JP2532556B2 - マルチディスクプレ―ヤ - Google Patents

マルチディスクプレ―ヤ

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JP2532556B2
JP2532556B2 JP63046267A JP4626788A JP2532556B2 JP 2532556 B2 JP2532556 B2 JP 2532556B2 JP 63046267 A JP63046267 A JP 63046267A JP 4626788 A JP4626788 A JP 4626788A JP 2532556 B2 JP2532556 B2 JP 2532556B2
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JP
Japan
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magazine
rack
drive
tray
gear
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清三 三好
幸生 森岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディスクプレーヤに関し、特に複数枚のディ
スクを収納でき且つその収納された任意のディスクを順
次選択して連続した演奏が可能なマルチディスクプレー
ヤに関する。
従来の技術 近年ディジタルオーディオディスクが各種発売され、
その利用量も急激に増加しており、6〜10枚のディスク
を順に連続演奏出来るマルチディスクプレーヤが各種開
発されている。このマルチディスクプレーヤとしては、
レーザー光を用いて信号を読み取る光ピックアップブロ
ック全体を上下に移動させながら連続演奏するタイプの
ものが多く、重い光ピックアップブロックを上下に駆動
させるため、これを駆動するメカニズムが複雑で高価な
ものになっていた。
以下に上述した従来のマルチディスクプレーヤについ
て説明する。
第7図は従来のマルチディスクプレーヤを示す。第7
図において、トレイ101のディスク担持部101aに載置さ
れたディスク102はマガジン103の6段に形成された棚10
3aに順に配列,収納されており、それぞれ引き出し、収
納自在となっている。
104はマルチディスクプレーヤのメカニズム本体であ
り、コ字状に形成されたマガジンを収納するためのマガ
ジンベース105には常時、前記マガジン103が定位置に収
納されている。
106はマガジン押し出しレバーであり常時マガジン103
の挿入によってイ方向に押されているが引きばね107に
よってロ方向に押し出す様構成されている。
108はマガジンをロックするためのマガジンロックレ
バーであり引きばね109によって、マガジン103の側壁に
形成された凹部103bと係合してマガジン103のロ方向へ
の押し出しを阻止する様構成されている。
110はプランジヤーであり、マガジン103を取り出す時
通電によってロックレバー108とマガジン103の側壁に形
成された凹部103bとの係合を解除して、マガジン103は
マガジン押し出しレバー106によって押し出される様構
成されている。
111はマガジンの押し出し速度をコントロールするた
めの速度コントロール装置であり、マガジン押し出しレ
バー106に圧接して、マガジン103の押し出し速度をコン
トロールする様構成されている。
112はトレイフックでありトレイ101を演奏開始位置ま
で供給するためのローディングベース113に設けられた
ガイド軸114に案内されてイ−ロ方向にスライドする様
構成されている。115はローディングベース上に設けら
れたトレイフック駆動モーターでありプーリー116,ベル
ト117によって、トレイフック112をイ−ロ方向に駆動さ
せトレイ101に設けられた凹部101bが前記トレイフック1
12と係合してマガジン103からトレイ101を引き出し、収
納する様構成されている。
118はローディングベース113に設けられ、トレイ101
を光ピックアップブロック119のターンテーブル120上に
案内してディスク102の演奏を開始させるためのトレイ
ガイドである。
121はスクリューネジでありローディングベース113を
水平に保持しながら上下に昇降させるため、ローディン
グベース113の周囲に3ケ所設けられたメネジ部122と嵌
合して、ローディングベース113を上下に昇降させる様
構成されている。
123は3本のスクリューネジ121の下部に設けられた小
歯車124とかみ合って3本のスクリューネジを駆動する
ためのタイミングベルトであり昇降駆動モーター125に
よって駆動する様構成されている。
以上のように構成されたマルチディスクプレーヤにつ
いて以下、その動作を説明する。
6枚のディスク102とトレイ101とを収納したマガジン
103を、マガジンベース105に挿入するとマガジン押し出
しレバー106の押し返し力とマガジンロックレバー108に
よって定位置にロックされる。次にローディングベース
113が昇降駆動モーター125の回転によって昇降し、トレ
イフック112とトレイ101の凹部101bが係合する高さで停
止する。
つづいて、トレイフック駆動モーター115が正転し
て、トレイフック112がトレイ101をイ方向に引き出し、
ディスク102のセンターがターンテーブル120のセンター
上にくると停止して演奏が開始される。
演奏が終了するとトレイフック駆動モーター115が逆
転してトレイフック112がトレイ101を矢印ロ方向に押し
返しマガジン103内に収納する。
プランジャー110に通電するとマガジンロックレバー1
08とマガジン103の凹部103bとの係合が解除され、マガ
ジン103はマガジン押し出しレバー106によってロ方向に
押し出され、マルチディスクプレーヤ本体104から取り
出すことが出来る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、重い光ピックア
ップブロック119,トレイフック駆動モーター等を組込ん
だローディングベース113を3本のスクリューネジ121に
よって昇降させるため強い昇降構造を必要とする上、構
造全体としても複雑となり高価なものになっていた。
又、ローディングベース113全体の重量が重いため、昇
降速度を早くすることが困難でもあった。
又マガジンの押し出し構造をプランジャー,マガジン
押し出しレバー及び速度コントロール装置等の組合せで
構成しているため、プランジャー音の発生,押し出し速
度の安定化にやや不足する等の問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み重い光ピックアップブロッ
ク,トレイフック,トレイフック駆動モーター等を本体
側に構成して、ローディングベース全体を軽くして昇降
速度の高速化と昇降構造の簡素化をはかったもので、特
にトレイフック駆動用のモーターを共用してマガジンを
正確に押し出すことの出来る安価で騒音の少い、高速の
マルチディスクプレーヤを提供するものである。
課題を解決するための手段 そして上記課題を解決する本発明の技術的手段は駆動
ギヤーとかみ合ってマガジンからのディスクの取出し、
収納搬送を行なう駆動ラックの一端に設けた凸部の斜面
を押圧して、前記駆動ギヤーと前記駆動ラックとの係合
を切り離す様構成したギヤーセットレバーを備えるもの
である。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。すなわ
ち駆動ギヤーとかみ合ってマガジンからのディスクの取
出し、収納搬送を行なう駆動ラックの一端に設けた凸部
の斜面を押圧して、前記駆動ギヤーと前記駆動ラックと
の係合を切り離す様構成することによって、駆動ギヤー
が逆転して駆動ラックがディスクの取出し方向に駆動さ
れる時、駆動ラックと差動ラックの歯の山,谷が合った
時から駆動ラックを駆動することとなり駆動ラックと駆
動ギヤーの歯の干渉を防ぐことが出来る。
実施例 以下本発明の一実施例のマルチディスクプレーヤにつ
いて図面を参照しながら説明する。
第1図において、トレイ1のディスク担持部1aに載置
されたディスク2はマガジン3の6段に形成された棚3a
に順に配列,収納されており、それぞれ引き出し,収納
自在となっている。
4はマルチディスクプレーヤのメカニズム本体であ
り、コ字状に形成されたマガジンを収納するためのマガ
ジンベース5には常時、前記マガジン3がマガジンベー
ス5に形成されたストッパー5aに当る位置まで挿入され
ている。
6はマガジンベース5に挿入されたマガジン3のとび
出しを防ぐためのマガジンロックレバーであり、マガジ
ンベース5の下部に設けたマガジンベース基板7上の取
付軸8を中心に回動出来る様構成されている。
9はマガジンロックレバー6を回動させるためのロッ
クレバー引きばねでありマガジンロックレバー6の上部
に設けたバネかけピン6aと、マガジンベース基板7に設
けたバネかけ部7aとの間に付勢されている。
6bはマガジンロックレバー6の先端部に形成したフッ
ク部でありマガジンベース5に設けた開口部5dを貫通し
て、マガジン3の側壁に形成した凹部3bと係合して、マ
ガジン3のとび出しを防ぐ様構成されている。
10はトレイフックであり、マガジン3に収納されたト
レイ1の凹部1bに係合して、トレイ1を引き出すもので
あり、両端にトレイ1を案内するトレイガイド11を設け
たローディングベース12の曲げ部12aにそってイ−ロ方
向にスライド出来る様構成された、トレイフックブロッ
ク13に設けられている。
14はトレイ1をイ−ロ方向に駆動させて、マガジン3
からの取出し収納するため、トレイフックブロック13を
イ−ロ方向に駆動させる駆動ラックであり、下部に設け
たガイド部14a及び14bがメカニズム本体4の曲げ部4aと
かみ合ってイ−ロ方向にスライド出来る様構成されてい
る。
14cは前記駆動ラック14の一端に設けた上方向に向う
断面凹状の柱部であり、トレイフックブロック13の凸部
13aが嵌合して、上下にスライド出来る様構成されてい
る。第2図は本発明のマルチディスクプレーヤの分解図
であり15はメカニズム本体4上に設けられた軸16を中心
に回転し、駆動ラック14の歯14g(第3図)とかみ合っ
て駆動ラック14をイ−ロ方向に駆動する駆動ギヤーであ
る。
17は駆動ギヤー15及び駆動プーリー18とかみ合う様構
成され減速を行なうための中間ギヤーであり軸19を中心
に回転する様構成されている。
20は軸21を中心に回転する様設けられた駆動プーリー
18と、モーター22の上部に設けられたプーリー23との間
に設けられモーター22の回転を駆動プーリー18に伝達す
るためのベルトである。
24はギヤーセットレバーであり軸25を中心に回動出来
る様設けられており一端の凹部24aとメカニズム本体4
に設けられたバネかけ部4bとの間にギヤーセットバネ26
が付勢されている。
24bはギヤーセットレバー24の他端に設けられた凸部
であり第3図(A)の様に駆動ラック14が駆動ギヤー15
によってロ方向に送られたとき凸部24bが駆動ラック14
の凸部14dの斜面14eをバネ26の作用により押して駆動ラ
ック14がさらにロ方向へ進み、駆動ラック14の欠歯14f
と駆動ギヤー15を離す様構成されている。
この位置においてトレイフック10はマガジン3に収納
されたトレイ1の凹部1bに一定の隙間で嵌合しておりハ
−ニ方向に移動可能となる様構成されている。
27はマガジン3をロ方向に押し出す差動ラックであり
駆動ラック14の下部にスライド可能に設けられており、
駆動ギヤー15とかみ合ってイ−ロ方向に駆動されるため
駆動ラック14の歯14gの中心線と差動ラック27の歯27aの
中心線は平面で同一線となる様構成されている。
27bは駆動ラック14の長孔14hの表面上方に突出したマ
ガジン3を押し出す押し出し部であり、引きばね28によ
って常時駆動ラック14の長孔の端部14h′まで引き寄せ
る様構成されている。この時駆動ラック14の歯14gと差
動ラック27の歯27aは山,谷が合う様構成されている。
第3図(A)はトレイフック10がトレイ1をマガジン
3の中に収納した状態を示すものであり、メカニズム本
体4上に設けられたスイッチ29は差動ラック27に設けた
スイッチ押し部27cによって押されON状態となり、スイ
ッチ30はOFF状態となる位置関係に構成されている。
駆動ギヤー15が第3図(B)の矢印方向に回転する
と、まず差動ラック27をイ方向に駆動し、次に駆動ラッ
ク14と共に差動ラック27が駆動ギヤー15とかみ合ってロ
方向に進み差動ラック27とのかみ合いが終了して駆動ラ
ック14がさらにイ方向に駆動されると差動ラック27の端
部27dがメカニズム本体4のストッパー部4cに当接して
止りさらに駆動ラック14がイ方向に進むと差動ラック27
は駆動ラック14上をスライドし、第3図(B)の状態に
なると、トレイフック10がトレイ1をマガジン3からロ
方向に引き出して、トレイ1に載置されたディスク2の
センターが、第2図の様にメカニズム本体4上に設けら
れた既知の光ピックアップブロック31のターンテーブル
32のセンターで止っている状態を示すものである。
この時スイッチ29はOFF状態となり、スイッチ30は駆
動ラック14の凸部14dに押されてON状態となる位置関係
に構成されている。
次に第3図(C)の矢印の様に駆動ギヤー15が逆転す
ると駆動ラック14はロ方向に駆動され、差動ラック27の
押し出し部27bが引きばね28によって引かれ駆動ラック1
4の長穴端部14iに当接する。
さらに駆動ラック14がロ方向に駆動されると差動ラッ
ク27と駆動ラック14は共に駆動ギヤー15とかみ合って第
3図(A)の様に駆動ギヤー15と駆動ラック14のかみ合
いがはずれて、ギヤーセットレバー24によって駆動ラッ
ク14がさらにロ方向に押されると駆動ラック14の端部14
jがメカニズム本体4のストッパー4dに当接して止る。
さらに駆動ギヤー15が第3図(C)の矢印方向に回転
すると、差動ラック27のみがロ方向に駆動され、第4図
の様に押し出し部27bの一方に傾斜面を形成した押し部2
7b′が、マガジンロックレバー6の下方に形成された湾
曲したリブ部6cを押し、マガジンロックレバー6を矢印
への方向に回動させて、マガジン3の側壁に形成した凹
部3bからマガジンロックレバー6の先端部に形成したフ
ック部6bのロックを解除し、さらに差動ラック27がロ方
向に駆動されると、マガジンベース基板7に設けられた
イジェクトレバー33の押し部33aが差動ラック27の押し
部27bに押されてロ方向にマガジン3を押し出し、第3
図(C)の状態となる。
イジェクトレバー33はマガジベース基板7に設けた軸
34と長孔33bが嵌合して一定量イ−ロ方向にスライド出
来る様構成されており一端の曲げ部33cがマガジン3の
下部を押し出す様構成されている。
この時スイッチ29は差動ラック27のスイッチ押し部27
eによってON状態となり、スイッチ30は差動ラック27の
スイッチ押し部27fによってON状態となる位置関係に構
成されている。
第3図(D)及び第5図のようにマガジン3をマガジ
ンベース5に挿入するとマガジンロックレバー6は引き
ばね9によって、矢印ホ方向に回動し、マガジン3の側
壁に設けた凹部3bにフック部6bが係合してマガジン3が
ロ方向に出ないようロックされる。
イジェクトレバー33はイ方向に押されて差動ラック27
の押し出し部27bをイ方向に駆動する。
この時スイッチ30は差動ラック27のスイッチ押し部27
fからはなれてOFFとなり、スイッチ29も差動ラック27の
スイッチ押し部27eからはなれてOFFとなり、モーター22
が回転して、駆動ギヤー15を第3図(D)の矢印方向に
回転させて、差動ラック27のみがイ方向に駆動されて、
第3図(A)の状態で止る様構成されている。
差動ラック27がモーター22によって駆動されイ方向に
移動するとき第4図のように傾斜面を形成した押し部27
b′の斜面でマガジンロックレバー6のリブ部6cをト方
向に押し上げて通過する。
なおマガジンロックレバー6はポリアセタール樹脂等
のバネ性樹脂材で形成しており薄肉に形成したバネ部6d
が前記リブ部6cをト方向に押し上げ時、曲がり、前記押
し部27b′がマガジンロックレバー6のリブ部6cを通過
すると再び前記リブ部6cはチ方向に復帰する様構成され
ている。
35は昇降用モーターであり、上部に設けられたプーリ
ー36と、メカニズム本体4に設けられた軸37を中心に回
転する様構成されたプーリーギヤー38の間にベルト39が
設けられている。
軸40を中心に回転する様設けた中間ギヤー41は軸42を
中心に回転する様設けた昇降カム43のギヤー部43a及び
前記プーリーギヤー38とかみ合う様構成されている。
第5図において44はローディングベース12の下部に設
けられた昇降ラックであり、前記昇降カム43とかみ合っ
てローディングベース12をハ−ニ方向に昇降させる様構
成されている。
43bは昇降カム43の下部にリング状に形成されたセン
サー壁部であり、スリット部43b′が形成されている。
45は光電式スイッチであり前記昇降カムの回転数をス
リット部43b′の通過によってカウントする様構成され
ている。
なお昇降ラック44の歯と歯の間かくはマガジン3の棚
3aの棚と棚の間かくと同一に形成しており、昇降カム43
の一回転によって1歯送る様構成されている。
46はリミットスイッチであり昇降ラック44がニ方向に
降下し、トレイフック10がマガジン3の最下段の位置以
下に下ったとき昇降ラック44に形成した凸部44aがリミ
ットスイッチ46をONさせる様構成されている。
47はローディングベース12の傾きを防ぐためのタイミ
ングギヤーでありローディングベース12の両側面に設け
た孔12bに貫通したギヤー軸48の両端に固定されてい
る。
5bはマガジンベース5の両端に設けた歯部であり、前
記タイミングギヤー47とかみ合う様構成されておりギヤ
ー軸48の両端にタイミングギヤー47より外に突き出る様
形成した案内部48aはマガジンベース5の両端に形成し
た案内溝5cに嵌合して、タイミングギヤー47がマガジン
ベースの歯部5bから、はずれない様構成されている。
49,50はローディングベース12を水平に保持しつつ昇
降させるための昇降レバー及び昇降補助レバーであり、
ローディングベース12の左右に各一対ずつ設けている。
昇降レバー49の一端に設けた穴49aにローディングベ
ース12に設けた軸51を嵌合させて軸支すると共に昇降レ
バー49の中央部に設けた軸52を昇降補助レバー50の中央
部に設けた長穴50aに嵌合させ、昇降レバー49の他端に
設けた軸53をメカニズム本体4に設けた取付部54及び5
4′の長穴54a及び54a′に挿入し、昇降補助レバー50の
一端に設けた穴50bに、メカニズム本体4に設けた支え
部55及び55′の軸55a及び55a′を挿入して軸支し、昇降
補助レバー50の他端に設けた長穴50cにローディングベ
ース12に設けた軸56を挿入する様構成することによっ
て、軸51がハ方向に駆動されたとき昇降レバー49の軸52
が昇降補助レバー50の長穴50aの上部を持ち上げ軸51が
ハ方向に駆動された量のみ昇降補助レバー50の長穴50c
がローディングベース12に設けた軸56をハ方向に駆動す
ることによって、ローディングベース12を水平保持する
様構成している。
第6図は本実施例のマルチディスクプレーヤの全体を
示すものであり、プレーヤハウジング57のフロントパネ
ル58には、プレーヤハウジング57内にディスクを収納す
るためのマガジン3の装着用開口部58aが設けられてい
る。
さらに前記フロントパネル58上にはマルチディスクプ
レーヤの操作をするための操作ボタン群59と表示部60が
設けられている。なお、61はディスク表示部である。
4は本発明のマルチディスクプレーヤのメカニズム本
体であり、プレーヤハウジング57内に構成されている。
以上のように構成されたマルチディスクプレーヤにつ
いて以下第1図〜第6図を用いて、その動作を説明す
る。
まず第6図に示される操作ボタン群59が操作されるこ
とにより、演奏されるべきディスクが指定されると、昇
降用モーター35に駆動電圧が供給され、昇降カム43と昇
降ラック44の駆動によって、ローディングベース12はハ
方向に上昇して指定されたディスクの位置で止る。この
位置は光電式スイッチ45のカウント数によって既知のマ
イクロコンピューターとの組合せによって行なわれる。
つづいて、モーター22に駆動電圧が供給され駆動ラッ
ク14及び差動ラック27は駆動ギヤー15とのかみ合いによ
ってイ方向に駆動され第3図(B)の状態でスイッチ30
がONして止る。
この時、トレイフックブロック13は凸部13aと駆動ラ
ック14の柱部との嵌合によって共にイ方向に駆動され、
光ピックアップブロック31のターンテーブル32のセンタ
ーとトレイ1上のディスク2のセンターがほぼ一致する
までトレイフック10がトレイ1を引き出す。
次に昇降用モーター35に逆転電圧が供給され、ローデ
ィングベース12はニ方向に降下し、リミットスイッチ46
を押してから一定量さらに降下して止る。この降下位置
は光電式スイッチ45のカウント数によって既知のマイク
ロコンピューターとの組合せによって行なわれる。
この時ディスク2は、光ピックアップブロック31のタ
ーンテーブル32上に供給され、ディスク2とトレイ1と
の間に一定量の隙間を保って演奏が開始される。
演奏が終了すると、既知の終端検出手段とマイクロコ
ンピューターの組合せによって、昇降用モーター35に駆
動電圧が供給され、ローディングベース12にハ方向に上
昇してコンピューターに記憶している最初に取出した位
置で止る。
次にモーター22に逆転電圧が供給され駆動ラック14,
差動ラック27は、ロ方向に駆動され、第3図(A)の位
置で止り、スイッチ29がONする。この時トレイ1及びデ
ィスク2はマガジン3に収納される。
続いて昇降用モーター35に逆転電圧が供給されローデ
ィングベース12はニ方向に降下し、リミットスイッチ46
をONさせて停止し動作を終了する。なお操作ボタン群59
の指定によって、マガジン内の6枚のディスクを順に連
続演奏したり、好みのディスクのみのプログラム演奏や
1ディスクのくり返し演奏等も既知のマイクロコンピュ
ーターとの組合せによって行なうことができる。
マガジン3をプレーヤハウジング57から取出すとき第
6図に示される操作ボタン群59のイジェクトボタンを操
作すると、第3図(C)の様に作動ラック27のみがロ方
向に駆動され、続いてマガジンロックレバー6とマガジ
ン3のロックが解除された後イジェクトレバー33がロ方
向に押されてマガジン3をロ方向に押し出して、取出す
ことが出来る。このときスイッチ29,30は共にON状態と
なる。
マガジン3をプレーヤハウジング57に挿入するとき第
3図(D)の様にマガジン3がイジェクトレバー33をイ
方向に押し、イジェクトレバー33が差動ラック27をイ方
向に押すとスイッチ30が差動ラック27のスイッチ押し部
27fから、はなれてOFFとなり、第3図(A)の様にスイ
ッチ29が差動ラック27のスイッチ押し部27cによって、O
Nするまで差動ラック27はイ方向に駆動される。
以上のように、本実施例によれば、駆動ギヤーとかみ
合ってマガジンからのディスクの取出し、収納搬送を行
なう駆動ラックの一端に設けた凸部の斜面を押圧して、
前記駆動ギヤーと前記駆動ラックとの係合を切り離す様
構成することによって駆動ギヤーが逆転して駆動ラック
がディスクの取出し方向に駆動される時、差動ラックが
先に駆動され駆動ヤク14の長孔の端部14h′まで差動ラ
ックの押し出し部27bが移動する間、駆動ラックと駆動
ギヤーの係合を防止して駆動ラックと差動ラックの歯の
山,谷が合った時から駆動ラックを駆動することにより
駆動ラックと駆動ギヤーの歯の干渉を防ぐことが出来
る。
発明の効果 以上の様に本発明によれば、ディスクを収納するマガ
ジンと、駆動ギヤーと、この駆動ギヤーとかみ合って前
記マガジンからのディスクの取出し、収納搬送を行なう
駆動ラックと、この駆動ラックの一端に設けた斜面を押
圧して前記駆動ギヤーと前記駆動ラックとの係合を切り
離すバネ付勢されたギヤーセットレバーとを備えること
によって駆動ギヤーと駆動ラックのかみ合いをなめらか
に行なうことの出来る単純な構造のマルチディスクプレ
ーヤを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のマルチディスクプレーヤの
メカニズムを示す斜視図、第2図は同メカニズムの分解
斜視図、第3図は同マルチディスクプレーヤの水平駆動
動作を説明するための平面図、第4図は同マガジンロッ
クとその解除動作を説明するための斜視図、第5図は同
ローディングベースの垂直駆動構造を示す斜視図、第6
図は同マルチディスクプレーヤの全体を示す斜視図、第
7図は従来のマルチディスクプレーヤを示す分解斜視図
である。 1……トレイ、2……ディスク、3……マガジン、4…
…メカニズム本体、5……マガジンベース、6……マガ
ジンロックレバー、7……マガジンベース基板、8……
取付軸、9……ロックレバー引きばね、10……トレイフ
ック、11……トレイガイド、12……ローディングベー
ス、13……トレイフックブロック、14……駆動ラック、
15……駆動ギヤー、16……軸、17……中間ギヤー、18…
…駆動プーリー、19……軸、20……ベルト、21……軸、
22……モーター、23……プーリー、24……ギヤーセット
レバー、25……軸、26……ギヤーセットバネ、27……差
動ラック、28……引きばね、29……スイッチ、30……ス
イッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク(2)を収納するマガジン(3)
    と、駆動ギヤー(15)と、この駆動ギヤー(15)とかみ
    合って前記マガジン(3)からのディスク(2)の取出
    しと収納の搬送を行なう駆動ラック(14)と、この駆動
    ラック(14)の一端に設けた斜面(14e)を押圧して前
    記駆動ギヤー(15)と前記駆動ラック(14)との係合を
    切り離すバネ付勢されたギヤーセットレバー(24)とを
    備えたことを特徴とするマルチディスクプレーヤ。
JP63046267A 1988-02-29 1988-02-29 マルチディスクプレ―ヤ Expired - Lifetime JP2532556B2 (ja)

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