JPH0718051Y2 - マルチディスクプレーヤのトレイローディング装置 - Google Patents

マルチディスクプレーヤのトレイローディング装置

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JPH0718051Y2
JPH0718051Y2 JP1988117853U JP11785388U JPH0718051Y2 JP H0718051 Y2 JPH0718051 Y2 JP H0718051Y2 JP 1988117853 U JP1988117853 U JP 1988117853U JP 11785388 U JP11785388 U JP 11785388U JP H0718051 Y2 JPH0718051 Y2 JP H0718051Y2
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tray
slider
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moving
magazine
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信夫 世良
忠志 安斎
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、マガジンに上下に段載収納された複数枚の
トレイ上のディスクを任意に選択して演奏可能なマルチ
ディスクプレーヤにおいて、マガジン内のトレイをロー
ディングシャーシ上へ出し入れするためのトレイローデ
ィング装置に関する。
(従来の技術) 第24図に従来のトレイローディング装置の要部平面図を
示した。
昇降できるローディングシャーシ151上にスライダガイ
ド152を設け、マガジン153内のディスクトレイ154の係
合凹部154aに係合するスライダ155を、スライダガイド1
52へ嵌合し、両端をスライダ155に係止したワイヤ156
を、前後のプーリ157,158に巻き掛け、プーリ158を、ロ
ーディングモータ159及びベルト伝導機構160とギヤ機構
161で駆動するものであり、矢線方向にスライダ155が移
動してディスクトレイ154はローディングシャーシ151上
に引き出され、反矢線方向にスライダ155が移動してデ
ィスクトレイ154はマガジン153内に収納される。
(考案が解決しようとする課題) ディスクチェンジ動作を迅速とすべく、スライダ155の
移動速度は一般に高速である。
上記従来装置は、スライダ155は、全ストローク中共、
等速であり、このため、引き出し終了附近ではターンテ
ーブルの真上に、マガジン153への収納終了附近では所
定位置(ローディングシャーシ151が昇降するときにス
ライダ155がマガジン153内のディスクトレイ154に衝突
しない位置に)、夫々、正確に停止させることはむづか
しく、各部材の調整に苦労する実状である。
又、ワイヤ156を組込むのはむづかしく、プーリ157,158
のため、広いデッドスペースを要している。
ディスクを収納する際の位置決めを容易にする技術とし
て、実開昭60−44255号と、特開昭63−217566号が知ら
れている。
前者は、ディスク収納ケースの収納目的位置に設けた搬
送体が接近したとき、センサの検出信号により検出片を
計数して搬送体の駆動モータを段階的に減速して取り出
し位置を制御するものであり、後者は、セルからハンド
ラ間でディスクカートリッジを搬送するアクセッサの搬
送モータの駆動電流を、セルとハンドラの手前で断続制
御してこれらの手前で搬送速度を低下させるようにした
ものである。
上記前者では、搬送体の駆動モータを段階的に減速する
ために、パルス発生回路、比較回路、計数回路などから
なる複雑な駆動制御回路が必要であり、上記後者では、
搬送モータを次第に減速するために、駆動電流を断続制
御する複雑な駆動制御回路が必要で、このため、上記両
者共に搬送装置は大型で高価なものとならざるを得ない
という問題がある。
この考案は、上記従来技術のかかる問題に鑑みて提案さ
れたもので、収納位置制御が簡易で小型となるトレイロ
ーディング装置に工夫したものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するためこの考案は、 マガジン8内に上下段載収納されたディスクトレイ6に
係合するスライダ57を、移動用モータM3にて駆動される
トレイ移動機構28,131によってローディングシャーシ19
上へ出し入れ移動し、ローディングシャーシ19の昇降動
作によってターンテーブル15へディスクトレイ6を移載
するマルチディスクプレーヤにおいて、 移動用モータM3は定速駆動とし、上記出し入れ移動速度
を、引き出し終了付近及び収納終了付近で遅くするよう
にトレイ移動機構28,131を構成した。
そしてトレイ移動機構28は、直線状移動するスライダ57
をその移動方向に対し直角方向にスライドできるよう係
合したローディングアーム46を有しており、このローデ
ィングアーム46を、スライダ57の上記移動方向に対し略
直角でかつ、上記移動範囲の略中間点で軸支したことを
特徴とするものである。
あるいは、トレイ移動機構131は、スライダ57に対し上
記出し入れ移動前方へは遊隙なく係合する送りねじ132
を有しており、この送りねじ132のリードを上記引き出
し終了付近及び収納終了付近に相当する位置では他の部
分よりも小さく形成したことを特徴とする。
スライダ57は、ローディングシャーシ19へ設けた長孔24
aに左右側部のボール58が摺接し、ローディングシャー
シ19の少なくとも上面によりスライダ57下面がガイドさ
れるものであることを特徴とする。
(作用) スライダ57の出し入れ移動速度を、引き出し終了付近及
び収納終了付近で遅くするようにトレイ移動機構28を構
成して、移動用モータM3は定速駆動としているので、移
動用モータM3の駆動制御は極めて簡易であり、収納位置
制御が簡易で小型となった。
トレイ移動機構28を、直線状移動するスライダ57をその
移動方向に対し直角方向にスライドできるよう係合した
ローディングアーム46を有し、かつ、ローディングアー
ム46を、スライダ57の上記移動方向に対し略直角でか
つ、上記移動範囲の略中間点で軸支しした構成のもので
は、引き出し終了付近及び収納終了付近で遅くするとい
うスライダ57の上記出し入れ移動速度の特性が、ローデ
ィングアーム46の軸支位置を上記のように設定するとい
う極めて簡易な構成により得られている。
あるいは、トレイ移動機構131を、スライダ57に対し、
上記出し入れ移動前方へは遊隙なく係合する送りねじ13
2を有しており、この送りねじ132のリードを上記引き出
し終了付近及び収納終了付近に相当する位置では他の部
分によりも小さく形成するという極めて簡易な構成によ
り、スライダ57の上記出し入れ移動速度の特性が得られ
ている。
スライダ57を、ローディングシャーシ19へ設けた長孔24
aに左右側部のボール58が摺接し、ローディングシャー
シ19の少なくとも上面によりスライダ57下面がガイドさ
れるものに構成すれば、上記出し入れ移動動作は、摩擦
抵抗が少なく、円滑となる。
(実施例) 次にこの実施例の実施例を図に基いて説明する。
第5図と第6図に夫々の動作位置での全体平面図を、第
7図と第8図に第5図の状態における要部の夫々左側面
図と右側面図を、第9図に第5図の状態における要部正
面図を、第10図に第5図の要部後面図を、夫々示した。
正面視略コ形の左右サブシャーシ1,2と左右サブシャー
シ1,2の後端(第5図で右側)に合接、ねじ取付けした
後サブシャーシ3及び、左右サブシャーシ1,2の前部
(第5図で左側)における内側に嵌入してねじ取付けし
た正面視形のマガジンホルダ4とによって箱形のシャ
ーシ5を構成する。
マガジンホルダ4は、ディスクトレイ6を上下に複数
個、段載できる(図示例では6個で、左右のガイド7,7
によって6個の載置段が形成され、各ディスクトレイ6
は前後スライド自在に収納される)マガジン8を、突條
9,9に沿って脱着自在に保持する。
マガジンホルダ4の左右側板の上部に、ホルダ上板10が
ねじ止めされ、後述するマガジンロック機構11とマガジ
ン排出機構12が、ホルダ上板10に組付けされる。
シャーシ5の後側(第5図で右側)における下部に、後
部底板13を、ビス14で取付け、ターンテーブル15を有す
るターンテーブルモータM1と、光ピックアップ17及び、
ピックアップ送りモータM4、光ピックアップ送り機構18
(例えばピニオン・ラックを主体とする)及び左右の基
準ピン64,65を後部底板13の上面に取付ける。
ローディングシャーシ19の左右側部に、上位の横軸20と
下位の横軸21を、前後と左右に夫夫、突設し、下位の横
軸21は、左右サブシャーシ1,2の外側方に位置する左右
のスライド板22,23の横孔22a,23a(水平状)に係合し、
上位の横軸20は、左右サブシャーシ1,2の縦孔1b,2b(鉛
直状)及び、左右のスライド板22,23の傾斜孔22b,23b
(水平に対し傾斜し、最下位に水平部22d,23dを有す
る)の双方に係合し、後部底板13の上方に位置する。
ローディングシャーシ19は、上板24と下板25及び、これ
らの間の左右側部に設けたコ形のガイド26,26とからな
る。
ディスク27をのせたディスクトレイ6を、マガジン8か
ら引き出してローディングシャーシ19のガイド26,26へ
挿入し、又はガイド26,26から引き出したディスクトレ
イ6をマガジン8へ挿入する機能をもつトレイ移動機構
28と、ディスクトレイ6が上記引き出し又は挿入される
高さ位置(トレイ出し入れ位置)からローディングシャ
ーシ19が下降してディスク27がターンテーブル15へ乗る
高さ位置(演奏位置)となったときターンテーブル15へ
ディスク27をクランプするクランプ機構29とからなるロ
ーディングユニットを、ローディングシャーシ19に取付
ける。
ローディングシャーシ19の上下動は、スライド板22,23
が下位の横軸21,21にガイドされて前方又は後方へ移動
することにより行われ、スライド板22,23のこの前後移
動を行う後述のリフト駆動機構31は、シャーシ5の前側
下部へビス32で取付けた前部底板33の上面に取付けられ
る。
トレイ移動機構28の第1例を、第1図に斜視図で示し
た。
ローディングシャーシ19の上板24上へ、支点軸51にて軸
支されたローディングアーム46には、ギヤ部52と円弧孔
53及び前後のスイッチ片54,55が形成され、ローディン
グアーム46の回動先端部に取付けたピン56に、スライダ
57の溝57aを移動可能に係合している。
第1図のA-A線断面として第2図に示すように、上板24
へ前後方向(第1図では左右方向)に設けた長孔24aに
スライダ57の下部を嵌合すると、スライダ57の溝57aは
長孔24aに対し平面視で直交することになり、スライダ5
7の上片57bと下片57cの突條57b1,57c1(溝57aに直交)
は上板24の上下面に夫々軽く接触し、スライダ57に取付
けた左右のボール58,58は、長孔24aに接触する構造であ
る。
尚図示例では、上片57bのボス部57dに下片57cの孔57eが
嵌着されて長孔24aへの嵌合を容易としている。
スライダ57に形成したフック59は、第6図に示すトレイ
出し入れ位置のときマガジンホルダ4に挿着されたマガ
ジン8と各ディスクトレイ6の夫々のフック孔8a,6a内
に納まり、ローディングシャーシ19が前記の上下動する
ときはフック孔8a,6aに接触せずにフック59も上下し、
マガジン4の上記各段の選択された一つにローディング
シャーシ19が略同一高さとなったとき、フック59は当設
段上のディスクトレイ6のフック孔6aに係合してスライ
ダ57の前後移動によりこのディスクトレイ6の上記引き
出し動作又は挿入動作が行われ、ローディングシャーシ
19が最低位のマガジン脱着位置(スリットEを光センサ
PH1が検知する第6図の位置)にあるときは、フック59
はマガジン8の底部側のフック孔8aよりも下方に位置し
てマガジン8の脱着にフック59が支障することは無い構
造である。
ローディングアーム46は、スイッチ片54が前側のスイッ
チS4を作動するトレイ収納終了位置とスイッチ片55が後
側のスイッチS2を作動するトレイ引き出し終了位置(演
奏位置の直上位置)との間を、往復回動するものであ
り、前記支点軸51を、この往復回動の略中間点に位置さ
せている。
ローディングアーム46の上記往復動作は、ギヤ部52に噛
合うピニオン60を、上板24に取付けた移動用モータM3
ベルト伝導機構61、ギヤ伝導機構62(何れも上板24に軸
支)によって駆動することで行われ、ローディングアー
ム46が上記双方の終了位置を往復回動するとき、ピン56
に対し溝57aがスライドしてスライダ57は長孔24aに沿
い、前後にスライドし、ディスクトレイ6の出し入れを
行う。
支点軸51は、ローディングアーム46の往復回動の略中間
点に位置し、円弧運動するので、スライダ57のストロー
クの中間点附近では、円弧運動に対し、スライダ57は略
平行に移動して最も速く移動し、引き出し終了位置附近
と収納終了位置附近では、円弧に対し傾斜して移動して
スライダ57は最も低速で移動する。
この結果、引き出し終了時は、ターンテーブル15の直上
へ正確にディスクトレイ6を停止できて、移載及びクラ
ンプ動作がミス無く行われ、収納終了時は、マガジン8
内の所定位置にディスクトレイ6を挿入できて昇降時に
スライダ57がディスクトレイ6に衝突するトラブルは発
生しなくなった。
上記双方の終了位置附近でスライダ57を低速とするため
に、ローディングアーム46の円弧運動とスライダ57の直
線運動を組合せたので、構造は上記の如く極めて簡単
で、デッドスペースも不要でコンパクトとなった。
ガイドピン63は、円弧孔53に係合して、ローディングア
ーム46の往復動作を円滑にする。
第3図に斜視図で、第4図にB-B線断面図でトレイ移動
機構131の第2例を示した。
ローディングシャーシ19の上板24へ軸支した送りねじ13
2にスライダ133を、ボール134を介して螺合し、スライ
ダ133の下部を長孔24aに嵌合して上板24の上面にスライ
ダ133の回り止めガイド133aを接触させ、送りねじ132
は、移動用モータM3と伝動機構135により定速で駆動す
る。
送りねじ132のリードは、引き出し終了位置附近及び収
納終了位置附近にスライダ133が螺合する部分m1とm
2を、短かく形成して、これら双方の位置附近でのスラ
イダ133の移動速度を低速としている。
次に、リフト駆動機構31等、上記夫々の機構の構造を説
明する。
リフト駆動機構31を、第11図に斜視図で示した。
例示したリフト駆動機構31はスライド板22,23の下部に
夫々取付けたラック34に常に噛合う半円板形で大径のギ
ヤ35を、軸36にて前部底板33へ軸支し、ギヤ35に噛合う
ピニオン37を、ウォーム38とウォームホイル39及び、ベ
ルト伝動機構40を介し、リフト用モータM2で駆動するも
のである。
ギヤ35を第5図,第11図の例えば矢線方向に回動すると
スライド板22は後動(第5図,第7図では右動)し、ス
ライド板23は前動(第5図,第8図では左動)してロー
ディングシャーシ19は上昇する。
横軸20が傾斜孔22b,23bの水平部22d,23dの入口に位置す
る状態では、演奏位置(第5図,第7図,第8図)であ
り、水平部22d,23dの奥部に位置するときは、マガジン
脱着位置(第6図)である。
ローディングシャーシ19を、トレイ出し入れ位置、演奏
位置(マガジン脱着位置)、の夫々の高さ位置に制御す
る高さ位置制御部42を例示説明する。
即ち、上記各位置に対応するスリットl1,…l6,H,E及
び、カム43のある扇形のシャッタ44をギャ35に取付け、
スリットl1,…の有無を検知する光センサPH1と、カム4
3の小径部43aでは例えばオフ動作し、光センサPH1がス
リットl1〜l6を検知できる範囲に形成されている 大径部43bではオン動作するスイッチS1(例えばマイク
ロ型)と、上記各位置への操作をマニュアルで入力する
入力キーK及び、マイクロコンピュータからなる制御部
CPUとを備えている(第12図参照)。
電源スイッチPが投入され、入力キーKが例えば下から
2段目のディクス27の演奏を指示すると、初期位置とし
て演奏位置(第5図)に停止しているギヤ35とリフト用
モータM2は、小径部43aによりスイッチS1がオフのため
矢線の上昇回動し、スライド板22,23の上記移動によ
り、ローディングシャーシ19は上動する。
大径部43bに入ってスイッチS1がオンとなり、これ以後
のスリットl1,l2,…の数が制御部CPUでカウントさ
れ、2回目のカウントが行われたとき、即ち、光センサ
PH1がスリットl2を検知したときに、制御部CPUの指令が
出てリフト用モータM2は停止し、ローディングシャーシ
19のガイド26の上面には、マガジン8の2段目と略同一
高さとなる。
トレイ移動機構28はトレイ挿入位置にあり、後述するデ
ィスク取出し位置記憶装置45がこの2番目の取出し位置
を記憶する。
リフト用モータM2が停止すると、制御部CPUの指令によ
りトレイ移動機構28の移動用モータM3が引き出し方向に
回転を始め、マガジン8内の2段目のディスクトレイ6
を引き出し、ターンテーブル15の直上にディスクトレイ
6が到ると、ローディングアーム46によりスイッチS
2(マイクロ型)が作動して移動用モータM3は停止す
る。
制御部CPUの指令により、リフト用モータM2は下降方向
に回転してシャッタ44を反矢線方向に回動し、スライド
板22,23の移動に伴い、ローディングシャーシ19は下動
し、スイッチS1が大径部43bのオンから小径部43aのオフ
に切換り、1番目のスリットHを光センサPH1が検知す
るとリフト用モータM2は停止し、ローディングシャーシ
19も停止して演奏位置となり、ディスクトレイ6上のデ
ィスク27はターンテーブル15に移載され、クランプ機構
29によってディスク27はクランプされる。
そうすると、制御部CPUの指令によってターンテーブル
モータM1は回転し、光ピックアップ17による記録再生及
び、光ピックアップ送り機構18による送り動作が行わ
れ、演奏が実行される。
演奏が終ると制御部CPUの指令によりリフト用モータM2
は上昇方向に回転し、ローディングシャーシ19のガイド
26が再びマガジン8の2段目と略同一高さとなる直前で
ディスク取出し位置記憶装置45のスイッチS3(マイクロ
型)が動作してリフト用モータM2はいわば停止待機状態
となり、その直後スリットl2を光センサPH1が検知する
とリフト用モータM2は停止する。
制御部CPUの指令により、移動用モータM3は挿入方向に
回転し、マガジン6内の2段目に向ってディスクトレイ
6が挿入を始め、挿入が終る位置でローディングアーム
46によりスイッチS4(マイクロ型)が動作して移動用モ
ータM3は停止する。
マガジン6からローディングシャーシ19上に取り出され
たディスクトレイ6にディスクトレイ27があれば、後部
底板13に取付けてある光センサPH2は、ディスクトレイ
6の孔6eを通ってディスク27による反射光にてオン動作
する。
マガジン6から取出されたディスクトレイ8とディスク
27は、演奏後、マガジン6の元の段のガイド7へ戻され
るので、このディスク取出し位置を、前記シャッタ44の
スリットl1〜l6の検知数を制御部CPUでカウント、記憶
し、マガジン6への挿入に先立ってこの記憶値だけギヤ
35を回動制御するようにディスク取出し位置記憶装置を
構成することも可能だが、演奏中、或いは、ローディン
グ動作中に電源スイッチPが切られ、メモリ用補助電源
を備えていても、長時間経過して取出し位置記憶が消滅
したときはかかる電気的記憶装置では対応できない。
かかる問題を解消するための機械的に構成されたディス
ク取出し位置記憶装置45の夫々の動作位置の側面図を第
13図,第15図,第16図に、平面図を第14図,第17図に夫
々示した。
マカジン8の段数に等しい係合段C1〜C6を上下方向に設
けた係合片71のガイド片71a,71aを、左右サブシャーシ
2に取付けた縦ピン72へ、遊嵌し、係合片71の内側ガイ
ド片71bと外側ガイド片71cを、夫々、左右サブシャーシ
の内側面と外側面に接触させて、左右サブシャーシ2の
孔2a内に内側ガイド片71b,外側ガイド片71cの接続部を
貫通させ、係合片71と左右サブシャーシ2との間に張っ
たばね73により、孔2aの上端に上記接続部が当る最上位
位置(第13図,第15図)で係合片71は停止し、左右サブ
シャーシ2に取付けたスイッチS3は、最上位位置の係合
片71にてオン作動している。
係合部74aと押動部74bを前後に形成した検出片74の中間
部分を、縦ピン75により上板24へ回動可能に枢支し、上
板24に突設したストッパ76と検出片74とに両端が係止さ
れた巻きばね77により、押動部74bが長孔24aに近づく方
向に検出と片74を回動附勢し、ストッパ76に検出片74が
当る位置(第5図,第17図)では押動部74bはスライダ5
7の移動軌跡内に突出すると共に、係合部74aの一部分は
平面視で係合段C1〜C6に重なるように、又、スライダ57
がトレイ収納位置まで移動すると、押動部74bはスライ
ダ57により押され、巻ばね77に抗って係合部74aの上記
重なりが無くなる位置まで検出片74は回動する。
従って、例えばローディングシャーシ19がマガジン8の
2段目に位置し、ローディングアーム46がトレイ収納位
置にあると、検出片74の係合部74aは、係合片71の2段
目の係合段C2に係合はしないが対峙する位置となる。
次にローディングアーム46が後方へ回動して2段目のデ
ィスクトレイ6を引き出し始め、スライダ57が押動部74
bから離れると、検出片74は回動して係合部74aは係合段
C2に係合する。
ディスクトレイ6がローディングシャーシ19へ完全に移
載され、リフト駆動機構31による前記動作によりローデ
ィングシャーシ19が演奏位置に達し(第16図)、演奏が
終るとローディングシャーシ19は上昇する。
検出片74に係合している係合片71も一体に上動し、ロー
ディングシャーシ19がマガジン8の2段目と略同一高さ
となる直前で係合片71がスイッチS3を動作させ(第15
図)、その直後にスリットl2を光センサPH1が検知して
制御部CPUの指令によりリフト用モータM2は停止し、ロ
ーディングシャーシ19のガイド26はマガジン8の2段目
に略同一高さとなって停止する。
ローディングアーム46が前方へ回動してフック59がティ
スクトレイ6をマガジン8の2段目に挿入し、スライダ
57が押動部74bを押し、検出片74は第15図で左回動して
係合段C2から外れ、ローディングシャーシ19は演奏位置
に戻って待機する。
このように、検出片74と係合片71及びスイッチS3からな
る機械的部品によってディスク取出し位置が記憶される
ので、演奏途中等で電源が切られても、次の電源投入
後、元の取出し段にディスクトレイ6を正しく挿入する
ことができる。
なお、例示したマガジンロック機構11とマガジン排出機
構12を概述する。
マガジン8を挿入すると、マガジン8の前端部が排出用
スライダ97を後方へ押動し、カムピン98も後動してカム
溝91の入口部91aの終り近くになると、マガジンの前端
部はロック爪81の内方を通過し、カム溝91の奥部91bに
カムピン98が進入するとロックアーム85の係合溝84は検
出アーム94の係合ピン89から少し離れることができる位
置に検出アーム94が達し、これによりロックアーム85は
検出アーム94からフリーとなってロックアーム85はばね
88によって少し左回動してロック爪81がマガジン8の左
側面8bに接触する。
挿入完了位置に達するとマガジン8の左側部のロック孔
8cにロック爪81が嵌入、係合してマガジン8はロックさ
れ、スイッチ片83はスイッチS5の作動片から離れてスイ
ッチオフとなり、排出用ばね99は充分に引き伸ばされ
る。
マガジン8をマガジンホルダ4から取外すには、排出キ
ーJを操作して行われる。
先ず、ディスクトレイ6が引き出されておればトレイ移
動機構28が動作してこのディスクトレイ6をマガジン8
の元の段に戻す。
次に、リフト駆動機構31が動作してローディングシャー
シ19は下降し、スイッチS1がオフとなり、2番目のスリ
ットEを光センサPH1が検知すると、リフト駆動機構31
は停止してローディングシャーシ19はマガジン排出位置
(演奏位置と同一高さ)となる。
リフト移動機構31がマガジン排出位置へ移動するとき、
左側のスライド板22は演奏位置よりもさらに前へ移動
し、押動部22cにより、ロックアーム85の作動部82は右
内方へ押され、ロックアーム85は右回りしてロック爪81
がマガジン8のロック孔8cから外れる。
これによりマガジン8は、排出用ばね99に附勢された排
出用スライダ97に押されてマガジンホルダ4から排出さ
れ、スイッチ片83がスイッチS5を押してスイッチオンと
なる。
次にリフト駆動機構31がローディングシャーシ19を上昇
させ、一たんスイッチS1がスイッチオンとなってローデ
ィングシャーシ19を下降し、光センサPH1によって1番
目のスリットHを検出するとローディングシャーシ19は
演奏位置に停止する。
例示したクランプ機構29は、ローディングシャーシ19が
夫々のトレイ出し入れ位置にあるときではばね128によ
り、ディスククランパ121が上板24のストッパ24eに当接
して非クランプ位置となり、ローディングシャーシ19が
演奏位置まで下降すると、作動片3aにて作動用ねじ129
が突き上げられてディスククランパ121は下動し、ター
ンテーブル15とディスククランパによりディスク27はク
ランプされる。
第23図は、シャーシ5に設けられている電源、電源スイ
ッチP、制御部CPU等と、ローディングシャーシ19に設
けられている移動用モータM3、スイッチS2,S4等を接続
する配線材束136をまとまり良く保持するための配線材
保持部137をマガジン8内のディスクトレイ6のはみ出
し矯正用のガードアーム138に設けた実施例である。
ガードアーム138は、下端をピン139によりローディング
シャーシ19へ枢支し、上端に取付けたピン140は、ホル
ダ上板10の側板に設けたガイド孔141へ、左右方向スラ
イド可能に係合され、マガジン8のトレイ出入口端にガ
ードアーム138の側面は接近している。
配線材保持部137は、ガードアーム138に溝142を設け、
押え板143を適宜、形成したものであり、配線材束136は
溝142内に収められる。
従来は、図示は省略したが、配線材束136をガードアー
ム138に沿わせてテープで止めているので、テーピング
の手数を要し、束ね難かった。
上記配線保持部137をガードアーム138に設けたので、特
別な部材は不要で配線材は束ね易くなった。
次に動作を説明する。
マガジン8をマガジンホルダ4へ挿入するとマガジンロ
ック機構11が動作してロック爪81はロック孔8cに係合し
マガジン8がロックされ、トレイロック解除アーム105
によりロック爪111はロック凹部6bから外れてディスク
トレイ6はロック解除され、排出用スライダ97は後方へ
押動されて排出用ばね99は張られ、スイッチS5はスイッ
チオフとなる。
電源スイッチPを投入すると、若し、取出されたままの
ディスクトレイ6があるとディスク取出し位置記憶装置
45によりリフト駆動機構31が働いてローディングシャー
シ19と共にディスクトレイ6をマガジン8の元の段に位
置合せし、トレイ移動機構28によりディスクトレイ6を
元の段に挿入する。
リフト駆動機構31は、ローディングシャーシ19を下降さ
せて演奏位置に待機させる(第18図)。
入力キーKにより、演奏したいディスク27のマガジン8
内における段数が制御部CPUに入力されると、リフト駆
動機構31が動作してローディングシャーシ19は上昇し、
光センサPH1によりスリットl1,l2…の検知個数がカウ
ントされ、入力段数Nにカウント数nが一致するとロー
ディングシャーシ19は停止する。
トレイ移動機構28が動作してスライダ57はディスクトレ
イ6をローディングシャーシ19へ移載し始める。
ディスク取出し位置記憶装置45の検出片74からスライダ
57が外れると係合部74aは、入力段数nに等しい数の係
合段C1〜C6の一つに係合する。
移載が終るとリフト駆動機構31はローディングシャーシ
19を下降させ、検出片74と共に係合片71も下動し、光セ
ンサPH1がスイッチS1オンからオフに切換って1番目の
スリットHを検知するとリフト駆動機構31は停止し、ロ
ーディングシャーシ19は演奏位置に到り、ディスクトレ
イ6の基準孔6c,6dは基準ピン64,65(後部底板13に立
設)に嵌合してディスクトレイ6は支えられ、ディスク
27はターンテーブル15に乗る。
この演奏位置での停止寸前から作動用ねじ129は作動片3
aに突き上げられてディスククランパ121は下降を始め、
演奏位置でターンテーブル15へディスク27は圧接、クラ
ンプされる。
若し、上記入力キーKにて指示された段のディスクトレ
イ6にディスク27が入っていないときは、このディスク
トレイ6がローディングシャーシ19へ略移載を終ったと
き、ディスクトレイ6の下方の光センサPH2の入射光は
ディスクトレイ6の孔6eを単に通過して光センサPH2
反射光が入射せず、制御部CPUの指令によってこのディ
スクトレイ6をマガジン8の元の段に戻し、次にローデ
ィングシャーシ19を演奏位置に下降させて待機する(第
19図,第20図)。
クランプ終了時、制御部CPUの指令によってターンテー
ブルモータM1、ピックアップ送りモータM4が駆動され、
演奏が始まる。
演奏が終ると装置は停止し、次の指令を待つ。
演奏が終り、次のディスク27の演奏を指示したときのフ
ローを第20図に、タイミングを第22図に示した。
入力キーKにて新たな段数(例えば2段目)が指示され
ると、ローディングシャーシ19は上昇(前回の演奏位置
から)し、検出片74も上昇して元の段に一致する直前で
スイッチS3をオン動作させ、その直後のスリットl1〜l6
の一つを光センサPH1が検知するとリフト用モータM2
停止する。
トレイ移動機構28が動作してディスクトレイ6をマガジ
ン8への例えば3段目に戻し挿入し、移動用モータM3
停止する。
制御部CPUによって前回の入力段数Nと今回の新たな入
力段数Nが比較され、新たな入力段数Nの方が小さけれ
ばローディングシャーシ19は下降し、逆に新たな入力段
数Nの方が大きければ上昇するように、リフト用モータ
M2の回転方向が制御される。
ローディングシャーシ19のこれらの上下が始まると、前
述したとおり、光センサPH1によるスリットl1,l2,…
のカウント、ローディングシャーシ19の所定高さでの停
止、ディスクトレイ6の取出し、ディスク取出し位置の
記憶、演奏位置への下降と演奏動作が行われる。
マガジン8の排出操作におけるフロー(ローディングシ
ャーシ19上にディスクトレイ6有のとき)を第21図に示
した。
排出キーJが操作されると、ディスク取出位置記憶位置
45の作用により、マガジン8の元の段にローディングシ
ャーシ19上のディスクトレイ6を戻し挿入すると上記一
連の動作が行われ、次にリフト用モータM2は下降してス
ライド板22,23は演奏位置を通り過ぎて排出位置へ移動
し、2番目のスリットEを光センサPH1が検知するとリ
フト駆動機構31は停止する。
排出位置への移動に伴いスライド板22の押動部22cがロ
ックアーム85の作動部82を内側へ押してロック爪81がロ
ック孔8cから外れると、マガジン8は排出用ばね99の複
元力により排出用スライダ97にて押されてマガジンホル
ダ4から排出され、トレイロック解除アーム105から外
れたトレイロックアーム110は、ディスクトレイ6をマ
ガジン8にロックする。
ロックアーム85が戻り回動するとスイッチS5はオン動作
し、リフト用モータM2は一たん上昇方向に回転し、演奏
位置よりも少し上位位置でオンするスイッチS1のこのオ
ン動作によりリフト用モータM2は下降方向に反転回転
し、1番目のスリットHを光センサPH1が検知した演奏
位置で停止し、ローディングシャーシ19もこの位置で待
機することになる。
ローディングシャーシ19上にディスクトレイ6が無い場
合では、上記ディスクトレイ6の戻し挿入プロセスが無
いので、演奏位置にあるローディングシャーシ19は全く
動くことなく、ギヤ35が少し回動すると直ちに上記ロッ
ク解除動作が行われ、マガジン排出は極めて迅速とな
る。
(考案の効果) この考案に係るマルチディスクプレーヤのトレイローデ
ィング装置は上述のように構成したものであって、スラ
イダ57の出し入れ移動速度が引き出し終了付近及び収納
終了付近で遅くなるようにトレイ移動機構28を構成し
て、移動用モータM3は定速駆動としているので、移動用
モータM3の駆動制御は極めて簡易であり、収納位置制御
が簡易で小型となった。
トレイ移動機構28を、直線状移動するスライダ57をその
移動方向に対し直角方向にスライドできるよう係合した
ローディングアーム46を有し、かつ、ローディングアー
ム46を、スライダ57の上記移動方向に対し略直角てか
つ、上記移動範囲の略中間点で軸支しした構成のもので
は、引き出し終了付近及び収納終了付近で遅くするとい
うスライダ57の上記出し入れ移動速度の特性が、ローデ
ィングアーム46の軸支位置を上記のように設定するとい
う極めて簡易な構成により得られている。
あるいは、トレイ移動機構131を、スライダ57に対し、
上記出し入れ移動前方へは遊隙なく係合する送りねじ13
2を有しており、この送りねじ132のリードを上記引き出
し終了付近及び収納終了付近に相当する位置では他の部
分よりも小さく形成するという極めて簡易な構成によ
り、スライダ57の上記出し入れ移動速度の特性が得られ
ている。
スライダ57を、ローディングシャーシ19へ設けた長孔24
aに左右側部のボール58が摺接し、ローディングシャー
シ19の少なくとも上面によりスライダ57下面がガイドさ
れるものに構成すれば、上記出し入れ移動動作は、摩擦
抵抗が少なく、円滑となる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第23図まではこの考案の実施例を示し、第1
図はトレイ移動機構の斜視図、第2図は第1図のA-A線
断面図、第3図はトレイ移動機構の第2実施例の斜視
図、第4図は第3図のB-B線断面図、第5図と第6図は
マルチディクスプレーヤの主要部平面図、第7図と第8
図は夫々第5図の左側面図と右側面図、第9図と第10図
は夫々第5図の要部正面図と要部後面図、第11図はリフ
ト駆動機構の斜視図、第12図は制御回路図、第13図,第
15図,第16図はディスク取出し位置記憶装置の夫々の動
作状態の側面図、第14図は第13図の平面図、第17図は第
16図の平面図、第18図,第19図,第20図,第21図はフロ
ーチャート、第22図はタイミングチャート、第23図は配
線材保持部の斜視図、第24図は従来装置の平面図であ
る。 1,2…左右サブシャーシ、1a…切欠孔、1b,2b…縦孔、2
a,6e,24b…孔、3…後サブシャーシ、3a…作動片、4…
マガジンホルダ、4a…左側板、5…シャーシ、6…ディ
スクトレイ、6a,8a…フック孔、6b…ロック凹部、6c,6d
…基準孔、7…ガイド、8…マガジン、8b…左側面、8c
…ロック孔、8d…長溝、9…突條、10…ホルダ上板、10
a,10b,24a…長孔、11…マガジンロック機構、12…マガ
ジン排出機構、13…後部底板、14,33…ビス、15…ター
ンテーブル、17…光ピックアップ、18…光ピックアップ
送り機構、19…ローディングシャーシ、20,21…横軸、2
2,23…スライド板、22a,23a…横孔、22b,23b…傾斜孔、
22c,74b…押動部、22d,23d…水平部、24…上板、25…下
板、26…ガイド、27…ディスク、28,131…トレイ移動機
構、29…クランプ機構、31…リフト駆動機構、33…前部
底板、34,100…ラック、35,45…ギヤ、36…軸、37,60,1
02…ピニオン、38…ウォーム、39…ウォームホイル、4
0,61…ベルト伝動機構、42…高さ位置制御部、43…カ
ム、43a…小径部、43b…大径部、44…シャッタ、45…デ
ィスク取出し位置記憶装置、46…ローディングアーム、
51,127…支点軸、52…ギヤ部、53,円弧孔、54,55,83…
スイッチ片、56,96,139…ピン、57,133…スライダ、57a
…溝、57b…上片、57c…下片、57b1,57c1…突條、57d
…ボス部、57e…孔、58,134…ボール、59,87…フック、
62…ギヤ伝動機構、63…ガイドピン、64,65…基準ピ
ン、71…係合片、71a…ガイド片、71b…内側ガイド片、
71c…外側ガイド片、72,75…縦ピン、73,88,107,128…
ばね、74…検出片、74a…係合部、76,108…ストッパ、7
7…巻きばね、81,111…ロック爪、82,104…作動部、84
…係合溝、85…ロックアーム、86,95,106,109…支点ピ
ン、89…係合ピン、90…ロックアーム側部、91…カム
溝、91a…入口部、91b…奥部、92…カムアーム、93…ガ
イド孔、94…検出アーム、97…排出用スライダ、97a,97
b…ガイド部、97c…当接片、98…カムピン、99…排出用
ばね、101…排出用ダンパ、103…解除部、105…トレイ
解除アーム、110…トレイロックアーム、121…ディスク
クランパ、122…押えばね、123…クランパアーム、124
…支承板、125…支承部、126…支承用板ばね、129…作
動用ねじ、132…送りねじ、133a…回り止めガイド、136
…配線材束、137…配線材保持部、138…ガードアーム、
141…ガイド孔、142…溝、M1…ターンテーブルモータ、
M2…リフト用モータ、M3…移動用モータ、M4…ピックア
ップ送りモータ、S1,S2,S3,S4,S5…スイッチ、C1
C2…係合段、PH1,PH2…光センサ、l1,l2,…l6,H,E…
スリット、P…電源スイッチ、K…入力キー、J…排出
キー、CPU…制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 今井 邦夫 東京都渋谷区渋谷2丁目17番5号 株式会 社ケンウッド内 (56)参考文献 特開 平1−220174(JP,A) 特開 昭63−217566(JP,A)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】マガジン8内に上下段載収納されたディス
    クトレイ6に係合するスライダ57を、移動用モータM3
    て駆動されるトレイ移動機構28,131によってローディン
    グシャーシ19上へ出し入れ移動し、ローディングシャー
    シ19の昇降動作によってターンテーブル15へディスクト
    レイ6を移載するマルチディスクプレーヤにおいて、 移動用モータM3は定速駆動とし、上記出し入れ移動速度
    を、引き出し終了付近及び収納終了付近で遅くするよう
    にトレイ移動機構28を構成したことを特徴とするマルチ
    ディスクプレーヤのトレイローディング装置。
  2. 【請求項2】トレイ移動機構28は、直線状移動するスラ
    イダ57をその移動方向に対し直角方向にスライドできる
    よう係合したローディングアーム46を有しており、この
    ローディングアーム46を、スライダ57の上記移動方向に
    対し略直角でかつ、上記移動範囲の略中間点で軸支しし
    たことを特徴とする請求項1記載のマルチディスクプレ
    ーヤのトレイローディング装置。
  3. 【請求項3】トレイ移動機構131は、スライダ57に対し
    上記出し入れ移動前方へは遊隙なく係合する送りねじ13
    2を有しており、この送りねじ132のリードを上記引き出
    し終了付近及び収納終了付近に相当する位置では他の部
    分よりも小さく形成したことを特徴とする請求項1記載
    のマルチディスクプレーヤのトレイローディング装置。
  4. 【請求項4】スライダ57は、ローディングシャーシ19へ
    設けた長孔24aに左右側部のボール58が摺接し、ローデ
    ィングシャーシ19の少なくとも上面によりスライダ57下
    面がガイドされるものであることを特徴とする請求項1,
    2または3記載のマルチディスクプレーヤのトレイロー
    ディング装置。
JP1988117853U 1988-09-09 1988-09-09 マルチディスクプレーヤのトレイローディング装置 Expired - Lifetime JPH0718051Y2 (ja)

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JPS63217566A (ja) * 1987-03-05 1988-09-09 Fujitsu Ltd デイスクカ−トリツジ搬送モ−タ駆動方式

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