JP2001008345A - ワイヤハーネス巻取り装置 - Google Patents

ワイヤハーネス巻取り装置

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JP2001008345A
JP2001008345A JP17341199A JP17341199A JP2001008345A JP 2001008345 A JP2001008345 A JP 2001008345A JP 17341199 A JP17341199 A JP 17341199A JP 17341199 A JP17341199 A JP 17341199A JP 2001008345 A JP2001008345 A JP 2001008345A
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harness
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長尺のワイヤハーネスに任意の位置で容易に
組付け可能で、電線のストレスが少なく、保護部材とし
て既存のコルゲートチューブを使用でき、さらに、コル
ゲートチューブと取付部材の組付けを容易にしたワイヤ
ハーネス巻取り装置を提供する。 【解決手段】 ケース3内を第1,第2収容部16,1
7に仕切る仕切板18と支軸19と巻取胴20とを有す
るローラ4が回転可能に設けられ、取付部材39は、ワ
イヤハーネス27を屈曲させて保持する一対の半割体4
1からなり、仕切板18に固定するための挟持部42が
設けられ、可動側ワイヤハーネス27aには、取付部材
39に固定されたコルゲートチューブ40を被せて巻取
胴20の外周に巻き付けられてハーネス導出口10から
外に延び、固定側ワイヤハーネス27bは支軸に緩く巻
かれた後外に延び、さらに、ローラ3を巻取方向に付勢
する巻取ばね34が巻取胴20内に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定体と可動体と
の間に配索するワイヤハーネスに組み付けるワイヤハー
ネス巻取り装置、例えば、自動車などの車両の車体側と
これに開閉可能に取り付けられるドアとの間に配索する
ワイヤハーネスに使用するのに好適なワイヤハーネス巻
取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車などの車両用のドアに
は、パワーウィンドウ用のモータ、ドアマウントスピー
カなどの各種の電装品が組み付けられており、これらの
電装品と車体側にある電源、コントロール部、各種セン
サなどとを電気的に接続するために、車体側とドアとの
間にワイヤハーネスを配索する必要がある。図10は、
本願出願人による先の先願である特願平9ー28563
7号に記載されているフラットケーブル巻取り装置を示
している。この巻取り装置は、先端部が移動コネクタ7
0に連結され、基端部が固定コネククタ71に連結され
たフラットケーブル72と、固定コネククタ71が設け
られた固定状態の軸部材73と、軸部材73に支持され
てその外周で回転するキャリア74と、キャリア74を
フラットケーブル72の巻き取り方向と反対方向に引き
出し、キャリア74の回転に伴って軸部材73の外周面
およびキャリア74の外周面に相互に逆向きとなるよう
に巻き取るようになっている。
【0003】また、図11および図12は、特開昭63
ー176272号公報に開示された従来のフラットケー
ブル巻取装置を示している。この巻取り装置にあって
は、フラットケーブル80の一端に移動コネクタ81
が、その他端に固定コネクタ82がそれぞれ設けられて
いる。フラットケーブル80の長さ方向の中間点が、巻
取リール83の側面に設けた開口部84を通り、該開口
部84付近で巻取リール83上に固定されている。その
中間点から移動コネクタ81までのフラットケーブル8
0の一側半分は、巻取リール83上に卷回され、巻取ば
ねに抗してケース85から引出し可能である。フラット
ケーブル80の残り半分は、巻取リール83の外に置
き、巻取リール83の軸芯延長上に巻き締め可能な状態
に置かれている。そして、固定コネクタ82は、ケース
85上に、外部に露出するように設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記前者及び後者の従
来技術は下記の問題点をそれぞれ有している。 (1)いずれもフラットケーブル用の巻取装置であり、
固定体と可動体との間に配索する複数の電線(断面が円
形の電線)からなるワイヤハーネスに組み付けるのが難
しい。(2)可動体の動きに応じてフラットケーブルが
ケースから引き出されたりケース内に巻き戻される度
に、フラットケーブルに力が加わり、フラットケーブル
が受けるストレス(負荷)が大きいので、フラットケー
ブルが断線する虞がある。(3)他の電線と接続するた
めのコネクタをフラットケーブルの両端に設ける必要が
あるとともに、他の電線側にもコネクタが必要であり、
また、フラットケーブル自体のコストも高いため、製造
コストが増大してしまう。(4)フラットケーブルをケ
ース内に組み付ける作業が煩雑である。例えば、上記後
者の従来技術では、フラットケーブル80の中間点を巻
取リール83の開口部84に通し、その一側半分を巻取
リール83上に卷回するという煩雑な作業が必要にな
る。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
て為されたもので、その課題は、長尺のワイヤハーネス
に任意の位置で容易に組付け可能で、電線のストレスが
少なく、保護部材として既存のコルゲートチューブを使
用でき、さらに、コルゲートチューブと取付部材の組付
けを容易にしたワイヤハーネス巻取装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に係る発明は、固定体と可動体との間に配索
するワイヤハーネスに組み付けるワイヤハーネス巻取り
装置において、互いに結合可能な上下のカバーからなり
2つのハーネス導出口を有するケースを備え、上下のカ
バーのいずれか一方に回転可能に支持され、ケース内を
第1収容部と第2収容部に仕切る仕切板と、該仕切板の
上側および下側にそれぞれ設けた支軸および巻取胴とを
有するローラが、ケース内に回転可能に設けられ、ワイ
ヤハーネスを通した取付部材が、仕切板の外周に設けた
矩形の切欠部に組み付けられ、該取付部材は、ワイヤハ
ーネスを屈曲させて保持するように結合された一対の半
割体からなり、該各半割体には、切欠部の両側縁を形成
する左右の板部の少なくとも一方に差し込んで該板部を
挟持する挟持部が設けられ、ワイヤハーネスのうち、第
2収容部側に延びる可動側ワイヤハーネスには、一端側
の環状溝が取付部材の端部に設けた環状の係合部と嵌合
して該取付部材に固定された可撓性のあるコルゲートチ
ューブを所定長さにわたって被せてあり、該コルゲート
チューブは巻取胴の外周に巻き付けられてその他端側が
前記2つのハーネス導出口の一方から外に延び、該コル
ゲートチューブの他端は、可動側ワイヤハーネスに固定
した取付具に固定され、ワイヤハーネスのうち、第1収
容部側に延びる固定側ワイヤハーネスは、ローラの支軸
に緩く巻かれ、2つのハーネス導出口の他方に固定され
て該ハーネス導出口から外に延び、さらに、巻取胴内に
は、可動側ワイヤハーネスを巻き取る方向に前記ローラ
を付勢する巻取ばねが収容されていることを特徴とす
る。
【0007】かかる構成によれば、(1)固定体と可動
体との間に配索するワイヤハーネスに組み付ける際に、
まず、ローラを上下のカバーの一方に回転可能に取り付
けた状態で、仕切板の切欠部がケースの一方のハーネス
導出口に臨む位置にくるまで、ローラを回転させ、この
回転位置にローラを保持した状態で、ワイヤハーネスを
通した取付部材の挟持部を切欠部の左右の板部に差し込
む。この後、ローラの保持を解除すると、巻取ばねの付
勢力によりローラがワイヤハーネスを巻き取る方向に回
転するので、可動側ワイヤハーネスに被せたコルゲート
チューブが巻取胴の外周に自動的に巻き取られる。この
後、固定側ワイヤハーネスを他方のハーネス導出口に固
定し外に出す。最後に上下のカバーを結合することによ
り、組付けが完了する。このように、コルゲートチュー
ブをカバーから引き出してワイヤハーネスを通した取付
部材を切欠部に取り付けた後、コルゲートチューブを離
すと、コルゲートチューブと共に可動側ワイヤハーネス
が自動的に巻き取られるので、ワイヤハーネスへの組付
けが容易になる。また、固定側ワイヤハーネスについて
は、その余長分をケースの第1収容部内に収納できるの
で、長尺のワイヤハーネスに任意の位置で組み付け可能
である。(2)取付具に引出し方向の引張力が作用する
と、この引張力が取付具に固定されたコルゲートチュー
ブおよび取付部材を介してローラに伝わり、ローラが巻
取ばねの付勢力に抗して回転して可動側ワイヤハーネス
がコルゲートチューブと共にケース外へ引き出される。
また、引張力がなくなると、ローラが巻取ばねの付勢力
で巻取方向に回転し、この回転が取付部材およびコルゲ
ートチューブを介して取付具に伝わり、可動側ワイヤハ
ーネスがコルゲートチューブと共に巻取胴の外周に巻き
取られる。このように、可動側ワイヤハーネスが引き出
される際および巻き取られる際に、引張力がワイヤハー
ネスに加わらず、ワイヤハーネスの各電線が受けるスト
レスが少ない。(3)コルゲートチューブの一端側の環
状溝を取付部材の端部の環状の係合部と嵌合させること
により、コルゲートチューブを取付部材に固定するよう
にしたので、既存のコルゲートチューブを使用できると
ともに、コルゲートチューブと取付部材の組付けが容易
になる。(4)固定体と可動体との間に配索するワイヤ
ハーネスに直接組み付けるので、コネクタが不要であ
り、低コストで製造できる。さらに、(5)可動側ワイ
ヤハーネスがコルゲートチューブおよび取付部材により
ケース内の各部から保護される。
【0008】請求項2に係る発明は、取付部材は、挟持
部を左右の板部に差し込んだ状態で、仕切板にほぼ垂直
な姿勢で矩形の切欠部に嵌合する矩形の筒部を有するこ
と特徴とする。かかる構成によれば、取付部材の挟持部
を切欠部の左右の板部に差し込んだ状態で、矩形の筒部
が仕切板にほぼ垂直な姿勢で矩形の切欠部に嵌合するの
で、取付部材が仕切板とほぼ垂直な2つの面で接触する
ことになり、取付部材が仕切板の切欠部に確実に組み付
けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るワイヤハーネ
ス巻取装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図
1〜図4は本発明に係るワイヤハーネス巻取装置の実施
の形態の一例を示しており、図1は同装置の内部構造を
示す斜視図、図2は同装置の外観を示す斜視図、図3は
同装置の分解斜視図、図4は同装置の縦断面図である。
ワイヤハーネス巻取装置は、固定体と可動体との間、例
えば、自動車などの車両の車体側とこれに開閉可能に取
り付けられるドアとの間の電気的接続を行う装置であ
り、固定体と可動体との間に配索するワイヤハーネスに
組み付けられる。例えば、この巻取り装置は、自動車な
どの車両のフロントドア、バックドア、サンルーフ、ラ
ゲージドア(トランクルームのドア)等に使用される。
この巻取り装置は、図1〜図4に示すように、互いに結
合可能な上下のカバー1,2からなるケース3を有し、
該ケース3内にはローラ4が回転可能に設けられてい
る。
【0010】下カバー2は、図3,図4に示すように、
中央部に支持筒部5が突設された底壁6と、該底壁6の
周縁に立設された対向する一対の側壁7,8とを有す
る。支持筒部5は、上下端が開口しかつ高さ方向のほぼ
中間に段差部5aを有する円筒部で、下側円筒部5bよ
り小径の上側円筒部5cにはボルト挿通孔9が形成され
ている。また、各側壁7,8の両端により、支持筒部5
の軸心に関してほぼ対称な位置にハーネス導出口10,
11が形成されている。一方、上カバー1は、中央に円
形孔12を有する下カバー2の蓋体であり、周縁の複数
箇所(本例では6箇所)にロック孔13を有する突出片
14が形成されている。該各突出片14のロック孔13
を、下カバー2の各側壁7,8にそれぞれ突設した複数
の(全部で6つの)係合突起15にそれぞれ嵌合させる
ことにより、上下のカバー1,2が結合されるようにな
っている。
【0011】ローラ4は、図3,図4に示すように、ケ
ース3内を第1収容部16と第2収容部17に仕切る仕
切板18と、仕切板18の中心部から上側および下側に
それぞれ設けた支軸19および円筒形の巻取胴20と、
巻取胴20の下端から仕切板18に平行に延び下カバー
2の底壁6に面接触する底板29とを有し、ケース3内
に回転可能に設けられている。支軸19は前記上側円筒
部5cが挿通する貫通孔21を有し、支軸19の下部に
は支持筒部5の段差部5aに回転可能に嵌合する円形凹
部22が形成され、又、支軸19の上部にはボルト23
の頭部および座金24を収容する円形凹部25が形成さ
れている。ローラ4の支軸19は、該支軸19の円形凹
部22を支持筒部5の段差部5aに嵌合させた状態で、
座金24を介してボルト挿通孔9に通したボルト23と
ナット26で締結することにより、段差部5aと座金2
4との間でフリーになって支持筒部5の下側円筒部5b
に回転可能に保持される。このようにローラ4を下カバ
ー2に回転可能に組み付けた状態で、ローラ4の底板2
9が下カバー2の底壁6に面接触することにより、ロー
ラ4がケース3内で円滑に回転できるようになってい
る。
【0012】仕切板18の外周には、図6に示すよう
に、ワイヤハーネス27を通す矩形の切欠部28が設け
られている。ワイヤハーネス27は複数の電線(断面が
円形の電線)からなる連続した長尺のものであり、該ワ
イヤハーネス27の一部を通した取付部材39が、切欠
部28に組み付けられる(図6参照)。取付部材39
は、ワイヤハーネス27を屈曲させて保持するように結
合される一対の半割体41,41からなる。すなわち、
各半割体41,41は、L字形の屈曲した通路を形成す
る形状を有し、ワイヤハーネス27の周囲全体を保持す
るように両半割体を結合することにより、ワイヤハーネ
ス27を図6で示すように屈曲させて保持するようにな
っている。各半割体41,41には、切欠部28の両側
縁を形成する左右の板部28a,28aのうちの一方
(本例では左側の板部)に差し込んで該板部28aを挟
持する挟持部42が設けられている。また、取付部材3
9は、挟持部42を左側の板部28aに差し込んだ状態
で、仕切板18にほぼ垂直な姿勢で矩形の切欠部28に
嵌合する矩形の筒部43を有している。そして、挟持部
42は、矩形の筒部43の外面に垂直に延びる保持板部
46と、矩形の筒部43からほぼ直角に折れ曲がった矩
形の筒部47の上面47aとにより構成されている。
【0013】これによって、筒部43を切欠部28に嵌
合させ、挟持部42を左側板部28aに差し込むことに
より、取付部材39が切欠部28に組み付けられる。な
お、取付部材39には、左側の板部に代えて、右側の板
部28a或いは左右の板部28a,28aを挟持する挟
持部を設けるようにしてもよい。
【0014】ワイヤハーネス27のうち、第2収容部1
7側に延びる可動側ワイヤハーネス27aには、可撓性
のあるコルゲートチューブ40を所定長さにわたって被
せてある。該コルゲートチューブ40の一端40a側の
環状溝44は、取付部材39の端部に設けた環状の係合
部45と嵌合して取付部材39に固定されている。
【0015】該コルゲートチューブ40は、巻取胴20
の外周に巻き付けられてその他端40b側が一方のハー
ネス導出口10から外に延びている。コルゲートチュー
ブ40の他端40bは、可動側ワイヤハーネス27aに
固定した取付具48(図8参照)に樹脂モールド49又
は接着等により固定されている。
【0016】取付具48は、可動側ワイヤハーネス27
aを、固定体又可動体のいずれか一方のハーネス取付部
50(例えば、ドア側のインナーパネル)に固定するた
めのものである。該取付具48には、図7に示すよう
に、可動側ワイヤハーネス27aと共に樹脂モールド4
9によりチューブ42に固定された本体部48aと、該
本体部に突設したクランプ48bとからなる。該取付部
48は、クランプ48bをハーネス取付部50側に設け
た係止部(例えば、T字形の係止孔或いは溝)51に差
し込んでスリット51a側へ変位させると、クランプ4
8bがスリット51aで係止されてハーネス取付部50
に固定されるようになっている。なお、取付具48の本
体部48a側にT字形の係止孔或いは溝などの係止部を
設け、ハーネス取付部50側にその係止部に係合するク
ランプを設けてもよい。また、取付部材39から第1収
容部16側に延びる固定側ワイヤハーネス27bは、ロ
ーラ4の支軸19に緩く巻かれるとともに、ケース3の
他方のハーネス導出口11にテープ巻き33やバンド等
により固定されて該ハーネス導出口11から外に延びて
いる。また、ケース3は、固定体又は可動体のいずれか
他方に固定されるようになっている。例えば、ケース3
は、不図示の固定具を備えている。
【0017】そして、巻取胴20内には、可動側ワイヤ
ハーネス27aを巻き取る方向、すなわちコルゲートチ
ューブ40が巻取胴20の外周に巻き付く方向(以下、
巻取方向という。)にローラ3を付勢する巻取ばね(ゼ
ンマイばね)34が収容されている。すなわち、巻取ば
ね34は、取付具48に引張力が作用し、この力がコル
ゲートチューブ40及び取付部材39を介してローラ4
に伝わり該ローラ4が回転すると縮径し、引張力がなく
なると、縮径状態からの復元力でローラ4を巻取方向に
回転付勢するように、巻取胴20内に収容されている。
そのために、巻取ばね34の一端34aは支持筒部5の
下側円筒部5bに固定され、その他端34bは巻取胴2
0に固定されている。なお、巻取ばね34として、ゼン
マイばねに代えてねじりコイルばね或いはうず巻きばね
を使用してもよい。
【0018】次に、上記構成を有するワイヤハーネス巻
取装置のワイヤハーネスへの組付け手順を、図9に基づ
いて説明する。ここでは、ワイヤハーネス巻取装置を、
自動車などの車両の車体側(固定体)とドア(可動体)
との間に配索するワイヤハーネスに組み付ける場合につ
いて説明する。 (1)まず、巻取ばね34をローラ4の巻取胴20内に
上述したように収容させたローラ4を、図4に示すよう
に、下カバー2にボルト23とナット26により回転可
能に組み付けておく。この状態で、図9(A)に示すよ
うに、仕切板18に設けた棒差込み穴53に棒54を差
し込み、切欠部28が下カバー2の一方のハーネス導出
口10に臨む位置にくるまで、ローラ4を回転させる。 (2)ここで、取付具48の本体部48aを治具に係止
することにより、前記回転位置にローラ4を保持し、こ
の状態で、取付部材39を切欠部28に組み付ける(図
9(B)参照)。この後、ローラ4の保持を解除する
と、巻取ばね34の付勢力によりローラ4が巻取方向に
回転するので、可動側ワイヤハーネス27aに被せたコ
ルゲートチューブ40が巻取胴20の外周に自動的に巻
き取られる(図9(C)参照)。
【0019】(3)次に、固定側ワイヤハーネス27b
を、巻取胴20に巻かれた可動側ワイヤハーネス27a
の長さに応じた適宜の長さローラ4の支軸19に緩く巻
く(図9(C)参照)。この後、固定側ワイヤハーネス
27bを、テープ巻き33等によりケース3の他方のハ
ーネス導出口11に固定し、該ハーネス導出口11から
外に出す(図5参照)。 (4)この後、上下のカバー1,2を結合する。最後
に、取付具48を固定体又は可動体のいずれか一方に固
定するとともに、ケースを例えば不図示の固定具などに
より固定体又は可動体の他方に固定することにより、ワ
イヤハーネス27への全ての組付け作業が完了する。
【0020】次に、上記ワイヤハーネス巻取装置の動作
を説明する。まず、可動側ワイヤハーネス27aおよび
これに被せたコルゲートチューブ40がケース3内に巻
き取られている状態で、前記ドアなどの開動作などによ
り、取付具48に引出し方向の引張力が作用すると、こ
の引張力がコルゲートチューブ40および取付部材39
を介してローラ4に伝わり、ローラ4が巻取ばね34の
付勢力に抗して回転して可動側ワイヤハーネス27aが
コルゲートチューブ40と共にケース3外へ引き出され
る。また、前記ドアなどの閉動作などにより、前記引張
力がなくなると、ローラ4が巻取ばね34の付勢力で巻
取方向に回転し、この回転が取付部材39を介してコル
ゲートチューブ40に伝わり、可動側ワイヤハーネス2
7aがコルゲートチューブ40と共に巻取胴20の外周
に巻き取られる。このため、可動側ワイヤハーネス27
aが引き出される際および巻き取られる際に、引張力が
ワイヤハーネス27に加わらず、ワイヤハーネス27の
各電線が受けるストレスが少ない。また、固定側ワイヤ
ハーネス27bについては、ローラ4が巻取ばね34の
付勢力に抗して回転する際には、支軸19に緩く巻き付
いていき、ローラ4が巻取方向に回転する際には、支軸
19の回りで緩んでいく。
【0021】上記一例に係るワイヤハーネス巻取装置に
よれば、上述した組付けの際に、引き出したコルゲート
チューブ40を離すと、巻取ばね34の付勢力によりコ
ルゲートチューブ40が自動的に巻き取られるので、そ
の分の手間が省け、ワイヤハーネスへの組付けが容易に
なる。また、取付部材39をなす一対の半割体41,4
1は、ワイヤハーネス27を屈曲させた状態で保持する
ので、固定側ワイヤハーネス27bを半割体41,41
にテープ巻きなどにより固定する必要がなく、製造コス
トを低減することができる。また、両半割体41,41
でワイヤハーネス27を保持した状態で該両半割体を切
欠部28に組み付ければよいので、この点でもワイヤハ
ーネス27への組付けが容易になる。また、各半割体4
1,41の挟持部42を前記板部28aに差し込んで該
板部を挟持することにより、取付部材39を切欠部28
に容易に組み付けることができる。このとき、各半割体
41,41の挟持部42を構成する保持板部46と筒部
47の上面47aとが板部28aにガイドされるので、
その差し込み作業がし易い。さらに、固定側ワイヤハー
ネス27bについては、その余長分をケース3の第1収
容部16内に収納できるので、長尺のワイヤハーネスに
任意の位置で組み付け可能である。
【0022】また、上記一例によれば、可動側ワイヤハ
ーネス27aが引き出される際および巻き取られる際
に、引張力が可動側ワイヤハーネス27aに加わらず、
該ワイヤハーネス27aの各電線が受けるストレスが少
ない。このため、各電線の断線を防止することができ
る。また、固定体と可動体との間に配索するワイヤハー
ネス27に直接組み付けるので、コネクタが不要であ
り、その分低コストで製造することができる。また、可
動側ワイヤハーネス27aに取付具48を固定してある
ので、可動側ワイヤハーネス27aを固定体又は可動体
のいずれか一方のハーネス取付部に簡単に固定すること
ができる。さらに、可動側ワイヤハーネス27aが、コ
ルゲートチューブ40および取付部材39によりケース
3内の各部から保護される。
【0023】また、上記一例によれば、コルゲートチュ
ーブ40の一端40a側の環状溝44を取付部材39端
部の環状の係合部45と嵌合させることにより、コルゲ
ートチューブ40の一端40a側を取付部材39に固定
するので、樹脂モールドなどによる固定が不要になり、
コルゲートチューブ40と取付部材39の組付けが容易
になる。さらに、上記一例によれば、ケース3のハーネ
ス導出口10付近では、可動側ワイヤハーネス27aは
外から見えず、これに被せたコルゲートチューブ40が
見えるので(図1,図2参照)、装置の外観上の見映え
が良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、長尺のワイヤハーネスに任意の位置で容易
に組み付けることができ、電線のストレスが少なり電線
の断線を防止することができ、ワイヤハーネスを保護す
る部材として既存のコルゲートチューブを使用でき、さ
らに、コルゲートチューブと取付部材の組付けを容易に
行うことができる。
【0025】請求項2に係る発明によれば、取付部材を
仕切板の切欠部に確実に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤハーネス巻取装置の実施の
形態の一例を示す斜視図。
【図2】図1に示す一例の外観を示す斜視図。
【図3】図1に示す一例の分解斜視図。
【図4】図1に示す一例の縦断面図。
【図5】図1に示すケースにワイヤハーネスを固定した
部位を示す平面図。
【図6】図1に示すローラへのワイヤハーネスの組付け
を説明するための斜視図。
【図7】図6に示すワイヤハーネスとその関連部材を示
す側面図。
【図8】図1に示すコルゲートチューブの固定構造を示
す分解斜視図。
【図9】図1に示す一例におけるワイヤハーネスへの組
付け手順を示す説明図。
【図10】従来例を示す横断面図。
【図11】別の従来例を示す斜視図。
【図12】図11に示す従来例の内部を示す平面図。
【符号の説明】
1………………………上カバー 2………………………下カバー 3………………………ケース 4………………………ローラ 10,11……………ハーネス導出口 16……………………第1収容部 17……………………第2収容部 18……………………仕切板 19……………………支軸 20……………………巻取胴 27……………………ワイヤハーネス 27a…………………可動側ワイヤハーネス 27b…………………固定側ワイヤハーネス 28……………………切欠部 28a…………………板部 34……………………巻取ばね 39……………………取付部材 40……………………コルゲートチューブ 40a…………………一端 40b…………………他端 42……………………挟持部 43……………………矩形の筒部 44……………………環状溝 45……………………環状の係合部 46……………………保持板部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体と可動体との間に配索するワイヤ
    ハーネスに組み付けるワイヤハーネス巻取り装置におい
    て、 互いに結合可能な上下のカバーからなり2つのハーネス
    導出口を有するケースを備え、 前記上下のカバーのいずれか一方に回転可能に支持さ
    れ、前記ケース内を第1収容部と第2収容部に仕切る仕
    切板と、該仕切板の上側および下側にそれぞれ設けた支
    軸および巻取胴とを有するローラが、前記ケース内に回
    転可能に設けられ、 前記ワイヤハーネスを通した取付部材が、前記仕切板の
    外周に設けた矩形の切欠部に組み付けられ、該取付部材
    は、前記ワイヤハーネスを屈曲させて保持するように結
    合された一対の半割体からなり、該各半割体には、前記
    切欠部の両側縁を形成する左右の板部の少なくとも一方
    に差し込んで該板部を挟持する挟持部が設けられ、 前記ワイヤハーネスのうち、前記第2収容部側に延びる
    可動側ワイヤハーネスには、一端側の環状溝が前記取付
    部材の端部に設けた環状の係合部と嵌合して該取付部材
    に固定された可撓性のあるコルゲートチューブを所定長
    さにわたって被せてあり、 該コルゲートチューブは前記巻取胴の外周に巻き付けら
    れてその他端側が前記2つのハーネス導出口の一方から
    外に延び、該コルゲートチューブの他端は、前記可動側
    ワイヤハーネスに固定した取付具に固定され、 前記ワイヤハーネスのうち、前記第1収容部側に延びる
    固定側ワイヤハーネスは、前記ローラの支軸に緩く巻か
    れ、前記2つのハーネス導出口の他方に固定されて該ハ
    ーネス導出口から外に延び、さらに、 前記巻取胴内には、前記可動側ワイヤハーネスを巻き取
    る方向に前記ローラを付勢する巻取ばねが収容されてい
    ることを特徴とするワイヤハーネス巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記取付部材は、前記挟持部を前記左右
    の板部に差し込んだ状態で、前記仕切板にほぼ垂直な姿
    勢で前記矩形の切欠部に嵌合する矩形の筒部を有するこ
    と特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス巻取装置。
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