JP2002060460A - リン含有難燃性エポキシレジン、およびその製造方法 - Google Patents
リン含有難燃性エポキシレジン、およびその製造方法Info
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Abstract
およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 活性水素とエポキシ基との付加反応を介
して2以上のエポキシ基を有するエポキシレジンとリン
原子に直接結合した活性水素を有するリン含有化合物と
を反応させることにより製造されるリン含有難燃性エポ
キシレジンである。この難燃性エポキシレジンより製造
された該難燃性硬化エポキシレジンは、高いTg、高い
分解温度および高い弾性係数を持ち、燃焼中に有毒で腐
食性の煙が生じない。このように該難燃性硬化エポキシ
レジンは回路板および半導体のカプセル封入用途に適し
ている。
Description
基を有するレジンと活性水素含有リン化合物とを、活性
水素およびエポキシ基の間での付加反応を介して反応さ
せることにより製造される難燃性エポキシレジンに関す
るものである。本発明はまた、該難燃性エポキシレジン
より生じる硬化エポキシレジンに関するものであ。
特性、溶媒および化学耐性、靭性、硬化時の低い収縮
性、優れた電気的および機械的耐性、ならびに、様々な
基板に対する優れた接着性を持つ。またエポキシレジン
を多様に配合することによって工業的に広く応用するこ
とができ、例えば半導体用の表面コーティング、接着
剤、塗装材料、注入材料、複合材料、ラミネート、封入
材料等、また電気装置用の絶縁材料等となる。O−クレ
ゾールホルムアルデヒドノボラックエポキシ(CNE)
は超小形電子機器のカプセル封入で用いられる典型的な
レジンである。エポキシ主鎖を改変してエポキシレジン
の熱特性を増強するための数々のアプローチがこれまで
に報告されている。酸化アンチモンと結合させた芳香族
臭素化合物は、難燃性エポキシレジンに広く用いられて
いる。テトラブロモビスフェノールAは典型的な芳香族
臭素化合物の例であり、難燃性エポキシレジンに用いら
れる。下記反応式に示すように、過量のエポキシレジン
はテトラブロモビスフェノールAと反応させると、両末
端にエポキシ基を持つエポキシレジンが生成する。
の基であり、mは1〜10の整数である。該エポキシレ
ジンは難燃性印刷回路板の製造に用いられ、これは該エ
ポキシレジンをガラスファイバーに含浸させて、生じた
複合材料を加熱してエポキシレジンを硬化させることに
よって製造される。さらに該エポキシレジンは、超小形
電子機器をカプセル封入することに用いることができ、
該エポキシレジンを硬化剤と共に高温で硬化して難燃性
の封入材料を形成することができる。その典型的な例と
しては、米国特許第3040495号、第305894
6号、第3294742号、第3929908号、第3
956403号、第3974235号、第398953
1号、第4058507号、第4104257号、第4
170711号および第4647648号が挙げられ
る。
ルA含有エポキシレジンは難燃性を示すが、この系統の
化合物が持つ大きな問題は燃焼中に例えばダイオキシン
やベンゾフラン等の有毒で腐食性の煙を発生することで
ある。
特性を減少させ、さらにエポキシレジン中から気化して
エポキシレジンの難燃性を減少させる場合もある。
比べて有害ガスおよび煙の発生が少ない。例えば特開平
10−30017号公報、特開平10−30016号公
報、特開平10−152545号公報にはリン化合物含
有エポキシレジンが開示されている。ここに特開平10
-30017号公報に開示されている反応例の一つを以
下に示す。
は良好な難燃性を示すにも関わらず、それらは全て芳香
族系フェノールとエポキシ基との反応によって生じたも
のであり、二以上のエポキシ基を有する多価エポキシレ
ジンにおいてこの付加反応がうまく制御されなければゲ
ル化を招くことがある。このようなリン含有難燃性エポ
キシレジンは低いTg(ガラス転移点)を持つ生成物と
なり、これはそれらが二価DGEBA(diglyci
dyl ether bisphenol Aepox
y resin)に由来するものであり、さらにエポキ
シ当量が400g/eq以上を示すことも原因である。
それらのTgを上げるために、多価エポキシレジンをこ
れらのリン化合物含有レジンに添加する必要がある。し
かしながらこれらのリン化合物含有レジンへの多価エポ
キシの混合では、多価エポキシレジンとリン化合物含有
エポキシとで硬化剤に対する反応性が異なることから相
分離するという問題がある。
あり、同時に大規模集積回路(LSICs)の集積規模
も上昇し続けている。従って大きいチップ、微細パター
ンおよび高いピン総数の設計が要求され、それによりL
SICは高温欠陥に対してより敏感になる。卓越した表
面搭載技術もまた装置に高温工程を要する原因である。
それゆえに印刷回路板において高温信頼性、難燃性で、
かつ環境にやさしいエポキシレジンの開発は半導体産業
において重要である。
鑑みなされたものであり、その目的は優れた熱安定性、
優れた熱耐性および環境適合性を持つ難燃性エポキシレ
ジンおよび硬化エポキシレジンを提供することである。
るためのエポキシレジンの製造方法を提供することであ
る。
(a):
は水素原子または炭素数1〜4の炭化水素基であり、R
2およびR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基また
は
り、Xは
ある); 式(b):
あり、Qは結合手、−CH2−、−C(CH3)2−、−
O−、−S−または−SO2−である); 式(c)
(b)の定義と同様である);および 式(d)
あり、Yは−(CH2)n−またはフェニレンであり、n
は0〜6の整数である)よりなる群より選択される化合
物の少なくとも一つを含むリン含有難燃性エポキシレジ
ンである。
含み、R1は水素原子またはメチル基であり、R2は水素
原子である、請求項1に記載のリン含有難燃性エポキシ
レジンである。
み、Qは−C(CH3)2−である、前記リン含有難燃性
エポキシレジンである。
質量%である、前記リン含有難燃性エポキシレジンであ
る。
質量%である、前記リン含有難燃性エポキシレジンであ
る。
シレジンを硬化剤を用いて硬化することによって製造さ
れる、リン含有難燃性硬化エポキシレジンである。
−フェノールノボラック、フェノール−ホルムアルデヒ
ドノボラック、ジシアンジアミド、メチレンジアニリ
ン、ジアミノジフェニルスルホン、フタル酸無水物およ
びヘキサヒドロフタル酸無水物からなる群より選択され
る、前記リン含有難燃性硬化エポキシレジンである。
上の温度で行われるものである、前記リン含有難燃性硬
化エポキシレジンである。
含み、R1はメチル基、およびR2は水素原子である前記
リン含有難燃性エポキシレジンを硬化してなる、前記リ
ン含有難燃性硬化エポキシレジンである。
含み、Qは−C(CH3)2−である前記リン含有難燃性
エポキシレジンを硬化してなる、前記リン含有難燃性硬
化エポキシレジンである。
質量%である、前記リン含有難燃性硬化エポキシレジン
である。
質量%である、前記リン含有難燃性硬化エポキシレジン
である。
の存在下で行われ、前記促進剤は前記リン含有難燃性エ
ポキシレジンの100質量部に対して0.01〜10.
0質量部の量で用いられる、前記リン含有難燃性硬化エ
ポキシレジンである。
ェニルホスフィンである、前記リン含有難燃性硬化エポ
キシレジンである。
は水素原子または炭素数1〜4の炭化水素基であり、R
2およびR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基また
は
り、X’は
であり、Qは結合手、−CH2−、−C(CH3)2−、
−O−、−S−または−SO2−である); 式(c’)
び(b)の定義と同様である);および 式(d’)
であり、Yは−(CH2)n−またはフェニレンであり、
nは0〜6の整数である)からなる群より選択される化
合物の少なくとも一つを含むエポキシレジンとを反応さ
せることを含む前記方法である。
00℃で行い、前記エポキシレジンのエポキシ基の、前
記化合物(I)中のリンに対する当量比が2:1〜1
0:1の範囲である、前記方法である。
ルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、トリフェニ
ルホスフィン、四級リン化合物および四級アンモニウム
化合物よりなる群から選択される少なくとも一つの触媒
の存在下で行われる、前記方法である。
(a’)の化合物を含み、R1は水素原子またはメチル
基であり、R2は水素原子である、前記方法である。
(c’)の化合物を含み、Qは−C(CH3)2−であ
る、前記方法である。
ジンのリンの含有量が1〜30質量%である、前記方法
である。
ジンのリンの含有量が1〜10質量%である、前記方法
である。
は、活性水素とエポキシ基との付加反応を介して2以上
のエポキシ基を有するエポキシレジンとリン原子に直接
結合した活性水素を有するリン含有化合物とを反応させ
ることにより製造される。この難燃性エポキシレジンよ
り製造された該難燃性硬化エポキシレジンは、高いT
g、高い分解温度および高い弾性係数を持ち、燃焼中に
有毒で腐食性の煙が生じない。このように該難燃性硬化
エポキシレジンは回路板および半導体のカプセル封入用
途に適している。その活性水素含有リン化合物は、下記
式Iで示される9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10
−ホスファフェナントレン−10−オキサイド(以下、
DOPOと称する)である。
エポキシレジンは、 式(a):
は水素原子または炭素数1〜4の炭化水素基であり、R
2およびR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基また
は
り、Xは
あり、Qは
(b)の定義と同様である);および 式(d)
あり、Yは−(CH2)n−またはフェニレンであり、n
は0〜6の整数である)よりなる群より選択される化合
物の少なくとも一つを含む。
あり、R2は水素原子である式(a)の構造を含む難燃
性エポキシレジンである。
式(c)の構造を含む難燃性エポキシレジンである。
は1〜10質量%のリンを含む難燃性エポキシレジンで
ある。ここでリン含量が1質量%未満の場合、望ましい
難燃性が得られず、また30質量%を超えるリン含量の
場合、30質量%以下のリン含有量であるエポキシレジ
ンとの難燃性の顕著な差がなく、添加量に見合った効果
が得られないため、好ましくない。
は、式I:
PO)と、 式(a’):
は水素原子または炭素数1〜4の炭化水素基であり、R
2およびR3はそれぞれ独立して水素原子、メチル基また
は
り、Xは
であり、Qは結合手、−CH2−、−C(CH3)2−、
−O−、−S−または−SO2−である); 式(c’)
義と同様である);および式(d)
であり、Yは−(CH2)n−またはフェニレンであり、
ここでnは0〜6の整数である)よりなる群より選択さ
れる化合物の少なくとも一つを含むエポキシレジンと
を、触媒の存在下または非存在下で、溶融状態でまたは
一般的な溶媒中で反応させることを含む。
において、該リン化合物(DOPO)の活性水素は、下
記反応式IIのようにエポキシレジンのエポキシ基と付加
反応により反応し、その際、二価または多価エポキシレ
ジンの両方を本発明において用いることができる。
〜200℃で行い、反応効率を考慮すれば(a’)〜
(d’)から選択されるエポキシレジンの、前記化合物
(I)中のリンに対する当量比が2:1〜10:1の範
囲で反応させることが好ましい。この式IIの反応は、2
−フェニルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、ト
リフェニルホスフィン、四級リン化合物および四級アン
モニウム化合物よりなる群から選択される少なくとも一
つの触媒の存在下で実施される。該四級リン化合物とし
ては、エチルトリフェニルホスホニウム酢酸塩およびエ
チルトリフェニルホスホニウムハロゲン化物がある。該
四級アンモニウム化合物としては、ベンジルトリメチル
アンモニウムクロライド、ベンジルトリエチルアンモニ
ウムクロライドおよびテトラブチルアンモニウムクロラ
イドがある。
シレジンは、難燃性印刷回路板の製造に使用される。そ
の際本発明のリン含有難燃性エポキシレジンは、マトリ
ックスレジンとして、ガラスファイバーに該難燃性エポ
キシレジンを含浸させ、硬化させることによって使用さ
れる。
エポキシレジンを、エポキシレジンの硬化剤と共に硬化
することによってリン含有難燃性硬化エポキシレジンを
合成する。該硬化剤は、エポキシレジンを硬化するため
に使用される当業界で周知のものを使用することがで
き、好ましくは、メラミン−フェノールノボラック、フ
ェノール−ホルムアルデヒドノボラック、ジシアンジア
ミド、メチレンジアニリン、ジアミノジフェニルスルホ
ン、フタル酸無水物およびヘキサヒドロフタル酸無水物
からなる群より選択される少なくとも一種の化合物が例
示できる。好ましくは、該硬化反応は150℃より高い
温度であり、該硬化剤の正規組成量で実施される。正規
組成量とは、すなわちリン含有難燃性エポキシレジン中
のエポキシ基と、硬化剤中の官能基の当量比が1:1で
あることを意味する。より好ましくは、該硬化反応は、
例えばトリフェニルホスフィンのような硬化促進剤の存
在下で実施され、その際、硬化剤中の官能基の当量比が
1:1であるように、リン含有難燃性エポキシレジンの
100質量部に対して促進剤は0.01〜10.0質量
部の量で用いられることが好ましい。本発明のリン含有
難燃性硬化エポキシレジンは、半導体カプセル封入等の
用途に適している。
は、任意の周知のエポキシレジンであり、例えばビスフ
ェノールAエポキシレジン、ビスフェノールFエポキシ
レジン、ビスフェノールSエポキシレジンおよびビスフ
ェノールエポキシレジンのような二個のエポキシ基をも
つもの、および、例えば4〜18のエポキシ基を有する
フェノールホルムアルデヒドノボラックエポキシやクレ
ゾールホルムアルデヒドノボラックエポキシ(CN
E)、ならびにそれらの混合物が例示できる。
ルエーテル(DGEBA)およびDOPOからのリン含
有難燃性エポキシレジンIIP1の製造(リン含有率:
1質量%)>加熱材、熱電対および温度制御装置、還流
冷却器、窒素供給装置、減圧装置および機械的撹拌装置
を備えた1Lの四つ首丸底フラスコに、エポキシ当量が
187g/eqのビスフェノールAのジグリシジルエー
テル(DGEBA)700gを加えて、エポキシレジン
中に存在するわずかな水を除去するために、30分間、
減圧(<13.3kPa)下で撹拌しながら110℃ま
で加熱した。減圧を止め、大気圧に達するまで乾燥窒素
をフラスコ内に注入した。フラスコの温度を130℃に
昇温し、52.5gのDOPO(東京化成工業株式会社
(TCI)より入手可能)を次に撹拌しながら添加し
た。反応混合物の温度を徐々に160℃まで昇温し、そ
の温度を5時間維持した。冷却後、エポキシ当量215
g/eqのリン含有難燃性エポキシレジンIIP1を得
た(エポキシ当量の理論量は216g/eq)。
キシレジンIIP2(リン含有率:2質量%)およびI
IP3(リン含有率:3質量%)の製造>実施例2およ
び3において、DOPOの量を113.5gおよび18
5gにそれぞれ変更した点以外は、実施例1の方法に従
った。生じた生成物IIP2(実施例2)はリン含有率
が2質量%、エポキシ当量が252g/eq(エポキシ
当量の理論量は252g/eq)であった。生じた生成
物IIP3(実施例3)はリン含有率が3質量%、エポ
キシ当量が308g/eq(エポキシ当量の理論量は2
52g/eq)であった。
ノボラックエポキシレジン(CNE)およびDOPOか
らのリン含有難燃性エポキシレジンC12P2の製造(リ
ン含有率:2質量%)>加熱材(heating mantle)、熱
電対および温度制御装置、還流冷却器、窒素供給装置、
減圧装置および機械的撹拌装置を備えた1Lの四つ首丸
底フラスコに、エポキシ当量が205g/eqで12の
エポキシ基を持つクレゾールホルムアルデヒドノボラッ
クエポキシレジン(CNE、ナン ヤ プラスチック株
式会社(Nan Ya Plastics Co.、台湾)の商品コード
「NPCN−704」)400gを加えて、エポキシレ
ジン中に存在するわずかな水を除去するために、30分
間、減圧(<13.3kPa)下で撹拌しながら110
℃まで加熱した。減圧を止め、大気圧に達するまで乾燥
窒素をフラスコ内に注入した。フラスコの温度を130
℃に昇温し、68gのDOPO(東京化成工業株式会社
(TCI)より入手可能)を撹拌しながら添加した。反
応混合物の温度を徐々に160℃まで昇温し、その温度
を2.5時間維持した。冷却後、エポキシ当量275g
/eqのリン含有難燃性エポキシレジンC12P2を得た
(エポキシ当量の理論量は285g/eq)。
ンC12P4(リン含有率:2質量%)の製造>DOPO
の量を155gに変更した点以外は、実施例4の方法に
従った。生じた生成物C12P4はリン含有率が4質量
%、エポキシ当量が485g/eq(理論量は464g
/eq)であった。
式Bであり、mは0〜12であり、Rはメチル基であ
る。
性エポキシレジンを用いた硬化エポキシレジンの製造>
硬化エポキシレジンは、実施例1〜5で製造されたリン
含有難燃性エポキシレジン、DGEBAおよびCNEを
用いてそれぞれ製造された。硬化剤としては、ジアミノ
ジフェニルスルホン(DDS)、水酸基当量が105g
/eqのフェノール−ホルムアルデヒドノボラック(P
N)またはジシアンジアミド(DICY)を用いた。な
お硬化剤の配合量はエポキシ基1と雨量に対し等価量と
した。その混合物を微粉末に粉砕し、次に均一な溶液が
得られるまで連続的に撹拌しながらホットプレート上で
約150℃で加熱した。DDSおよびDICYを用いた
場合は硬化促進剤を使用しなかったが、PNを用いた場
合においては0.2質量%のトリフェニルホスフィンを
加熱前に添加し撹拌した。得られた均一な溶液をアルミ
ニウム成型に注入し、次にオーブンで硬化した。
ポキシレジン(IIP1、IIP2、IIP3)およびD
GEBAエポキシレジンについて、硬化反応は160℃
で1時間、および、180℃で4時間の条件で行った。
また実施例4および5で製造したリン含有難燃性エポキ
シレジンにおいては、硬化反応は160℃で1時間、お
よび、180℃で2時間、200℃で2時間の条件で行
った。CNEエポキシレジンにおいては、前述の条件に
加えさらに200℃で2時間の硬化を行った。得られた
サンプルは割れを防ぐためにゆっくり室温まで冷却し
た。
り得られた硬化エポキシレジンの動的機械的分析(DM
A)特性を表1に、それらの熱重量分析(TGA)を表
2に、それらの難燃性特性試験(UL−94試験およL
OI(limiting oxgen index)測定)を表3にそれぞれ
示した。ここで動的機械的分析(DMA)におけるモジ
ュール50℃×108Paとは、室温から高温への加熱
工程中に50℃(×108Pa)で測定されたモジュー
ルを示す。また熱重量分析(TGA)において、“Td
5%℃ N2(または空気)”とは、窒素(または空
気)雰囲気下で室温から高温への加熱工程中に5質量%
の質量減少がおこる温度であり、“700℃での収率
(%)N2(または空気)”とは、窒素(または空気)
雰囲気下で室温から700℃へ加熱した後に残存するエ
ポキシレジンの質量%である。またUL−94試験と
は、固体を高温燃焼させたときの特性を評価するための
もので、FMVSS 302/ZSO 3975の規定
に従っている。長さ127mm、幅127mmおよび
1.72厚さの試験片を用いた試験である。また、LO
I測定は、ASTM D−2863−77において規定
されている方法であり、長さ7〜15cm、幅6.5±
0.5mm、厚さ3.0±0.5mmの試験片をアトラ
スリミティングオキシジェンインデックスチャンバーで
評価した。また煙については、燃焼による煙の発生を肉
眼で観察し、その結果を示す。
ばDGEBA/DDSという場合は、エポキシレジンと
してDGEBAを、硬化剤としてDDSを用いた硬化エ
ポキシレジンを表す。
シレジン、ならびにCNEより得られた硬化エポキシレ
ジン(表中、C12/DDS、C12/PN、C12/DIC
Yとして表示)の動的機械的分析(DMA)特性を表4
に、それらの熱重量ハ分析(TGA)を表5に、それら
の難燃性特性試験(UL−94試験およLOIを表6に
それぞれ示した。それぞれの測定方法は上記と同様であ
る。
ジンは良好な機械および熱特性、優れた難燃性特性を持
ち、特に燃焼テストにおいて煙やドロッピングを生じな
いことから、印刷回路板製造、半導体カプセル封入およ
び他の工業的用途に非常に適していることが示されてい
る。
ノボラックエポキシレジン(CNE)とDOPOとを用
いてリン含有難燃性エポキシレジンC8P1(リン含有
率:1質量%)、C8P2(リン含有率:2質量%)およ
びC8P3(リン含有率:3質量%)の製造>220g/
eqのエポキシ当量および8個のエポキシ基を持つクレ
ゾールホルムアルデヒドノボラックエポキシレジン(C
NE、ナン ヤ プラスチックス株式会社より、商品コ
ード「NPCN−703」として入手可能)をNPCN
−704の代わりに用いられることを除いては、実施例
4の方法に従って、DOPOの量を変化させることによ
ってリン含有難燃性エポキシレジンC8P1(リン含有
率:1質量%)、C8P2(リン含有率:2質量%)およ
びC8P3(リン含有率:3質量%)を製造した。C
8P1、C8P2およびC8P3のエポキシ当量は、それぞれ
235.44g/eq、291.6g/eqおよび36
1.57g/eqであった。
ポキシレジンを用いた硬化エポキシレジンの製造>硬化
エポキシレジンは、実施例7で製造したリン含有難燃性
エポキシレジンおよびCNEからそれぞれ製造した。そ
の際、それぞれのリン含有難燃性エポキシレジンに対し
て1:1の当量比の硬化剤、および、該リン含有難燃性
エポキシレジン100質量部に対して0.1質量部のト
リフェニルホスフィンを促進剤として用いた。該硬化剤
は、水酸基当量が105g/eqのフェノール−ホルム
アルデヒドノボラック(PN)または式:
(MPN−1およびMPN−2)から選択した。
一な溶液が得られるまで連続的に撹拌しながらホットプ
レート上で約130℃で加熱した。得られた均一な溶液
をアルミニウム成型に注入し、次にオーブンで硬化し
た。
80℃で2時間、200℃で2時間の条件で行われた。
CNEエポキシレジンを用いた場合では、前述の条件に
加えさらに200℃で2時間の硬化を行った。得られた
サンプルは割れを防ぐためにゆっくり室温まで冷却し
た。
ン、ならびにCNEより得られた硬化エポキシレジン
(表中、C8/PN、C8/MPN−1、C8/MPN−
2として表示)の熱重量分析(TGA)を表8に、それ
らの難燃性特性試験(UL−94試験およLOI測定)
を表9にそれぞれ示した。それぞれの評価方法は上述の
通りである。
有硬化エポキシレジン(C8Px/MPN)においてリン
含有量が少ないものでも、リン含有硬化エポキシレジン
(C 8Px/PN)と同等の難燃性効果を示すことがわか
った。これは窒素とリンから生じる相乗効果による。し
かしながら、本発明のリン含有および窒素−リン含有硬
化エポキシレジンの両方のサンプルは、燃焼テストにお
いていずれも従来の硬化エポキシレジン(C8/PN、
C8/MPN)に比べて非常に煙の発生が少なかった。
燃性硬化エポキシレジンおよび該難燃性エポキシレジン
より製造された難燃性硬化エポキシレジンは、高いTg
温度、高い分解温度および高い弾性係数を持ち、さらに
燃焼中に有毒で腐食性の煙が生じないため、廃棄後の処
理において環境にやさしいという特徴を持つ。このよう
に該難燃性硬化エポキシレジンは回路板および半導体の
カプセル封入用途に適している。
Claims (21)
- 【請求項1】 式(a): 【化1】 (式中、mは1〜12の整数であり、R1は水素原子ま
たは炭素数1〜4の炭化水素基であり、R2およびR3は
それぞれ独立して水素原子、メチル基または 【化2】 (R1は上述の定義と同様である)であり、Xは 【化3】 であり、前記Xの少なくとも一つは式Bである); 式(b): 【化4】 (式中、Xは前記式(a)の定義と同様であり、Qは結
合手、−CH2−、−C(CH3)2−、−O−、−S−
または−SO2−である); 式(c) 【化5】 (式中、XおよびQは前記式(a)および(b)の定義
と同様である);および 式(d) 【化6】 (式中、Xは前記式(a)の定義と同様であり、Yは−
(CH2)n−またはフェニレンであり、nは0〜6の整
数である)よりなる群より選択される化合物の少なくと
も一つを含むリン含有難燃性エポキシレジン。 - 【請求項2】 前記式(a)の化合物を含み、R1は水
素原子またはメチル基であり、R2は水素原子である、
請求項1に記載のリン含有難燃性エポキシレジン。 - 【請求項3】 前記(c)の化合物を含み、Qは−C
(CH3)2−である、請求項1に記載のリン含有難燃性
エポキシレジン。 - 【請求項4】 リンの含有量が1〜30質量%である、
請求項1〜3のいずれか一項に記載のリン含有難燃性エ
ポキシレジン。 - 【請求項5】 リンの含有量が1〜10質量%である、
請求項4に記載のリン含有難燃性エポキシレジン。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載のリ
ン含有難燃性エポキシレジンを硬化剤を用いて硬化する
ことによって製造される、リン含有難燃性硬化エポキシ
レジン。 - 【請求項7】 前記硬化剤は、メラミン−フェノールノ
ボラック、フェノール−ホルムアルデヒドノボラック、
ジシアンジアミド、メチレンジアニリン、ジアミノジフ
ェニルスルホン、フタル酸無水物およびヘキサヒドロフ
タル酸無水物からなる群より選択される、請求項6に記
載のリン含有難燃性硬化エポキシレジン。 - 【請求項8】 前記硬化は、150℃以上の温度で行わ
れるものである、請求項6または7に記載のリン含有難
燃性硬化エポキシレジン。 - 【請求項9】 前記式(a)の化合物を含み、R1はメ
チル基、およびR2は水素原子である前記リン含有難燃
性エポキシレジンを硬化してなる、請求項6〜8のいず
れか一項に記載のリン含有難燃性硬化エポキシレジン。 - 【請求項10】 前記式(c)の化合物を含み、Qは−
C(CH3)2−である前記リン含有難燃性エポキシレジ
ンを硬化してなる、請求項6〜80のいずれか一項に記
載のリン含有難燃性硬化エポキシレジン。 - 【請求項11】 リンの含有量が1〜30質量%であ
る、請求項9または10に記載のリン含有難燃性硬化エ
ポキシレジン。 - 【請求項12】 リンの含有量が1〜10質量%であ
る、請求項11に記載のリン含有難燃性硬化エポキシレ
ジン。 - 【請求項13】 前記硬化は、硬化促進剤の存在下で行
われ、前記促進剤は前記リン含有難燃性エポキシレジン
の100質量部に対して0.01〜10.0質量部の量
で用いられる、請求項6〜12のいずれか一項に記載の
リン含有難燃性硬化エポキシレジン。 - 【請求項14】 前記硬化促進剤はトリフェニルホスフ
ィンである、請求項13に記載のリン含有難燃性硬化エ
ポキシレジン。 - 【請求項15】 式I: 【化7】 で示される活性水素含有リン化合物と、 式(a’): 【化8】 (式中、mは1〜12の整数であり、R1は水素原子ま
たは炭素数1〜4の炭化水素基であり、R2およびR3は
それぞれ独立して水素原子、メチル基または 【化9】 (R1は上述の定義と同様である)であり、X’は 【化10】 である);式(b’): 【化11】 (式中、X’は前記式(a)の定義と同様であり、Qは
結合手、−CH2−、−C(CH3)2−、−O−、−S
−または−SO2−である); 式(c’) 【化12】 (式中、X’およびQは前記式(a)および(b)の定
義と同様である);および 式(d’) 【化13】 (式中、X’は前記式(a)の定義と同様であり、Yは
−(CH2)n−またはフェニレンであり、nは0〜6の
整数である)からなる群より選択される化合物の少なく
とも一つを含むエポキシレジンとを反応させることを含
む請求項1〜5のいずれか一項に記載のリン含有難燃性
エポキシレジンの製造方法。 - 【請求項16】 前記反応は、100〜200℃で行
い、前記エポキシレジンのエポキシ基の、前記化合物
(I)中のリンに対する当量比が2:1〜10:1の範
囲である、請求項15に記載の方法。 - 【請求項17】 前記反応は、2−フェニルイミダゾー
ル、2−メチルイミダゾール、トリフェニルホスフィ
ン、四級リン化合物および四級アンモニウム化合物より
なる群から選択される少なくとも一つの触媒の存在下で
行われる、請求項15または16のいずれか一項に記載
の方法。 - 【請求項18】 前記エポキシレジンは式(a’)の化
合物を含み、R1は水素原子またはメチル基であり、R2
は水素原子である、請求項15〜17のいずれか一項に
記載の方法。 - 【請求項19】 前記エポキシレジンは式(c’)の化
合物を含み、Qは−C(CH3)2−である、請求項15
〜17のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項20】 生じる難燃性エポキシレジンのリンの
含有量が1〜30質量%である、請求項19に記載の方
法。 - 【請求項21】 生じる難燃性エポキシレジンのリンの
含有量が1〜10質量%である、請求項20に記載の方
法。
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