JPH0445168Y2 - - Google Patents

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JPH0445168Y2
JPH0445168Y2 JP1985029298U JP2929885U JPH0445168Y2 JP H0445168 Y2 JPH0445168 Y2 JP H0445168Y2 JP 1985029298 U JP1985029298 U JP 1985029298U JP 2929885 U JP2929885 U JP 2929885U JP H0445168 Y2 JPH0445168 Y2 JP H0445168Y2
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JP
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disk
cartridge
tray
movable chassis
disk cartridge
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来の技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G−1 デイスクプレーヤの要部の構成及びデ
イスクカートリツジ(第2図、第3図、第4
図) G−2 昇降駆動機構及びロツク機構(第4
図、第5図) G−3 駆動制御部(第6図) G−4 駆動制御部による制御動作(第7図、
第8図、第9図) G−5 作用効果 H 考案の効果 A 産業上の利用分野 本考案は、デイスクが載置されたデイスクトレ
イを収容するデイスクカートリツジが装着され、
デイスクカートリツジからデイスクトレイを引き
出して、それに載置されたデイスクをデイスク装
着部に装着するようにされたデイスクプレーヤに
関する。
B 考案の概要 本考案は、デイスクが載置されたデイスクトレ
イを収容するデイスクカートリツジが装着され、
このデイスクカートリツジから引き出されたデイ
スクトレイを介して、デイスク装着部に対するデ
イスクの供給がなされるようにされたデイスクプ
レーヤにおいて、カートリツジ装着部に装着され
たデイスクカートリツジを拘束するロツク機構を
設けるとともに、デイスクカートリツジからデイ
スクが載置されたデイスクトレイを引き出してデ
イスク装着部に対するデイスクの供給を行うトレ
イ引出し機構を可動シヤーシに取り付けて、この
可動シヤーシに、カートリツジ装着部に装着され
たデイスクカートリツジからデイスクトレイが引
き出されていない状態のもとで、デイスクカート
リツジが装着されるカートリツジ装着部に対して
の昇降移動を行わせ、トレイ引出し機構がカート
リツジ装着部に装着されたデイスクカートリツジ
内のデイスクトレイに係合してそのデイスクトレ
イをデイスクカートリツジから引き出し、その
後、引き出されたデイスクトレイをデイスクカー
トリツジ内に収納する動作を行うトレイ引出し位
置と、ロツク機構にデイスクカートリツジに対す
る拘束を解除させるロツク解除位置と、トレイ引
出し位置とロツク解除位置との間における動作待
機位置とをとらせることにより、カートリツジ装
着部に装着されたデイスクカートリツジからのデ
イスクトレイの引出しを、デイスクカートリツジ
が確実に拘束された状態で行え、しかも、カート
リツジ装着部に装着されたデイスクカートリツジ
に対する拘束解除を、比較的簡単な構成をもつて
容易、かつ、確実に行うことができるようにした
ものである。
C 従来の技術 情報信号が記録されたデイスク、例えば、デイ
ジタル・オーデイオ・デイスクから情報信号の再
生を行うデイスクプレーヤにあつて、夫々にデイ
スクが載置される複数のデイスクトレイが段載収
納されたデイスクカートリツジが着脱自在に装着
されるようになされ、斯かるデイスクカートリツ
ジからデイスク装着部にデイスクを選択供給する
デイスクチエンジヤ機構を備えるものが提案され
ている。
このようなデイスクチエンジヤ機構を備えるデ
イスクプレーヤにおいては、デイスクチエンジヤ
機構の一部を形成し、デイスクカートリツジが装
着されるカートリツジ装着部とデイスク装着部と
の間で直線移動可能とされたトレイ引出し機構に
より、デイスクカートリツジからデイスクトレイ
が引き出されて引出し位置をとるものとされ、斯
かる引出し位置に置かれたデイスクトレイに載置
されたデイスクがデイスク装着部に装着されて、
読取手段によるデイスクからの情報信号の読取り
が行われるようにされている。
斯かる場合、カートリツジ装着部に装着された
デイスクカートリツジからトレイ引出し機構によ
りデイスクトレイが引き出されている状態におい
て、カートリツジ装着部からデイスクカートリツ
ジが離脱せしめられると、引き出されたデイスク
トレイに無理な力がかかり、デイスクトレイの損
傷を生じ、さらには、それに載置されたデイスク
が損傷を受ける虞がある。
そこで、カートリツジ装着部に装着されたデイ
スクカートリツジを拘束するロツク手段とこのロ
ツク手段にデイスクカートリツジに対する拘束を
解除させるロツク解除手段とを、カートリツジ装
着部及びトレイ引出し機構に関連させて設け、デ
イスクカートリツジからトレイ引出し機構により
デイスクトレイが引き出されている状態において
は、ロツク手段を作動せしめるとともにロツク解
除手段を非作動状態として、デイスクカートリツ
ジがカートリツジ装着部から離脱せしめられない
ようにすることが考えられている。
D 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の如くの、夫々カートリツ
ジ装着部及びトレイ引出し機構に関連して設けら
れたロツク手段とロツク解除手段とを伴うデイス
クチエンジヤ機構は、その構成が複雑となり、ま
た、トレイ引出し機構とロツク手段及びロツク解
除手段との間の連結部に対する煩わしい調整が必
要とされる不都合がある。
斯かる点に鑑み、本考案は、カートリツジ装着
部に装着されたデイスクカートリツジがロツク手
段により確実に拘束されたもとで、トレイ引出し
機構によりデイスクカートリツジからデイスクト
レイが引き出された状態がとられるようにされ、
かつ、デイスクトレイがデイスクカートリツジ内
に収納された状態で、カートリツジ装着部からデ
イスクカートリツジを離脱せしめるに必要とされ
る、ロツク手段にデイスクカートリツジに対する
拘束を解除させる動作を、格別のロツク解除手段
を設けることなく、比較的簡単な構成のもとに行
うことができるようにされたデイスクプレーヤを
提供することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本考案に係るデイス
クプレーヤは、第1図に示される本考案の基本構
成図に示される如く、デイスクカートリツジが着
脱可能に装着されるカートリツジ装着部と、カー
トリツジ装着部に装着されたデイスクカートリツ
ジを拘束するロツク機構と、カートリツジ装着部
に装着されたデイスクカートリツジからそれに収
納されたデイスクが載置されたデイスクトレイを
引き出すトレイ引出し機構が設けられた可動シヤ
ーシと、可動シヤーシをカートリツジ装着部に対
して昇降移動させる昇降駆動機構と、可動シヤー
シに、カートリツジ装着部に装着されたデイスク
カートリツジからデイスクトレイが引き出されて
いない状態のもとで、トレイ引出し機構がカート
リツジ装着部に装着されたデイスクカートリツジ
に収納されたデイスクトレイに係合してそのデイ
スクトレイをデイスクカートリツジから引き出
し、その後、引き出されたデイスクトレイをデイ
スクカートリツジ内に収納する動作を行うトレイ
引出し位置、ロツク機構に設けられた被係合部に
係合してロツク機構にデイスクカートリツジに対
する拘束を解除させるロツク解除位置、及び、ト
レイ引出し位置とロツク解除位置との間における
動作待機位置を選択的にとらせるべく昇降駆動機
構を制御する駆動制御部とを備えて構成される。
そして、駆動制御部は、可動シヤーシに対して設
定されるトレイ引出し位置とロツク解除位置と動
作待機位置とを検出する設定位置検出手段、可動
シヤーシの実際の位置を検出する可動シヤーシ位
置検出手段、及び、設定位置検出手段及び可動シ
ヤーシ位置検出手段の出力に基づいて駆動制御出
力を送出する制御出力手段を含み、駆動制御出力
をもつて昇降駆動機構に対する制御を行うものと
される。
F 作用 上述の如くに構成される本考案に係るデイスク
プレーヤにおいては、カートリツジ装着部にデイ
スクカートリツジが装着されると、ロツク機構が
デイスクカートリツジを拘束する。斯かるロツク
機構によるデイスクカートリツジの拘束がなされ
たもとで、駆動制御部による制御を受けた昇降駆
動機構が、カートリツジ装着部に装着されたデイ
スクカートリツジからデイスクトレイが引き出さ
れていない状態のもとで、可動シヤーシをカート
リツジ装着部に対して昇降移動させて可動シヤー
シにトレイ引出し位置をとらせ、可動シヤーシが
トレイ引出し位置に置かれた状態で、トレイ引出
し機構によるデイスクカートリツジからのデイス
クトレイの引き出し、引き出されたデイスクトレ
イに載置されたデイスクのデイスク装着部に対す
る着脱、及び、トレイ引出し機構による引き出さ
れたデイスクトレイのデイスクカートリツジ内へ
の収納がなされる。そして、デイスクトレイがデ
イスクカートリツジ内に収納された状態で、駆動
制御部による制御を受けた昇降駆動機構が、可動
シヤーシをカートリツジ装着部に対して昇降移動
させ、可動シヤーシにロツク解除位置をとらせて
カートリツジ装着部からのデイスクカートリツジ
の離脱を可能にし、さらに、可動シヤーシに動作
待機位置をとらせる。
このように、本考案に係るデイスクプレーヤに
あつては、カートリツジ装着部に装着されたデイ
スクカートリツジがロツク機構により拘束された
もとで、トレイ引出し機構が設けられた可動シヤ
ーシがカートリツジ装着部に対して昇降移動せし
められ、可動シヤーシがトレイ引出し位置におか
れて、トレイ引出し機構によりデイスクカートリ
ツジからデイスクトレイが引き出された状態がと
られ、また、可動シヤーシがロツク解除位置をと
るものとされることにより、ロツク機構によるデ
イスクカートリツジに対する拘束の解除がなされ
るので、トレイ引出し機構によりデイスクカート
リツジからデイスクトレイが引き出されるときに
おいては、カートリツジ装着部に装着されたデイ
スクカートリツジが確実な拘束状態におかれ、ま
た、デイスクカートリツジに対する拘束解除が、
格別に設けられたロツク解除手段を用いることな
く、比較的簡単な構成のもとになされる。
G 実施例 G−1 デイスクプレーヤの要部の構成及びデ
イスクカートリツジ(第2図、第3図、第4
図) 第2図は、本考案に係るデイスクプレーヤの一
例の要部を示す。
この例においては、固定シヤーシ10にカート
リツジ装着部30が取付部11を介して固着され
ており、カートリツジ装着部30は、透孔31a
が穿設された装着ベース31とその両側部に設け
られたカートリツジ案内部32とを有して形成さ
れている。また、装着ベース31の下面側には、
図示されていないばね部材により付勢されたスラ
イドレバー33が設けられている。
斯かるカートリツジ装着部30に装着されるデ
イスクカートリツジとしては、例えば第3図に示
される如くのものが用いられる。この第3図に示
されるデイスクカートリツジ20は、匣体21を
有しており、匣体21の一側面側には開口部22
とこの開口部22に対する開閉自在とされた蓋体
27とが設けられている。また、匣体21内に
は、回動可能に軸着され、夫々にデイスクDが載
置される複数のデイスクトレイ23が、並列に段
載状態で収納されるようになされている。そし
て、デイスクトレイ23には、金属片24が取り
付けられており、夫々のデイスクトレイ23は、
匣体21内に収納されたときには、各金属片24
が匣体21の側壁部内面に固定された板状マグネ
ツト25に磁気吸着されることにより、収納位置
に位置規制される。また、夫々のデイスクトレイ
23には、後述するトレイ引出し機構により回動
せしめられて、図示される如くにデイスクカート
リツジ20から引き出されるとき、トレイ引出し
機構に係合する切欠部26が形成されている。さ
らに、各デイスクトレイ23におけるデイスクD
が載置される平面部は、全体として「く」字状と
されている。
デイスクカートリツジ20は、第4図に示され
る如くに、カートリツジ装着部30に装着され、
蓋体27が閉状態とされる。このように、カート
リツジ装着部30に装着されたデイスクカートリ
ツジ20を拘束状態とすることができるよう、匣
体21の底板21aの下面にはロツク用凹部28
が設けられており、また、このロツク用凹部28
にカートリツジ装着部30の装着ベース31に形
成され透孔31aを通じて係合する係合端部10
2aを有した、ロツク機構100を構成するロツ
クレバー102が、カートリツジ装着部30の下
方において固定シヤーシ10に固定された支持板
101に、摺動可能に支持されている。
固定シヤーシ10には、モータ14が取り付け
られ、さらに、3本の送りねじ部材16が植立さ
れていて、送りねじ部材16の夫々に、モータ1
4の軸に取り付けられたウオームギア14a、伝
達ギア17及び後述される他のギアを介してモー
タ14の回転が伝達されるようになされている。
モータ14の回転が伝達されて回動せしめられ
るこれら3本の送りねじ部材16の夫々には、可
動シヤーシ40が雌ねじ部18をもつて螺合して
いる。これにより、可動シヤーシ40は3本の送
りねじ部材16の回動により、カートリツジ装着
部30に対して昇降駆動される。即ち、モータ1
4、ウオームギア14a、伝達ギア17及び3本
の送りねじ部材16は、後述される他のギアと共
に可動シヤーシ40に対する昇降駆動機構を形成
しているのである。そして、この可動シヤーシ4
0の昇降移動方向の位置を検出すべく、固定シヤ
ーシ10に、デイスクカートリツジ20がカート
リツジ装着部30に装着された場合におけるそれ
に収納された各デイスクトレイ23の位置及びそ
れより下方の位置に夫々関連して形成されたスリ
ツト13aを有するスケール板13が設けられ、
また、可動シヤーシ40に、スケール板13に形
成されたスリツト13aを検出する、例えば、光
学式のスリツトセンサ41が設けられている。こ
れら可動シヤーシ40の位置を検出するスケール
板13及びスリツトセンサ41は、後述する各種
の位置検出用のスイツチ及びマイクロプロセツサ
とともに、上述の昇降駆動機構を制御して、可動
シヤーシ40の昇降移動方向の位置規制を行う駆
動制御部を形成している。
また、可動シヤーシ40には、カートリツジ装
着部30に装着されたデイスクカートリツジ20
から、選択されたデイスクDが載置されたデイス
クトレイ23を引き出すトレイ引出しアーム53
を備えたトレイ引出し機構50と、デイスクカー
トリツジ20からデイスクトレイ23を引き出す
べく移動するトレイ引出しアーム53を案内する
とともに、引き出されたデイスクトレイ23に、
それに載置されたデイスクDの一部がデイスクカ
ートリツジ20内に残存する状態となるトレイ引
出し位置をとらせるトレイ位置規制機構60と、
デイスク装着部71及び光学読取手段72が設置
された支持板部材70及び支持板部材70に対向
し、支持板部材70に設けられたデイスク装着部
71に係合したデイスクDをクランプするクラン
プ部81を支持する支持部材であるクランプアー
ム80とが取り付けられている。
トレイ引出し機構50は、可動シヤーシ40の
カートリツジ装着部30側における立上部40a
に固着されたモータ42と、ウオームギア43と
ギア51及び52とトレイ引出しアーム53とを
含んで構成されている。そして、ギア52の軸に
トレイ引出しアーム53が有する連結部54の軸
が嵌合されており、また、ギア52と連結部54
との間にばね55が配されていて、モータ42の
駆動力がその回転軸に取り付けられたウオームギ
ア43及び可動シヤーシ40に回動可能に軸着さ
れたギア51を介してギア52に伝達されること
により、トレイ引出しアーム53がばね55に付
勢された状態でギア52の回動に伴つて回動する
ようにされている。
連結部54の端部から可動シヤーシ40に対し
て略平行に延びるL字状に形成されたトレイ引出
しアーム53の本体部の先端には、上述のデイス
クカートリツジ20内に収納された各デイスクト
レイ23の切欠部26に係合するための突出係合
片56が設けられており、また、トレイ引出しア
ーム53の本体部の先端における可動シヤーシ4
0へ向かつて垂下する部分には、案内ローラ57
が取り付けられている。そして、この案内ローラ
57が、可動シヤーシ40に取り付けられたトレ
イ位置規制機構60の下側案内溝部61に嵌合し
ており、トレイ引出しアーム53はこの下側案内
溝部61に案内され、ギア52の軸を中心にして
回動するようにされている。
トレイ位置規制機構60は、可動シヤーシ40
に対して略平行に円弧を描いて伸び、その内側に
は、上述の下側案内溝部61と、下側案内溝部6
1の上部に設けられた、下側案内溝部61と平行
な上側案内溝部62とが形成されている。この上
側案内溝部62は、トレイ引出しアーム53によ
りデイスクカートリツジ20から引き出されるデ
イスクトレイ23の周縁部に係合して、引き出さ
れたデイスクトレイ23を支持する。また、上側
案内溝部62には、図示されていないが、引き出
されたデイスクトレイ23に、それに載置された
デイスクDの一部がデイスクカートリツジ20内
に残存する状態となる引出し状態位置をとらせる
べく、デイスクトレイ23に対する位置規制を行
う位置規制部が設けられている。
支持板部材70は、その両端部に脚部73を有
し、これら脚部73が可動シヤーシ40に取り付
けられた支点板45に軸着されている。この支持
板部材70には、スピンドルモータによつて回転
駆動されるデイスク装着部71が設置され、ま
た、このデイスク装着部71に装着されて回転せ
しめられるデイスクDから情報信号を読み取るた
めの光学読取手段72が設置されている。また、
支持板部材70の上方にはクランプアーム80が
配されており、このクランプアーム80は、その
両端部に脚部82を有していて、これら脚部82
が可動シヤーシ40に取り付けられた支点板45
に軸着されている。
これら支持板部材70及びクランプアーム80
は、図示されていない機構により、トレイ引出し
機構50に連動し、夫々の支点板45に対する軸
着部を回動中心にして回動するようにされてお
り、通常、クランプアーム80の先端部に設けら
れたクランプ部材81がデイスク装着部71から
離隔してその上方に位置するものとされる。
G−2 昇降駆動機構及びロツク機構(第4
図、第5図) 上述の如くにトレイ引出しアーム53を備えた
トレイ引出し機構50、トレイ位置規制機構6
0、支持板部材70及びクランプアーム80の
夫々が配設された可動シヤーシ40は、カートリ
ツジ装着部30対して昇降移動せしめられるが、
次に、可動シヤーシ40を昇降移動させる昇降駆
動機構について述べる。
第4図及び第5図に示される如く、可動シヤー
シ40の下方において、固定シヤーシ10に大径
のセンタギア15が軸着されており、このセンタ
ギア15は、前述の3本の送りねじ部材16の
夫々に設けられた、可動シヤーシ40の下方に位
置する駆動ギア16aに噛合している。そして、
固定シヤーシ10に取り付けられたモータ14に
隣接する送りねじ部材16の駆動ギア16aが、
固定シヤーシ10に軸着された伝達ギア17及び
伝達ギア17に噛合するウオームギア14aを介
してモータ14により回転駆動されるようになさ
れており、これにより、各送りねじ部材16がモ
ータ14によつて同時に回転駆動される。
これらモータ14、ウオームギア14a、伝達
ギア17、センタギア15及び3本の送りねじ部
材16によつて昇降駆動機構が形成されており、
各送りねじ部材16には、前述の如く、可動シヤ
ーシ40に設けられた雌ねじ部18が螺合してい
る。従つて、各送りねじ部材16がモータ14に
よつて回転駆動されるとき、可動シヤーシ40
は、3本の送りねじ部材16に沿つてカートリツ
ジ装着部30に対する昇降移動を行い、第4図及
び第5図において実線で示される如くの動作待機
位置、斯かる動作待機位置より上方の、例えば、
一点鎖線で示される如くの、トレイ引出しアーム
53の突出係合片56がカートリツジ装着部30
に装着されたデイスクカートリツジ20に収納さ
れたデイスクトレイ23の切欠部26に係合し得
る状態とされるトレイ引出し位置、及び、動作待
機位置より下方の、ロツク機構にカートリツジ装
着部30に装着されたデイスクカートリツジ20
に対する拘束を解除させるロツク解除位置をとる
ようにされる。
カートリツジ装着部30の下方に設けられたロ
ツク機構100は、第4図及び第5図に示される
如く、ロツクレバー102とばね部材103とで
形成されている。ロツクレバー102には一対の
長孔102b及び102cが設けられており、こ
れらに支持板101に取り付けられた固定ガイド
ピン104a及び104bが挿入されていて、ロ
ツクレバー102は、長孔102b及び102c
の範囲で上下動可能とされている。そして、ロツ
クレバー102の下端部には、支持板101に設
けられた透孔101aを通じて、可動シヤーシ4
0の下面側に突出する被係合部105が設けられ
ている。さらに、被係合部105と長孔102c
との間の部分には突出片106が設けられてい
て、この突出片106に、支持板101のカート
リツジ装着部30の装着ベース31側の端部に一
端が固定されたばね部材103の他端が係合して
いる。従つて、ロツクレバー102は、ばね部材
103によつて装着ベース31に向けてに付勢さ
れており、通常、係合端部102aが装着ベース
31の透孔31aを通じて装着ベース31の下面
側から上面側に突出し、カートリツジ装着部30
の装着ベース31の下面側に摺動可能に支持され
たスライドレバー33の折曲部に当接して、カー
トリツジ装着部30における所定の装着位置をと
るデイスクカートリツジ20に設けられたロツク
用凹部28に係合して、カートリツジ装着部30
に装着されたデイスクカートリツジ20を拘束す
る。そして、可動シヤーシ40が動作待機位置よ
りさらに下降せしめられてロツク解除位置をとる
ものとされるとき、ロツクレバー102の被係合
部105が可動シヤーシ40により押し下げら
れ、ロツクレバー102の全体がばね部材103
の付勢力に抗して押し下げられて、係合端部10
2aとデイスクカートリツジ20に設けられたロ
ツク用凹部28との係合が解除され、ロツク機構
100によるカートリツジ装着部30に装着され
たデイスクカートリツジ20に対する拘束が解除
される。
第4図に示される如く、可動シヤーシ40がと
る動作待機位置に対応する位置に動作待機位置検
出用のスイツチ110が固定されており、さら
に、固定シヤーシ10上のスケール板13の近傍
に、可動シヤーシ40がとるロツク解除位置を検
出するロツク解除位置検出用のスイツチ111が
固定されている。スイツチ110は、可動シヤー
シ40が動作待機位置あるいはそれより下方の位
置をとるとき、可動シヤーシ40のスケール板1
3側に設けられた立上部40bに係合する位置に
おかれており、立上部40bとの係合によりオン
状態とされる。また、スイツチ111は、可動シ
ヤーシ40がロツク解除位置をとるとき、可動シ
ヤーシ40の下面部に係合する位置におかれてお
り、可動シヤーシ40の下面部との係合によりオ
ン状態とされる。そして、可動シヤーシ40の昇
降移動時において、スケール板13のスリツト1
3aの夫々を検出するスリツトセンサ41、スイ
ツチ110及び111の夫々から得られる検出出
力に基づいて、可動シヤーシ40のその昇降移動
方向における位置制御がなされる。
G−3 駆動制御部(第6図) 上述の如くにモータ14、ウオームギア14
a、伝達ギア17、センタギア15及び3本の送
りねじ部材16等で形成される昇降駆動機構は、
駆動制御部によつて制御され、可動シヤーシ40
をデイスク装着部71に対して昇降移動させて、
可動シヤーシ40に動作待機位置、トレイ引出し
位置及びロツク解除位置を取らせるが、次に、駆
動制御部について述べる。
駆動制御部は、例えば、第6図に示される如
く、スケール板13、スリツトセンサ41、スイ
ツチ110及び111に加え、カートリツジ装着
部30に装着されてロツク機構100によつて拘
束されたデイスクカートリツジ20の開口部22
の近傍となる位置に配された、カートリツジ装着
部30に装着たデイスクカートリツジ20からデ
イスクトレイ23が引き出されているか否かを検
知するトレイ引出し状態検出用のスイツチ11
2、及び、スリツトセンサ41、スイツチ110
及び111が接続されるマイクロプロセツサ11
3が設けられて形成される。スイツチ112は、
各デイスクトレイ23がデイスクカートリツジ2
0から引き出されている状態においてオン状態と
される。
そして、スリツトセンサ41は、可動シヤーシ
40の昇降移動に伴つてスケール板13の各スリ
ツト13aを検出し、その出力端からスリツト検
出信号Saを送出して、マイクロプロセツサ11
3に供給する。また、マイクロプロセツサ113
には、デイスク選択キー114から、デイスクカ
ートリツジ20に段載状態で収納されたデイスク
トレイ23の夫々に載置されたデイスクDのうち
の選択されたものを指定するデイスク選択信号
Sbが供給され、さらに、端子115からデイス
ク装着部71からのデイスクカートリツジ20の
離脱、即ち、デイスクカートリツジ20のイジエ
クトを指示するイジエクト信号Scが、端子11
6からプレーヤの電源投入がなされたことを示す
電源信号Sdが供給される。
マイクロプロセツサ113は、メモリ117、
カウンタ118及び比較部119を内蔵するもの
とされており、メモリ117には、デイスク選択
キー114から供給されるデイスク選択信号Sb
に基づいて、選択されたデイスクDが載置された
デイスクトレイ23に対応するスリツト13aの
位置Xnが記憶される。また、カウンタ118は、
スリツトセンサ41から得られるスリツト検出信
号Saに基づく計数を行い、可動シヤーシ40が
実際に対応するスリツト13aの位置Xを示す出
力を発生する。そして、比較部119は、メモリ
117に記録された位置Xnと、カウンタ118
の出力により示される位置Xとを比較する。マイ
クロプロセツサ113の一方の出力端には、モー
タ14を制御するための駆動制御信号Qaが得ら
れてモータ14に供給され、この駆動制御信号
Qaにより、モータ14の正・逆駆動及び停止制
御がなされる。さらに、マイクロプロセツサ11
3の他方の出力端には、モータ42を制御するた
めの駆動制御信号Qbが得られてモータ42に供
給される。
斯かる駆動制御部による制御を受けて、昇降駆
動機構は、デイスク装着部71に装着されたデイ
スクカートリツジ20がロツク機構により拘束さ
れた状態で、可動シヤーシ40に、プレーヤの電
源投入時においては動作待機位置をとらせ、デイ
スク選択信号Sbが供給されるときには、デイス
ク選択信号Sbにより指定されたデイスクDが載
置されたデイスクトレイ23の切欠部26にトレ
イ引出しアーム53の突出係合片56が係合し得
る状態となるトレイ引出し位置をとらせ、そし
て、イジエクト信号Scが供給されたときには、
ロツク機構100にデイスク装着部71に装着さ
れたデイスクカートリツジ20に対する拘束を解
除させるロツク解除位置をとらせる。
G−4 駆動制御部による制御動作(第7図、
第8図、第9図) 上述の如くの駆動制御部による制御にあたり、
マイクロプロセツサ113が実行するプログラム
の一例を第7図、第8図及び第9図に示されるフ
ローチヤートを参照して説明する。
まず、プレーヤの電源投入がなされて電源信号
Sdが供給された状態においては、第7図のフロ
ーチヤートで示される如くのプログラムが実行さ
れ、スタート後、デイシジヨン130で、スイツ
チ112がオフ状態とされているか否かの判断を
行う。スイツチ112がオフ状態とされてないと
判断された場合には、カートリツジ装着部30に
装着されてロツク機構100により拘束されたデ
イスクカートリツジ20からデイスクトレイ23
が引き出されていることになるので、プロセス1
31に進み、モータ42を逆転させる駆動制御信
号Qbを送出してトレイ引出し機構を駆動し、ト
レイ引出しアーム53にデイスクトレイ23をデ
イスクカートリツジ20内に収納する動作を行わ
せて、再びデイシジヨン130での判断を行う。
これを、デイシジヨン130において、スイツチ
112がオフ状態であると判断されるまで繰り返
す。
デイシジヨン130において、スイツチ112
がオフ状態であると判断されれた場合にはデイシ
ジヨン132に進み、スイツチ110がオン状態
にあるか否かの判断を行う。スイツチ110がオ
ン状態でないと判断された場合には、可動シヤー
シ40が動作待機位置より上方にあることになる
ので、プロセス133に進み、モータ14を逆転
させる駆動制御信号Qaを送出して昇降駆動機構
を駆動し、可動シヤーシ40を下降させて、再び
デイシジヨン132での判断を行う。これを、デ
イシジヨン132において、スイツチ110がオ
ン状態であると判断されるまで繰り返す。
デイシジヨン132において、スイツチ110
がオン状態であると判断された場合には、可動シ
ヤーシ40が動作待機位置もしくはそれより下方
の位置をとるものとされているので、デイシジヨ
ン134に進み、スリツトセンサ41からのスリ
ツト検出信号Saが得られているか否かを判断す
る。スリツト検出信号Saが得られていないと判
断された場合には、可動シヤーシ40が動作待機
位置より下方の位置にあることになるので、プロ
セス135に進み、モータ14を正転させる駆動
制御信号Qaを送出して昇降駆動機構を駆動し、
可動シヤーシ40を上昇させて、再びデイシジヨ
ン134での判断を行う。これを、デイシジヨン
134において、スリツト検出信号Saが得られ
ていると判断されるまで繰り返す。
デイシジヨン134において、スリツト検出信
号Saが得られていると判断された場合には、可
動シヤーシ40が動作待機位置にあることになる
ので、プロセス136に進み、モータ14を停止
状態として昇降駆動機構を非作動状態となし、可
動シヤーシ40を動作待機位置に停止させて、制
御を終了する。
この結果、プレーヤの電源投入時には、可動シ
ヤーシ40は動作待機位置をとるものとされる。
次に、デイスク選択キー114からのデイスク
選択信号Sbが供給されるときには、第8図のフ
ローチヤートで示される如くのプログラムが実行
され、スタート後、デイシジヨン140で、スイ
ツチ112がオフ状態とされているか否かの判断
を行う。スイツチ112がオフ状態とされてない
と判断された場合には、カートリツジ装着部30
に装着されてロツク機構100により拘束された
デイスクカートリツジ20からデイスクトレイ2
3が引き出されていることになるので、プロセス
141に進み、モータ42を逆転させる駆動制御
信号Qbを送出してトレイ引出し機構を駆動し、
トレイ引出しアーム53にデイスクトレイ23を
デイスクカートリツジ20内に収納する動作を行
わせて、再びデイシジヨン140での判断を行
う。これを、デイシジヨン140において、スイ
ツチ112がオフ状態であると判断されるまで繰
り返す。
デイシジヨン140において、スイツチ112
がオフ状態にあると判断された場合には、デイシ
ジヨン142に進み、メモリ117にデイスク選
択信号Sbに基づいて、選択されたデイスクDが
載置されたデイスクトレイ23に対応するスリツ
ト13aの位置Xnを記憶し、位置Xnとカウンタ
118の出力が示すそのとき可動シヤーシ40が
実際に対応するスリツト13aの位置Xとを比較
部119で比較して、位置Xnと位置Xとの大小
関係を判断する。その結果、位置Xが位置Xnよ
り小、即ち、位置Xが位置Xnの下方にある場合
にはプロセス143に進み、逆に、位置Xが位置
Xnより大、即ち位置Xが位置Xnの上方にある場
合にはプロセス144に進む。
プロセス143では、モータ14を正転させる
駆動制御信号Qaを送出して昇降駆動機構を駆動
し、可動シヤーシ40を上昇させて、デイシジヨ
ン145に進む。デイシジヨン145では、位置
Xが位置Xnに一致するか否かを判断し、一致し
ていなければプロセス143に戻り、これをデイ
シジヨン145における判断で位置Xが位置Xn
に一致するまで繰り返す。そして、デイシジヨン
145で位置Xが位置Xnに一致すると判断され
ると、プロセス147に進む。また、プロセス1
44では、モータ14を逆転させる駆動制御信号
Qaを送出して昇降駆動機構を駆動し、可動シヤ
ーシ40を下降させて、デイシジヨン146に進
む。デイシジヨン146では、位置Xが位置Xn
に一致するか否かを判断し、一致していなければ
プロセス144に戻り、これをデイシジヨン14
6における判断で位置Xが位置Xnに一致するま
で繰り返す。そして、デイシジヨン146で位置
Xが位置Xnに一致すると判断されると、プロセ
ス147に進む。
一方、デイシジヨン142で位置Xが位置Xn
に一致していると判断された場合には、直接、プ
ロセス147に進む。
プロセス147では、このとき、可動シヤーシ
40が実際に対応するスリツト13aの位置X
が、デイスク選択信号Sbにより指定されたデイ
スクDが載置されたデイスクトレイ23に対応す
るスリツト13aの位置Xnとなつているので、
モータ14を停止状態として昇降駆動機構を非動
作状態となし、可動シヤーシ40を停止させて、
制御を終了する。
この結果、デイスク選択信号Sbが供給される
ときには、可動シヤーシ40は、デイスク選択信
号Sbにより指定されたデイスクDが載置された
デイスクトレイ23の切欠部26にトレイ引出し
アーム53の突出係合片56が係合し得る状態と
なるトレイ引出し位置をとるものとされる。
さらに、イジエクト信号Scが供給されるとき
には、第9図のフローチヤートで示される如くの
プログラムが実行され、スタート後、デイシジヨ
ン150で、スイツチ112がオフ状態とされて
いるか否かの判断を行う。スイツチ112がオフ
状態とされてないと判断された場合には、カート
リツジ装着部30に装着されてロツク機構100
により拘束されたデイスクカートリツジ20から
デイスクトレイ23が引き出されていることにな
るので、プロセス151に進み、モータ42を逆
転させる駆動制御信号Qbを送出してトレイ引出
し機構を駆動し、トレイ引出しアーム53にデイ
スクトレイ23をデイスクカートリツジ20内に
収納する動作を行わせて、再びデイシジヨン15
0での判断を行う。これを、デイシジヨン150
において、スイツチ112がオフ状態であると判
断されるまで繰り返す。
デイシジヨン150において、スイツチ112
がオフ状態であると判断された場合には、プロセ
ス152に進み、モータ14を逆転させる駆動制
御信号Qaを送出して昇降駆動機構を駆動し、可
動シヤーシ40を下降させて、デイシジヨン15
3に進む。
デイシジヨン153においては、スイツチ11
1がオン状態とされたか否かの判断を行い、スイ
ツチ111がオン状態とされていないと判断され
た場合には、可動シヤーシ40がロツク解除位置
より上方にあることになるので、プロセス152
に戻り、これをデイシジヨン153においてスイ
ツチ111がオン状態とされたと判断されるまで
繰り返す。
デイシジヨン153でスイツチ111がオン状
態とされたと判断された場合には、可動シヤーシ
40がロツク解除位置に到達したことになるの
で、プロセス154に進む。そして、プロセス1
54において、モータ14を停止状態として昇降
駆動機構を非作動状態となし、可動シヤーシ40
を停止させて、制御を終了する。
この結果、イジエクト信号Scが供給されたと
きには、可動シヤーシ40は、ロツク機構100
にデイスク装着部71に装着されたデイスクカー
トリツジ20に対する拘束を解除させるロツク解
除位置をとるものとされる。
G−5 作用効果 このようにして上述の例においては、マイクロ
プロセツサ113が用いられて構成された駆動制
御部とこれによる制御を受けて作動する昇降駆動
機構とからなる可動シヤーシ駆動部により、可動
シヤーシ40がデイスク装着部71に対して昇降
移動せしめられて、動作待機位置と、カートリツ
ジ装着部30に装着されたデイスクカートリツジ
20に収納されたデイスクトレイ23のうちの選
択されたデイスクDが載置されたものを引き出す
ことができるトレイ引出し位置とに加え、ロツク
機構100にカートリツジ装着部30に装着され
たデイスクカートリツジ20に対する拘束を解除
させるロツク解除位置をとるものとされる。この
ため、カートリツジ装着部30に装着されたデイ
スクカートリツジ20をロツク機構100により
確実に拘束したもとで、デイスクカートリツジ2
0からの選択されたデイスクトレイ23の引出し
を容易に行えるとともに、カートリツジ装着部3
0からデイスクカートリツジ20を離脱させるイ
ジエクト動作時に要求されるロツク機構100に
よるデイスクカートリツジ20の拘束状態の解除
を、可動シヤーシ40を昇降移動させるだけで行
うことができる。
H 考案の効果 以上の説明から明らかな如く、本考案に係るデ
イスクプレーヤによれば、カートリツジ装着部に
装着されたデイスクカートリツジがロツク手段に
より確実に拘束されて、トレイ引出し機構により
デイスクカートリツジからデイスクトレイが引き
出された状態がとられているとき、カートリツジ
装着部からデイスクカートリツジが離脱せしめら
れてしまうという不都合を回避できるとともに、
デイスクトレイがデイスクカートリツジ内に収納
された状態で、カートリツジ装着部からデイスク
カートリツジを離脱せしめるに必要とされる、ロ
ツク手段にデイスクカートリツジに対する拘束を
解除させる動作を、格別のロツク解除手段を設け
ることなく、比較的簡単な構成のもとに確実に行
うことができる。このため、トレイ引出し機構の
周辺構造の簡略化、延いては、全体の小型化が図
れることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実用新案登録請求の範囲に対応して本
考案の基本構成を示す図、第2図は本考案る係る
デイスクプレーヤの一例の要部を示す斜視図、第
3図は第2図に示される例に装着されて使用され
るデイスクカートリツジの一例を示す斜視図、第
4図は本考案に係るデイスクプレーヤの一例にお
ける可動シヤーシ駆動機構を示す正面図、第5図
は第2図に示される例の一部分を示す側面図、第
6図は第2図に示される例に用いられる駆動制御
部の一例を示す概略構成図、第7図、第8図及び
第9図は第6図に示される駆動制御部におけるマ
イクロプロセツサにおいて実行される動作プログ
ラムの一例を示すフローチヤートである。 図中、10は固定シヤーシ、13はスケール
板、14はモータ、16は送りねじ部材、20は
デイスクカートリツジ、23はデイスクトレイ、
30はカートリツジ装着部、40は可動シヤー
シ、41はスリツトセンサ、50はトレイ引出し
機構、53はトレイ引出しアーム、100はロツ
ク機構、102はロツクレバー、110及び11
1はスイツチ、113はマイクロプロセツサであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デイスクが載置されたデイスクトレイを収容す
    るデイスクカートリツジが着脱可能に装着される
    カートリツジ装着部と、 被係合部を有し、上記カートリツジ装着部に装
    着されたデイスクカートリツジを拘束するロツク
    機構と、 上記カートリツジ装着部に装着されたデイスク
    カートリツジからデイスクが載置されたデイスク
    トレイを引き出すトレイ引出し機構が設けられた
    可動シヤーシと、 該可動シヤーシを上記カートリツジ装着部に対
    して昇降移動させる昇降駆動機構と、 上記可動シヤーシに対して設定される、上記ト
    レイ引出し機構が、上記カートリツジ装着部に装
    着されたデイスクカートリツジに収納されたデイ
    スクトレイに係合して該デイスクトレイを上記デ
    イスクカートリツジから引き出し、その後、該デ
    イスクトレイを上記デイスクカートリツジ内に収
    納する動作を行うトレイ引出し位置と、上記可動
    シヤーシが上記ロツク機構の被係合部に係合して
    該ロツク機構に上記デイスクカートリツジに対す
    る拘束を解除させ、上記デイスクカートリツジの
    上記カートリツジ装着部からの離脱を可能にする
    ロツク解除位置と、上記トレイ引出し位置と上記
    ロツク解除位置との間における動作待機位置とを
    選択的に検出する設定位置検出手段、上記可動シ
    ヤーシの実際の位置を検出する可動シヤーシ位置
    検出手段、及び、上記設定位置検出手段及び上記
    可動シヤーシ位置検出手段の夫々の出力に基づい
    て駆動制御出力を送出する制御出力手段を含み、
    上記昇降駆動機構を上記駆動制御出力により制御
    して、上記可動シヤーシに、上記カートリツジ装
    着部に装着されたデイスクカートリツジからデイ
    スクトレイが引き出されていない状態のもとで、
    上記トレイ引出し位置、動作待機位置及び上記ロ
    ツク解除位置を選択的にとらせる駆動制御部と、 を備えて構成されるデイスクプレーヤ。
JP1985029298U 1985-03-01 1985-03-01 Expired JPH0445168Y2 (ja)

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JPS61149164U JPS61149164U (ja) 1986-09-13
JPH0445168Y2 true JPH0445168Y2 (ja) 1992-10-23

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61230671A (ja) * 1985-04-06 1986-10-14 Pioneer Electronic Corp マルチデイスクプレ−ヤ
JPH0652612B2 (ja) * 1987-02-05 1994-07-06 三洋電機株式会社 オ−トチエンジヤ−装置
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JPH0734530Y2 (ja) * 1988-09-09 1995-08-02 株式会社ケンウッド マルチディスクプレーヤのマガジンロック解除機構

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5930264A (ja) * 1982-08-11 1984-02-17 Marantz Japan Inc コンパクト・デイスク・オ−ト・プレ−ヤ

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