JPH03172326A - 改質ビスマレイミド樹脂 - Google Patents

改質ビスマレイミド樹脂

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JPH03172326A
JPH03172326A JP31074589A JP31074589A JPH03172326A JP H03172326 A JPH03172326 A JP H03172326A JP 31074589 A JP31074589 A JP 31074589A JP 31074589 A JP31074589 A JP 31074589A JP H03172326 A JPH03172326 A JP H03172326A
Authority
JP
Japan
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formula
weight
repeating unit
pts
resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP31074589A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Nakada
義弘 中田
Yukio Takigawa
幸雄 瀧川
Wataru Toyama
弥 外山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [(既  要] 可とう性を付与したビスマレイミド樹脂に関し、耐熱性
を低下させずに可とう性を付与したビスマレイミド樹脂
を目的とし、 シマレイミドから誘導される繰返し単位ジアミドから誘
導される繰返し単位 N11−R”−Nll−(IT ) 10〜95重量部
と、ジアリルポリメチルフェニルシロキサンから誘導さ
れる繰返し単位 で示される繰返し単位2.5〜50重■部とを含む、三
次元高分子であるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、可とう性を付与した改質ビスマレイミド樹脂
に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子、電気機器、輸送機などの小型軽量化、高性
能化が進んでいるが、これに伴い耐熱性でかつ耐湿性に
優れた材料が望まれている。特に、多層積層用、導電性
ペースト、電子素子保護膜、接着剤、塗料、封止材料お
よび成形材料の分野では、高耐熱性、高耐湿性樹脂の早
象、な開発が望まれている。
耐熱性樹脂としてはエポキシ樹脂およびポリイミド樹脂
が一般に知られているが、エポキシ樹脂は耐熱性が十分
でない。ポリイミド樹脂は脱水縮合型であるため、硬化
時にボイドを発生しやすく、硬化物の信頼性が低下する
。また、ポリイミド樹脂自身は不溶、不融であるため成
形加工が困難である。
成形加工性を改良したポリイミド樹脂としては、ビスマ
レイミドにジアミンを付加重合させた樹脂、およびポリ
マレイミド樹脂が公知であるが、硬化させた樹脂が硬く
て脆いという欠点がある。この問題を解決するために、
他の熱硬化性、熱可塑性樹脂、可とう外付与剤などの添
加が行われているが、可とう外付与剤として使用される
シリコーンなどはマレイミド樹脂本来の耐熱性を低下さ
せるなど、新たな問題を発生させる。
〔作 用〕
繰返し単位(1)を誘導する基材原料のビスマレイミド
としては、次に記載する繰返し単位(II)を誘導する
ジアミンと同様な骨格を有するもの、たとえば4,4′
−シマレイミノフェニルエーテルなどを使用することが
できる。
ジアミンとしては、4.4’−ジアミノジフェニルエー
テル、4.4′−ジアミノジフェニルメタン、4.4′
−ジアミノジフェニルスルホン、44′−ジアミノジフ
ェニルチオエーテル、オルト−フェニレンジアミン、メ
タ−フェニレンシアミン、2.2’−(4,4’ −ジ
アミノジフェニル)プロパンなどの芳香族ジアミン、ト
リメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサ
メチレンジアミン、4.4−ジメチルへブタメチレンジ
アミンなどの樹脂族ジアミン、1.4−ジアミノシクロ
ヘキサンなどの脂環式ジアミンなどが挙げられる。
ビスマレイミドから誘導される繰返しrn位(1)10
0重量部に対する、ジアミンから誘導される繰返し単位
(■)の量は、5重量部より少ないと成形加工性が改良
されず、95重量部を超えると硬化物の耐熱性が低下す
る。
ジアリルポリメチルフェニルシロキサンから誘導される
繰返し単位(III)の量が、2.5重量%より少ない
と可とう性が改良されず、50重量%を超えると硬化物
の耐熱性が低下する。
硬化物として改質されたビスマレイミド樹脂は、架橋さ
れた三次元高分子である。
ジアリルポリメチルフェニルシロキサンは、予めビスマ
レイミドと100〜150’Cで5〜30分間予備混練
することにより、ビスマレイミドとのプレポリマを得る
ことができ、このプレポリマを用いてもよい。
また、成形加工後のアフタキュアは、硬化物中の未硬化
ビスマレイミドなどの硬化反応を完結させるために、行
うことが望ましい。
さらに、本発明の改質ビスマレイミド樹脂には、必要に
応じて以下の成分を添加することができる。
(1)ビスマレイミドとジアミンとの硬化反応を促進さ
せるための硬化促進剤。硬化促進剤としては2−メチル
イミダプールなどのイミダゾール系、トリフェニルホス
フィンなどのホスフィン系、DBUのフェノール塩など
のDr3U (ジアザビシクロウンデセン)系、ジクミ
ルーパーオキザイドのような過酸化物などが用いられる
(2)溶融シリカ、結晶シリカ、アルミナ、炭酸カルシ
ラl、などの!5)束状の無機質充填材。無機質充填材
の添加量は組成物全体の30〜85重!t%の範囲にあ
ることが好ましい。この理由は、無機質充填材の添加量
が30重項九より少ないと添加効果が現れず、85重項
九より多いと流れ性の低下から、作業性が低下する可能
性が生じるからである。
(3)無機質充填材を添加する場合、樹脂との相溶性を
向上させるためのカップリング剤。例えば3−アミノプ
ロピルトリエトキシシランなどのシラン系カップリング
剤、あるいはテトラオクチルビス(ホスファイト)チタ
ネートなどのチタン系カップリング剤などである。カッ
プリング剤の添加量は使用する無機質充填剤の種類、量
、比表面積およびカップリング剤の最小被覆面積にもよ
るが、0.1〜15重量部が好ましい。
(4)離型剤として、カルナバワックス、ステアリン酸
およびその金属塩、モンタンワックスなどを、難燃剤と
して、臭素化エポキシ樹脂や、三酸化アンチモンなどを
使用する。
(5)着色剤、顔料として、例えば二酸化チタン、カー
ボンブランクなどが用いられる。
本発明の改質ビスマレイミド樹脂は、上記の成分を、ロ
ール、ニーダ−、エクストルーダーなどの手段を用いて
樹脂組成物とすることができる。
〔実施例〕
実施例1〜3では次の原料を使用した。
・ビスマレイミド:ビスマレイミノ (4,4’−ジフ
エニルメタン)(三菱油化■MB−300011)・ジ
アリルポリメチルフェニルシロキサン(実験室で調製) ・ジアミン:ジアミノジフェニルメタン(住友化学■ス
ミキュアM) ・硬化促進剤ニジアザビシクロウンデセン(サンアブ口
■U−CAT S八) である。
実施例の組成物は、予備混練したビスマレイミドージア
リルポリメチルフェニルシロキサンブレボリマを調製し
、これを他の原料と一緒に加圧ニーダで混練することに
より調製したものである。
また試験片の作製は以下のように行った。
まず、混純により得られた組成物を8メツシ、パスのパ
ウダーとし、このパウダーをプレス金型に移し、180
’c 、 80kg / c+ilにて10分間圧縮成
形したものをさらに200″C8時間の条件でアフター
キュアした。
なお比較例の組成物は、ジアリルポリメチルフェニルシ
ロキサンを加えていない。
このようにして得られた組成物について、特性評価を以
下のごとく行った。
・ガラス転移温度・・・熱機械分析装置(真空理工)に
て測定。
・曲げ強度   ・・・JISに6911実施例および
比較例で得られた結果を第1表に示す。
〔発明の効果〕 本発明によれば1、ジアリルポリメチルフェニルシロキ
サンをビスマレイミド樹脂に添加することにより、可と
う性、耐クラツク性にイ憂れた樹脂組成物を得ることが
できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1はアルキレン基、フェニレン基、または
    酸素、硫黄、酸化硫黄、もしくはアルキレン基を間に挾
    む2つのフェニレン基、または2価の脂環式炭化水素基
    を表す)で示される繰返し単位100重量部と、 式−NH−R^2−NH−(II) (式中、R^2は式( I )のR^1と同じ)で示され
    る繰返し単位10〜95重量部と、 式▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R^3、R^4はCH_3、C_2H_5、▲
    数式、化学式、表等があります▼、OH、OCH_3ま
    たはOC_2H_5)を表し、OHのHが式Si(R^
    5)_3(式中、R^5はCH_3、C_2H_5また
    は▲数式、化学式、表等があります▼を表す)で示され
    るシリル基で置換されていてもよい)で示される繰返し
    単位2.5〜50重量部とを含む三次元高分子であるこ
    とを特徴とする改質ビスマレイミド樹脂。
JP31074589A 1989-12-01 1989-12-01 改質ビスマレイミド樹脂 Pending JPH03172326A (ja)

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