JPH08241555A - ディスク移送装置 - Google Patents

ディスク移送装置

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JPH08241555A
JPH08241555A JP7072285A JP7228595A JPH08241555A JP H08241555 A JPH08241555 A JP H08241555A JP 7072285 A JP7072285 A JP 7072285A JP 7228595 A JP7228595 A JP 7228595A JP H08241555 A JPH08241555 A JP H08241555A
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JP
Japan
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disk
disc
signal
controller
drive
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JP7072285A
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English (en)
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Niro Nakamichi
仁郎 中道
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Nakamichi Corp
Original Assignee
Nakamichi Corp
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Publication date
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    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/221Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records with movable magazine
    • G11B17/223Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records with movable magazine in a vertical direction

Abstract

(57)【要約】 【目的】ディスク移送のための駆動ベルトを駆動するモ
−タと、ディスクから駆動ベルトを離間させるため駆動
ベルトを移動させるモ−タを兼用とする。 【構成】装置内に配置され、ディスク表面に当接するこ
とによりディスク挿入口から挿入されたデイスクを装置
内の所定位置に移送するディスク移送手段と、ディスク
挿入に応答してディスク移送手段を駆動し、挿入ディス
クに対し挿入方向への駆動力を与える駆動モ−タと、所
定位置においてディスク移送手段のディスク周縁との係
合状態を解除すべく、駆動モ−タからの駆動力に基づき
一対のディスク移送手段を挿入ディスクの直径より大き
い係合解除位置まで離間する係合解除手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は挿入口から挿入されたデ
ィスクを装置内の所定位置に移送するディスク移送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】イジェクト位置と再生位置との間でディ
スクを移送する一対の無端状の駆動ベルトを備えたディ
スク再生装置が実開昭60−106250号、実開昭6
1−24851号、特開平2−7263号等により提案
されている。これら装置における一対の駆動ベルトは、
ディスク移送経路に平行に張架されており、またディス
ク非挿入時における互いの距離はディスクの直径にほぼ
等しく設定されている。ディスクが再生位置まで移送さ
れると、駆動ベルトはディスクの周縁から離間するよ
う、互いの距離が大きくされ、ディスクが回転される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ディスクの再生時にお
いて駆動ベルトとディスクを離間させるため、駆動ベル
トを移動させる機構が必要となるが、ディスク移送のた
めの駆動ベルトを駆動するモ−タと、ディスクから駆動
ベルトを離間させるため駆動ベルトを移動させるモ−タ
をそれぞれ持つことは装置のコストダウン及び小型化を
図る上でネックとなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するための手段として、装置内に配置され、ディスク
表面に当接することによりディスク挿入口から挿入され
たデイスクを装置内の所定位置に移送するディスク移送
手段と、ディスク挿入に応答してディスク移送手段を駆
動し、挿入ディスクに対し挿入方向への駆動力を与える
駆動モ−タと、所定位置においてディスク移送手段の記
ディスク周縁との係合状態を解除すべく、駆動モ−タか
らの駆動力に基づき一対のディスク移送手段を挿入ディ
スクの直径より大きい係合解除位置まで離間する係合解
除手段とからなる。
【0005】また本発明は、ディスク移送方向に沿って
並列され、ディスク周縁と係合すべく、挿入ディスクの
直径と略等しい距離及び挿入ディスクの直径より大きい
距離となる相対位置関係をとる少なくとも一方が駆動ベ
ルトで構成された一対のディスク移送手段と、駆動ベル
トを駆動するモ−タと、所定位置においてディスク移送
手段のディスク周縁との係合状態を解除すべく、一対の
ディスク移送手段を挿入ディスクの直径より大きい係合
解除位置まで離間する係合解除手段と、モ−タと係合解
除手段とを選択的に連結する連結切換手段とからなる。
【0006】
【作用】ディスク移送手段をモ−タの駆動力により駆動
するすると共に、ディスク移送手段を同一モ−タの駆動
力によってディスクから離間させる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。なお、本実施例装置は装置内部に4枚のC
D−ROMを収納し、選択的な再生が可能なCD−RO
Mチャンジャ−を構成しており、また、その外形はコン
ピュ−タ周辺機器の標準寸法である5−1/4インチ、
ハ−フハイトのフォ−ムファクタとされている。
【0008】《シャシ》図1に本ディスク再生装置10
00のシャシ構成が示されている。ディスク再生装置1
000はその高さH×幅W×奥行きDが41.5×14
6×209(mm)とされ、ロ−ディングシャシ80と
メインシャシ90の2シャシから構成されている。ロ−
ディングシャシ80はメインシャシ90の上端よりも一
段下がった個所に固定され、メインシャシ90の上端に
はトップカバ−3が取付けられる。なお、ディスク再生
装置1000がコンピュ−タ(図示しない)のフロント
パネルに装着される場合、トップカバ−3は必ずしも必
要とされない。一方、メインシャシ90の前面にはディ
スク挿脱用のスリット1Aを備えるフロントパネル1が
取付けられる。スリット1Aはディスク挿脱に際してデ
ィスク記録面を損傷させることがないよう、左右両端か
ら中心に向かうに従ってその上下間隔が広げられてい
る。
【0009】《ディスク移送機構》図2〜図4にディス
ク移送機構1001の詳細が示されている。ディスク移
送機構1001は装置左側に配置される駆動側ディスク
ガイド部1002と装置右側に配置される固定側ディス
クガイド部1003から構成され、挿入されたディスク
を挾持すべくロ−ディングシャシ80の下面に装置左右
方向に移動可能に支持されている。L字状のロ−ディン
グプレ−ト81L、81Rは夫々駆動側ディスクガイド
部1002、固定側ディスクガイド部1003のベ−ス
となるプレ−トであり、その上面に植立された支持ピン
17A、17Bがガイド溝80A、80Bに挿入され、
支持ピン上面にリング21A、21Bが固定されること
により、ロ−ディングシャシ80の下面に左右移動可能
に吊り下げられる。また、両ロ−ディングプレ−ト81
L、81Rはその上面に植立されたガイドロ−ラ19
A、19Bがガイド溝80A、80Bにガイドされるこ
とにより、装置左右方向に正確にガイドされる。支持ピ
ン17Aはピン17Bよりも短くされており、結果、ロ
−ディングプレ−ト81Rはシャシ80とロ−ディング
プレ−ト81Lの略中間となる高さに配置される。
【0010】ラック810L、810Rがロ−ディング
プレ−ト81L、81Rの対向する側面に形成されてい
る。シャシ80の下面に軸支されたピニオンギア85は
ラック810Lと810Rに噛合し、ロ−ディングプレ
−ト81L、81Rを互いに逆方向に移動するよう連結
する。また、ロ−ディングプレ−ト81Lの支持ピン1
7Bの上部に固定されたリング21Bとシャシ80の上
面に固定されたピン21Cとの間にはバネ127が掛け
られ、両ロ−ディングプレ−ト81L、81Rは互いに
近接する方向に付勢される。
【0011】また、ロ−ディングプレ−ト81Lの装置
前方側にはシャッタ片811が折曲げ形成されており、
ロ−ディングシャシ80の前端に固定された光学センサ
−236によりロ−ディングプレ−ト81Lの位置が検
出される。光学センサ−236の出力はロ−ディングプ
レ−ト内周位置検出信号(バ−IN)を形成し、図65
に示されるようにプレ−ト81L、81Rに支持される
ベルト12、14の間隔が78mm〜84mmとなる時
に“H”状態となる。よって、光学センサ−236の出
力はベルト12、14間に直径80mmの小径ディスク
が挾持されている時に“H”状態になり、ディスクサイ
ズ検出信号としても用いられる。
【0012】図3に駆動側ディスクガイド部1002の
詳細が示されている。上部ディスクガイド9はジュラコ
ン等の摩擦係数の低い樹脂により形成され、その下面は
装置左側に面するディスクのエッジをガイドするガイド
溝9’の上半分を形成する。駆動側ディスクガイド部1
002の断面図である図5に示されるように、上部ディ
スクガイド9の下面は45度傾斜した傾斜面9Aをその
長手方向に備え、傾斜面9Aの下端には装置左側面に対
向するディスクエッジの上面と係合する凸部9Bが形成
されている。一方、下部ディスクガイド10は傾斜面9
Aとは逆方向に45度傾斜した傾斜面10Aをその長手
方向に備え、その上端にはディスクエッジ下面と係合す
る凸部10Bが形成されている。凸部9Bと10Bの間
隔H1はディスクエッジをガイドすべく、ディスクの厚
み(1.2mm)よりも僅かに幅広の1.3mmとされ
ている。
【0013】また、図3に示されるように上部ディスク
ガイド9の前端には軸16によりタイミングプ−リ15
が軸支され、下部ディスクガイド10の後端には軸6に
よりタイミングプ−リ7が軸支されている。両プ−リ間
にはタイミングベルト14が張架され、図5に示すごと
くその外周面14Aは、凸部9B、10Bの間にガイド
されたディスク周縁と係合すべく配置される。また、下
部ディスクガイド10はタイミングベルト14の歯面1
4Bに摺接する規制壁10Dを備え、ディスク挾持によ
りタイミングベルト14がベルト内側に撓むのを防止す
る。なお、駆動側ディスクガイド部1002の内部構造
を示す断面図を図82に示す。
【0014】本実施例においては、タイミングベルト1
4が撓むと、ディスク右側の周縁と係合するフリクショ
ンベルト12がロ−ディングプレ−ト81Rに対して固
定配置されているため、ディスク中心が装置左側に移動
し、ディスク移動軌跡が直線にならなくなる。また、タ
イミングプ−リ15の回転数に基づきディスクの移送距
離を検出しているため、ベルト14の弛みはその検出誤
差をも招く。また、樹脂により形成されたディスクガイ
ド9と10を補強するため、ディスクガイド9と10の
間には金属材により形成されたプレ−ト8が配置され
る。また、ディスクガイド9、10の後方側の上下面に
は、その上下に近接するストッカ内のディスク損傷を防
止するためのディスク保護シ−ト23が貼付される。
【0015】タイミングプ−リ15を回転駆動する駆動
メカニズム1004が図7に示されている。駆動モ−タ
250はブラケット180によりシャシ90に固定さ
れ、その回転軸にはウォ−ムギア253が圧入されてい
る。ギア部材63は軸91によりシャシ90に軸支さ
れ、その下部に形成されたギア63Aがウォ−ムギア2
53に噛合している。一方、プレ−ト86A、86Bは
ギア82Bの軸によりその一端が回動自在に連結されて
いる。プレ−ト86Bの他端にはプ−リ15の軸16が
取付けられている。また、軸88はプレ−ト86Aの他
端に固定され、軸91の中心孔91Aに挿入されること
により、プレ−ト86Aは軸91に回動自在に取付けら
れている。また、プレ−ト86Bはその中心部にプ−リ
15の下方に形成されたギア15Bとギア82Bを連結
するギア82Aを軸支しており、一方、プレ−ト86A
はギア82Bとギア部材63の上方に形成されたギア6
3Cを連結するギア82Cを軸支している。
【0016】以上の構成によれば、プレ−ト86A、8
6Bは図25〜図29に示されるように、タイミングプ
−リ15の位置に応答して回動し、モ−タ250に接続
されたギア部材63の回転をギア82A〜82Cを介し
てタイミングプ−リ15に伝達する。よって、プ−リ1
5を回転駆動するモ−タ250をプ−リ15と共に移動
させる必要がないので、シャシ内にモ−タ移動空間が必
要なく、装置の小型化を実現する。また、ロ−ディング
プレ−ト81Lの荷重負荷が軽くなるため、ロ−ディン
グプレ−ト81Lと81Rを近接させるバネ127を弱
くすることができ、ディスク挿入をスム−ズなものとす
ることができる。
【0017】また、ギア部材63はその上部にシャッタ
63Bを備え、ブラケット180の折曲部180Aに取
付けられた光学センサ−232によりその回転が検出さ
れる。光学センサ−232の出力はロ−ディングパルス
信号(バ−L.PULSE)を形成し、本実施例によれ
ば、ディスク移送時において、バ−L.PULSE信号
は1パルスあたりディスクが0.5mm移動したことを
示す。また、バ−L.PULSE信号は後述するロ−デ
ィングプレ−ト開閉時において、ロ−ディングプレ−ト
81Lの移動距離を示し、その時には1パルスあたりロ
−ディングプレ−ト81Lが0.314mm移動したこ
とを示す。
【0018】図4に固定側ディスクガイド部1003の
詳細が示されている。ディスクガイド11は上述したデ
ィスクガイド9、10と同様に摩擦係数の低い樹脂材に
より形成され、装置右側面に対向するディスクエッジを
ガイドするガイド溝11’がその長手方向に形成されて
いる。ガイド溝11’は図6に示されるように、傾斜面
11A、11Bとディスクエッジに係合するコ字状の溝
11Cとから構成され、固定型のディスクガイド部10
03の断面図である図6に示すごとく、前端にはテ−パ
−形状のディスク導入部11E(図8参照)が形成され
ている。溝11Cの間隔H2はディスクエッジをガイド
すべく、ディスク厚みより僅かに幅広の1.5mmとさ
れ、また、溝11Cの垂直壁11Dには図8に示される
ようにディスク導入部11Eを除いて、ディスク外周面
とのすべりを防止する摩擦係数の高いフリクションベル
ト12が固定される。フリクションベルト12はその両
端12Aが垂直壁11Dを形成するベルト固定部11F
に巻き付けられ、補強プレ−ト13の挿入により固定さ
れる。
【0019】上述したディスク移送機構1001によれ
ば、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rはディスクが
挿入されていない状態を示す図13に示されるように、
バネ127の付勢力によりピン17A、17Bがガイド
溝80A、80Bの終端に係合するディスク受入位置で
あるPOS.1に位置決めされる。ディスク受入位置に
おいて、両ロ−ディングプレ−ト81L、81Rに支持
されたベルト14と12の間隔W1は直径80mmの小
径ディスクよりの幅狭の76mmとされている。
【0020】スリット1Aを介して装置内にディスクD
が挿入されると、ディスクは先ずその周縁がタイミング
ベルト14と導入部11Eとに係合する。上述したよう
に導入部11Eは摩擦係数の低い樹脂材により形成され
ているため、ディスク挿入時にディスク周縁と滑り、デ
ィスクDの挿入をスム−ズなものとする。また、導入部
11Eの存在により、ディスク挿入時にタイミングベル
ト14を擦ることがなくなり、タイミングベルト14の
損傷を防止することもできる。ディスクの挿入位置に応
じて、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rはバネ12
7の付勢力に抗して押し広げられ、図14のP0に示さ
れる位置までディスクDが挿入されると、ベルトの間隔
W2が78mmとなり、ディスクロ−ディングが開始さ
れる。
【0021】ディスク移送機構1001はディスクDを
装置内に引き込むべく、タイミングベルト14を反時計
方向に移動させるが、ある程度までディスクDが挿入さ
れないとディスク周縁と滑ってしまうためディスクDを
引き込むことができず、その間、操作者によるディスク
挿入操作を必要とする。ここで、操作者は一般的にディ
スクDを右手の人指指と親指でディスクスピンドル孔と
ディスク周縁を挾持して装置に挿入する。ディスクDを
挾持した右手はディスクDが時計方向に回転する方が自
然に捩じれやすく、ディスク移送装置1001もそれに
合わせ、ディスク駆動を行う駆動側ディスクガイド部1
002が装置左側に配置され、操作者に無理なディスク
挿入姿勢を強いることのないよう、ディスクDを時計方
向に回転させながら装置内に引き込む。
【0022】ディスク移送機構1001はディスクDを
タイミングベルト14とフリクションベルト12間に挾
持する位置に持ち来すと、以後ディスクDを安定して移
送可能な状態となり、図16に示されるごとく、再生位
置(P2)を介して図18に示すストック位置(P3)
に持ち来す。また、ディスク移送機構1001はタイミ
ングベルト14を時計方向に移動させることにより、図
19に示されるようにストック位置(P3)のディスク
を再生位置(P2)を介して、ディスク取り出しを行う
ためのイジェクト位置(P4)に持ち来す。なお、本実
施例装置によれば、キ−操作により、イジェクト位置に
持ち来されたディスクを再生位置又はストック位置に戻
すことができるよう、イジェクト位置はベルト間隔がデ
ィスク直径より狭まることのない最大のディスク突出位
置に設定されている。
【0023】《ロ−ディングプレ−ト開閉機構》本実施
例によれば、ロ−ディングプレ−ト開閉機構は上述した
ディスク移送機構の駆動モ−タ250を兼用使用するよ
う構成されており、以下その構成を説明する。図7にお
いて、ラック解除プレ−ト134はメインシャシ90の
前面に形成されたガイド溝90Hにガイドされたピン1
35により装置左右方向に移動可能に取付けられてお
り、その右端には後述するスライド板75の折曲部75
Eに係合可能な折曲部134Bが形成されている。T字
形状のラック解除レバ−130は軸133によりモ−タ
−ブラケット180の上面に軸支され、バネ138によ
り時計方向に付勢されている。レバ−130の腕130
Bは後述するラック部材87の開口87Cを貫通してプ
レ−ト134の溝134Aに挿入され、レバ−130は
プレ−ト134の装置右方向への移動により反時計方向
に回動する。
【0024】一方、ラック部材87はその下端に形成さ
れた突出片87Aがメインシャシ90に形成された孔
(図面では隠れて見えない)に挿入され、その下端を中
心に装置前後方向に回動自在に支持されている。ラック
部材87の上端には上述したタイミングプ−リ15のギ
ア15Aとギア15Bの中間に形成されたギア15C
(図29参照)に噛合可能なラック87Dが形成されて
いる。ラック部材87の折曲部87Cは、プレ−ト13
1とバネ132によりレバ−130の腕130Aと連結
されている。よって、ラック部材87はレバ−130の
反時計方向の回動により、装置後方に向けて回動し、ラ
ック87Dがギア15Cに噛合する。
【0025】以上のロ−ディングプレ−ト開閉機構10
05によれば、ラック部材87は図66のタイミングチ
ャ−トに示されるように、後述するスライド板75の位
置に応答してギア15Cへの噛合(ON)、離隔(OF
F)が制御される。図25〜図27に示されるように、
スライド板75は位置DOWN−2と位置UP−1の間
を移動する間、その折曲部75Eはプレ−ト134の折
曲部134Bに係合することはない。よって、この間、
レバ−130はバネ138の付勢力によりプレ−ト13
4をそのピン135がガイド溝90Hの左終端に係合す
る位置に位置決めし、プレ−ト131とバネ132を介
してラック部材87をギア15Cから離隔した位置に持
ち来す。そして、スライド板75は位置UP−1から位
置UP−2に移動すると、図28に示されるようにその
折曲部75Eが折曲部134Bに係合し、プレ−ト13
4を装置右方向に移動させる。よって、プレ−ト134
はレバ−130をバネ138の付勢力に抗して反時計方
向に回動させ、プレ−ト131とバネ132を介してラ
ック部材87をギア15Cに噛合した位置に持ち来す。
【0026】よって、スライド板75が位置UP−2に
持ち来されている時、タイミングプ−リ15が回転駆動
されると、そのギア15Cがラック87Dに噛合してい
るため、図29に示されるように自転しながらラック8
7Dに沿って移動し、ロ−ディングプレ−ト81L、8
1Rを図17に示される開放位置POS.4と、図13
に示されるディスク受入位置POS.1との間で移動さ
せる。
【0027】《光学メカ》図9に光学メカ1006が示
されている。光学メカ1006はシャシ30、タ−ンテ
−ブル102、光学ピックアップ2、光学ピックアップ
送り機構53等から構成され、タ−ンテ−ブル102上
に載置されたディスクDを回転駆動し、ディスクDの光
学的な再生を行う。この光学メカ1006によれば、タ
−ンテ−ブル102はメインモ−タ33Aの回転軸に固
定されており、図49に示されるように、その下面には
ギア37が固定されている。ギア37はシャシ30上に
軸支されたギア35を介してサブモ−タ33Bのギア3
6に接続されており、結果、タ−ンテ−ブル102はモ
−タ33Aと33Bにより回転駆動される。
【0028】本実施例によれば、モ−タ33Aと33B
はディスク再生時において、略7:3の比でディスク再
生に必要な駆動電圧が供給され、ディスクを回転駆動す
る。駆動電圧の差により、モ−タ33Bはモ−タ33A
に対して負荷として働き、連結されたギア35〜37間
のバックラッシュによる振動がタ−ンテ−ブル102に
伝達されるのを防止する。一方、起動時やアクセス時、
両モ−タ33A、33Bは1:1の比で所定の駆動電圧
が供給され、ディスクDを2倍の駆動トルクにより回転
駆動し、所望の回転数により急速に到達させる。よっ
て、光学ピックアップ2の読出しの開始が速くなり、ア
クセス時間の短縮を得ることができる。なお、この時両
モ−タ33A、33Bが同一比にて回転駆動されること
により、連結されたギア35〜37間のバックラッシュ
による振動がタ−ンテ−ブル102に伝達されてしまう
ものの、ディスクDの加減速中はディスク再生を行なう
ことができないので問題とはならない。なお、このモ−
タ駆動回路の詳細については、本出願人の出願に係る特
願平6−340510号(平成6年12月28日出願)
を参照されたい。
【0029】また、タ−ンテ−ブル102の上面にはデ
ィスクDをセンタリングする凸状のセンタリング部10
1が形成され、その内側には後述するクランパ1009
を吸引するマグネット105が固定されている。一方、
光学ピックアップ2はシャシ30に固定されたガイドロ
ッド31、38により、装置前面に対して25度の傾斜
角を持って移動可能にガイドされている。光学ピックア
ップ2はフィ−ドモ−タ34、減速ギア51、52、5
4、ラック50により構成された送り機構53によりデ
ィスクDの半径方向に駆動され、また、ギア51に連結
されたシャッタ55の回転を検出する光学センサ−23
0A、230Bによりその移動距離が検出される。
【0030】《光学メカの支持》光学メカ1006に外
部振動が伝達されるのを防止するため、シャシ30の取
付孔30Cには夫々下ダンパ41が挿入固定され、下ダ
ンパ41とベ−ス40の間にはシャシ30の加重を受け
るバネ42が配置される。シャシ30上面に突出する下
ダンパ41の上面には上ダンパ44が配置され、その上
方からねじ43がベ−ス40に螺合される。
【0031】《ダンパロック機構》また、光学メカ10
06をベ−ス40に対して固定するダンパロック機構1
008が設けられている。略Y字状のロックプレ−ト6
4と略J字状のロックプレ−ト65は夫々その下面に突
出形成されたピン64C、65Bがベ−ス40のガイド
溝40D、40Eにガイドされ、装置左右方向に移動可
能に支持されている。プレ−ト64の先端64A、64
Bとプレ−ト65の先端65Aは夫々ベ−ス40の側面
に形成された孔40A〜40Cを貫通し、シャシ30の
左右折曲部に形成された孔30A〜30C(図9におい
て孔30Cは隠れて見ることができない)に係合可能と
されている。プレ−ト64、65はベ−ス40に設けら
れた軸67に軸支された連動プレ−ト66により互いに
逆方向に移動するよう連結され、プレ−ト64とベ−ス
40の間に挿入された圧縮バネ68により、ベ−ス外方
に向けて付勢されている。また、連動プレ−ト66は後
述されるスライド板75によりその回動が制御され、そ
の一端にはスライド板75の折曲部75Bのエッジ75
B”に係合可能な切欠け部66Aが形成され、ベ−ス4
0の孔40Fから突出している。
【0032】以上のダンパロック機構1008によれ
ば、ロックプレ−ト64、65は図66に示されるよう
に、スライド板75の位置に応答してロック状態が制御
される。ダンパロック機構1008の動作を説明する図
30〜図32に示されるように、スライド板75は位置
DOWN−2と位置UP−1の間を移動する間、そのエ
ッジ75B”は連動プレ−ト66の切欠け部66Aを押
圧することはない。よって、ロックプレ−ト64、65
はバネ68によりベ−ス外方に向けて付勢され、各先端
64A、64B、65Aはシャシ30の孔30A〜30
Cに挿入され、シャシ30、即ち光学メカ1006をベ
−ス40に対してロックする。一方、スライド板75は
位置UP−1から位置UP−2に移動すると、図33に
示されるようにそのエッジ75B”によりプレ−ト66
をバネ68の付勢力に抗して反時計方向に回動させ、プ
レ−ト64、65をベ−ス内方に移動させる。よって、
プレ−ト64、65の先端64A、64B、65Aはシ
ャシ30の孔30A〜30Cから離脱し、光学メカ10
06が下ダンパ41及び上ダンパ44によって弾性支持
された状態とする。
【0033】《光学メカ上下機構》上述した光学メカ1
006をディスク再生を行うためのアップ位置(図47
参照)と再生位置のディスク下方に退避したダウン位置
(図45参照)との間で移動させる光学メカ上下機構1
008が図10に示されている。スライド板75はその
底面に形成された長孔75Hとシャシ90に固定された
軸136A〜136Cによりシャシ90に対して装置左
右方向に移動可能にガイドされている。スライド板75
はその折曲部75A、75Bにガイド溝75A’、75
B’が形成され、反対側の折曲部75Cにはピン47が
植立されている。駆動モ−タ251はブラケット181
によりシャシ90に固定され、その回転軸251Aには
ウォ−ムギア254が圧入されている。ギア部材184
は軸92により軸支され、その上部にはウォ−ムギア2
54と噛合するギア184Aが形成されている。また、
ギア部材184の下部にはギア184Bが形成されてお
り、その回転はシャシ90に軸支されたギア71〜74
に伝達され、ギア74の下面に形成されたギア74Aが
スライド板のラック75Fに噛合することにより、スラ
イド板を移動させる。
【0034】一方、上述した光学メカ1006を弾性支
持したベ−ス40はシャシ90に固定されたガイドシャ
フト137A、137Bにより装置上下方向に移動可能
にガイドされている。ベ−ス40の側面にはスライド板
75のガイド溝75A’、75B’にガイドされるピン
45A、45Bが植立され、サスベ−スの上面、装置後
方側には上述したスライド板のピン47をガイドするガ
イド溝48’を備えるガイドプレ−ト48が固定され
る。なお、ベ−ス40側にガイドプレ−ト48を設けた
のは、組立時の容易性を考慮したためである。
【0035】以上の光学メカ上下機構1008によれ
ば、スライド板75は位置DOWN−2(図34、図3
5参照)と位置DOWN−1(図36、図37参照)と
の間を移動する間、下方に位置するガイド溝75A’、
75B’の水平部G1によりベ−ス40のピン45A、
45Bをガイドし、ベ−ス40、即ち光学メカ1006
を再生位置のディスクDより下方に退避させたダウン位
置(図45参照)に保つ。そして、スライド板75が位
置DOWN−1と位置UP−1(図38、図39参照)
との間を移動する間、ガイド溝の傾斜部G2によりピン
45A、45Bをガイドし、光学メカ1006を上下移
動させる。そして、スライド板は位置UP−1と位置U
P−2(図40、図41)の間を移動する間、上方に位
置するガイド溝の水平部G3によりピン45A、45B
をガイドし、光学メカをディスク再生を行うためのアッ
プ位置(図47)に保つ。図47に示されるようにアッ
プ位置において、光学メカ1006はそのタ−ンテ−ブ
ル102の上面が再生位置に持ち来されたディスクDの
下面と同一高さに持ち来され、トレイ方式のディスクプ
レ−ヤのようにディスクを持ち上げることはない。な
お、ガイドプレ−ト48のガイド溝48’も上述のガイ
ド溝75’と同様に構成されており、スライド板75は
平行に移動する。
【0036】また、スライド板75の各位置を検出する
ため、ギア部材184の上面にはシャッタ部材58が固
定され、ブラケット181に固定された光学センサ−2
33によりその回転数が検出される。光学センサ−23
3の出力はスライド板移動パルス信号(バ−P.PUL
SE)を形成し、本実施例によれば、バ−P.PULS
E信号は1パルスあたり略0.231mmスライド板7
5が移動したことを示す。また、スライド板75はシャ
ッタ片75Gが折曲げ形成され、シャシ90に固定され
た光学センサ−237により、その基準位置が検出され
る。センサ−237の出力はスライド板基準位置信号
(バ−P.REF)信号を形成し、図66に示されるよ
うに、スライド板75が位置DOWN−1より僅かにU
P方向に移動すると“L”に変化する。
【0037】よって、スライド板75の各位置はバ−
P.REF信号の状態変化後のバ−P.PULSE信号
をパルスカウントすることにより検出される。本実施例
装置によれば、図66に示されるように、位置DOWN
−1はスライド板75をDOWN方向に移動させ、バ−
P.REFが“H”変化してからバ−P.PULSE信
号を3パルスカウントすることにより検出され、位置D
OWN−2は同様に20パルスカウントすることにより
検出される。一方、位置UP−1はスライド板75をU
P方向に移動させ、バ−P.REFが“L”に変化して
からバ−P.PULSE信号を27パルスカウントする
ことにより検出され、位置UP−2は同様に45パルス
カウントすることにより検出される。
【0038】《クランパ》また、上述した図2にはタ−
ンテ−ブル上にディスクをクランプするクランパ100
9が示されている。クランパ1009はクランパベ−ス
100、磁性プレ−ト111、クランプトップ115、
クランパシ−ト103から構成されている。詳細には図
49に示されるように、クランパベ−ス100にはその
下面にタ−ンテ−ブル102上に設けられたマグネット
105に対向する磁性プレ−ト111が固定され、ま
た、ディスクDの上面の損傷を防止するため、ディスク
係合面には圧縮ウレタンからなるクランパシ−ト103
が貼付される。一方、クランプトップ115は、外周に
向かうに従って先細りに形成されたフランジ部115A
が形成されたを備えた断面略T字形状とされ、軸部11
5Bがシャシ80の孔80Fを貫通することにより、ロ
−ディングシャシ80の下方に配置されたクランパベ−
ス100の上面に固定される。
【0039】《クランパ保持機構》また、図2には上述
したクランパ1009を再生位置に持ち来されたディス
クDより僅かに(0.3mm)上方となる退避位置に保
持するクランパ保持機構1010が示されている。クラ
ンパホルダ77L、77Rの上面に固定されたピン7
8、78は、ロ−ディングシャシ80のガイド溝80D
を貫通してクランパホルダ77L、77Rのガイド溝7
7B、77Bに挿入されている。また、クランパホルダ
77L、77Rの下面に突出した突出部77C、77C
(図43参照)がロ−ディングシャシ80のガイド溝8
0E、80Eにガイドされることにより、クランパホル
ダ77L、77Rはシャシ80上に左右移動可能に載置
されている。また、クランパホルダ77L、77Rは対
向する端部に上述したクランパ1009のフランジ部1
15Aを挾持する保持部77A、77Aを備える。保持
部77Aは図43に示されるように断面V字形状とさ
れ、バネ128の付勢力によりフランジ部115Aを左
右から所定の高さに位置決め保持する。
【0040】以上の構成によれば、クランパ保持機構1
010はロ−ディングプレ−ト81L、81Rの位置に
応答してクランパ1009を保持するか否かが制御され
る。ロ−ディングプレ−ト81L、81Rがディスク受
入位置POS.1(図42)と大径ディスク挾持位置P
OS.3(図44)の間を移動する間、その上面に固定
されたピン78、78は図43、図45に示されるよう
にクランパホルダ77L、77Rのガイド溝77B、7
7B内を単に移動する。よって、クランパホルダ77
L、77Rはバネ128の付勢力により、保持部77
A、77Aの間にフランジ部115Aを挾持し、クラン
パ1009を再生位置に持ち来されたディスクDより
0.3mm上方となる退避位置に保持する。
【0041】図46、図47に示されるように、光学メ
カ1006がアップ位置に持ち来された後、ロ−ディン
グプレ−ト81L、81Rが開放位置POS.4(図4
8参照)に持ち来されると、図49に示されるようにプ
レ−ト上のピン78、78はガイド溝77B、77Bの
終端を押圧し、その移動と共にクランパホルダ77L、
77Rをバネ128の付勢力に抗して左右に押し広げ
る。すると、クランパホルダ77L、77Rは保持部7
7A、77A間によるフランジ部115Aの挾持を解除
し、クランパ1009はタ−ンテ−ブル102のマグネ
ット105に吸引され、ディスクDをタ−ンテ−ブル1
02との間に挾持する。また、ロ−ディングプレ−ト8
1L、81Rはストッカ上下移動を可能とするため、デ
ィスクがストック位置に持ち来された後にも開放位置P
OS.4に持ち来される。この時にはアップ位置に持ち
来されたタ−ンテ−ブル102上にはディスクDが存在
しないため、クランパ1009は図50に示されるよう
に、そのフランジ部115Aがクランパホルダ77L、
77Rの平面部77A’により係止される。
【0042】一方、クランプミス及びロ−ディングプレ
−ト81L、81Rの外周位置を検出するため、クラン
パホルダ77Lには図2に示されるようにシャッタ片7
7L’が形成され、ロ−ディングシャシ80上に固定さ
れた光学センサ−234によりその位置が検出される。
光学センサ−234の出力はロ−ディングプレ−ト最外
周位置検出信号(バ−OUT)を形成し、図65に示さ
れるように、バ−OUT信号はロ−ディングプレ−ト8
1L、81Rが大径ディスク挾持位置POS.3よりも
開放移動し、プレ−ト81Lが僅かに装置左に移動する
と“L”に変化する。本実施例装置によれば、ロ−ディ
ングプレ−トの位置はバ−OUT信号の状態変化後にバ
−L.PULSE信号をパルスカウントすることにより
検出される。図65に示されるように、位置POS.4
はロ−ディングプレ−ト81L、81Rを開放移動さ
せ、バ−OUT信号が“L”変化してからバ−L.PU
LSE信号を11パルスカウントすることにより検出さ
れる。一方、位置POS.1〜3は位置POS.4から
直ちにバ−L.PULSE信号をパルスカウントするこ
とにより検出され、夫々バ−L.PULSE信号が83
パルス、76パルス、13パルスカウントすることによ
り検出される。
【0043】また、本実施例装置によれば、光学センサ
−234の出力(バ−OUT)はクランパ1009とタ
−ンテ−ブル102とのミスクランプを検出するにも用
いられる。上述したように光学メカ1006はアップ位
置においてタ−ンテ−ブル102の上面とディスクDの
下面の高さが一致するよう構成されているので、ディス
クDがタ−ンテ−ブル102のセンタリング部101に
正しく挿入されれば、アップ位置への移動によりディス
クDを上昇させることはない(図47参照)。一方、ク
ランパ1009はマグネット105の吸引力によりタ−
ンテ−ブル102に向けて吸引されるものの、ディスク
Dとのクリアランスが0.3mmしかないため、例え下
降したとしてもホルダ77L、77Rを開放移動させる
ことはない。よって、ロ−ディングプレ−ト81L、8
1Rが開放位置POS.4に持ち来される前であれば、
光学メカ1006がアップ位置に移動しただけでは、光
学センサ−234の出力は“H”状態に保たれるはずで
ある。
【0044】しかしながら、なんらかの理由によりディ
スクDが再生位置に正確に持ち来されることなく、光学
メカ1006がアップ位置に移動すると、図51に示さ
れるように、センタリング部101とディスクDの下面
が係合し、ディスクDを介してクランパ1009を上方
に移動させる。すると、クランパ1009はフランジ部
115Aと保持部77Aの係合により、クランパホルダ
77L、77Rを左右に押し広げ、光学センサ−234
の出力が“L”に変化する。よって、光学センサ−23
4の出力(バ−OUT)をチェックすることにより、ミ
スクランプを検出することができる。
【0045】《ストッカ》図11にストッカ1011が
図示されている。ストッカ1011はトッププレ−ト1
51、ベ−スプレ−ト154が夫々ストッカ本体150
の上下面に固定され、ストッカプレ−ト152A〜15
2Dがストッカ本体150のスリットに挿入固定される
ことにより構成されている。ディスク損傷を防止するた
め、トッププレ−ト151とストッカプレ−ト152A
〜152Dの上下面にはフロッピ−ディスクのインナ−
シ−トとして用いられている不織布153が貼付され
る。ストッカ1011はトッププレ−ト151とストッ
カプレ−ト152Aの間及びストッカプレ−ト152A
〜152Dの各間に計4枚のディスク(図示しない)を
3mmピッチにて挿脱可能に支持する。また、ストッカ
1011は軸受150Aがメインシャシ90に植立され
たシャフト140に挿入され、装置上下方向に移動可能
にガイドされている。また、ストッカ1011はナット
164L、164R(ナット164Lは隠れて見ること
ができない)が後述するスクリュ−ギア167L、16
7Rに螺合し、スクリュ−ギア167L、167Rの回
転により上下駆動される。
【0046】《ストッカ上下機構》一方、ストッカ10
11の下方にはストッカを上下移動させるストッカ上下
機構1012が配置されている。駆動モ−タ252はブ
ラケット182によりメインシャシ90に固定され、そ
の回転軸にはウォ−ムギア62が圧入されている。ギア
部材169は軸170により回転自在に軸支されてお
り、その上部にはウォ−ムギア62と噛合するギア16
9Aが形成され、その下部に形成されたギア169Bは
スクリュ−ギア167Lのギア167Aに噛合してい
る。スクリュ−ギア167L、167Rは夫々軸165
L、165Rにより軸支され、シャシ90上に軸支され
たギア168L、168Rとギア166により連結され
ている。スクリュ−ギア167L、167Rは夫々スト
ッカ1011のナット164L、164Rに螺合してお
り、時計方向への回転によりストッカ1011を下降さ
せ、反時計方向への回転によりストッカ1011を上昇
させる。
【0047】一方、ストッカ1011の上下位置を検出
するため、シャッタ部材173がシャシ90に軸支さ
れ、その下面に形成されたギア173Aがギア168L
の上面に形成されたギア168Aに噛合している。シャ
ッタ部材173はその外周面から突出したシャッタ片1
73Aと、90度間隔のスリットS1〜S4が形成さ
れ、夫々ディスクロックベ−ス165に固定された光学
センサ−238、239によりその回転が検出される。
光学センサ−238の出力はストッカの基準位置を検出
するストッカ基準位置信号(バ−S.REF)を形成
し、ストッカ1011がディスク収納位置POS(1)
と、その上のディスク収納位置POS(2)との中間よ
り上方に持ち来されている時に“H”状態となる。な
お、収納位置POS(1)に持ち来されている時、スト
ッカ1011はトッププレ−ト151とストッカプレ−
ト152Aの間がディスク移送位置と整列する。
【0048】一方、光学センサ−239の信号はストッ
カ位置信号(バ−S.POS)を形成し、ストッカ10
11が各位置POS(1)〜POS(4)を通過する毎
に僅かな期間“L”状態に変化する。よって、位置PO
S(1)はストッカを下方に移動させ、バ−S.REF
信号が“H”になった後のバ−S.POS信号の“L”
変化により検出され、残る位置POS(2)〜(4)は
位置POS(1)を基準として、バ−S.POS信号を
パルスカウントすることにより検出される。
【0049】《ディスクロック機構》図12にストッカ
内に収納されたディスクの移動を防止するディスクロッ
ク機構1013の詳細が示されている。トップカバ−3
の下面にはストッカ1011に収納されたディスクDの
スピンドル孔を貫通する上部ディスクロック軸158が
下方に向けて固定されている。上部ディスクロック軸1
58の下端は図55に示されるように、ストッカ101
1内に移送されるディスクDの上面よりも僅かに(0.
8mm)上方の位置まで延びており、移送されるディス
クDよりも上方に位置したストッカ1011内のディス
ク移動を規制する。なお、同図においては、ストッカ1
011が最も下方の収納位置POS(1)に持ち来され
ているため、上部ディスクロック軸158はストッカ1
011内の何れのディスクスピンドル孔も貫通していな
い。
【0050】一方、メインシャシ90上には上部ディス
クロック軸158と対向配置される下部ディスクロック
軸156がディスクロックベ−ス155のシャフト15
5Aにより上下移動可能にガイドされている。ロック軸
156は上部ディスクロック軸158と嵌合するロック
位置(図53参照)と、ディスク移送を許容するアンロ
ック位置(図55)との間を移動し、その内部に収納さ
れたバネ159により上方に向けて付勢されている。ま
た、下部ディスクロック軸156はその上端がテ−パ形
状とされ、その上面には万が一のディスク損傷を防止す
るため、圧縮ウレタンからなるシ−ト157が貼付され
ている。
【0051】下部ディスクロック軸156を上下移動さ
せるロック解除ア−ム172が軸183によりディスク
ロックベ−ス155に対して回動自在に軸支されてい
る。ロック解除ア−ム172は下部ディスクロック軸1
56の外周面に突出した凸部156Aの上面に係合可能
な押圧部172Aを備え、バネ178により装置右側面
から見て時計方向に付勢されている。なお、バネ178
はロック解除ア−ム172が下部ディスクロック軸15
6をバネ159の付勢力に抗して押し下げることができ
るバネ定数に設定されている。一方、リレ−プレ−ト9
6はガイド溝96C、96Cとメインシャシ90に植立
されたピン97によりメインシャシ90に対して装置前
後方向に移動可能にガイドされており、その後面96A
はロック解除ア−ム172の係合部172Bに係合して
いる。また、リレ−プレ−ト96の下面には上述したス
ライド板75の側面に形成されたカム面75Dに係合す
る係合部96Bが形成されている。
【0052】以上のディスクロック機構1013によれ
ば、下部ディスクロック軸156は図66に示されるよ
うにスライド板75の位置に応答してその位置が制御さ
れる。先ず、スライド板が位置DOWN−2にある時、
リレ−プレ−ト96は図52に示されるようにその係合
部96Bがカム面75Dの面C1に係合し、ロック解除
ア−ム172を図53に示される回動位置に規制する。
よって、ロック解除ア−ム172は下部ディスクロック
軸156を押し下げず、下部ディスクロック軸156は
スプリング159の付勢力により、上部ディスクロック
軸158に嵌合するロック位置に持ち来される。
【0053】スライド板75がアップ方向(装置右側)
に移動すると、リレ−プレ−ト96はその係合部96B
がカム面75Dの傾斜面C2に係合し、スライド板の移
動に従って装置前方側に移動する。よって、ロック解除
ア−ム172は時計方向に回動し、下部ディスクロック
軸156を徐々に押し下げる。そして、スライド板75
が図54に示される位置DOWN−1に持ち来される
と、プレ−ト96の係合部96Bは底面C3と係合し、
ロック解除ア−ム172は図55に示される角度まで時
計方向に回動し、下部ディスクロック軸156をディス
ク移送を許容するアンロック位置まで押し下げる。
【0054】更にスライド板75が移動すると、プレ−
ト96は係合部96Bが傾斜面C4に係合し、スライド
板75の移動に従って装置後方側に移動する。よって、
ロック解除ア−ム172は反時計方向に回動し、下部デ
ィスクロック軸156はバネ159の付勢力により上昇
移動を開始する。スライド板75が図56に示される位
置UP−1に持ち来された時、係合部96Bはカム面7
5Dの傾斜面C4の略中間に係合し、下部ディスクロッ
ク軸156は図57に示される位置まで上昇する。そし
て、スライド板75が位置UP−2に持ち来されると、
図58に示されるように係合部96Bは上述した面C1
と整列する面C5と係合し、ロック軸156は図59に
示されるように上部ディスクロック軸158に嵌合する
ロック位置に持ち来される。
【0055】また、下部ディスクロック軸156がロッ
ク位置に移動したことを検出するため、下部ディスクロ
ック軸156の周面にはシャッタ156Bが突出形成さ
れており、ディスクロックベ−ス155に固定された光
学センサ−229によりその上下位置が検出される。光
学センサ−229の出力はディスクロック信号(バ−
D.LOCK)を形成し、下部ディスクロック軸156
が上記アンロック位置に持ち来されている時に“H”状
態となる。上述したようにスライド板75が位置UP−
2又は位置DOWN−2に移動すると、下部ディスクロ
ック軸156はバネ159の付勢力によりロック位置に
上昇する。しかしながら、ディスクが正確にストック位
置に持ち来されていない時、下部ディスクロック軸15
6がディスクDの下面に係合し、ロック位置に移動でき
ない状態が発生する。ディスクロックが正しく行われな
いと、振動によりストッカ1011内のディスクDが移
動してしまうばかりでなく、ストッカ1011に上下移
動時にディスクロック軸156、158によりディスク
を損傷させる問題があり、バ−D.LOCK信号の出力
により、ディスクロックミスの検出が行われる。
【0056】《ディスク誤挿入防止機構》また、図2に
ディスクDの誤挿入を防止するディスク誤挿入防止機構
1014の詳細が図示されている。シャッタ120は軸
129によりロ−ディングシャシ80の折曲部80Fに
軸支されている。このシャッタ120はフロントパネル
1のスリット1Aを閉鎖するフラップ120Aが下方に
向けて形成され、右端の上部には略180度の角度に亘
ってピニオンギア120Bが形成されている。なお、フ
ラップ120AはディスクDのロ−ディング/イジェク
ト動作時、ディスク上面と係合するため、その周面には
フェルトや圧縮ウレタン等が貼付されている。
【0057】一方、シャッタア−ム121は軸122に
よりロ−ディングシャシ80の下面に軸支され、バネ1
25により装置上面から見て反時計方向に付勢されてい
る。また、シャッタア−ム121はその下面にピニオン
ギア120Bに噛合するラック121Aが形成され、そ
の回動に応じてシャッタ120を開閉させる。一方、上
述したロ−ディングプレ−ト81Lの上面にはア−ム1
21の側面121Bと係合可能なピン123が固定さ
れ、プレ−ト81Lの移動によりア−ム121を回動さ
せる。
【0058】以上のディスク誤挿入防止機構1014に
よれば、シャッタ120は図65に示されるように、ロ
−ディングプレ−ト81Lの位置に連動してその角度が
制御される。図60に示されるようにロ−ディングプレ
−ト81L、81Rがディスク受入位置POS.1にあ
る時、ロ−ディングプレ−ト81Lはそのピン123に
よりア−ム121を時計方向に回動させる。よって、シ
ャッタア−ム121はその回動によりシャッタ120を
装置外方に向けて回動させ、スリット1Aへのディスク
挿入を可能とするオ−プン位置に持ち来たす。
【0059】ディスクDの挿入によりロ−ディングプレ
−ト81L、81Rが押し広げられると、シャッタア−
ム121はバネ125の付勢力によりプレ−ト81Lの
位置に連動して反時計方向に回動し、シャッタ120を
装置内方に向けて回動させる。ディスクDの挿入により
ロ−ディングプレ−トが更に押し広げられると、シャッ
タ120は図64に示されるようにフラップ120Aが
ディスクDの上面に係合するため、ピン123はア−ム
121の側面121Bから離隔する。ディスク移送機構
によりディスクDが装置内に完全に移送されると、ア−
ム121はフラップ120AがディスクDの上面から離
脱するため、バネ125の付勢力によりその側面121
Bがロ−ディングシャシ80の折曲部80Fに係合する
位置まで反時計方向に回動し、シャッタ120をスリッ
ト1Aへのディスク挿入を禁止するクロ−ズ位置に持ち
来す。以後、シャッタ120はア−ム121が折曲部8
0Fに係合するため、装置内方に回動することは出来
ず、ディスクDの挿入を禁止する。
【0060】また、シャッタ120の閉鎖を検出するた
め、シャッタ120の上部にはシャッタ片120Cが形
成され、ロ−ディングシャシ80に固定された光学セン
サ−235によりその回動位置が検出される。光学セン
サ−235の出力はシャッタクロ−ズ信号(S.CLO
SE)を形成し、シャッタ120が閉鎖している時、
“H”状態になる。
【0061】本実施例装置によれば、ディスク移送位置
はこのS.CLOSE信号の“H”変化を基準とし、上
述した光学センサ−232(図7)の出力(バ−L.P
ULSE)をパルスカウントすることにより検出され
る。大径ディスクDが挿入され、図16に示される位置
P1までディスクDが移送されると、シャッタ120は
フラップ120AがディスクDの上面から離隔するため
クロ−ズ位置に持ち来され、S.CLOSE信号が
“H”に変化する。よって、大径ディスクDのプレイ位
置P2、ストック位置P3は夫々S.CLOSE信号が
“H”に変化してからバ−L.PULSE信号を夫々6
パルス、160パルスカウントすることにより検出され
る。一方、小径ディスクdが挿入され、図21に示され
る位置P6までディスクdがロ−ディングされると、
S.CLOSE信号は“H”に変化し、プレイ位置P
7、ストック位置P6は夫々バ−L.PULSE信号を
46パルス、200パルスカウントすることにより検出
される。
【0062】《駆動制御回路》図67に上述した本実施
例装置の駆動制御回路1015が示されている。システ
ムコントロ−ラ300はROM、RAM、インタ−フェ
−ス回路等を含み1個若しくは複数個のマイクロプロセ
ッサにより構成されている。コントロ−ラ300はスト
ッカの各位置1〜4に収納されたディスクDを夫々イジ
ェクト/ロ−ドするためのE/Lキ−1〜E/Lキ−4
からなるモ−ドキ−301と、インタ−フェイス回路3
02を介してコンピュ−タ機器303とに接続され、後
述される図68〜図81のフロ−チャ−トに従って、モ
−ドキ−の操作又はコンピュ−タ機器303からの動作
コマンドに対応したメカニズムの動作制御を行う。
【0063】コントロ−ラ300は光学センサ−23
2、235、234、236から出力されたバ−L.P
ULSE信号、S.CLOSE信号、バ−OUT信号、
バ−IN信号を夫々入力し、これら信号に基づいてモ−
タ駆動回路304を制御するFRONT信号とREAR
信号を出力し、ディスク移送位置及びロ−ディングプレ
−トの開閉位置を制御する。モ−タ駆動回路304はロ
−ラ駆動メカ1004(図7参照)の駆動モ−タ250
に所定の駆動電圧を出力するドライバ回路であり、FR
ONT信号が“H”になるとタイミングプ−リ15を反
時計方向に回転させる駆動電圧を出力し、REAR信号
が“H”になるとその逆方向の駆動電圧を出力する。ま
た、モ−タ駆動回路304は、両信号が共に“H”にな
るとその出力をショ−トしてモ−タ250に電磁ブレ−
キを掛け、両信号が共に“L”になるとその出力をオ−
プン状態とする。
【0064】また、コントロ−ラ300は光学センサ−
237、233から出力されたバ−P.REF信号、バ
−P.PULSE信号を入力し、これら信号に基づいて
モ−タ駆動回路305の出力を制御するP.UP信号と
P.DOWN信号を出力し、スライド板75の位置を制
御する。モ−タ駆動回路305は光学メカ上下機構10
08(図10)の駆動モ−タ251に所定の駆動電圧を
出力するドライバ回路であり、P.UP信号が“H”に
なるとスライド板75をアップ方向(装置右方向)に移
動させる方向の駆動電圧を出力し、P.DOWN信号が
“H”になるとその逆方向の駆動電圧を出力する。ま
た、モ−タ駆動回路305は、両信号が共に“H”にな
るとその出力をショ−トしてモ−タ251に電磁ブレ−
キを掛け、両信号が共に“L”になるとその出力をオ−
プン状態とする。
【0065】また、コントロ−ラ300は光学センサ−
238、239、229から出力されたバ−S.REF
信号、バ−S.POS信号、バ−D.LOCK信号を入
力し、これら信号に基づいてモ−タ駆動回路306の出
力を制御するST.UP信号とST.DOWN信号を出
力し、ストッカ1011の上下移動を制御する。モ−タ
駆動回路306はストッカ上下機構1012(図11)
の駆動モ−タ252に所定の駆動電圧を出力するドライ
バ回路であり、ST.UP信号が“H”になるとストッ
カ1011を上昇させる方向の駆動電圧を出力し、S
T.DOWN信号が“H”になるとその逆方向の駆動電
圧を出力する。また、モ−タ駆動回路306は、両信号
が共に“H”になるとその出力をショ−トしてモ−タ2
52に電磁ブレ−キを掛け、両信号が共に“L”になる
とその出力をオ−プン状態とする。なお、コントロ−ラ
300には電源オフ時に、RAMにメモリされたストッ
カ位置、ディスク有無やディスクサイズを示したフラッ
グを保持するため、図示しないバックアップ電源が接続
される。
【0066】一方、光学ピックアップ2により読み取ら
れた読取信号はRFアンプ309を介して信号処理回路
307に供給され、EFM復調、デインタ−リブ、誤り
訂正等が行なわれた後、インタ−フェイス回路302を
介して外部接続されたコンピュ−タ機器303に供給さ
れる。サ−ボ回路308は光学ピックアップ2から得ら
れたサ−ボエラ−信号に基づき、光学ピックアップ2の
フォ−カスサ−ボ、トラッキングサ−ボ、フィ−ドサ−
ボ制御を行い、光ビ−ムをディスクDの情報トラックに
追従させる。また、信号処理回路307及びサ−ボ回路
308はコントロ−ラ300に接続され、動作モ−ドに
応じた制御が行われる。
【0067】《動作説明》以下、上述した本実施例装置
の動作を図68〜図81のフロ−チャ−トに従って説明
を行う。なお、フロ−チャ−ト内において、“n”はス
トッカ位置を示し、ストッカ位置に応答してセットされ
る。D.FLAG(n)はストッカの各収納位置POS
(1)〜POS(4)のディスク有無を示すフラッグで
あり、S.FLAG(n)はディスクサイズを示すフラ
ッグである。例えば、D.FLAG(1)とS.FLA
G(1)が共に“1”にセットされている時、それらフ
ラッグはストッカの最上段となる収納位置POS(1)
に小径ディスクが収納されていることを示す。また、
M.FLAGは装置の動作モ−ドを示し、図13に示さ
れるようにディスク受入状態になると“READY”に
セットされ、図19又は図24に示されるようにディス
クD、dをイジェクト位置に持ち来すと“EJECT”
にセットされる。また、M.FLAGは図17又は図2
2に示されるようにディスクD、dをクランプし、ロ−
ディングプレ−ト81L、81Rを開放位置に持ち来た
すと“STAND−BY”に、図18又は図23に示さ
れるようにディスクをストック位置に持ち来し、ロ−デ
ィングプレ−ト81L、81Rを開放位置に持ち来たす
と“STOCK”にセットされる。また、M.FLAG
はスタンバイ状態において、ディスク再生が開始される
と“PLAY”にセットされる。
【0068】動作説明にあたり、上述した各動作モ−ド
に対する本実施例装置のメカニズム状態を説明する。 《ディスク受入状態(M.FLAG=READY)》 (1) ディスク移送機構1001はディスク受入状態
にあり、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rはディス
ク受入位置POS.1に持ち来されている(図13参
照)。 (2) ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004はオフ
状態にあり、ラック部材87がタイミングプ−リ15か
ら離隔している(図25参照)。 (3) ダンパロック機構1007はロック状態にあ
り、光学メカ1006をベ−ス40に対してロックして
いる(図30参照)。 (4) 光学メカ上下機構1008はスライド板75が
位置DOWN−2(図34、図35参照)に持ち来され
ており、光学メカ1006をダウン位置に持ち来してい
る(図43参照)。 (5) クランパ保持機構1010はクランパ1009
を保持位置に位置決めしている(図42、図46参
照)。 (6) ディスクロック機構1013はロック状態にあ
り、下部ディスクロック軸156は上部ディスクロック
軸158に嵌合するロック位置に持ち来されている(図
52、図53参照)。 (7) ディスク誤挿入防止機構1014はオ−プン状
態にあり、シャッタ−120はスリット1Aへのディス
ク挿入を許容するオ−プン位置に持ち来されている(図
60、図61参照)。
【0069】《イジェクト状態(M.FLAG=EJE
CT)》 (1) ディスク搬送機構1001はバネ127の付勢
力によりベルト12、14間にディスクD、dを挾持
し、ディスクを取り出し可能なイジェクト位置に持ち来
している(図19、図24参照)。 (2) ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004はオフ
状態にあり、ラック部材87がタイミングプ−リ15か
ら離隔している(図25参照)。 (3) ダンパロック機構1007はロック状態にあ
り、光学メカ1006をベ−ス40に対してロックして
いる(図30参照)。 (4) 光学メカ上下機構1008はスライド板75が
位置DOWN−2(図34、図35参照)に持ち来され
ており、光学メカ1006をダウン位置に持ち来してい
る(図43参照)。 (5) クランパ保持機構1010はクランパ1009
を保持位置に位置決めしている(図42、図43参
照)。 (6) ディスクロック機構1013はロック状態にあ
り、下部ディスクロック軸156はロック位置に持ち来
されている(図52、図53参照)。 (7) ディスク誤挿入防止機構1014はクロ−ズ状
態にあるが、シャッタ−120のフラップ120Aがデ
ィスク上面Dに係合した角度にて位置規制されている
(図64参照)。
【0070】《スタンバイ状態(M.FLAG=STA
ND−BY)》 (1) ディスク搬送機構1001はディスクD、dの
外周面から離隔した開放位置POS.4に持ち来されて
いる(図17、図22参照)。 (2) ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004はオン
状態にあり、ラック部材87がタイミングプ−リ15に
噛合しており、ディスク搬送機構1001を開放位置P
OS.4に保持している(図29参照) (3) ダンパロック機構1007はアンロック状態に
あり、光学メカ1006は下ダンパ41及び上ダンパ4
4によって弾性支持されている(図33参照)。 (4) 光学メカ上下機構1008はスライド板75が
位置UP−2(図40、図41参照)に持ち来されてお
り、光学メカ1006をアップ位置に持ち来している
(図49参照)。 (5) クランパ保持機構1010はクランパ1009
の保持を解除しており、クランパ1009はディスクD
をタ−ンテ−ブル102上にクランプしている(図4
8、図49参照)。 (6) ディスクロック機構1013はロック状態にあ
り、下部ディスクロック軸156はロック位置に持ち来
されている(図58、図59参照)。 (7) ディスク誤挿入防止機構1014はクロ−ズ状
態にあり、シャッタ−120はスリット1Aへのディス
ク挿入を禁止するクロ−ズ位置に持ち来されている(図
63参照)。
【0071】《ストック状態(M.FLAG=STOC
K)》 (1) ディスク搬送機構1001はディスクD、dの
外周面から離隔した開放位置POS.4に持ち来されて
いる(図18、図23参照)。 (2) ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004はオン
状態にあり、ラック部材87がタイミングプ−リ15に
噛合しており、ディスク搬送機構1001を開放位置P
OS.4に保持している(図29参照参照)。 (3) ダンパロック機構1007はアンロック状態に
あり、光学メカ1006は下ダンパ41及び上ダンパ4
4によって弾性支持されている(図33参照)。 (4) 光学メカ上下機構1008はスライド板75が
位置UP−2(図40、図41参照)に持ち来されてお
り、光学メカ1006をアップ位置に持ち来している
(図49参照)。 (5) クランパ保持機構1010はクランパ1009
の保持を解除しており、クランパ1009はクランパホ
ルダ77L、77Rの平面部77A’に係止されている
(図50参照)。 (6) ディスクロック機構1013はロック状態にあ
り、下部ディスクロック軸156が上部ディスクロック
軸158に嵌合している(図58、図59参照)。 (7) ディスク誤挿入防止機構1014はクロ−ズ状
態にあり、シャッタ−120はスリット1Aへのディス
ク挿入を禁止するクロ−ズ位置に持ち来されている(図
63参照)。なお、プレイ状態(M.FLAG=PLA
Y)の各メカニズムの状態はスタンバイ状態と同一であ
るため省略する。
【0072】《メインフロ−》電源が投入されると、コ
ントロ−ラ300は図68に示されるメインル−チンに
進み、ステップS1〜S10のル−プにより、ディスク
挿入検出、ディスク取出し検出、イジェクト/ロ−ド・
キ−の操作、コンピュ−タ機器からのリ−ドコマンド、
また、リ−ドコマンドが所定時間ないことを繰返し監視
する。
【0073】《ディスク・ロ−ディング動作》ディスク
Dがフロントパネル1のスリット1Aに挿入されると、
ディスクは先ずその外周面がタイミングベルト14と樹
脂材からなるディスク導入壁11Eに係合するため、導
入壁11Eに対して滑りを生じ、その挿入に伴いロ−デ
ィングプレ−ト81L、81Rを押し広げる。図60に
おいて、プレ−ト81Lの開放移動に伴いロ−ディング
プレ−ト81Lに設けられたピン123が装置左側に移
動するため、レバ−121はバネ125の付勢力により
反時計方向に回動し、シャッタ−120を閉鎖する。し
かしながら、シャッタ−120はフラップ120Aの下
端がディスクDの上面に係合するため、ディスクが装置
内に完全に挿入されるまでの間、図64に示すごとくデ
ィスクDの上面を摺動し続ける。なお、フラップ120
Aの周面にはフェルトや圧縮ウレタン等が貼付されてい
るので、ディスクDの上面を損傷させることはない。
【0074】一方、図14に示される位置P0(小径デ
ィスクdの場合には図20に示される位置P5)までデ
ィスクDが挿入されると、光学センサ−236の出力
(バ−IN)が“H”に変化し、コントロ−ラ300は
ステップS1からS2を介し、図69〜図71に示され
るフロ−チャ−トJOB LOADに進み、以下、ステ
ップS20〜S34によりディスクD、dを再生位置に
持ち来す。先ず、コントロ−ラ300はステップS20
によりREAR信号を“H”にし、ステップS21で
S.CLOSE信号が“H”に変化するのを待つ。RE
AR信号が“H”になると、ディスク搬送機構1001
はタイミングベルト14が反時計方向に回転駆動され、
挿入されたディスクD、dをフリクションベルト12の
左側面上を時計方向に回転させながら装置後方に向けて
移動させる。
【0075】ディスクが図16に示される位置P1(小
径ディスクdの場合には図21の位置P6)まで装置内
に引き込まれると、シャッタ−120はフラップ120
AがディスクD、dの上面から離脱することにより、ク
ロ−ズ位置に持ち来される。すると、光学センサ−23
5の出力(S.CLOSE信号)が“H”に変化した後
に、コントロ−ラ300はステップS22によりバ−I
N信号が“H”になっているかをチェックする。小径デ
ィスクdが挿入された場合、バ−IN信号は“H”にな
っており、コントロ−ラ300はステップS23により
小径ディスクフラッグS.FLAG(n)を“1”にセ
ットした後、ステップS24によりディスク有無フラッ
グD.FLAG(n)を“1”にセットする。そして、
コントロ−ラ300はステップS25によりREAR信
号を“L”に戻すと共に、FRONT信号を“H”に
し、ステップS26でS.CLOSE信号の“L”の変
化を待つ。
【0076】FRONT信号が“H”になることによ
り、ディスク搬送機構1001はタイミングベルト14
が時計方向に回転駆動され、挿入されたディスクD、d
を装置前方に向けて反転移動させる。ディスクD、dの
押圧によりシャッタ−120が装置外方に向けて開放さ
れ、S.CLOSE信号が“L”に変化すると、コント
ロ−ラ300はステップS27によりFRONT信号を
“L”に戻すと共にREAR信号を“H”にし、ステッ
プS28により再びS.CLOSE信号の“H”の変化
を待つ。よって、ディスク搬送機構1001は再びタイ
ミングベルト14が反時計方向に回転駆動され、ディス
クD、dを装置後方に向けて反転移動させる。
【0077】ディスクD、dの移動により、シャッタ−
120が閉鎖してS.CLOSE信号が“H”に変化す
ると、コントロ−ラ300はステップS29により光学
センサ−232の出力(バ−L.PULSE)のカウン
トを開始し、ステップS30によりS.FLAG(n)
が“1”になっているかをチェックする。コントロ−ラ
300は“0”(大径ディスクD)の時にはステップS
31でSETを“6”にセットし、“1”(小径ディス
クd)の時にはステップS32でSETを“46”にセ
ットして、ステップS33でカウント値がSET値と同
一になるのを待つ。コントロ−ラ300はカウント値が
“6”(小径ディスクdの場合には“46”)になる
と、ディスクD、dが再生位置P2(P7)に持ち来さ
れたと判断し、ステップS34によりFRONT信号と
REAR信号を所定時間(50msec)の間“H”に
して、モ−タ250に電磁ブレ−キを掛けて停止させ
る。
【0078】上述したように本実施例装置によれば、コ
ントロ−ラ300はステップS26〜S28により、デ
ィスクD、dを反転移動させ、S.CLOSE信号が
“H”変化した後に、バ−L.PULSE信号のパルス
カウントを開始するため、例え、操作者がディスクD、
dを最後まで挿入操作し、シャッタ−120が閉鎖する
のを妨害したり、ディスクD、dとタイミングベルト1
4の間にスリップを生じさせても、そのパルスカウント
には影響が出ることなく、ディスクD、dを正確な位置
に持ち来すことができる。
【0079】引き続いて、コントロ−ラ300はステッ
プS35〜S39により、スライド板75を位置DOW
N−2から位置UP−1に移動させる。先ず、コントロ
−ラ300はステップS35によりP.UP信号を
“H”にして、ステップS36で光学センサ−237の
出力(バ−P.REF信号)が“L”に変化するのを待
つ。P.UP信号が“H”になると、スライド板75は
装置右方向に駆動され、位置DOWN−1を越えた頃か
ら光学メカ1006をアップ位置に向けて上昇移動させ
る。また、スライド板75は下部ディスクロック軸15
6を一端アンロック位置に下降させ、再びロック位置に
向けて上昇させる。スライド板75の移動によりバ−
P.REF信号が“L”変化すると、コントロ−ラ30
0はステップS37により光学センサ−233の出力
(バ−P.PULSE信号)のカウントを開始し、ステ
ップS38によりカウント値(COUNT)が“27”
になるのを待つ。
【0080】カウント値が“27”になると、コントロ
−ラ300はスライド板が位置UP−1に持ち来された
と判断し、ステップS39によりP.UP信号とP.D
OWN信号を50msecの間“H”にして、モ−タ2
51に電磁ブレ−キを掛けて停止させる。スライド板が
位置UP−1に持ち来されると、光学メカ1006は図
47に示されるようにアップ位置に持ち来され、タ−ン
テ−ブル102上にディスクD、dを載置し、またタ−
ンテ−ブル102のマグネット105によりクランパ1
009を吸引する力が発生する。
【0081】次にコントロ−ラ300はステップS40
により光学センサ−234の出力(バ−OUT)が
“L”であるかをチェックし、クランパ1009が図5
1に示されるようなミスクランプ状態にないかを判断す
る。ミスクランプしていない時、バ−OUT信号は
“L”状態にあり、コントロ−ラ300は図70のステ
ップS41〜S44により、スライド板75を位置UP
−1から位置UP−2に移動させる。先ず、コントロ−
ラ300はステップS41によりP.UP信号を“H”
にして、ステップS42によりバ−P.PULSE信号
のカウントを開始し、ステップS43によりカウント値
が“18”になるのを待つ。スライド板75は再び装置
右方向に駆動され、コントロ−ラ300はカウント値が
“18”になると、スライド板が位置UP−2に持ち来
されたと判断し、ステップS44によりP.UP信号と
P.DOWN信号を50msecの間“H”にして、モ
−タ251に電磁ブレ−キを掛けて停止させる。
【0082】スライド板が位置UP−1からUP−2に
持ち来されると、光学メカ1006は引き続いてアップ
位置に保たれ、下部ディスクロック軸156は完全にロ
ック位置まで持ち来される(図59)。また、UP−2
に持ち来されると、光学メカ1006のロックが解除さ
れ(図33)、ラック部材87がタイミングプ−リ15
に噛合する位置に持ち来される(図29)。
【0083】次に、コントロ−ラ300はステップS4
5〜S49により、ロ−ディングプレ−ト81L、81
Rをディスクを挾持した挾持位置POS.3(小径ディ
スクの場合には挾持位置POS.2)からディスクD、
dの外周面から離隔した開放位置POS.4に移動させ
る。先ず、コントロ−ラ300はステップS45でRE
AR信号を“H”にして、ステップS46によりバ−O
UT信号の“L”変化を待つ。REAR信号が“H”に
なると、タイミングプ−リ15は反時計方向に回転駆動
され、その回転によりラック87Bに沿って装置左側に
向けて移動し、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rを
開放移動させる。なお、タイミングプ−リ15が回転し
た瞬間、タイミングベルト14はディスクD、dの外周
面と係合しているので、ディスクD、dに時計方向の回
転力を与えるが、上述したようにディスクD、dはタ−
ンテ−ブル102上に位置決めされており、再生位置か
ら移動することはない。
【0084】ロ−ディングプレ−ト81L、81Rの開
放移動により、クランパ−ホルダ−77L、77Rが押
し広げられ、バ−OUT信号が“L”変化すると、コン
トロ−ラ300はステップS47によりバ−L.PUL
SE信号のカウントを開始し、ステップS48でカウン
ト値が“11”になるのを待つ。カウント値が“11”
になると、コントロ−ラ300はロ−ディングプレ−ト
が開放位置POS.4に持ち来されたと判断し、ステッ
プS49によりFRONT信号とREAR信号を50m
secの間“H”にして、モ−タ250に電磁ブレ−キ
を掛けて停止させた後、ステップS50によりモ−ドフ
ラッグM.FLAGを“STAND−BY”にセット
し、図68に示すメインル−チンに戻る。また、ロ−デ
ィングプレ−ト81L、81Rの開放移動に伴い、クラ
ンパ1009の保持が解除され、クランパ1009がタ
−ンテ−ブル102に吸着される。
【0085】《ミスクランプ・再トライ動作》一方、図
51に示されるようにクランパ1009がミスクランプ
を起こした場合、クランパ1009の上昇によりクラン
パ−ホルダ−77L、77Rが押し広げられ、バ−OU
T信号が“H”となる。すると、コントロ−ラ300は
ステップS40からステップS51に進み、再トライ回
数をチェックした後、ステップS52〜S56によりス
ライド板75を位置UP−1から位置DOWN−2に戻
す。先ず、コントロ−ラ300はステップS52により
P.DWN信号を“H”にして、ステップS53でバ−
P.REF信号が“H”に変化するのを待つ。スライド
板75は装置左方向に駆動され、位置UP−1を越えた
頃から光学メカ1006を下降させ、また、下部ディス
クロック軸156を一端下降させ、再びロック位置に向
けて上昇させる。スライド板75の移動によりバ−P.
REF信号が“H”に変化すると、コントロ−ラ300
はステップS54によりバ−P.PULSE信号のカウ
ントを開始し、ステップS55によりカウント値が“2
0”になるのを待つ。
【0086】カウント値が“20”になると、コントロ
−ラ300はスライド板が位置DOWN−2に持ち来さ
れたと判断し、ステップS56によりP.UP信号と
P.DOWN信号を50msecの間“H”にして電磁
ブレ−キを掛け停止させる。そしてコントロ−ラ300
はステップS57でFRONT信号を“H”にして、デ
ィスクD、dを装置前方に向けて移動させ、以下、上述
したステップS26に戻り、ディスクD、dを再度、再
生位置に持ち来す制御を行う。このように、本実施例に
よれば、ミスクランプを検出すると、ディスクD、dを
フラップオ−プン位置まで移動させ、再度再生位置に持
ち来すので、振動等によるディスク再生位置のズレを解
消することができ、ディスクD、dのクランプをより確
実に行うことが出来る。
【0087】《ミスクランプ・イジェクト動作》3回繰
り返してもミスクランプを起こした場合、コントロ−ラ
300はステップS51から図71に示されるフロ−チ
ャ−トに進み、ディスクD、dをイジェクト位置に持ち
来す制御を行う。先ず、コントロ−ラ300はステップ
S58〜S62によりスライド板75を位置UP−1か
ら位置DOWN−2に移動させる。なお、その詳細は上
述したステップS52〜S56と同一の為、省略する。
【0088】引き続いて、コントロ−ラ300はステッ
プS63〜S66によりディスクDを図19に示される
イジェクト位置P6(小径ディスクdの場合には図24
に示されるイジェクト位置P9)に持ち来す。先ず、コ
ントロ−ラ300はステップS63でFRONT信号を
“H”にした後、ステップS64でバ−L.PULSE
信号のカウントを開始し、ステップS65でカウント値
が“105”になるのを待つ。FRONT信号が“H”
になると、ディスク搬送機構1001はタイミングベル
ト14が時計方向に回転駆動され、ディスクD、dをフ
リクションベルト12の左側面上を反時計方向に回転さ
せながら装置前方に向けて移動させる。カウント値が
“105”になると、コントロ−ラ300はディスク
D、dがイジェクト位置に持ち来されたと判断し、ステ
ップS66によりFRONT信号とREAR信号を50
msecの間“H”にして電磁ブレ−キを掛け停止させ
る。そして、コントロ−ラ300はステップS67でモ
−ドフラッグM.FLAGを“EJECT”にセットし
て、メインル−チンに戻る。
【0089】《ディスク取出し動作》一方、イジェクト
位置に持ち来されたディスクD、dが取り出されると、
ロ−ディングプレ−ト81L、81Rはバネ127の付
勢力により、図13に示されるディスク受入位置PO
S.1に持ち来される。よって、ロ−ディングプレ−ト
81Lの移動により光学センサ−236の出力(バ−I
N)が“L”に変化し、コントロ−ラ300は図68に
示されたメインル−チンをステップS3、S4を介して
ステップS11〜S13に進み、D.FLAG(n)と
S.FLAG(n)を共に“0”にリセットした後、
M.FLAGを“READY”にセットする。そして、
コントロ−ラ300はステップS5に進み、再び、ステ
ップS1〜S10のル−プにより、ディスク挿入検出、
ディスク取出し検出、イジェクト/ロ−ド・キ−の操
作、コンピュ−タ機器からのリ−ドコマンド、また、リ
−ドコマンドが所定時間ないことを繰返し監視する。
【0090】《E/Lキ−対応動作》次にE/Lキ−1
〜E/Lキ−4が操作された時の動作を説明する。E/
Lキ−に対する概略動作を説明すると、コントロ−ラ3
00は、現在のストッカ位置と同一番号のE/Lキ−が
操作されると、ストック位置又は再生位置にディスク
D、dがあればそのディスクD、dをイジェクト位置に
持ち来し、またイジェクト位置にディスクD、dがあれ
ば、そのディスクD、dを再生位置に持ち来す。また、
コントロ−ラ300は、現在のストッカ位置と異なる番
号のE/Lキ−が操作されると、イジェクト位置又は再
生位置にディスクD、dがあれば、そのディスクD、d
をストック位置に移動させた後、ストッカ1011を指
定された位置に移動させ、指定されたディスクD、dを
イジェクト位置に持ち来す。もし、指定された位置にデ
ィスクD、dがない場合、コントロ−ラ300はイジェ
クト位置又は再生位置のディスクD、dをストッカ10
11に収納し、ストッカ1011を指定された位置に移
動させた後、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rをデ
ィスク受入位置に持ち来す。
【0091】《ストック状態におけるE/Lキ−対応動
作》先ず、ストック状態において、E/Lキ−が操作さ
れた場合の動作を説明する。E/Lキ−1〜E/Lキ−
4の何れかが操作されると、コントロ−ラ300は夫々
対応するステップS14〜S17により定数mを“1”
〜“4”にセットした後、図72〜図79に示されるフ
ロ−チャ−トJOB EJECTに進み、先ずステップ
S70によりM.FLAGが“STOCK”にセットさ
れているかをチェックする。M.FLAGは“STOC
K”にセットされているため、コントロ−ラ300はス
テップS71に進み、mとnの値が同一かをチェック
し、現在のストッカ位置と同一番号のE/Lキ−が操作
されたかを判断する。同一の場合、コントロ−ラ300
はステップS86〜S92により、ロ−ディングプレ−
トを開放位置POS.4から挾持位置POS.3(小径
ディスクの場合には挾持位置POS.2)直前まで移動
させる。先ず、コントロ−ラ300はステップS86で
FRONT信号を“H”にして、ステップS87により
バ−L.PULSE信号のカウントを開始し、ステップ
S88でS.FLAGが“1”になっているかをチェッ
クする。コントロ−ラ300はS.FLAGが“0”の
時、ステップS89でSETを“12”にセットし、
“1”の時、ステップS90でSETを“75”にセッ
トする。そして、ステップS91でカウント値がセット
値と同一になるのを待つ。なお、SETの値を図63に
示されるパルス値より小さくしたのは、検出誤差等によ
り、所定のパルス数が得られなくなることが考えられる
からである。
【0092】FRONT信号が“H”になると、タイミ
ングプ−リ15は反時計方向に回転駆動されることによ
り、ラック87Bに沿って装置右方向に移動し、ロ−デ
ィングプレ−ト81L、81Rを閉成移動させる。一
方、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rの閉成移動に
よりクランパホルダ77L、77Rはバネ128の付勢
力によりクランパ1009を保持位置に位置決めする。
カウント値がセット値と同一になると、コントロ−ラ3
00はロ−ディングプレ−トが挾持位置POS.2又は
POS.3直前まで持ち来されたと判断し、ステップS
92によりFRONT信号とREAR信号を50mse
cの間“H”にして、モ−タ250に電磁ブレ−キをか
けて停止させる。
【0093】引き続いて、コントロ−ラ300は図73
に示されるステップS93〜S97によりスライド板7
5を位置UP−2から位置DOWN−1に移動させる。
先ず、コントロ−ラ300はステップS93でP.DW
N信号を“H”にして、ステップS94によりバ−P.
REF信号の“H”変化を待つ。P.DWN信号が
“H”になると、スライド板75は装置左方向に駆動さ
れ、ダンパロック機構1007を制御して光学メカ10
06をベ−ス40にロックすると共に、ロ−ディングプ
レ−ト開閉機構1004を制御してラック部材87をタ
イミングプ−リ15から離隔させる。ラック部材87が
離隔することにより、ディスク移送機構1001はバネ
127の付勢力によりベルト12、14間にディスク
D、dを挾持する位置まで僅かに閉成移動する。また、
スライド板75はその移動により、下部ディスクロック
軸156を下降させ、位置UP−1を越えると、光学メ
カ1006を下降移動させる。
【0094】バ−P.REF信号が“L”変化すると、
コントロ−ラ300はステップS95によりバ−P.P
ULSE信号のカウントを開始し、ステップS38によ
りカウント値が“3”になるのを待つ。コントロ−ラ3
00はカウント値が“3”になると、スライド板75が
位置DOWN−1に持ち来されたと判断し、ステップS
34によりP.UP信号とP.DWN信号を50mse
cの間“H”にして、モ−タ251に電磁ブレ−キを掛
けて停止させる。スライド板75が位置DOWN−1に
持ち来されると、光学メカ1006、下部ディスクロッ
ク軸156は夫々ストッカ1011内のディスク移送を
許容するダウン位置、アンロック位置に持ち来される。
【0095】次に、コントロ−ラ300はステップS9
8〜S101によりストッカ内のディスクD、dをイジ
ェクト位置に持ち来す。先ず、コントロ−ラ300はス
テップS98でFRONT信号を“H”にした後、ステ
ップS99でバ−L.PULSE信号のカウントを開始
し、ステップS100でカウント値が“259”になる
のを待つ。FRONT信号が“H”になると、ディスク
移送機構1001はディスクD、dを反時計方向に回転
させながら装置前方に向けて移動させる。カウント値が
“259”になると、コントロ−ラ300はディスクが
イジェクト位置に持ち来されたと判断し、ステップS1
01によりFRONT信号とREAR信号を50mse
cの間“H”にして電磁ブレ−キを掛けて停止させる。
【0096】次に、コントロ−ラ300はステップS1
02〜S108によりスライド板75を位置DOWN−
1から位置DOWN−2に移動させる。先ず、コントロ
−ラ300はステップS102によりP.UP信号を
“H”にして、ステップS103でバ−P.REF信号
が“L”に変化するのを待つ。スライド板75は装置右
方向に駆動され、バ−P.REF信号が“L”に変化す
ると、コントロ−ラ300はステップS104により
P.UP信号を“L”、P.DWN信号を“H”にして
ステップS105によりバ−P.REF信号が“L”に
変化するのを待つ。スライド板75は装置左側に向かっ
て反転駆動され、スライド板の移動によりバ−P.RE
F信号が“H”に変化すると、コントロ−ラ300はス
テップS106でバ−P.PULSE信号のカウントを
開始し、ステップS107によりカウント値が“20”
になるのを待つ。
【0097】カウント値が“20”になると、コントロ
−ラ300はスライド板が位置DOWN−2に持ち来さ
れたと判断し、ステップS56によりP.UP信号と
P.DOWN信号を50msecの間“H”にして電磁
ブレ−キを掛け停止させ、ステップS109によりM.
FLAGを“EJECT”にセットした後、図68に示
すメインル−チンに戻る。
【0098】一方、図72で説明したステップS71で
mとnの値が同一でなかった場合、コントロ−ラ300
はステップS72により光学センサ−229の出力
(D.LOCK)が“L”になっているかをチェック
し、下部ディスクロック軸156がロック位置に持ち来
されているかを確認する。ロック位置に持ち来されてい
れば、D.LOCK信号は“L”状態にあり、コントロ
−ラ300はステップS73によりストッカ1011を
E/Lキ−により指定された位置POS.m(例えば、
E/Lキ−4が操作された場合、位置POS.4)に移
動させる。ストッカ1011を指定された位置に持ち来
すと、コントロ−ラ300は定数nをmの値にセット
し、ステップS75によりD.FLAG(n)が“1”
かをチェックし、位置POS.mにディスクD、dがあ
るかを確認する。D.FLAG(n)が“1”の場合、
コントロ−ラ300は上述したステップS86に進み、
以後、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rを開放位置
POS.4から挾持位置POS.3(小径ディスクの場
合には位置POS.2)に移動させ、ディスクD、dを
イジェクト位置に持ち来す制御を行う。
【0099】一方、D.FLAG(n)が“0”の場
合、コントロ−ラ300はステップS76〜S79によ
り、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rを開放位置P
OS.4からディスク受入位置POS.1に移動させ
る。先ず、コントロ−ラ300はステップS76でFR
ONT信号を“H”にして、ステップS77によりバ−
L.PULSE信号のカウントを開始し、ステップS7
8でカウント値が“82”になるのを待つ。FRONT
信号が“H”になると、タイミングプ−リ15は時計方
向に回転駆動され、その回転によりラック87Bに沿っ
て装置右方向に移動し、ロ−ディングプレ−ト81L、
81Rを閉成移動させる。ロ−ディングプレ−ト81
L、81Rの閉成移動によりクランパホルダ77L、7
7Rはバネ128の付勢力によりクランパ1009を保
持位置に位置決めする。カウント値が“82”になる
と、コントロ−ラ300はロ−ディングプレ−トがディ
スク受入位置POS.1直前まで持ち来されたと判断
し、ステップS79によりFRONT信号とREAR信
号を50msecの間“H”にして、モ−タ250に電
磁ブレ−キをかけて停止させる。
【0100】引き続いて、コントロ−ラ300はステッ
プS80〜S84によりスライド板75を位置UP−2
から位置DOWN−2に移動させる。なお、その詳細は
上述したステップS52〜S56の記載と重複するので
省略する。そして、コントロ−ラ300はステップS8
5により、M.FLAGを“READY”にセットして
メインル−チンに戻る。
【0101】《ディスクロックミス・再トライ動作》一
方、上述したステップS72でD.LOCKが“L”に
なっていなかった場合、コントロ−ラ300は図74に
示されるフロ−チャ−トに進み、位置ずれを起こしてい
るディスクD、dをシャッタ120を開放する位置まで
移動させ、再度ストック位置に持ち来す制御を行う。先
ず、コントロ−ラ300はステップS72からステップ
S110に進み、再トライ回数をチェックした後、上述
したステップS86〜S92と同一ステップからなるス
テップS111〜S117によりロ−ディングプレ−ト
81L、81Rを開放位置POS.4から挾持位置PO
S.3(又はPOS.2)に移動させる。そして、コン
トロ−ラ300はステップS93〜S97と同一のステ
ップからなるステップS118〜S122により、スラ
イド板75を位置UP−2から位置DOWN−1に移動
させ、光学メカ1006、下部ディスクロック軸156
を夫々ダウン位置、アンロック位置に持ち来す。
【0102】引き続いて、コントロ−ラ300はステッ
プS123〜S132により、位置ずれを起こしている
ディスクD、dをシャッタ120を開放する位置まで移
動させ、再度ストック位置に持ち来す。先ず、コントロ
−ラ300はステップS123でFRONT信号を
“H”にして、ステップS124によりS.CLOSE
信号が“L”変化するのを待つ。FRONT信号が
“H”になると、ディスク移送機構1001はディスク
D、dを反時計方向に回転させながら装置前方に向けて
移動させる。ディスクD、dの押圧によりシャッタ12
0が開放され、S.CLOSE信号が“L”に変化する
と、コントロ−ラ300はステップS125によりFR
ONT信号を“L”に戻すと共にREAR信号を“H”
にし、ステップS126により再びS.CLOSE信号
の“H”変化を待つ。
【0103】ディスクD、dが反転移動することにより
シャッタ120が閉鎖し、S.CLOSE信号が“H”
に変化すると、コントロ−ラ300はステップS127
によりバ−L.PULSE信号のカウントを開始し、ス
テップS128によりS.FLAG(n)が“1”にな
っているかをチェックする。コントロ−ラ300はS.
FLAG(n)が“0”時、ステップS129でSET
を“160”にセットし、“1”の時にはステップS1
30でSETを“200”にセットした後、ステップS
131でカウント値がSET値と同一になるのを待つ。
カウント値がSET値と同一になると、コントロ−ラ3
00はディスクがストック位置に持ち来されたと判断
し、ステップS132でFRONT信号とREAR信号
を50msecの間“H”にして、モ−タ250に電磁
ブレ−キを掛けて停止させる。
【0104】次に、コントロ−ラ300はステップS1
33〜S137により、スライド板75を位置DOWN
−1から位置UP−2に移動させる。先ず、コントロ−
ラ300はステップS133によりP.UP信号を
“H”にして、ステップS134でバ−P.REF信号
が“L”変化するのを待つ。スライド板75が装置右方
向に駆動され、バ−P.REF信号が“L”変化する
と、コントロ−ラ300はステップS135によりバ−
P.PULSE信号のカウントを開始し、ステップS1
36によりカウント値が“45”になるのを待つ。カウ
ント値が“45”になると、コントロ−ラ300はスラ
イド板75が位置UP−2に持ち来されたと判断し、ス
テップS137によりP.UP信号とP.DOWN信号
を50msecの間“H”にして、モ−タ251に電磁
ブレ−キを掛けて停止させる。
【0105】そして、コントロ−ラ300は上述したス
テップS45〜S49と同一ステップからなるステップ
S138〜S142により、ロ−ディングプレ−トを開
放位置POS.4に移動させ、図72に示されるステッ
プS72に戻り、D.LOCKが“L”になったかをチ
ェックする。
【0106】《ディスクロックミス・イジェクト動作》
一方、上述した再トライ動作を3回繰り返してもディス
クロックミスを起こす場合、コントロ−ラ300は図7
4のステップS110から図72に示されるステップS
86に進み、位置ずれを起こしているディスクD、dを
イジェクト位置に持ち来す。
【0107】《スタンバイ状態におけるE/Lキ−対応
動作》次にスタンバイ状態において、E/Lキ−が操作
された時の動作を説明する。スタンバイ状態において、
E/Lキ−1〜E/Lキ−4の何れかが操作されると、
コントロ−ラ300は図68に示す、夫々対応するステ
ップS14〜S17により定数mを“1”〜“4”にセ
ットし、図72のステップS70を介して図75のステ
ップS150に進み、M.FLAGが“STAND−B
Y”にセットされているかをチェックする。M.FLA
Gは“STAND−BY”にセットされているので、コ
ントロ−ラ300はステップS151に進み、mとnの
値が同一かをチェックし、現在のストッカ位置と同一番
号のE/Lキ−が操作されたかを判断する。同一の場
合、コントロ−ラ300は上述したステップS86〜S
92と同一ステップからなるステップS152〜S15
7により、ロ−ディングプレ−ト81L、81Rを開放
位置POS.4から挾持位置POS.3(又はPOS.
2)直前まで移動させる。
【0108】引き続いて、コントロ−ラ300は上述し
たステップS52〜S56と同一ステップからなるステ
ップS158〜S162によりスライド板75を位置U
P−2から位置DOWN−2に移動させる。そして、コ
ントロ−ラ300はステップS163〜S166により
再生位置のディスクD、dをイジェクト位置に持ち来
す。先ず、コントロ−ラ300はステップS163でF
RONT信号を“H”にして、ステップS164でバ−
L.PULSE信号のカウントを開始し、ステップS1
165でカウント値が“105”になるのを待つ。FR
ONT信号が“H”になると、ディスク移送機構100
1はディスクD、dを反時計方向に回転させながら装置
前方に向けて移動させる。カウント値が“105”にな
ると、コントロ−ラ300はディスクD、dがイジェク
ト位置に持ち来されたと判断し、ステップS166によ
りFRONT信号とREAR信号を50msecの間
“H”にして電磁ブレ−キを掛けて停止させ、ステップ
S169でM.FLAGを“EJECT”にセットし
て、メインル−チンに戻る。
【0109】一方、上述したステップS151でmとn
の値が同一でなかった場合、コントロ−ラ300は図7
6に示されるステップS170に進み、以下、上述した
ステップS111〜S142と同一ステップからなるス
テップS170〜S210により、(1)ロ−ディング
プレ−ト81L、81Rを開放位置POS.4から挾持
位置POS.3(小径ディスクの場合には位置POS.
2)直前まで移動させ、(2)スライド板75を位置U
P−2から位置DOWN−1に移動させ、(3)再生位
置のディスクD、dをストック位置に持ち来し、(4)
スライド板75を位置DOWN−1から位置UP−2に
移動させ、(5)ロ−ディングプレ−ト81L、81R
を開放位置POS.4に移動させた後、図72に示され
るステップS72に進み、ストッカ1011を指定され
た位置POS(n)に移動させ、ディスクをイジェクト
位置に持ち来す。
【0110】《イジェクト状態におけるE/Lキ−対応
動作》次にイジェクト状態において、E/Lキ−が操作
された時の動作を説明する。イジェクト状態において、
E/Lキ−1〜E/Lキ−4の何れかが操作されると、
コントロ−ラ300は夫々対応するステップS14〜S
17により定数mを“1”〜“4”にセットし、図72
のステップS70、図75のステップS150を介して
図78のステップS220に進み、M.FLAGが“E
JECT”にセットされているかをチェックする。M.
FLAGは“EJECT”にセットされているため、コ
ントロ−ラ300はステップS221に進み、mとnの
値が同一かをチェックし、現在のストッカ位置と同一番
号のE/Lキ−が操作されたかを判断する。同一の場
合、コントロ−ラ300は図69のステップS20に進
み、イジェクト位置のディスクD、dを再生位置に持ち
来し、スタンバイ状態とする。
【0111】一方、mとnの値が同一でなかった場合、
コントロ−ラ300は上述したステップS20〜S34
と同一のステップからなるステップS222〜S236
により、先ずイジェクト位置のディスクD、dを再生位
置に持ち来す。続いて、コントロ−ラ300はステップ
S237〜S240によりスライド板75を位置DOW
N−2から位置DOWN−1に移動させる。先ず、コン
トロ−ラ300はステップS237によりP.UP信号
を“H”にして、ステップS238でバ−P.PULS
E信号のカウントを開始し、ステップS107によりカ
ウント値が“17”になるのを待つ。カウント値が“1
7”になると、コントロ−ラ300はスライド板が位置
DOWN−1に持ち来されたと判断し、ステップS24
0によりP.UP信号とP.DOWN信号を50mse
cの間“H”にして電磁ブレ−キを掛けて停止させる。
スライド板75が位置DOWN−1に持ち来されると、
下部ディスクロック軸156はアンロック位置に持ち来
され、ストック位置へのディスク移動を許容する。
【0112】次に、コントロ−ラ300は上述したステ
ップS182〜S210と同一ステップからなる図79
に示されるステップS241〜S260により、(1)
再生位置のディスクD、dをストック位置に移動させ、
(2)スライド板75を位置DOWN−1から位置UP
−2に移動させ、(3)ロ−ディングプレ−トを開放位
置POS.4に移動させた後、図72のステップS72
に進み、ストッカ1011を指定された位置POS
(m)に移動させ、ディスクD、dをイジェクト位置に
持ち来す。
【0113】《リ−ドコマンド対応動作》一方、外部接
続されたコンピュ−タ機器303(図67)からリ−ド
コマンドが出力されると、コントロ−ラ300は図68
のメインル−チンをステップS9からステップS18に
進み、上述にて説明した如くしてメカニズムの制御を行
い、選択されたディスクD、dを再生位置に持ち来して
スタンバイ状態とし、指定されたファイルの読出し指示
を信号処理回路307及びサ−ボ回路308に出力す
る。光学ピックアップ2から出力された読取信号はRF
アンプ309を介して信号処理回路307に入力され、
EFM復調、デインタ−リブ、誤り訂正等が行なわれた
後、インタ−フェイス回路302を介して外部接続され
たコンピュ−タ機器303に供給され、所定のデ−タ処
理が行われる。指定されたファイル読出しが完了する
と、コントロ−ラ300は信号処理回路307及びサ−
ボ回路308を停止制御し、M.FLAGを“STAN
D−BY”にセットして、メインル−チンに戻る。
【0114】《ディスク・ストック動作》また、コント
ロ−ラ300はスタンバイ状態において、コンピュ−タ
機器303から所定時間、例えば10分間リ−ドコマン
ドが来ないと、ステップS10、S19を介して図80
と図81に示されるJOB STOCKに進み、上述し
たステップS111〜S142と同一ステップからなる
ステップS270〜S301により、(1)ロ−ディン
グプレ−ト81L、81Rを開放位置POS.4から挾
持位置POS.3(小径ディスクの場合には位置PO
S.2)直前まで移動させ、(2)スライド板75を位
置UP−2から位置DOWN−1に移動させ、(3)再
生位置のディスクD、dをストック位置に持ち来し、
(4)スライド板75を位置DOWN−1から位置UP
−2に移動させ、(5)ロ−ディングプレ−ト81L、
81Rを開放位置POS.4に移動させる。そして、コ
ントロ−ラ300はステップS302によりD.LOC
K信号が“L”になっているかをチェックし、“L”状
態にあればステップS303によりM.FLAGを“S
TOCK”にセットし、メインル−チンに戻る。
【0115】もし、D.LOCK信号が“L”にならな
い場合、コントロ−ラ300は図74に示されるフロ−
チャ−トに進み、ステップS304〜S336により、
位置ずれを起こしているディスクをシャッタ120を開
放する位置まで移動させ、再度ストック位置に持ち来す
制御を行い、図80のステップS302に戻り、再び
D.LOCK信号をチェックする。なお、ステップS3
04〜S336の詳細は上述したステップS110〜S
142の説明と重複するので省略する。
【0116】《駆動側ディスクガイド部の他の実施例》
図82において駆動側ディスクガイド部1002の断面
図を示したが、タイミングベルト14のよりスム−スな
駆動を実現する第2の実施例をその断面図を図83をも
って説明する。タイミングベルト14の内周側に配置さ
れた規制壁10Dの周面には摩擦係数の小さい無端状の
テフロンシ−ト400が巻回されるいる。従って、タイ
ミングベルト14が回転すると、これに伴いテフロンシ
−ト400も同様に回転し、タイミングベルト14と規
制壁10Dとが直接接触するのに比し、タイミングベル
ト14の回転がスム−スとなる。なお、テフロンシ−ト
は、摩擦係数の小さい他の素材により構成しても良いこ
とは勿論である。
【0117】図84はタイミングベルト14のよりスム
−スな駆動を実現する駆動側ディスクガイド部1002
の第3の実施例を示す断面図である。この場合、軸40
3によって小径プ−リ401と大径プ−リ402が交互
にタイミングベルト14の内周側に配置されている。小
径プ−リ401を多数配置することにより、タイミング
ベルト14のベルト内側への撓みが効果的に防止される
が、製造上、またコスト的に不利である。従って、大小
のプ−ル402、401を交互に並べることにより、大
径プ−リ402を配置することによるプ−リ間の撓み可
能領域を小径プ−リ401によって規制することが可能
なり、コスト上昇や製造上の困難性を回避しつつ、タイ
ミングベルト14の内側への撓みを阻止できるものであ
る。
【0118】図85はタイミングベルト14のよりスム
−スな駆動を実現する駆動側ディスクガイド部1002
の第4の実施例を示す断面図である。本実施例において
は、プ−リ401の軸403の互いの距離をプ−リ40
1の直径より小さくすることにより、プ−リ401が互
いに重なりあうよう配置されることにより、プ−リ40
1とタイミングベルト14との接触点を多数設け、タイ
ミングベルト14の内側への撓みを阻止するものであ
る。
【0119】《CD−ROMチェンジャ−の他の設置》
本発明が適用されたCD−ROMチェンジャ−は上述の
実施例に限定されることなく、図86に示すごとく、縦
置きに使用することができる。この場合、タイミングベ
ルト14を上側に配置することにより、フロントパネル
1に形成されたスリット1AからディスクDを挿入する
と、ディスクDはあたかも装置奥側に転がるように移送
されるため、その逆の回転をしつつ装置内に移送される
ものに比し、操作者に違和感を生じない操作性を得るこ
とが出来るものである。
【0125】なお、上述の実施例においては、本発明を
チェンジャ−型ディスク再生装置に適用して説明した
が、これに限定されることなく、1枚用のディスク再生
装置に適用してもよい。
【0126】また、上述の実施例において、ディスク移
送手段は一方が駆動ベルト、他方がディスクガイドから
構成され、ディスクを回転させながら移送しているが、
本発明はこれに限定されることなく、ディスク移送手段
を一対の駆動ベルトに構成することも可能である。
【0127】また、上述の実施例において、一方が駆動
ベルト、他方がディスクガイドから構成された一対のデ
ィスク移送手段は、互いにラックアンドピニオンにより
連結されているため、ディスクの挿入に伴いそれぞれ同
一距離だけ移送するよう構成されている。しかしなが
ら、例えばディスクガイドを固定し、駆動ベルトのみが
ディスクの挿入に伴い移動するよう構成しても良い。こ
の場合、挿入されるディスクが120mmディスクと8
0mmディスクによってディスク中心点が異なる移動軌
跡上を移動することになるが、ディスクの種類に応答し
て光学メカを移動させる機構を設けることにより、両デ
ィスクに対応可能となる。
【0128】また、上述の実施例においては、駆動ベル
トを移動させる際には駆動ベルトも一緒に駆動される
が、連結切換手段の構成によってはモ−タの駆動力を、
駆動ベルトを駆動するプ−リと駆動ベルトを移動させる
係合解除手段とに選択的に接続することにより、駆動ベ
ルトが移動しているときは駆動ベルトが駆動されないよ
う構成しても良いなど、種々の態様を取り得る。
【0129】
【発明の効果】以上のごとく、本発明によれば、駆動ベ
ルトの駆動とその移動が同一モ−タによって行われるた
め、それぞれにモ−タを設ける必要がなく、コスト的に
優れたディスク移送装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク再生装置のシャ−シ構成を示す展開
図。
【図2】ロ−ディングシャ−シ80に取付けられる各機
構の構成を示す展開図。
【図3】駆動側ディスクガイド部1002の構成を示す
展開図。
【図4】固定側ディスクガイド部1003の構成を示す
展開図。
【図5】駆動側ディスクガイド部1002の要部断面
図。
【図6】固定側ディスクガイド部1003の要部断面
図。
【図7】ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004の構成
を示す展開図。
【図8】固定側ディスクガイド部1003の要部断面
図。
【図9】光学メカ1006及びダンパロック機構100
8の構成を示す展開図。
【図10】光学メカ上下機構1008の構成を示す展開
図。
【図11】ストッカ1011及びストッカ上下機構10
12の構成を示す展開図。
【図12】ディスクロック機構1013の構成を示す展
開図。
【図13】ディスク受入状態を示す装置上面図。
【図14】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図15】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図16】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図17】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図18】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図19】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図20】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図21】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図22】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図23】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図24】ディスク移送機構1001の動作説明に供す
る装置上面図。
【図25】ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004の動
作説明に供する上面図。
【図26】ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004の動
作説明に供する上面図。
【図27】ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004の動
作説明に供する上面図。
【図28】ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004の動
作説明に供する上面図。
【図29】ロ−ディングプレ−ト開閉機構1004の動
作説明に供する上面図。
【図30】ダンパロック機構1007の動作説明に供す
る上面図。
【図31】ダンパロック機構1007の動作説明に供す
る上面図。
【図32】ダンパロック機構1007の動作説明に供す
る上面図。
【図33】ダンパロック機構1007の動作説明に供す
る上面図。
【図34】光学メカ上下機構1008の動作説明に供す
る上面図。
【図35】光学メカ上下機構1008の動作説明に供す
る側面図。
【図36】光学メカ上下機構1008の動作説明に供す
る上面図。
【図37】光学メカ上下機構1008の動作説明に供す
る側面図。
【図38】光学メカ上下機構1008の動作説明に供す
る上面図。
【図39】光学メカ上下機構1008の動作説明に供す
る側面図。
【図40】光学メカ上下機構1008の動作説明に供す
る上面図。
【図41】光学メカ上下機構1008の動作説明に供す
る側面図。
【図42】クランパ保持機構1010の動作説明に供す
る上面図。
【図43】クランパ保持機構1010の動作説明に供す
る要部断面図。
【図44】クランパ保持機構1010の動作説明に供す
る上面図。
【図45】クランパ保持機構1010の動作説明に供す
る要部断面図。
【図46】クランパ保持機構1010の動作説明に供す
る上面図。
【図47】クランパ保持機構1010の動作説明に供す
る要部断面図。
【図48】クランパ保持機構1010の動作説明に供す
る上面図。
【図49】クランパ保持機構1010の動作説明に供す
る要部断面図。
【図50】クランパ保持機構1010の動作説明に供す
る要部断面図。
【図51】クランパ保持機構1010の動作説明に供す
る要部断面図。
【図52】ディスクロック機構1013の動作説明に供
する上面図。
【図53】ディスクロック機構1013の動作説明に供
する要部側面図。
【図54】ディスクロック機構1013の動作説明に供
する上面図。
【図55】ディスクロック機構1013の動作説明に供
する要部側面図。
【図56】ディスクロック機構1013の動作説明に供
する上面図。
【図57】ディスクロック機構1013の動作説明に供
する要部側面図。
【図58】ディスクロック機構1013の動作説明に供
する上面図。
【図59】ディスクロック機構1013の動作説明に供
する要部側面図。
【図60】ディスク誤挿入防止機構1014の動作説明
に供する上面図。
【図61】ディスク誤挿入防止機構1014の動作説明
に供する要部断面図。
【図62】ディスク誤挿入防止機構1014の動作説明
に供する上面図。
【図63】ディスク誤挿入防止機構1014の動作説明
に供する要部断面図。
【図64】ディスク誤挿入防止機構1014の動作説明
に供する要部断面図。
【図65】動作説明に供するタイミングチャ−トを示す
図。
【図66】動作説明に供するタイミングチャ−トを示す
図。
【図67】駆動制御回路を示すブロック図。
【図68】システムコントロ−ラ300のメインル−チ
ンを示すフロ−チャ−ト。
【図69】JOB LOADを示すフロ−チャ−ト。
【図70】JOB LOADを示すフロ−チャ−ト。
【図71】JOB LOADを示すフロ−チャ−ト。
【図72】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図73】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図74】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図75】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図76】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図77】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図78】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図79】JOB EJECTを示すフロ−チャ−ト。
【図80】JOB STOCKを示すフロ−チャ−ト。
【図81】JOB STOCKを示すフロ−チャ−ト。
【図82】駆動側ディスクガイド部1002の要部断面
図。
【図83】駆動側ディスクガイド部の第2の実施例を示
す要部断面図。
【図84】駆動側ディスクガイド部の第3の実施例を示
す要部断面図。
【図85】駆動側ディスクガイド部の第4の実施例を示
す要部断面図。
【図86】ディスク再生装置の他の実施例を示す斜視
図。
【符号の説明】
1 フロントパネル 2 光学ピックアップ 10D 規制壁 12 フリクションベルト 14 タイミングベルト 15 タイミングプ−リ 30 シャシ 40 サスベ−ス 41 下ダンパ 44 上ダンパ 64、65 ロックプレ−ト 66 連動プレ−ト 68 バネ 75 スライド板 77L、77R クランパホルダ 80 ロ−ディングシャ−シ 81L、81R ロ−ディングプレ−ト 87 ラック部材 90 メインシャ−シ 102 タ−ンテ−ブル 120 シャッタ 156 下部ディスクロック軸 158 上部ディスクロック軸 1000 ディスク再生装置 1001 ディスク移送機構 1002 駆動側ディスクガイド 1003 固定側ディスクガイド 1004 ロ−ディングプレ−ト開閉機構 1006 光学メカ 1007 光学メカ上下機構 1008 ダンパロック機構 1009 クランパ 1010 クランパ保持機構 1011 ストッカ 1012 ストッカ上下機構 1013 ディスクロック機構 1014 ディスク誤挿入防止機構 1015 駆動制御回路 D 大径ディスク d 小径ディスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク挿入口から挿入されたディスクを
    装置内の所定位置に移送するディスク移送装置であり、 装置内に配置され、ディスク表面に当接することにより
    ディスク挿入口から挿入されたデイスクを装置内の所定
    位置に移送するディスク移送手段と、 ディスク挿入に応答して前記ディスク移送手段を駆動
    し、前記挿入ディスクに対し挿入方向への駆動力を与え
    る駆動モ−タと、 前記所定位置において前記ディスク移送手段の前記ディ
    スク周縁との係合状態を解除すべく、前記駆動モ−タか
    らの駆動力に基づき前記一対のディスク移送手段を前記
    挿入ディスクの直径より大きい係合解除位置まで離間す
    る係合解除手段とからなることを特徴とするディスク移
    送装置。
  2. 【請求項2】前記ディスク移送手段の前記係合解除位置
    までの離間検出により、前記駆動モ−タの前記係合解除
    手段に対する駆動力を解放することを特徴とする請求項
    1に記載のディスク移送装置。
  3. 【請求項3】ディスク挿入口から挿入されたディスクを
    装置内の所定位置に移送するディスク移送装置であり、 ディスク移送方向に沿って並列され、ディスク周縁と係
    合すべく、挿入ディスクの直径と略等しい距離及び前記
    挿入ディスクの直径より大きい距離となる相対位置関係
    をとる少なくとも一方が駆動ベルトで構成された一対の
    ディスク移送手段と、 前記駆動ベルトを駆動するモ−タと、 前記所定位置において前記ディスク移送手段の前記ディ
    スク周縁との係合状態を解除すべく、前記一対のディス
    ク移送手段を前記挿入ディスクの直径より大きい係合解
    除位置まで離間する係合解除手段と、 前記モ−タと前記係合解除手段とを選択的に連結する連
    結切換手段とからなることを特徴とするディスク移送装
    置。
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