JPH03168178A - テープ付け空環縫込み装置 - Google Patents

テープ付け空環縫込み装置

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JPH03168178A
JPH03168178A JP1310052A JP31005289A JPH03168178A JP H03168178 A JPH03168178 A JP H03168178A JP 1310052 A JP1310052 A JP 1310052A JP 31005289 A JP31005289 A JP 31005289A JP H03168178 A JPH03168178 A JP H03168178A
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tape
ring
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sewing
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Takashi Ichimura
市村 多賀志
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、例えば肌着等における前身ごろと後身ごろ
の縫製における肩部の縫合わせ時に好適に用いられるオ
ーバーロックミシンに装備させるテープ付け空環縫込み
装置に関する。
[従来の技術] 上述のような肌着等の縫製においては前身ごろと後身ご
ろを裏返しにして縫着する。この場合、肩部の縫い合わ
せ、いわゆる肩つぎは、その肩部の前身ごろ側にテープ
を同時に縫い込んで行うのが一般的であり、これによっ
てこの肩部を補強するようにしている。
ところで従来においては、上記のような肩部の縫い合わ
せは、針落部の右側にミシン本体を設け一3一 た右オーバーロックミシンにより、まず右肩側を内端部
から外端部へ向かって肩つぎし、次いで二重環縫いミシ
ンにより、左肩側の内端部を縫い始め縫い終わり部とし
て襟ぐりに沿ったラッパ取りを行い、しかる後、前記右
オーバーロックミシンにより、左肩側を外端部から内端
部に向かって肩つぎするようにしていた。
しかしながら、このように左右の肩っぎをともに右オー
バーロックミシンで行うと、左右肩の外端部はその後で
行われる袖付けにより閂止めされるし、右肩の内端部も
この右肩の肩っぎの後で行われるラッパ取りによって閂
止めされるものの、左肩側の肩っぎの縫い終わり部は、
縫目の終端に連なる空環が形成されたままの状態となる
。このため、従来においてはこの左肩側の縫い終わり部
がほつれてしまわないように、衣類を表返しにしてから
格別に首閂止め作業を行.うようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、こうした首閂止め作業のような工程を別
途設けることは、製造工程を煩雑として−5一 ー4− 製造コストの上昇を招来し、しいては製品コストを上昇
させることになるという問題があった。
発明は上記のような事情に鑑みなされたものであって、
上述における左肩側の肩っぎのように、一端側はその後
に行われる格別の閂止め作業以外の縫製工程において自
動的に閂止めされるようなテープ付けを伴う縫製を行う
場合に、こうしたその後の縫製工程においては自動的に
閂止めされない他端側をも格別の閂止め作業を行わずに
ほつれないようにすることができ、しかも縫い始め及び
縫い終わり部におけるテープの切断も自動的に行うこと
ができる、テープ付け空環縫込み装置を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 発明によるテープ付け空環縫込み装置は、上記目的を達
成するために、 上方から繰り出されるテープをオーバーロックミシンの
針落部に案内するためのテープガイドと、このテープガ
イドを、前記針落部に対向する作用位置とこの作用位置
から退避した待機位置との間で布送り方向と交叉する方
向に移動させるガイド駆動装置と、 布地の端縁に形成した縫目に連なって作り出された空環
を針落部の後方側において前記布地から切り離すととも
に、ミシン側に残った空環の自由端を針落部手前側に設
けた空環挾持部で挾持し、且つこの空環挾持部が布送り
方向と交叉する方向へ移動できる空環処理装置と、 空環を形威する針板爪と空環処理装置の空環挾持部の中
間であって且つこの空環挾持部を移動させたときこれに
挾持された空環と交叉する位置に配設されるとともに、
可動刃がオーバーロックミシンの駆動に連動して作動す
る切断装置と、を具備してなり、且つ、 前記空環処理装置がミシン側に残った空理を針落部手前
側で挾持しているとともに布地が縫製位置にセットされ
、且つ前記ガイド駆動装置により作用位置に位置させた
テープガイドから繰り出されたテープが押え金と布地の
間に挿入されている状態でオーバーロックミシンを駆動
させると、一7− 前記テープガイドから繰り出されるテープを布地の上面
側に縫い込んで行くとともに針落部手前側に挾持されて
いる空環を布地の下面側に縫い込んで行き、且つ縫い始
めにおいて前記切断装置が布地の不要端縁部分とともに
布地に装着する部分より先端のテープを切断し、空環が
布地に一定長さ縫い込まれた時点で空環処理装置が空環
挾持部を移動させて前記空環を切断装置と交叉させて切
断し、布地の終端が前記切断装置を通過する以前に、ガ
イド駆動装置がテープガイドを作用位置から待機位置へ
移動させて未縫着のテープを前記切断装置と交叉させ、
これによって切断装置が交叉したテープを布地の端縁と
ともに切断し、布地に対する縫製が終了後この布地の端
縁に連なって作り出された空環を、この布地の終端の後
方側への移動に伴って針落部より後方側に設けられた吸
引装置の吸入孔に吸引するとともにこの吸引孔内におい
て切断し、この切断によってミシン側に残った空環の自
由端を針落部手前側へ風圧により移動させ、この移動し
てきた空環を針落部手前側に設けた空環挾持部で挾持す
ること を特徴とするものである。
以上のような主発明によるテープ付け空環縫込み装置は
、前記オーバーロックミシンが二本針オーバーロックミ
シンであり、その内側針板爪が外側針板爪と並列する作
用位置から手前側の待機位置へ後退可能である場合にも
適用できる。この場合、前記内側針板爪はミシンが駆動
されると後退位置から作用位置へ前進し、布地に対する
縫製が終了した後で形成され且つ布地から切り離された
空環が針落部手前側へ風圧により移動される前に待機位
置へ後退するようにするとよい。
上記のような発明によるテープ付け空環縫込み装置は、
前記オーバーロックミシンを、布送り方向を前後方向と
する場合において、手前からみて針落部の左側にミシン
本体及び前記切断装置を設けた左ミシンとすることがで
きる。
[作 用] 上記の如き発明によるテープ付け空環縫込み装置によれ
ば、テープは縫い始めおよび縫い終わり前に布地の端縁
とともに切断されることより布地に必要長さだけ縫い付
けられ、この布地から食み出すことがない。また、ミシ
ン側に残っていた空環が縫い始め部分に縫い込まれるこ
とにより、この縫い始め部分のほつれが格別の閂止め作
業を行わずして防止される。
また、ミシンが二本針オーバーロックミシンである場合
に、空環が針落部手前側へ風圧により移動される前に内
側針板爪を待機位置へ後退させておくと、空環が外側針
落部から確実に退避でき、外側縫針の針糸で布地に縫い
付けられてしまうことが防止される。
オーバーロックミシンが左ミシンであると、前述の如き
肌着等の肩つぎのうち、左肩側の肩つぎを内端側から外
端側へ向かって行うことができる。
すなわち、空環が連なったままの縫い終わり部を袖付け
によってほつれが防止される外端側にし、空環を同時に
縫い込むことによってほつれを防止できる縫い始め部を
内端側にすることができる。
[実施例] 第1図はテープ付け空環縫込み装置CDを装備した二本
針オーバーロックミシンの斜視図である。
このオーバーロックミシンは、ミシン本体Mをミシン手
前側から見て針落部41. 42 (第3A図,第3B
図参照)の左側に配設した左ミシンである。
このオーバーロックミシンのクロスプレート1の作業面
1aにはミシン針に対応する箇所に針板2が嵌め込まれ
ている。この針板2はミシン本体Mに取着されたブラケ
ット3にボルト2aにより固定されており、その上面は
前記作業面1aの一部を形成している。第2図および第
3A図,第3B図に示すように、針板2には前記作業面
1aを上下方向に貫通する外側針落部41および内側針
落部42が布送り方向に直交する方向に並列して設けら
れている。また、針板2には、外側針落部41と隣接す
る部分を起点として後方(図中矢符B方向)に延びる外
側針板爪51が一体的に形成されている。この二本針オ
ーバーロックミシンの内側針板爪52は、第3A図に示
すように、前記外側針落部41および内側針落部42の
間において外側針板爪51と並列す11一 る作用位置と、第3B図に示すように、その先端が両針
落部41. 42よりも手前である針板2の下方に後退
した待機位置との間で進退することができる。この内側
針板爪52の進退はその手前側の針板2の下方に設けら
れたロータリンレノイド6を駆動源として行われるよう
になっている。すなわち、内側針板爪52の基部側は針
板2の下方において手前側に延び、その基端部52aに
前記ロータリソレノイド6の駆動軸6aに連結された駆
動レバー6bが係合されている。したがって、ロータリ
ソレノイド6の駆動を制御することにより、内側針板爪
52の進退を制御することができる。
第4図にも示すように、前記針板2の上方にはノ字状に
湾曲した角筒状のテープガイド7が設けられている。こ
のテープガイド7は、上方から送られてきたテープTを
挿通させ、先端のテープ送り出し口7aから繰り出すも
のである。
このテープガイド7は、その左側に配置され前記ミシン
本体Mに固定されたガイド駆動装置たるエアシリンダ8
のピストンロッド8aに取付部材8bー12 を介して連結されている。前記エアシリンダ8はそのピ
ストンロッド8aがミシンの布送り方向と直交する方向
へ進退するよう設けられている。したがってこのエアシ
リンダ8に対するエアの送出及び吸引を制御することに
より、前記テープガイド7を布送り方向と直交する方向
に移動させることができる。この移動は、テープガイド
7のテープ送り出し口7aが前記両針落部41. 42
と対向する作用位置と、この作用位置左側の待機位置と
の間で行われる。
第5E図〜第5G図により明確に示されるように、ミシ
ン手前からみて外側針落部41よりも左側で且つ両針落
部41. 42よりも手前(図中矢符A方向)側作業面
1aには、クロスプレートエ及び針板2により、布送り
方向と平行な一辺が開放辺とされた右側へ窪む凹部9が
形設されている。この凹部9には、上面が作業面1aと
同一平面上にあって作業面1aの一部を形成している挾
持プレート11が嵌入されている。
挾持プレートllは、前記凹部9の底辺と後方側の一辺
に沿う、平面からみて逆L字状に形成された第2挾持プ
レート112と、この第2挾持プレート112の内側コ
ーナに嵌まり込む第1挾持プレート111とからなる。
これら第1挾持プレー目11と第2挾持プレート112
は常時は布送り方向と平行な辺において密着している。
第1挾持プレート111には、クロスプレート1の下方
を通ってミシン手前側に延びる腕部111aが一体に形
成されている。一方、第2挾持プレート112には、前
記第1挾持プレート111の腕部111aのさらに下方
を通ってミシン前方側へ延びる腕部112aが一体に形
成されている。そして、前記第1挾持プレート111と
第2挾持プレート112は各腕部111a, 112a
の基部を貫通するボルト12により、前記針板2を固定
したブラケット3に回動可能に取着されている。尚、第
2挾持プレート112は、例えば、ボルト12に巻着さ
れ且つ一端を腕部112aに当接させたねじりバネ(不
図示)によって、常時針板2と密着する側へ付勢されて
いる。
第2図および第5A図〜第5G図に示すように、第1挾
持プレート111の下面には円柱状の操作用スタッド1
11cが突設されている。また、前記ブラケット3及び
第2挾持プレート112を布送り方向と直交する方向に
貫通するロッド13が設けられており、このロッド13
の一端に前記操作用スタッド111cに係合する係合部
材14が取着されている。したがって、ロッド13を布
送り方向と直交する方向に操作することにより、第1挾
持プレート111を回動させることができる。そして、
このロッド13には、ブラケット3からの突出部に雄ネ
ジが螺設されており、この雄ネジに第1図に示すように
バネ受15が螺合されている。このバネ受15と前記ブ
ラケット3間には圧縮ばねl6が張設されており、この
圧縮ばね16の付勢力によりロッド13に係合された第
1挾持プレート111は第2挾持プレート1l2と密着
する方向(図中矢符C方向)に付勢されている。一方、
前記クロスプレート1の下方には第1エアシリンダ17
が配設されており、そのピストンロッド17aの先端に
ロッド押圧部材18が取着されている。ピストンロッド
17aを後退させてい15一 る時、このロッド押圧部材18は第1扶持プレート11
1が第2挾持プレート112に密着した状態において前
記ロッドl3の先端に当接もしくは近接している。した
がって、前記第1エアシリンダ17がピストンロツド1
7aを延伸させると、ロッド押圧部材18は前記ロッド
13を圧縮ばね16の付勢力に抗して押圧する。この押
圧により、第1挾持プレート111は単独で前記ボルト
12を回動軸として回動する・ことができ、この回動に
よって第2図に示すようにクロスプレート1上に第2挾
持プレート102との間に形成される空環自由端の挿入
口Hを開口することができる。
一方、第2扶持プレート112はクロスプレート1内の
下部に装備された第2エアシリンダ19を駆動源として
駆動される。すなわち、この第2エアシリンダ19の上
下方向に進退するピストンロッド19aの先端をL字形
の揺動アーム20の一端に形設したロツド受け20bに
当接させるとともに、前記第2挾持プレート112の腕
部112aに前記揺動アーム20の他端20aを係合さ
せている。したがって、前記ピストンロッド19aを延
伸させて前記ロツド受け20bを押し上げることにより
、前記第2挾持プレート112を第1挾持プレート11
1とともに前記ボルト12を中心として回動させること
ができる。
すなわち、第2挾持プレート112の内側コーナ部と第
l挾持プレート111との間に空環を挾持している場合
、この空環挾持部は、第2扶持プレート112を回動さ
せることにより布送り方向と交叉する方向へ移動するこ
とになる。
前記外側針板爪51の後方には、第5A図〜第5G図に
示すように、外側針落部41よりも所定距離だけ左側に
配置され且つ布送り方向と平行な布ガイド21が、作業
面1aから起立して設けられている。
この布ガイド21のガイド面の裏面側には空環切断部2
2が装備されjている。この空環切断部22は、前記布
ガイド21の裏面を内壁の一部とし且つ図示しないエア
吸入源に接続された吸引通路23を備えている。前記布
ガイド21には、針板2の後端部近傍に吸入通路23の
吸入孔23aが開口されている。
また、この吸入通路23にはその通路途中に、吸入孔2
3a側へエアを圧送する細径のブローパイプ24が接続
されている(第1図参照)。また、空環切断部22は前
記吸引孔23aの開口近傍に第1切断器25を設けてい
る。この第1切断器25は、吸入孔23aの後方側下端
に刃先を固定された固定刃25aと、吸入通路23の外
部において回動可能に軸支され且つ吸入通路23の上面
からこの吸入通路23内に挿入される可動刃25bとか
らなる。この可動刃25bは、例えばミシンの主軸に連
動した部材により駆動されることでその刃先が前記固定
刃25aの刃先と交叉するようになっている。
上記のような空環切断装置22において、吸引通路23
に接続されたエア吸入源を作動させた状態で、シームに
連なった空環が形成された布地の終端を後方へ移動させ
ると、前記空環が前記吸入孔23aから吸引通路23内
に吸入され、第1切断器25と交叉する。したがって、
前記空環はミシン側にいくらかの長さを残して切断され
る。
尚、可動刃25bの駆動は必ずしもミシンの駆動に連動
するものでなくてもよく、例えば布地の終端が両針落部
41. 42を通過した後の運針数をカウントし、その
運針数が設定数に達した時点でミシンを停止させた後、
ソレノイド等により駆動させるようにしてもよい。
前記吸入孔23aの右斜め前方で且つ前記挾持プレート
11の右斜め後方であるとともに内側針落部42より左
側の作業面la上には布送り方向と平行な長孔26が穿
設されており、この長孔26からエア供給源(図示せず
)に接続された第1図に示すブローパイプ27のノズル
27aが突出している。このノズル27aは外側針板爪
51側を向いて開口しており、作業面1a上に沿って左
斜め前方側すなわち挾持プレート11側へ向かってエア
を吹き出すように形成されている。
第1挾持プレート71が駆動されることによって形成さ
れる前記挿入口Hの上方には、ミシン本体Mに支持され
たブローパイプ28のエア吹き出し口であるノズル28
aが配設されている。このノズル28aは挿入孔H側へ
エアを吹き付けるよう設けられている。
−19− 以上のようにしてなる挾持プレート11、空環切断部2
2、ブローパイプ27. 28により空環処理装置10
が構成され、この空環処理装置10は、先の布地の終端
に連なって形成された空環をこの布地から切り離し、ミ
シン側に残った空環の自由端を両針落部41. 42の
手前で挾持し、この空環挾持部を布送り方向と交叉する
方向へ移動させることができる。
挾持プレートllの空環挾持部すなわち第2挾持プレー
ト112の内側コーナ部に相当する位置と前記外側針板
爪51との間には、第2挾持プレート112を左側へ回
動させることによって前記空環挾持部に挾持された空環
が交叉する位置に第2切断器29が設けられている。こ
の第2切断器29は、それぞれ布送り方向と平行な刃先
を有する固定刃29aと可動刃29bとを有している。
可動刃29bはミシンの駆動に連動して作動し、これに
よって第2切断器29は、布地が縫製に伴って両針落部
41. 42に達する前にその不要端縁部分を切断する
。この第2切断器29は、テープガイド7から繰り出さ
れた9n − テープTがエアシリンダ8を作動させることによってこ
の第2切断器29と交叉したとき、このテープTを切断
する。
前記針板2との間に被加工品である布地を挾持する押え
金30は、後方側でミシン本体Mに揺動可能に軸支され
る押え台31の先端に装着されている。
この押え台3lはエアシリンダ32を作動させることに
より揺動し、前記押え金30を布押え位置と押え解除位
置の間で上下させる。第4図に示すように、押え金30
には、作用位置にある前記テープガイド7のテープ送り
出し口7aから繰り出されたテープTを、この押え金3
0の左側部から下面側所定位置に案内するテープ案内口
30aが形成されている。
このテープ案内口30aから押え金30の下方に案内さ
れたテープTは、押え金30を下降させることにより布
地上の所定位置に重なってこの布地とともに押え金30
と作業面1aの間に挾持される。したがって、ミシンを
駆動させるとこの状態で布地とともに後方へ送られる。
上記押え金30の上方には、布地の有無を検知するため
の光電センサ等でなる布検知センサ33が装備されてい
る。
このテープ付け空環縫込み装置では、上記内側針板爪5
2,エアシリンダ8,空環処理装置10,第2切断器2
9,押え金30が、以下に第5A図〜第5G図を用いて
説明するように連挽動作するべくシーケンス制御されて
いる。尚、これら第5A図〜第5G図では便宜上押え金
30は省略して示している。
第5A図はミシンを駆動させて縫製を開始する直前の状
態を示している。この状態では、内側針板爪52は両針
落部41. 42より手前で且つ針板2下方の待機位置
に後退している。また、基端部が外側針板爪5工に絡め
られている空環chは、その自由端側が第1挾持プレー
ト111と第2挾持プレート112の空環挾持部Pに挾
持されている。エアシリンダ8のピストンロッド8aが
延伸されてテープガイド7が作用位置に配設されている
。テープガイド7のテープ送り出し口7aから繰り出さ
れたテープTは、押え金30の下方へ案内されており(
第4図参照)、その先端部側は押え金30の後方でクロ
スプレート1の左側へ垂れ下がっている。布地Nが所定
位置にセットされており、これを検知した前記布検知セ
ンサ33の信号によりエアシリンダ32が作動して押え
金30を下降させている。押え金30は、作業面1aと
の間に布地NとともににテープTを挾持している。但し
、押え金30の下降は手動で行われていてもよいのは勿
論である。
この第5A図の状態からミシンを駆動させると、主軸の
回転と連動する図示しない公知の布送り歯の作動により
布地Nが後方側へ送られる。また、ミシンが駆動される
とソレノイド6が励磁され、これによって内側針板爪5
2が作用位置へ前進する。
前記布地Nの送りに伴って、布地Nの不要端縁部分nと
テープTの先端部分が前記第2切断器29と交叉すると
、この第2切断器29の可動刃29bはミシンの駆動に
連動して作動しているため、第5B図に示すように、第
2切断器29は交叉する前記不要端縁部分nとテープT
の先端部分を同時に切断する。すなわち、テープTを布
地Nからの食み出−23ー し部分が生じないよう切断する。このようにして端縁を
切り揃えられた布地NおよびテープTが両針落部41.
42を通過すると、布地Nの端縁に二本針オーバーロッ
クミシンによるシームが形成されてゆく。このとき、テ
ープ付け空環縫込み装置CDは、シームを形成する糸に
よって布地Nの上面にテープTを縫い付けて行くととも
に、布地Nの下面に前記空環chを縫い込んでゆく。
この実施例のテープ付け空環縫込み装置では、シームの
形成が開始された時点、例えば布地Nの先端が両針落部
41. 42を通過して数針縫製された時点で第1エア
シリンダ17を作動させることにより、第5B図に示す
ように第1挾持プレート111のみを回動させて空環c
hに対する扶持を一時的に解除している。このようにす
ると、布地Nの先端部が空環に引っ張られてカールする
のを防止することができる。この一時的解除の後には第
1挾持プレート111を元の状態に戻して再び空環ch
を挾持する。
以上のようにして空環chを縫い込んでいる過程−24
− において、ミシンを駆動させてから所定時間後に第2エ
アシリンダ19が作動してピストンロッド19aが延伸
する。これによって、第5C図に示すように、第2挾持
プレート112が第1扶持プレート111を伴って回動
し、この第1挾持プレート111との間に挾持した空環
chを第2切断器29と交叉させる。そして、第2切断
器29は交叉した空環chを布地Nの不要端縁部分nと
ともに切断する。
以後、第5D図に示すように、第2挾持プレート112
を回動させるタイミングを適宜設定することにより決ま
る所定長さの空環をシームの縫い始め部分に縫い込み、
さらに、上面側にテープTを縫い付けなからシームSを
形成してゆく。
次に、シームSの形威が進んだことにより布検知センサ
33が布地Nを検出しなくなると、それにより発生する
信号に基づいて布地Nの終端が第2切断器29の横を通
過することを検知する。そして、布地Nの終端が第2切
断器29を通過する前に、エアシリンダ8を作動させて
ピストンロッド8aを縮退させ、第5E図に示すように
、テープガイド7を作用位置から待機位置へ移動させる
。これによって、テープ送り出し口7aと布地Nに対す
る縫い付け部間のテープTが第2切断器29と交叉する
よって、第2切断器29ほ布地N終端の不要端縁部とと
もに交叉したテープTを切断する。但し、ここでエアシ
リンダ8を作動させるタイミングは、布地Nの終端が第
2切断器29を通過する時もしくはその前であればよい
。したがって、必ずしも布検出センサ33が布地Nを検
出しなくなったことにより発生する信号に基づくもので
なくても良く、例えばシーム形威開始時点から所定針数
の縫製が進んだ時点としても良い。布地Nの終端が第2
切断器29を通過した後にテープTを切断するようにす
ると、布地Nの終端からテープTが食み出してしまうた
め好ましくない。
テープTを切断した後さらにミシンを駆動させ続けるこ
とにより、テープTは全て布地Nに縫い付けられ、布地
Nに対するシームSの形成も終了する。そして、このシ
ーム形成終了後、さらに所定針数ミシンを駆動させて前
記外側針板爪51及び内側針板爪52に糸を絡めてゆく
ことにより、第5F図に示すように、前記シームの終端
に連なる空環ch’が形成される。
このように空環Ch′を形成する一方、前記布検知セン
サ33が布地Nを検出しなくなった時点等において、予
め吸引通路23に接続されたエア吸入源を動作させてお
く。
この状態で、第5F図に示すように、布地Nの終端が吸
入孔23aの後方側へ移動すると、吸入孔23aが空環
Ch′を吸入し、可動刃25bがミシンの駆動と連動し
て作動している第1切断器25が自動的に空環Ch′を
布地Nから切断する。この時、空環Ch′ はミシン側
に略一定長さ残して切断される。
尚、布地Nの後方側への移動は、布地Nをミシンから抜
き取るのに伴って行われるが、この抜き取りのための移
動は、作業者により行われるものであっても、送り装置
による強制的な送り動作によるものであってもよい。
前記空環Ch′形成のための所定針数の駆動が終了する
と、ミシンは駆動を停止し押え金30が上昇一27一 する。また、ミシンの駆動の停止とともにソレノイド6
が作動して内側針板爪52が待機位置に後退する。
ミシン停止後、吸入通路23に接続されたエア吸入源の
動作が停止するとともにブローパイプ24からこの吸入
通路23に瞬時エアが圧送され、前記空環Ch′の自由
端が吸入孔23aの斜め左前方にあるブローパイプ27
のノズル27aの前に移動する。
次いで、ブローパイプ27のノズル27aおよびブロー
パイプ28のノズル28aからエアが吹き出し、同時に
第1エアシリンダ17が作動してビストロッド17aを
延伸させる。ノズル27aから吹き出されるエアによっ
て、空環Ch′の自由端側はさらに挾持プレート11側
へ移動する。一方、ピストンロッド17aの延伸に伴っ
て、第5G図に示すように、第1挾持プレート111が
回動して第2挾持プレート112との間に挿入孔Hを開
口するため、前記空環Ch′の自由端はノズル28aか
ら吹き出されたエアによりこの挿入孔Hに吹き込まれる
次いで、第1エアシリンダ17のピストンロッド28ー 17aを縮退させて第1挾持プレート111を右側へ回
動させ、前記挿入孔Hを閉塞する。これによって、空環
Ch′は第1挾持プレート111と第2挾持プレート1
12にその自由端側が挾持された状態でこの空環挾持部
と外側針板爪51との間に設定される(第5A図参照)
以上のようにして、空環処理装置10により空環Ch′
を針落部後方側から針落部手前側に移動するが、この時
、内側針板爪52が待機位置に後退しているため、空環
Ch′ は外側針落部41に重なって設定されることは
ない。
次に、上記のようにしてなるテープ付け空環縫込み装置
を付設したオーバーロックミシンの使用例を説明する。
第6A図は、裏返しにした前身ごろFと後身ごろBに対
し、脇縫いa, b,右肩側肩つぎC及び襟ぐりに沿っ
たラッパ取りdを終了した状態を示している。但し、右
肩側肩つぎは針落部の右側にミシン本体を備える右ミシ
ンによりされており、またラッパ取りdは左肩側の内端
部を縫い始め縫い終わり部としてなされている。前記オ
ーバーロックミシンによれば、この第6A図に示した状
態から行う、前身ごろF側にテープを縫い付けた左肩側
の肩っぎを、左肩部の内端側から外端側へ向かう縫製に
より行うことができる。
第6B図は第6A図の状態から前身ごろF側にテープT
を縫い付けた左肩側の肩っぎeを行った状態の裏向きの
衣料を示している。このようにして行う左肩側の肩つぎ
eは、左肩内端側の縫い始めe1において、ラッパ取り
dの縫い始め縫い終わり部を同時に縫着する。そして、
この肩っぎの後身ごろ側の縫い始めe1部分には、外側
針板爪51と挾持プレート11の空環挾持部の間に設定
されていた空環が縫い込まれている。したがって、後工
程として格別の閂止め作業を行わなくてもこの縫い始め
部分においてほつれが生じることがない。一方、左肩外
端部側である縫い終わり部分は、袖付けを行うため格別
の閂正め作業は必要ない。
第7図及び第8A図〜第8G図は、外側針落部R41の
右側にミシン本体RMおよび第2切断装置R29を設け
た右オーバーロックミシンに付設したテープ付け空環縫
込み装置を示している。ここに示したテープ付け空環縫
込み装置は、前述した第1図〜第5G図に示したものと
全てが左右対称に構成されたものであり、第8A図〜第
8G図に示すように、その動作も全て左右対称で行われ
るものである。したがって、ここではこれら第7図及び
第8A図〜第8G図における各部位に、第1図〜第5G
図に示したものにおける対応する各部位に付した符号の
前にそれぞれRをつけた符号を付して示すのみとし、そ
の詳細な説明は省略する。
第9図は、第1図〜第5G図に示したものと同様のテー
プ付け空環縫込み装置を付設した左オーバーロックミシ
ンの変形例を示す。この左オーバーロックミシンはクロ
スプレート1に代わる作業台100を備える。この作業
台100には、この作業台100の上面との間に縫製す
べき布地Nを挾んでミシン手前側からミシン本体Mの右
側へ運ぶキャリア101が装備されている。また、ミシ
ン本体Mの右側には、前記キャリア101により運ばれ
た布地Nを強制的に針落部に送り込み且つ縫製終了後−
31− も布送り方向へ移動させる送り装置102が装備されて
いる。送り装置102によりミシン後方側へ送られつつ
縫製された布地Nは、このミシン後方において、揺動ア
ーム103に取り付けたロッド104によって作業台1
00上から、次工程への運搬台105上に重ねられて行
くようになっている。
尚、上記実施例では、内側針板爪が進退可能な二本針オ
ーバーロックミシンに付設したテープ付け空環縫込み装
置について説明したが、主発明においては、付設するオ
ーバーロックミシンは1本針であってもよく、また内側
針板爪が進退しない2本針オーバーロックミシンであっ
てもよい。また、空環処理装置の具体的な構成も上記実
施例に限定されず、先の布地の終端に連なって形成され
た空環をこの先の布地から切り離し、ミシン側に残った
空環を針落部手前側の空環挾持部で挾持し、且つこの空
環挾持部が布送り方向と交叉する方向へ移動できるもの
であればよい。
[発明の効果] 請求項1〜3によれば、縫い始め部分が格別の−32− 閂止め作業をしなくてもほつれないから、その後の縫製
工程において他の布地が縫い付けられる側を縫い終わり
側とすることによって、単にほつれを防止するためにだ
け行う格別の閂止め作業を省略することができ、製造コ
ストを低減することができるという効果を奏する。
また、オーバーロックミシンによる縫製に伴って、補強
材となるテープを布地から食み出すことなく縫い付ける
ことができるから、製品の品質を向上させるとともに、
食み出したテープを切り取るための作業を省略して製造
コストを低減させることができるという効果も奏する。
請求項2によれば、二本針オーバーロックミシンにおい
て、空環を外側針糸で縫い付けてしまうことなく上記効
果を奏することができ、品質のよい製品を得ることがで
きる。
請求項3によれば、前身ごろと後にごろを縫着してなる
衣料において、右肩側の肩つぎおよび襟ぐりに沿ったラ
ッパ取りの後に行う左肩側の肩つぎを、この左肩の内端
側から外端側へ向かって行うことかできるから、この内
端側の閂止め作業を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はテープ付け空環縫込み装置を付設した左オーバ
ーロックミシンの一部を切り欠いた斜視図、第2図は内
側針板爪を進退させる機構を示す要部の斜視説明図、第
3A図および第3B図は内側針板爪の動作を説明する要
部の平面図、第4図はテープのガイド状態を示す要部の
斜視図、第5A図〜第5G図は左オーバーロックミシン
によるテープ付けと空環縫込みを伴う縫製過程を示す動
作説明図、第6A図は左肩側の肩つぎを行う前の衣料、
第6B図は同じく肩つぎが行われた衣料、第7図はテー
プ付け空環縫込み装置を付設した右オーバーロックミシ
ンの一部を切り欠いた斜視図、第8A図〜第8G図は右
オーバーロックミシンによるテープ付けと空環縫込みを
伴う縫製過程を示す動作説明図、第9図はテープ付け空
環縫込み装置を付設した左オーバーロックミシンの変形
例を示す概略斜視図である。 R41・・・外側針落部(針落部) R42・・・内側針落部(針落部) R51・・・外側針板爪(針板爪) R52・・・内側針板爪 R7・・・テープガイド R8・・・エアシリンダ(ガイド駆動装置)RIO・・
・空環処理装置 R29・・・第2切断器(切断器) Ch′・・・空環   N・・・布地

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上方から繰り出されるテープをオーバーロックミ
    シンの針落部に案内するためのテープガイドと、 このテープガイドを、前記針落部に対向する作用位置と
    この作用位置から退避した待機位置との間で布送り方向
    と交叉する方向に移動させるガイド駆動装置と、 布地の端縁に形成した縫目に連なって作り出された空環
    を針落部の後方側において前記布地から切り離すととも
    に、ミシン側に残った空環の自由端を針落部手前側に設
    けた空環挾持部で挾持し、且つこの空環挾持部が布送り
    方向と交叉する方向へ移動できる空環処理装置と、 空環を形成する針板爪と空環処理装置の空環挾持部の中
    間であって且つこの空環挾持部を移動させたときこれに
    挾持された空環と交叉する位置に配設されるとともに、
    可動刃がオーバーロックミシンの駆動に連動して作動す
    る切断装置と、を具備してなり、且つ、 前記空環処理装置がミシン側に残った空環を針落部手前
    側で挾持しているとともに布地が縫製位置にセットされ
    、且つ前記ガイド駆動装置により作用位置に位置させた
    テープガイドから繰り出されたテープが押え金と布地の
    間に挿入されている状態でオーバーロックミシンを駆動
    させると、前記テープガイドから繰り出されるテープを
    布地の上面側に縫い込んで行くとともに針落部手前側に
    挾持されている空環を布地の下面側に縫い込んで行き、
    且つ縫い始めにおいて前記切断装置が布地の不要端縁部
    分とともに布地に装着する部分より先端のテープを切断
    し、空環が布地に一定長さ縫い込まれた時点で空環処理
    装置が空環挾持部を移動させて前記空環を切断装置と交
    叉させて切断し、布地の終端が前記切断部を通過する以
    前に、ガイド駆動装置がテープガイドを作用位置から待
    機位置へ移動させて未縫着のテープを前記切断装置と交
    叉させ、これによって切断装置が交叉したテープを布地
    の端縁とともに切断し、布地に対する縫製が終了後この
    布地の端縁に連なって作り出された空環を、この布地の
    終端の後方への移動に伴って針落部より後方側に設けら
    れた吸引装置の吸入孔に吸引するとともにこの吸引孔内
    において切断し、この切断によってミシン側に残った空
    環の自由端を針落部手前側へ風圧により移動させ、この
    移動してきた空環を針落部手前側に設けた空環挾持部で
    挾持すること を特徴とするテープ付け空環縫込み装置。
  2. (2)前記オーバーロックミシンが二本針オーバーロッ
    クミシンであり、その内側針板爪は外側針板爪と並列す
    る作用位置から手前側の待機位置へ後退可能であり、且
    つこの内側針板爪はミシンが駆動されると後退位置から
    作用位置へ前進し、布地に対する縫製が終了した後で形
    成され且つ布地から切り離された空環が針落部手前側へ
    風圧により移動される前に待機位置へ後退することを特
    徴とする請求項1のテープ付け空環縫込み装置。
  3. (3)前記オーバーロックミシンが、布送り方向を前後
    方向とする場合において、手前からみて針落部の左側に
    ミシン本体及び前記切断装置を設けた左ミシンであるこ
    とを特徴とする請求項1または2のテープ付け空環縫込
    み装置。
JP1310052A 1989-11-29 1989-11-29 テープ付け空環縫込み装置 Expired - Lifetime JP2628387B2 (ja)

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