JPH0419743Y2 - - Google Patents

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JPH0419743Y2
JPH0419743Y2 JP11000688U JP11000688U JPH0419743Y2 JP H0419743 Y2 JPH0419743 Y2 JP H0419743Y2 JP 11000688 U JP11000688 U JP 11000688U JP 11000688 U JP11000688 U JP 11000688U JP H0419743 Y2 JPH0419743 Y2 JP H0419743Y2
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等の電気配線に用いられるコ
ネクタに関するものである。
〔従来の技術〕 車載された電装品等の機器類と、車両内に配線
されるワイヤーハーネスとの接続は、通常はコネ
クタにより行われている。第12図にこの従来例
を示す。同図において20は車載された機器で、
21は機器と一体的に形成されたコネクタであ
る。この機器20のコネクタ21とワイヤハーネ
ス22に取付けられたコネクタ23とが嵌合す
る。コネクタ23内には複数の端子金具23aが
嵌装されており、機器側コネクタ21内の同様に
嵌装された端子金具21aと嵌合して電気的な接
続がされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、機器類相互の間隔が狭いとか、機器と
パネル等の壁との間隔が狭く、機器側コネクタ2
1の嵌合面側に充分なスペースがない場合には、
第12図に示すようにワイヤハーネスが曲げら
れ、特に最外側の電線22aに無理な力が加わ
る。この力は端子金具23aにも伝わり、端子か
しめ部の変形、電線の抜け、端子抜け等の原因と
なり、接続部の信頼性を欠くことになる。
本考案は上記の事実に鑑みてなされたもので、
狭い場所でワイヤハーネスを無理に折曲させる必
要のない、L型コネクタを提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本考案のL型コネ
クタは、複数の端子収容室を有するコネクタハウ
ジングにおいて、端子収容室に嵌装され先端に端
子部を形成し後端に電線接続部を形成した端子金
具と、上記端子収容室を形成し相互に平行となる
隔壁を後方に延長した延長部と、コネクタハウジ
ング周壁から延設され該延長部を囲う周壁と、該
延長部の後端側を開口して形成した端子金具挿入
口と、該延長部の一側端部を開口して形成した電
線引き出し口とを有する本体と、該端子金具挿入
口を閉止した上記電線引き出し口の上記隔壁の延
長部と交差する平行な一群の仕切りを設けた蓋体
とからなる構成としている。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を図面によつて説明す
る。第1図、第2図は本考案の1実施例を示す。
これらの図において、AはL型コネクタ、1はL
型コネクタの本体、2は蓋体である。主体1は、
相対向する2組の隔壁によつて格子状に仕切られ
た複数の端子収容室3が形成されている。端子収
容室3の内部には端子金具4が嵌装され、ロツキ
ングアーム5によつて固定されている。端子収容
室3を形成する隔壁の内、第1図の縦方向に相互
に平行になつている一群の隔壁が、不図示のコネ
クタと相嵌合される方向と反対側に突出した延長
部6を形成している。なお、この延長部6は必要
に応じて、上方にも延長される。本体1の周壁1
aは、延設されて延長部6を囲つている。延長部
6の後端側、即ち嵌合面3aの反対側になる面に
は端子を挿入するための端子挿入口7が形成され
ている。また、延長部6の一側端部、即ち上面は
開口されて、端子金具4に接続された電線11に
引き出すための電線引き出し口8となりコネクタ
AをL型に形成している。
蓋体2もL型をなしており、一辺が端子金具挿
入口7を閉止する遮蔽部9となり、他辺が電線引
き出し口8を覆う櫛型の仕切り10となつてい
る。仕切り10は、隔壁の延長部6と直交する方
向に形成され、端子金具4に接続され引き出され
た電線を分割する。この場合、仕切り10の数を
端子収容室3の段の数と一致させておけば、端子
引き出し口に形成される格子の孔と、端子収容室
3が1:1で対応し、誤作業の防止や作業後の点
検がやり易くなる。仕切り10相互の間隙部の断
面形状は、第2図に示すように電線11の通過方
向に沿つて屈曲構造となつている。このようにし
て電線11を挟持し、端子金具4との接続部にか
かる無理な荷重を軽減する。そして蓋体2は、第
1図の矢印の方向に移動して本体1と一体化し、
L型コネクタAを形成する。
第3図は、第1図、第2図に示すL型コネクタ
Aに使用される端子金具4の図である。端子金具
4は先端に端子部4aを形成し後端に電線接続部
として電線圧着部4bが形成されている。aは通
常の端子金具で、b,cは同極の場合に使用され
る端子金具である。即ち、bは圧着部4bが1つ
に対し端子部4aが2つある場合、cは逆に圧着
部4bが2つで端子部4aが1つの場合である。
次に、このL型コネクタAの組立について説明
する。先ず本体1の端子収容室3に電線11を接
続した端子金具4を端子挿入口7から挿入し、ロ
ツキングアーム5で固定する。端子金具4は、車
種、グレード等によつて必要とされる数や取付け
位置が異なるので、最大端子収容室数を有するコ
ネクタAが使用される。従つて、これらの端子収
容室3の所望の取付け位置に端子金具4を挿入し
固定する。端子金具4に接続された電線11は、
直角に曲げられて電線引き出し口8から引き出さ
れる。その後、蓋体2を矢印方向にスライドして
ロツクする。組立られたL型コネクタAは、不図
示の雌コネクタと嵌合するが、端子金具4の軸方
向と電線11の軸方向が直角になつているので、
雌コネクタが第12図に示すような狭い場所にあ
つても電線に無理な力を加えずに接続できる。
第4図は端子金具に使用する圧接端子41の図
である。先端に端子部41aを形成し後端に電線
接続部として電線圧接部41bが形成されてい
る。b,cは第3図と同様である。圧接端子41
はY型の溝状の電線圧接部41bに被覆電線11
を押し込むことによつて被覆が剥がれ、簡単に電
線11と端子金具41との導通が得られるもので
ある。
第5図は、第4図の圧接端子41を使用したL
型コネクタAの図である。端子金具41を先に端
子収容室3内に嵌装し、その後電線11と接続す
ることができ、作業が容易なだけでなく、作業時
期にも融通性ができるという特長がある。
第6図は、蓋体2に設けられた係止構造の例で
ある。蓋体2の遮蔽部9に係止リブ9aを設け、
仕切り10の先端をU型に屈曲させて、係止溝1
0aを形成している。本体1にもこれらに対応す
る溝1a、リブ1bを形成して、両者を嵌合固定
するものである。
第7図は、このようなコネクタで接続される電
線に、同極となるものがある場合に、それらを短
絡するための短絡用圧接端子12の図である。同
図aに示すように一枚の金属薄板から打ち抜き、
圧接部12aと、溶着用の孔12bが形成されて
いる。この圧接部12aを折り曲げて直立させ短
絡用圧接端子12が出来上がる。bは2極用で、
cは3極用である。
第8図から第10図は、上記の短絡用圧接端子
12を使用した実施例である。隔壁の延長部6に
段差を設け、溶着用突起6aを形成し、短絡用圧
接端子12の溶着用の孔12bに嵌挿して溶着固
定している。この場合圧接用の端子金具41を使
用すれば、電線11とこれら双方との接続作業が
一緒にできるという利点がある。
第11図は、蓋体2の仕切りを格子状の仕切り
10′とした実施例である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案のL型コネクタを使
用すれば、狭い場所で機器側コネクタと嵌合する
場合でも、ワイヤハーネスに無理な力が加わら
ず、電気的な接続が安定する。また、端子金具の
増減、収容位置の変更、短絡端子の使用等によつ
て、設計変更への対応や他車種への流用も可能と
なり、汎用性が増す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のL型コネクタの分解斜視図、
第2図は本考案のL型コネクタの縦断面図、第3
図a〜cは第1図のL型コネクタに使用される端
子金具の斜視図、第4図a〜cは圧接端子金具の
斜視図、第5図は圧接端子金具を使用した実施例
の断面図、第6図は本体と蓋体の係止構造を示す
斜視図、第7図は短絡用圧接端子の図でaは展開
図、b,cは斜視図、第8図は短絡用圧接端子を
使用した実施例の縦断面図、第9図は第8図の斜
視図、第10図は短絡用圧接端子を隔壁の延長部
に固定した状態を示す斜視図、第11図は蓋体の
仕切りを格子状にした実施例の斜視図、第12図
は従来例の機器側コネクタとワイヤハーネス側の
コネクタの接続を示す一部断面図である。 A……L型コネクタ、1……コネクタ本体、2
……蓋体、3……端子収容室、4,41……端子
金具、6……隔壁の延長部、7……端子挿入口、
8……電線引き出し口、9……遮蔽部、10……
仕切り、11……電線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の端子収容室を有するコネクタハウジン
    グにおいて、端子収容室に嵌装され先端に端子
    部を形成し後端に電線接続部を形成した端子金
    具と、上記端子収容室を形成し相互に平行とな
    る隔壁を後方に延長した延長部と、コネクタハ
    ウジング周壁から延設され該延長部を囲う周壁
    と、該延長部の後端側を開口して形成した端子
    金具挿入口と、該延長部の一側端部を開口して
    形成した電線引き出し口とを有する本体と、該
    端子金具挿入口を閉止し上記電線引き出し口の
    上記隔壁の延長部と交差する平行な一群の仕切
    りを設けた蓋体とからなることを特徴とするL
    型コネクタ。 (2) 上記隔壁延長部に複数の圧接端子を連設した
    短絡端子を隔壁と交差して設けたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のL型
    コネクタ。 (3) 上記一群の平行な仕切り相互の間が、電線の
    通過方向に沿つて屈曲構造を有していることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は
    第2項記載のL型コネクタ。
JP11000688U 1988-08-24 1988-08-24 Expired JPH0419743Y2 (ja)

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JP11000688U JPH0419743Y2 (ja) 1988-08-24 1988-08-24

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JP11000688U JPH0419743Y2 (ja) 1988-08-24 1988-08-24

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Publication Number Publication Date
JPH0232676U JPH0232676U (ja) 1990-02-28
JPH0419743Y2 true JPH0419743Y2 (ja) 1992-05-06

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JP4359845B2 (ja) * 2004-12-24 2009-11-11 住友電装株式会社 コネクタ
JP2011014423A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Yazaki Corp コネクタ
JP5327681B2 (ja) * 2009-10-27 2013-10-30 パナソニック株式会社 照明器具
JP2011154864A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Yazaki Corp コネクタ
JP6448925B2 (ja) * 2014-06-20 2019-01-09 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP6593631B2 (ja) * 2015-09-24 2019-10-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
JP7204310B2 (ja) 2020-10-19 2023-01-16 矢崎総業株式会社 コネクタ、及び、該コネクタを備えた電線付コネクタ

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JPH0232676U (ja) 1990-02-28

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