JPH0316127Y2 - - Google Patents

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JPH0316127Y2
JPH0316127Y2 JP1984066790U JP6679084U JPH0316127Y2 JP H0316127 Y2 JPH0316127 Y2 JP H0316127Y2 JP 1984066790 U JP1984066790 U JP 1984066790U JP 6679084 U JP6679084 U JP 6679084U JP H0316127 Y2 JPH0316127 Y2 JP H0316127Y2
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cassette
door
shelf
cassettes
casing
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JP1984066790U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は例えばVTR用テープカセツトを複数
巻収納した装置の中から任意の一巻をビデオデツ
キ側に選択して取り出すためのカセツト選択装置
に関するものである。
(ロ) 従来技術 一般にこの種のカセツト選択装置はホテル等に
設置され、ホテル利用者の観賞に供されるのであ
るが、従来のこの種装置はメーカー側が予め
VTR用テープカセツトを複数巻たとえば6巻収
納した状態でドアのない完全密封ケーシング内に
おさめられているので、同装置内のテープカセツ
トとホテル利用者の手持ちのテープカセツトとを
入れ替えることができない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このように従来の装置では同装置外から別途の
テープカセツトを入れることができない点があつ
た。つまり、ユーザー所有のテープカセツトは従
来装置には挿入できないため、例えばホテル利用
時に、同ホテルの利用者が手持ちのテープカセツ
トたとえば教育ゼミナール等のテープカセツトを
装着して観賞しようとしても、不可能な訳であ
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 従つて本考案の技術的課題は、密閉ケーシング
に開閉可能なドアを設けることにより、複数のテ
ープカセツトのうちの任意のものを一旦取り出し
て、この任意テープカセツトのスペース空間をか
らにして、ホテル利用者の手持ちのテープカセツ
トを前記スペース内に収納することにある。
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、カセツトを収納する複数のカセツト棚を密閉
ケーシング内で移動させるカセツト昇降機構を備
え、前記カセツト棚の所定移動位置においてカセ
ツトの出し入れを可能とする開閉ドアを設けると
共に、常時は前記ドアを閉保持するドアロツク部
材をケーシングは設け、前記カセツト棚の特定カ
セツト収納部が所定移動位置に位置するとき前記
ドアロツク部材のロツク解除を行うロツク解除板
をカセツト昇降機構は備え、前記ドアロツク部材
のロツク解除をカセツト棚の昇降動作でもつて行
うように構成したものである。
(ホ) 作用 この技術的手段によれば、密閉ケーシングに設
けた開閉可能なドアを開成して、装置内のテープ
カセツトとホテル利用者手持ちのテープカセツト
とを入れ替えることができ、また予め手持ちのテ
ープカセツトを収納するための予備スペースが設
けられている時には、そのカセツト収納予備スペ
ース内に装置外から手持ちのテープカセツトを前
記開成状態のドアを介して装着することができる
のであつて、手持ちのテープカセツトを装着可能
とする前記カセツト棚の例えば最下段の特定カセ
ツト収納部が所定移動位置に位置する状態のとき
にのみ、ドアの開成を規制するドアロツク部材の
ロツク解除を自動的に行つてドアを開成し、それ
以外はドアを確実にロツクしてテープカセツトを
ケーシング内に密閉保護できるものである。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
第1図はカセツト選択装置の概略正面図、第2
図はその右側面図であつて、図中、1は後述する
ドア18の部分のみを開放した密閉ケーシング、
2は基台である。
前記基台2には断面コ字状のガイド板3,3を
背中合わせ状に立設している。そして、左右のガ
イド板3,3間には昇降可能なカセツト棚4を配
設している。
このカセツト棚4は左右の側板5,6と、これ
ら側板5,6間に水平に横架した棚板7…とから
構成したもので、前記棚板7,7間にはカセツト
たとえばVTR用カセツト8(第7図参照)を収
納するカセツト収納部9を合計6スペース形成し
ている。
前記カセツト棚4はその左右のガイド板3,3
に案内されて昇降するもので、次に昇降機構(移
動機構)10について説明する。
前記昇降機構10は基台2に固定した可逆回転
可能な原動機ユニニツト11と、4つのスプロケ
ツト12,13,14,15と、前記カセツト棚
4の上下両端中央部にその先端を連結し、かつ中
途部分を前記各スプロケツト12〜15に噛み合
わせたチエーン16とから構成したもので、この
昇降機構10によつて前記カセツト棚4を上昇、
下降させるのである。
ところで、前記ガイド板3の正面側の折曲部3
a中央部分にはドアブラケツト17,17をビス
止めして、これら左右のドアブラケツト17,1
7間にドア18を開閉可能に横架している。
すなわち、第3図乃至第5図に明瞭に示す如く
ドア18の両端(第3図乃至第5図においては図
示の便宜上ドア18の右側部分の構造のみを図示
しているが、左側部分は右側部分とほゞ左右対称
の構造になつている)にドア支軸19,19を突
設し、この支軸19を前記ドアブラケツト17の
逆L字状の溝20(第5図参照)の溝底部に載置
し、ドアブラケツト17にビス止めした三角板2
2で、その抜け止めをすることによつて、前記ド
アブラケツト17,17間にドア18を開閉可能
に横架したものである。
ここで、前記ドア18はカセツト棚4の最低部
のカセツト収納部9と対向(その理由については
後述)する部分に配設したものである。
また、前記ドア18と対向するガイド板3,3
の背面側には第2図に示す如く演奏装置たとえば
ビデオテープレコーダ(以下単にVTRと称す)
23を配設し、このVTR23を支持台24で支
持している。
一方、前記ドア18の配設部位と対応するガイ
ド板3にはビーム25…を介して架台26を水平
に取り付けていて、この架台26上にはカセツト
収納部9内のカセツト8をVTR23側へ移行し
たり或いは開成させたドア18からカセツト8を
排出するためのカセツト挿入排出機構27を配設
している。
次に第3図乃至第5図を参照して、前記ドア1
8をロツクしたり或いはそのロツクを解除するた
めのドアロツク解除機構の具体的構成について説
明する。
前記ガイド板3における正面側折曲部3aのド
アブラケツト17取付位置よりも下部内方にはL
字板28をビス止めし、このL字板28に中心軸
29を突設すると共に、該中心軸29にドアロツ
クレバー30を可回動に枢着している。
このドアロツクレバー30は第4図および第5
図から明らかな如く、その先端にロツク片31
を、また後端にガイドピン32をそれぞれ一体的
に形成したもので、第5図に示すノーマルな状態
下においては前記ロツク片31によつてドア18
の開成(第5図における反時計方向への回動)を
ロツクするものである。
また、前記中心軸29にはドア牽引アーム33
を枢着し、該アーム33の先端に固定した係止ピ
ン34を、ドア18両端折曲部に形成した鉤片1
8aに係止すると共に、前記ドア牽引アーム33
の突片33a(第3図においては図示の都合上省
略)と、ガイド板3側に取り付けた第1ソレノイ
ド35のプランジヤ36との間にロツド37を張
架し、前記第1ソレノイド35が昇降機構10の
停止を検知した時に、同ソレノイド35を励磁
し、そのプランジヤ36を吸引してロド37を介
して前記ドア牽引アーム33を第5図の時計方向
へ回動すべく構成し、第5図に示すノーマルな状
態下においては前記係止ピン34によつてドア1
8の逆開成(第5図におけるドア18の時計方向
への回動)をロツクするようになつている。
さらに、前記カセツト棚4における左右の側板
5,6の最低部のカセツト収納部9対応位置に
は、曲面部38を上端に備えたロツク解除板39
をビス止めしている。
そして、前記カセツト棚4の上昇によつて、最
低部のカセツト収納部9が前記ドア18と対向し
た時に、このロツク解除板39の曲面部38によ
つてドアロツクレバー30のガイドピン32を移
行させながら、同レバー30を第5図の時計方向
へ回動させて、該ドアロツクレバー30によるド
ア18ロツクを解除すべく成したものである。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
第1図における6つのカセツト収納部9…に予
めメーカー側(もしくはホテル側)において選択
した6巻のVTR用テープカセツトが収納され、
ホテル利用者が最下段のカセツト収納部9内のカ
セツトと、同利用者の手持ちのカセツトとを入れ
替えて観賞する際には、第1図の状態から図示し
ないカセツト棚上昇スイツチをオンにして昇降機
構10を駆動する。
昇降機構10を駆動すると、そのチエーン16
の移動によつて、カセツト棚4は上昇し、最下段
のカセツト収納部9が前記ドア18の位置に対向
すると、図示しないマイクロスイツチ等の周知手
段によつて昇降機構10の上昇は自動停止する。
このとき、カセツト棚4と共にロツク解除板3
9が上昇・停止して第6図の如くなる。すなわ
ち、第5図のノーマルな状態から第6図の如くロ
ツク解除板39が上昇すると、同板39の曲面部
38で、ドアロツクレバー30のガイドピン32
を第5図の位置から順次時計方向へ回動せて、該
ドアロツクレバー30を中心軸29を支点として
時計方向へ回転させ第6図の如く成して、このド
アロツクレバー30によるドア18のロツクを解
除する。
また、昇降機構10の停止を検知(この検知は
周知手段によつて行なうことができる。)した信
号が第1ソレノイド35に印加されるので、同ソ
レノイド35が励磁されて第6図の状態から第7
図の状態になる。
すなわち、前記ソレノイド35が励磁される
と、そのプランジヤ36が吸引され、ロツド37
を介してドア牽引アーム33を中心軸29を支点
として時計方向へ牽引するので、このアーム33
先端の係止ピン34がドア18の鉤片18aを引
つかけた状態で、該ドア18を支軸19を支点と
して第6図の状態から第7図の如く反時計方向へ
回動させて、ドア18を開成するのである。
ドア18の開成後、最下段のカセツト収納部9
内のカセツトを一旦取り出すにはカセツト挿入排
出機構27を駆動して行なうのであるが、前記最
下段のカセツト収納部9を予め空にしておいて、
ホテル利用者がその手持ちのカセツトを装着でき
る如く、同収納部9を手持ちカセツト装着用の空
スペースにしておく場合にはその必要はない。
かくして、最下段のカセツト収納部9を空にす
ると、開成されているドア18の部分から第7図
に示す如くホテル利用者はその手持ちのカセツト
8を同図の矢印方向へ装着し、VTR23により、
同カセツト8の収録内容を観賞することができる
のである。
なお、この実施例においてはロツク解除板39
を最下段のカセツト収納部9対応位置に設けて、
最下段のカセツト収納部9のみを手持ちのカセツ
トの装着空間と成しているが、前記ロツク解除板
39は最下段以外の他の部位に取り付けてもよい
ことは言うまでもない。
(ト) 考案の効果 以上実施例からも明らかなように本考案は、カ
セツト8を収納する複数のカセツト棚4を密閉ケ
ーシング1内で移動させるカセツト昇降機構10
を備え、前記カセツト棚4の所定移動位置におい
てカセツト8の出し入れを可能とする開閉ドア1
8を設けると共に、常時は前記ドア18を閉保持
するドアロツク部材30をケーシング1は設け、
前記カセツト棚4の特定カセツト収納部9が所定
移動位置に位置するとき前記ドアロツク部材30
のロツク解除を行うロツク解除板39をカセツト
昇降機構10は備え、前記ドアロツク部材30の
ロツク解除をカセツト棚4の昇降動作でもつて行
うものであるから、カセツト棚4の例えば最下段
の特定カセツト収納部9に、外部からのカセツト
(例えばホテル利用者の手持ちのカセツト)の装
着が可能にできるもので、この場合外部からのカ
セツト8を装着可能とするケーシング1の所定動
移動位置に、カセツト棚4の特定カセツト収納部
9が位置する状態下のみ、ドアロツク部材30の
ロツク解除を自動的に行つてドア18を開成し、
それ以外は確実にドア18をロツク状態としてケ
ーシング1内にカセツト8を安全確実に収納保持
して、カセツトの安全保護とこの演奏装置の対応
性の拡大が図れるなど顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はカセ
ツト選択装置の概略正面図、第2図はその右側面
図、第3図はドア18とその関連構造を示す正面
図、第4図は第3図の平面図、第5図は第3図の
右側面図、第6図々よび第7図はドア18のロツ
ク解除を説明するための側面図である。 1…密閉ケーシング、4…カセツト棚、8…カ
セツト、9…カセツト収納部、10…移動機構、
18…ドア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツト8を収納する複数のカセツト棚4を密
    閉ケーシング1内で移動させるカセツト昇降機構
    10を備え、前記カセツト棚4の所定移動位置に
    おいてカセツト8の出し入れを可能とする開閉ド
    ア18を設けると共に、常時は前記ドア18を閉
    保持するドアロツク部材30をケーシング1は設
    け、前記カセツト棚4の特定カセツト収納部9が
    所定移動位置に位置するとき前記ドアロツク部材
    30のロツク解除を行うロツク解除板39をカセ
    ツト昇降機構10は備え、前記ドアロツク部材3
    0のロツク解除をカセツト棚4の昇降動作でもつ
    て行うように構成したことを特徴とするカセツト
    選択装置。
JP6679084U 1984-05-07 1984-05-07 カセツト選択装置 Granted JPS60180350U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6679084U JPS60180350U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 カセツト選択装置

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JP6679084U JPS60180350U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 カセツト選択装置

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Publication Number Publication Date
JPS60180350U JPS60180350U (ja) 1985-11-30
JPH0316127Y2 true JPH0316127Y2 (ja) 1991-04-08

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ID=30600014

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JP6679084U Granted JPS60180350U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 カセツト選択装置

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JP (1) JPS60180350U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7317592B2 (en) 2003-04-22 2008-01-08 Nec Corporation Automatic medium changer with carrier-pressure-operated mechanical auto lock/unlock mechanism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913294U (ja) * 1972-05-06 1974-02-04
JPS544964U (ja) * 1977-06-14 1979-01-13
JPS5938966A (ja) * 1982-08-27 1984-03-03 Marantz Japan Inc コンパクト・デイスク・オ−ト・プレ−ヤにおけるエレベ−チング機構

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US7317592B2 (en) 2003-04-22 2008-01-08 Nec Corporation Automatic medium changer with carrier-pressure-operated mechanical auto lock/unlock mechanism

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JPS60180350U (ja) 1985-11-30

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