JP2548276B2 - マルチディスクプレーヤ - Google Patents

マルチディスクプレーヤ

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JP2548276B2
JP2548276B2 JP63049985A JP4998588A JP2548276B2 JP 2548276 B2 JP2548276 B2 JP 2548276B2 JP 63049985 A JP63049985 A JP 63049985A JP 4998588 A JP4998588 A JP 4998588A JP 2548276 B2 JP2548276 B2 JP 2548276B2
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幸生 森岡
清三 三好
周二 坂本
壮一 木村
政人 根岸
祐二 有吉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディスクプレーヤに関し、特に複数枚のディ
スクを収納でき、且つその収納された任意のディスクを
順次選択して連続した演奏が可能なマルチディスクプレ
ーヤに関する。
従来の技術 近年、ディジタルオーディオディスクが各種発売さ
れ、その利用量も急激に増加しており、6〜10枚のディ
スクを順に連続演奏出来るマルチディスクプレーヤが各
種開発されている。このマルチディスクプレーヤとして
は、レーザー光を用いて信号を読み取る光ピックアップ
ブロック全体を上下に移動させながら連続演奏するタイ
プのものが多く、重い光ピックアップブロックを上下に
駆動させるため、これを駆動するメカニズムが複雑で高
価なものになっていた。
以下に上述した従来のマルチディスクプレーヤについ
て説明する。
第21図は従来のマルチディスクプレーヤを示す。第21
図において、トレイ101のディスク担持部101aに載置さ
れたディスク102はマガジン103の6段に形成された棚10
3aに順に配列,収納されており、それぞれ引き出し,収
納自在となっている。
104はマルチディスクプレーヤのメカニズム本体であ
り、コ字状に形成されたマガジンを収納するためのマガ
ジンベース105には常時、マガジン103が定位置に収納さ
れている。
106はマガジン押し出しレバーであり、常時マガジン1
03の挿入によって矢印イ方向に押されているが、引きば
ね107によって矢印ロ方向に押し出す様構成されてい
る。
108はマガジンをロックするためのマガジンロックレ
バーであり、引きばね109によって、マガジン103の側壁
に形成された凹部103bと系合してマガジン103の矢印ロ
方向への押し出しを阻止する様構成されている。
110はプランジャーであり、マガジン103を取り出す時
通電によってロックレバー108とマガジン103の側壁に形
成された凹部103bとの系合を解除して、マガジン103は
マガジン押し出しレバー106によって押し出される様構
成されている。
111はマガジンの押し出し速度をコントロールするた
めの速度コントロール装置であり、マガジン押し出しレ
バー106に圧接して、マガジン103の押し出し速度をコン
トロールする様構成されている。
112はトレイフックであり、トレイ101を演奏開始位置
まで供給するためのローディングベース113に設けられ
たガイド軸114に案内されて矢印イ−ロ方向にスライド
する様構成されている。115はローディングベース上に
設けられたトレイフック駆動モーターであり、プーリー
116,ベルト117によって、トレイフック112を矢印イ−ロ
方向に駆動させ、トレイ101に設けられた凹部101bがト
レイフック112と同図BのA部詳細に示すように系合し
て、マガジン103からトレイ101を引き出し、収納する様
構成されている。
118はローディングベース113に設けられ、トレイ101
を光ピックアップブロック119のターンテーブル120上に
案内してディスク102の演奏を開始させるためのトレイ
ガイドである。
121はスクリューネジであり、ローディングベース113
を水平に保持しながら上下に昇降させるため、ローディ
ングベース113の周囲に3ケ所設けられたメネジ部122と
かん合して、ローディングベース113を上下に昇降させ
る様構成されている。
123は3本のスクリューネジ121の下部に設けられた小
歯車124とかみ合って3本のスクリューネジを駆動する
ためのタイミングベルトであり、昇降駆動モーター125
によって駆動する様構成されている。
以上のように構成されたマルチディスクプレーヤにつ
いて以下、その動作を説明する。
6枚のディスク102とトレイ101とを収納したマガジン
103を、マガジンベース105に挿入するとマガジン押し出
しレバー106の押し返し力とマガジンロックレバー108に
よって定位置にロックされる。次にローディングベース
113が昇降駆動モーター125の正転によって上昇し、トレ
イフック112とトレイ101の凹部101bが系合する高さで停
止する。
つづいて、トレイフック駆動モーター115が正転し
て、トレイフック112がトレイ101を矢印イ方向に引き出
し、ディスク102のセンターがターンテーブル120のセン
ター上にくると停止して演奏が開始される。
演奏が終了するとトレイフック駆動モーター115が逆
転してトレイフック112がトレイ101を矢印ロ方向に押し
返しマガジン103内に収納した後、昇降駆動モーター125
が逆転しローディングベース113は、トレイフック112が
トレイ101の凹部101bと上下方向において系合がはずれ
る高さまで下降して、停止する。
プランジャー110に通電すると、マガジンロックレバ
ー108とマガジン103の凹部103bとの系合が解除され、マ
ガジン103は、マガジン押し出しレバー106によって矢印
ロ方向に押し出され、マルチディスクプレーヤ本体104
から取り出すことができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のような構成では、トレイフック11
2とトレイ101の凹部101bとの矢印イ−ロ方向での系合
は、ローディングベース113が上または下方向に移動し
て、トレイフック112が、マガジン103内に収納されてい
る最上段または最下段のトレイ101の、上または下まで
移動しないと外れないようになっており、演奏終了後マ
ガジン103をマガジンベース105から排出しようとした場
合、マガジン103にトレイ101を返却した後、前記したよ
うに、ローディングベース113が上または下方向に移動
して、トレイフック112が、マガジン103内に収納されて
いる最上段または最下段のトレイ101の、上または下ま
で移動してからでないと、マガジン103は排出できず、
非常に時間がかかっていた。
また、マガジン103をマガジンベース105に装着して、
ディスク102を演奏しようとする場合も、前記したよう
に、トレイフック112はマガジン103内のトレイ101の位
置より、上または下に出ているので、指定のトレイ101
の位置まで移動するのに、時間がかかっていた。
本発明は前記課題に鑑み、マガジンにトレイを返却し
た後に、トレイフックとトレイとの水平方向の系合が外
れて、ローディングベースに取り付けられているトレイ
フックが、上下方向においてどの位置にあっても、マガ
ジンベースへのマガジンの装着及び排出が任意に行える
マルチディスクプレーヤを提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、ディスクを担
持したトレイを複数枚上下方向に順に配列収納するマガ
ジンと、前記マガジンを装着するマガジンベースと、上
下方向に移動して前記マガジンにおける任意の前記トレ
イを選択して演奏位置まで搬送するローディングベース
とを備え、前記ローディングベース上に水平方向にスラ
イド可能に取り付けられたトレイフックベースに設けた
前記トレイフックベースの前記スライド可能の方向に長
く形成された長穴に前記マガジンに収納されている前記
トレイを引き出し、また逆に返却するトレイフックの回
転中心軸部を回転及び移動自在に取り付けるとともに、
前記トレイフックの一端に前記トレイフックベースの一
端を当接させ、前記マガジンに前記トレイを返却した後
に、前記トレイフックは、回転して前記トレイとの水平
方向の係合がはずれるように構成されている。
作用 本発明は上記構成により、ローディングベース上に、
水平方向にスライド可能に取り付けられたトレイフック
ベースの長穴に、トレイフックを回転及び移動自在に取
り付け、マガジンにトレイを返却した後に、トレイフッ
クは、回転して前記トレイとの水平方向の系合がはずれ
るよう構成することによって、ローディングベースに取
り付けられているトレイフックが、上下方向においてど
の位置にあっても、マガジンベースヘのマガジンの装着
及び排出が任意に行える。
実施例 以下本発明の一実施例のマルチディスクプレーヤにつ
いて図面を参照しながら説明する。
第1図において、トレイ1のディスク担持部1aに載置
されたディスク2はマガジン3の6段に形成された棚3a
に順に配列,収納されており、それぞれ引き出し、収納
自在となっている。
4は本実施例のマルチディスクプレーヤのメカニズム
本体であり、コ字状に形成されたマガジンを収納するた
めのマガジンベース5には常時、マガジン3がマガジン
ベース5に形成されたストッパー5aに当る位置まで挿入
されている。
6はマガジンベース5に挿入されたマガジン3のとび
出しを防ぐためのマガジンロックレバーであり、マガジ
ンベース5の下部に設けたマガジンベース基板7上の取
付軸8を中心に回動できるよう構成されている。
9はマガジンロックレバー6を回動させるためのロッ
クレバー引きばねであり、マガジンロックレバー6の上
部に設けたバネかけピン6aと、マガジンベース基板7に
設けたバネかけ部4aとの間に付勢されている。
6bはマガジンロックレバー6の先端部に形成したフッ
ク部であり、マガジンベース5に設けた開口部5bを貫通
してマガジン3の側壁に形成した凹部3bと系合してマガ
ジン3のとび出しを防ぐ様構成されている。
10はトレイフックであり、マガジン3に収納されたト
レイ1の凹部1bに系合して、トレイ1を引き出すもので
あり、両端にトレイ1を案内するトレイガイド11を設け
たローディングベース12の曲げ部12aにそって、矢印イ
−ロ方向にスライドできるよう構成された、トレイフッ
クブロック13に設けらている。
14はトレイ1を矢印イ−ロ方向に駆動させてマガジン
3から取出し収納するため、トレイフックブロック13を
矢印イ−ロ方向に駆動させる駆動ラックであり、下部に
設けたガイド部14a及び14bがメカニズム本体4の曲げ部
4aとかみ合って、矢印イ−ロ方向にスライドできるよう
構成されている。
14cは駆動ラック14の一端に設けた上方向に向う断面
凹状の柱部であり、トレイフックブロック13の凸部13a
が嵌合して、上下にスライドできる様構成されている。
第2図は本発明の一実施例のマルチディスクプレーヤ
の分解図であり、15はメカニズム本体4上に設けられた
軸16を中心に回転し、駆動ラックの歯14gとかみ合って
駆動ラックを矢印イ−ロ方向に駆動する駆動ギヤーであ
る。
17は駆動ギヤー15及び駆動プーリー18とかみ合うよう
構成され減速を行なうための中間ギヤーであり軸19を中
心に回転する様構成されている。
20は軸21を中心に回転する様設けられた駆動プーリー
18と、モーター22の上部に設けられたプーリー23との間
に設けられモーター22の回転を駆動プーリー18に伝達す
るためのベルトである。
24はギヤーセットレバーであり、軸25を中心に回動出
来る様設けられており、一端の凹部24aとメカニズム本
体4に設けられたバネかけ部4bとの間にギヤーセットバ
ネ26が付勢されている。
24はギヤーセットレバー24の他端に設けられた凸部で
あり、第3図Aの様に駆動ラック14が駆動ギヤー15によ
って矢印ロ方向に送られたとき駆動ラック14の凸部14d
の斜面14eをさらに矢印ロ方向へ押し、駆動ラック14の
欠歯14fと駆動ギヤー15を離す様構成されている。
この位置においてトレイフック10はマガジン3に収納
されたトレイ1の凹部1bに一定のスキマで嵌合しており
ハ−ニ方向に移動可能となるよう構成されている。
27はマガジン3を矢印ロ方向に押し出す差動ラックで
あり、駆動ラック14の下部にスライド可能に設けられて
おり、駆動ギヤー15とかみ合って、矢印イ−ロ方向に駆
動されるため、駆動ラック14の歯14gの中心線と差動ラ
ック27の歯27aの中心線は平面で同一線となる様構成さ
れている。
27bは駆動ラック14の長孔14hの表面、上方に突出した
マガジン3を押し出す押し出し部であり、引きばね28に
よって常時駆動ラック14の長孔の端部14h′まで引き寄
せる様構成されている。この時駆動ラック14の歯14gと
差動ラック27の歯27aは山,谷が合う様構成されてい
る。
第3図Aはトレイフック10がトレイ1をマガジン3の
中に収納した状態を示すものであり、メカニズム本体4
上に設けられたスイッチ29は差動ラック27に設けたスイ
ッチ押し部27cによって押されオン状態となり、スイッ
チ30はオフ状態となる位置関係に構成されている。
駆動ギヤー15が第3図Bの矢印方向に回転すると、ま
ず差動ラック27をイ方向に駆動し、次に駆動ラック14と
共に差動ラック27が駆動ギヤー15とかみ合ってロ方向に
進み差動ラック27とのかみ合いが終了して駆動ラック14
がさらにイ方向に駆動されると差動ラック27の端部27d
がメカニズム本体4のストッパー部4cに当接して止りさ
らに駆動ラック14がイ方向に進むと差動ラック27は駆動
ラック14上をスライドし、第3図Bの状態になる。第3
図Bは、トレイフック10がトレイ1をマガジン3からイ
方向に引き出して、トレイ1に載置されたディスク2の
センターが、第2図の様にメカニズム本体4上に設けら
れた既知の光ピックアップブロック31のターンテーブル
32のセンターで止っている状態を示すものである。
この時スイッチ29はOFF状態となり、スイッチ30は駆
動ラック14の凸部14dに押されてON状態となる位置関係
に構成されている。
次に第3図cの矢印の様に駆動ギヤー15が逆転すると
駆動ラック14はロ方向に駆動され、差動ラック27の押し
出し部27bが引きばね28によって引かれ駆動ラック14の
長穴端部14iに当接する。
さらに駆動ラック14がロ方向に駆動されると差動ラッ
ク27と駆動ラック14は共に駆動ギヤー15とかみ合って第
3図Aの様に駆動ギヤー15と駆動ラック14のかみ合いが
はずれて、ギヤーセットレバー24によって駆動ラック14
がさらにロ方向に押されると駆動ラック14の端部14jが
メカニズム本体4のストッパー4dに当接して止る。
さらに駆動ギヤー15が第3図cの矢印方向に回転する
と、差動ラック27のみがロ方向に駆動され、第4図の様
に押し出し部27bの一方に傾斜面を形成した押し部27b′
が、マガジンロックレバー6の下方に形成された湾曲し
たリブ部6cを押し、マガジンロックレバー6を矢印ヘの
方向に回動させて、マガジン3の側壁に形成した凹部3b
からマガジンロックレバー6の先端部に形成したフック
部6bのロックを解除し、さらに差動ラック27がロ方向に
駆動されると、マガジンベース基板7に設けられたイジ
ェクトレバー33の押し部33aが差動ラック27の押し部27b
に押されてロ方向にマガジン3を押し出し、第3図cの
状態となる。
イジェクトレバー33はマガジンベース基板7に設けた
軸34と長孔33bが嵌合して一定量矢印イ−ロ方向にスラ
イド出来る様構成されており一端の曲げ部33cがマガジ
ン3の下部を押し出す様構成されている。
この時スイッチ29は差動ラック27のスイッチ押し部27
eによってオン状態となり、スイッチ30は差動ラック27
のスイッチ押し部27fによってオン状態となる位置関係
に構成されている。
第3図D及び第4図のようにマガジン3をマガジンベ
ース5に挿入するとマガジンロックレバー6は引きばね
9によって、矢印ホ方向に回動し、マガジン3の側壁に
設けた凹部3bにフック部6bが系合してマガジン3が矢印
ロ方向に出ないようロックされる。
イジェクトレバー33は矢印イ方向に押されて差動ラッ
ク27の押し出し部27bをイ方向に駆動する。
この時スイッチ30は差動ラック27のスイッチ押し部27
fからはなれてOFFとなり、スイッチ29も差動ラック27の
スイッチ押し部27eからはなれてOFFとなり、モーター22
が回転して、駆動ギヤー15を第3図Dの矢印方向に回転
させて、差動ラック27のみがイ方向に駆動されて第3図
Aの状態で止る様構成されている。
差動ラック27がモーター22によって駆動されイ方向に
移動するとき第4図Bのように傾斜面を形成した押し部
27b′の斜面でマガジンロックレバー6のリブ部6cを矢
印ト方向に押し上げて通過する。
なお、マガジンロックレバー6は、ポリアセタール樹
脂等のバネ性樹脂材で形成しており薄肉に形成したバネ
部6dがリブ部6cを矢印ト方向に押し上げ時、曲がり、押
し部27b′がマガジンロックレバー6のリブ部6cを通過
すると再びリブ部6cは矢印チ方向に復帰する様構成され
ている。
35は昇降用モーターであり、上部に設けられたプーリ
ー36と、メカニズム本体4に設けられた軸37を中心に回
転する様構成されたプーリーギヤー38の間にベルト39が
設けられている。
軸40を中心に回転する様設けた中間ギヤー41は軸42を
中心に回転する様設けた昇降カム43のギヤー部43a及び
前記プーリーギヤー38とかみ合う様構成されている。
第5図において44はローディングベース12の下部に設
けられた昇降ラックであり、昇降カム43とかみ合ってロ
ーディングベース12をハ−ニ方向に昇降させる様構成さ
れている。
43bは昇降カム43の下部にリング状に形成されたセン
サー壁部であり、スリット部43b′が形成されている。
45は光電式スイッチであり前記昇降カムの回転数をス
リット部43b′の通過によってカウントする様構成され
ている。
なお昇降ラック44の歯と歯の間かくはマガジン3の棚
3aの棚と棚の間かくと同一に形成しており、昇降カム43
の1回転によって1歯送る様構成されている。
46はリミットスイッチであり昇降ラック44が矢印ニ方
向に降下し、トレイフック10がマガジン3の最下段の棚
の位置以下に下ったとき昇降ラック44に形成した凸部44
aがリミットスイッチ46をオンさせる様構成されてい
る。
47はローディングベース12の傾きを防ぐためのタイミ
ングギヤーでありローディングベース12の両側面に設け
た孔12bに貫通したギヤー軸48の両端に固定されてい
る。
5bはマガジンベース5の両端に設けた歯部であり、前
記タイミングギヤー47とかみ合う様構成されており、ギ
ヤー軸48の両端にタイミングギヤー47より外に突き出る
様形成した案内部48aはマガジンベース5の両端に形成
した案内溝5cに嵌合して、タイミングギヤー47がマガジ
ンベースの歯部5bからはずれない様構成されている。
49,50はローディングベース12を水平に保持しつつ昇
降させるための昇降レバー、及び昇降補助レバーであ
り、ローディングベース12の左右に各1対ずつ設けてい
る。
昇降レバー49の一端に設けた穴49aにローディングベ
ース12に設けた軸51を嵌合させて軸支すると共に、昇降
レバー49の中央部に設けた軸52を昇降補助レバー50の中
央部に設けた長穴50aに嵌合させ、昇降レバー49の他端
に設けた軸53をメカニズム本体4に設けた取付部54及び
54′の長穴54a及び54a′に挿入し、昇降補助レバー50の
一端に設けた穴50bに、メカニズム本体4に設けた支え
部55及び55′の軸55a及び55a′を挿入して軸支し、昇降
補助レバー50の他端に設けた長穴50cにローディングベ
ース12に設けた軸56を挿入する様構成することによっ
て、軸51がハ方向に駆動されたとき昇降レバー49の軸52
が昇降補助レバー50の長穴50aの上部を持ち上げ、軸51
がハ方向に駆動された量のみ昇降補助レバー50の長穴50
cがローディングベース12に設けた軸56をハ方向に駆動
することによって、ローディングベース12を水平保持す
る様構成している。
第6図はマルチディスクプレーヤの全体を示すもので
あり、プレーヤハウジング57のフロントパネル58には、
プレーヤハウジング57内にディスクを収納するためのマ
ガジン3の装着用開口部58aが設けられている。
さらに前記フロントパネル58上にはマルチディスクプ
レーヤの操作をするための操作ボタン群59と表示部60が
設けられている。
4はマルチディスクプレーヤのメカニズム本体であ
り、プレーヤハウジング57内に構成されている。
第6図〜第9図の本発明のマルチディスクプレーヤの
別の実施例について図面を参照しながら説明する。
第6図において、61はフロントパネル58に設けたディ
スク表示部でありマガジン3をプレーヤハウジング57内
に装着したとき、マガジン3の6段の棚3aのディスクが
入っている所のみを点燈させて表示する様構成されてお
り6連スイッチ62の6個の接点62aが各々マガジン3の
6段の棚3aと対応する位置に構成されている。
63はマガジンベース基板7に設けられた軸64を中心に
回動出来る様構成されたディスクスイッチレバーであり
一端に設けられた凹部63aに6連スイッチ62を挿入固定
する様構成されている。
65はディスクスイッチ補助レバーであり、軸64を中心
に回動出来る様取付けられており、中央部に形成された
バネかけ部65aからディスクスイッチレバー63のバネか
け部63bに互いに寄せ合う様引ばね66が付勢されてい
る。
65bはディスクスイッチ補助レバー65の一端に設けら
れ、押し部であり、マガジン3をマガジンベース5に挿
入したとき、イジェクトレバー33の先端部に形成された
傾斜部33dによって押され、ディスクスイッチ補助レバ
ー65を矢印リ方向に回動させる様構成されている。この
時ディスクスイッチレバー63はディスクスイッチ補助レ
バーとの間に付勢された引ばね66によって共に矢印リ方
向に回動し、一端をスイッチ軸62bによって軸支され6
連スイッチ62に回動出来る様設けられた6個のスイッチ
片62cの先端部62c′がディスク2に当接して止り、さら
にディスクスイッチレバー63が矢印リ方向に回動すると
スイッチ片62cの他端部62c″が接点62aを押してオフさ
せる様構成されている。
67はディスクスイッチ補助レバー65に設けられたバネ
かけ部65cとマガジンベース基板7のバネかけ部7bとの
間に付勢された引きばねであり、常時マガジン3がマガ
ジンベース5内に無いときディスクスイッチレバー63を
ヌ方向に回動させ、6連スイッチ62をディスク2から離
しておく様構成されている。
14kは駆動ラック14の上部に形成されたカム部であり
駆動ラック14が矢印イ方向に駆動され、マガジン3から
ディスク2を取出し搬送する時、ディスク2が矢印イ方
向に移動を開始する前に、ディスクスイッチレバー63の
他端に設けられたローラー部63cがカム部14kの一端の斜
面14k′によって矢印ヌ方向に回動してディスク2とス
イッチ片62cの接触を防ぐ様構成されている。
なおこの時第9図に示す様にトレイフックブロック13
に設けた凹部13aを一定量スライドし駆動ラック14の断
面凹状の柱部14cとはまり合う凸部68aを設けたスライド
片68の一端をストッパーネジ69の座によって抜け止めと
し他端を圧縮バネ70によって常時矢印イ方向に押し付け
る様構成したスライド片68を、駆動ラック14の断面凹状
の柱部14cによって矢印ロ方向に駆動し、トレイ1がト
レイフック10によってマガジン3内に返却収納されたと
き、トレイフックブロック13の一端13bがローディング
ベース12の曲げ部12aに設けたストッパー部12cに当って
止り、さらに駆動ラック14が一定量矢印ロ方向にスライ
ド片68を駆動し、圧縮バネ70を一定量圧縮して止る様構
成しているため駆動ラック14が矢印イ方向に前記一定量
駆動されてもトレイ1は矢印イ方向に移動を開始されな
い様になっており、前記駆動ラック14の一定量の駆動の
間にディスクスイッチレバー63のローラー部63cが駆動
ラック14のカム部14kの一端の傾斜面14k′によって矢印
ヌ方向に回動され、ディスク2とスイッチ片62cとの接
触を防ぎディスク2が矢印イ方向に引き出されてスイッ
チ片62cと接触しない位置まで移動するとローラー部63c
がカム部14kの他端の傾斜面14k″をおりて、ディスクス
イッチレバー63は矢印リ方向に回動復帰する様構成され
ている。
第10図は本発明のマルチディスクプレーヤの他の実施
例であり、図面を参照しながら説明する。
第10図において71はイジェクトレバーAであり、2個
の穴71aにカシメ固定する様下面に設けた2本の軸34が
マガジンベース基板7′の長孔7a′に矢印イ−ロ方向に
スライド可能に嵌合している。
72はイジェクトレバーBであり2個の長穴72aに嵌合
する軸34をイジェクトレバーA71の2個の穴71kにカシメ
固定してイジェクトレバーB72がイジェクトレバーA71上
を一定量スライド出来る様構成されている。
73は引きばねでありイジェクトレバーA71に設けたば
ねかけ部71cとイジェクトレバーB72のばねかけ部72bと
の間に互いに引き合う様付勢されている。
71はイジェクトレバーA71の一端に設けられたL曲げ
部であり、マガジンベース5へマガジン3を挿入したと
き、マガジン3の下部押されて、イジェクトレバーA71
及びイジェクトレバーB72が共に矢印イ方向に移動する
様構成されておりイジェクトレバーA71に設けられた傾
斜部71eがディスクスイッチ補助レバー65を矢印リ方向
に回動させ、イジェクトレバーB72の一端に設けた押し
部72cが差動ラック27の押し部27bを矢印イ方向に押す様
構成されている。
74はマガジン押しバネであり、マガジンベース基板
7′のばねかけ部7′b,7′c,7′dの間に付勢され一端
74aが一定量イジェクトレバーA71の押し部71fを矢印ロ
方向に押し返す様構成されており、このバネ力によって
マガジン3をマガジンベース5へ挿入して、マガジンロ
ックレバー6によってマガジン3をロックしたとき、マ
ガジン3の側壁に形成した凹部3bとマガジンロックレバ
ー6のフック部6bとの間に生じるガタを無くす様構成さ
れている。
又、マガジン3をマガジンベース5内へ急速度で挿入
したとき差動ラック27の負荷によって引きばね73が伸ば
され、マガジン3の挿入速度が緩和されて差動ラックの
押し部27に伝わる様構成されている。
第11図〜第12図は本発明のマルチディスクプレーヤの
他の実施例であり、図面を参照しながら説明する。
図においてマガジン3は偏平な箱状のマガジンケース
3−1と底板3−2及びトレイ1のロックとクランプを
行なうためのトレイロックベースブロック75を有してい
る。
マガジン3の構成を更に詳しく説明すると、ロックベ
ースブロック75にはトレイ1をマガジン3の棚3aにそっ
て収納したときトレイ1がとび出るのを防止するため、
ロックベース76に設けたロックレバー軸77にはロックレ
バー78が回動出来る様取付けられており、ロックレバー
78の一端78aはトレイ1の凸状に形成されたロック部1c
と系合してトレイ1が矢印イ方向へ移動するのを防止す
る様、フック状に形成されており他端78bはマガジン3
の外部から指で押して、ロックレバー78の一端の78aと
トレイ1のロック部1cとのロックを解除するロック解除
片部であり、マガジン3の穴3cの位置に対応する様、ロ
ックベース76はマガジンケース3−1及び底板3−2に
取付けられている。
なおマガジンケース3−1と底板3−2は溶着により
固定されてマガジン3を形成している。
79はロックばねであり、常時ロックレバー78を矢印オ
方向に回動させるため、中央部をロックレバー軸77の下
部に挿入し一端79aをロックベース76の曲げ部76aに当て
他端79bをロックレバー78の下部に形成された凸部78cに
当ててばね圧を付勢する様構成されている。
80はトレイセットレバーであり、マガジン3の中に収
納された6枚のトレイ1を、1枚ずつ出し入れする時、
収納位置を正しく決めるため、トレイ1に形成した凹部
1dをトレイセットレバー80に形成した凸部80aが押す様
構成されており、常時ロックベース76に設けたトレイセ
ットレバー軸81に回動出来る様取付けられたトレイセッ
トレバー80の押し部80bをロックベース76に形成された
L字状の曲げ部76bに取付けられたL字状の板ばね82が
押す様構成されている。
板バネ82は1枚の板バネをクシ状にプレス成形してそ
の中央部82aをL状に折曲げ加工したものであり、6枚
のトレイ1に1個ずつ対応する様設けられた6個のトレ
イセットレバー80を前記板バネ82の6個のクシ状部82b
が各々単独に押す様構成されている。
76cはロックベース76に上方に向って曲げ加工された
回り止め部でありトレイセットレバー80の一端80cが当
って回り止めとなる様構成されている。
3dはマガジンケース3−1の奥部に設けられたリブで
ありトレイ1をマガジン3に挿入したときのストッパー
である。
83は差動ラック27の押し部27bとロックレバー78との
間に設けたロック解除レバーであり、マガジンベース基
板7に設けた軸84を中心に一定量矢印ワ−カ方向に回動
出来る様構成されている。
83aはロック解除レバー83の一端に設けた凸部であ
り、ロック解除レバー83の他端に設けた凸状傾斜部83b
が差動ラック27のイ方向への移動によって差動ラック27
の押し部27bに押されて矢印ワ方向に回動したとき、ロ
ックレバー78のロック解除片部78bを押してトレイ1の
ロックを解除してトレイ1をマガジン3から矢印イ方向
に引き出せる様構成されている。
85は引きばねであり、ロック解除レバー83のバネかけ
部83cとマガジンベース基板7のばねかけ部7′dとの
間に常時ロック解除レバー83をカ方向に一定量回動させ
ておく様付勢されている。
86は線バネであり、ロック解除レバー83が矢印ワ方向
に回動して第11図Bの要部拡大図の※印のようにたわむ
様構成されたバネ性の樹脂材料により形成されたロック
解除レバー83の薄肉部83dの永久変形を保護するため、
薄肉部83dの左右に形成されたU字状のバネ受け部83e,8
3fに挿入されている。
86aは線バネ86の一端に形成されたZ状曲げ部であり
ロック解除レバー83に設けられた小穴83gに挿入して、
上方に抜けない様構成されている。
83f′はロック解除レバー83のU字状バネ受け部83に
形成された線バネ86の上方向への抜け止めである。
第11図の3dは、マガジン3の凹部3bからイジェクトレ
バーA71及びB72によってマガジン3が押し出される寸法
離れた後方の位置に形成された凹部であり、マガジン3
が矢印ロ方向に押し出される時、第1図に示すマガジン
ロックレバー6のフック部6bが前記凹部3dを押してマガ
ジン3の矢印ロ方向へのオーバーランを防止する様構成
されている。
3eはマガジン3の側壁に設けられディスク2の有無を
検出するための開口部である。
第13図〜第20図は本発明のマルチディスクプレーヤの
別の実施例を示すものであり、図面を参照しながら説明
する。
第13図はローディングベース12の周辺の矢視を示す
が、昇降ラック44及び昇降カム43の矢印イ−ロ方向にお
ける断面、即ちa−a断面を第14図Aに示すように、自
重で二方向に移動するよう付勢されている昇降ラック44
の歯部44bの下面44b′と昇降カム43のウォーム部43cの
上面43c′は、ハ−ニ方向に対して直角、即ち水平に形
成されて噛み合っていることにより、昇降ラック44と昇
降カム43のイ−ロ方向の間隔が変わっても、ローディン
グベース12のハ−ニ方向の高さには影響しないようにな
っている。
また第14図Bに歯部44b、Cにウォーム43cの詳細を示
すが、図に示すように昇降ラック44の歯部44bの左端部
及び昇降カム43のウォーム部43cの上の端部は、端部に
向かって歯が細く(薄く)なるように形成されている。
この構成によって、歯部44bとウォーム部43cとの噛み合
いがスムーズに行われ、噛み合い時の干渉音が発生しな
いようになっている。
第13図及び第15図にトレイフック200の周辺を示す
が、第15図に示すようにトレイフック200は、ローディ
ングベース12の曲げ部12d及び12eに取り付けられたガイ
ド軸201をボス部202aで、またローディングベース12の
ガイド部12fをガイド部202bで摺動しながら、ローディ
ングベース12上をイ−ロ方向に移動自在なトレイフック
ベース202の長穴202cに、ネジ203でイ−ロ方向に摺動及
び回転自在に取り付けられている(第15図Ca−a断面参
照)。また、トレイフックベース202に設けられたバネ
掛け部202dと、トレイフック200に設けられたバネ部200
aとの間に取り付けられたバネ204によってトレイフック
200は、ホ方向に回転するように付勢されているが、ト
レイフック200の凸部200bがトレイフックベース202の右
前端部202eに当接することで、イ−ロ方向の移動時は第
15図Aの位置で停止している。
なお、トレイフックベース202は、取り付けたスライ
ド片205を介して前記した駆動ラック14に設けられた柱
部14cと連結されており、駆動ラック14のイ−ロ方向の
移動に伴い、トレイフックベース202もイ−ロ方向に移
動するようになっている。また、スライド片205は柱部1
4cとハ−ニ方向において摺動自在なようになっている。
前記構成において、トレイフックベース202がロ方向
に移動して、トレイフック200のフック部200cの先端200
c′がトレイ1の凹部1bの谷部1b′を押してトレイ1を
マガジン3に返却した後、第15図Aのように、トレイフ
ック200のAボス部200dがローディングベース12のスト
ッパー部12gに当接し、トレイフック200の移動が停止し
た後、トレイフックベース202のみ、トレイフックベー
ス202の長穴202cがトレイフック200のBボス部200eと摺
動しながらさらに移動し、トレイフックベース202の右
前端部202eがトレイフック200の凸部200bを押すことに
よりトレイフック200がヘ方向に回転する。そして、凸
部200bは前記右前端部202eとの系合から側面部202e′と
の系合に移って、トレイフック200の回転は停止し、そ
の後トレイフックベース202は若干ロ方向に移動して停
止し、第15図Bの状態になるよう構成されている。
なおこの第15図Bの状態は、第3図A及びCに対応し
ており、トレイフック200のフック部200cとマガジン3
内のトレイ1の凹部1bはイ−ロ方向及びニ−ハ方向にお
いて系合が外れて干渉しないようになっている為、ロー
ディングベース12がニ−ハ方向においてどの位置にあっ
ても、マガジンベース5へのマガジン3の装着及び排出
が任意に行えるようになっている。
そして第15図Bの状態から演奏指令が出ると、前記し
たように駆動ラック14に設けられた柱部14cがイ方向に
移動し、スライド片205を介してトレイフックベース202
がイ方向に移動することによって、前記と逆にバネ204
の付勢力によりトレイフック200は第15図Aの位置まで
ホ方向に回転して、トレイフック200のフック部200cの
一端200c″とトレイ1の凹部1bのフック部1b″がイ−ロ
方向において系合可能になりトレイ1はマガジン3から
引き出されることになる。
また前記200c″及び1b″は第15図Aに示すようにイ−
ロ方向に垂直な線、即ちc−dに対してθ゜傾斜してお
り、トレイ1をイ方向に移動させる時にトレイ1がト方
向へ動いても、200c″と1b″の系合がはずれにくいよう
になっている。
さらに、トレイフック200に設けられたピン200fは第1
5図Bの状態の時以外は、ローディングベース12の穴淵
部12hを摺動しながらイ−ロ方向に移動するようになっ
ており(第15図Ca−a断面参照)、移動中にトレイフッ
ク200がバネ204の付勢力に逆らってヘ方向に回転して、
前記同様200c″と1b″の系合がはずれないようになって
いる。
また第15図Dのb−b断面に示すように、トレイフッ
ク200のフック部200cの一端200c″には両側に傾斜面200
c″−1が設けられており、マガジン3からトレイ1を
引き出す時、マガジン3に収納されたトレイ1とローデ
ィングベース12に取り付けられているトレイフック200
のハ−ニ方向の位置が少々ずれても、トレイ1を2枚同
時に引き出しにくいようになっている。
次にマガジン3から引き出されたトレイ1は第13図,
第16図及び第17図に示すように、トレイホルダー206,20
7にガイドされながらイ−ロ方向に搬送される。
トレイホルダー206,207はローディングベース12に固
設されたクランプベース208の両端曲げ部208a,208bに設
けられた穴208a′,208b′を中心に回転自在に取り付け
られた左右対称な形状をしており、第16図Bに示すよう
に、通常は板バネ209によってトレイホルダー206,207の
下部206a,207aがローディングベース12の主面12dに当接
するように付勢されている。
また、トレイ1のガイド部1f,1gが摺動する該トレイ
ホルダーのスライド部206b,207bは略コの字形状の解放
側を対向させた形になっており、該スライド部の底面20
6b′,207b′は、第16図Aのa断面図に示すように上面
から見て、後部のZが全部のZ′に比べて若干広くなる
よう構成されている。
前記構成により、マガジン3からトレイ1が引き出さ
れトレイホルダー206,207に系合する初期は、前記z′
を狭くして位置精度を出して引き出すが、引き出し終了
後のトレイ1はトレイホルダー内で揺動自在になってい
るので、光ピックアップブロック31上に設けられたピン
210及び211(第2図に示す)へのトレイ1の装着を容易
にすることが出来るようになっている。
第17図はマガジン3内に収納されているトレイ1と、
トレイホルダー206,207の高さ(ハ−ニ)方向を示す図
であり、一例として下から3枚目のトレイ1を引き出
し,返却する場合を示している。図に示すように、トレ
イホルダー206,207のスライド部206b,207bは、マガジン
3に収納されているトレイ1に対してy寸法だけ下方向
にオフセットするよう構成されている。なお、図中のw
とvは同一寸法である。
そしてトレイ1を引き出すと、トレイ1のガイド1f,1
gの後端に設けられた傾斜面1f′,1g′は、トレイホルダ
ーのガイド部206b,207bの上前端コーナー部206b″,207
b″から系合し始め、さらにトレイ1を引き出すと傾斜
面1f′,1g′によってトレイホルダー206,207のガイド部
206b,207bは、板バネ209の付勢力に逆らって、クランプ
ベース208に設けられた穴208a′,208b′を中心に回転し
て矢印ハ方向に移動しBの状態になり、トレイ1を引き
出すことができるようになっている。
すなわち前記構成にすることによって、マガジン3に
収納されたトレイ1に対してローディングベース12が、
上方向(ハ方向)には前記オフセットした量yだけ、逆
に下方向(ニ方向)には傾斜面1f′,1g′と上前端コー
ナー部206b″,207″とで案内できる量xだけずれても、
トレイ1を引き出すことができるようになっている。
そして引き出し終了後は、マガジン3とトレイ1の系
合はなくなり、前記板バネ209によって第16図Bと同様
に、トレイホルダー206,207の下部206a,207aがローディ
ングベース12の主面12dに当接し、トレイ1はローディ
ングベース12に対しハ−ニ方向において一定距離で保持
されることになる。
また逆に、マガジン3にトレイ1を返却する時は、同
Cに示すように、トレイ1のガイド部1f,1gの前端には
後端とは逆の傾斜面1f″,1g″が設けられており、前記
引き出しの時とは逆の動作でトレイ1をマガジン3に返
却できるように構成されている。
そして、トレイ1は第13図及び第18図Aに示すよう
に、引き出し終了が近くなるとトレイ1の左後端1hが、
ローディングベース12上に設けられた軸212に回転自在
に取り付けられたトレイスイッチレバー213のピン213a
をイ方向に押し、トレイスイッチレバーがホ方向に回転
する。すると、ローディングベース12に取り付けられた
スイッチ214の作動片214aを、トレイスイッチレバー213
の穴部213bにピン215aを回転自在に取り付けられ、ピン
215aに中央部を挿入し一端を前記トレイスイッチレバー
213に設けられたバネ掛け部213cに、他端を設けたバネ
掛け部215bに取り付けたバネ216によって、ヘ方向に回
転するよう付勢されているトレイスイッチ補助レバー21
5が押してスイッチをオン状態にさせ、トレイ1が引き
出し完了になったことを検出するトレイ引き出し検出機
構が構成されている。
前記構成によって、マガジ3内にトレイ1がない、ま
たはトレイ1が引き出しきれなかった場合は、トレイフ
ック200がトレイ1の引き出し完了位置まで来ても、前
記スイッチ214はオン状態にならず、次の動作には移ら
ずにトレイ1を返却する方向(ロ方向)に動くようにな
っている。
また、第18図Aに示すように、トレイ1の引き出し動
作において、トレイフック200を取り付けているトレイ
フックベース202のイ方向への移動は、ローディングベ
ース12のガイド軸201の取り付け面12eにトレイフックベ
ース202の後端202fが当接して停止するが、駆動ラック1
4に設けられた柱部14cはさらにイ方向に移動する。する
とトレイフックベース202の左側面202gにイ−ロ方向に
おいて摺動自在に取り付けられ、トレイフックベース20
2に設けられたピン202hと、設けたピン205aとの間に取
り付けられたバネ217によって通常はロ方向に付勢され
ているスライド片205が、バネ217を圧縮しながらイ方向
に移動するが、バネを圧縮しきる手前で前記したメカニ
ズム本体4に取り付けられたスイッチ30が駆動ラック14
によってオン状態になり、前記柱部14cのイ方向への移
動は停止するように構成されている。前記構成により、
トレイ1を引き出し終了した時のトレイフック200の、
イ−ロ方向におけるローディングベース12上での位置は
安定しているので、同様に引き出し終了後のトレイ1の
位置も安定させることができるようになっている。
次に、前記のようにトレイ1の引き出しを終了する
と、該トレイに担持されたディスク2を演奏すべく、第
2図に示すように、モータ35が回転し昇降カム43がホ方
向に回転することによって、昇降ラック44がニ方向に駆
動されローディングベース12はニ方向に移動して、第18
図Cに示すように、光ピックアップブロック31のターン
テーブル32にディスク2を載置し、同じく光ピックアッ
プブロック31に設けられたピン210,211にトレイ1を装
着させて停止し、ディスク2の演奏状態にはいるように
なっている。
第18図Aはトレイ1の引き出し終了時の位置を示す
が、図に示すように、ピン210にかん合するようになっ
ているトレイ1の穴1i,1i′はピン210より若干ロ方向に
ずれている。そして、前記のようにローディングベース
12のニ方向への移動によって、ピン210の先端210aに前
記穴1i,1i′が系合し始めると第18図Dに示す先端210a
の傾斜部210a′によって、トレイ1はイ方向に移動して
装着後は第18図Bの状態になり、トレイフック200のフ
ック部200cの一端200c″とトレイ1の凹部1bのフック部
1b″との系合がはずれるようになっている。
また、ローディングベース12のニ方向への移動におい
て、ローディングベース12がマガジン3内に収納されて
いるトレイ1の最下段に対応する位置を過ぎると、第13
図に示すようにローディングベース12の曲げ部12iにイ
−ロ方向に設けられた軸218に回転自在に取り付けられ
たトレイスイッチ作動板219の下部コーナー219aが、メ
カニズム本体4に設けられた曲げ部4eに当接して、トレ
イスイッチ作動板はト方向に回転する。
すると、トレイスイッチ作動板の他端219bがトレイス
イッチレバー213の一端213dを押し、トレイスイッチレ
バー213はさらにホ方向に回転して第18図Bの状態にな
り、トレイスイッチレバー213のピン213aとトレイ1の
後端1hとの系合がはずれるようになっている。なおこの
時バネ216はたわんで、トレイスイッチレバー213が前記
のようにホ方向に回転できるようになっている。
前記構成によって、第18図cに示すように、バネ220
及びゴム221によって外部振動を遮断するようメカニズ
ム本体4に取り付けられている光ピックアップブロック
31に設けられたピン210へのトレイ1の穴1i,1i′の装着
を容易にすると共に、トレイ1を装着してディスク2を
演奏している時の光ピックアップブロック31は自由に揺
動でき、外部振動を遮断するようになっている。
また、ディスク2の演奏状態では第18図Cに示すよう
に、光ピックアップブロック31に設けられたピン210,21
1にトレイ1が装着されると、トレイ1とトレイホルダ
ー206,207のガイド部206b,207bのニ方向への移動は止ま
るが、ローディングベース12はさらに若干ニ方向に移動
するので、トレイホルダー206,207は、板バネ209の付勢
力に逆らって、前記クランプベース208に設けられた穴2
08a′,208b′を中心にヘ方向に回転して、ハ方向に移動
し、下部206a,207aは、ローディングベース12の主面12d
との当接が解除されるよう構成されている。
即ち板バネ209の付勢力で、光ピックアップブロック3
1に設けられたピン210,211にトレイ1を押さえて保持す
ると共に、光ピックアップブロック31は板バネ209によ
って外部振動が遮断されるので、バネ220及びゴム221に
よる外部振動遮断機能を悪化させることのないようにな
っている。
またこの時、前記したようにトレイホルダー206,207
はヘ方向に回転することによって、前記スライド部の底
面206b′,207b′の間隔z寸法が広がり、トレイ1の左
右方向の自由度が増すようになっている。
次に、第13図及び第18図Cに示すように、222は、ク
ランプベース208の両端曲げ部208a,208bに設けられた穴
208a″,208b″に取り付けられた軸223に、両端曲げ部22
2a,222bの穴を回転自在に取り付けたクランプ板であ
り、中央部を軸223に挿入し一端をクランプベース208の
曲げ部208bに、他端をクランプ板222の右側面曲げ部222
cに取り付けたバネ224によって、通常ト方向に回転する
よう付勢されており、クランプベース208の穴208cを貫
通して、クランプ板222の凸部222dがクランプベース208
のストッパーA部208dに当接して停止している。
そして、第18図Cに示すように、前記同様トレイ1に
担持されたディスク2を演奏すべくローディングベース
12がニ方向へ移動するが、この移動において、ローディ
ングベース12がマガジン3内に収納されているトレイ1
の最下段に対応する位置を過ぎると、クランプ板222の
右側面曲げ部222cに固設された板バネ225の曲げ部225a
に、軸226と共に回転自在に取り付けられたローラー227
が、メカニズム本体4に設けられた傾斜部4fと系合する
ことによって、クランプ板222は、バネ224の付勢力に逆
らって軸223を中心にト方向に回転し、穴222eに取り付
けられ内部にマグネット229を固設しているクランパー2
28が、ターンテーブル32に載置されたディスク2を、マ
グネット229のターンテーブル32への吸着力によってタ
ーンテーブル上にクランプし、ディスク2を回転させて
演奏を開始するよう構成されている。
なお、クランパー228は穴222eに対して若干移動出来
るように取り付けられており、またターンテーブル32は
鉄などの磁性体で形成されている。
また、クランプ板222のト方向への回転は、ストッパ
ー部222dがクランプベース208のストッパーB部208eに
当接して停止するようになっており、ローラー227の傾
斜部4fよって押される量が多すぎても、板バネ225がた
わんで吸収するように構成されている。
そして、演奏を終了したディスク2はトレイ1と共
に、前記と逆の動作でマガジン3内の引き出した場所に
返却されるが、トレイ1の移動中やディスク2の演奏中
に電源を切ると、現在引き出しているトレイ1及びディ
スク2がマガジン3内のどの場所のものであるのか、記
憶が消滅してしまう為、その場合は以下に述べる構成で
返却するようになっている。
第19図は例としてマガジン3内に収納されている、下
から3枚目のトレイ1を返却する場合を示しているが、
前記したようにディスク2を演奏中に電源をオフにし、
再びオンにすると、引き出されているトレイ1及びディ
スク2は、マガジン3の最下段からハ方向に向かって順
番に返却しようとするようになっている。
そして、第19図Bに示すように、マガジン3内にトレ
イ1がすでに収納されていると、トレイ1の後端1jと前
端1kが当接してトレイ1のロ方向への移動が止まる。こ
の時、トレイ1はロ方向に若干移動しているので、スイ
ッチ214は、すでにオフ状態になっている。
すると、図に示すようにトレイフック200は止まった
ままで、トレイフックベース202のみロ方向に移動する
ことにより、トレイフック200の凸部200bはトレイフッ
クベース202の右前端部202eに押され、トレイフック200
はヘ方向に回転しながら、Bボス部200eがトレイフック
ベース202の長穴202cを移動して、第19図Aの状態にな
る。
そして、トレイフック200の凸リブ200gが、トレイス
イッチレバー213の一端213dに設けられたリブ213eを押
し、トレイスイッチレバー213はホ方向に回転して再び
スイッチ214をオン状態にさせるようになっており、こ
のスイッチがオン状態になったことで、現在返却しよう
としている場所にはすでにトレイ1が収納されていると
いうことを検出出来るようになっている。
そして、下から順番に前記動作を繰り返し、この例の
場合は、下から3枚目でトレイ1は途中で停止すること
なくロ方向に移動でき、スイッチ214をオン状態にする
ことはないので、マガジン3に返却できるようになる。
第20図は、本発明のマルチディスクプレーヤを輸送す
るときに、衝撃が加わらないように各部を固定する輸送
クランプ状態を示すものであり、第13図のa−a断面を
示している。
図に示すように、ハ−ニ方向に移動するローディング
ベース12は、固設した昇降ラック44との間に固定してい
るナット230が、プレーヤハウジング57の底部57aに設け
られた穴57a′を貫通し、メカニズム本体4に固設され
たラックガイド231のボス231aを介して、メカニズム本
体に設けられたねじ穴部4gに固定されたクランプねじ23
2に系合することによって、ハ−ニ方向に動かないよう
に構成されている。
さらに、このクランプねじ232の取り付け位置を、昇
降ラック44及び昇降カム43の近くに設けることによっ
て、昇降ラック44及び昇降カム43の歯部44b及びウォー
ム部43cに衝撃が加わらないようになっている。
そして、ローディングベース12は第13図に示すよう
に、昇降レバー49及び昇降補助レバー50で支持されてお
り、ローディングベース12の曲げ部12iに設けられた軸2
32が、メカニズム本体4の後部曲げ部4hに設けられた溝
穴部4iにハ−ニ方向において移動自在にかん合している
ことにより、輸送時に衝撃が加わってもローディングベ
ース12が左右方向に動かないようになっている。
以上のように構成されたマルチディスクプレーヤにつ
いて以下第1図〜第20図を用いてその動作を説明する。
まず第6図に示される操作ボタン郡59が操作されるこ
とにより演奏されるべきディスクが指定されると昇降用
モーター35に駆動電圧が供給され、昇降カム43と昇降ラ
ック44の駆動によって、ローディングベース12はハ方向
に上昇して指定されたディスクの位置で止る。この位置
は光電式スイッチ45のカウント数によって既知のマイク
ロコンピューターとの組合せによって行なわれる。
つづいて、モーター22に駆動電圧が供給され、駆動ラ
ック14及び作動ラック27は駆動ギヤー15とのかみ合いに
よってイ方向に駆動され第3図Bの状態でスイッチ30が
ONして止る。
この時、トレイフックブロック13は凸部13aと駆動ラ
ック14の柱部とのかん合によって共にイ方向に駆動さ
れ、光ピックアップブロック31のターンテーブル32のセ
ンターとトレイ1上のディスク2のセンターがほぼ一致
するまでトレイフック10がトレイ1を引き出す。
次に昇降用モーター35に逆転電圧が供給され、ローデ
ィングベース12はニ方向に降下し、リミットスイッチ46
を押してから一定量さらに降下して止る。なおマガジン
とローディングベースの平行度はタイミングギヤーとマ
ガジンベースの歯部とのかみ合いによって保持される。
この降下位置は光電式スイッチ45のカウト数によって既
知のマイクロコンピューターとの組合せによって行なわ
れる。
この時ディスク2は、光ピックアップブロック31のタ
ーンテーブル32上に供給され、ディスク2とトレイ1と
の間に一定量のすきまを保って演奏が開始される。
演奏が終了すると、既知の終端検出手段とマイクロコ
ンピューターの組合せによって昇降用モーター35に駆動
電圧が供給され、ローディングベース12はハ方向に上昇
してコンピューターに記憶している最初に取出した位置
で止る。
次にモーター22に逆転電圧が供給され駆動ラック14,
差動ラック27は、ロ方向に駆動され第3Aの位置で止り、
スイッチ29がONする。この時トレイ1及びディスク2は
マガジン3に収納される。
続いて昇降用モーター35に逆転電圧が供給されローデ
ィングベース12はニ方向に降下し、リミットスイッチ46
をONさせて停止し動作を終了する。なお操作ボタン群59
の指定によってマガジン内の6枚のディスクを順に連続
演奏したり好みのディスクのみのプログラム演奏や1デ
ィスクのくり返し演奏等も既知のマイクロコンピュータ
ーとの組合せによって行なうことができる。
マガジン3をプレーヤハウジング57から取出すとき第
6図に示される操作ボタン群59のイジェクトボタンを操
作すると、第3図Cの様に作動ラック27のみがロ方向に
駆動され、続いてマガジンロックレバー6とマガジン3
のロックが解除された後イジェクトレバー33がロ方向に
押されてマガジン3をロ方向に押し出して取出すことが
出来る。このときスイッチ29,30は共にオン状態とな
る。
マガジン3をプレーヤハウジング57に挿入するとき第
3図Dの様にマガジン3がイジェクトレバー33をイ方向
に押し、イジェクトレバー33が差動ラック27をイ方向に
押すとスイッチ30が差動ラック27のスイッチ押し部27f
からはなれてオフとなり、第3図Aの様にスイッチ29が
差動ラック27のスイッチ押し部27cによってオンするま
で差動ラック27はイ方向に駆動される。
さらにディスク2を順に配列収納するマガジン3の各
棚3aと対応する位置に設けた6連スイッチ62のスイッチ
片62cがマガジン3をプレーヤハウジング57内に挿入し
たとき、ディスク2に接近して有無を検出し、ディスク
表示部61に点燈表示する。
次にディスク2をマガジン3から取出搬送する以前に
駆動ラック14のカム部14kによってディスクスイッチレ
バー63を回動させスイッチ片62cがディスク2に接触し
ない位置まで逃がし、続いてディスク2をマガジン3か
ら取出搬送させ、スイッチ片62cがディスクスイッチレ
バー63の回動復帰によってディスク2に触れない位置ま
で、ディスク2が取出搬送されると再び引ばね66によっ
て、ディスクスイッチレバー63を回動復帰出来させるこ
とが出来る。又マガジン3をマガジンベース5内へ急速
度で挿入したとき差動ラック27の負荷によって引きばね
73が伸ばされマガジン3の挿入速度が緩和されるため、
差動ラック27の押し部27bが駆動ラック14の長穴14h′を
押しすぎて、駆動ラック14がイ方向に進みすぎてトレイ
を引き出す誤動作を防止することが出来る。
第11図の駆動ラック14と差動ラック27の位置関係は第
3図Aに示す位置であり、この状態で駆動ギヤー15の駆
動によって差動ラック27,駆動ラック14の順に矢印イ方
向に駆動されると、差動ラック27の押し部27bがロック
解除レバー83の凸部83bを押して、矢印ワ方向に回動さ
せてトレイ1とロックレバー78のロックを解除する。
駆動ラック14がイ方向に駆動される初期の段階では第
9図にて説明したように、トレイフックブロック13がロ
ーディングベース12のストッパー部12cに押しつけられ
て圧縮バネ70が圧縮されているため、駆動ラック14がイ
方向に進んでもトレイフック10はイ方向に進んでもイ方
向に進まない。したがってトレイ1はイ方向に引き出さ
れない。このタイミング時にトレイ1とロックレバー78
のロックが解除され、さらに駆動ラックがイ方向に駆動
されるとスライド片68がストッパー69を押して、トレイ
フックブロック13をイ方向に駆動しトレイ1を引き出
す。さらに駆動ラック14がイ方向に駆動されると、第11
図に示す差動ラックの押し部27bがロック解除レバー83
の凸状傾斜部83bからイ方向に通りすぎて、ロック解除
レバー83は引ばね85によってカ方向に回動復帰して再び
マガジン3内のトレイ1はロックレバー78によってロッ
クされる。
演奏が終了してトレイ1がロ方向に駆動されてマガジ
ン3内に収納されるとき差動ラックの押し部27bはロッ
ク解除レバー83の凸状傾斜部83bを押してワ方向に回動
させて、第3図Aに示す元の位置に復帰する。
ロック解除レバー83が差動ラックの押し部27bに押さ
れて矢印ワ方向に回動したとき一端の凸部83aがロック
レバー78を押して薄肉部83dがたわむが、U字状バネ受
け部83e,83fに挿通された線バネ86によって薄肉部83dの
永久変形を防ぎ、バネ効果の劣化を防ぐことができる。
又、マガジンロックレバー6のフック部6bが凹部3dを
押してマガジン3のロ方向へのオーバーランを防ぐこと
が出来る。
次に、第13図〜第20図に示す別の実施例について、図
を用いてその動作を説明する。
第14図に示す昇降ラック44は、前記同様昇降カム43の
回転によってハ−ニ方向に昇降するが、歯部44bとフォ
ーム部43cの噛み合い面が水平なので、歯部44bとウォー
ム部43cの間隔が変わっても、昇降ラック44の高さは変
わらない。
また両方共、端部に向かって歯が細くなっているので
昇降カム43はどちらに回転しても、昇降ラック44と干渉
することなく動作できる。
第15図Bはマガジン3をマガジンベース5に装着し
て、次の指令を待っている状態のトレイフック200の周
辺を示しているが、演奏指令が出ると、前記したように
ローディングベース12が昇降して、トレイフック200を
目的のトレイ1の高さに合わせた後、駆動ラック14の柱
部14cがイ方向に移動するので、連結しているスライド
片205,トレイフックベース202も移動し、トレイフック
ベース202の長穴202cがトレイフック200のBボス部200e
をスライドすると、トレイフック200は、凸部200bとト
レイフックベース202の側面部202e′との系合が外れ、
バネ204の付勢力によってホ方向に回転して同Aのよう
になり、トレイフック200のフック部200cの一端200c″
とトレイ1の凹部1bのフック部1b″がイ−ロ方向におい
て系合可能となるので、トレイ1を引き出すことにな
る。
そして、返却の場合は前記と逆に、トレイフック200
は、フック部200cの先端200c′でトレイ1の凹部1bの谷
部1b′を押してロ方向に移動して、同Aに示すようにマ
ガジン3にトレイ1を返却した後、トレイフックベース
202はさらにロ方向に移動するので、トレイフックベー
ス202の長穴202cはトレイフック200のBボス部200eをス
ライドすると共に、トレイフックベース202の右前端部2
02eがトレイフック200の凸部200bを押すことによって、
トレイフック200はバネ204の付勢力に逆らってヘ方向に
回転するが、凸部200bは右前端部202eとの系合が外れる
と回転は停止し、凸部200bは側面部202e′との系合に移
るので、トレイフックベース202がさらに移動してもト
レイフック200の回転位置は変わらない。そして、同B
の位置までトレイフックベース202が移動すると停止す
る。
なお、凸部200bが側面部202e′との系合に移った直後
に、駆動ギヤー15と駆動ラック14の欠歯14fとの噛み合
いが外れるので、あとのトレイフックベース202のロ方
向への移動は、ギヤーセットレバー24とバネ26の付勢力
によって行われる。
以上のように、トレイ1をマガジン3に返却した直後
に、トレイフック200のフック部200cとトレイ1の凹部1
bとのイ−ロ方向での系合が外れるので、ディスク2を
演奏中にマガジン3の排出指令が出ると、マガジン3に
トレイ1を返却した後、トレイフック200をハ−ニ方向
に移動させることなく、即時にマガジン3を排出するよ
うになっている。
また、マガジン3のマガジベース5への装着も、前記
同様トレイフック200のハ−ニ方向での位置に関係なく
実施できる。
次に、マガジン3から引き出されたトレイ1は、第16
図及び第17図に示すように、トレイ1のガイド部1f,1g
がトレイホルダー206,207のガイド部206b,207bに移っ
て、かん合しながらイ方向に搬送されるが、第17図Aに
示すように、トレイ1がイ方向に移動しトレイ1のガイ
ド部1f,1gの後端に設けられた傾斜面1f′,1g′がトレイ
ホルダー206,207のガイド部206b,207bの上端コーナー部
206b″,207b″に当たると、傾斜面1f′,1g′に沿ってト
レイホルダー206,207は板バネ209の付勢力に逆らって、
クランプベース208の穴208a′,208b′を中心に回転する
ことでハ方向に移動して同Bのようになりトレイ1はイ
方向に移動できる。
即ち、トレイ1はハ−ニ方向において同Aのx及びy
だけトレイホルダー206,207とのずれても、トレイホル
ダー206,207のガイド部206b,207bに案内できるので前記
のように引き出すことができる。
そして、引き出したトレイ1はマガジン3との系合が
外れて、トレイホルダー206,207は板バネ209によって再
びニ方向に押されるので、第16図Bのようにトレイ1は
トレイホルダー206,207によってローディングベース12
に保持される。
反対に、返却の場合は第17図Cに示すように、前記と
逆にトレイ1のガイド部1f,1gの前端に設けられた傾斜
面1f″,1g″がマガジン3の棚3aに当たると、この傾斜
面に沿ってトレイホルダー206,207がハ方向に移動し
て、前記同様になり返却ができる。
また、第13図及び第18図に示すように、トレイ1を引
き出すと、トレイ1の左後端1hがトレイスイッチレバー
213のピン213aを押して、トレイスイッチレバーをホ方
向に回転させると、トレイスイッチレバーに取り付けた
トレイスイッチ補助レバー215がスイッチ214の作動片21
4aを押し、オン状態にして、トレイ1の引き出しが完了
したことを検出する。この時、トレイフック200(即ち
トレイ1)のイ方向への移動は、トレイフックベース20
2の後端202fがローディングベース12の曲げ部12eに当た
ると停止するが、駆動ラック14の柱部14cはさらに移動
するので、スライド片205がバネ217を圧縮しながら移動
するが、該バネを圧縮しきる手前で、メカニズム本体に
取り付けたスイッチ30を駆動ラック14がオン状態にする
ので、柱部14cの移動は停止する。
そして、ディスク2を演奏すべくローディングベース
12はニ方向に移動するが、トレイフック200がマガジン
3内の最下段のトレイ1に対応する位置を過ぎると、メ
カニズム本体4の曲げ部4eにトレイスイッチ作動板219
の下部コーナー219aが系合して、トレイスイッチ作動板
219はト方向に回転し他端219bがトレイスイッチレバー2
13の一端213dを押すことにより、該レバーはホ方向に回
転し、ピン213aとトレイ1の左後端1hとの系合が離れ
る。なおこの時、バネ216はたわんで前記トレイスイッ
チレバー213が回転できるようになっている。
またトレイ1は、穴1iが前記光ピックアップブロック
上のピン210に装着することによって、イ方向に若干移
動し、凹部1bのフック部1b″と、トレイフック200のフ
ック部200cの一端200c″との系合が離れ、同Bのように
なる。
そして、同Cに示すように、ディスク2を前記光ピッ
クアップブロック31上のターンテーブル32に載置し、ト
レイ1を前記ピン210に装着後、ローディングベース12
は若干ニ方向に移動し、トレイホルダー206,207は板バ
ネ209の付勢力に逆らってヘ方向に回転して、トレイホ
ルダー206,207の下部206a,207aとローディングベース12
の主面12dとの当接を解除すると共に、トレイホルダー2
06,207のスライド部206b,207bの谷部206b′,207b′の間
隔z寸法を広げるようになっている。
また、前記同様ローディングベース12がニ方向に移動
してきて、トレイフック200がマガジン3内の最下段の
トレイ1に対応する位置を過ぎると、メカニズム本体4
の傾斜部4fとローラー227が系合して、バネ224の付勢力
に逆らってクランク板222が下方向に回転して、クラン
パー228が前記ターンテーブル32に載置されているディ
スク2を、該ターンテーブルに対するマグネット229の
吸着力でクランプして、ディスク2を回転させて演奏を
開始する。
次に、ディスク2を演奏中に電源をオフにし、再びオ
ンにした時は、第19図に示すように、トレイ1をマガジ
ン3の棚3aに、最下段の位置からハ方向に順に返却しよ
うとトレイフック200はロ方向に移動する。すると、ト
レイ1は若干ロ方向に移動しトレイスイッチレバー213
はヘ方向に回転して、スイッチ214はオフ状態になる。
しかし、すでにトレイ1が収納されていると、トレイ
1の後端1jと前端1kが当たってトレイ1のロ方向への移
動が止まる。すると、トレイフックベース202のみがロ
方向に移動し、トレイフック200の凸部200bはトレイフ
ックベース202の右前端部202eに押され、トレイフック2
00は、回転しながらBボス部200eがトレイフックベース
202の長穴202cをスライドして同Aのようになり、トレ
イフック200の凸リブ200gがトレイスイッチレバー213の
リブ213eを押すので、レバーはホ方向に回転し、スイッ
チ214を再びオン状態にする。
すると、マガジン3の現在返却しようしている棚3aに
はすでにトレイ1が収納されているということになり、
次の棚3aに移動する。そして、トレイ1の収納されてい
ない棚3aにくると、トレイ1は前記と違って途中で止ま
ることなく返却されるので、スイッチ214は再びオン状
態にはならず、返却できることになる。
第20図の輸送クランプ状態は、ストップ状態にして動
作を終了させた後電源を切り、プレーヤハウジング57の
底部57aから穴57a′を貫通させてクランプねじ232をね
じ込むと、ナット230に該ねじが系合して固定され、ロ
ーディングベース12はハ−ニ方向において、クランプね
じ232とナット230のバックラッシ分しか動かなくなる。
また、第13図に示すようにローディングベース12の曲
げ部12iに設けられている軸233は、メカニズム本体4の
溝穴部4iに常時系合しており、ローディングベース12は
ハ−ニ方向には移動自在であるが、左右方向には動かな
い。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ローディングベース上
に、水平方向にスライド可能に取り付けられたトレイフ
ックベースの長穴に、トレイフックを回転及び移動自在
に取り付け、マガジンにトレイを返却した後に、トレイ
フックは、回転してトレイとの水平方向の系合がはずれ
るよう構成することによって、ローディングベースに取
り付けられているトレイフックが、上下方向においてど
の位置にあっても、マガジンベースへのマガジンの装着
及び排出が任意に行えるマルチディスクプレーヤを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のマルチディスクプレーヤの
メカニズムを示す斜視図、第2図はメカニズムの分解斜
視図、第3図はマルチディスクプレーヤの水平駆動動作
を説明する為の平面図、第4図はマガジンロックと解除
を説明する為の斜視図、第5図はローディングベースの
垂直駆動構造を示す斜視図、第6図は本発明のマルチデ
ィスクプレーヤの全体を示す斜視図、第7図Aは別の実
施例を説明する平面図、Bはその正面図、Cはその右側
面図、第8図及び第9図はその詳細を説明する為の斜視
図、第10図〜第12図は別の実施例を説明する為の構造
図、第13図は本発明の別の実施例を示すローディングベ
ース周辺の斜視図、第14図はその垂直駆動構造の詳細を
示す要部拡大図、第15図A,Bはトレイフックの動作を説
明する為の平面図、第15図C,Dはその要部断面図、第16
図及び第17図はトレイホルダーの動作を説明する為の詳
細図、第18図A,Bは演奏状態を説明する為の平面図、第1
8図Cは同正面図、第18図Dはピンを示す斜視図、第19
図は演奏時に電源を切った時からの復帰動作を説明する
為の詳細図、第20図は輸送時のクランプ状態を示す第13
図のa−a断面図、第21図は従来のマルチディスクプレ
ーヤを示す斜視図である。 1……トレイ、2……ディスク、3……マガジン、4…
…メカニズム本体、5……マガジンベース、6……マガ
ジンロックレバー、7……マガジンベース基板、8……
取付軸、9……ロックレバー引きばね、10……トレイフ
ック、11……トレイガイド、12……ローディングベー
ス、13……トレイフックブロック、14……駆動ラック、
15……駆動ギヤー、16……軸、17……中間ギヤー、18…
…駆動プーリー、19……軸、20……ベルト、21……軸、
22……モーター、23……プーリー、24……ギヤーセット
レバー、25……軸、26……ギヤーセットバネ、27……差
動ラック、28……引きばね、29……スイッチ、30……ス
イッチ、31……光ピックアップブロック、32……ターン
テーブル、33……イジェクトレバー、34……軸、35……
昇降用モーター、36……プーリー、37……軸、38……プ
ーリーギヤー、39……ベルト、40……軸、41……中間ギ
ヤー、42……軸、43……昇降カム、44……昇降ラック、
45……光電式スイッチ、46……リミットスイッチ、47…
…タイミングギヤー、48……ギヤー軸、49……昇降レバ
ー、50……昇降補助レバー、51……軸、52……軸、53…
…軸、54……取付部、55……支え部、56……軸、57……
プレヤーハウジング、58……フロントパネル、59……操
作ボタン群、60……表示部、61……ディスク表示部、62
……6連スイッチ、63……ディスクスイッチレバー、65
……ディスクスイッチ補助レバー、68………スライド
片、71……イジェクトレバー、72……イジェクトレバー
B、74……マガジン押しばね、75……ロックベースブロ
ック、78……ロックレバー、80……トレイセットレバ
ー、82……板バネ、83……ロック解除レバー、86……線
バネ、101……トレイ、102……ディスク、103……マガ
ジン、104……メカニズム本体、105……マガジンベー
ス、106……マガジン押し出しレバー、107……引きば
ね、108……マガジンロックレバー、109……引きばね、
110……プランジャー、111……速度コントロール装置、
112……トレイフック、113……ローディングベース、11
4………ガイド軸、115……トレイフック駆動モーター、
116……プーリー、117……ベルト、118……トレイガイ
ド、119……光ピックアップブロック、120……ターンテ
ーブル、121……スクリューネジ、122……メネジ部、12
3……タイミングベルト、124……小歯車、125……昇降
駆動モーター、200……トレイフック、201……ガイド
軸、202……トレイフックベース、203……ねじ、204…
…バネ、205……スライド片、206,207……トレイホルダ
ー、208……クランプベース、209……板バネ、210,211
……ピン、212……軸、213……トレイスイッチレバー、
214……スイッチ、215……トレイスイッチ補助レバー、
216……バネ、217……バネ、208……軸、219……トレイ
スイッチ作動板、220……バネ、221……ゴム、222……
クランプ板、223……軸、224……バネ、225……板バ
ネ、226……軸、227……ローラー、228……クランパ
ー、229……マグネット、230……ナット、231……ラッ
クガイド、232……クランプねじ、233……軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 壮一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 根岸 政人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 有吉 祐二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−63860(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを担持したトレイを複数枚上下方
    向に順に配列収納するマガジンと、前記マガジンを装着
    するマガジンベースと、上下方向に移動して前記マガジ
    ンにおける任意の前記トレイを選択して演奏位置まで搬
    送するローディングベースとを備え、前記ローディング
    ベース上に水平方向にスライド可能に取り付けられたト
    レイフックベースに設けた前記トレイフックベースの前
    記スライド可能の方向に長く形成された長穴に前記マガ
    ジンに収納されている前記トレイを引き出し、また逆に
    返却するトレイフックの回転中心軸部を回転及び移動自
    在に取り付けるとともに、前記トレイフックの一端に前
    記トレイフックベースの一端を当接させ、前記マガジン
    に前記トレイを返却した後に、前記トレイフックは、回
    転して前記トレイとの水平方向の係合がはずれるように
    構成されていることを特徴とするマルチディスクプレー
    ヤ。
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