JP2603074Y2 - ワイヤリングハーネスのモールド素子設置構造 - Google Patents

ワイヤリングハーネスのモールド素子設置構造

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JP2603074Y2
JP2603074Y2 JP1993031222U JP3122293U JP2603074Y2 JP 2603074 Y2 JP2603074 Y2 JP 2603074Y2 JP 1993031222 U JP1993031222 U JP 1993031222U JP 3122293 U JP3122293 U JP 3122293U JP 2603074 Y2 JP2603074 Y2 JP 2603074Y2
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female connector
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昌則 菊地
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の電気装置に使
用されるワイヤリングハーネスに例えばダイオード,レ
ジスタ或はコンデンサ等のモールド素子を接続設置する
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、分岐線或はモールド素子等をワイ
ヤハーネス幹線より分岐接続する場合は、ワイヤハーネ
ス幹線より所定のハーネスを中間分岐してそれに分岐線
或はモールド素子等をコネクタで接続し、該コネクタを
ワイヤハーネス幹線の外周にテープの巻つけにて固定す
る、という手段が採られているのが普通である(例えば
実公昭59−20776号公報参照)。
【0003】従来のモールド素子の分岐接続例を図示す
ると図3に示す通りである。
【0004】即ち、図3に示すようにワイヤハーネス幹
線aから所定のハーネスb,b′を分岐して引きだし、
それにモールド素子用コネクタc,c′を結合し、該コ
ネクタc,c′にモールド素子d,d′を嵌装接続固定
して、該コネクタc,c′をワイヤハーネス幹線aの外
周にテープeの巻つけにて固定するものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来のモ
ールド素子接続設置構造は、モールド素子の種類毎に専
用のコネクタを使用しているので、複数種類のコネクタ
及び端子が必要となるばかりか、ワイヤハーネス幹線の
外周にモールド素子がテープで固定されることにより、
ワイヤリングハーネス幹線の肥大化をまねき、細径化を
目指すワイヤリングハーネスにとっては邪魔な物とな
る、という課題を有している。
【0006】本考案は上記のような従来の課題に対処す
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、フィメールコ
ネクタとメールコネクタとからなるワイヤリングハーネ
ス同士の結合用コネクタにおいて、上記フィメールコネ
クタを、2個一対のフィメール端子を内蔵設置したフィ
メールコネクタ部を複数個並べた形状に一体に構成し、
該複数個のフィメールコネクタ部のうちの1個又は所定
の複数個をモールド素子の嵌装設置用のフィメールコネ
クタ部とし、残りのフィメールコネクタ部を他方のワイ
ヤリングハーネスを設けたメールコネクタの嵌装結合用
フィメールコネクタ部とし、内部に2個一対のメール端
子を内蔵設置したメールコネクタケース内に電子素子を
上記メール端子に接続された状態でモールドして構成し
たモールド素子を、上記モールド素子の嵌装設置用のフ
ィメールコネクタ部に挿込み設置するようにしたことを
特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記のように、ワイヤリングハーネス同士の結
合用コネクタにおいて、フィメールコネクタを、2個一
対のフィメール端子を内蔵設置したフィメールコネクタ
部を複数個並べた形状に一体に構成し、該複数個のフィ
メールコネクタ部のうちの1個又は所定の複数個を、内
部に2個一対のメール端子を内蔵設置したメールコネク
タケース内に電子素子を上記メール端子に接続された状
態でモールドして構成したモールド素子の嵌装設置用フ
ィメールコネクタ部としたので、ワイヤリングハーネス
幹線の肥大化という従来の課題は解消され、且つ種類の
異なる電子素子を特定のコネクタ構造をなす同一種の
ールコネクタケース内に内蔵モールドしてモールド素子
を構成するので、モールド素子のコネクタ及び端子の種
類を削減することができ、更にモールド素子設置専用の
取付構造及び取付方法をもたず単にモールド素子をフィ
メールコネクタ部に嵌挿するだけで接続固定されるの
で、モールド素子の設置作業がきわめて簡単容易とな
る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1を参照して説明
する。
【0010】図1において、1はワイヤリングハーネス
幹線、2はワイヤリングハーネス同士を結合させるフィ
メールコネクタであって、該フィメールコネクタ2は、
上下一対のフィメール端子3,3′を内蔵設置した独立
のフィメールコネクタ部4が複数個(通常4〜8個程
度)並列に並び且つ各フィメールコネクタ部4の上下部
に後述する係止片が嵌入係止されるロック部5を設けた
形状に合成樹脂材にて一体に形成される。このフィメー
ルコネクタ2はワイヤリングハーネス幹線1の端部にお
いて各ワイヤリングハーネスを所定のフィメールコネク
タ部4のフィメール端子3,3′に接続して結合され
る。
【0011】6は上記ワイヤリングハーネス幹線1に接
続されるワイヤリングハーネスの接続線であって、該接
続線6には上記フィメールコネクタ2の複数の(図1で
は2個の)フィメールコネクタ部4に嵌装接続されるメ
ールコネクタ7が取付けられる。該メールコネクタ7
は、上記フィメールコネクタ部4の上下一対のフィメー
ル端子3,3′に対応する上下一対のメール端子8,
8′が内蔵設置されたメールコネクタ部9を複数個(図
1では2個)並列に並べ且つ上記フィメールコネクタ2
の上下のロック部5に嵌装係止される上下一対の係止片
10を持った形状に合成樹脂材にて一体に形成され、各
メールコネクタ部9のメール端子8,8′に接続線6の
ワイヤリングハーネスを接続し、該メールコネクタ7を
前記フィメールコネクタ2の所定の複数のフィメールコ
ネクタ部4に嵌挿することにより、フィメール端子3,
3′とメール端子8,8′とが嵌合状態となってワイヤ
リングハーネス幹線1の所定のワイヤリングハーネスと
接続線6とが電気的に接続された状態となり且つ係止片
10がロック部5に嵌合してロックされた状態となる。
このようにフィメールコネクタとメールコネクタとの嵌
装ロックにてワイヤリングハーネス同士を接続する手段
自体は従来より公知であり、フィメールコネクタのフィ
メール端子とメールコネクタのメール端子との嵌合構造
やワイヤリングハーネスのフィメール端子,メール端子
への接続構造等の具体的構造の詳細説明は省略する。
【0012】本考案では、上記フィメールコネクタ2の
1個のフィメールコネクタ部4に対応するよう上下一対
のメール端子12,12′が内蔵設置されると共に上下
に係止片13をもった単独のメールコネクタ形状をなす
同一種のケース14内にダイオードやレジスタ或はコン
デンサ等の電子素子15をメール端子12,12′に接
続した状態にてモールドしてモールド素子11を構成
し、該モールド素子11を上記ワイヤリングハーネス同
士の接続用のフィメールコネクタ2の所定のフィメール
コネクタ部4に嵌挿することにより、そのフィメールコ
ネクタ部4のフィメール端子3,3′にモールド素子1
1のメール端子12,12′が嵌合して所定の電子素子
が所定のワイヤリングハーネスに接続され且つ係止片1
3がロック部5に嵌入係合してモールド素子11がフィ
メールコネクタ2にロックされるようにしたものであ
る。
【0013】図2では、7個のフィメールコネクタ部4
を並設したフィメールコネクタ2を用い、その中の6個
のフィメールコネクタ部を接続線6との接続用に使用
し、1個のフィメールコネクタ部4をモールド素子11
の接続設置用に使用した例を示している。
【0014】上記のように、ワイヤリングハーネスの回
路構成上に必要なモールド素子11を、ワイヤリングハ
ーネス同士の接続用のフィメールコネクタ2に嵌挿接続
設置する構成としたことにより、従来のようなワイヤリ
ングハーネス幹線の肥大化はなくなり、周辺部品等への
モールド素子の接触の虞れがなくモールド素子の信頼性
の向上をはかることができる。又、各種モールド素子専
用の複数種のコネクタをなくし単一種となるので、コス
ト的に極めて有利であると共に、モールド素子11をフ
ィメールコネクタ2の所定のフィメールコネクタ部に嵌
挿するだけで接続固定できるので、モールド素子設置作
業が従来に比しはるかに簡単且つ容易となる。
【0015】
【考案の効果】上記のように本考案によれば、ワイヤリ
ングハーネス同士の接続用のコネクタを利用して、該コ
ネクタにモールド素子を設置する構成としたことによ
り、モールド素子をワイヤリングハーネス幹線外周にテ
ープにより固定する従来の構成によって生じるワイヤリ
ングハーネス幹線の肥大化といった課題を完全に解決で
きると共に、モールド素子専用の特別な取付部の設定も
不要となり、更に各種モールド素子専用の各種コネクタ
をもたずコネクタ及び端子を単一種とすることができ、
又モールド素子の設置作業の簡単容易化をはかることが
できるもので、実用上多大の効果をもたらし得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すもので、(A)はフィメ
ールコネクタとそれに接続固定されるメールコネクタ及
びモールド素子の斜視図、(B)は(A)に示したフィ
メールコネクタの1個のフィメールコネクタ部とそれに
嵌挿されるモールド素子の断面図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す外観斜視図である。
【図3】従来のモールド素子の接続固定手段の一例を示
すもので、(A)はモールド素子の接続固定前の斜視
図、(B)及び(C)はモールド素子の接続固定後の斜
視図である。
【符号の説明】
1 ワイヤリングハーネス幹線 2 フィメールコネクタ 3 フィメール端子 3′ フィメール端子 4 フィメールコネクタ部 5 ロック部 6 ワイヤリングハーネスの接続線 7 メールコネクタ 8 メール端子 8′ メール端子 9 メールコネクタ部 10 係止片 11 モールド素子 12 メール端子 12′ メール端子 13 係止片 14 ケース 15 電子素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/00 - 13/66 H02G 3/16 B60R 16/02

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィメールコネクタとメールコネクタと
    からなるワイヤリングハーネス同士の結合用コネクタに
    おいて、上記フィメールコネクタを、2個一対のフィメ
    ール端子を内蔵設置したフィメールコネクタ部を複数個
    並べた形状に一体に構成し、該複数個のフィメールコネ
    クタ部のうちの1個又は所定の複数個をモールド素子の
    嵌装設置用のフィメールコネクタ部とし、残りのフィメ
    ールコネクタ部を他方のワイヤリングハーネスを設けた
    メールコネクタの嵌装結合用フィメールコネクタ部と
    し、上記モールド素子を、内部に2個一対のメール端子
    を内蔵設置したメールコネクタケース内に電子素子を上
    記メール端子に接続された状態でモールドした構成とし
    ことを特徴とするワイヤリングハーネスのモールド素
    子設置構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤリングハーネス
    のモールド素子設置構造において、上記複数個のフィメ
    ールコネクタ部は上下にロック部を備え、上記メールコ
    ネクタケースは上下に上記フィメールコネクタのロック
    部に係止されて固定される係止片を備えていることを特
    徴とするワイヤリングハーネスのモールド素子設置構
    造。
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