JPH087554Y2 - マルチディスクプレーヤのマガジン保持機構 - Google Patents

マルチディスクプレーヤのマガジン保持機構

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JPH087554Y2
JPH087554Y2 JP11785488U JP11785488U JPH087554Y2 JP H087554 Y2 JPH087554 Y2 JP H087554Y2 JP 11785488 U JP11785488 U JP 11785488U JP 11785488 U JP11785488 U JP 11785488U JP H087554 Y2 JPH087554 Y2 JP H087554Y2
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disc
ejection
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、マルチディスクプレーヤのマガジン保持
機構に関する。
(従来の技術) 従来例を第25図に平面図で示した。
マガジンロック機構131は、支点ピン132で枢支したロ
ックアーム133のロック爪134を、マガジン135のロック
凹部135aに係合させてソレノイド136の作動子136aとロ
ックアーム133のアーム部137との間に張ったばね138に
より上記ロック状態を保ち、ロック状態のソレノイド13
6に通電すると作動子136aが引込んでロック爪134がロッ
ク凹部135aから外れてロック解除される。
トレイロック解除機構139は、支点ピン140で枢支した
ロック解除爪141を、トルクばね142により左回りに附勢
して、トレイロック機構143のロックアーム144が、マガ
ジン挿入完了位置のときロック解除爪141により押され
てマガジン135内のトレイ145はロック解除される。
マガジン排出機構146は軸147で枢支された排出アーム
148の係合ピン149を、ばね150により矢線の排出方向へ
マガジン135に当接させる構造であり、マガジン135のロ
ック解除が行われるとばね150の復元力によりマガジン
ホルダ151からマガジン135は、ダンパ151の減衰作用に
よりゆっくり排出される。
ロック状態の排出アーム148により、マガジン挿着検
知用のスイッチ152はオン動作する。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のものは、マガジンロック機構131とトレイ
ロック解除機構139は、夫々、独立して動作するので、
第26図に示した動作特性図のようにロック爪134の動き
(線a)に対し、ディスクトレイ145のロック解除爪141
の動き(線b)は、多少のずれ(点b1)が出易い。
マガジン挿着検知用のスイッチ152のオン動作(線
c)は、マガジンロック完了よりも、少し早くなり易い
(点c1)。
構成部品数が多いので、組込みとタイミングの調整に
多くの手数がかかり、部品費も嵩む。
この考案は、従来機構のかかる問題点を解決するため
に提案されたものであり、その目的は、構成部品数がわ
づかで、マガジンロック動作とトレイロック解除動作の
間のタイミングずれも発生しないマガジン保持機構を得
ることにある。
(課題を解決するための手段) この考案のマルチディスクプレーヤのマガジン保持機
構は、ディスクをのせたディスクトレイが上下に複数
個、段載されるマガジンを脱着自在にマガジンホルダ内
にロックするためのマガジンロック爪部と、マガジン内
にロックされているディスクトレイをマガジン挿着中は
ロック解除状態とするためのトレイロック解除爪部と、
マガジン挿着を検知するスイッチを検知動作させるため
のスイッチ片とを、ばねにてマガジンロック方向に回動
附勢されるマガジンロックアームに設け、マガジンのロ
ック解除動作に伴い、マガジンを排出するマガジン排出
機構にマガジンロックアームを係合させたカム機構は、
マガジンの挿入初期又は排出終期ではマガジンロック爪
はマガジンの外側面から離れており、マガジン挿入終期
又は排出初期ではマガジンロック爪はロック方向に動き
得るように、構成されていることを特徴とするマルチデ
ィスクプレーヤのマガジン保持機構である。
上記マガジンロックアームは、マガジンから取出され
たディスクをターンテーブルへ移載するためのリフト動
作用のスライド板によってロック解除方向に押動回動さ
れるロック解除カム部を有しているものに構成すれば、
マガジンロック解除動作用として特別な部材は不要とな
った。
(作用) マガジンロックアームがロック方向に回動操作される
と、上記アームに設けられたマガジンロック爪部による
マガジンロック動作と、トレイトロック解除爪によるト
レイロック解除動作と、スイッチ片によるマガジン挿入
検知動作は、相互のタイミングずれ無く正しく行われ
る。
マガジンロック爪は、マガジン挿入初期又は排出終期
ではマガジンの外側面から離れるのでマガジンの挿入動
作は円滑であり、マガジン挿入終期又は排出初期ではロ
ック方向に動くことができるので、ばねによりロック動
作は迅速に行われる。
リフト動作用のスライド板によってマガジンロックア
ームのロック解除カム部がロック解除方向に押動され、
特別な部材を要せずにロック解除動作が行われる。
(実施例) 次にこの考案の実施例を図に基いて図に基いて説明す
る。
第3図と第4図に夫々の動作位置での全体平面図を、
第5図と第6図に第3図要部の夫々左側面図と右側面図
を、第7図に第3図の要部正面図を、第8図に第3図の
要部後面図を、夫々示した。
正面視略コ形の左右サブシャーシ1,2と、左右サブシ
ャーシ1,2の後端(第3図で右側)に合接、ねじ取付け
した後サブシャーシ3及び、左右サブシャーシ1,2の前
部(第3図で左側)における内側に嵌入してねじ取付け
した正面視形のマガジンホルダ4とによって箱形のシ
ャーシ5を構成する。
マガジンホルダ4は、ディスクトレイ6を上下に複数
個、段載できる(図示例では6個で、左右のガイド7,7
によって6個の載置段が形成され、各ディスクトレイ6
は前後スライド自在に収納される)マガジン8を、突條
9,9に没って脱着自在に保持する。
マガジンホルダ4の左右側板の上部に、ホルダ上板10
がねじ止めされ、後述するマガジンロック機構11とマガ
ジン排出機構12が、ホルダ上板10に組付けされる。
シャーシ5の後側(第3図で右側)における下部に、
後部底板13を、ビス14で取付け、ターンテーブル15を有
するターンテーブルモータM1と、光ピックアップ17及
び、ピックアップ送りモータM4、光ピックアップ送り機
構18(例えばピニオン、ラックを主体とする)及び左右
の基準ピン64,65を後部底板13の上面に取付ける。
ローディングシャーシ19の左右側部に、上位の横軸20
と下位の横軸21を、前後と左右に夫夫、突設し、下位の
横軸21は、左右サブシャーシ1,2の外側方に位置する左
右のスライド板22,23の横孔22a,23a(水平状)に係合
し、上位の横軸20は、左右サブシャーシ1,2の縦孔1b,2b
(鉛直状)及び、左右のスライド板22,23の傾斜孔22b,2
3b(水平に対し傾斜し、最下位に水平部22d,23dを有す
る)の双方に係合し、後部底板13の上方に位置する。
ローディングシャーシ19は、上板24と下板25及び、こ
れらの間の左右側部に設けたコ形のガイド26,26とから
なる。
ディスク27をのせたディスクトレイ6を、マガジン8
から引き出してローディングシャーシ19のガイド26,26
へ挿入し、又はガイド26,26から引き出したディスクト
レイ6をマガジン8へ挿入する機能をもつトレイ移動機
構28と、ディスクトレイ6が上記引き出し又は挿入され
る高さ位置(トレイ出し入れ位置)からローディングシ
ャーシ19が下降してディスク27がターンテーブル15へ乗
る高さ位置(演奏位置)となったときターンテーブル15
へディスク27をクランプするクランプ機構29とからなる
ローディングユニット30を、ローディングシャーシ19に
取付ける。
ローディングシャーシ19の上下動は、スライド板22,2
3が下位の横軸21,21にガイドされて前方又は後方へ移動
することにより行われ、スライド板22,23のこの前後移
動を行うリフト駆動機構31を、シャーシ5の前側下部へ
ビス32で取付けた前部底板33の上面に取付ける。
マガジンホルダ4に挿入されたマガジン8をロックし
保持しておくマガジン保持機構11と、挿着されたマガジ
ン8を排出するマガジン排出機構12を、第1図に斜視図
で示した。
マガジンロック爪81と、裏面に形成された傾斜壁状の
ロック解除カム部82と、マガジン排出機構12に係合する
ロック爪位置規制カム部83と、トレイロック機構84をロ
ック解除するためのトレイロック解除爪85と、マガジン
挿着検知用のスイッチS5(マイクロ型でホルダ上板10に
取付けている)を作動させるためのスイッチ片86を備え
たマガジンロックアーム87を、支点ピン88によってホル
ダ上板10の下面側に枢支し、ホルダ上板10とマガジンロ
ックアーム87との間に張ったばね89によりロックアーム
87を第1図,第3図,第4図で左回りに附勢し、これら
の部材によってマガジン保持機構11は構成される。
第4図の如く、マガジン8が挿着されていないときは
マガジン排出機構12の排出用スライダ97の突部97aにロ
ック爪位置規制カム部83の入口部83aが当接し、第1
図,第3図の如くマガジン8が装着されているときはロ
ック爪位置規制カム部83の奥部83bに突部97aは進み、マ
ガジン8のロック孔8cにマガジンロック爪81が係合する
夫々の位置にロックアーム87は静止する。
排出用スライダ97は、ホルダ上板10に設けた長孔10a
と図示外のガイド壁に、排出用スライダ97の側面視形
のガイド部97bと図示外の突條が係合されて、前後スラ
イド自在であり、挿入又は排出時、マガジン8の前端部
(ディスクトレイ出入口端部)に当接する当接片97cが
下面に突設され、排出用ばね99によって常に前方へ附勢
され、側端に設けたラック100は、排出動作緩衝用のダ
ンパ101のピニオン102に噛合っている。
マガジン8の左側後部(ディスクトレイ出入口から遠
い側)の斜視図を第2図に示した。
支点ピン109で枢支されたトレイロックアーム110は、
図示外のばねにより右回りに附勢されてマガジンホルダ
4に挿着されない状態ではそのロック爪111がマガジン
8内すべてのディスクトレイ6のロック凹部6bに係合し
て、ディスクトレイ6がロックされるトレイロック機構
84が設けられている。
次にマガジン挿入及び取外時の動作を説明する。
マガジン8がマガジンホルダ4に挿着されていない第
4図の状態では、排出用スライダ97は最前位にあり(ガ
イド部97bが長孔10aの前端縁に当接)、排出用スライダ
97の突部97aにロック爪位置規制カム部83の入口部83aが
当接し、これによりマガジンロックアーム87は最も右回
りの位置に保たれ、マガジンロック爪81とトレイロック
解除爪85はマガジンホルダ4の左側板4aから内側へわず
かに突出する位置(従って、挿入又は脱出するマガジン
8の左側面8bに接触しない位置)に保たれ、スイッチ片
86はスイッチS5の作動子を押さず、スイッチオフとなっ
ている。
マガジン8を挿入すると、マガジン8の前端部が排出
スライダ97の当接片97cに当って排出用スライダ97を後
方へ押動する。
入口部83aは、奥部83bに近づくほど、支点ピン88から
の寸法は大きくなるように形成されているので、突部97
aが入口部83aに接触しているときは、マガジンロックア
ーム87は左右何れの方向にも回動できず、マガジンロッ
ク爪81は、上記開き位置に固定されることになる。
奥部83bは、入口部83aから遠くなるほど、支点ピン88
からの寸法は小さくなるように形成されているので、突
部97aが奥部83bに接触し始めると、マガジンロックアー
ム87は左右方向に少し回動できる(突部97aが後方へ進
むほど、この回動可能角度も大となる)ことになり、ば
ね89によりマガジンロックアーム87は次第に左回りす
る。
マガジン8の所定位置への挿入が終る位置では、第1
図,第3図の如く、ロック凹部8cにマガジンロック爪81
は係合し、マガジン8のロックが完了する。
トレイロック解除爪85は、上記入口部83aの範囲内で
はマガジンロック爪81と同様にマガジン8の左側面8bか
ら外方の非接触位置に保たれ、マガジン挿入完了位置で
のマガジンロックアーム87の左回りに伴い、トレイロッ
クアーム110を押してこれを左回りさせ、これによりロ
ック爪111はロック凹部6bから外れてディスクトレイ6
のロックは解除される。
マガジンロックアーム87の上記左回りによってスイッ
チ片86はスイッチS5をオン動作し、マガジン挿入完了が
検知される。
マガジン8をマガジンホルダ4から取外すには、排出
キーJを操作して行われる。
先ず、ディスクトレイ6が引き出されておればトレイ
移動機構28が動作してこのディスクトレイ6をマガジン
8の元の段に戻す。
次に、リフト駆動機構31が動作して後述の如く左側の
スライド板22は前動(第3図では左動)し、右側のスラ
イド板23は後動(第3図では右動)して横軸20は傾斜孔
22b,23bの水平部22d,23dの入口から奥部に進入し、ロー
ディングシャーシ19が下降(演奏位置にあったときは同
一高さのまま)し、後述するスイッチS1はオフとなり、
2番目のスリットEを光センサPH1が検知すると、リフ
ト駆動機構31は停止してローディングシャーシ19はマガ
ジン排出位置(演奏位置と同一高さ)となる。
リフト移動機構31がマガジン排出位置へ移動すると
き、左側のスライド板22は演奏位置よりもさらに前へ移
動し、スライド板22の前端部22cによりマガジンロック
アーム87のロック解除カム部82は前へ押されてマガジン
ロックアーム87は右回りし、マガジンロック爪81はマガ
ジン8のロック孔8cから外れ、トレイロック解除爪85は
トレイロックアーム110から外れる。
これによりマガジン8は、排出用ばね99に附勢された
排出用スライダ97に押されてマガジンホルダ4から排出
され、ロック爪111はロック凹部6bに係合してディスク
トレイ6はマガジン8にロックされ、スイッチ片86はス
イッチS5から離れてオフとなる。
次にリフト駆動機構31がローディングシャーシ19を上
昇させ、一たんスイッチS1がスイッチオンとなってロー
ディングシャーシ19を下降し、光センサPH1によって1
番目のスリットHを検出するとローディングシャーシ19
は演奏位置に停止する。
マガジンロック動作(第26図線A)とトレイロック解
除動作(線B)及び、マガジン挿入検知動作(線C)
は、マガジンロックアーム87へ共に設けてあるマガジン
ロック爪81とトレイロック解除爪85とスイッチ片86によ
って相互のタイミングずれ無く正しく行われる(第26図
点A1,B1,C1)。
マガジンロック爪81は、マガジン挿入初期又は排出終
期ではマガジン8の左側面8bから離れた位置に固定され
るのでマガジン8の挿入及び取外し操作は円滑となり、
マガジン挿入終期又は排出初期ではロック方向に動くこ
とができるので、ばね89によりマガジンロック動作は迅
速に行われる。
次に、リフト駆動機構31等、上記夫々の機構の構造を
説明する。
リフト駆動機構31を、第9図に斜視図で示した。
例示したリフト駆動機構31は、スライド板22,23の下
部に夫々取付けたラック34に常に噛合う半円板形で大径
のギヤ35を、軸36にて前部底板33へ軸支し、ギヤ35に噛
合うピニオン37を、ウォーム38とウォームホイル39及
び、ベルト伝導機構40を介し、リフト用モータM2で駆動
するものである。
ギヤ39を第3図,第9図の例えば矢線方向に回動する
と、スライド板22は後動(第3図,第5図では右動)
し、スライド板23は前動(第3図,第6図では左動)し
てローディングシャーシ19は上昇する。
横軸20が傾斜孔22b,23bの水平部22d,23dの入口に位置
する状態では、演奏位置(第3図,第5図,第6図)で
あり、水平部22d,23dの奥部に位置するときは、マガジ
ン脱着位置(第4図)である。
ローディングシャーシ19を、トレイ出し入れ位置、演
奏位置(マガジン脱着位置)、の夫々の高さ位置に制御
する高さ位置制御装置42を例示、説明する。
リフト用モータM2が停止すると、制御部CPUの指令に
よりトレイ移動機構28の移動用モータM3が引き出し方向
に回転を始め、マガジン8内の2段目のディスクトレイ
6を引き出し、ターンテーブル15の直上にディスクトレ
イ6が到ると、ローディングアーム46によりスイッチS2
(マイクロ型)が作動して移動用モータM3は停止する。
制御部CPUの指令により、リフト用モータM2は下降方
向に回転してギヤ43を反矢線方向に回動し、スライド板
22,23の移動に伴い、ローディングシャーシ19は下動
し、スイッチS1が大径部43bのオンから小径部43aのオフ
に切換り、1番目のスリットHを光センサPH1が検知す
るとリフト用モータM2は停止し、ローディングシャーシ
19も停止して演奏位置となり、ディスクトレイ6上のデ
ィスク27はターンテーブル15に移載され、クランプ機構
29によってディスク27はクランプされる。
そうすると、制御部CPUの指令によってターンテーブ
ルモータM1は回転し、光ピックアップ17による記録再生
及び、光ピックアップ送り機構18による送り動作が行わ
れ、演奏が実行される。
即ち、上記各位置に対応するスリットl1,…l6,H,E及
び、カム43のある扇形のシャッタ44をギヤ35に取付け、
スリットl1,…の有無を検知する光センサPH1と、カム43
の小径部43aでは例えばオフ動作し、光センサPH1がスリ
ットl1〜l6を検知できる範囲に形成されている大径部43
bではオン動作するスイッチS1(例えばマイクロ型)
と、上記各位置へ操作をマニュアルで入力する入力キー
K及び、マイクロコンピュータからなる制御部CPUとを
備えている(第10図参照)。
電源スイッチPが投入され、入力キーKが例えば2段
目のディスク27の演奏を指示すると、初期位置として演
奏位置(第3図)に停止しているギヤ35とリフト用モー
タM2は、小径部43aによりスイッチS1がオフのため矢線
の上昇回動し、スライド板22,23の上記移動により、ロ
ーディングシャーシ19は上動する。
大径部43bに入ってスイッチS1がオンとなり、これ以
後のスリットl1,l2,…の数が制御部CPUでカウントさ
れ、2回目のカウントが行われたとき、即ち、光センサ
PH1がスリットl2を検知したときに、制御部CPUの指令が
出てリフト用モータM2は停止し、ローディングシャーシ
19のガイド26は、マガジン8の2段目と略同一高さとな
る。
トレイ移動機構28はトレイ挿入位置にあり、後述する
ディスク取出し位置記憶装置45がこの2番目の取出し位
置を記憶する。
演奏が終ると制御部CPUの指令によりリフト用モータM
2は上昇方向に回転し、ローディングシャーシ19のガイ
ド26が再びマガジン8の2段目と略同一高さとなる直前
でディスク取出し位置記憶装置45のスイッチS3(マイク
ロ型)が動作してリフト用モータM2はいわば停止待機状
態となり、その直後スリットl2を光センサPH1が検知す
るとリフト用モータM2は停止する。
制御部CPUの指令により、移動用モータM3は挿入方向
に回転し、マガジン6内の2段目に向ってディスクトレ
イ6が挿入を始め、挿入が終る位置でローディングアー
ム46によりスイッチS4(マイクロ型)が動作して移動用
モータM3は停止する。
マガジン6からローディングシャーシ19上に取り出さ
れたディスクトレイ6にディスク27があれば、後部底板
13に取付けてある光センサPH2は、ディスクトレイ6の
孔6eを通ってディスク27による反射光にてオン動作す
る。
トレイ移動機構28の一例を、第11図に斜視図で示し
た。
ローディングシャーシ19の上板24上へ、支点軸51にて
軸支されたローディングアーム46には、ギヤ部52と円弧
孔53及び前後のスイッチ片54,55が形成され、ローディ
ングアーム46の回動先端部に取付けたピン56に、スライ
ダ57の溝87aを左右方向に移動可能に係合し、第11図のA
-A線断面として第12図のように、上板24へ前後方向に設
けた長孔24aにスライダ57の下部が挿入され、スライダ5
7の上片57bと下片57cとで上板24を上下からはさみ、ス
ライダ57に取付けたボール58,58が長孔24aに摺接する構
造である。
スライダ57に形成したフック59は、第4図に示すトレ
イ収納位置のときマガジンホルダ4に挿着されたマガジ
ン8と各ディスクトレイ6の夫夫のフック孔8a,6a内に
納まり、ローディングシャーシ19が前記の上下動すると
きはフック孔8a,6aに接触せずにフック59も上下し、マ
ガジン4の上記各段の選択された一つにローディングシ
ャーシ19が略同一高さとなったとき、フック59は当設載
置段上のディスクトレイ6のフック孔6aに係合してスラ
イダ57の前後移動によりこのディスクトレイ6の上記引
き出し動作又は挿入動作が行われ、ローディングシャー
シ19が最低位のマガジン脱着位置(スリットEを光セン
サPH1が検知する第4図の位置)にあるときは、フック5
9はマガジン8の底部側のフック孔8aよりも下方に位置
してマガジン8の脱着にフック59が支障することは無い
構造である。
ローディングアーム46は、スイッチ片54が前側のスイ
ッチS4を作動するトレイ収納位置とスイッチ片55が後側
のスイッチS2を作動するトレイ引き出し位置との間を往
復回動する。
ローディングアーム46の上記往復動作は、ギヤ部52に
噛合うピニオン60を、上板24に取付けた移動用モータM3
とベルト伝導機構61、ギヤ伝導機構62(何れも上板24に
軸支)によって駆動することで行われ、上板24に取付け
たガイドピン63は、これに係合する円弧孔53によりロー
ディングアーム46の往復動作を円滑にする。
クランプ機構29の一例を、第18図の斜視図と第19図の
側面図で夫々示した。
ディスククランパ121を押えばね122で押え止めしたク
ランパアーム123は、中間の支承板124及び、ローディン
グシャーシ19の上板24に切起して形成した支承部125と
支承用板ばね126に支えられて支点軸127を中心に上下に
揺動可能(上板24の孔24bを通過できる)に枢支され、
支承部125と上板24との間に張ったばね128によりディス
ククランパ121が上板24のストッパ24eに当る位置(非ク
ランプ位置)に保持される。
クランパアーム123のアーム後部に作動用ねじ129がね
じ込まれ、後サブシャーシ3に作動片3aが形成してあ
り、ローディングシャーシ19が夫々のトレイ出し入れ位
置にあるときはクランパアーム123は上記非クランプ位
置にあり、演奏位置まで下降すると作動片3aにて作動用
ねじ128が突上げられてディスククランパ121は下動し、
ターンテーブル15とディスククランパ121とによりディ
スク27はクランプされる。
マガジン6から取出されたディスクトレイ8とディス
ク27は、演奏後、マガジン6の元の段のガイド7へ戻さ
れるので、このディスク取出し位置を、前記シャッタ43
のスリットl1〜l6の検知数を制御部CPUでカウント、記
憶し、マガジン6への挿入に先立ってこの記憶値だけギ
ヤ35を回動制御するようにディスク取出し位置記憶装置
を構成することも可能だが、演奏中、或いは、ローディ
ング動作中に電源スイッチPが切られ、メモリ用補助電
源を備えていても、長時間経過して取出し位置記憶が消
滅したときはこのような電気的記憶装置では対応できな
い。
かかる問題を解決するための機械的に構成されたディ
スク取出し位置記憶装置45の夫々の動作位置の側面図を
第13図,第15図,第16図に、平面図を第14図,第17図に
夫々示した。
マガジン8の段数に等しい係合段C1〜C6を上下方向に
設けた係合片71のガイド片71a,71aを、左右サブシャー
シ2に取付けた縦ピン72へ遊嵌し、係合片71の内側ガイ
ド片71bと外側ガイド片71cを、夫々、左右サブシャーシ
2の内側面と外側面に接触させて、左右サブシャーシ2
の孔2a内に内側ガイド片71b、外側ガイド片71cの接続部
を貫通させ、係合片71の左右サブシャーシ2との間に張
ったばね73により、孔2aの上端に上記接続部が当る最上
位位置(第13図,第15図)で係合片71は停止し、左右サ
ブシャーシ2に取付けたスイッチS3は、最上位位置の係
合片71にてオン作動している。
係合部74aと押動部74bを前後に形成した検出片74の中
間部分を、縦ピン75により上板24へ回動可能に枢支し、
上板24に突設したストッパ76と検出片74とに両端が係止
された巻きばね77により、押動部74bが長孔24aに近づく
方向に検出片74を回動附勢し、ストッパ76に検出片74が
当る位置(第3図,第17図)では押動部74bはスライダ5
7の移動軌跡内に突出すると共に、係合部74aの一部分は
平面視で係合段C1〜C6に重なるように、又、スライダ57
がトレイ収納位置まで移動すると、押動部74bはスライ
ダ57により押され、巻ばね77に抗って係合部74aの上記
重なりが無くなる位置まで検出片74は回動する。
従って、例えばローディングシャーシ19がマガジン8
の2段目に位置し、ローディングアーム46がトレイ収納
位置にあると、検出片74の係合部74aは、係合片71の2
段目の係合段C2に係合はしないが対待する位置となる。
次にローディングアーム46が後方へ回動して2段目の
ディスクトレイ6を引き出し始め、スライダ57が押動部
74bから離れると、検出片74は回動して係合部74aは係合
段C2に係合する。
ディスクトレイ6がローディングシャーシ19へ完全に
移載され、リフト駆動機構31による前記動作によりロー
ディングシャーシ19が演奏位置に達し(第16図)、演奏
が終るとローディングシャーシ19は上昇する。
検出片74に係合している係合片71も一体に上動し、ロ
ーディングシャーシ19がマガジン8の2段目と略同一高
さとなる直前で係合片71がスイッチS3を動作させ(第15
図)、その直後にスリットl2を光センサPH1が検知して
制御部CPUの指令によりリフト用モータM2は停止し、ロ
ーディングシャーシ19のガイド26はマガジン8の2段目
に略同一高さとなって停止する。
ローディングアーム46が前方へ回動してフック59がデ
ィスクトレイ6をマガジン8の2段目に挿入し、スライ
ダ57が押動部74bを押し、検出片74は第15図で左回動し
て係合段C2から外れ、ローディングシャーシ19は演奏位
置に戻って待機する。
このように、検出片74と係合片71及びスイッチS3から
なる機械的部品によってディスク取出し位置が記憶され
るので、演奏途中等で電源が切られても、次の電源投入
後、元の取出し段にディスクトレイ6を正しく挿入する
ことができる。
次に動作を説明する。
マガジン8のマガジンホルダ4へ挿入するとマガジン
保持機構11が動作してマガジンロック爪81はロック孔8c
に係合しマガジン8がロックされ、トレイロック解除爪
85によりロック爪111はロック凹部6bから外れてディス
クトレイ6はロック解除され、排出用スライダ97は後方
へ押動されて排出用ばね99は張られ、スイッチS5はスイ
ッチオンとなり、マガジン8は挿着される。
電源スイッチPを投入すると、若し、取出されたまま
のディスクトレイ6があると、ディスク取出し位置記憶
装置45によりリフト駆動機構31が働いてローディングシ
ャーシ19と共にディスクトレイ6をマガジン8の元の段
に位置合せし、トレイ移動機構28によりディスクトレイ
6を元の段に挿入する。
リフト駆動機構31は、ローディングシャーシ19を下降
させて演奏位置に待機させる(第20図)。
入力キーKにより、演奏したいディスク27のマガジン
8内における段数が制御部CPUに入力されると、リフト
駆動機構31が動作してローディングシャーシ19は上昇
し、光センサPH1によりスリットl1,l2…の検知個数がカ
ウントされ、入力段数Nにカウント数nが一致するとロ
ーディングシャーシ19は停止する。
トレイ移動機構28が動作してスライダ57はディスクト
レイ6をローディングシャーシ19へ移載し始める。
ディスク取出し位置記憶装置45の検出片74からスライ
ダ57が外れると係合部74aは、入力段数nに等しい数の
係合段C1〜C6の一つに係合する。
移載が終るとリフト駆動機構31はローディングシャー
シ19を下降させ、検出片74と共に係合片71も下動し、光
センサPH1がスイッチS1オンからオフに切換って1番目
のスリットHを検知するとリフト駆動機構31は停止し、
ローディングシャーシ19は演奏位置に到り、ディスクト
レイ6の基準孔6c,6dは基準ピン64,65(後部底板13に立
設)に嵌合してディスクトレイ6は支えられ、ディスク
27はターンテーブル15に乗る。
この演奏位置での停止寸前から作動用ねじ129は作動
片3aに突上げられてディスククランパ121は下降を始
め、演奏位置でターンテーブル15へディスク27は圧接、
クランプされる。
若し、上記入力キーKにて指示された段のディスクト
レイ6にディスク27が入っていないときは、このディス
クトレイ6がローディングシャーシ19へ略移載を終った
とき、ディスクトレイ6の下方の光センサPH2の入射光
はディスクトレイ6の孔6eを単に通過して光センサPH2
に反射光が入射せず、制御部CPUの指令によってこのデ
ィスクトレイ6をマガジン8の元の段に戻し、次にロー
ディングシャーシ19を演奏位置に下降させて待機する
(第21図,第22図)。
クランプ終了時、制御部CPUの指令によってターンテ
ーブルモータM1、ピックアップ送りモータM4が駆動さ
れ、演奏が始まる。
演奏が終ると装置は停止し、次の指令を持つ。
演奏が終り、次のディスク27の演奏を指示したときの
フローを第22図に、タイミングを第24図に示した。
入力キーKにて新たな段数(例えば2段目)が指示さ
れると、ローディングシャーシ19は上昇(前回の演奏位
置から)し、検出片74も上昇して元の段に一致する直前
でスイッチS3をオン動作させ、その直後のスリットl1
l6の一つを光センサPH1が検知するとリフト用モータM2
は停止する。
トレイ移動機構28が動作してディスクトレイ6をマガ
ジン8への例えば3段目に劣し挿入し、移動用モータM3
は停止する。
制御部CPUによって前回の入力段数Nと今回の新たな
入力段数Nが比較され、新たな入力段数Nの方が小さけ
ればローディングシャーシ19は下降し、逆に新たな入力
段数Nの方が大きければ上昇するように、リフト用モー
タM2の回転方向が制御される。
ローディングシャーシ19のこれらの上下が始まると、
前述したとおり、光センサPH1によるスリットl1,l2,…
のカウント、ローディングシャーシ19の所定高さでの停
止、ディスクトレイ6の取出し、ディスク取出し位置の
記憶、演素位置への下降と演奏動作が行われる。
マガジン8の排出操作におけるフロー(ローディング
シャーシ19上にディスクトレイ6有りのとき)を第23図
に示した。
排出キーJが操作されると、ディスク取出位置記憶装
置45の作用により、マガジン8の元の段にローディング
シャーシ19上のディスクトレイ6を戻し挿入する上記一
連の動作が行われ、次にリフト用モータM2は下降回転し
てスライド板22,23は演奏位置を通り過ぎて排出位置へ
移動し、2番目のスリットEを光センサPH1が検出する
とリフト駆動機構31は停止する。
排出位置への移動に伴い、スライド板22の前端部22c
がマガジンロックアーム87のロック解除カム部82を押し
てマガジンロック爪81がロック孔8cから外れると、マガ
ジン8は排出用ばね99の復元力により排出用スライダ97
にて押されてマガジンホルダ4から排出され、トレイロ
ック解除爪85から外れたトレイロックアーム110は、デ
ィスクトレイ6をマガジン8にロックする。
ロックアーム85が戻り回動するとスイッチS5はオン動
作し、リフト用モータM2は一たん上昇方向に回転し、演
奏位置よりも少し上位位置でオンするスイッチS1のこの
オン動作によりリフト用モータM2は下降方向に反転回転
し、1番目のスリットHを光センサPH1が検知した演奏
位置で停止し、ローディングシャーシ19もこの位置で待
機することになる。
ローディングシャーシ19上にディスクトレイ6が無い
場合では、上記ディスクトレイ6の戻し挿入プロセスが
無いので、演奏位置とあるローディングシャーシ19は全
く動くことなく、ギヤ35が少し回動すると直ちに上記ロ
ック解除動作が行われ、マガジン排出は極めて迅速とな
る。
(考案の効果) この考案に係るマルチディスクプレーヤのマガジン保持
機構は上述のように構成したので、マガジンロック動作
とトレイロック解除動作及び、マガジン挿入検知動作
は、マガジンロックアームへ共に設けてあるマガジンロ
ック爪とトレイロック解除爪とスイッチ片86によって相
互のタイミングずれ無く正しく行われる。
マガジンロック爪は、マガジン挿入初期、排出終期で
はマガジンの外側面から離れた位置に保持されて、マガ
ジンの脱着操作は円滑となった。リフト動作用のスライ
ド板によってマガジンロックアームのロック解除カム部
が押されてマガジンのロック解除が行われる構成とした
ので、ロック解除機構は、特別な部材は不要となり、小
型で低コストとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図から第24図まではこの考案の実施例を示し、第1
図はマガジン保持機構の斜視図、第2図はマガジンの要
部斜視図、第3図と第4図はマルチディスクプレーヤの
主要部平面図、第5図と第6図は夫々第3図の左側面図
と右側面図、第7図と第8図は夫々第3図の要部正面図
と要部後面図、第9図はリフト駆動機構の斜視図、第10
図は制御回路図、第11図はトレイ移動機構の斜視図、第
12図は第11図のA-A線断面図、第13図,第15図,第16図
はディスク取出し位置記憶装置の夫々の動作状態の側面
図、第14図は第13図の平面図、第17図は第16図の平面
図、第18図はクランプ機構の斜視図、第19図は第18図の
側面図、第20図,第21図,第22図,第23図はフローチャ
ート、第24図はタイミングチャート、第25図は従来装置
の説明図、第26図は動作特性図である。 1,2……左右サブシャーシ、1a……切欠孔、1b,2b……縦
孔、2a……孔、3……後サブシャーシ、3a……作動片、
4……マガジンホルダ、4a……左側板、5……シャー
シ、6……ディスクトレイ、6a,8a……フック孔、6b…
…ロック凹部、6c,6d……基準孔、7……ガイド、8…
…マガジン、8b……左側面、8c……ロック孔、8d……長
溝、9……突條、10……ホルダ上板、10a,10b,24a……
長孔、11……マガジン保持機構、12……マガジン排出機
構、13……後部底板、14,32……ビス、15……ターンテ
ーブル、17……光ピックアップ、18……光ピックアップ
送り機構、19……ローディングシャーシ、20,21……横
軸、22,23……スライド板、22a,23a……横孔、22b,23b
……傾斜孔、22c……前端部、22d,23d……水平部、24…
…上板、24b……孔、25……下板、26……ガイド、27…
…ディスク、28……トレイ移動機構、29……クランプ機
構、30……ローディングユニット、31……リフト駆動機
構、33……前部底板、34,100……ラック、35,45……ギ
ヤ、36……軸、37,60,102……ピニオン、38……ウォー
ム、39……ウォームホイル、40,61……ベルト伝動機
構、42……高さ位置制御部、43……カム、43a……小径
部、43b……大径部、44……シャッタ、45……ディスク
取出し位置記憶装置、46……ローディングアーム、51,1
27……支点軸、52……ギヤ部、53……円弧孔、54,55,86
……スイッチ片、56,96……ピン、57……スライダ、57a
……溝、57b……上片、57c……下片、58……ボール、5
9,87……フック、62……ギヤ伝動機構、63……ガイドピ
ン、64,65……基準ピン、71……係合片、71a……ガイド
片、71b……内側ガイド片、71c……外側ガイド片、72,7
5……縦ピン、73,89,107,128……ばね、74……検出片、
74a……係合部、74b……押動部、76,108……ストッパ、
77……巻きばね、81……マガジンロック爪、82……ロッ
ク解除カム部、83……ロック爪位置規制カム部、83a…
…入口部、83b……奥部、84……トレイロック機構、85
……トレイロック解除爪、87……マガジンロックアー
ム、88,106,109……支点ピン、97……排出用スライダ、
97a……突部、97b……ガイド部、97c……当接片、99…
…排出用ばね、101……排出用ダンパ、103……解除部、
104……作動部、105……トレイ解除アーム、110……ト
レイロックアーム、111……ロック爪、121……ディスク
クランパ、122……押えばね、123……クランパアーム、
124……支承板、125……支承部、126……支承用板ば
ね、129……作動用ねじ、M1……ターンテーブルモー
タ、M2……リフト用モータ、M3……移動用モータ、M4
…ピックアップ送りモータ、S1,S2,S3,S4,S5……スイッ
チ、C1,C2……係合段、PH1,PH2……光センサ、l1,l2,…
l6,H,E……スリット、P……電源スイッチ、K……入力
キー、J……排出キー、CPU……制御部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクをのせたディスクトレイが上下に
    複数個、段載されるマガジンを脱着自在にマガジンホル
    ダ内にロックするためのマガジンロック爪部と、マガジ
    ン内にロックされているディスクトレイをマガジン挿着
    中はロック解除状態とするためのトレイロック解除爪部
    と、マガジン挿着を検知するスイッチを検知動作させる
    ためのスイッチ片とを、ばねにてマガジンロック方向に
    回動附勢されるマガジンロックアームに設け、マガジン
    のロック解除動作に伴い、マガジンを排出するマガジン
    排出機構にマガジンロックアームを係合させたカム機構
    は、マガジンの挿入初期又は排出終期ではマガジンロッ
    ク爪はマガジンの外側面から離れており、マガジン挿入
    終期又は排出初期ではマガジンロック爪はロック方向に
    動き得るように、構成されていることを特徴とするマル
    チディスクプレーヤのマガジン保持機構。
  2. 【請求項2】上記マガジンロックアームは、マガジンか
    ら取出されたディスクをターンテーブルへ移載するため
    のリフト動作用のスライド板によってロック解除方向に
    押動回動されるロック解除カム部を有していることを特
    徴とする請求項1記載のマルチディスクプレーヤのマガ
    ジン保持機構。
JP11785488U 1988-09-09 1988-09-09 マルチディスクプレーヤのマガジン保持機構 Expired - Lifetime JPH087554Y2 (ja)

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