JPH03167338A - 嵩高▲けん▼縮糸 - Google Patents
嵩高▲けん▼縮糸Info
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- JPH03167338A JPH03167338A JP30569889A JP30569889A JPH03167338A JP H03167338 A JPH03167338 A JP H03167338A JP 30569889 A JP30569889 A JP 30569889A JP 30569889 A JP30569889 A JP 30569889A JP H03167338 A JPH03167338 A JP H03167338A
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Landscapes
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- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、衣料用に適した、嵩高捲縮糸及びその製造が
法に関する。更に詳しくは、該フィラメント糸が糸軸方
向に条痕を有し、かつ異形である新規な形状を有し、そ
の風合が、暖かく、ふくらみ感と張りに富み、絹様の外
観.光沢を有する嵩高捲縮フィラメント糸に関する。
法に関する。更に詳しくは、該フィラメント糸が糸軸方
向に条痕を有し、かつ異形である新規な形状を有し、そ
の風合が、暖かく、ふくらみ感と張りに富み、絹様の外
観.光沢を有する嵩高捲縮フィラメント糸に関する。
(従米技術及び発明が解決しようとする問題点)従来、
特開昭83−165564号公報等に、糸軸方向に条痕
を有し、溶剤に対する溶解性を異にする2種の五合体が
接合されたフィラメント糸が、天然繊維のもつ自然なイ
レギュラーな風合.光沢.外観を有することが開示され
ているが、捲縮性.嵩高性は未だ、不十分であった。
特開昭83−165564号公報等に、糸軸方向に条痕
を有し、溶剤に対する溶解性を異にする2種の五合体が
接合されたフィラメント糸が、天然繊維のもつ自然なイ
レギュラーな風合.光沢.外観を有することが開示され
ているが、捲縮性.嵩高性は未だ、不十分であった。
糸の捲縮性,嵩高性を得る一般的な方法として、ギャー
捲縮及び仮撚加工、押込み加工、複合繊維による方法等
をあげることができる。
捲縮及び仮撚加工、押込み加工、複合繊維による方法等
をあげることができる。
特開昭59−199816号公報には、2M類のポリマ
ーのサイドバイサイド型複合繊維であり、湿度゛変化に
より可逆的に捲縮率が大巾に変化するような捲縮編維が
開示されている。
ーのサイドバイサイド型複合繊維であり、湿度゛変化に
より可逆的に捲縮率が大巾に変化するような捲縮編維が
開示されている。
本発明は、フィラメント糸の断面形状を特殊な異形とし
、かつ糸軸方向に条痕を有し、原糸そのものが捲縮性,
嵩高性に優れ、さわやかなドライ感と適度なハリ.コシ
を有し、また自然なイレギュラーな絹様の外観.光沢を
有する嵩高性複合マルチフィラメント糸を提供すること
を目的とする。
、かつ糸軸方向に条痕を有し、原糸そのものが捲縮性,
嵩高性に優れ、さわやかなドライ感と適度なハリ.コシ
を有し、また自然なイレギュラーな絹様の外観.光沢を
有する嵩高性複合マルチフィラメント糸を提供すること
を目的とする。
(i題を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するため、以下の構成を備え
ている。
ている。
即ち、染色性を異にする2mの繊維形成性合成ポリマー
よりなる複合マルチフィラメント糸であって、該マルチ
フィラメントを構成する各フィラメントにおいては、横
断面形状が、異形度2.0以上である異形形状であり、
糸軸方向に条痕を有し、2種の該ポリマーが、複数の層
状で、ランダムな混合形態をなして接合されたものであ
ることを特徴とする、複屈折率(Δn)が150X1G
〜2 0 0 X 1 0−’である嵩高捲縮糸で
ある。
よりなる複合マルチフィラメント糸であって、該マルチ
フィラメントを構成する各フィラメントにおいては、横
断面形状が、異形度2.0以上である異形形状であり、
糸軸方向に条痕を有し、2種の該ポリマーが、複数の層
状で、ランダムな混合形態をなして接合されたものであ
ることを特徴とする、複屈折率(Δn)が150X1G
〜2 0 0 X 1 0−’である嵩高捲縮糸で
ある。
以下、本発明の構成要件の具体的な態様につき、更に順
次詳述する。
次詳述する。
本発明における複合マルチフィラメント糸は、その横断
面形状が、異形度が2. 0以上であり、糸の外観.光
沢.風合など目的に応じて、任意の形状を1択すること
ができる。捲縮性が良好なのは、具体的に、H字状.Y
字状.L字状.偏平状,S〜10多葉形をあげることが
できる。
面形状が、異形度が2. 0以上であり、糸の外観.光
沢.風合など目的に応じて、任意の形状を1択すること
ができる。捲縮性が良好なのは、具体的に、H字状.Y
字状.L字状.偏平状,S〜10多葉形をあげることが
できる。
第1図に、本願発明の嵩高捲縮マルチフィラメント糸の
捲縮状態の一例を示す。
捲縮状態の一例を示す。
異形度とは、異形断直フィラメントを構成する偏平フィ
ラメントの横断面の短辺と長辺の比をいう。
ラメントの横断面の短辺と長辺の比をいう。
該嵩高捲縮糸の複屈折率(Δn)は異形形状であるため
、測定は不可であるが、通常丸断面糸として換算した場
合において1 50X1 G 〜200XtO で
あるいわゆる延伸糸を言う。
、測定は不可であるが、通常丸断面糸として換算した場
合において1 50X1 G 〜200XtO で
あるいわゆる延伸糸を言う。
次に、種々の異形断面の好ましい態様について述べる。
(1)■字状・・・三枚の偏平フィラメントよりなり、
■字状の横断面を有するフィラメントにおいて、偏平フ
ィラメントの横断面の短辺と長辺の比が5以上であり、
H字の中心部の偏平フィラメントの横断面の長辺と、他
の2枚の偏平フィラメントの横断面の長辺との比が0.
6〜2であって、単糸繍度1〜10デニールの熱可塑性
異型断画フィラメント。■字状フィラメント横断面の1
例を第2図に示す。
■字状の横断面を有するフィラメントにおいて、偏平フ
ィラメントの横断面の短辺と長辺の比が5以上であり、
H字の中心部の偏平フィラメントの横断面の長辺と、他
の2枚の偏平フィラメントの横断面の長辺との比が0.
6〜2であって、単糸繍度1〜10デニールの熱可塑性
異型断画フィラメント。■字状フィラメント横断面の1
例を第2図に示す。
(2)Y字状・・・三枚の偏平フィラメントを長手方向
に沿って連続せしめてなり、Y字状の横断面を有するフ
ィラメントにおいて、偏平フィラメントの横断面の短辺
と長辺の比が4以上であり且つ、単糸織度が1〜10デ
ニールである熱可塑性異型断面フィラメント。Y字状フ
ィラメント横断面の1例を第3図に示す。
に沿って連続せしめてなり、Y字状の横断面を有するフ
ィラメントにおいて、偏平フィラメントの横断面の短辺
と長辺の比が4以上であり且つ、単糸織度が1〜10デ
ニールである熱可塑性異型断面フィラメント。Y字状フ
ィラメント横断面の1例を第3図に示す。
(3)L字状・・・二枚の偏平フィラメントよりなり、
外周は、屈曲角80°〜150°であるL字状の横断面
を有するフィラメントにおいて、偏平フィラメントの横
断面の短辺と長辺の比が3以上であり、第6図に示す模
式図において、H/Lが0.08〜O. Sであり、H
/H’が1,75以下であって、単糸繊度1〜10デニ
ールの熱可塑性異型断面フィラメント。L字状フィラメ
ント横断面の1例を第4図に示す。
外周は、屈曲角80°〜150°であるL字状の横断面
を有するフィラメントにおいて、偏平フィラメントの横
断面の短辺と長辺の比が3以上であり、第6図に示す模
式図において、H/Lが0.08〜O. Sであり、H
/H’が1,75以下であって、単糸繊度1〜10デニ
ールの熱可塑性異型断面フィラメント。L字状フィラメ
ント横断面の1例を第4図に示す。
(4)偏平状・・・フィラメントの断面が偏平状であっ
て、長ll11万向における長さと短軸方向における中
央部の長さの比が5〜10であって、単糸織度1〜10
デニールの熱可塑性異型断面フィラメント。偏平状フィ
ラメント横断函の1 [3i1Jを第5図に示す。
て、長ll11万向における長さと短軸方向における中
央部の長さの比が5〜10であって、単糸織度1〜10
デニールの熱可塑性異型断面フィラメント。偏平状フィ
ラメント横断函の1 [3i1Jを第5図に示す。
本発明は、染色性を異にする2種のIfa維形成性合成
ポリマーよりなるが、繊維形成性合成ポリマーとは、主
としてポリエステル.ボリア竃ド.ポリオレフィンを云
い、異なった物性を付与するために共重合体としてもよ
い。
ポリマーよりなるが、繊維形成性合成ポリマーとは、主
としてポリエステル.ボリア竃ド.ポリオレフィンを云
い、異なった物性を付与するために共重合体としてもよ
い。
このうちポリエステルとは、ポリエチレンテレフタレー
ト,ポリブチレンテレフタレート,ポリエチレンオキシ
ベンゾエート.ポリジメチルシクロヘキサンテレフタレ
ート,ポリピバロラクトンなどのホモポリエステルや、
これらポリエステル成分にfjS2酸成分としてイソフ
タル酸.スルホイソフタル酸を共重合させたり第ニアル
コール成分としてプロピレングリコール.ポリメチレン
グリコールを共重合させたものなどを云う。また、ポリ
アミドとは、ナイロン6.ナイロン86.ナイロン61
0,ナイロン11.ナイロン12,ビス(バラアミノシ
クロヘキシル)メタンとドデカン2酸との縮合体や、こ
れらポリアミド形成性或分の間で共重合させたもの、な
らびに他のジカルボン酸やジアミンを共重合させたもの
などを云う。
ト,ポリブチレンテレフタレート,ポリエチレンオキシ
ベンゾエート.ポリジメチルシクロヘキサンテレフタレ
ート,ポリピバロラクトンなどのホモポリエステルや、
これらポリエステル成分にfjS2酸成分としてイソフ
タル酸.スルホイソフタル酸を共重合させたり第ニアル
コール成分としてプロピレングリコール.ポリメチレン
グリコールを共重合させたものなどを云う。また、ポリ
アミドとは、ナイロン6.ナイロン86.ナイロン61
0,ナイロン11.ナイロン12,ビス(バラアミノシ
クロヘキシル)メタンとドデカン2酸との縮合体や、こ
れらポリアミド形成性或分の間で共重合させたもの、な
らびに他のジカルボン酸やジアミンを共重合させたもの
などを云う。
更にポリオレフィンとは、ポリエチレン.ポリプロピレ
ンなどのホモポリオレフィンや少量の第2成分を含むも
のを云う。そして、これらm,i形成性合成ポリマー中
より前記2種のポリマーの組み合わせを選ぶには、まず
、相互親和性があり、紡糸以降の各工程や、実際着用中
に**により層間剥離を生じない2種のポリマーを組み
合わせることが必要条件である。
ンなどのホモポリオレフィンや少量の第2成分を含むも
のを云う。そして、これらm,i形成性合成ポリマー中
より前記2種のポリマーの組み合わせを選ぶには、まず
、相互親和性があり、紡糸以降の各工程や、実際着用中
に**により層間剥離を生じない2種のポリマーを組み
合わせることが必要条件である。
これには、一般には同系統のポリマーで、かつ溶融温度
の比較的近い2種のポリマーの組み合わせを考えるのが
好適である。
の比較的近い2種のポリマーの組み合わせを考えるのが
好適である。
例えば、ポリエチレンテレフタレートと、スルホイソフ
タル酸を2. 8モル%共重合したポリエチレンテレフ
タレートとの組み合わせ、ポリエチレンテレフタレート
と、ポリエチレンテレフタレート成分にポリエチレング
リコールを6%共重合したブロックポリエーテルポリエ
ステルとの組み合わせ、ナイロン6とナイロン66形成
成分にナイロン6成分を10%共重合したコポリアミド
との組み合わせ、ボリプロビレンと、異粘度ポリブロビ
レンとの組み合わせなどが可能である。
タル酸を2. 8モル%共重合したポリエチレンテレフ
タレートとの組み合わせ、ポリエチレンテレフタレート
と、ポリエチレンテレフタレート成分にポリエチレング
リコールを6%共重合したブロックポリエーテルポリエ
ステルとの組み合わせ、ナイロン6とナイロン66形成
成分にナイロン6成分を10%共重合したコポリアミド
との組み合わせ、ボリプロビレンと、異粘度ポリブロビ
レンとの組み合わせなどが可能である。
また、本発明の嵩高捲縮糸を紡出するに際し、2種の繊
維形成性合成ポリマーの接合比率は重量比において1:
5〜5:1の範囲で任意に選択することができる。
維形成性合成ポリマーの接合比率は重量比において1:
5〜5:1の範囲で任意に選択することができる。
この両者接合比率選択にあたっては、紡糸の安定性、糸
の異染効果の度合などを総合的に判断して決定するが、
本発明における捲縮効宋を考えた場合には、該比率は重
量比において1:2から2:1の範囲が好ましい。
の異染効果の度合などを総合的に判断して決定するが、
本発明における捲縮効宋を考えた場合には、該比率は重
量比において1:2から2:1の範囲が好ましい。
また、糸軸方向に生じた条痕により、絹様の光沢.外観
等を同時に得ることができることは、特開昭85−18
8854号公報に記載の通りである。
等を同時に得ることができることは、特開昭85−18
8854号公報に記載の通りである。
次に、本発明の嵩高捲縮糸の製造方法を述べる。
2種の砿維形成性合成ポリマーよりなる異形複合マルチ
フィラメントを溶融紡糸する万法において、染色性を異
にした2種の繊維形成性合成ポリマーを、夫々別個に溶
融し、次いでこれらポリマーを静止系混線素子を通して
複合状態として少なくとも8個以上の異形紡糸孔を有す
る紡糸口金より紡糸し、合糸後、捲取を行い2. 6倍
以上の適性延伸倍率で延伸し、必要により得られた復合
フィラメント糸を、アルカリ溶解減量処理によって、重
量比で10%以上減砥を行う。
フィラメントを溶融紡糸する万法において、染色性を異
にした2種の繊維形成性合成ポリマーを、夫々別個に溶
融し、次いでこれらポリマーを静止系混線素子を通して
複合状態として少なくとも8個以上の異形紡糸孔を有す
る紡糸口金より紡糸し、合糸後、捲取を行い2. 6倍
以上の適性延伸倍率で延伸し、必要により得られた復合
フィラメント糸を、アルカリ溶解減量処理によって、重
量比で10%以上減砥を行う。
アルカリ溶解Uflt処理は、必要により行うことがで
き、該繊維をアルカリ溶解することにより、きしみ,ふ
くらみ,しなやかさが出て、はり.こし.しやり感を押
さえることができる。一方、アルカリr6解を行なわな
い場合、その風合が、はり.こし.しやり感が強いもの
となり、きしみ,ふくらみ.しなやかさを抑えたものと
なる。
き、該繊維をアルカリ溶解することにより、きしみ,ふ
くらみ,しなやかさが出て、はり.こし.しやり感を押
さえることができる。一方、アルカリr6解を行なわな
い場合、その風合が、はり.こし.しやり感が強いもの
となり、きしみ,ふくらみ.しなやかさを抑えたものと
なる。
紡糸方法の1例として、特開昭6!−1665154号
公報に記載されている紡糸装置の紡糸孔を特殊な異形形
状として使用することができる。
公報に記載されている紡糸装置の紡糸孔を特殊な異形形
状として使用することができる。
(実施例)
固有粘度〔η〕(フェノール:テトラクロルエタン=6
:4の混合@K中にて20℃で測定)が0.64である
ポリエチレンテレフタレート(ブライト}と、O.SO
であるカテオン染料町染性ポリエステル(ポリエチレン
テレフタレート繊維形成性成分にスルホイソフタル酸2
.5モル%共重合したポリエステル)セミダルを、特開
昭63−185554号公報、第2図に示す紡糸装置を
用いて、接合比1:1にて、紡糸温度284℃で、■字
状.Y字状.L字状,偏平状の各紡糸孔を有する紡糸口
金より押出し、捲取速度1200m/分にて未延伸糸を
得、続いて該夫々の未延伸糸を下記延伸条件、即ち 速度 8 0 0 m /minロ
ーラ/プレート潟度 84/140(’C冫スピンド
ル回転数 9750〜7500延伸倍率
上段1.01 下段2. 8 8 4TOTAL
2.7 1 にて延伸し、H字状(76デニール/10フィラメント
).Y字状(16デニール/10フィラメント).L字
状(75デニール/24フィラメント).偏平状(75
デニール/24フィラメント)の各延伸複合マルチフィ
ラメント糸を得た。得られた曵合マルチフィラメント糸
の捲縮状態を第1図〜第10図に示す。糸質及び顕在巻
縮率の結果を表−1に示す二また、比較として、特開昭
65−185554号公報に記載されている従来の三角
断面である溶解性を異にする2種の合成重合体を接合比
1:1で紡糸してなるam型フィラメント糸(比較例1
),及び1成分のm維形成性合成ポリマーよりなる丸断
直ポリエチレンテレフタレートレギュラー糸(固有粘度
0. 6 4 (プライト))(比較例2)について、
同様に、各々の評価を行った。結果を表−1に、得られ
たフィラメントを第11図及び第12図に示す。
:4の混合@K中にて20℃で測定)が0.64である
ポリエチレンテレフタレート(ブライト}と、O.SO
であるカテオン染料町染性ポリエステル(ポリエチレン
テレフタレート繊維形成性成分にスルホイソフタル酸2
.5モル%共重合したポリエステル)セミダルを、特開
昭63−185554号公報、第2図に示す紡糸装置を
用いて、接合比1:1にて、紡糸温度284℃で、■字
状.Y字状.L字状,偏平状の各紡糸孔を有する紡糸口
金より押出し、捲取速度1200m/分にて未延伸糸を
得、続いて該夫々の未延伸糸を下記延伸条件、即ち 速度 8 0 0 m /minロ
ーラ/プレート潟度 84/140(’C冫スピンド
ル回転数 9750〜7500延伸倍率
上段1.01 下段2. 8 8 4TOTAL
2.7 1 にて延伸し、H字状(76デニール/10フィラメント
).Y字状(16デニール/10フィラメント).L字
状(75デニール/24フィラメント).偏平状(75
デニール/24フィラメント)の各延伸複合マルチフィ
ラメント糸を得た。得られた曵合マルチフィラメント糸
の捲縮状態を第1図〜第10図に示す。糸質及び顕在巻
縮率の結果を表−1に示す二また、比較として、特開昭
65−185554号公報に記載されている従来の三角
断面である溶解性を異にする2種の合成重合体を接合比
1:1で紡糸してなるam型フィラメント糸(比較例1
),及び1成分のm維形成性合成ポリマーよりなる丸断
直ポリエチレンテレフタレートレギュラー糸(固有粘度
0. 6 4 (プライト))(比較例2)について、
同様に、各々の評価を行った。結果を表−1に、得られ
たフィラメントを第11図及び第12図に示す。
尚、巻縮率測定にあたっては、帝人TSW法を用い、常
温で発現している巻縮量として下記式により、 顕在巻縮率(%)を求めた。
温で発現している巻縮量として下記式により、 顕在巻縮率(%)を求めた。
(
lo:検尺機にて10回カセどりをし、カセをフックに
掛け、軽荷M ( 2 my/d )と重荷重(0.2
f/d)を付けた時から1分後の試料長 11”.M荷重のみはずした1分後の試料長 )(発明
の効果) 本発明のマルチフィラメント糸は、糸軸方向に条痕を有
し、かつ異形である新規な形状を有し、捲縮性が顕著で
あり、さわやかなドライ感と適度なハリ.コシを有し、
自然なイレギエラーな絹様素材を提供する事が可能とな
る。
掛け、軽荷M ( 2 my/d )と重荷重(0.2
f/d)を付けた時から1分後の試料長 11”.M荷重のみはずした1分後の試料長 )(発明
の効果) 本発明のマルチフィラメント糸は、糸軸方向に条痕を有
し、かつ異形である新規な形状を有し、捲縮性が顕著で
あり、さわやかなドライ感と適度なハリ.コシを有し、
自然なイレギエラーな絹様素材を提供する事が可能とな
る。
第1図は、本願発明の嵩高捲縮マルチフィラメント糸の
捲縮状態を示す説明図、第2図〜第5図は本願発明の異
形断面形状の1例を示し(第2図・・・■字状.第3図
・・・Y字状,第4図・・・L字状.第5図・・・偏平
状)、第6図はL字状の形状を示すための模式説明図、
第T図〜第10図は実施例1〜4で得られたマルチフィ
ラメント糸の捲縮状態を示す正面図(第1図・・・■字
状断面糸,@8図・・・Y字状断面糸.第9図・・・L
字状断面糸.第10図・・・偏平状断面糸)、第11図
〜第12図は、比較例1〜2より得られたマルチフィラ
メント糸の捲縮状態を示す正面図(第1 1 図・・・比較例1 .第1 2 図・・・比較例2 )。 第 2 図 第 4 図 第 1 図 第 3 図 第 7 図 第 6 図 第 8 回 第 9 図 第 11 内 jPflo 図 第12 図
捲縮状態を示す説明図、第2図〜第5図は本願発明の異
形断面形状の1例を示し(第2図・・・■字状.第3図
・・・Y字状,第4図・・・L字状.第5図・・・偏平
状)、第6図はL字状の形状を示すための模式説明図、
第T図〜第10図は実施例1〜4で得られたマルチフィ
ラメント糸の捲縮状態を示す正面図(第1図・・・■字
状断面糸,@8図・・・Y字状断面糸.第9図・・・L
字状断面糸.第10図・・・偏平状断面糸)、第11図
〜第12図は、比較例1〜2より得られたマルチフィラ
メント糸の捲縮状態を示す正面図(第1 1 図・・・比較例1 .第1 2 図・・・比較例2 )。 第 2 図 第 4 図 第 1 図 第 3 図 第 7 図 第 6 図 第 8 回 第 9 図 第 11 内 jPflo 図 第12 図
Claims (1)
- (1)染色性を異にする2種の繊維形成性合成ポリマー
よりなる複合マルチフィラメント糸であって、該マルチ
フィラメントを構成する各フィラメントにおいては、横
断面形状が、下記に定める異形度が2.0以上である異
形形状であり、糸軸方向に条痕を有し、2種の該ポリマ
ーが、複数の層状で、ランダムな混合形態をなして接合
されたものであることを特徴とする、複屈折率(Δn)
が150×10^−^3〜200×10^−^3である
嵩高捲縮糸。 異形度=異形断面フィラメントを構成する偏平フィラメ
ントの横断面の短辺と長辺の比
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30569889A JPH03167338A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 嵩高▲けん▼縮糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30569889A JPH03167338A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 嵩高▲けん▼縮糸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03167338A true JPH03167338A (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=17948286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30569889A Pending JPH03167338A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | 嵩高▲けん▼縮糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03167338A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011066620A1 (en) * | 2009-12-03 | 2011-06-09 | Interface Australian Pty. Ltd | Biobased fibre and yarn |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63165554A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-08 | カネボウ株式会社 | 練絹調布帛及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP30569889A patent/JPH03167338A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63165554A (ja) * | 1986-12-27 | 1988-07-08 | カネボウ株式会社 | 練絹調布帛及びその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011066620A1 (en) * | 2009-12-03 | 2011-06-09 | Interface Australian Pty. Ltd | Biobased fibre and yarn |
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