に、前記ファンモータの運転を停止させ
るものであり、負荷の小さいファンモータから起動し、
そして、圧縮機モータの運転停止の後にファンモータを
停止させるものであるから、ファンモータと圧縮機モー
タの騒音の発生を時分割とし、その騒音の急激な変動を
少なくすることができ、人の騒音に対する感覚を緩衝す
ることができる。
請求項3の発明の冷蔵庫は、起動時にはファンモータの
運転を開始するとともに回転を漸次増加した後、圧縮機
モータの運転を開始し、また、停止時には前記圧縮機モ
ータの運転を停止した後、前記ファンモータの回転を漸
次低下して運転停止させるものであるから、騒音の急激
な変動を非常に少なくすることができ、かつ、負荷の急
激な変動を少なくすることができる。したがって、ファ
ンモータと圧縮機モータの騒音の発生を時分割、かつ、
暗騒音との変化を徐々に変化させ、人の騒音に対する感
覚を緩衝することができる。また、ラッシュカーレント
の発生を小さく抑制できる。
請求項4の発明の冷蔵庫は、起動時には前記ファンモー
タの運転を開始するとともに回転を漸次増加した後、前
記圧縮機モータの回転を漸次増加して運転開始し、また
、停止時には前記圧縮機モータの回転を漸次低下して運
転停止した後、前記ファンモータの回転を漸次低下して
運転停止させるものであるから、騒音の急激な変動及び
負荷の急激な変動を非常に少なくすることができる。し
たがって、ファンモータと圧縮機モータの騒音の発生を
時分割、かつ、暗騒音から100%負荷に至るまで徐々
に出力を変化させるものであるから、人の騒音に対する
感覚を緩衝することができる。
また、ラッシュカーレントの発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第一実施例である冷蔵庫の制御系統
を示す全体構成図、第2図はこの発明の第一実施例であ
る冷蔵庫の制御回路を示すブロック図、第3図はこの発
明の第一実施例である冷蔵庫のファンモータ及び圧縮機
モータの騒音を示す特性図、第4図はこの発明の第一実
施例である冷蔵庫の制御プログラムを示すフローチャー
ト、第5図はこの発明の第二実施例である冷蔵hトの制
御系統を示す全体構成図、第6図はこの発明の第二実施
例である冷蔵庫の制御回路を示すブロック図、第7図は
この発明の第二実施例である冷蔵庫のファンモータ及び
圧縮機モータの騒音を示す特性図、第8図はこの発明の
第三実施例である冷蔵庫の制御回路を示すブロック図、
第9図はこの発明の第三実施例である冷蔵庫のファンモ
ータ及び圧縮機モータの騒音を示す特性図、第10図は
従来の冷蔵庫の開扉状態を示す正面図、第11図は従来
の冷蔵庫の電気制御系統を示す電気回路図、第12図は
従来の冷蔵庫のファンモータ及び圧縮機モータの騒音を
示す特性図である。 図において、 1:冷蔵庫 5:ファンモータ 7:圧縮機モータ 8:温度検出部 11:制御部 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)冷気を冷蔵庫内に強制循環させるファンを駆動す
    るファンモータと、 冷凍サイクルの冷媒を圧縮する圧縮機を駆動する圧縮機
    モータと、 前記冷蔵庫内に取付けられて冷蔵庫内温度を検出する温
    度検出部と、 前記温度検出部の出力に応じて、前記ファンモータと圧
    縮機モータの各運転の開始及び停止に各々所定の時間差
    を設けて起動及び停止を制御する制御部と を具備することを特徴とする冷蔵庫。
  2. (2)冷気を冷蔵庫内に強制循環させるファンを駆動す
    るファンモータと、 冷凍サイクルの冷媒を圧縮する圧縮機を駆動する圧縮機
    モータと、 前記冷蔵庫内に取付けられて冷蔵庫内温度を検出する温
    度検出部と、 前記温度検出部の出力に応じて、起動時には前記ファン
    モータの運転を開始し、所定時間後に、前記圧縮機モー
    タの運転を開始し、また、停止時には前記圧縮機モータ
    の運転を停止し、所定時間後に、前記ファンモータの運
    転を停止させるべく制御する制御部と を具備することを特徴とする冷蔵庫。
  3. (3)冷気を冷蔵庫内に強制循環させるファンを駆動す
    るファンモータと、 冷凍サイクルの冷媒を圧縮する圧縮機を駆動する圧縮機
    モータと、 前記冷蔵庫内に取付けられて冷蔵庫内温度を検出する温
    度検出部と、 前記温度検出部の出力に応じて、起動時には前記ファン
    モータの運転を開始するとともに回転を漸次増加した後
    、前記圧縮機モータの運転を開始し、また、停止時には
    前記圧縮機モータの運転を停止した後、前記ファンモー
    タの回転を漸次低下して運転停止させるべく制御する制
    御部と を具備することを特徴とする冷蔵庫。
  4. (4)冷気を冷蔵庫内に強制循環させるファンを駆動す
    るファンモータと、 冷凍サイクルの冷媒を圧縮する圧縮機を駆動する圧縮機
    モータと、 前記冷蔵庫内に取付けられて庫内温度を検出する温度検
    出部と、 前記温度検出部の出力に応じて、起動時には前記ファン
    モータの運転を開始するとともに回転を漸次増加した後
    、前記圧縮機モータの回転を漸次増加して運転開始し、
    また、停止時には前記圧縮機モータの回転を漸次低下し
    て運転停止した後、前記ファンモータの回転を漸次低下
    して運転停止させるべく制御する制御部と を具備することを特徴とする冷蔵庫。
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