JP2869249B2 - 電気冷蔵庫 - Google Patents

電気冷蔵庫

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JP2869249B2
JP2869249B2 JP4104336A JP10433692A JP2869249B2 JP 2869249 B2 JP2869249 B2 JP 2869249B2 JP 4104336 A JP4104336 A JP 4104336A JP 10433692 A JP10433692 A JP 10433692A JP 2869249 B2 JP2869249 B2 JP 2869249B2
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Japan
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compressor
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refrigerator
time
bedtime
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和明 弘松
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気冷蔵庫に関するも
ので、特に就寝時に圧縮機を任意に、且つ自動的に停止
させることができる電気冷蔵庫を得ることを目的とする
ものである。
【0002】
【従来の技術】図1は従来技術及び本発明の電気冷蔵庫
に係る電気冷蔵庫の縦断面図である。従来の電気冷蔵庫
1は、図1に示すように上部に冷凍室2、下部に冷蔵室
3を備え、上記冷蔵庫1の背面下部には冷媒循環用の圧
縮機4が搭載されている。そして、冷凍室2の奥部には
隔壁5を介して蒸発器6が設置され、前記隔壁5を貫通
して取着された冷気循環用のフン7を回転させること
により、蒸発器6内の冷媒と上記冷蔵庫1内の空気とを
熱交換し、冷気循環通路を通して庫内を循環させてい
る。冷凍室2の温度は、冷凍室2に備えられた温度検出
手段17例えば、ガス膨張式サーモスタトにより温度
を検出し、所定の温度になるように圧縮機4およびフ
ン7からなる冷却手段の断続通電制御が行われていた。
一方、冷蔵室3は、冷蔵室3に設けられた温度検出手段
16及び冷気制御用のダンパー8を開閉制御して、設定
温度になるように冷気の流入量をコントロールしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気冷蔵庫は、冷凍室や冷蔵室の温度が所定の温度にな
ることだけを目標に圧縮機、ダンパーおよびファンの制
御を行っていた。そのため、就寝時に圧縮機が運転され
ているとその音が気になって眠りにつきにくいという問
題があた。本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、任意の就寝時刻になると圧縮
機の運転を自動的に所定時間停止することができるとと
もに、蓄冷剤等を必要とせず、且つ任意の就寝時刻前の
短時間で圧縮機の運転停止期間中に必要な総冷蔵能力を
確実に確保できる電気冷蔵庫の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明は、貯蔵室と、冷媒循環用の圧縮機と、該圧縮
機の運転により導かれた冷媒と前記貯蔵室内の空気とを
熱交換して該貯蔵室内の空気を冷却する蒸発器と、前記
圧縮機の運転を停止する任意の就寝時刻を設定する運転
停止設定手段と、前記圧縮機の運転および停止を制御し
て前記貯蔵室を予め設定された所定の温度に制御する
御部を備えた電気冷蔵庫において、前記制御部は、前記
任意の就寝時刻前に、前記貯蔵室の温度が前記圧縮機の
運転停止期間中に前記所定の温度を維持するために、前
記所定の温度より低くなるまで前記圧縮機の運転を制御
すると共に、前記任意の就寝時刻から眠りにつくまでの
所定時間、前記圧縮機の運転を停止することを特徴とす
る。 また、前記任意の就寝時刻から眠りにつくまでの所
定時間を、1時間程度とすることを特徴とする。
【0005】
【作用】使用者が運転停止設定手段により、自分あるい
は乳児等が就寝する時刻を設定すると、前記制御部は、
設定された任意の就寝時刻前に、貯蔵室の温度が前記所
定の温度より低くなるまで前記圧縮機を連続運転させ
る。その後、設定された任意の就寝時刻から使用者や乳
児等が眠りにつくまでの所定時間、圧縮機の運転を停止
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明の電気冷蔵庫の一実施例に係る
電気冷蔵庫の縦断面図、図2は同じく正面図である。図
1において、1は冷蔵庫、2は冷凍室、3は冷蔵室、4
は冷媒循環用の圧縮機であり、冷凍室2の奥部には隔壁
5を介して蒸発器6が設置され、前記隔壁5を貫通して
取着された冷気循環用のフン7を回転させることによ
り、蒸発器6内の冷媒と上記冷蔵庫1内の空気とを熱交
換し、冷気循環通路を通して冷気を庫内に循環させてい
る。図中の実線矢印は冷気の流れを示しており、蒸発器
6で冷却された冷気は、フン7によりフンルーバー
9の開口部を通って強制的に冷凍室2内に送られる。そ
して、冷凍室2の開口部近傍底部に設けられた冷気吸込
口10に吸い込まれ、冷凍室2と冷蔵室3とを仕切るた
めの仕切壁内の通風路11を通って蒸発器室12に戻
り、再び蒸発器6と熱交換して冷却される。
【0007】一方、蒸発器室12の冷気の一部は、蒸発
器室12背面の冷気吐出口13から冷凍室2及び冷蔵室
3背面の断熱材内に形成された冷気ダクト14を通っ
て、冷蔵室3背面に設けられた冷気入口15から冷蔵室
3に吐出される。このとき、冷蔵室3の冷気入口15に
は電動式のダンパー8が設けられ、冷蔵室内に設置され
たサーミスタ等の電気式の温度検出手段16からの信号
に基づき上記制御部(図示せず)が上記ダンパー8のモ
ータを駆動させてダンパー板8aを開閉して所定の温度
になるように冷気量を調整する。冷凍室2には、電気式
の温度検出手段17例えば、サーミスタが設けられてい
る。そして、図2に示すように冷凍室用の扉18には、
冷凍室2及び冷蔵室3の温度設定を行うための庫内温度
設定手段19、運転停止設定手段20及び設定された温
度及び時刻のA/D変換を行うA/D変換手段21等か
らなる制御装置が設けられている。
【0008】図3は本発明の電気冷蔵庫の一実施例を示
すブロク図であり、上記庫内温度設定手段19により
設定された設定温度に関する信号や運転停止設定手段2
0により設定された停止時刻に関する信号は、A/D変
換手段21によりA/D変換され、A/D変換された設
定温度や停止時刻のデータは、汎用のワンチプマイク
ロコンピータ(以下マイコンと言う)22により読み
取られる。また、上記マイコン22は内部にあらかじめ
設定しておいた演算処理内容を記憶しておくためのプロ
グラムROM、読み取った温度データや停止時刻等を記
憶するためのデータRAM及びALUを有し、基準クロ
ク発振回路により駆動される。さらに、冷気循環用の
ン7を回転させるフンモータ23及び圧縮機4
は、ON−OFF制御用リレー24を介して交流電源に
直列に接続されている。そして、冷蔵室3への冷気の流
入量を調整するためのダンパー8は、上記マイコン22
からの出力信号により開閉制御されている。
【0009】図4は本発明の電気冷蔵庫の一実施例を示
すフローチート、図5は本発明の電気冷蔵庫の一実施
例に係る圧縮機の運転状態と庫内温度の関係図である。
上記図4及び図5に従って制御方法について説明する。
図4において、上記マイコン22には、運転停止設定手
段20により設定された時刻T0例えば、午後10時が
記憶されており、また、あらかじめ一定時間t0例えば
1時間と、別の一定時間t1例えば1時間の2つが記憶
されている。そして、マイコン22にはタイマ手段であ
る時計が内蔵されており、現在時刻Tと上記設定時刻T
0とを比較し、それにより各種の制御を行う。
【0010】ステプS1において、マイコン22が内
蔵する時計により現在時刻Tを調べる。そして、ステ
プS2において、○T0−t0≦T≦T0−t1(例えば午
後9時〜午後11時)か否か、即ち、調べた現在時刻T
が上記設定時刻T0から一定時間t0を引いた時刻と、上
記設定時刻T0に別の一定時間t1を加えた時刻との間に
あるか否かの時刻判定を行う。NOであればステプS
3に進み、ステプS3において、冷凍室2の平均温度
が設定温度TF1となるようにマイコン22よりフンモ
ータ23及び圧縮機4用のON−OFF制御用リレー2
4への通電制御を行うと共に、冷蔵室3の温度が設定温
度TR1となるように、マイコン22より電動ダンパー8
への通電制御を行ってステプS1に戻る。
【0011】そして、ステプS2において、 ○T0−t0≦T≦T0−t1(例えば午後9時〜午後11
時)の時間内、即ちYESであればステプS4に進
み、ステプS4において、更に、 ○T0−t0≦T<T0(例えば午後9時〜午後10時未
満)か否か、即ち上記ステプS1において調べた現在
時刻Tが上記設定時刻T0から一定時刻t0を引いた時刻
と、上記設定時刻T0との間にあるか否かの時刻判定を
行う。そして、ステプS4において、 ○T0≦T≦T0+t1(例えば午後10時〜午後11
時)の時間内、即ちNOであればステップ5に進み、ス
テップ5において、ファンモータ23及び圧縮機4へ通
電が連続OFFとなるように制御され、ステプS1に
戻る。フン7が止まるため冷蔵室3の温度は徐々に上
昇する。
【0012】そして、ステプS4において、 ○T0−t0≦T<T0(例えば午後9時〜午後10時未
満)の時間内、即ちYESであればステプS6に進
み、ステプS6において、フンモータ23及び圧縮
機4が連続ONとなるように制御し、冷蔵室3の平均温
度TR2が設定温度TR1より低くなるように、マイコン2
2より電動ダンパー8の通電制御がなされ、ステプS
1に戻る。以上のように制御することにより、任意の上
記設定時刻T0より一定時間t1(例えば午後10時〜午
後11時)の間、冷蔵庫の騒音源である圧縮機4及びフ
ン7の運転を自動的に停止するようになっている。
【0013】上記図5において、冷凍室2の温度TF1
設定上限温度になると圧縮機4がONし、設定下限温度
になると圧縮機4がOFFし、冷蔵庫3の温度も冷凍室
2の温度の影響を受けて、冷凍室の温度と略平行して変
化しているが、冷蔵室の温度はダンパーによって冷気量
を調整して設定温度内になるようになっている。そし
て、任意の上記設定時刻T0に圧縮機4の運転を停止し
ても一定時間t1は庫内温度が設定温度を上回らないよ
うに、特に冷蔵室3の温度は通常の下限温度TR1より一
段低い温度TR2で圧縮機4が停止するように、運転停止
設定時刻T0と、その時刻T0より一定時間t0前との間
(T0−t0≦T<T0)は、圧縮機4及びフン7は連
続運転する。一方、上記設定時刻T0と、その時刻T0
り別の一定時間t1後との間(T0≦T≦T0−t1)は、
圧縮機4及びフン7の運転は連続停止する。
【0014】
【発明の効果】本発明の電気冷蔵庫は以上のように構成
されたものであるので、任意の就寝時刻から眠りにつく
までの所定時間、圧縮機の運転が自動的に停止し、耳障
りな騒音がなくなり、スムーズに眠りにつくことがで
き、さらに、眠りに就いた後に圧縮機の運転を不必要に
停止することがなくなり、就寝後に冷蔵能力を低下させ
ることもない
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術及び本発明の電気冷蔵庫の一実施例に
係る電気冷蔵庫の縦断面図である。
【図2】本発明の電気冷蔵庫の一実施例に係る電気冷蔵
庫の正面図である。
【図3】本発明の電気冷蔵庫の一実施例を示すブロ
図である。
【図4】本発明の電気冷蔵庫の一実施例を示すフローチ
ートである。
【図5】本発明の電気冷蔵庫の一実施例に係る圧縮機の
運転状態と庫内温度の関係図である。
【符号の説明】
1 電気冷蔵庫 2 冷凍室 3 冷蔵室 4 圧縮機 7 フン 8 ダンパー 20 運転停止設定手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室と、冷媒循環用の圧縮機と、該圧
    縮機の運転により導かれた冷媒と前記貯蔵室内の空気と
    を熱交換して該貯蔵室内の空気を冷却する蒸発器と、前
    記圧縮機の運転を停止する任意の就寝時刻を設定する運
    転停止設定手段と、前記圧縮機の運転および停止を制御
    して前記貯蔵室を予め設定された所定の温度に制御する
    制御部を備えた電気冷蔵庫において、 前記制御部は、前記任意の就寝時刻前に、前記貯蔵室の
    温度が前記圧縮機の運転停止期間中に前記所定の温度を
    維持するために、前記所定の温度より低くなるまで前記
    圧縮機の運転を制御すると共に、前記任意の就寝時刻か
    ら眠りにつくまでの所定時間、前記圧縮機の運転を停止
    する ことを特徴とする電気冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記任意の就寝時刻から眠りにつくまで
    の所定時間を、1時間程度とすることを特徴とする請求
    項1記載の電気冷蔵庫。
JP4104336A 1992-04-23 1992-04-23 電気冷蔵庫 Expired - Lifetime JP2869249B2 (ja)

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JPH05296637A JPH05296637A (ja) 1993-11-09
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