JPH0317426Y2 - - Google Patents

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JPH0317426Y2
JPH0317426Y2 JP3541386U JP3541386U JPH0317426Y2 JP H0317426 Y2 JPH0317426 Y2 JP H0317426Y2 JP 3541386 U JP3541386 U JP 3541386U JP 3541386 U JP3541386 U JP 3541386U JP H0317426 Y2 JPH0317426 Y2 JP H0317426Y2
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JP
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connector
terminal
fixed
wire
electric wire
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JP3541386U
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JPS62149176U (ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は固定して設けたコネクタに対して電線
の末端に設けたコネクタを結合するに用いる改良
されたコネクタ構造に関する。
従来の技術 自動車等の移動用車輌において、各種の電気機
器への電力や信号の配線を行なうに当り、複数の
コネクタを外壁部に設けた絶縁性ケース内にこれ
らのコネクタの端子間相互を連絡する導電体を配
設して配線接続箱を構成し、これらのコネクタの
それぞれに各種の機能部品の端子やワイヤハーネ
スの端子などを接続することによつて、多数の配
線を一挙に完成することが知られている。
このような配線接続箱の固定されたコネクタに
結合されるワイヤハーネス側のコネクタは、第5
〜6図に示すように、電線のそれぞれの末端に固
着された端子をハウジング内に収容係止して構成
されているので、電線に振動や引張りなどの外力
Fが加わるとそれが直ちに端子に伝わり、固定コ
ネクタ側端子との間で摺動が起り、端子間の接触
不良や破損などの故障につながるおそれがあつ
た。
解決しようとする問題点 本考案は、従来技術における前記のような欠点
に着目して、コネクタを末端に設けた電線に外力
が加わつてもその力がコネクタ端子に伝わらず、
故障を起すことのないコネクタ構造を提供するこ
とを目的としたものである。
問題点を解決するための手段 上述のような本考案の目的は、電線の末端に固
着されたL型端子を収容した端末コネクタと固定
コネクタとを組合せてなる電気コネクタにおい
て、該端末コネクタがその端末コネクタの軸線と
平行の方向に延長された電線固定部を形成したカ
バーを該端末コネクタのハウジングの後部に装着
してなるものであると共に、該固定コネクタが側
方部位に電線受け部を備えており、該固定コネク
タに該端末コネクタを結合したとき、該電線受け
部と該電線固定部との間で該電線が挾持固定でき
るよう構成されていることを特徴とするコネクタ
結合構造によつて達成される。
以下、更に実施例に基づいて説明するが、本考
案はこの例のみに限定されるものではない。
実施例 第1〜4図において、Aはワイヤハーネスを構
成する電線、Bは電線Aの端末コネクタ、Dは配
線接続箱の表面に設けられた固定コネクタであ
る。
端末コネクタBのハウジングb1は複数の端子収
容室b2を備えており、電線Aのそれぞれの末端に
固着されたL型の接続端子a1をそれぞれの端子収
容室b2内に挿入し得るようになつている。
L型端子a1は、電線固着部a2と接触部a4とが中
間にダンパー部a3を介してほぼ直角となるよう形
成されたものである。ハウジングb1は後部の側方
に樋状の電線引出部b3が形成されており、またヒ
ンジb4を介して回動可能な端子隔壁b5が設けられ
ている。
端末コネクタBは、先ずハウジングb1の端子収
容室b2に下側の端子a1を挿入係止したのち端子隔
壁b5を回動して電線固着部a2を覆うようにし、次
いで端子収容室b2′に上側の端子(図示省略)を
挿入係止し、その後ハウジングb1の後方開放口に
カバーCを装着係止して組立てられている。
ハウジングb1に装着されるカバーCは、端子主
要室b2,b2′の後方開放口および電線引出部b3
開放部分を覆うことができる帽体部c1と、電線引
出部b3の端から引出された電線Aを屈曲させて端
末コネクタBの挿着方向に向うように導くための
樋状の電線固定部c2とから形成され、帽体部c1
設けられた係止部c4によつて、ハウジングb1の係
止爪b6に係止しうるようになつている。上記の電
線固定部c2は、帽体部c1の電線引出側にコネクタ
の軸線とほぼ平行であるように設けられ、その先
端c3が端末コネクタBの先端位置よりも若干後退
した位置にまで達する程度に形成されている。
一方、固定コネクタDの側方には、前記の電線
固定部c2の先端c3に対応するように、電線受け部
d1が設けてある。この電線受け部d1は、固定コネ
クタDのハウジングの一部として形成されてもよ
く、また固定コネクタDを設けてある絶縁ケース
基板の表面に別個に設けてあつてもよい。そし
て、固定コネクタDに端末コネクタBを結合した
とき、電線受け部d1と電線固定部c2の先端c3との
間には電線Aを挾み込んで固定できるだけの間隔
が保たれるように形成されている。
このように構成された端末コネクタBを、電線
固定部c2にそつて引出された電線Aが先端c3の下
をくぐるように屈曲させられた状態にして、固定
コネクタDに結合すると、電線Aは電線固定部c2
の先端c3と電線受け部d1との間に挾持固定され
る。従つて、電線Aに外力が加わつてもその影響
は端末コネクタBのカバーCおよび固定コネクタ
側の電線受け部d1によつて遮断され、端末コネク
タB内の端子に及ぶことはない。
考案の効果 以上詳細に説明したように、本考案のコネクタ
の結合構造は、電線に振動や衝撃等の外力が加わ
つてもその力がコネクタ端子に及ぶことがなく、
接触不良等の故障等がおこり難くて高信頼性のコ
ネクタを経済的に提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクタ結合構造の実施例に
おける端末コネクタの組立前における断面図、第
2図はその組立後の断面図、第3図はその組立後
の端末コネクタの斜視図であり、第4図は実施例
のコネクタの結合後の断面図である。第5図は従
来のコネクタの結合前の斜視図、第6図は同じく
結合後の斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電線の末端に固着されたL型端子を収容した端
    末コネクタと固定コネクタとを組合せてなる電気
    コネクタにおいて、該端末コネクタがその端末コ
    ネクタの軸線と平行の方向に延長された電線固定
    部を形成したカバーを該端末コネクタハウジング
    の後部に装着してなるものであると共に、該固定
    コネクタが側方部位に電線受け部を備えており、
    該固定コネクタに該端末コネクタを結合したと
    き、該電線受け部と該電線固定部との間で該電線
    が挾持固定できるよう構成されていることを特徴
    とするコネクタ結合構造。
JP3541386U 1986-03-13 1986-03-13 Expired JPH0317426Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3541386U JPH0317426Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

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JP3541386U JPH0317426Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62149176U JPS62149176U (ja) 1987-09-21
JPH0317426Y2 true JPH0317426Y2 (ja) 1991-04-12

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ID=30844880

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JP3541386U Expired JPH0317426Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5764546B2 (ja) * 2012-11-28 2015-08-19 ヒロセ電機株式会社 コネクタ
CN106256049B (zh) * 2013-12-18 2020-01-14 Afci连接器新加坡私人有限公司 电缆连接器及其连接器组件
JP6448925B2 (ja) * 2014-06-20 2019-01-09 矢崎総業株式会社 コネクタ

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JPS62149176U (ja) 1987-09-21

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