JP2000298913A - 情報機器のオートチェンジャ装置 - Google Patents

情報機器のオートチェンジャ装置

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JP2000298913A
JP2000298913A JP11104260A JP10426099A JP2000298913A JP 2000298913 A JP2000298913 A JP 2000298913A JP 11104260 A JP11104260 A JP 11104260A JP 10426099 A JP10426099 A JP 10426099A JP 2000298913 A JP2000298913 A JP 2000298913A
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recording medium
player
clamp holder
locking
transport
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JP11104260A
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Kiyoshi Kawakubo
潔 川久保
Tsutomu Migite
力 右手
Daisuke Matsuo
大輔 松尾
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体のプレイ動作中に、他の記録媒体を
マガジンに格納し又は取り出す等の動作を可能とし取り
扱いを便利にする。 【解決手段】 記録媒体12を搬送手段20でプレーヤ
16にローディングし、クランプホルダ38でチャッキ
ングしてプレイ状態とする。操作手段でクランプホルダ
38から搬送手段を切り離す。これにより搬送手段が他
の記録媒体12をマガジン14に搬入、搬出する動作を
プレーヤ16で記録媒体12をプレイ動作するのと同時
に実行可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は情報機器に記録媒
体を複数収納可能とするとともに、所要の記録媒体をプ
レーヤヘローディングして再生、又は記録を行えるよう
にした情報機器のオートチェンジャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報機器には、記録媒体例えばコンパク
トディスク(以下CDと言う)をマガジンに複数格納し
ておき、所要のCDを選択して音楽等の情報を読み出す
自動装填式のCDチェンジャがある。
【0003】このような自動装填式のCDチェンジャに
は、 図31に概略構成を例示する如く、チェンジャ本
体1110に対し、CD1112をローディングするた
めのフレーム1114を図に実線で示すCDを取り出す
入出時の位置と図に想像線で示すエレベータへ搬入する
搬送時の位置との間で移動操作するように構成されてた
ものが提案されている。このようなCDチェンジャで
は、フレーム1114にCD1112を載せたまま一体
的に搬送される移送用トレイ1116がフレーム111
4の図に向って左側の入出部1118と、図に向って右
側の搬送部1120との間を移送操作可能に装着されて
いる。
【0004】このチェンジャ本体1110の内部にCD
1112を挿入する場合には、まずフレーム1114の
搬送部1120側にあったトレイ1116を入出部11
18側へ移動し、この移動動作の終了間近で図示しない
フレーム1114のロック機構を解除してから、フレー
ム1114の入出部1118を図9に実線で示すように
チェンジャ本体1110の外部に引き出した入出時の位
置にする。そしてCD1112を入出部1118部分に
あるトレイ1116上に載せる。
【0005】次に、フレーム1114を、その入出部1
118がチェンジャ本体1110の内部に格納される図
に想像線で示すエレベータに搬入する搬送時の位置まで
移動する。この後、フレーム1114内のCD1112
を載せたトレイ1116を、入出部1118から搬送部
1120へ移送する。
【0006】次に搬送時の位置へ送られたトレイ111
6をCD1112が載ったままエレベータ122によっ
てプレーヤ1124上に降下させ、CD1112をチャ
ッキングさせて再生動作を行わせ、又はエレベータ11
22でCD1112を載せたトレイ1116をマガジン
1126の各棚段上へ格納する。
【0007】また、チェンジャ本体1110の内部にあ
るCD1112を外へ取り出す場合には、エレベータ1
122によってプレーヤ1124又はマガジン1126
からCD1112をトレイ1116ごと引き出しフレー
ム1114の搬送部1120へ移送する。
【0008】次にフレーム1114により搬送部112
0にあるCD1112を載せたトレイ1116を入出部
1118へ移送する。さらに、フレーム114の入出部
118部分をチェンジャ本体110の外部にCD取り出
し用の入出時の位置まで引き出して、入出部118に引
き出されたCD112を使用者が取り出せるよう構成さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のような自動装填
式のCDチェンジャでは、チェンジャ本体1110に対
し移動操作可能に装着されたフレーム1114からトレ
イ1116に載せたCD1112をエレベータ1122
へ移す。そしてエレベータ1122によってトレイ11
16に載せたCD1112を昇降させてプレーヤ112
4にローディングし若しくはアンローディングする動作
をし、又はマガジン1126の各棚段へ格納し若しくは
引き出す動作を行う。
【0010】また、エレベータ1122がトレイ111
6に載せたCD1112をプレーヤ1124にローディ
ングし、CD1112がプレーヤ1124にチャッキン
グされているプレー中はエレベータをプレーヤ1124
にローディングした位置に保持する。
【0011】このため、CD1112をプレーヤ112
4によって記録又は再生のプレー中は、エレベータ11
22を動かすことができないので、記録又は再生中のC
D1112以外の他のCD1112を外部からチェンジ
ャ本体1110内部のマガジン1126へ入れ、又はマ
ガジン1126から外部へ取り出したり、若しくはマガ
ジン1126の各棚段の間で他のCD1112を入れ替
える動作ができない。すなわち、あるCD1112のプ
レー動作と、他のCD1112のマガジン1126への
格納、取出し、又は各棚段間の移動をする動作とを平行
して同時に実行できないのでCDチェンジャの取り扱い
上不便であった。
【0012】本発明は上記事実を考慮し、記録媒体の記
録又は再生のプレイ動作中でも、当該他の記録媒体をマ
ガジンに格納し、又はマガジンから取り出し、若しくは
マガジン内で格納位置を入れ替える動作を可能とし、取
り扱いを便利にした情報機器のオートチェンジャ装置を
新たに提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
情報機器の情報機器のオートチェンジャ装置は、記録媒
体の出し入れをする入出時の位置と搬送時の位置との間
を移送する移送手段と、移送手段が搬送時の位置にある
とき記録媒体の授受を行ない、記録媒体をプレーヤへロ
ーディング又はアンローディングするため搬送するとと
もに、搬送時の位置とプレーヤの位置との搬送経路の途
上に配置されたマガジンに記録媒体を搬入し、又は搬出
可能に構成された搬送手段と、搬送手段に係留されて移
動し、ローディングの際に記録媒体をプレーヤへチャッ
キングした状態で保持されるとともに、搬送手段が独自
に移動するよう切り離し可能とされ、さらにアンローデ
ィングの際に搬送手段に係留されて移動するよう装着さ
れたクランプ手段と、を有することを特徴とする。
【0014】上述のように構成することにより、入出時
の位置に移動された移送手段に記録媒体を入れ、移送手
段によってオートチェンジャ装置内の搬送時の位置へ移
送し、又は逆に移送する。この搬送時の位置において記
録媒体を受け取った搬送手段は、記録媒体をプレーヤへ
ローディングし若しくはアンローディング動作をし、又
はマガジンへ搬入し若しくは搬出する動作を行なう。さ
らに搬送手段が記録媒体をプレーヤにローディングする
とクランプ手段によって記録媒体がチャッキングされた
状態を保持されるので、このクランプ手段から切り離さ
れた搬送手段により、他の記録媒体をマガジンに搬入
し、又は搬出する作業をプレイ動作と同時に行なえる。
よってオートチェンジャ装置の操作性を向上し、取り扱
いを便利にできる。
【0015】本発明の請求項2記載の情報機器のオート
チェンジャ装置は、記録媒体の出し入れをする入出時の
位置と搬送時の位置との間を移送する移送手段と、記録
媒体の記録又は再生を行なうプレーヤと、記録媒体を搬
送時の位置と、プレーヤとの間で搬送する搬送手段と、
記録媒体を格納可能に構成され、搬送手段の搬送経路の
途上に配置されたマガジンと記録媒体をプレーヤにチャ
ッキング可能にされるとともに、搬送手段に係脱可能に
構成されたクランプホルダと、搬送手段が記録媒体をプ
レーヤにローディングする際にクランプホルダにより記
録媒体をプレーヤにチャッキングした状態を保持し、か
つ搬送手段がアンローディングする際に、クランプホル
ダを移動可能に解放するロック手段と、記録媒体をプレ
ーヤにローディングした際に搬送手段とクランプホルダ
との係留を切り離し、かつアンローディング動作すると
きに搬送手段とクランプホルダとを係留する操作手段
と、を有し、ここにおいて記録媒体をプレーヤにローデ
ィングしてクランプホルダでチャッキングしたプレイ状
態で操作手段によりクランプホルダから搬送手段を切り
離して搬送手段が他の記録媒体をマガジンに搬入し、又
は搬出する動作をプレーヤで記録媒体をプレイ動作する
のと同時に実行可能としたことを特徴とする。
【0016】上述のように構成することにより、移送手
段によって記録媒体を入出時の位置と搬送時の位置との
間で移送する。また搬送手段は搬送時の位置で移送手段
との間において記録媒体の授受を行なう。さらに搬送手
段は記録媒体をプレーヤへローディング若しくはアンロ
ーディングし、又はマガジンへ搬入若しくは搬出する。
【0017】搬送手段が記録媒体をプレーヤへローディ
ングすると、クランプ手段が記録媒体をプレーヤにチャ
ッキングする。これとともに、ロック手段がクランプ手
段をチャッキング状態に保持する。この際に操作手段は
搬送手段をクランプ手段から切り離す。よって、搬送手
段は独自に移動して他の記録媒体をマガジンに搬入又は
搬出する動作を同時に行なえるので、オートチェンジャ
装置の操作性を向上でき、取り扱いを便利にできる。
【0018】次に、搬送手段がアンローディング動作す
るときに、ロック手段が解除操作され、操作手段がクラ
ンプ手段を搬送手段に係留する。これにより搬送手段は
記録媒体及びクランプ手段と共に搬送時の位置へ移動
し、この後に、移送手段によって記録媒体をオートチェ
ンジャ装置の外へ取り出す動作を行なえる。
【0019】請求項3記載の発明は請求項2に記載の情
報機器のオートチェンジャ装置において、操作手段は、
搬送手段に軸着されたリフト部材と、リフト部材に設け
た、クランプホルダと記録媒体とを係留するための保持
手段と、リフト部材に設けた、被動部材と、ケース側に
所定方向に向けて弾性変形可能に設けられた操作部材
と、操作部材に設けられた操作部とを有し、搬送手段が
ローディング動作のためプレーヤ側へ移動する際に、被
動作部材が操作部の一方の側面上を摺動するとき操作部
材が不動の状態とされることによって、リフト部材が回
動されクランプホルダと記録媒体とを保持手段から切り
離し、搬送手段がローディング時の位置にあるとき、被
動部材が操作部に当接して支持されリフト部材を保持手
段がクランプホルダと記録媒体とから切り離した状態に
保持されるようにし、搬送手段がアンローディング動作
を開始する際にさらにプレーヤ側へ若干移動されること
により、被動部材が操作部から離脱し、リフト部材が回
動して保持手段がクランプホルダと記録媒体とを係留
し、搬送手段がプレーヤから離れるよう移動するアンロ
ーディング動作をするときに、被動部材が操作部の他方
の側面上を摺動しながら操作部材を弾性変形させること
によって操作部の部分を通過可能に構成されていること
を特徴とする。
【0020】上述のように構成することにより、搬送手
段がローディングする動作によって記録媒体をプレーヤ
上に置きクランプホルダでクランプする状態にセットす
る動作を連動して行わせることができる。
【0021】次に搬送手段のアンローディング動作の開
始時に搬送手段をプレーヤ側へ若干移動させることによ
って記録媒体とクランプホルダとを保持手段で保持す
る。
【0022】さらに搬送手段がプレーヤから離れる動作
を行うときには、被動部材が操作部を摺動して通過する
ときに操作部材が弾性変形して逃げることにより、操作
部が搬送手段の動作を防げないようにできる。
【0023】また、上述した搬送手段の一連の動作に連
動して、所定のタイミングでクランプホルダと記録媒体
とをローディングし、又はアンローディングする際係留
し搬送する動作と切り離し動作とを自動的に行える。加
えて、機械的に動作させる簡素な機構で構成できるの
で、廉価に製造できる。
【0024】請求項4に記載の発明は請求項2又は請求
項3のいずれかに記載の情報機器のオートチェンジャ装
置において、ロック手段は、ケースに対し、所定位置に
回動復帰するよう付勢手段で付勢されて軸着されたロッ
ク部材と、ロック部材に設けられた従動係止部材と、ク
ランプホルダに設けられた係止部材とを有し、クランプ
ホルダがローディング動作のためプレーヤ側へ移動する
際に、係止部材が従動係止部材に形成された係止用がガ
イド辺部上を摺動してロック部材を所定位置から回動し
ながら従動係止部材に形成された係止部に係止し、クラ
ンプホルダがアンローディング動作を開始する際にさら
にプレーヤ側へ若干移動されることにより、係止部材が
係止部から離脱し、ロック部材が不勢手段で所定位置に
回動復帰し、クランプホルダがプレーヤから離れるよう
移動するアンローディング動作をするときに係止部材が
従動係止部材に形成された解離用ガイド辺部上を摺動し
てロック部材を所定位置から回動しながら移動するよう
構成されていることを特徴とする。
【0025】上述のように構成することにより、クラン
プホルダがローディング動作をする際に、係止部材がロ
ック部材を回動操作して、このロック部材における従動
係止部材の係止部に係止されることにより、クランプホ
ルダがプレーヤにローディングされた記録媒体をクラン
プする。
【0026】次に、クランプホルダがアンローディング
動作を開始する際に、プレーヤ側へ若干移動することに
より係止部材が係止部から離脱し、ロック部材が付勢手
段で所定位置に回動復帰する。
【0027】さらに、クランプホルダがプレーヤ側から
離れる方向へアンローディング動作をするときには、係
止部材が従動係止部材の解離用ガイド辺部上を摺動する
ときにロック部材が回動して逃げることにより、この動
作を防げないようにする。
【0028】また、上述したクランプホルダの一連の動
作に連動して、クランプホルダが記録媒体を保持する状
態に係止し、又はクランプホルダを移動可能に離脱させ
る動作を自動的に行える。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の情報機器のオート
チェンジャ装置の実施の形態について図1〜図30によ
って説明する。図3の概略全体図で、10は情報機器と
してのCDチェンジャ本体のケースであり、このケース
10内には、記録媒体であるCD12を格納するマガジ
ン14と、プレーヤ16と、CD12を入出時の位置と
搬送時の位置との間を移送する移送手段としての移送フ
レーム18と、CD12をマガジン14の各棚段又はプ
レーヤ16上へ搬送する搬送手段としてのエレベータ2
0とが配置されている。
【0030】このマガジン14は、図25に示すように
3枚のCD12を3段の各棚段に1枚づつ格納する箱状
に構成されている。このマガジン14は、図3の矢印A
方向にCD12を挿入し、また、矢印B方向へ引き出す
よう構成されており、エレベータ20の搬送経路の途上
に配置されている。
【0031】プレーヤ16は、ケース10内のエレベー
タ20の搬送経路の終端となる降下位置側に配置されて
いる。このプレーヤ16は、ケース10の底板に固定さ
れた台部に、モータで回動されるCD回転用のターンテ
ーブル22、及びCD12の信号読み取り用の光ピック
アップ24を装着して構成されている。このようにプレ
ーヤ16がケース10に固定されているので、外部から
振動が加わっても良好に信号の読み取り等のプレー動作
ができる。
【0032】図1乃至図3に示すように、移送フレーム
18は、全体が略矩形のフレーム構造に形式され、その
長手方向の一方の側の平面部には、CD12の入出部と
しての入出用開口部26が設けられ、他方の側には、エ
レベータ20への搬送部28が設けられている。
【0033】この移送フレーム18は、CDチェンジャ
本体のケース10に対し、図2に示す格納された搬送時
の位置と図1及び図3に示す引き出された入出時の位置
との間で図の矢印A又はB方向へ移動可能に装着されて
いる。また、移送フレーム18とケース10との間に設
けられた移動用ピニオンラック機構に接続された歯車駆
動機構によって、移送フレーム18を移動操作可能に装
着されている。
【0034】さらに、移送フレーム18はディスク移送
用のトレイ30を、図2に示すエレベータ20への搬入
搬出用の搬送時の位置と図1に示す入出用開口部26に
合致するディスク出し入れ用の入出時の位置との間で移
動可能なように支持する。これとともに、移送フレーム
18には、移動用ピニオンラック機構に連動してケース
10に対する移送フレーム18の移動速度の約2倍の速
度でケース10に対してトレイ30が図2に示す状態で
の搬送時の位置と図1に示す状態での入出時の位置との
間で移動操作するための図示しない連動ギヤ機構が装着
されている。
【0035】移送フレーム18が搬送時の位置へ移動さ
れたときにトレイ30に載ったCD12の受け渡しが行
われるエレベータ20には、CD12とトレイ30とを
着脱可能に支持する支持機構部と、この支持機構部を昇
降動作させる昇降駆動機構と、支持機構部とマガジン1
4又は移送フレーム18との間でCD12を乗せたトレ
イ30の受け渡しを行うため移送する移送機構とが設け
られている。
【0036】図1、図2、図4乃至14に示すところか
ら理解されるように、エレベータ20は、ケース10に
おけるプレーヤ16を配置した部所の両側の縦側部間に
渡って構成されている。
【0037】エレベータ20の支持機構部は主に、金属
製で矩形枠状に形成された支持枠部材32と、この支持
枠部材32の両側にそれぞれ配置された枠台部材34、
35と、各枠台部材34、35にそれぞれ軸着されたリ
フト部材36と、CD12をプレーヤ16にチャッキン
グした状態に保持するためのクランプ手段としてのクラ
ンプホルダ38とを有する。
【0038】図8に示すように支持枠部材32には、そ
の枠形状の両側部の所定位置からそれぞれ矩形の開口4
0内部に向けて平面視小矩形板状の台片部42、44が
一体的に突設されている。そして、各台片部42、44
には、それぞれキャッチ部材46、48が装着されてい
る。
【0039】各キャッチ部材46、48は金属製で、一
対の短片状のレバー部50、52の中間部分を矩形小板
状の接続部で一体に連結し全体が平面視略H字状となる
ように構成されている。また、一対のレバー部50、5
2の一方の端部間に架け渡すように取り付けた軸棒によ
って台片部42又は44に軸着されている。そして、キ
ャッチ部材46の開口40内に対応するレバー部52
と、キャッチ部材48の開口40内に対応するレバー部
50との自由端部には、それぞれ軸ピン60が突設さ
れ、各軸ピン60にはそれぞれゴムローラである圧接部
材62が軸着されている。
【0040】さらに、各レバー部50、52自由端部に
は、連動接続部64が形成されている。
【0041】加えて、各レバー部50、52には、その
連動接続部64の近くの所定位置から折曲されて延出す
る支え部68が突設されている。これに対応して、支持
枠部材32の所定の個所には、支え部68をそれ以上下
がらないように支持するため小矩形開口状に切欠した支
持部74が穿設されている。
【0042】そして、各キャッチ部材46、48の軸着
部にはそれぞれ各支え部材68が支持部74に制止され
る状態となるまで図の矢印E方向へ回動するようねじり
コイルばね75が装着されている。
【0043】支持枠部材32における各台片部42、4
4を設けた両側部分には、それぞれ図6と図7とに示す
枠台部材34、35が取り付けられる。
【0044】図6及び図7に示すように、各枠台部材3
4、35は側面視矩形形状の図に向って上側の側部中間
を小矩形に切欠して、リフト部材36を配置するための
逃げ部76を設けることにより全体の側面形状が略U字
状となるよう構成されている。各枠台部材34、35の
逃げ部76の両側で支持枠部材32が取り付けられる図
7で上面に当る部分には、それぞれ端面半円形状の軸受
穴78、80が設けられている。
【0045】図6及び図7に示すように、各枠台部材3
4、35に取り付けられる一対のリフト部材36は略矩
形板状に形成されている。一対のリフト部材36には、
組み立て時に相対向する内側へ向けて延出するよう各リ
フト部材36の長手方向両端部に端板88、90が設け
られている。各端板88、90の外側面における自由端
で図の上側に当る角部には、それぞれ外方へ向けて延出
する小丸棒である軸部92、94が突設されている。
【0046】また、一方の端板88は、リフト部材36
の軸部92を設けたのと反対側の図で下側に当る部分が
リフト部材36の外面側へ向けて三角板形状に延出する
よう形成され、この端板88の外側面における延出され
た下端部から小柱状の従動ピン96が突設されている。
【0047】さらに、各リフト部材36の内側部分に
は、トレイ30を支持するためその下端部から長手方向
に沿って長板状の支持部98をL字状に折曲して内側へ
突設する。さらに各リフト部材36には、その内側面部
分の両端板88からその近傍にかけての部分における支
持部98から軸部92方向へ所定間隔を開けた位置に、
それぞれクランプホルダ38を支持するための小板状の
保持部100が側面L字状に突設されている。
【0048】加えて、各リフト部材36には、その長手
方向の上側辺部における中間所定位置に各キャッチ部材
46、48を連動するためU字状に切欠した連動部10
2が形成されている。
【0049】上述のように構成された各リフト部材36
を各枠台部材34、35に取り付ける場合には、リフト
部材36の軸部92、94をそれぞれ軸受穴78、80
内に入れ図6に示す状態とする。そしてこの状態で各枠
台部材34、35の上面部に、図8に示す支持枠部材3
2の対応部分を図示しないねじ部品等で締結する。この
とき、支持枠部材32には、各軸受穴78、80に対応
した部分に半円形に湾曲する軸受部104が形成されて
いるのでこの各軸受部104が各対応する軸受穴78、
80と相俟って円形の軸穴が構成されることになり、こ
の軸穴に各リフト部材36の軸部92、94を軸支し、
各枠台部材34、35と支持枠部材32とを一体に締結
したものに対し、所定角度回動自由となるよう各リフト
部材36を取り付ける。
【0050】このように各枠台部材34、35と支持枠
部材32とを一体に締結した状態では、支持枠部材32
に装着した各キャッチ部材46、48の各レバー部52
がそれぞれ各リフト部材36の各対応する連動部102
上に載るようセットされる。
【0051】図7に示すように、枠台部材34、35に
は、その逃げ部76を設けたのとは反対側の図で下辺側
に当る所定部所に昇降駆動機構を接続するための軸孔と
スライドガイド溝82とが設けられている。このスライ
ドガイド溝82は、挿通用の大径円孔に続けて細幅の長
溝部が穿設されて構成されている。
【0052】また、昇降駆動機構の一部を構成する別部
材として、2個の長板状のベース部材104を用意す
る。このベース部材104には、枠台部材34、35と
同構造となるよう軸孔106とスライドガイド溝108
とが設けられている。各ベース部材104は、それぞれ
ケース10の底辺側の所定位置に固定して取り付けられ
ている。
【0053】さらに昇降駆動機構の一部を構成する別部
材として、略長板状の部材を中間で軸部材111で軸着
することによりX字状に軸着した2組のリンク部材110
を用意する。
【0054】そして、各リンク部材110の一方の長板
部材110Aの−端部を対応する枠台部材34又は35
の軸孔に軸ピン112で軸着するとともに、一方の長板
部材110Aの他端部に設けた皿頭部付ピン114を、
対応するベース部材104のスライドガイド溝108の
大径円孔から挿通して長溝部へ通す。次に各リンク部材
110の他方の長板部材110Bの一端部を対応するベ
ース部材104の軸孔106に軸ピン116で軸着する
とともに他方の長板部材110Bの他端部に設けた皿頭
部付ピン118を対応する枠台部材34又は35のスラ
イドガイド溝82の大径円孔から挿通して長溝部へ通
す。このようにして、図1、図2、図6、図7に示すと
ころから解るように昇降駆動機構の一部を構成する昇降
用のリンク機構が構成される。
【0055】この昇降駆動機構では、図5と図6に示す
ようにリンク機構を駆動操作するため、ケース10の両
側部にそれぞれカム操作部材120、122が摺動自在
に装着されている。各カム操作部材120、122の先
端側の外側面部には図5に示す如きカム構124が形成
されている。このカム機構124は、ケース10の底面
側からこの底面と平行に延びる保持溝部分から斜状に立
ち上がる昇降溝部分へ続き、さらに底面と平行で所定高
さに一段高く設定された保持溝部分へ続き、次に斜状に
立ち上がる昇降溝部分へ続くというように、所定の段数
だけ段を重ねるように構成さえている。各カム溝124
内には、各対応するリンク部材110の軸部材111の
延長軸頭部が摺動可能に臨ませられている。
【0056】また、各カム操作部材120、122の基
端側の側部にはラック126が設けられている。このラ
ック126には、ケース10の底面上に軸着されたピニ
オン128が噛合されている。
【0057】そしてこのように構成された昇降駆動機構
では、ピニオン128を図示しない駆動モータの回転駆
動力で所定回転方向に所定角度回動することにより、ピ
ニオン128に噛合するラック126と一体のカム操作
部材120、122を図の矢印A又はB方向へ移動操作す
る。すると各カム操作部材120、122のカム溝12
4が、各々対応するリンク部材110の軸部材111に
対して相対的に移動することによって、軸部材111は
ケース10の底面に対し図の矢印C又はD方向へ昇降動作
する。
【0058】この動作に連動してリンク部材110の一
対の長板部材110A、110Bが軸部材111を中心に
回動し、ケース10に固定された各ベース部材104に
対し、各枠台部材34、35がケース10の底面と平行
に図の矢印C又はD方向へ昇降動作する。なお、この昇降
駆動機構では、軸部材111がカム機構124における
ケース10の底面と平行な保持溝部分に位置するとき
に、各枠台部材34、35がケース10の底面からマガ
ジンの各棚段又はプレーヤへのローディング位置に適合
する各所定の高さに位置するよう設定されている。
【0059】図7に示すように一方の枠台部材35に
は、その一方の端部に移送機構用の歯車130を装着す
る丸穴84を有する台座部86が設けられている。この
歯車130は、駆動側歯車132の軸部132Aに対し
従動側歯車134が回転軸方向へ移動可能なようにスプ
ライン結合されるとともに、これらの間に圧縮コイルば
ね136が架設され駆動側歯車132から従動側歯車1
34が離間される方向へ付勢されるよう装着される。ま
た、台座部86に設けられた透孔138に締結ピン14
0が通され、この締結ピン140は、その基端部がケー
ス10の底面部に締結される。さらに締結ピン140の
先端部と、枠台部材35の上面部とに締結した支板14
2に、従動側歯車134の先端部を軸支させて、図1に
示す如く歯車130が装着される。
【0060】この移送機構の歯車130は、CD12用
のトレイ30の一側部に設けた図示しないラックに噛合
可能に構成されており、このトレイ30のラックに歯車
130が噛合された状態で図示しない駆動モータにより
歯車130を回転駆動制御してトレイ30を支持機構部
に引き込み又は支持機構部から引き出す動作を行う。
【0061】また、支持枠部材32及び各枠台部材3
4、35と別体とし構成された図12に示すクランプホ
ルダ38は、この支持枠部材32及び各枠台部材34、
35と関連して動作するよう装着され支持機構部の一部
を構成する。
【0062】図1、図12及び図13に示すようにクラ
ンプホルダ38は、支持枠部材32より若干小さな矩形
平板の部材の各台片部42、44に対応した部分をそれ
ぞれ略台形状に切欠して逃げ凹部144を形成した平板
部146を有する。また平板部146には、逃げ凹部1
44を設けた両側辺部分の所定位置からそれぞれ平板部
146と直交する方向へ左右一対の係留用の足部148
が一体的に突設されている。さらに、平板部146に
は、2つの足部148に渡る一側辺の部分にかけて、平
板部146と直交する方向へ板状の立板部150が一体
に形成されている。
【0063】また、クランプホルダ38の平板部146
における逃げ凹部144を設けた各側部には、リフト部
材36の各保持部100に係着可能に対応するよう矩形
小突片状に構成された係止部152が突設されている。
さらに、平板部146には、トレイ30に載せたCD1
2が支持機構部に支持された際、CD12が載っていな
いトレイ30の平面部に対応した各係止部152の近傍
及び立板部150側の両角近くの部分を平板部146の
CD12に面する平面部より突出させた押え部154が
一体に形成されている。
【0064】クランプホルダ38の平板部146には、
その平面中央部の円孔に、プレーヤ16の回転台上へC
D12を磁力で吸着させるためのチャッキング用部材1
56が遊挿状態で回動自由に取り付けられている。
【0065】加えて、図4に示すようにクランプホルダ
38の立板部150の部分には、このクランプホルダ3
8がエレベータ20の昇降動作によって移動する際、ケ
ース10の案内溝158に案内されるための案内部材1
60が突設されており、また図示しないがクランプホル
ダ38とケース10との間にもクランプホルダ38の移
動を案内する案内手段が設けられている。
【0066】図12、図13及び図14に示すようにク
ランプホルダ38の各足部148には、それぞれ各足部
148の自由端部における各足部148の対向する側面
部(クランプホルダ38の内側に向いた側面部)から各
々対向する足部148へ向けてこの側面部より直角に向
け、図16に示す如き平面視略ダ円形の小柱状に形成さ
れた係止部材176が突設されている。
【0067】このように構成されたクランプホルダ38
は、図4に示すようにエレベータ20によってCD12
をプレーヤ16にチャッキングする状態でケース10の
底面に設けられたロック機構にその足部148の係止部
材176が係脱可能にロックされクランプホルダ38が
チャッキング状態に保持され得るよう構成されている。
【0068】このクランプホルダ38用のロック手段と
してのロック機構162を構成するため図14乃至図2
3に示すように、ケース10の底面の外側にロック板1
78が軸着されている。このロック板178は矩形長板
状で、その中央部に筒状に設けられた軸孔180にケー
ス10の底面から突設された軸棒182を軸挿すること
によって軸着されている。
【0069】また、ロック板178におけるケース10
の底面に向く側面には、その一方の長手方向側辺の両端
部と、その他方の長手方向側辺の両端近くの所定部と
に、それぞれ鉤状のガイド部材186が突設されてい
る。
【0070】さらに、ケース10の底面には、各ガイド
部材186に対応して軸棒182の軸芯を中心とする小
円弧状のガイド溝188が穿設されている。
【0071】そして、各ガイド部材186を各々対応す
るガイド溝188に擢動自在に挿通することによって、
ロック板178が軸棒182の回りに所定角度回動自由
にされている。
【0072】また、ロック板178には、その外方へ向
く側面の軸孔180と長手方向両端部との各中間位置か
ら鉤状のばね支持部材184が突設されている。
【0073】このロック板178の側面部には、その両
端から所定距離置いたところにそれぞれ軸孔180の軸
芯(軸棒182の軸芯に同じ)を中心とする小円弧状ガ
イド溝190が穿設されている。
【0074】さらに、ケース10の底面には、各ガイド
溝190に対応した部分に、鉤状のばね係止部材192
が突設されている。このばね係止部材192は、ケース
10の底面部分にロック板178が軸着されたとき、各
ばね係止部材192の頭部が各ガイド溝190から突出
するよう構成されている。
【0075】上述のようにケース10の底面に軸着され
たロック178は、その軸孔80の筒部にねじりコイル
ばね194のコイル部を通し、ばね194の線状の両端
部を図15に示すようにそれぞればね支持部材184と
ばね係止部材192とに同時に係止するよう取り付ける
ことにより、ロック板178が矢印I又はJ方向へ揺動
されたときばね194の付勢力によって図15の位置に
復帰動作される。
【0076】図15、図16及び図17に示すように、
ロック板178の両端の幅方向中央部には、それぞれ従
動係止部材196が突設されている。この従動係止部材
196は、図17に示すような正面形状に形成されてお
り、そのケース10の底面側の端部からケース10の底
面から離された外方側の端部へかけて斜状に形成された
係止用ガイド辺部198が設けられている。
【0077】この従動係止部材196の外方側の端部に
は、係止部材176を係止するための直角に切欠した凹
部状の係止部200が形成されている。
【0078】また、従動係止部材196には、その係止
部200からケース10の底面側の上端部へ向けて逆く
の字状の解離用ガイド辺部202が形成されている。
【0079】上述のように構成されたロック機構では、
クランプホルダ38が図17に示す位置からエレベータ
20とともに矢印C方向へ降下すると図18に示すよう
に、各足部148に突設された係止部材176が係止用
ガイド辺部202に当たりこの上を擢動してロック板1
78をばね194の付勢力に抗して図の矢印I方向へ回
動し、図19に示す状態を経て係止部材176が係止部
200に係止される図20の状態に至る。
【0080】この図20の状態では、クランプホルダ3
8がCD12をプレーヤ16にチャッキングしている状
態に保持されている。
【0081】次にエレベータ20がCD12をプレーヤ
からアンローディングするために図21に示すようにク
ランプホルダ38をさらに矢印Cで示す下方へ押し下げ
ると係止部材176が係止部200から外れる。そして
ばね194の付勢力によってロック板178が矢印J方
向へ回動し、図22に示す状態に至る。
【0082】次にエレベータ20が矢印D方向へ上昇す
ると図23に示すように係止部材176が解離用ガイド
辺部202に摺接し、ばね192の付勢力に抗してロッ
ク板178を矢印J方向へ回動する。そして係止部材1
76が従動係止部材196の解離用ガイド辺部202か
ら外れると、ばね192の付勢力によってロック板17
8は矢印I方向へ回動復帰し図17に示す如き当初の状
態に復帰する。
【0083】このようにクランプホルダ38の矢印C又
はDで示す上下方向への往復動作により、ロック機構の
ロック動作とロック解除動作とを行なうことができる。
すなわち、第1の動作としてクランプホルダ38の係止
部材176がロック機構162に押し込まれてから若干
引き戻される動作によってロックし、この後に第2の動
作として係止部材176がロック機構162に押し込ま
れる動作によってロック解除され係止部材176がロッ
ク機構162がら引き外されクランプホルダ38が上昇
動作可能とされる。なおこのロック機構62は上述した
第1の動作と第2の動作とをワンセットとして繰り返し
て動作する。
【0084】図1、図5及び図6に示すところから解る
ように、CDチェンジャ本体のケース10には、エレベ
ータ20を配置する部分における各リフト部材36に隣
接する各立側面部に、それぞれエレベータ20がCD1
2をプレーヤ16に掛ける位置に移動した状態で各リフ
ト部材36がケース10の各立側面部から外部へ引き出
し得る大きさの開口164が設けられている。さらに図
5及び図6に示すところから解るようにケース10の各
立側面部の内面には、連動部102に載せて昇降するキ
ャッチ部材46、48の各レバー部52における連動接
続部64が当らないようにするための逃げ凹部166が
形成されている。
【0085】また、ケース10の各立側面部の内面に
は、それぞれエレベータ20が昇降する所定動作中に、
各リフト部材36における各対応する端板88の従動ピ
ン96(図7に図示)部分が摺設して、各リフト部材3
6が支持部98上にトレイ30を載せて運ぶ状態を保つ
よう軸部92、94回りの回動を制限する制限面部16
8が形成されている。
【0086】加えて、ケース10内の底面部におけるエ
レベータ20を配置した部分の両立側面部に近接した部
位には、それぞれプレーヤ16にCD12をチャッキン
グするため下降したトレイ30を弾性的に下支えするた
めの台部材170がばねで所定高さまで弾性的に浮上さ
れるよう装着されている。
【0087】図14及び図24に示すように台部材17
0は、断面逆U字状の部材であって、その側辺の所定複
数個所から突設された各ピン204が、それぞれケース
10の底面からケース内側へ向けU字状に突設されその
U字状の内側へ台部材170を挟むようにして支持する
ガイド片部206における各対応するガイド開口208
又はガイド辺210に案内されることにより、ケース1
0内の底面から斜状に昇降するよう取り付けられる。さ
らに、台部材170の断面逆U字状の空間内とケース1
0の底面との間に略V字状の変形ばね212を架設し、
台部材170がケース10の底面から離れる方向へ付勢
されるよう装着する。
【0088】このように台部材170を装着することに
より、エレベータ20が下降しCD12をプレーヤ16
にチャッキングする状態に至ったとき、図14に示すよ
うにトレイ30がロック機構162にロックされたクラ
ンプホルダ38の押え部154と、台部材170との間
にばね212により弾性的に挾まれて所定位置に保持可
能とされている。
【0089】図1、図2、図5、図9乃至図11及び図
26乃至図30に示すように、ケース10における各立
側面部の外面側には、操作手段として、それぞれ開口1
64内のリフト部材36の従動ピン96が通過する所定
位置に先端の操作部172を臨ませる状態で図のF方向
へ先端部を弾性的に撓ませ得る金属薄板製の操作部材1
74が設置されている。この操作部172は、ケース1
0の立側面部と平行な部分から、図で上方(エレベータ
20の上昇方向)側の小矩形状の先端部172Aをケー
ス10の内部へ向けて斜状に折曲し、全体が略くの字状
となるよう形成されている。このように形成された各操
作部172は、その先端部172Aをそれぞれ各リフト
部材36の従動ピン96が通過する範囲内に臨ませる状
態に配置される。
【0090】そして、エレベータ20が図26の上昇位
置から下降して図28の位置に至るとき、各リフト部材
36の従動ピン96が、操作部172の先端部172A
の外側面上に摺接して、各リフト部材36を矢印G又は
Hで示すようにケース10の開口164を通して外側へ
回動して開き各リフト部材の支持部98からトレイ30
を離脱させる。さらにエレベータ20が図28の位置と
図27の位置との間を移動するときには図9に示すよう
に操作部172の縦外側面に従動ピン96が摺接されて
各リフト部材36を開状態に保つ。
【0091】次にエレベータ20が図9及び図27に示
す位置から図10及び図30に示す位置まで降下する
と、従動ピン96が操作部172から外れて、各リフト
部材36が、矢印G又は矢印Hと逆方向に回動しその支
持部98上にトレイ30を載せて支持する状態に復帰す
る。
【0092】次に図30の状態からエレベータ20を図
26の状態まで上昇させると、この動作中に図11に示
す如く各リフト部材36の従動ピン96が操作部172
の先端部172Aにおける内側面上に摺接して、各操作
部材174を図30に想像線で示す如く撓ませながら各
操作部172の先端部172Aを通過する。なお、この
とき各リフト部材36は各操作部材174によって矢印
G又はHと逆方向へ回動するよう付勢されるので、各リ
フト部材36がトレイ30を支持した状態を保ったまま
上昇する。
【0093】また、エレベータ20のリフト部材36が
ケース10の開口164より上の所定位置まで上昇する
と、端板88の従動ピン96部分がケース10の制限面
部168に摺接して各リフト部材36が矢印G又は矢印
H方向へ開かないように制限され、各リフト部材36か
らトレイ30が外れないよう保持される。
【0094】次に、上述のように構成された本実施の形
態に係るCDチェンジャの作用及び動作について説明す
る。
【0095】本実施の形態のCDチェンジャにCD12
を新たに挿入し若しくは取り出し又は他のCD12と交
換する場合には、図1及び図3に示すケース10から移
送フレーム18の入出用開口部26を設けた部分を引き
出し状態としての入出時の位置まで延出させ、この延出
された入出用開口部26の下に待機しているトレイ30
の上にCD12を置く。なお、トレイ30上にすでにC
Dチェンジャ内に挿入されていたCD12が載っている
場合には、このCDを取り出してから所要のCD12を
置く。
【0096】次にトレイ30上に置いたCD12をケー
ス10内に移送する操作を行う。すると制御部の指令に
より駆動機構が駆動されて、移送フレーム18が矢印B
方向へ移動され図2及び図4に示す格納状態としての搬
送時の位置に至る。これとともに、移送フレーム18内
に連動ギヤ機構で操作されるよう支持されているトレイ
30は移送フレーム18内を矢印B方向へ移動して搬送
時の位置にあるエレベータ20内へ搬入される。
【0097】このCD12を載置したトレイ30をエレ
ベータ20内へ搬入する動作は、図4及び図26に示す
如くエレベータ20の支持機構部における左右一対のリ
フト部材36の支持部98上へトレイ30を差し込む動
作として行われる。なおこの動作の際、図4に示すよう
にキャッチ部材46、48の各ローラ62がばね75の
付勢力によってトレイ30に載置されたCD12の上面
を転動し、CD12をトレイ30に弾性的に押し付ける
ようにして保持する。
【0098】よって、キャッチ部材46、48によって
トレイ30上に押え付けられたCD12は、ケース10
が動かされたり、傾いたり、振動を受けた場合でもトレ
イ30上の所定位置に保持できるので、その後のプレー
ヤ16へのローディング動作やマガジン14への格納動
作を適正に行える。特にCD12が直径8センチメート
ルの小径のものでトレイ30上で動き易い場合でも、キ
ャッチ部材46、48によってトレイ30上の適正な載
置位置に保持し、ローディング等の動作を適正に行わせ
ることができる。
【0099】次にCD12をプレイ動作する時には、C
D12をプレーヤ16へローディングするため昇降駆動
機構を駆動してエレベータ20を図26に示す搬送時の
位置からプレーヤ16側へ降下させる。すると、図9及
び図28に示すようにプレーヤ16のターンテーブル2
2上にCD12が置かれる際に、各リフト部材36が操
作部172の作用で矢印H、又は矢印G方向へ回動して
開かれ、トレイ30とクランプホルダ38とが切り離さ
れる。この動作のときに図4に想像線で示す如く各リフ
ト部材36の動作に連動して、連動部102上に載った
被動部66が押し上げられることにより、各キャッチ部
材46、48が引き上げられプレーヤ16のターンテー
ブル22上に置かれたCD12の平面から各キャッチ部
材46、48のローラ62が引き離されCD12を開放
する。
【0100】次にこの図28の状態からエレベータ20
を図27の状態まで降下させる動作によって、クランプ
ホルダ38をロック機構162に前述した図20に示す
如くロックし、このクランプホルダ38のチャッキング
用部材156の磁力によってCD12をターンテーブル
22上に吸着させてチャッキングを完了する。また、こ
の図27の状態では図14に示す如くクランプホルダ3
8の押え部154と台部材170とによってトレイ30
が挾持された状態でCD12から離間された所定位置に
保持され、CD12がターンテーブル22と一体に回動
自由なプレイ状態にセットされる。そして、このプレイ
状態において、プレーヤ16でターンテーブル22と共
にCD12を回転させながら光ピックアップ24により
信号を読み取るプレイ動作を行う。
【0101】次にこの所要のCD12をプレイ動作中に
他のCD12をマガジン14に格納する場合には、図2
7の状態からエレベータ20を図26の搬送時の位置へ
戻す。このとき、図27の状態でエレベータ20の各リ
フト部材36はプレイ中のCD12とこれを載せるトレ
イ30から切り離されているので、このトレイ30から
切り離されたまま各リフト部材36が矢印D方向へ上昇
し、空のエレベータ20が図26の搬送時の位置へ戻る
ことになる。
【0102】次に前述と同様にして移送フレーム18に
よって別のトレイ30に載せたCD12を一対のリフト
部材36部分に収納する。次にエレベータ20を例えば
図29に示す位置まで矢印C方向へ下降させ、移送機構
の歯車130を回動して別のCD12を載せたトレイ3
0をマガジン14の所要の空の棚段へ格納する。また、
上述した一連の動作中、CD12はキャッチ部材46、
48で適正位置に保持されるので適正に格納動作を行え
る。
【0103】次にマガジン14に格納されていたCD1
2をCDチェンジャの外へ取り出す場合には、図29に
例示するようにエレベータ20をマガジン14のCD1
2を格納している棚段まで降下させ、移送機構の歯車を
回動してCD12を載せたトレイ30を一対のリフト部
材36の支持部98上に載せて保持する。
【0104】次にエレベータ20を図26の位置まで上
昇させ、移送フレーム18によってCD12を外部へ取
り出す。
【0105】次に、プレーヤ16でプレイ動作中のCD
12をアンローディングしてCDチェンジャの外部へ取
り出す場合には、エレベータ20を図27の位置から図
30の位置まで下降させる。すると、操作部172から
各リフト部材36の従動ピン96が外れ、各リフト部材
36が矢印G又はHと逆方向に回動し、トレイ30を支
持部98上に支持するとともに、各リフト部材36の保
持部100上にクランプホルダ38の係止部152を支
持する状態となる。なお、エレベータ20が図30の位
置に降下する動作によって図21に示す状態から図23
に示す状態を経て、クランプホルダ38はロック機構1
62のロックが解除される。
【0106】また、エレベータ20が図30に示す位置
まで下降し、各リフト部材36がトレイ30を支持する
よう矢印G又は矢印Hと逆方向へ回動すると、各リフト
部材36の連動部102にレバー部52の被動部66が
連動してキャッチ部材46、48が引き下げられ、その
ローラ62がトレイ30上のCD12上に弾性的に押し
付けられる状態となって、このCD12をトレイ30上
の適正位置に保持する。よって、図30の位置からエレ
ベータ20が上昇する以後の動作中にキャッチ部材4
6、48によってCD12を適正位置に保持できる。
【0107】次にエレベータ20を図26に示す搬送時
の位置まで上昇させてから移送フレーム18によってC
D12をCDチェンジャの外部へ取り出すようにする。
なお、プレイ動作されていたCD12をマガジン14に
格納する場合には、図30の状態からエレベータ20を
マガジン14の所要の棚段まで上昇させ、この棚段内に
トレイ30に載せたCD12を格納する。また、マガジ
ン14に格納されていたCD12をプレイする場合に
は、マガジン14からエレベータ20のリフト部材36
の支持部98上へCD12を載せたトレイ30を引き出
す。このときキャッチ部材46、48によってCD12
がトレイ30上に押え付けられ適正位置に保持される。
【0108】次にエレベータ20を前述と同様に図27
に示す位置まで降下させ前述と同様にプレイ動作させ
る。
【0109】前述のように構成された本実施の形態のC
Dチェンジャでは、プレーヤ16がケースに固定されて
いるので加振に強い構造とされている。また、CD12
をプレーヤ16にローディングする際、CD12を直接
プレーヤ16へ移動できるので、CD12のローディン
グ動作の途上でマガジン14へ搬入し搬出するよう通過
する動作をするものと比較して迅速にプレイ状態に移行
させることができる。
【0110】なお、本実施の形態では、搬送装置をエレ
ベータ20で構成したCDチェンジャについて説明した
が、搬送装置を水平方向や斜方向へ移動するよう構成し
ても良いことは勿論である。
【0111】また、オートチェンジャ装置で扱う記録媒
体はCDのほかにMD、レコード、その他のディスク等
でもよい。
【0112】
【発明の効果】本発明の情報機器のオートチェンジャ装
置によれば、記録媒体の記録又は再生のプレイ動作中で
も、当該他の記録媒体をマガジンに格納し、又はマガジ
ンから取り出し、若しくはマガジン内で格納位置を入れ
替える動作を可能とし、取り扱いを便利にできるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の実
施の形態に係るCDチェンジャにおける移送フレームが
ディスク出し入れのための入出時の位置にある状態を示
す全体斜視図である。
【図2】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の実
施の形態に係るCDチェンジャにおける移送フレームが
エレベータへの搬送時の位置にある状態を示す全体斜視
図である。
【図3】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の実
施の形態に係るCDチェンジャにおける移送フレームが
ディスク出し入れする入出時の位置にある状態を示す全
体概略側面図である。
【図4】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の実
施の形態に係るCDチェンジャにおける要部を示す概略
断面図である。
【図5】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の実
施の形態に係るCDチェンジャにおけるケース内の要部
を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の実
施の形態に係るCDチェンジャにおけるケース内のエレ
ベータが装着される要部を示す要部斜視図である。
【図7】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の実
施の形態に係るCDチェンジャにおける枠台部材部分に
装着される部材を示す要部分解斜視図である。
【図8】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の実
施の形態に係るCDチェンジャにおける支持枠部材を取
り出して示す要部分解斜視図である。
【図9】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の実
施の形態に係るCDチェンジャにおける操作部材により
リフト部材を回動してトレイから離脱させる状態を示す
要部斜視図である。
【図10】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおける操作部材によ
りリフト部材を回動してトレイから離脱させる動作を終
えた直後の状態を示す要部斜視図である。
【図11】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおける操作部材がリ
フト部材をトレイに係留するよう回動復帰させる状態を
示す要部斜視図である。
【図12】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるクランプホル
ダを取り出して示す要部分解斜視図である。
【図13】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるクランプホル
ダを取り出して示す側面図である。
【図14】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるエレベータが
CDをプレーヤへローディングした状態を示す要部概略
断面図である。
【図15】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるロック手段部
分を示す装置本体ケースの腰部底面図である。
【図16】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるロック手段の
係止部分を示す要部拡大斜視図である。
【図17】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるロック手段が
係止する動作を開始する前の状態を示す要部概略正面図
である。
【図18】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるロック手段が
係止する動作を開始したときの状態を示す要部概略正面
図である。
【図19】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるロック手段が
係止状態となる直前の状態を示す要部概略正面図であ
る。
【図20】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるロック手段が
係止中の状態を示す要部概略正面図である。
【図21】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるロック手段が
係止を解除する動作の開始時の状態を示す要部概略正面
図である。
【図22】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるロック手段が
係止を解除する動作中の状態を示す要部概略正面図であ
る。
【図23】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるロック手段が
係止を解除する動作の後半の状態を示す要部概略正面図
である。
【図24】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおける装置本体ケー
スに装着した台部材部分を取り出して示す要部拡大斜視
図である。
【図25】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおける装置本体ケー
スに装着するマガジン部分を取り出して示す拡大斜視図
である。
【図26】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるエレベータが
搬送時の位置へ上昇された状態を示す要部概略説明図で
ある。
【図27】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるエレベータが
CDをプレーヤへローディングさせた状態を示す要部概
略説明図である。
【図28】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるエレベータが
CDをプレーヤへローディングする途上の状態を示す要
部概略説明図である。
【図29】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるCDがプレイ
動作中にエレベータでCDを搬送する状態を示す要部概
略説明図である。
【図30】本発明の情報機器のオートチェンジャ装置の
実施の形態に係るCDチェンジャにおけるエレベータが
CDをプレーヤからアンローディングする状態を示す要
部概略説明図である。
【図31】従来の情報機器のオートチェンジャ装置とし
てのCDチェンジャを例示する概略構成説明図である。
【符号の説明】
10 ケース 12 CD(記録媒体) 14 マガジン 16 プレーヤ 18 移送フレーム(移送手段) 20 エレベータ(搬送手段) 30 トレイ 32 支持枠部材 34 枠台部材 35 枠台部材 36 リフト部材 38 クランプホルダ(クランプ手段) 42 台片部 44 台片部 46 キャッチ部材 48 キャッチ部材 96 従動ピン(被動部材) 98 支持部(保持手段) 100 保持部(保持手段) 104 ベース部材 120 カム操作部材 122 カム操作部材 124 カム溝 144 逃げ凹部 146 平板部 148 足部 154 押え部 156 チャッキング用部材 162 ロック機構(ロック手段) 168 制限面部 170 台部材 172 操作部 174 操作部材(操作手段) 176 係止部材 178 ロック板(ロック部材) 184 ばね支持部材 194 ねじりコイルばね(付勢手段) 196 従動係止部材 198 係止用ガイド辺部 200 係止部 202 解離用ガイド辺部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 大輔 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内 Fターム(参考) 5D072 AB22 BD06 BG02 BG03 BG08 BH05 EB02 EB04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体の出し入れをする入出時の位置
    と搬送時の位置との間を移送する移送手段と、 前記移送手段が搬送時の位置にあるとき前記記録媒体の
    授受を行ない、前記記録媒体をプレーヤへローディング
    又はアンローディングするため搬送するとともに、搬送
    時の位置と前記プレーヤの位置との搬送経路の途上に配
    置されたマガジンに前記記録媒体を搬入し、又は搬出可
    能に構成された搬送手段と、 前記搬送手段に係留されて移動し、ローディングの際に
    前記記録媒体を前記プレーヤへチャッキングした状態で
    保持されるとともに、前記搬送手段が独自に移動するよ
    う切り離し可能とされ、さらにアンローディングの際に
    前記搬送手段に係留されて移動するよう装着されたクラ
    ンプ手段と、 を有することを特徴とした情報機器のオートチェンジャ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体の出し入れをする入出時の
    位置と搬送時の位置との間を移送する移送手段と、 前記記録媒体の記録又は再生を行なうプレーヤと、 前記記録媒体を搬送時の位置と、前記プレーヤとの間で
    搬送する搬送手段と、 前記記録媒体を格納可能に構成され、前記搬送手段の搬
    送経路の途上に配置されたマガジンと 前記記録媒体を前記プレーヤにチャッキング可能にされ
    るとともに、前記搬送手段に係脱可能に構成されたクラ
    ンプホルダと、 前記搬送手段が前記記録媒体を前記プレーヤにローディ
    ングする際に前記クランプホルダにより前記記録媒体を
    プレーヤにチャッキングした状態を保持し、かつ前記搬
    送手段がアンローディングする際に、前記クランプホル
    ダを移動可能に解放するロック手段と、 前記記録媒体を前記プレーヤにローディングした際に前
    記搬送手段と前記クランプホルダとの係留を切り離し、
    かつアンローディング動作するときに前記搬送手段と前
    記クランプホルダとを係留する操作手段と、 を有し、ここにおいて前記記録媒体を前記プレーヤにロ
    ーディングして前記クランプホルダでチャッキングした
    プレイ状態で前記搬送手段により前記クランプホルダか
    ら前記搬送手段を切り離して前記搬送手段が他の記録媒
    体を前記マガジンに搬入し、又は搬出する動作を前記プ
    レーヤで前記記録媒体をプレイ動作するのと同時に実行
    可能としたことを特徴とする情報機器のオートチェンジ
    ャ装置。
  3. 【請求項3】 前記操作手段は、 搬送手段に軸着されたリフト部材と、 前記リフト部材に設けた、前記クランプホルダと前記記
    録媒体とを係留するための保持手段と、 前記リフト部材に設けた、被動部材と、 前記ケース側に所定方向に向けて弾性変形可能に設けら
    れた操作部材と、 前記操作部材に設けられた操作部とを有し、 前記搬送手段がローディング動作のため前記プレーヤ側
    へ移動する際に、前記被動作部材が前記操作部の一方の
    側面上を摺動するとき前記操作部材が不動の状態とされ
    ることによって、前記リフト部材が回動され前記クラン
    プホルダと前記記録媒体とを保持手段から切り離し、 前記搬送手段がローディング時の位置にあるとき、前記
    被動部材が前記操作部に当接して支持され前記リフト部
    材を前記保持手段が前記クランプホルダと前記記録媒体
    とから切り離した状態に保持されるようにし、 前記搬送手段がアンローディング動作を開始する際にさ
    らに前記プレーヤ側へ若干移動されることにより、前記
    被動部材が前記操作部から離脱し、前記リフト部材が回
    動して前記保持手段が前記クランプホルダと前記記録媒
    体とを係留し、前記搬送手段が前記プレーヤから離れる
    よう移動するアンローディング動作をするときに、前記
    被動部材が前記操作部の他方の側面上を摺動しながら前
    記操作部材を弾性変形させることによって前記操作部の
    部分を通過可能に構成されていることを特徴とする請求
    項2に記載の情報機器のオートチェンジャ装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック手段は、 ケースに対し、所定位置に回動復帰するよう付勢手段で
    付勢されて軸着されたロック部材と、 前記ロック部材に設けられた従動係止部材と、 前記クランプホルダに設けられた係止部材とを有し、 前記クランプホルダがローディング動作のため前記プレ
    ーヤ側へ移動する際に、前記係止部材が前記従動係止部
    材に形成された係止用がガイド辺部上を摺動して前記ロ
    ック部材を所定位置から回動しながら前記従動係止部材
    に形成された係止部に係止し、 前記クランプホルダがアンローディング動作を開始する
    際にさらに前記プレーヤ側へ若干移動されることによ
    り、前記係止部材が前記係止部から離脱し、前記ロック
    部材が前記不勢手段で所定位置に回動復帰し、 前記クランプホルダが前記プレーヤから離れるよう移動
    するアンローディング動作をするときに前記係止部材が
    前記従動係止部材に形成された解離用ガイド辺部上を摺
    動して前記ロック部材を所定位置から回動しながら移動
    するよう構成されていることを特徴とする請求項2又は
    請求項3のいずれかに記載の情報機器のオートチェンジ
    ャ装置。
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