JPH08203187A - 情報記録再生装置、ディスク収納パック及びディスクの搬送方法 - Google Patents

情報記録再生装置、ディスク収納パック及びディスクの搬送方法

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JPH08203187A
JPH08203187A JP7010048A JP1004895A JPH08203187A JP H08203187 A JPH08203187 A JP H08203187A JP 7010048 A JP7010048 A JP 7010048A JP 1004895 A JP1004895 A JP 1004895A JP H08203187 A JPH08203187 A JP H08203187A
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JP
Japan
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frame
pack
magazine
disc
tray
Prior art date
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Pending
Application number
JP7010048A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Morita
雄二 森田
Hiroyuki Sato
裕之 佐藤
Toshiaki Yoshino
利明 吉野
Makoto Nakagawa
誠 中川
Keitaro Kaburagi
桂太郎 鏑木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/225Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the disks are transferred from a fixed magazine to a fixed playing unit using a moving carriage

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクローディングの時間短縮を図るこ
と。 【構成】 装置本体10のマガジンパック挿入孔20か
らロック機構によるロックを解除することにより分離可
能とされたマガジンパック100を装填すると、搬送ベ
ース150のマガジンローディングメカニズム160に
よってマガジンパック100のロック機構150による
ロック状態が解除され、搬送ベース150が下降する
と、複数のディスクドライブユニット200にそれぞれ
対応したフック機構300のフック部材320によって
フレーム120を保持し、トレイ移動機構400によっ
てフレーム120内のディスク140を収容しているト
レイ141を各ディスクドライブユニット200内部に
同時に引き込むようにした。 【効果】 マガジンパックのローディング動作の簡素化
が図れるので、ディスクローディングの時間短縮を図る
ことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚のディスクに対
し、複数のディスクドライブユニットで同時に情報再生
及び/又は記録を行う情報記録再生装置、ディスク収納
パック及びディスクの搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数枚のディスクに対し、複数の
ディスクドライブユニットで同時に情報再生及び/又は
記録を行うために、1個のカートリッジ内に収容された
複数枚のディスクを複数のディスクドライブユニットに
対して自動的にローディング及びアンローディングでき
るように構成した情報記録再生装置が開発されている。
【0003】このような情報記録再生装置として、たと
えば特開平1−227260号公報には、図43及び図
44に示すディスク装置が開示されている。
【0004】すなわち、図43に示すローディング時に
おいては、図示省略のキャリッジによって搬送される複
数枚のディスク2を収納しているカートリッジ1を最上
段に位置するディスクドライブユニット3Aから最下段
に位置するディスクドライブユニット3Fのそれぞれの
対応箇所で一旦停止させ、それぞれの停止箇所で順次カ
ートリッジ1内部のディスク2をそれぞれのディスクド
ライブユニット3A〜3F内部に引き込む構成がとられ
ている。
【0005】一方、図44に示すアンローディング時に
おいては、上記とは逆の動作により、カートリッジ1内
部にそれぞれのディスク2が戻される。したがって、こ
のような構成では、1個のカートリッジ1で複数枚のデ
ィスク2を管理することができるため、その取り扱いが
容易である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来のディスク装置におけるディスクローディング動作で
は、キャリッジが上下に移動する際、キャリッジの移動
方向に沿って配設されたディスクドライブユニット3A
〜3Fのそれぞれの対応箇所で一旦停止させ、この停止
間にディスク2をそれぞれのディスクドライブユニット
3A〜3F内部に引き込むようにしているため、ディス
ク2の引き込みが完了するまではキャリッジが次段に移
動することができず、トータル的にディスクローディン
グ時間が長引いてしまうという不具合があった。
【0007】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、ディスクの安全性を保ちつつディスク搬送
時間の短縮、機構の簡素化及びディスク搬送動作の適切
化を図ることができる情報記録再生装置、ディスク収納
パック及びディスクの搬送方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数枚のディスクを同時に駆動することにより情報の記
録再生を行う情報記録再生装置であって、装置本体内部
に所定方向に配列設置された複数台のディスクプレーヤ
と、各々がディスクを収容するためのトレイを保持し、
互いに分離可能である複数枚のフレームを有するマガジ
ンパックと、前記装置本体内部に搬入された前記マガジ
ンパックを前記ディスクプレーヤの所定配列方向に沿っ
て搬送するマガジンパック搬送手段と、前記マガジンパ
ック搬送手段によって前記マガジンパックが搬送される
際、前記フレームを1枚づつ分離するとともに、前記デ
ィスクプレーヤの各々に対応する各所定位置に位置決め
保持するフレーム分離保持手段と、前記所定位置と前記
ディスクプレーヤとの間で前記トレイを搬送するトレイ
搬送手段とが具備されていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、複数枚のディスク
を同時に駆動することにより情報の記録再生を行う情報
記録再生装置であって、装置本体内部に所定方向に配列
設置された複数台のディスクプレーヤと、各々がディス
クを収容するためのトレイを摺動自在に保持する複数枚
のフレーム部材及びこれらフレーム部材を積載する底板
とを有したマガジンパックと、前記装置本体内部に搬入
された前記マガジンパックを前記ディスクプレーヤの所
定配列方向に沿って搬送するマガジンパック搬送手段
と、前記マガジンパック搬送路近傍である前記ディスク
プレーヤの各々に対応する各所定位置に設けられ、前記
マガジンパックが搬送される際に、その最上位に積載さ
れたフレームを順に分離保持するフレーム分離保持手段
と、前記所定位置と前記ディスクプレーヤとの間で前記
トレイを搬送するトレイ搬送手段とが具備されているこ
とを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、前記マガジンパッ
クは、前記フレームを積載する底板と、前記底板に対し
て着脱自在であり、前記底板とともに前記フレームを収
容する蓋体と、これら底板及び蓋体の両者をロックする
ロック機構とを具備し、前記装置本体に搬入された前記
マガジンパックが前記マガジンパック搬送手段によって
搬送される前にロック解除手段によって前記ロック機構
によるロックが解除されてなることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、前記マガジンパッ
クにはローディング溝が形成され、前記装置本体には、
外部から前記マガジンパックが挿通される開口と、前記
ローディング溝に嵌り込むローラ体を有した可動部材と
が設けられており、前記マガジンパックが前記開口から
挿通された際、前記ローラ体が前記ローディング溝に嵌
り込み、このローディング溝内部にて変位することによ
り前記マガジンパックが前記装置本体内部に搬入される
ことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、前記フレームには
その周縁近傍に係止部が形成されており、前記フレーム
分離保持手段には、前記装置本体に対して回動自在とさ
れ、前記フレームの周縁に当接する当接部と前記係止部
に係合する係合部とを有するフック部材と、前記係合部
が前記フレームの前記係止部に係合する方向に前記フッ
ク部材を付勢する付勢部材とが具備され、前記当接部が
前記フレームの周縁に当接したとき、前記係合部が前記
フレームの前記周縁から隔離されることを特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明は、前記トレイ搬送手
段には、前記所定位置から前記ディスクプレーヤに向か
う方向に移動自在な移動部材と、前記移動部材に設けら
れ、前記トレイの各々に対して係合可能である複数個の
係合部材とが具備され、前記係合部材が前記トレイに係
合した状態において前記移動部材が移動することによ
り、前記トレイが搬送されることを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明は、複数枚のディスク
を収納するディスク収納パックであって、1枚のディス
クが載置されるトレイと、前記トレイを摺動可能に保持
する板状の複数枚のフレーム部材と、これらフレーム部
材を積載する底板と、前記底板と協働して複数枚のフレ
ーム部材を収容する蓋体とを具備し、前記複数枚のフレ
ーム部材は前記底板上に積載された状態で収容されるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明は、前記底板には前記
フレームの積載方向に伸長するピン部材が設けられ、前
記複数枚のフレームが積載された状態において前記ピン
部材が前記フレームに形成された孔に挿通されることを
特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明は、マガジンパックに
配列保持された複数枚のディスクを装置本体内部に所定
方向に配列設置された複数台のディスクプレーヤに搬送
するディスクの搬送方法であって、前記マガジンパック
を前記装置本体内に搬入する工程と、前記装置本体内に
て前記所定方向に沿い前記マガジンパックを移送し、そ
の移送動作中に前記ディスクプレーヤの各々に対面する
各所定位置にてディスクを1枚づつ位置決めする工程
と、前記各所定位置にて位置決めされた前記ディスクを
前記複数台のディスクプレーヤに一斉に搬送する工程と
を含むことを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明の情報記録再生装置では、マガジンパッ
クをマガジンパック搬送手段によってディスクプレーヤ
の所定配列方向に搬送する際にディスクプレーヤの各々
に対応する各所定位置にフレームを位置決めし、その
後、トレイ搬送手段によってフレームに保持されたトレ
イを一斉に各ディスクプレーヤに搬送することができる
ので、従来と比べディスク搬送に係る時間が大幅に短縮
される。
【0018】また、各所定位置に位置決めされたフレー
ム上のトレイを逐次ディスクプレーヤに搬送することも
でき、その場合においても従来と比べディスク搬送に係
る時間が短縮される。
【0019】更に、マガジンパックには、フレームを収
容する底板と蓋体とをロックするロック機構が設けら
れ、マガジンパック搬送手段によるマガジンパックの搬
送の前にロック解除手段によってロック機構によるロッ
クが解除されるので、ディスクの安全性が向上し埃等の
付着も防止される。
【0020】更にまた、マガジンパックの装置本体内へ
の搬入は、マガジンパックに形成されたローディング溝
に可動部材に設けられたローラ体が嵌り込み、このロー
ラ体が変位することによってディスク収容パックを搬入
するようにしたので、マガジンパックによけいな負荷が
掛かることなくスムースな搬入動作が行われる。
【0021】また、フレーム分離保持手段の当接部がフ
レームの周縁に当接したときは係合部がフレームの周縁
から隔離されるようにしたので、フレームの分離と位置
決めをする機構の簡素化が図れる。
【0022】更に、トレイ搬送手段の所定位置からディ
スクプレーヤに向かう方向に移動自在な移動部材の移動
により各所定位置にあるトレイを一斉に搬送するように
したので、トレイ搬送手段の機構の簡素化が図れるとと
もに、複数枚のディスクの搬送に要する時間の短縮が図
れる。
【0023】更にまた、本発明のディスク収納パックで
は、ディスクが載置されるトレイをフレーム部材で摺動
自在に支持するようにし、このフレーム部材を底板上に
積載した状態で収容するようにしたので、複数枚のディ
スクを複数台のディスクプレーヤに搬送する動作中にお
いて、複数枚のディスクが同時に搬送可能状態とされ
る。
【0024】また、複数枚のフレームが底板上に積載さ
れたとき、底板に設けられているフレームの積載方向に
伸長するピン部材がフレームに形成されている孔に挿通
されるので、積載状態における各フレームの位置ずれが
抑えられるとともに、フレームを分離する際の位置ずれ
も防止される。
【0025】更に、本発明のディスクの搬送方式では、
マガジンパッックを装置本体内に搬入した後、装置本体
内において複数台のディスクプレーヤの配列する所定方
向に沿ってマガジンパッックを移送し、その移送動作中
にディスクプレーヤの各々に対面する各所定位置に位置
決めされたディスクを複数台のディスクプレーヤに一斉
に搬送するようにしたので、複数枚のディスクの各々を
複数台のディスクプレーヤに搬送するに際し、その搬送
時間が短縮されるとともに、ディスク搬送に関わる機構
及びその動作についても、従来と比べて簡素化が図れ
る。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図1は、本発明の情報記録再生装置の一実
施例を示すものである。同図に示すように、装置本体1
0の前面上部側には、後述のマガジンパック100を挿
入するためのマガジンパック挿入孔20が設けられてい
る。マガジンパック挿入孔20は、開閉自在に配設され
ている開閉蓋21によって閉塞されており、装置本体1
0内部への塵埃等の侵入が阻止されるようになってい
る。
【0027】装置本体10内部の手前側にはマガジンパ
ック100を載置し、後述する図35に示すガイドシャ
フト215に沿って上下方向に移動自在とされた搬送ベ
ース210の移動空間170Aが設けられており、その
奥側には搬送ベース210の移動方向に沿って配設され
る複数のディスクドライブユニット200の配設空間2
50が設けられている。ここで、本実施例におけるディ
スクドライブユニット200は、縦×横=6×2=12
台配設されている。但し、ディスクドライブユニット2
00の数においては、この例のように12台に限らず、
任意に設定変更が可能である。また、後述するマガジン
パック100内部に収容されているディスク140は、
ディスクドライブユニット200の設置台数に合せ、1
2枚までの収容可能とされているが、これらの詳細は後
述する。
【0028】更に、上記の搬送ベース210には、マガ
ジンパック挿入孔20から挿入されたマガジンパック1
00を搬送ベース210の真上迄搬送するためのマガジ
ンローディングメカニズム160が配設されているが、
このマガジンローディングメカニズム160の詳細につ
いても後述する。
【0029】また、装置本体10内部には、後述のマガ
ジンパック100内部に収納されているトレイ141を
スライド自在に収容している複数のフレーム120をそ
れぞれのディスクドライブユニット200に対応させて
分離保持するものであって、フック支持部材310に回
動自在に設けられたフック部材320を有するフック機
構300が設けられているが、この詳細についても後述
する。
【0030】更に、装置本体10内部には、フック機構
300によって保持されたフレーム120内のトレイ1
41をディスクドライブユニット200側に引き込んだ
り、ディスクドライブユニット200側からフレーム1
20内のトレイ141を引き戻したりするトレイ移動機
構400が設けられているが、この詳細についても後述
する。
【0031】まず、最初にマガジンパック100の構成
について説明する。図2乃至図9は、上記のマガジンパ
ック100の詳細を示すものである。まず、図2乃至図
5を用いて主な構成部材について説明すると、底板10
1に対して蓋体110が嵌着自在とされ、底板101と
蓋体110との間に複数のフレーム120が重設されて
いる。
【0032】フレーム120には、スライダ130及び
ディスク140を収容するためのトレイ141の輪郭形
状に合わせた嵌合溝121aが形成されており、ディス
ク140がディスクドライブユニット200側に引き込
まれる際は、スライダ130及びトレイ141が嵌合溝
121aを摺動し、図4に示すように、フレーム120
から引き出されるようになっている。スライダ130及
びトレイ141が引き出される際には、スライダ130
に形成されている係合溝131にトレイ移動機構400
の略L字形状の係合部材402が係合されるが、この動
作については後述するトレイ移動機構400とともに説
明する。
【0033】また、フレーム120には、後述するピン
103が挿通される孔144が3ヶ所に形成されてい
る。更に、スライダ130及びトレイ141には、それ
ぞれ係合突起132,142が設けられており、同一平
面上で互いに係合関係が維持されるが、ディスクドライ
ブユニット200側におけるディスク140のクランプ
時においてトレイ141が下げられることにより、それ
ぞれ係合突起132,142の係合関係が外されるよう
になっている。
【0034】図6乃至図9は、マガジンパック100の
断面構造と分解状態とを示すものであり、蓋体110が
底板101に嵌着されるとき、底板101の嵌合突起1
02に蓋体110の下端部に形成されている嵌合凹部1
11が嵌合される。
【0035】また、底板101には、3本のピン103
が突設されており、底板101と蓋体110とが嵌着さ
れた際、ピン103に各フレーム120の孔144が挿
通されるとともに、その先端部が蓋体110の内側に設
けられている嵌合凹部112に嵌合されるようになって
いる。
【0036】これにより、後述する後述するフレーム1
20を分離する動作の際に、フレーム120の各々が位
置ずれを起こすおそれが無くなる。
【0037】底板101上に突設されている支持部10
4には、フレーム120の下端部が当接し支持されてい
る。また、フレーム120の外周部には、傾斜片部12
1及び段形状とされた傾斜段部122が設けられてお
り、マガジンパック100内部にフレーム120が収容
された状態では、それぞれの傾斜片部121及び傾斜段
部122が重合されるようになっている。
【0038】更に、トレイ141の中心部分には、クラ
ンプ時に後述するターンテーブル202の通る挿通孔1
45が形成されている。ここで、本実施例におけるディ
スク140は光磁気ディスクであり、クランプ時におい
てはディスク140の中心部分がターンテーブル202
上の磁石によって吸着されるようになっている。
【0039】図10は、マガジンパック100の底板1
01の下面側に取付けられた蓋体110と底板101と
をロックするロック機構によるロック状態を、底板10
1の上から見た状態で示したものである。
【0040】底板101の下面側に設けられているロッ
ク機構150のローディング溝151は、しゃもじ形と
されており、幅細部151aと幅太部151bとで構成
されている。ローディング溝151を形成する壁部15
2の幅太部151b側には切欠き153が形成されてお
り、この切欠き153に軸154を支点として回動自在
とされたアーム155の先端部156が挿入されてい
る。
【0041】ロック機構150によるロック状態が解除
されるとき、アーム155の先端部156を後述するマ
ガジンローディングメカニズム160のローラ体165
が押し付けるようになっている。各アーム155の後端
部157は、連結アーム158にそれぞれ軸159を支
点として回動自在に取付けられている。
【0042】一方、底板101の上面側には、連結アー
ム158の中心部分に取付けられた軸169が延びてい
る。軸169には、軸170を有した連結アーム171
が回動自在に取付けられている。軸170には、軸17
2を支点として回動自在とされた回動レバー173の一
端部174側が回動自在に取付けられている。
【0043】回動レバー173の他端部175は、矢印
a,b方向に移動自在とされた移動体180の端部に当
接している。移動体180内部には、ギヤベルト181
が挿通されている。ギヤベルト181は、4個の回転体
182a〜182dに張架されている。各回転体182
a〜182dは、底板101上面に取付けられた軸18
3を支点として回転自在とされており、ギヤ部184に
噛み合っているギヤベルト181の矢印a,b方向への
移動に伴って時計方向又は反時計方向に回転する。
【0044】各回転体182a〜182dの外周縁部に
設けられているロック片185は蓋体110の底板10
1の嵌合突起102及び蓋体110の下端部にそれぞれ
形成されているロック溝102a,110aに嵌り込ん
でいる。これにより、蓋体110と底板101とがロッ
クされる。また、各回転体182a〜182dの外周縁
部に設けられている係止片部186には、スプリング1
87の一端が係止されており、スプリング187の付勢
力によってそれぞれの回転体182a〜182dが反時
計方向に付勢されている。更に、各回転体182a〜1
82dの外周縁部にはストッパ片188が設けられてお
り、底板101に設けられた突起189に当接すること
により、各回転体182a〜182dの回転停止位置が
規制されている。なお、同図において、右上部隅と左下
部隅の回転体182a,182cにあっては、その配置
関係上、係止片部186が突起189に当接するように
なっている。
【0045】図11は、上記のロック機構150のロッ
クが解除された状態を示すものである。
【0046】同図に示すように、各ローディング溝15
1に嵌り込んだローラ体161が後述するように、壁部
152に沿って変位し、最終位置であるローディング溝
151の幅太部151b側に移動すると、アーム155
の先端部156に当接し、軸154を支点としてアーム
155を時計方向及び反時計方向に回動させる。これに
より、アーム155の後端部157に取付けられている
連結アーム158が図中下方に引き込まれ、更に連結ア
ーム171が同方向に引き込まれることにより、回動レ
バー173が軸172を支点として時計方向に回動す
る。
【0047】回動レバー173の回動により、回動レバ
ー173の他端部175が移動体180の端部を矢印a
方向に押し付け、ギヤベルト181を同方向に移動させ
ると、これに噛み合っている各回転体182a〜182
dがそれぞれ時計方向に回転し、各回転体182a〜1
82dの外周縁部に設けられているロック片185が蓋
体110の底板101の嵌合突起102及び蓋体110
の下端部に形成されているロック溝102a,110a
から外れることにより、ロック機構150によるロック
状態が解除される。
【0048】次に、マガジンパック100を装置本体1
0内部に搬入するマガジンローディングメカニズム16
0について説明する。
【0049】図12は、上記のマガジンローディングメ
カニズム160の詳細を示すものである。同図におい
て、矢印Aは、手動により挿入口20を通じて挿入され
るマガジンパック100の挿入方向を示している。搬送
ベース210上には、軸161を支点として回転自在と
された2個の回転体163が配設されている。各回転体
163は、ギヤ部162によって噛合されている。これ
らの回転体163は、駆動モータ160aの駆動力が伝
達ギヤ160b,160cを介して伝達されることによ
り回転する。
【0050】各回転体163には、アーム部164が設
けられている。アーム部164の下方には、先端部側に
上述したローディング溝151に嵌り込むローラ体16
5を有し、軸167を支点として回動自在とされるとと
もに、バネ168によって先端部側が押し上げられる方
向に付勢されたアーム体166が配設されている。
【0051】各アーム体166の後端部側には、上記矢
印A方向から挿入されたマガジンパック100の挿入位
置を規制するストッパピン169が設けられており、回
転体163に形成されている孔169aから突出してい
る。
【0052】各アーム体166の先端部に設けられてい
る係合片171は、搬送ベース210上に取り付けられ
ているガイド部材172のカム片部173に下方から当
接することにより、バネ168の付勢力に抗して下方に
回動し、アーム体166のローラ体165の突出を規制
している。これにより、マガジンパック100の挿入時
においては、アーム体166が邪魔にならず、しかもス
トッパピン169が回転体163の孔169aから飛び
出した状態にあるため、マガジンパック100の挿入位
置が規制される。
【0053】図13及び図14は、各回転体163及び
アーム体166の回転状態を示すものであり、図中Aの
位置からCの位置にかけてカム片部173が順次高くさ
れているため、各アーム体166の先端部が徐々に押し
上げられる。各アーム体166の先端部がカム片部17
3から外れると、アーム部164の下端部に当接し、バ
ネ168の付勢力による押上が規制され、アーム体16
6は略水平状態に保たれる。
【0054】このアーム体166の上昇によってローラ
体165も上昇し、上述したマガジンパック100のロ
ーディング溝151に嵌り込む。これにより、マガジン
パック100の搬送が可能となるが、この搬送動作につ
いては後述する。
【0055】またこのとき、各アーム体166の後端部
側に取付けられているストッパピン169が孔169a
から引き込まれるため、マガジンパック100の奥側へ
の引き込みが支障なく行われる。
【0056】次に、マガジンパック100内部のフレー
ム120を分離保持するフック機構300及びフレーム
120内部のトレイ141を移動させるトレイ移動機構
400について説明する。
【0057】図15は上記のフック機構300の詳細を
示すものである。フック機構300は、装置本体10内
部の搬送ベース210の移動空間170A内部に設けら
れているものであり、フック部材320を回動自在に支
持するフック支持部材310が移動空間170A内部の
手前側に2箇所設けられ、移動空間170A内部の奥側
に1箇所設けられている。フック機構300の詳細は後
述する。
【0058】図15及び図16は、トレイ移動機構40
0の詳細を示すものである。上記のトレイ移動機構40
0は装置本体10の両側部に設けられているものであ
り、図17に示すように、トレイ移動機構400の回転
体401は矢印c,d方向に移動自在とされた移動ベー
ス15に回転自在に取付けられている。
【0059】回転体401には、上記のマガジンパック
100のスライダ130に形成されてい係合溝131に
嵌り込む略L字形状の係合部材402と後述するスライ
ダ410のカム溝415によって変位することにより回
転体401に対して回転力を与える係合部材403とが
設けられている。
【0060】矢印c,d方向にスライド自在とされたス
ライダ410に設けられているガイドピン411は、装
置本体10のシャーシ11に形成されている横長のガイ
ド溝12に係合されており、スライダ410のスライド
に伴い、ガイドピン411がガイド溝12に沿って移動
し、スライダ410の移動を安定させる。
【0061】また、スライダ410には、上段カム部4
12、下段カム部413及び傾斜カム部414を有した
カム溝415が形成されており、スライダ410の矢印
c,d方向への移動によって係合部材403が上下に変
位し、回転体401に回転力を与える。
【0062】ここで、スライダ410が矢印c方向に移
動し係合部材403を上方へ変位させると、スライダ4
10のガイドピン411がシャーシ11のガイド溝12
の縁部に係合し、移動ベース15を同方向に移動させる
ようになっている。装置本体10の上部には、駆動力を
伝達する伝達機構500が設けられている。
【0063】続いて、このような構成の情報記録再生装
置の動作を、図18乃至図33を用いて説明する。
【0064】まず、マガジンパック100を装置本体1
0のマガジンパック挿入孔20から挿入する。このと
き、上述したように、マガジンローディングメカニズム
160の各アーム体166の先端部の係合片171が搬
送ベース210上のガイド部材172のカム片部173
に下方から当接し、バネ168の付勢力に抗して下方に
回動してアーム体166のローラ体165の突出を規制
していることから、マガジンパック100がローラ体1
65に邪魔されることなく押し込まれる。またマガジン
パック100の押し込み位置は、回転体163の孔16
9aから飛び出した状態にあるストッパピン169によ
って規制される。
【0065】このとき、ローラ体165は、図18に示
すように、ローディング溝151の幅太部151bの下
方に位置している。またこのとき、図示省略の検知スイ
ッチによってマガジンパック100の挿入が検知される
ことにより、上記の駆動モータ160aが駆動され、回
転体163が回転される。
【0066】回転体163の回転により、各アーム体1
66の先端部の係合片171が搬送ベース210上のガ
イド部材172のカム片部173に下方から当接した状
態で摺動し、上記図14に示したように、バネ168の
付勢力によって徐々に押し上げられ、ローラ体165が
図19に示す位置まで変位すると、各アーム体166の
先端部の係合片171が搬送ベース210上のガイド部
材172のカム片部173から外れ、ローラ体165が
マガジンパック100に設けられているロック機構15
0のローディング溝151に嵌り込む。このとき、バネ
168の付勢力によるアーム体166の回動に伴って各
アーム体166の後端部側に取付けられているストッパ
ピン169が孔169aから引き込まれる。
【0067】この状態から回転体163が更に回転を続
けると、ローラ体165がローディング溝151の幅太
部151bから幅細部151a側に移行し、図20及び
図21に示すように、ローラ体165がローディング溝
151の幅細部151a内を奥側に向かって摺動するこ
とにより、マガジンパック100が搬送ベース210上
に徐々に引き込まれる。このとき、両回転体163の回
転量は図21に示す状態のとき90度まで達しており、
またローラ体165はローディング溝151の幅細部1
51aの最奥部に到達する。
【0068】この状態から回転体163が更に回転を続
けると、図22に示すように、ローラ体165がローデ
ィング溝151の幅細部151aの最奥部から幅太部1
51bに向けて摺動しつつマガジンパック100を引き
込み、図23に示すように、ローラ体165がローディ
ング溝151の幅細部151aと幅太部151bとの間
に到達した時点で搬送ベース210上へのマガジンパッ
ク100の引き込みが完了する。
【0069】この状態から回転体163が更に回転を続
け、ローラ体165がローディング溝151の幅太部1
51b側に移行し、図12及び図13に示すように、各
アーム体166が180度まで回動すると、図11に示
したように、各ローラ体161がマガジンパック100
の底板101に設けられているロック機構150のアー
ム155の先端部156に当接し、ロック機構150に
よるロック状態を解除する。
【0070】すなわち、各ローラ体165がアーム15
5の先端部156に当接して先端部156を押し付け、
アーム155を軸154を支点として時計方向及び反時
計方向に回動させる。これにより、アーム155の後端
部157に取付けられている連結アーム158が図11
中下方に引き込まれ、更に連結アーム171が同方向に
引き込まれることにより、回動レバー173が軸172
を支点として時計方向に回動する。
【0071】回動レバー173の回動により、回動レバ
ー173の他端部175が移動体180の端部を矢印a
方向に押し付け、ギヤベルト181を同方向に移動さ
せ、これに噛み合っている各回転体182a〜182d
をそれぞれ時計方向に回転させることで、各回転体18
2a〜182dの外周縁部に設けられているロック片1
85を蓋体110の底板101の嵌合突起102及び蓋
体110の下端部にそれぞれ形成されているロック溝1
02a,110aから外すと、ロック機構150による
ロック状態が解除される。
【0072】ここで、マガジンパック100が搬送ベー
ス210上に完全に引き込まれた状態を装置本体10の
上方及び側面からみた場合、図24及び図25に示す通
りであり、マガジンパック100が搬送ベース210側
に移された後は、図26及び図27に示すように、搬送
ベース210がガイドシャフト215に沿って下降され
る段階でマガジンパック100がフック機構300によ
って分離される。
【0073】すなわち、フック支持部材310に設けら
れている軸311にフック部324を有したフック部材
320が回動自在に取付けられている。このフック部材
320のフック支持部材310上における配設位置は、
それぞれのディスクドライブユニット200のディスク
取込口(図示省略)に対応した箇所とされている。
【0074】また、フック支持部材310に設けられて
いるピン312には、フック部材320に形成されてい
る長孔323が嵌り込んでおり、長孔323の寸法によ
ってフック部材320の回動量が規制されている。フッ
ク部材320の略中心部に設けられているピン321に
は、一端がフック部材320側に係合され、他端がピン
312側に係合されたバネ322が取付けられており、
このバネ322によってフック部材320がフレーム1
20側に近づく方向に付勢されている。
【0075】そこで、マガジンパック100を載置した
搬送ベース210が下降すると、図34(a)に示すよ
うに、マガジンパック100内部において最下段に位置
するフレーム120の周縁に設けられた傾斜片部121
の下端部がフック部材320の傾斜辺325に当接し、
フック部材320をバネ322の付勢力に抗して押し返
し、フック部材320を反時計方向に回動させる。
【0076】この状態から、搬送ベース210が更に下
降を続けると、同図(b),(c)に示すように、最下
段のフレーム120の傾斜片部121の下端部がフック
部材320の傾斜辺325の頂部327を乗り越え、フ
ック部材320の傾斜辺325から外れる。すると、す
かさず下から2番目に位置するフレーム120の傾斜片
部121の下端部がフック部材320の傾斜辺325に
当接し、バネ322によって付勢されているフック部材
320の戻りを阻止する。
【0077】このようにして、順次、フレーム120の
傾斜片部121の下端部がフック部材320の傾斜辺3
25への当接を繰り返すことにより、各フレーム120
の傾斜片部121の下端部の係合溝123がフック部材
320のフック部324に嵌ることなく順送りされる。
【0078】そして、同図(d)に示すように、最上段
に位置するフレーム120の傾斜片部121の下端部が
フック部材320の傾斜辺325に当接し、フック部材
320の傾斜辺325の頂部327を乗り越えると、フ
ック部材320の傾斜辺325に当接してフック部材3
20の戻りを阻止する力が断たれ、フック部材320が
バネ322の付勢力によって押し戻されることにより、
最上段に位置するフレーム120の傾斜片部121の下
端部がフック部材320の傾斜辺326を摺動し、傾斜
片部121の係合溝123がフック部材320のフック
部324に嵌り込む。
【0079】この状態から搬送ベース210が更に下降
を続けると、上から2段目以降のフレーム120が自重
によって最上段のフレーム120から離れることによ
り、最上段のフレーム120がフック部材320によっ
て分離保持される。
【0080】このようにして、搬送ベース210が下降
するに伴い、フレーム120が上の段から順にフック部
材320によって分離保持され、全てのフレーム120
が分離保持されることによるマガジンパック100の分
離が完了した後は、図30及び図31に示すように、ト
レイ移動機構400によるディスクドライブユニット2
00へのトレイ引込動作に移行する。
【0081】すなわち、図17に示したように、トレイ
移動機構400のスライダ410が矢印c方向に移動さ
れると、カム溝415の下段カム部413に位置する係
合部材403が傾斜カム部414によって上方の上段カ
ム部412側に押し上げられる。
【0082】これにより、移動ベース15に取付けられ
ている回転体401が回転し、係合部材402が倒され
ることにより、係合部材402の先端部がマガジンパッ
ク100のスライダ130に形成されている係合溝13
1に嵌り込む。この状態からスライダ410が矢印c方
向に更に移動されると、スライダ410のガイドピン4
11がガイド溝12の縁部に係合し、移動ベース15を
同方向に移動させる。
【0083】移動ベース15の移動により、係合部材4
02によって係合されているマガジンパック100のス
ライダ130が図4及び図9に示すように、フレーム1
20内部から引き出され、図28及び図29に示すよう
に、ディスクドライブユニット200内部のディスク再
生部201のターンテーブル202上まで引き込まれ
る。
【0084】次いで、図30及び図31に示すように、
トレイ141がターンテーブル202上で下降されるこ
とにより、トレイ141の係合突起142がスライダ1
30の係合突起132から外され、スライダ130から
分離された後、ターンテーブル202がトレイ141の
ターンテーブル挿入孔144を通過し、ディスク140
の中心部に当接してトレイ141のディスク収容溝14
3からディスク140を離すと、上方に待機しているク
ランパによってディスク140の中心部がターンテーブ
ル202上にクランプされる。
【0085】一方、ディスク140がアンローディング
される場合には、上記とは逆の動作が行われる。
【0086】すなわち、ターンテーブル202によるデ
ィスク140のクランプが解除され、トレイ141がス
ライダ130と同一高さまで押し上げられることによ
り、スライダ130の係合突起132にトレイ141の
係合突起142が係合されと、トレイ移動機構400の
スライダ410が矢印d方向に移動され、スライダ41
0のガイドピン411がガイド溝12の縁部に係合し、
移動ベース15を同方向に移動させることにより、図2
6及び図27に示すように、トレイ141がフレーム1
20側に戻される。
【0087】この状態から搬送ベース210が上昇する
ことにより、フック機構300のフック部材320によ
って分離保持されているフレーム120が組み立てられ
る。
【0088】すなわち、図33(a)に示すように、最
下段に位置するフレーム120がフック部材320によ
って分離保持されている状態において、搬送ベース21
0が上昇すると、フレーム120が搬送ベース210上
のマガジンパック100の底板101上に載置された状
態で押し上げられ、同図(b)に示すように、フレーム
120の傾斜片部121の下端部がフック部材320の
傾斜辺326を摺動上昇し、同図(c)に示すように、
傾斜片部121の下端部がフック部材320の傾斜辺3
25の頂部327を乗り越えると、同図(d)に示すよ
うに、フック部材320のフック部324から外され
る。このとき、フック部材320は、バネ322の付勢
力によって定位置に戻される。
【0089】このようにして、搬送ベース210の上昇
により、フレーム120が順次フック部材320から外
されて積み重ねられた後、図24及び図25に示すよう
に、上方に待機している蓋体110内部に収められる。
【0090】マガジンパック100が組み上げられた
後、図18乃至図23で示したマガジンローディングメ
カニズム160の逆の動作により、マガジンパック10
0が装置本体10のマガジンパック挿入孔20から排出
される。
【0091】すなわち、回転体163が上記とは逆方向
への回転を行うことにより、各アーム体166の先端部
のローラ体165がローディング溝151内部を上記と
は逆方向に移動し、マガジンパック100を搬送ベース
210上から押し出す。このとき、図13及び図14に
示したように、各アーム体166の先端部の係合片17
1が搬送ベース210上のガイド部材172のカム片部
173に下方から当接して摺動することにより、バネ1
68の付勢力に抗して下降するため、アーム体166の
ローラ体165がマガジンパック100の取出しを妨げ
ない位置に下降する。
【0092】このように、本実施例では、装置本体10
のマガジンパック挿入孔20からロック機構によるロッ
クを解除することにより分離可能とされたマガジンパッ
ク100を装填すると、搬送ベース150のマガジンロ
ーディングメカニズム160によってマガジンパック1
00のロック機構150によるロック状態が解除され、
搬送ベース150が下降すると、複数のディスクドライ
ブユニット200にそれぞれ対応したフック機構300
のフック部材320によってフレーム120を保持し、
トレイ移動機構400によってフレーム120内のディ
スク140を収容しているトレイ141を各ディスクド
ライブユニット200内部に同時に引き込むようにした
ので、ディスクローディングの時間短縮を図ることが可
能となる。
【0093】なお、本実施例では、フレーム120内の
ディスク140を収容しているトレイ141を各ディス
クドライブユニット200内部に同時に引き込むように
した場合について説明したが、この例に限らず、たとえ
ばマガジンパック100が順次分離される毎にトレイ1
41を各ディスクドライブユニット200内部に引き込
むようにしてもよい。
【0094】すなわち、図34乃至図37に示すよう
に、搬送ベース210の下降とともに、フック機構30
0のフック部材320によってフレーム120が分割保
持される同時にトレイ移動機構400によってフレーム
120内のトレイ141を各ディスクドライブユニット
200内部に順次引き込むようにしてもよい。
【0095】以上、図1〜図37を基に本発明の一実施
例を説明したが、他の実施例としては各フレーム120
を底板101に対してロックするフレームロック機構を
設けてもよい。このフレームロック機構は、各フレーム
120の位置ずれを防止するためのものであり、フレー
ム120の一枚一枚が軽量である場合に特に有効であ
る。これについて以下に図38〜図42を基に説明する
が、図1〜図37の場合と異なるのは、フレーム120
がトレイ141を一枚だけ保持できる程度の大きさであ
り、マガジンパック自身もそれに併せたサイズとなって
いることである。
【0096】すなわち、底板101にはロックスライダ
105が3個設けられており、各々矢印方向に移動自在
となっている。このロックスライダ105には、後述す
る案内カム331に係合する係合凹部105a及び各フ
レーム120を底板101に対して固定するロック部1
05bが設けられている。ロック部105bはその長さ
が順次異なる複数の仕切り板105cからなるものであ
る。
【0097】一方、フレーム120にはロックスライダ
105に対応し、底板101上に載置される際にそのロ
ック部105bが挿入される長孔124が3箇所に形成
されている。長孔124の内部には、ロックの際にロッ
ク部105bの仕切り板105cによって係止される突
部125が設けられている。
【0098】上述した装置本体10の内部には、フレー
ム120の配列方向に伸長するとともに、複数の直線部
331aと段差部331bからなる階段状の案内カム3
31を有した案内板330が3個設置されている。な
お、複数の段差部331bは、鉛直方向に配列された複
数のフック部材320に対応する位置に設けられてお
り、これら段差部331bによって後述するように、フ
レーム120のロックが順次解除されるようになってい
る。
【0099】ここで、底板101上に複数のフレーム1
20を重ねた状態で載置する場合、図38及び図41
(e)に示すように、ロックスライダ105をロック解
除側に移動させておき、フレーム120の長孔124に
ロック部105bを挿入させようにして、順次フレーム
120を底板101上に載置する。
【0100】全てのフレーム120を底板101上に載
置した後、図41(a)に示すように、ロックスライダ
105をロック側に移動させると、各仕切り板105c
が全てのフレーム120の突部125上に移動し、これ
ら突部125が各仕切り板105cによって係止される
ことにより、各フレーム120が底板101に対してロ
ックされた状態となる。このとき、各フレーム120の
突部125と各仕切り板105cとが軽い接触状態にあ
り、ロックスライダ105自体の移動が阻止される。
【0101】次に、フレームロックを解除してフレーム
120を分離させる動作について図41及び図42を基
に説明する。
【0102】まず、マガジンパック100はフレームロ
ックされた状態(すなわち図41(a)の状態であるロ
ックスライダ105が可動範囲の端部にある状態)で上
記のマガジンローディングメカニズム160により装置
本体10内部の図41(a)の位置まで引き込まれる。
次いで、マガジンパック100の鉛直方向への下降直
後、ロックスライダ105の係合凹部105aに案内板
330の案内カム331が入り込む。この状態で、係合
凹部105aが案内カム331を摺動しつつマガジンパ
ック100の下降動作が行われ、図42(a)に示すよ
うに、係合凹部105aが案内カム331の最上段の段
差部331bに到達し、図41(b)及び図42(b)
に示すように、係合凹部105aが段差部331bを摺
動すると、ロックスライダ105が段差部331bの段
差幅だけロック解除方向に押し出される。
【0103】このとき、ロック部105bの最上段に位
置する一番短い仕切り板105cが最上位に重ね置かれ
たフレーム120の突部125上から離されると同時
に、最上位のフレーム120の傾斜片部121の係合溝
123にフック部材320のフック部324に嵌り込む
ことにより、図42(c),(d)に示すように、最上
位のフレーム120がフック部材320に係止された状
態で分離保持される。
【0104】またこのとき、2段目以降の仕切り板10
5cと2段目以降のフレーム120の突部125とは係
止状態にあるため、2段目以降のフレーム120に対し
てのガタ付き等の発生が回避される。
【0105】この状態からマガジンパック100の下降
動作が継続されることにより、図41(c)〜(e)に
示すように、ロックスライダ105が案内カム331の
段差部331bによって順次ロック解除方向に押し出さ
れることにより、2段目以降のフレーム120が上記同
様にしてそれぞれ対応するフック部材320により順次
分離保持される。
【0106】このとき、フレーム120が一枚毎にロッ
ク解除され順次フック部材320によって分離保持され
るため、フレーム120の位置ずれは確実に回避され、
フック部材320による分離保持が確実に行われる。
【0107】一方、マガジンパック100がアンローデ
ィングされるとき、底板101が上昇されると、底板1
01によって最下段に位置するフレーム120が載置さ
れた状態で押上られ、フック部材320による係止状態
が解除されると同時に案内カム331の最下段の段差部
331bによってロックスライダ105がロック側に戻
され、底板101に対する最下段のフレーム120のロ
ックが行われる。
【0108】以降、同様にして底板101上にフレーム
120が積み重ねられ、最終的にロックスライダ105
がロック側の可動範囲端部まで戻されることにより、全
てのフレーム120が底板101上にロックされ、この
状態で上記のマガジンローディングメカニズム160に
より装置本体10外部に押し出される。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報記録
再生装置によれば、マガジンパックをマガジンパック搬
送手段によってディスクプレーヤの所定配列方向に搬送
する際にディスクプレーヤの各々に対応する各所定位置
にフレームを位置決めし、その後、トレイ搬送手段によ
ってフレームに保持されたトレイを一斉に各ディスクプ
レーヤに搬送することができるので、従来と比べディス
ク搬送に係る時間が大幅に短縮される。
【0110】また、各所定位置に位置決めされたフレー
ム上のトレイを逐次ディスクプレーヤに搬送することも
でき、その場合においても従来と比べディスク搬送に係
る時間が短縮される。
【0111】更に、マガジンパックには、フレームを収
容する底板と蓋体とをロックするロック機構が設けら
れ、マガジンパック搬送手段によるマガジンパックの搬
送の前にロック解除手段によってロック機構によるロッ
クが解除されるので、ディスクの安全性が向上し埃等の
付着も防止される。
【0112】更にまた、マガジンパックの装置本体内へ
の搬入は、マガジンパックに形成されたローディング溝
に可動部材に設けられたローラ体が嵌り込み、このロー
ラ体が変位することによってディスク収容パックを搬入
するようにしたので、マガジンパックによけいな負荷が
掛かることなくスムースな搬入動作が行われる。
【0113】また、フレーム分離保持手段の当接部がフ
レームの周縁に当接したときは係合部がフレームの周縁
から隔離されるようにしたので、フレームの分離と位置
決めをする機構の簡素化が図れる。
【0114】更に、トレイ搬送手段の所定位置からディ
スクプレーヤに向かう方向に移動自在な移動部材の移動
により各所定位置にあるトレイを一斉に搬送するように
したので、トレイ搬送手段の機構の簡素化が図れるとと
もに、複数枚のディスクの搬送に要する時間の短縮が図
れる。
【0115】更にまた、本発明のディスク収納パックに
よれば、ディスクが載置されるトレイをフレーム部材で
摺動自在に支持するようにし、このフレーム部材を底板
上に積載した状態で収容するようにしたので、複数枚の
ディスクを複数台のディスクプレーヤに搬送する動作中
において、複数枚のディスクが同時に搬送可能状態とさ
れる。
【0116】また、複数枚のフレームが底板上に積載さ
れたとき、底板に設けられているフレームの積載方向に
伸長するピン部材がフレームに形成されている孔に挿通
されるので、積載状態における各フレームの位置ずれが
抑えられるとともに、フレームを分離する際の位置ずれ
も防止される。
【0117】更に、本発明のディスクの搬送方式によれ
ば、マガジンパッックを装置本体内に搬入した後、装置
本体内において複数台のディスクプレーヤの配列する所
定方向に沿ってマガジンパッックを移送し、その移送動
作中にディスクプレーヤの各々に対面する各所定位置に
位置決めされたディスクを複数台のディスクプレーヤに
一斉に搬送するようにしたので、複数枚のディスクの各
々を複数台のディスクプレーヤに搬送するに際し、その
搬送時間が短縮されるとともに、ディスク搬送に関わる
機構及びその動作についても、従来と比べて簡素化が図
れる。
【0118】したがって、ディスクの安全性を保ちつつ
ディスク搬送時間の短縮、機構の簡素化及びディスク搬
送動作の適切化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報記録再生装置の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1の情報記録再生装置に装填されるマガジン
パックの詳細を示す断面図である。
【図3】図2のマガジンパック内部のフレームに収容さ
れているトレイ及びディスクを示す平面図である。
【図4】図3のフレームからトレイが引き出された状態
を示す平面図である。
【図5】図2のマガジンパックを示す断面図である。
【図6】図2のマガジンパックの分離状態を示す断面図
である。
【図7】図2のマガジンパックを示す断面図である。
【図8】図2のマガジンパックの分離状態を示す断面図
である。
【図9】図2のマガジンパックの分離状態を示す断面図
である。
【図10】図2のマガジンパックの分離状態を阻止する
ためのロック機構を示す平面図である。
【図11】図10のロック機構によるロック解除を示す
平面図である。
【図12】図4のマガジンパックを各ディスクドライブ
ユニットに搬送するための搬送ベースに設けられている
マガジンローディングメカニズムを示す平面図である。
【図13】図2のマガジンパックを各ディスクドライブ
ユニットに搬送するための搬送ベースに設けられている
マガジンローディングメカニズムを示す平面図である。
【図14】図12のマガジンローディングメカニズムの
動作を説明するための図である。
【図15】図1の情報記録再生装置の内部構成を示す図
である。
【図16】図1の情報記録再生装置の内部構成を示す図
である。
【図17】図1のトレイ移動機構の動作を説明するため
の図である。
【図18】図12のマガジンローディングメカニズムの
動作を説明するための平面図である。
【図19】図12のマガジンローディングメカニズムの
動作を説明するための平面図である。
【図20】図12のマガジンローディングメカニズムの
動作を説明するための平面図である。
【図21】図12のマガジンローディングメカニズムの
動作を説明するための平面図である。
【図22】図12のマガジンローディングメカニズムの
動作を説明するための平面図である。
【図23】図12のマガジンローディングメカニズムの
動作を説明するための平面図である。
【図24】図2のマガジンパックのローディング状態を
説明するための図である。
【図25】図2のマガジンパックのローディング状態を
説明するための図である。
【図26】図2のマガジンパックのローディング状態を
説明するための図である。
【図27】図2のマガジンパックのローディング状態を
説明するための図である。
【図28】図2のマガジンパックのローディング状態を
説明するための図である。
【図29】図2のマガジンパックのローディング状態を
説明するための図である。
【図30】図2のマガジンパックのローディング状態を
説明するための図である。
【図31】図2のマガジンパックのローディング状態を
説明するための図である。
【図32】図1のフック機構によるマガジンパックの分
離動作を説明するための図である。
【図33】図1の情報記録再生装置におけるローディン
グ方法を変えた場合の他の実施例を示す図である。
【図34】図33のローディング方法を説明するための
図である。
【図35】図33のローディング方法を説明するための
図である。
【図36】図33のローディング方法を説明するための
図である。
【図37】図33のローディング方法を説明するための
図である。
【図38】図2のマガジンパックの構成を変えた場合の
他の実施例を示す図である。
【図39】図2のマガジンパックの構成を変えた場合の
他の実施例を示す図である。
【図40】図38のロック機構の動作を説明するための
図である。
【図41】図38のロック機構の動作を説明するための
図である。
【図42】図38のロック機構の動作を説明するための
図である。
【図43】従来の複数枚のディスクを複数のディスクド
ライブユニットで同時に記録・再生するディスク装置を
説明する図である。
【図44】図1のディスク装置におけるディスクのロー
ディング方法を変えた場合の他のディスク装置を説明す
るための図である。
【符号の説明】
10 装置本体 20 マガジンパック挿入孔 100 マガジンパック 101 底板 110 蓋体 120 フレーム 130 スライダ 140 ディスク 150 ロック機構 151 ローディング溝 160 マガジンローディングメカニズム 165 ローラ体 180 移動体 200 ディスクドライブユニット 210 搬送ベース 300 フック機構 400 トレイ移動機構 500 伝達機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 誠 埼玉県所沢市花園四丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 鏑木 桂太郎 埼玉県所沢市花園四丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のディスクを同時に駆動すること
    により情報の記録再生を行う情報記録再生装置であっ
    て、 装置本体内部に所定方向に配列設置された複数台のディ
    スクプレーヤと、 各々がディスクを収容するためのトレイを保持し、互い
    に分離可能である複数枚のフレームを有するマガジンパ
    ックと、 前記装置本体内部に搬入された前記マガジンパックを前
    記ディスクプレーヤの所定配列方向に沿って搬送するマ
    ガジンパック搬送手段と、 前記マガジンパック搬送手段によって前記マガジンパッ
    クが搬送される際、前記フレームを1枚づつ分離すると
    ともに、前記ディスクプレーヤの各々に対応する各所定
    位置に位置決め保持するフレーム分離保持手段と、 前記所定位置と前記ディスクプレーヤとの間で前記トレ
    イを搬送するトレイ搬送手段とが具備されていることを
    特徴とする情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 複数枚のディスクを同時に駆動すること
    により情報の記録再生を行う情報記録再生装置であっ
    て、 装置本体内部に所定方向に配列設置された複数台のディ
    スクプレーヤと、 各々がディスクを収容するためのトレイを摺動自在に保
    持する複数枚のフレーム部材及びこれらフレーム部材を
    積載する底板とを有したマガジンパックと、 前記装置本体内部に搬入された前記マガジンパックを前
    記ディスクプレーヤの所定配列方向に沿って搬送するマ
    ガジンパック搬送手段と、 前記マガジンパック搬送路近傍である前記ディスクプレ
    ーヤの各々に対応する各所定位置に設けられ、前記マガ
    ジンパックが搬送される際に、その最上位に積載された
    フレームを順に分離保持するフレーム分離保持手段と、 前記所定位置と前記ディスクプレーヤとの間で前記トレ
    イを搬送するトレイ搬送手段とが具備されていることを
    特徴とする情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記マガジンパックは、前記フレームを
    積載する底板と、前記底板に対して着脱自在であり、前
    記底板とともに前記フレームを収容する蓋体と、これら
    底板及び蓋体の両者をロックするロック機構とを具備
    し、 前記装置本体に搬入された前記マガジンパックが前記マ
    ガジンパック搬送手段によって搬送される前にロック解
    除手段によって前記ロック機構によるロックが解除され
    てなることを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】 前記マガジンパックにはローディング溝
    が形成され、 前記装置本体には、外部から前記マガジンパックが挿通
    される開口と、前記ローディング溝に嵌り込むローラ体
    を有した可動部材とが設けられており、 前記マガジンパックが前記開口から挿通された際、前記
    ローラ体が前記ローディング溝に嵌り込み、このローデ
    ィング溝内部にて変位することにより前記マガジンパッ
    クが前記装置本体内部に搬入されることを特徴とする請
    求項1又は2記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記フレームにはその周縁近傍に係止部
    が形成されており、 前記フレーム分離保持手段には、前記装置本体に対して
    回動自在とされ、前記フレームの周縁に当接する当接部
    と前記係止部に係合する係合部とを有するフック部材
    と、前記係合部が前記フレームの前記係止部に係合する
    方向に前記フック部材を付勢する付勢部材とが具備さ
    れ、 前記当接部が前記フレームの周縁に当接したとき、前記
    係合部が前記フレームの前記周縁から隔離されることを
    特徴とする請求項2記載の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記トレイ搬送手段には、 前記所定位置から前記ディスクプレーヤに向かう方向に
    移動自在な移動部材と、前記移動部材に設けられ、前記
    トレイの各々に対して係合可能である複数個の係合部材
    とが具備され、 前記係合部材が前記トレイに係合した状態において前記
    移動部材が移動することにより、前記トレイが搬送され
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の情報記録再生
    装置。
  7. 【請求項7】 複数枚のディスクを収納するディスク収
    納パックであって、 1枚のディスクが載置されるトレイと、 前記トレイを摺動可能に保持する板状の複数枚のフレー
    ム部材と、 これらフレーム部材を積載する底板と、 前記底板と協働して複数枚のフレーム部材を収容する蓋
    体とを具備し、 前記複数枚のフレーム部材は前記底板上に積載された状
    態で収容されることを特徴とするディスク収納パック。
  8. 【請求項8】 前記底板には前記フレームの積載方向に
    伸長するピン部材が設けられ、 前記複数枚のフレームが積載された状態において前記ピ
    ン部材が前記フレームに形成された孔に挿通されること
    を特徴とする請求項6記載のディスク収納パック。
  9. 【請求項9】 マガジンパックに配列保持された複数枚
    のディスクを装置本体内部に所定方向に配列設置された
    複数台のディスクプレーヤに搬送するディスクの搬送方
    法であって、 前記マガジンパックを前記装置本体内に搬入する工程
    と、 前記装置本体内にて前記所定方向に沿い前記マガジンパ
    ックを移送し、その移送動作中に前記ディスクプレーヤ
    の各々に対面する各所定位置にてディスクを1枚づつ位
    置決めする工程と、 前記各所定位置にて位置決めされた前記ディスクを前記
    複数台のディスクプレーヤに一斉に搬送する工程とを含
    むことを特徴とするディスクの搬送方法。
JP7010048A 1995-01-25 1995-01-25 情報記録再生装置、ディスク収納パック及びディスクの搬送方法 Pending JPH08203187A (ja)

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