JPH09251699A - ディスク交換装置 - Google Patents

ディスク交換装置

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JPH09251699A
JPH09251699A JP5961496A JP5961496A JPH09251699A JP H09251699 A JPH09251699 A JP H09251699A JP 5961496 A JP5961496 A JP 5961496A JP 5961496 A JP5961496 A JP 5961496A JP H09251699 A JPH09251699 A JP H09251699A
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JP
Japan
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disc
disk
carrier
stocker
tray
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JP5961496A
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English (en)
Inventor
Fumio Horie
文雄 堀江
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体内外に移動可能なディスクトレイにより
ディスクの搬入を行うディスク交換装置において、ディ
スクの搬送距離に対し構成を小型化する。 【解決手段】 ディスクトレイ8が筐体1の外方側に位
置するとき、ディスクストッパ19,19によりこのデ
ィスクトレイ8上のディスク101のディスクトレイ8
に対する後方側への移動を阻止させ、ディスクトレイ8
が筐体1内に搬入されたとき、ディスクストッパ19,
19を没入させ、ディスク101をディスクトレイ8に
対し後方側へスライドさせて移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体となる複
数のディスクを収納保持しておき、これらディスクに対
して選択的に情報信号の記録または再生を行うディスク
交換装置に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクの如き記録媒体となる
ディスクを複数枚収納保持しておき、これらディスクよ
り選択した任意のディスクに対して情報信号の記録また
は再生を行うディスク交換装置(ディスクチェンジャ装
置)が提案されている。
【0003】このようなディスク交換装置は、複数枚の
上記ディスクを収納保持しておくディスクストッカ、該
ディスクに対する情報信号の記録または再生を行うディ
スクドライバ、及び、該ディスクストッカと該ディスク
ドライバとの間の該ディスクの搬送を行うキャリア(搬
送機構)を有して構成されている。
【0004】すなわち、このディスク交換装置において
は、上記ディスクストッカに収納された複数のディスク
より、上記キャリアの動作により、一、または、複数の
ディスクが選択される。上記キャリアにより選択された
ディスクは、このキャリアにより、上記ディスクドライ
バ上のチャッキング位置に搬送される。
【0005】上記チャッキング位置に搬送されたディス
クは、上記ディスクドライバのディスクテーブル上にチ
ャッキングされて、情報信号の記録または再生をなされ
る。このディスクドライバにおいて、上記ディスクテー
ブルは、チャッキングしたディスクとともに、スピンド
ルモータにより回転操作される。
【0006】上記ディスクドライバは、上記ディスクテ
ーブル上にチャッキングされて回転操作されるディスク
に対して、情報信号の書き込み、または、読み出しを行
う光学ピックアップ装置を有している。
【0007】また、情報信号の記録または再生を終了さ
れたディスクは、上記キャリアにより、上記チャッキン
グ位置より上記ディスクストッカ内に戻される。
【0008】また、このディスク交換装置は、このディ
スク交換装置に対する上記ディスクの装填及び取り出し
のために、このディスク交換装置の外筐体の内外に亘っ
て移動操作可能なディスクトレイを有している。
【0009】このディスク交換装置に対して上記ディス
クを装填するときには、上記ディスクトレイを上記外筐
体の外方側に移動させ、このディスクトレイ上に該ディ
スクを載置させた後、このディスクトレイを該外筐体内
に移動させる。このディスクトレイに載置されたディス
クは、上記キャリアにより、このディスクトレイ上より
上記ディスクストッカ内に搬送される。
【0010】また、このディスク交換装置に装填された
ディスクをこのディスク交換装置より取り出すには、上
記キャリアにより、上記ディスクストッカ内のディスク
を上記ディスクトレイ上に載置させた後、このディスク
トレイを上記外筐体の外方側に移動させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なディスク交換装置において、上記ディスクトレイ上に
載置されたディスクを、上記キャリアによって上記ディ
スクストッカ内に搬送すること、及び、上記ディスクド
ライバに装着させることを可能とするためには、該ディ
スクトレイは、上記外筐体の外方側より、該キャリアに
対応する位置及び該ディスクドライバに対応する位置に
亘って移動操作される必要がある。
【0012】上記ディスクトレイをこのような距離に亘
って移動可能とするには、このディスクトレイを支持す
るレールを充分に長くしておく必要があり、ディスク交
換装置の装置構成の大型化が招来されることとなる。
【0013】上記ディスクトレイを支持するレールを長
くすることなく、このディスクトレイの移動距離を長く
するには、このディスクトレイを2重構造とし、下層部
が該レールにガイドされて移動されるとともに、上層部
が該下層部に対してさらに移動されるという構成が考え
られる。
【0014】しかし、上記ディスクトレイをこのような
2重構造とした場合には、このディスクトレイの厚さを
薄くすることができなくなり、上記ディスク交換装置の
装置構成の大型化を招来することとなる。
【0015】また、上記ディスクトレイの移動距離を長
くすることなく、このディスクトレイ上に載置されたデ
ィスクの上記キャリアによる上記ディスクストッカ内へ
の搬送、及び、該ディスクの上記ディスクドライバへの
装着を可能とすることを考えると、該キャリアの構成が
複雑化することとなる。
【0016】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、記録媒体となる複数のディスク
をディスクストッカ内に収納保持しておきこれらディス
クに対して情報信号の記録または再生を行うディスク交
換装置であり、また、外筐体の内外に亘って移動可能と
なされたディスクトレイを有しこのディスクトレイを介
してディスクの装填及び取り出しが行えるように構成さ
れたディスク交換装置であって、装置構成を大型化、複
雑化することなく、該ディスクトレイ上のディスクの該
ディスクストッカ内への収納、及び、該ディスク上のデ
ィスクのディスクドライバへの装着が円滑に行えるよう
になされたディスク交換装置の提供という課題を解決し
ようとするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係るディスク交換装置は、外筐体内に配設
され記録媒体となるディスクを収納保持する第1のディ
スク収納部と、該外筐体内及びこの外筐体外に亘って移
動操作可能に配設され該ディスクを収納保持する第2の
ディスク収納部と、該第2のディスク収納部に移動操作
可能に設けられ初期位置にあるときこの第2のディスク
収納部に収納されたディスクのこの第2のディスク収納
部に対する上記外筐体の内方側方向への移動を阻止する
ディスクストッパと、該ディスクに対する情報信号の記
録または再生を行うディスクドライバと、チャッキング
プレートを有し該第1のディスク収納部より搬出された
ディスクまたは該第2のディスク収納部より搬出された
ディスクを保持するとともに移動操作されることにより
該ディスクを該ディスクドライバ上のチャッキング位置
に搬送し該ディスクを該チャッキング位置に搬送したと
き該チャッキングプレートにより該ディスクドライバの
ディスクテーブルと共働して該ディスクをチャッキング
するキャリアとを備え、上記ディスクストッパは、上記
第2のディスク収納部が上記外筐体内に移動操作された
ときに、この第2のディスク収納部に収納されたディス
クのこの第2のディスク収納部に対する該外筐体の内方
側方向への移動軌跡より外れた位置に移動操作され、該
ディスクのこの第2のディスク収納部より上記キャリア
側への搬出を可能とすることとなされたものである。
【0018】また、本発明は、上記ディスク交換装置に
おいて、上記キャリアに、上記第2のディスク収納部に
収納されたディスクをこの第2のディスク収納部のディ
スク載置面に沿ってスライドさせこの第2のディスク収
納部より該キャリアへの該ディスクの移動操作を行う取
り出し手段を設けたものである。
【0019】さらに、本発明は、上記ディスク交換装置
において、上記第2のディスク収納部の上記外筐体の内
外に亘る移動に連動して上記ディスクストッパの該第2
のディスク収納部に対する移動操作を行うカム手段を設
けたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、以
下の順序により、図面を参照しながら説明する。
【0021】〔1〕ディスク交換装置の構成の概要(図
1乃至図3) 〔2〕第1のディスク収納部であるディスクストッカの
構成(図1、図2、図6、図9、図10、図11及び図
43) 〔3〕第2のディスク収納部であるディスクトレイの構
成(図1、図3、図33乃至図36、図40及び図4
1) 〔4〕ディスクドライバの構成(図1乃至図3) 〔5〕キャリアの構成(図1乃至図11、図37乃至図
39、図42) 〔6〕ディスク交換装置の動作(図12乃至図32) 〔7〕ディスク交換装置の構成の他の例(図44及び図
45) 〔1〕ディスク交換装置の構成の概要(図1乃至図3) 本発明に係るディスク交換装置は、情報信号の記録媒体
となる光ディスクや磁気ディスクの如きディスクを複数
枚収納保持しておき、これらディスクより一、または、
複数のディスクを選択し、選択したディスクに対して情
報信号の記録または再生を行う装置である。
【0022】この実施の形態は、本発明に係るディスク
交換装置を、上記ディスクとして光ディスクを用いこの
ディスクより情報信号の再生を行う装置として構成した
ものである。
【0023】上記ディスクは、図1に示すように、直径
が例えば12cmのポリカーボネイト(PC)の如き透
明材料により形成された円盤状の基板を有して構成され
ている。この基板の一主面部には、微細な凹凸(例え
ば、幅が0.5μm程度、長さが0.9μm乃至3.2
μm程度、高さが0.11μm程度のもの)、すなわ
ち、ピットが形成されることにより、オーディオ信号、
ビデオ信号やコンピュータ用データの如き種々の情報信
号が記録されている。また、このピットが形成された面
上には、アルミニウムの如き金属薄膜からなる反射膜
が、いわゆるスパッタリングや蒸着によって、被着形成
されている。上記ピットは、略々同心円状の螺旋状に配
列されて形成されることにより、記録トラックを形成し
ている。
【0024】このディスク101は、中心部分に、チャ
ッキング孔102を有している。このチャッキング孔1
02は、直径が、例えば15mm程度の円形の透孔であ
って、中心を上記記録トラックの曲率中心に一致させて
形成されている。
【0025】このディスクは、上記ピットが形成された
一主面部の反対側の主面部側より、上記基板を透して、
後述する光学ピックアップ装置よって該ピットの形状を
検出することにより、記録された情報信号の読み出しを
行うことができる。
【0026】このディスク交換装置は、図1乃至図3に
示すように、外筐体1を有して構成されている。この外
筐体1内には、複数のディスク101を収納保持してお
く第1のディスク収納部であるディスクストッカ5と、
該ディスク101より情報信号の再生を行うディスクド
ライバ9と、該外筐体1の内外に亘って移動操作可能と
なされた第2のディスク収納部であるディスクトレイ8
と、これらディスクストッカ5とディスクドライバ9と
の間及びディスクトレイ8とディスクドライバ9との間
の該ディスク101の搬送を行うキャリア6とが配設さ
れている。
【0027】このディスク交換装置においては、上記デ
ィスクトレイ8を上記外筐体1の外方側に移動操作し、
このディスクトレイ8上に上記ディスク101を載置収
納し、このディスクトレイ8を該外筐体1内に移動操作
することにより、該ディスク101を該外筐体1内に搬
入することができる。そして、このディスクトレイ8上
に載置されたディスク101は、上記キャリア6によ
り、上記ディスクストッカ5内に収納され、または、上
記ディスクドライバ9に装着される。
【0028】上記ディスクドライバ9に装着されたディ
スク101は、このディスクドライバ9により、情報信
号の再生をなされる。
【0029】また、上記キャリア6は、上記ディスクス
トッカ5内に収納された複数のディスク101のうちの
任意の一のディスク101を、選択的に上記ディスクド
ライバ9に装着し、または、上記ディスクトレイ8に収
納させることができる。
【0030】上記キャリア6により上記ディスクトレイ
8に載置収納されたディスク101は、このディスクト
レイ8が上記外筐体1の外方側に移動操作されることに
より、該外筐体1の外方側に取り出される。
【0031】〔2〕第1のディスク収納部であるディス
クストッカの構成(図1、図2、図6、図9、図10、
図11及び図43)) 上記ディスクストッカ5は、図1及び図2に示すよう
に、上記外筐体1内において、この外筐体1の底面部の
上方側にこの底面部より離間した状態に支持されて配設
されている。
【0032】このディスクストッカ5は、後方側が開放
された筐体状に形成されている。すなわち、このディス
クストッカ5は、両側壁部及び前壁部を有している。こ
のディスクストッカ5は、両側壁部間の距離及び前後長
が、上記ディスク101の直径に相当する距離となされ
ている。したがって、このディスクストッカ5において
は、開放された後方側より、上記両側壁部間に上記ディ
スク101を水平に挿入することができ、また、このよ
うに挿入されたディスク101は、前端縁部及び後端縁
部に亘ってこのディスクストッカ5内に収納される。
【0033】このディスクストッカ5は、図2及び図9
に示すように、上記両側壁部の互いに対向する内側面部
に、複数の水平な棚状のディスク保持部31を有してい
る。このディスクストッカ5に収納されたディスク10
1は、図10及び図43に示すように、両側の端縁部分
を上記両側壁部のディスク保持部31,31上に載置さ
せることにより、このディスクストッカ5内に保持され
る。このように上記ディスクストッカ5内に収納保持さ
れたディスク101は、前端縁部をこのディスクストッ
カ5の前壁部に当接させている。
【0034】このディスクストッカ5において、上記複
数のディスク保持部31にそれぞれディスク101を収
納保持させたとき、これら複数のディスク101は、互
いに面対向状となされて、積層状に収納保持されること
となる。
【0035】このディスクストッカ5は、収納保持して
いる各ディスク101の一方向、すなわち、後方側への
抜け出しを可能としている。そして、このディスクスト
ッカ5は、図6に示すように、収納保持した各ディスク
101に対応させて、これらディスク101の該ディス
クストッカ5よりの抜け出しを阻止する複数のディスク
抜け止め部材15を有している。
【0036】これらディスク抜け止め部材15は、それ
ぞれ基端側を上記ディスクストッカ5の一側側の側壁部
の外側部において支軸85を介して回動可能に支持さ
れ、先端側部分87を該側壁部に形成された透孔を介し
て該ディスクストッカ5内に進入させ、先端部を該ディ
スクストッカ5に収納保持された各ディスク101の周
縁部に対応して当接させている。上記支軸85は、上記
ディスクストッカ5の後側部分に設けられている。
【0037】そして、このディスクストッカ5には、上
記各ディスク抜け止め部材15を回動付勢する付勢手段
となる複数の板バネ16が設けられている。これら板バ
ネ16は、基端側を上記ディスクストッカ5の一方側の
側壁部の外側部にこのディスクストッカ5の前側部分に
位置させて支持され、後方側に延在させた先端側部分を
上記各ディスク抜け止め部材15の外側部に対応して当
接させている。これら板バネ16は、上記各ディスク抜
け止め部材15の外側部を押圧することにより、これら
ディスク抜け止め部材15を、上記先端側部分87が上
記ディスクストッカ5内に進入する方向に回動付勢して
おり、これらディスク抜け止め部材15の先端部を対応
するディスク101の周縁部に圧接させている。
【0038】上記各ディスク抜け止め部材15は、先端
部を上記各ディスク101の周縁部に当接させることに
よりこれらディスク101の上記ディスクストッカ5よ
りの抜け出しを阻止し、また、上記各板バネ16の付勢
力に抗して回動されて先端側を該ディスクストッカ5の
外側側に移動させ、先端部を該各ディスク101の周縁
部より離間させることにより、これらディスク101の
該ディスクストッカ5よりの抜け出しを可能とする。
【0039】上記各ディスク抜け止め部材15は、上記
ディスクストッカ5に収納保持された各ディスク101
の該ディスクストッカ5よりの抜け出しが可能な方向を
「抜け出し方向前方側」と定義したとき、該各ディスク
101の抜け出し方向前方側、かつ、側方側(該ディス
クストッカ5の一方の側壁部に接近する側)に位置する
接触点108においてこのディスク101に先端部を当
接させるとともに、基端側の回動支点、すなわち、上記
支軸85を該接触点108よりも抜け出し方向前方側、
かつ、外側側に位置させている。
【0040】すなわち、図43に示すように、上記ディ
スク抜け止め部材15の先端部と上記ディスク101と
の接触点108におけるこのディスク101の上記ディ
スクストッカ5よりの抜け出し方向M(矢印M)と、該
先端部の上記支軸85を中心とする該ディスクストッカ
5の外側に向けての移動軌跡の接線方向N(矢印N)と
のなす角度θは、90°よりも大きくなされている。
【0041】したがって、上記各ディスク抜け止め部材
15の先端部が上記各ディスク101の周縁部に当接し
ている状態において、該各ディスク101が上記ディス
クストッカ5より抜け出そうとすると、該各ディスク抜
け止め部材15は、これらディスク101により、該先
端部を該ディスクストッカ5の内側側に引き込まれる方
向に回動付勢される。すなわち、上記各ディスク抜け止
め部材15は、上記各ディスク101の上記ディスクス
トッカ5よりの抜け出しに対して、いわゆる「食い込
み」方向に該各ディスク101に当接しており、該各デ
ィスク101の上記ディスクストッカ5よりの抜け出し
を確実に阻止する。
【0042】また、上記各ディスク抜け止め部材15
は、上記ディスクストッカ5に上記ディスク101が挿
入されるときには、このディスク101により、上記板
バネ16の付勢力に抗して回動され、このディスク10
1の挿入を阻害しない。
【0043】上記各ディスク抜け止め部材15の基端側
には、被操作杆86が上記ディスクストッカ5の後方側
に向けて延在されている。上記各ディスク抜け止め部材
15は、上記各被操作杆86が上記ディスクストッカ5
の側壁部に接近する方向に押圧されることにより、上記
各板バネ16の付勢力に抗して回動操作される。
【0044】すなわち、このディスクストッカ5におい
ては、上記被操作杆86を介して上記各ディスク抜け止
め防止部材15を上記各板バネ16の付勢力に抗して回
動させた状態において、このディスクストッカ5に収納
保持されているディスク101のうちの回動操作されて
いるディスク抜け止め部材15に対応するディスク10
1をこのディスクストッカ5より抜き取ることができ
る。
【0045】なお、上記各ディスク抜け止め部材15及
び上記各板バネ16は、上記各ディスク101の1枚毎
に対応させて配設してもよく、また、複数枚(例えば、
3枚乃至5枚程度)のディスク101毎に対応させて配
設してもよい。
【0046】そして、このディスクストッカ5の他方の
側壁部には、図11に示すように、このディスクストッ
カ5に収納保持された各ディスク101に対応する複数
のスリット開口部91が形成されている。すなわち、こ
れらスリット開口部91は、上記各ディスク保持部31
に対応してこれらディスク保持部31に沿い、それぞれ
水平に、上記ディスクストッカ5の前方側部分より略々
中央部分に亘って形成されている。これらスリット開口
部91は、後述する取り出し収納手段を構成する前側回
動アーム28が上記ディスクストッカ5内に進入するた
めのものである。
【0047】〔3〕第2のディスク収納部であるディス
クトレイの構成(図1、図3、図33乃至図36、図4
0及び図41) このディスク交換装置は、図1及び図3に示すように、
第2のディスク収納部であるディスクトレイ8を有して
いる。このディスクトレイ8は、図1中矢印Kで示すよ
うに、上記外筐体1の内方及びこの外筐体1の外方に亘
って移動操作可能に配設されている。
【0048】すなわち、上記ディスクトレイ8は、略々
矩形の平板状に形成され、下面部に左右一対のガイド板
18,18が取付けられている。これらガイド板18,
18は、長尺方向を前後方向として、上記ディスクトレ
イ8の下面部の一側側部分及び他側側部分に取付けられ
ている。これらガイド板18,18は、前端部を上記デ
ィスクトレイ8の前縁部に略々対応させており、後端側
を該ディスクトレイ8の後縁部よりも後方側に突出させ
ている。
【0049】上記各ガイド板18,18は、それぞれの
外側縁部分を、上記外筐体1内に配設された一対のガイ
ドレール17,17に対応して係合させ、上記ディスク
トレイ8を該各ガイドレール17,17に沿う前後方向
にスライド可能としている。上記各ガイドレール17,
17は、上記外筐体1の底面部上に、支柱を介して支持
されて配設されている。これらガイドレール17,17
は、上記ディスクストッカ5の下方側に位置している。
【0050】上記ディスクトレイ8は、図3中に実線で
示すように、前縁部を上記各ガイドレール17,17の
前端部に略々対応させた状態において、上記外筐体1内
に収納される。このとき、このディスクトレイ8は、上
記ディスクストッカ5の直下に位置することとなる。
【0051】そして、このディスクストッカ8は、図3
中に一点鎖線で示すように、上記各ガイドレール17,
17に対して前方側にスライドされて上記各ガイド板1
8,18の後端側部分が該各ガイドレール17,17の
前端側部分に対応することとなる状態において、上記外
筐体1の前面板部に設けられた透孔を介して、この外筐
体1の前方側外方に突出される。
【0052】このディスクトレイ8は、図示しないトレ
イ移動モータの駆動力により、移動操作される。
【0053】上記ディスクトレイ8は、上面部に、上記
ディスク101に対応したディスク収納凹部107を有
し、このディスク収納凹部107内に該ィスク101を
収納保持する。このディスク収納凹部107は、前方側
部分が上記ディスク101に対応する半円形となされて
おり、後方側が上記ディスクトレイ8の後縁側に向けて
開放されている。上記ディスク101は、このディスク
収納凹部107の底面部上に載置されることにより、こ
のディスク収納凹部107内に収納される。
【0054】そして、このディスクトレイ8は、上記デ
ィスク収納凹部107内に収納されたディスク101の
このディスクトレイ8の後方側への移動を阻止するため
の左右一対のディスクストッパ19,19を有してい
る。これらディスクストッパ19,19は、図2に示す
ように、先端側部分の前縁部分が、上記ディスク収納凹
部107内の前方側部分に載置収納されたディスク10
1の後縁部分に沿う形状となされている。
【0055】これらディスクストッパ19,19は、図
40及び図41に示すように、先端側部分を上記ディス
ク収納凹部107の底面部に対して出没可能としてい
る。すなわち、これらディスクストッパ19,19は、
それぞれ後端側部分を支軸90,90を介して上記ガイ
ド板18,18上において支持されており、先端側部分
を上記ディスク収納凹部107の底面部に形成された透
孔を介して上方側に臨ませている。これらディスクスト
ッパ19,19は、上記各支軸90,90回りに回動さ
れることにより、先端側部分を上記ディスク収納凹部1
07の底面部に対して出没させる。
【0056】そして、これらディスクストッパ19,1
9は、中途部分に倣いピン92,92を有している。こ
れら倣いピン92,92は、上記ガイドレール17,1
7上に突設されたカム手段となるカム突条95,95上
に載置されている。これらカム突条95,95は、上記
ディスクトレイ8が上記外筐体1内に収納された状態に
おいて上記各倣いピン92,92が対応する部分が低く
なされており、この状態よりも該ディスクトレイ8が前
方側にスライドされた状態において該各倣いピン92,
92が対応する部分が高くなされている。そして、これ
らカム突条95,95の後端部は、傾斜部94となされ
ている。
【0057】すなわち、上記各ディスクストッパ19,
19は、上記ディスクトレイ8が上記外筐体1内より前
方側にスライドされているとき、図33、図34及び図
40に示すように、先端側部分を該ディスクトレイ8の
ディスク収納凹部107の底面部より上方側に突出させ
る初期位置となされ、このディスク収納凹部107内に
収納されたディスク101の該ディスクトレイ8に対す
る後方側(上記外筐体1の内方側)方向への移動を阻止
する。このとき、このディスクトレイ8上のディスク1
01は、上記ディスク収納凹部107の前縁部分及び上
記各ディスクストッパ19,19の先端側部分により、
このディスクトレイ8上において位置決めされる。
【0058】そして、上記各ディスクストッパ19,1
9は、上記ディスクトレイ8が上記外筐体1内に収納さ
れたときには、図35中の矢印J及び図41中の矢印Q
で示すように、先端側部分を該ディスクトレイ8のディ
スク収納凹部107の底面部より下方側に没入させる状
態となされる。このとき、上記ディスク収納凹部107
内の前方側位置において収納保持されているディスク1
01は、上記ディスクストッカ5内に収納保持されたデ
ィスク101に対して同軸状の位置(直下位置)となさ
れている。
【0059】そして、このとき、上記各ディスクストッ
パ19,19の先端側部分は、上記ディスク収納凹部1
07内に収納されたディスク101の上記ディスクトレ
イ8に対する後方側方向への該ディスク収納凹部107
の底面部に沿った移動軌跡より外れた位置となってお
り、該ディスク101のこのディスクトレイ8よりの後
方側への搬出を可能としている。
【0060】このように、上記各ディスクストッパ1
9,19は、上記ディスクトレイ8の上記外筐体1の内
外に亘る移動に連動して移動操作され、該ディスクトレ
イ8が該外筐体1内に収納されているときには、このデ
ィスクトレイ8上のディスク101の該ディスクトレイ
8の後方側への移動を可能とし、該ディスクトレイ8が
前方側にスライドされているときには、このディスクト
レイ8上のディスク101を上記ディスク収納凹部10
7内の前方側位置に位置決めする。
【0061】そして、このディスクトレイ8の側壁部に
は、図33乃至図36に示すように、上記ディスク収納
凹部107に収納保持されたディスク101に対応する
スリット開口部100が形成されている。すなわち、こ
のスリット開口部100は、上記ディスク収納凹部10
7に対応してこのディスク収納凹部107の底面部に沿
って水平に、上記ディスクトレイ8の前方側部分より略
々中央部分に亘って形成されている。このスリット開口
部100は、後述する取り出し収納手段を構成する前側
回動アーム28が上記ディスク収納凹部107内に進入
するためのものである。
【0062】このディスクトレイ8のスリット開口部1
00は、上記ディスクストッカ5に形成された複数のス
リット開口部91と同じ側に、これらスリット開口部9
1と略々同一形状を有して形成され、該ディスクトレイ
8が上記外筐体1内に収納されたとき、該各スリット開
口部91の下方側に位置することとなる。
【0063】〔4〕ディスクドライバの構成(図1乃至
図3) 上記外筐体1内であって上記ディスクトレイ8の後方側
位置には、図1乃至図3に示すように、上記ディスク1
01よりの情報信号の再生を行うディスクドライバ9が
配設されている。このディスクドライバ9は、上記外筐
体1の底面部に対して複数のダンパ21を介して支持さ
れたシャーシを有し、このシャーシ上に、スピンドルモ
ータ20及び光学ピックアップ装置22が配設されて構
成されている。
【0064】上記スピンドルモータ20は、上記シャー
シの下面部に取付けられ、駆動軸を該シャーシに設けら
れた透孔を介してこのシャーシの上面側に突出させてい
る。このスピンドルモータ20の駆動軸の先端側には、
ディスクテーブル10が取付けられている。このディス
クテーブル10は、略々円盤状に形成され、上面部分の
中央部分に、略々円錐台形状のセンタリング突起を有し
ている。このセンタリング突起は、上記ディスク101
のチャッキング孔102に嵌入され得る大きさとなされ
て形成されている。
【0065】このディスクテーブル10は、上面部に上
記ディスク101の中心部分が載置され、後述するチャ
ッキングプレート26と共働してこのディスク101の
中心部分を挟持(チャッキング)したとき、上記センタ
リング突起を上記チャッキング孔102に嵌合させるこ
とによりこのディスク101のセンタリング(調芯)を
行い、該チャッキング孔102の周囲部分を該センタリ
ング突起の周囲部分上に載置させることにより、このデ
ィスク101の位置決めを行う。
【0066】なお、上記ディスクテーブル10は、上記
チャッキングプレート26が内蔵しているマグネットに
吸着されるようにするため、少なくとも周縁側部分が鉄
の如き磁性金属材料により形成されている。
【0067】上記光学ピックアップ装置22は、光学ブ
ロック部を有し、この光学ブロック部内に、半導体レー
ザの如き光源と、ビームスプリッタ及び対物レンズ23
等の光学光学デバイスと、フォトトランジスタの如き光
検出器とを内蔵して構成されている。この光学ピックア
ップ装置22は、上記光源より発せられた光束を上記対
物レンズ23により上記ディスク101の記録トラック
上に集光させ、この記録トラックによる反射光を上記ビ
ームスプリッタを介して上記光検出器により検出するこ
とによって、該ディスク101に記録された情報信号の
読み出し信号を出力する。
【0068】この光学ピックアップ装置22は、上記デ
ィスクドライバ9のシャーシ上において、上記スピンド
ルモータ20の後方側に位置し、このシャーシ上に前後
方向に亘って配設されたガイドシャフト24により、こ
のガイドシャフト24に沿って移動操作可能に支持され
ている。また、この光学ピックアップ装置22は、上記
対物レンズ23の光軸を上記スピンドルモータ20の駆
動軸に平行とし、この対物レンズ23より上方に向けて
上記光束を射出するように配設されている。
【0069】そして、この光学ピックアップ装置22
は、上記シャーシに取付けられたピックアップ送りモー
タの駆動力により、上記ガイドシャフト24に沿って、
前後方向に移動操作される。このピックアップ送りモー
タの駆動力は、このピックアップ送りモータの駆動軸に
取付けられた駆動ギヤ25より、伝達ギヤを介して、上
記光学ピックアップ装置22の側面部に設けられたラッ
クギヤに伝達される。
【0070】上記光学ピックアップ装置22は、上記ガ
イドシャフト24に沿って移動操作されることにより、
上記ディスクテーブル10上に載置されたディスク10
1の内外周に亘って移動操作されることとなり、このデ
ィスク101の全面に亘って、上記対物レンズ23を介
して射出する光束を照射することができる。すなわち、
この光学ピックアップ装置22は、上記ディスク101
の全面に亘って、このディスク101に記録された情報
信号の読み出しを行うことができる。
【0071】〔5〕キャリアの構成(図1乃至図11、
図37乃至図39、図42) このディスク交換装置は、図1乃至図3に示すように、
上記外筐体1内に、上記ディスクドライバ9の上方側、
すなわち、上記ディスクストッカ5の後方側に位置する
キャリア6を有している。
【0072】このキャリア6は、図4に示すように、上
記ディスクストッカ5の後方側に位置する後方側平板部
とこの後方側平板部に連設されて該ディスクストッカ5
の他側側(すなわち、上記各スリット開口部91が形成
されている側壁部の側)の側方に位置する側方側平板部
とからなる略々L字形状の天板部を有して構成されてい
る。
【0073】このキャリア6は、図6、図9及び図10
に示すように、上記後方側平板部の前縁部を上記ディス
クストッカ5の後側部に沿わせるとともに、上記側方側
平板部の側縁部を該ディスクストッカ5の他側側の側面
部に沿わせた状態で、上下方向に移動操作可能となされ
ている。
【0074】すなわち、このキャリア6の天板部の側縁
部には、スラストスレーブ7が取付けられている。そし
て、このスラストスレーブ7には、第1のガイドシャフ
ト30が挿通されている。この第1のガイドシャフト3
0は、下端部を上記外筐体1の底板部に支持され、上端
部を該外筐体1の天板部に支持されて、鉛直に配設され
ている。また、上記側方側平板部の後端側には、第2の
ガイドシャフト4が嵌入係合するための欠損部が形成さ
れている。この第2のガイドシャフト4は、下端部を上
記外筐体1の底板部に支持され、上端部を該外筐体1の
天板部に支持されて、鉛直に配設されている。このキャ
リア6は、上記側方側平板部の後端側の欠損部に上記第
2のガイドシャフト4が嵌入係合しているために、上記
第1のガイドシャフト30回りの回動を規制され、図1
中矢印Lで示すように、これら第1及び第2のガイドシ
ャフト30,4に沿う上下方向へのみの移動が可能とな
されている。
【0075】そして、上記スラストスレーブ7には、無
端のタイミングベルト3が取付けられている。このタイ
ミングベルト3は、上記外筐体1の底面部上に支持部材
106により回転可能に配設された下側の昇降ギヤ2と
該外筐体1の天板部の下面部に支持部材106により回
転可能に配設された上側の昇降ギヤ2との間に掛け渡さ
れ、これら昇降ギヤ2,2に噛合している。そして、こ
れら昇降ギヤ2,2は、図示しないキャリア昇降モータ
により回転操作される。
【0076】すなわち、上記キャリア6は、上記キャリ
ア昇降モータの駆動力により、上記各昇降ギヤ2,2を
介して上記タイミングベルト3が送り操作されることに
より、このタイミングベルト3に追従して、上下方向に
移動操作される。
【0077】そして、このキャリア6は、上記後方側平
板部の略々中央部に位置するチャッキングプレート26
を有している。このチャッキングプレート26は、略々
円盤状に構成され、上記後方側平板部に形成された円形
の透孔に対して、回転可能に嵌合されて配設されてい
る。また、このチャッキングプレート26は、下面部の
中央部に、上記ディスクドライバ9のディスクテーブル
10のセンタリング突起が嵌合する凹部を有している。
このチャッキングプレート26は、上記ディスクテーブ
ル10の直上に位置し、このディスクテーブル10に対
して同軸状となされている。
【0078】また、上記チャッキングプレート26は、
上記ディスクテーブル10を吸着するためのマグネット
を内蔵して構成されている。
【0079】このキャリア6が最も下方側位置に移動操
作されると、上記チャッキングプレート26は、上記デ
ィスクテーブル10上に載置されて上記センタリング突
起に嵌合する状態となり、このディスクテーブル10を
吸着する。このとき、上記ディスクテーブル10上に上
記ディスク101が載置されていれば、このチャッキン
グプレート26は、該ディスクテーブル10と共働し
て、このディスク101を挟持(チャッキング)する。
【0080】上記チャッキングプレート26は、上記デ
ィスクテーブル10を吸着した状態において、このディ
スクテーブル10が上記スピンドルモータ20により回
転操作されると、このディスクテーブル10とともに回
転操作される。
【0081】そして、このキャリア6は、保持手段とな
る左右一対の保持ブロック36,37、左右一対の保持
板38,42及び保持杆45を有している。
【0082】上記保持ブロック36,37は、図4及び
図5に示すように、上記後方側平板部の左右の端部分に
位置し、この後方側平板部の下方側に位置して配設され
ている。一方の保持ブロック36は、上記後方側平板部
の下面部に固定されて取付けられている。また、他方の
保持ブロック37は、上記側方側平板部の下方側にこの
側方側平板部に平行に配設された下板部51の上面部に
固定されて取付けられている。この下板部51は、上記
側方側平板部に対して、支柱部材49,50を介して取
付けられている。なお、上記他方の保持ブロック37の
上面部とこのキャリア6の天板部の下面部との間には、
空隙が形成されている。
【0083】上記各保持ブロック36,37は、互いに
対向する内側面部に、それぞれディスク載置段差部8
8,89を有している。これらディスク載置段差部8
8,89は、上記各保持ブロック36,37の内側部上
側部分が欠損されることによって形成されている。これ
らディスク載置段差部88,89間には、これらディス
ク載置段差部88,89上に上記ディスク101の両側
側の端縁部分が載置されることにより、上記ディスクス
トッカ5のディスク保持部31の如く、該ディスク10
1が載置される。
【0084】また、上記各ディスク載置段差部88,8
9は、このキャリア6の前方側に向けて互いに平行とな
されているとともに、このキャリア6の後方側部分にお
いては、上記ディスク101の外縁部に沿う円弧状をな
して互いの間の幅を狭めている。すなわち、上記各ディ
スク載置段差部88,89間には、このキャリアの前方
側より上記ディスク101が水平に進入され、載置され
る。また、上記各ディスク載置段差部88,89間に載
置されたディスク101は、上記キャリア6の後方側に
抜け出すことが阻止されている。
【0085】上記各保持板38,42は、それぞれ略々
平板状に形成され、上記各保持ブロック36,37に対
して上下方向に貫通して配設された左右一対の保持シャ
フト40,43の上端部に取付けられることにより、上
記各ディスク載置段差部88,89の上方側に位置して
いる。上記各保持シャフト40,43は、上記各保持ブ
ロック36,37に貫通して形成された透孔内に挿通さ
れ、これら保持ブロック36,37に対して上下方向に
スライド可能となされている。
【0086】これら保持板38,42は、上記各保持シ
ャフト40,43が下方側にスライドされることによ
り、上記各ディスク載置段差部88,89に接近し、図
5、図7及び図38に示すように、これらディスク載置
段差部88,89と共働して、これらディスク載置段差
部88,89間に載置されたディスク101の両側縁部
分を挟持し保持する。
【0087】また、これら保持板38,42は、図39
に示すように、上記各保持シャフト40,43が上方側
にスライドされることにより、図39中矢印Pで示すよ
うに、上記各ディスク載置段差部88,89より離間
し、これらディスク載置段差部88,89間に載置され
たディスク101が該各ディスク載置段差部88,89
より上方側に離間することを可能とする。
【0088】そして、上記各保持シャフト40,43
は、これら保持シャフト40,43の中途部に取付けら
れた係止環111と上記各保持ブロック36,37との
間に位置して該各保持シャフト40,43に外巻装され
た圧縮コイルバネ41,44により、図5、図37及び
図38において矢印Aで示すように、下方側方向に弾性
付勢されている。
【0089】上記各保持シャフト40,43は、下端部
を上記各保持ブロック36,37の下面部よりも下方側
に突出させている。そして、上記キャリア6が最も下方
側位置に移動され上記チャッキングプレート26により
上記ディスクテーブル10上のディスク101をこのデ
ィスクテーブル10と共働して挟持したときには、上記
各保持シャフト40,43は、図39に示すように、下
端部を、上記外筐体1の底面部上に立設された当接柱9
3,93の上端部に当接させて停止し、上記各保持ブロ
ック36,37に対して相対的に上方側にスライドされ
る。
【0090】そして、上記保持杆45は、図4、図5及
び図42に示すように、略々円柱状に形成され、上記他
方の保持ブロック37に水平に側方方向に貫通されて形
成された隧道部に挿通されて配設されている。この保持
杆45は、一端部を上記他方の保持ブロック37のディ
スク載置段差部89上に位置させ、他端部を該他方の保
持ブロック37より突出させて上記下板部51上に位置
させて、後述するカム板48に臨ませている。この保持
杆45は、上記ディスク載置段差部89側である一端側
方向、及び、該ディスク載置段差部89より離間する他
端側方向にスライド可能となされている。
【0091】上記保持杆45は、上記ディスク載置段差
部89側にスライドされると、上記各ディスク載置段差
部88,89間に載置されたディスク101の側縁部の
やや前方側位置に一端部を当接させ、このディスク10
1の該各ディスク載置段差部88,89間よりの前方側
(すなわち、上記ディスクストッカ5側)への抜け出し
を阻止する。
【0092】そして、上記保持杆45は、上記ディスク
載置段差部89より離間される側にスライドされると、
上記各ディスク載置段差部88,89間に載置されたデ
ィスク101の側縁部より一端部を離間させ、このディ
スク101の該各ディスク載置段差部88,89間より
の前方側への抜け出しを可能とする。また、このとき、
上記保持杆45は、上記ディスク101が前方側より上
記各ディスク載置段差部88,89間に進入されること
を可能としている。
【0093】上記保持杆45は、この保持杆45に外巻
装されてこの保持杆45の他端側と上記他方の保持ブロ
ック37との間に位置されている圧縮コイルバネ46に
より、図5中の矢印B及び図42中の矢印Uで示すよう
に、上記ディスク載置段差部89より離間される方向に
弾性付勢されている。この保持杆45の他端部には、後
述するカム板48に転接されるローラ47が回転可能に
取付けられている。
【0094】そして、このキャリア6は、このキャリア
6と上記ディスクストッカ5との間、及び、このキャリ
ア6と上記ディスクトレイ8との間のディスク101の
移動操作を行う取り出し収納手段となる取り出し収納機
構を有する。この取り出し収納手段は、取り出し手段で
あって、かつ、収納手段であるものである。
【0095】この取り出し収納機構は、上記天板部の側
方側平板部上及び上記下板部51上において構成されて
いる。
【0096】すなわち、この取り出し収納機構は、図4
及び図42に示すように、上記下板部51上に支軸80
を介して回転可能に配設された略々扇形状の欠歯ギヤ5
7を有している。この欠歯ギヤ57は、上記支軸80回
りの略々90°の角度範囲に亘るギヤ部を有し、また、
このギヤ部の該支軸80を介して反対側となる位置に操
作ピン54が植設され、これらギヤ部及び操作ピン54
の植設位置以外の部分が欠損されて略々扇形状となされ
ている。
【0097】この欠歯ギヤ57は、上記ギヤ部の中央部
と上記支軸80との間に位置してこの欠歯ギヤ57に設
けられたバネ係止部と上記下板部51の内側縁部(上記
ディスクストッカ5側の縁部)に設けられたバネ係止爪
110との間に張架された引っ張りコイルバネ58によ
り、図42中矢印Tで示すように、該ギヤ部を内側側
(上記ディスクストッカ5側)に向けた初期位置に戻る
方向に回動付勢されている。
【0098】上記操作ピン54は、上記欠歯ギヤ57よ
り下方側に植設されており、上記下板部51に上記支軸
80回りの円弧状に形成されたスリット状の透孔を介し
て、この下板部51よりも下方側に突出されている。
【0099】そして、この取り出し収納機構は、前側及
び後側回動レバー28,29を有している。
【0100】上記前側回動レバー28は、上記欠歯ギヤ
57の前方側において、基端側を上記下板部51上に回
動可能に支持されている。この前側回動レバー28の基
端側には、この前側回動レバー28の回動中心を中心軸
として、伝達ギヤ60が取付けられている。この伝達ギ
ヤ60は、上記欠歯ギヤ57が一方向に回動されたとき
に、この欠歯ギヤ57のギヤ部が噛合することとなる位
置に配設されている。この前側回動レバー28は、先端
側を前方方向に向けて延在させている。この前側回動レ
バー28の先端部には、上記ディスク101の周縁部に
当接係合するための略々円柱状の当接部材76が取付け
られている。
【0101】また、上記後側回動レバー29は、上記欠
歯ギヤ57の後方側において、基端側を上記下板部51
上に回動可能に支持されている。この後側回動レバー2
9の基端側には、この後側回動レバー29の回動中心を
中心軸として、伝達ギヤ61が取付けられている。この
伝達ギヤ61は、上記欠歯ギヤ57が他方向に回動され
たときに、この欠歯ギヤ57のギヤ部が噛合することと
なる位置に配設されている。この後側回動レバー29
は、先端側を後方方向に向けて延在させている。この後
側回動レバー29の先端部には、上記ディスク101の
周縁部に当接係合するための略々円柱状の当接部材77
が取付けられている。
【0102】そして、上記各回動レバー28,29の基
端側同士間には、引っ張りコイルバネ59が張架されて
いる。この引っ張りコイルバネ59は、上記各回動レバ
ー28,29の回動中心よりも外側側(上記ディスクス
トッカ5より離間する側)において、これら回動レバー
28,29に対して両端部を係合させている。したがっ
て、上記各回動レバー28,29は、上記引っ張りコイ
ルバネ59の付勢力により、図42中矢印S及び矢印R
で示すように、それぞれの先端側を、このキャリア6の
外側側(上記ディスクストッカ5より離間する側)に向
かわせる方向に回動付勢されている。
【0103】なお、上記各回動レバー28,29は、図
4に示すように、上記下板部51と上記天板部とを連結
させている支柱部材49,50に当接することにより、
初期位置に位置決めされている。
【0104】そして、この取り出し収納機構は、カム手
段となるカム板48を有している。このカム板48は、
略々平板状に形成され、上記下板部51の外側側の側縁
部において、前後方向にスライド可能に支持されてい
る。すなわち、このカム板48は、図8及び図11に示
すように、前後方向に亘って形成された支持スリット部
を有し、これら支持スリット部に上記下板部51より外
側側に向けて突設された支持ピン78,79を挿通させ
ることにより、前後方向にスライド可能となされてい
る。
【0105】このカム板48は、上記側方側平板部上に
配設された取り出し収納モータ27の駆動力により、前
後方向に移動操作される。すなわち、上記取り出し収納
モータ27の駆動軸には、図8に示すように、駆動ウォ
ームギヤ32が取付けられている。この駆動ウォームギ
ヤ32は、上記側方側平板部上に回転可能に配設された
ウォームホイール33に噛合している。このウォームホ
イール33は、図6乃至図8に示すように、上記側方側
平板部上に突設された支持片部72に設けられた支持孔
73に挿通された支軸69を介して回転可能に支持され
ている。このウォームホイール33には、第1の伝達ギ
ヤ34が同軸状に一体的に取付けられている。
【0106】上記第1の伝達ギヤ34には、第2の伝達
ギヤ35が噛合している。この第2の伝達ギヤ35は、
上記側方側平板部上に突設された支持片部96に設けら
れた支持孔97に挿通された支軸70を介して回転可能
に支持されている。この第2の伝達ギヤ35には、この
第2の伝達ギヤ35よりも小径の第3の伝達ギヤ66が
同軸状に一体的に取付けられている。
【0107】上記第3の伝達ギヤ66には、カムギヤ6
2が噛合している。このカムギヤ62は、上記支持片部
96に設けられた支持孔98に挿通された支軸71を介
して回転可能に支持されている。このカムギヤ62に
は、カム連結板67が取付けられている。このカム連結
板67には、カム連結ピン63がこのキャリア6の外方
側に向けて突設されている。
【0108】上記カム連結ピン63は、上記カム板48
の前端側に形成されたカムスリット68に挿通係合され
ている。このカムスリット68は、縦方向に直線状に形
成されている。
【0109】上記取り出し収納モータ27が回転駆動す
ると、この取り出し収納モータ27の駆動力は、上記各
伝達ギヤを介して上記カムギヤ62を回動させ、上記カ
ム連結ピン63及び上記カムスリット68を介して、こ
の取り出し収納モータ27の回転方向に応じて、上記カ
ム板48を前側、または、後側に移動操作する。
【0110】上記カム板48の略々中央部には、2カ所
のコイル部を有する捻りコイルバネが、該各コイル部を
このカム板48に設けられた支軸64,65に嵌合させ
て配設されている。この捻りコイルバネは、両端側部分
55,56を、上記下板部51の下方側に互いに平行に
延在させている。この捻りコイルバネの両端側部分5
5,56は、互いに接近する方向の弾性力を有している
が、上記カム板48に設けられた係止片109の両端部
にそれぞれ当接して係止されることにより、初期位置に
位置決めされている。
【0111】上記カム板48が前方側に所定の距離以上
にスライドされると、上記捻りコイルバネの両端側部分
55,56のうちの後方側に位置する後端側部分56
が、上記欠歯ギヤ57の操作ピン54に当接する。この
状態で、さらに上記カム板48が前方側にスライドされ
ると、上記欠歯ギヤ57が回動操作され、この欠歯ギヤ
57のギヤ部が後方側の伝達ギヤ61に噛合してこの伝
達ギヤ61を回動させて、上記後方側回動レバー29を
回動させる。
【0112】また、上記カム板48が後方側に所定の距
離以上にスライドされると、上記捻りコイルバネの両端
側部分55,56のうちの前方側に位置する前端側部分
55が、上記欠歯ギヤ57の操作ピン54に当接する。
この状態で、さらに上記カム板48が後方側にスライド
されると、上記欠歯ギヤ57が回動操作され、この欠歯
ギヤ57のギヤ部が前方側の伝達ギヤ60に噛合してこ
の伝達ギヤ60を回動させて、上記前方側回動レバー2
8を回動させる。
【0113】上記後方側回動レバー29は、上記カム板
48の移動操作により回動されると、先端側部分を上記
チャッキングプレート26に接近させる方向に回動さ
れ、先端側の当接部材77において、上記各ディスク載
置段差部88,89間に載置されているディスク101
の後側縁部に当接係合し、このディスク101を前方側
に移動させる。
【0114】すなわち、上記後方側回動レバー29は、
上記各ディスク載置段差部88,89間に載置されて上
記キャリア6に保持されたディスク101の上記ディス
クストッカ5、または、上記ディスクトレイ8への移動
操作を行うことができる。
【0115】上記キャリア6に保持されたディスク10
1を上記ディスクストッカ5に対して移動操作するか、
あるいは、上記ディスクトレイ8に対して移動操作する
かの選択は、該キャリア6の高さ位置の選択によりなさ
れる。また、上記キャリア6に保持されたディスク10
1を上記ディスクストッカ5内のいずれのディスク保持
部31に対して移動操作するかも、該キャリア6の高さ
位置の選択により選択される。
【0116】なお、上記後方側回動レバー29は、上記
カム板48の移動操作により回動されるとき、先端側部
分を、上記他方の保持ブロック37と上記キャリア6の
天板部との間の空隙を通過させる。
【0117】また、上記前方側回動レバー28は、上記
カム板48の移動操作により回動されると、先端側部分
を、上記スリット開口部91,100を介して、上記デ
ィスクストッカ5内、または、上記外筐体1内に収納さ
れているディスクトレイ8のディスク収納凹部107内
に進入させる方向に回動され、先端側の当接部材76に
おいて、該ディスクストッカ5内に収納されているディ
スク101、または、該ディスク収納凹部107内に収
納されているディスク101の前側縁部に当接係合し、
このディスク101を後方側に移動させる。
【0118】すなわち、上記前方側回動レバー28は、
上記ディスクトレイ8に収納されたディスク101をこ
のディスクトレイ8のディスク載置面(ディスク収納凹
部107の底面部)に沿ってスライドさせ、このディス
クトレイ8より上記キャリア6への該ディスク101の
移動操作を行うことができる。
【0119】また、上記前方側回動レバー28は、上記
ディスクストッカ5に収納されたディスク101をこの
ディスクストッカ5のディスク保持部31に沿ってスラ
イドさせ、このディスクストッカ5より上記キャリア6
への該ディスク101の移動操作を行うことができる。
【0120】上記ディスクストッカ5に収納されたディ
スク101を上記キャリア6に対して移動操作するか、
あるいは、上記ディスクトレイ8に収納されたディスク
101を該キャリア6に対して移動操作するかの選択
は、該キャリア6の高さ位置の選択によりなされる。ま
た、上記ディスクストッカ5内のいずれのディスク保持
部31に保持されたディスク101を上記キャリア6に
対して移動操作するかも、該キャリア6の高さ位置の選
択により選択される。
【0121】そして、上記カム板48は、上記各回動レ
バー28,29の回動に連動させて、上記保杆45を移
動操作する。すなわち、上記保持杆45の他端部のロー
ラ47は、上記圧縮コイルバネ46の付勢力により、上
記カム板48に対して押接されて転接している。そし
て、上記カム板48の上記ローラ47が転接される部分
には、カム凸部53が、該ローラ47側に向けて膨出形
成されている。
【0122】上記保持杆45は、上記ローラ47が上記
カム凸部53上に位置するときには、上記圧縮コイルバ
ネ46の付勢力に抗して上記ディスク載置段差部89側
に移動操作され、一端部により、該各ディスク載置段差
部88,89間に載置されたディスク101を保持す
る。そして、この保持杆45は、上記ローラ47が上記
カム凸部53より外れた位置にあるときには、上記圧縮
コイルバネ46の付勢力により上記ディスク載置段差部
89より離間する側に移動操作され、該各ディスク載置
段差部88,89間に載置されたディスク101に対す
る保持を解除する。
【0123】上記カム凸部53の位置は、上記保持杆4
5の移動操作が上記各回動レバー28,29の回動操作
に連動して行われるように設定されている。すなわち、
上記保持杆45は、上記各回動レバー28,29による
上記ディスク101の移動操作が行われるときには、こ
のディスク101に対する保持を解除する状態となされ
る。
【0124】また、このキャリア6は、上記ディスク抜
け止め部材15を操作してこのディスク抜け止め部材1
5による上記ディスク101の上記ディスクストッカ5
よりの抜け出しの阻止を解除させる抜け止め解除部材1
3を有している。
【0125】この抜け止め解除部材13は、図4、図
6、図9及び図10に示すように、略々棒状の部材とし
て形成され、このキャリア6の天板部の一側側部分にお
いて、支軸39により、中途部を回動可能に支持されて
いる。そして、この抜け止め解除部材13は、前端側部
分を、上記天板部の前縁部よりも前方側に突出させ、上
記ディスクストッカ5のディスク抜け止め部材15に設
けられた被操作杆86の側方側に位置させている。
【0126】そして、この抜け止め解除部材13の後端
側には、係合ピン75が設けられている。この抜け止め
解除部材13の後端側は、上記係合ピン75を介して、
このキャリア6の天板部上に側方方向にスライド可能に
取付けられたスライダ12の一端側部分に係合してい
る。
【0127】このスライダ12は、上記天板部上に植設
された支持ピン81,81により、スライド可能に支持
されている。このスライダ12の他端部は、上記カム板
48に対向している。このスライダ12の他端側には、
上記カム板48に転接されるローラ82が取付けられて
いる。そして、このスライダ12は、上記天板部との間
に張架された引っ張りコイルバネ14により、図10中
矢印Cで示すように、他端側方向に付勢され、上記ロー
ラ82を上記カム板48に対して圧接させて転接させて
いる。
【0128】そして、上記カム板48の上記ローラ82
が転接される部分には、前後一対のカム凸部83,84
が、該ローラ82側に向けて膨出形成されている。
【0129】上記スライダ12は、上記ローラ82が上
記各カム凸部83,84のいずれかの上に位置するとき
には、上記引っ張りコイルバネ14の付勢力に抗して一
端側方向に移動操作され、上記係合ピン75を介して、
上記抜け止め解除部材13を回動操作する。このとき、
上記抜け止め解除部材13は、先端側部分により、対応
する位置にある上記被操作杆86を上記ディスクストッ
カ5側に押圧操作し、この被操作杆86に連設されたデ
ィスク抜け止め部材15を回動させ、このディスク抜け
止め部材15による上記ディスク101の該ディスクス
トッカ5よりの抜け出しの阻止を解除させる。
【0130】そして、このスライダ12は、上記ローラ
82が上記各カム凸部83,84より外れた位置にある
ときには、上記引っ張りコイルバネ14の付勢力により
他端側方向に移動操作され、上記抜け止め解除部材13
による上記ディスク抜け止め部材15に対する回動操作
を解除する。
【0131】上記各カム凸部83,84の位置は、上記
スライダ12の移動操作が上記各回動レバー28,29
の回動操作に連動して行われるように設定されている。
【0132】すなわち、上記抜け止め解除部材13は、
上記各回動レバー28,29及び上記保持杆45と連動
して動作される。この抜け止め解除部材13は、上記保
持杆45による上記ディスク101に対する保持が解除
され、かつ、上記各回動レバー28,29による該ディ
スク101の移動操作が行われるときに、上記ディスク
抜け止め部材15による該ディスク101の上記ディス
クストッカ5よりの抜け出しの阻止を解除させるように
なっている。
【0133】上述のように、このキャリア6は、上記キ
ャリア昇降モータの駆動によりにより高さ位置を選択さ
れ、上記前側回動レバー28により、上記ディスクスト
ッカ5内より選択した一のディスク101の後方側への
搬出、または、上記ディスクトレイ8よりのディスク1
01の後方側への搬出を行うことができる。
【0134】そして、このキャリア6は、上記ディスク
ストッカ5、または、上記ディスクトレイ8より搬出さ
れたディスク101を、上記各保持板38,42及び上
記保持杆45により固定保持することができる。
【0135】また、このキャリア6は、上下方向に移動
操作されることにより、上記保持板38,42及び上記
保持杆45により固定保持したディスク101を、上記
ディスクドライバ9上のチャッキング位置、すなわち、
上記ディスクテーブル10上に搬送することができる。
【0136】そして、このキャリア6は、上記ディスク
101を上記チャッキング位置に搬送したとき、上記保
持板38,42による該ディスク101に対する保持を
解除するとともに、上記保持杆45による該ディスク1
01に対する保持を解除し、上記チャッキングプレート
26により、上記ディスクドライバ9のディスクテーブ
ル10と共働して該ディスク101をチャッキングす
る。すなわち、このとき、上記カム板48は、図31に
示すように、上記各回動レバー28,29を回動させな
い範囲で移動操作され、上記保持杆45を上記ディスク
101より離間させる。
【0137】さらに、このキャリア6は、上記ディスク
テーブル10上において上記チャッキングプレート26
によりチャッキングしていたディスク101を、再び上
記保持板38,42及び上記保持杆45により保持し
て、上方側に移動操作され、上記後側回動レバー29に
よって、上記ディスクストッカ5内、または、上記ディ
スクトレイ8上に戻すことができる。
【0138】〔6〕ディスク交換装置の動作(図12乃
至図32) 上述のように構成されたディスク交換装置においては、
上記各モータ及び光学ピックアップ装置22は、入力装
置に対してなされる入力操作に応じて、制御回路によっ
て制御されて動作する。
【0139】このディスク交換装置において、図12及
び図13に示すように、上記ディスクストッカ5に上記
ディスク101が収納され、上記キャリア6にディスク
101が収納保持されていない状態において、動作を開
始する。初期状態においては、上記カムギヤ62が初期
位置(0°位置)となされ、上記各回動レバー28,2
9も上記側方側平板部と上記下板部51間に収納された
初期位置となされている。
【0140】次に、上記ディスクストッカ5内の所望の
ディスク101を選択するため、上記キャリア6は、該
所望のディスク101に対応する高さ位置に移動操作さ
れる。そして、上記取り出し収納モータ27が駆動さ
れ、上記カムギヤ62が回転操作される。このカムギヤ
62が左へ45°回転された状態(左45°位置)で
は、図14に示すように、上記カム板48が図14中矢
印Dで示すように後方側にスライドされるが、上記各回
動レバー28,29は、上記初期位置となされている。
【0141】そして、上記カムギヤ62が左へ68°回
転された状態(左68°位置)では、図15に示すよう
に、上記カム板48が図15中矢印Dで示すようにさら
に後方側にスライドされ、上記前側回動レバー28は、
回動操作され、選択されたディスク101の後方側への
移動操作を開始する。このとき、上記スライダ12が図
15中矢印Eで示すようにスライドされ、上記抜け止め
解除部材13は、上記ディスク抜け止め部材15を回動
させ、このディスク抜け止め部材15による上記ディス
ク101の上記ディスクストッカ5よりの抜け出しの阻
止を解除させている。
【0142】上記カムギヤ62が左へ90°回転された
状態(左90°位置)では、図16及び図17に示すよ
うに、上記カム板48が図16及び図17中矢印Dで示
すようにさらに後方側にスライドされ、上記前側回動レ
バー28は、回動操作され、選択されたディスク101
を上記キャリア6内に移動操作する。このとき、上記保
持杆45は、上記ディスク載置段差部89より離間する
方向に移動され、該各ディスク載置段差部88,89間
への上記ディスク101の進入を可能とする。また、こ
のとき、上記スライダ12が図17中矢印Fで示すよう
に初期位置に戻され、上記抜け止め解除部材13は、上
記ディスク抜け止め部材15に対する回動操作を解除す
る。
【0143】上記ディスク101が上記キャリア6内に
移動操作されると、上記カムギヤ62は、図18及び図
19に示すように、右に90°回動操作されて初期位置
(0°位置)に戻される。このとき、上記後側回動レバ
ー28は、上記初期位置に戻される。また、このとき、
上記保持杆45は、上記ディスク載置段差部89側に移
動され、先端部により、該各ディスク載置段差部88,
89間に載置されたディスク101を保持する。
【0144】この状態において、上記キャリア6を降下
させると、図29及び図30に示すように、このキャリ
ア6は、保持しているディスク101を上記ディスクド
ライバ9に接近させる。そして、このキャリア6が最も
下方側の位置に移動操作されると、図31及び図32に
示すように、このキャリア6に保持されたディスク10
1は、上記ディスクドライバ9のディスクテーブル10
上に、このディスクテーブル10及び上記チャッキング
プレート26により、チャッキングされる。このとき、
上記各保持板38,41は、上記各保持ブロック36,
37に対して上方側に移動操作されて上記ディスク10
1より離間ささる。また、このとき、上記カム板48
は、図31に示すように、上記各回動レバー28,29
を回動させない範囲で移動操作され、上記保持杆45を
上記ディスク101より離間させる。
【0145】このように上記ディスクテーブル10上に
おいてチャッキングされたディスク101は、上記スピ
ンドルモータ20により回転操作されるとともに、上記
光学ピックアップ装置22により、情報信号の読み出し
をなされる。
【0146】そして、上記ディスクテーブル10上にお
いてチャッキングされたディスク101は、上記カムギ
ヤ62が初期位置に戻されるとともに上記キャリア6が
上方側に移動操作されることにより、上記各保持板3
8,41及び上記保持杆45にによって、上記各ディス
ク載置段差部88,89間において保持され、上方側に
移動される。
【0147】また、上記キャリア6が上記ディスク10
1を保持している状態においては、このキャリア6は、
該ディスク101を、上記ディスクストッカ5内の任意
のディスク保持部31、または、上記ディスクトレイ8
上に収納させることができる。
【0148】すなわち、まず、上記ディスク101の収
納位置として、上記ディスクストッカ5の所望のディス
ク保持部31、または、上記ディスクトレイ8を選択す
るため、上記キャリア6は、図20及び図26に示すよ
うに、該所望の収納位置に対応する高さ位置に移動操作
される。そして、上記取り出し収納モータ27が駆動さ
れ、上記カムギヤ62が回転操作される。このカムギヤ
62が右へ45°回転された状態(右45°位置)で
は、図20に示すように、上記カム板48が図20中矢
印Gで示すように前方側にスライドされるが、上記各回
動レバー28,29は、上記初期位置となされている。
このとき、上記保持杆45は、先端部を上記ディスク1
01より離間させる。
【0149】そして、上記カムギヤ62が右へ68°回
転された状態(右68°位置)では、図21及び図27
に示すように、上記カム板48が図21中矢印Gで示す
ようにさらに前方側にスライドされ、上記後側回動レバ
ー29は、回動操作され、上記ディスク101の前方側
への移動操作を開始する。
【0150】このとき、上記スライダ12が図21中矢
印Eで示すようにスライドされ、上記抜け止め解除部材
13は、上記ディスク抜け止め部材15を回動させ、こ
のディスク抜け止め部材15が上記ディスクストッカ5
内に進入されるディスク101に当接することを防止す
る。
【0151】このとき、収納位置として上記ディスクス
トッカ5内のディスク保持部31が選択されている場合
には、上記ディスク101は、図21に示すように、上
記ディスクストッカ5内に進入される。また、このと
き、収納位置として上記ディスクトレイ8が選択されて
いる場合には、上記ディスク101は、上記ディスクト
レイ8上に移動される。このとき、上記各ディスクスト
ッパ19,19は、先端側部分を上記ディスク101の
移動軌跡外に位置させている。
【0152】上記カムギヤ62が右へ90°回転された
状態(右90°位置)では、図22、図23及び図27
に示すように、上記カム板48が図22及び図23中矢
印Gで示すようにさらに前方側にスライドされ、上記後
側回動レバー29は、回動操作され、上記ディスク10
1を上記ディスクストッカ5内、または、上記ディスク
トレイ8上に移動操作する。このとき、上記スライダ1
2が初期位置に戻され、上記抜け止め解除部材13は、
上記ディスク抜け止め部材15に対する回動操作を解除
する。すなわち、このとき、上記ディスク抜け止め部材
15は、上記ディスクストッカ5よりの上記ディスク1
01の抜け出しを阻止する。
【0153】上記ディスク101が上記ディスクストッ
カ5内に移動操作されると、上記カムギヤ62は、左に
90°回動操作されて初期位置(0°位置)に戻され
る。このとき、上記前側回動レバー29は、上記初期位
置に戻される。
【0154】また、上記ディスク101を上記ディスク
トレイ8上に移動操作したときには、上記カムギヤ62
は、図28に示すように、上記ディスクトレイ8が上記
外筐体1の外方側に移動操作されるまで、または、該デ
ィスクトレイ8上に移動操作したディスク101を再び
上記キャリア6側に移動操作する動作が開始されるま
で、右へ90°回転された状態(右90°位置)に維持
される。
【0155】このように、上記後側回動レバー29が回
動操作された状態に維持されることにより、上記ディス
クトレイ8が前方側に移動操作されるとき、上記ディス
クストッパ19,19の先端側部分が該ディスクトレイ
8のディスク収納凹部107の底面部上に突出されるま
での間に、このディスク収納凹部107内のディスク1
01が慣性により該ディスクトレイ8に対する後方側に
移動してしまうことが防止される。
【0156】そして、上記ディスクトレイ8が前方側に
移動操作されて上記外筐体1の外方側に移動されたと
き、図24に示すように、上記カムギヤ62は、左に9
0°回動操作されて初期位置(0°位置)に戻される。
このとき、上記前側回動レバー29は、上記初期位置に
戻される。
【0157】このように、上記ディスクトレイ8が上記
外筐体1の外方側に移動操作された状態においては、こ
のディスクトレイ8のディスク収納凹部107よりのデ
ィスク101の取り出し、該ディスク収納凹部107内
へのディスク101の載置、交換を行うことができる。
【0158】そして、上記ディスク101が載置された
ディスクトレイ8を後方側に移動操作して上記外筐体1
内に収納した後には、このディスクトレイ8に載置され
たディスク101は、図25に示すように、上記前側回
動レバー28により上記キャリア6側に移動操作され、
このキャリアに保持されることができる。上記キャリア
6に保持されたディスク101は、上述したように、こ
のキャリア6の上下方向の移動操作により、上記ディス
クテーブル10上においてこのディスクテーブル10及
び上記チャッキングプレート26によりチャッキングさ
れることができ、また、該キャリア6の上下方向の移動
操作及び上記後側回動レバー29の回動により、上記デ
ィスクストッカ5内に収納されこのディスクストッカ5
の所望のディスク保持部31に保持されることができ
る。
【0159】〔7〕ディスク交換装置の構成の他の例
(図44及び図45) このディスク交換装置は、図44に示すように、上記デ
ィスクストッカ5の上方側に第2のディスクドライバ1
12を配設して構成してもよい。この第2のディスクド
ライバ112は、上述のディスクドライバ9と同様に構
成されている。この第2のディスクドライバ112の上
方側には、この第2のディスクドライバ112のディス
クテーブル113と共働して上記ディスク101をチャ
ッキングするための第2のチャッキングプレート114
が配設されている。
【0160】このように構成したディスク交換装置にお
いては、上記第2のディスクドライバ112には、上記
キャリア6により保持されたディスク101を、このデ
ィスク101を上記ディスクストッカ5内に収納させる
のと同様の動作により、装着させることができる。
【0161】また、このディスク交換装置は、図45に
示すように、上記ディスクストッカ5の下方側(すなわ
ち、該ディスクストッカ5と上記ディスクトレイ8との
間)に第2のディスクドライバ112を配設して構成し
てもよい。この第2のディスクドライバ112の上方側
(すなわち、この第2のディスクドライバ112と上記
ディスクストッカ5との間)には、この第2のディスク
ドライバ112のディスクテーブル113と共働して上
記ディスク101をチャッキングするための第2のチャ
ッキングプレート114が配設されている。
【0162】このように構成したディスク交換装置にお
いても、上記第2のディスクドライバ112には、上記
キャリア6により保持されたディスク101を、このデ
ィスク101を上記ディスクストッカ5内に収納させる
のと同様の動作により、装着させることができる。
【0163】このように、2基のディスクドライバを備
えることにより、このディスク交換装置においては、上
記ディスクドライバ9についてのディスク101の交
換、装着を行っている間に、上記第2のディスクドライ
バ112においての他のディスク101の再生を続行す
ることができ、切れ目のない連続した再生動作を実行す
ることができる。
【0164】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るディスク交
換装置においては、外筐体内に配設されるディスクスト
ッカとして構成され得る第1のディスク収納部と、該外
筐体の内外に亘って移動操作されるディスクトレイとし
て構成され得る第2のディスク収納部と、これら第1及
び第2のディスク収納部より搬出されたディスクを保持
してこのディスクに対する情報信号の記録または再生を
行うディスクドライバ上に搬送しチャッキングプレート
により該ディスクドライバのディスクテーブルと共働し
て該ディスクをチャッキングするキャリアとを備えてい
る。
【0165】そして、上記第2のディスク収納部は、デ
ィスクストッパを有している。このディスクストッパ
は、上記第2のディスク収納部に収納されたディスクの
この第2のディスク収納部に対する上記外筐体の内方側
方向への移動を阻止するとともに、この第2のディスク
収納部が上記外筐体内に移動操作されたときに、この第
2のディスク収納部に収納されたディスクのこの第2の
ディスク収納部に対する該外筐体の内方側方向への移動
軌跡より外れた位置に移動操作され、該ディスクのこの
第2のディスク収納部より上記キャリア側への搬出を可
能とする。
【0166】したがって、上記ディスクは、上記ディス
クトレイの移動距離を越えて、このディスクトレイより
上記外筐体の内方側、すなわち、上記キャリア側への搬
出が可能となされている。
【0167】すなわち、本発明は、記録媒体となる複数
のディスクをディスクストッカ内に収納保持しておきこ
れらディスクに対して情報信号の記録または再生を行う
ディスク交換装置であり、また、外筐体の内外に亘って
移動可能となされたディスクトレイを有しこのディスク
トレイを介してディスクの装填及び取り出しが行えるよ
うに構成されたディスク交換装置であって、装置構成を
大型化、複雑化することなく、該ディスクトレイ上のデ
ィスクの該ディスクストッカ内への収納、及び、該ディ
スク上のディスクのディスクドライバへの装着が円滑に
行えるようになされたディスク交換装置を提供すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク交換装置の構成を示す分
解斜視図である。
【図2】上記ディスク交換装置の構成を一部を透視して
示す正面図である。
【図3】上記ディスク交換装置の構成を一部を透視して
示す平面図である。
【図4】上記ディスク交換装置のキャリアの構成を一部
を透視して示す平面図である。
【図5】上記ディスク交換装置のキャリアの構成を一部
を透視して示す正面図である。
【図6】上記ディスク交換装置のキャリアの要部及びデ
ィスクストッカの構成を一部を破断して示す側面図であ
る。
【図7】上記ディスク交換装置のキャリアの要部の構成
を一部を破断して示す側面図である。
【図8】上記ディスク交換装置のキャリアの要部の構成
を一部を透視して示す側面図である。
【図9】上記ディスク交換装置のキャリアの要部及びデ
ィスクストッカの構成を一部を破断して示す正面図であ
る。
【図10】上記ディスク交換装置のキャリア及びディス
クストッカの構成を一部を破断して示す平面図である。
【図11】上記ディスク交換装置のキャリア及びディス
クストッカの構成を一部を透視して示す側面図である。
【図12】上記ディスク交換装置のキャリアの要部及び
ディスクストッカの要部の初期状態(カムギヤの回転角
が0°)を一部を透視して示す平面図である。
【図13】上記ディスク交換装置のキャリア及びディス
クストッカの初期状態(カムギヤの回転角が0°)を一
部を透視して示す平面図である。
【図14】上記ディスク交換装置のキャリアの要部及び
ディスクストッカの要部のキャリアへのディスク搬送動
作の開始状態(カムギヤの回転角が左へ45°)を一部
を透視して示す平面図である。
【図15】上記ディスク交換装置のキャリア及びディス
クストッカのキャリアへのディスク搬送動作の開始状態
(カムギヤの回転角が左へ68°)を一部を透視して示
す平面図である。
【図16】上記ディスク交換装置のキャリアの要部及び
ディスクストッカの要部のキャリアへのディスク搬送動
作の完了状態(カムギヤの回転角が左へ90°)を一部
を透視して示す平面図である。
【図17】上記ディスク交換装置のキャリア及びディス
クストッカのキャリアへのディスク搬送動作の完了状態
(カムギヤの回転角が左へ90°)を一部を透視して示
す平面図である。
【図18】上記ディスク交換装置のキャリアの要部及び
ディスクストッカの要部のキャリアへのディスク搬送動
作を完了して初期状態に戻った状態(カムギヤの回転角
が0°)を一部を透視して示す平面図である。
【図19】上記ディスク交換装置のキャリア及びディス
クストッカのキャリアへのディスク搬送動作を完了して
初期状態に戻った状態(カムギヤの回転角が0°)を一
部を透視して示す平面図である。
【図20】上記ディスク交換装置のキャリアの要部及び
ディスクストッカの要部のディスクストッカへのディス
ク搬送動作の開始状態(カムギヤの回転角が右へ45
°)を一部を透視して示す平面図である。
【図21】上記ディスク交換装置のキャリア及びディス
クストッカのディスクストッカへのディスク搬送動作の
開始状態(カムギヤの回転角が右へ68°)を一部を透
視して示す平面図である。
【図22】上記ディスク交換装置のキャリアの要部及び
ディスクストッカの要部のディスクストッカへのディス
ク搬送動作の完了状態(カムギヤの回転角が右へ90
°)を一部を透視して示す平面図である。
【図23】上記ディスク交換装置のキャリア及びディス
クストッカのディスクストッカへのディスク搬送動作の
完了状態(カムギヤの回転角が右へ90°)を一部を透
視して示す平面図である。
【図24】上記ディスク交換装置においてディスクトレ
イを外方側に移動させた状態を一部を透視して示す平面
図である。
【図25】上記ディスク交換装置においてディスクをデ
ィスクトレイよりキャリアに移動させた状態を一部を透
視して示す平面図である。
【図26】上記ディスク交換装置においてディスクをチ
ャッキングした状態を一部を透視して示す平面図であ
る。
【図27】上記ディスク交換装置においてディスクをキ
ャリアよりディスクトレイに戻した状態を一部を透視し
て示す平面図である。
【図28】上記ディスク交換装置においてディスクを戻
されたディスクトレイを外方側に移動させた状態を一部
を透視して示す平面図である。
【図29】上記ディスク交換装置においてキャリアがデ
ィスクを保持している状態を一部を透視して示す平面図
である。
【図30】上記ディスク交換装置においてキャリアがデ
ィスクを保持している状態を一部を透視して示す正面図
である。
【図31】上記ディスク交換装置においてキャリアとデ
ィスクドライバとがディスクをチャッキングしている状
態を一部を透視して示す平面図である。
【図32】上記ディスク交換装置においてキャリアとデ
ィスクドライバとがディスクをチャッキングしている状
態を一部を透視して示す正面図である。
【図33】上記ディスク交換装置においてディスクトレ
イが外方側に移動された状態を一部を透視して示す側面
図である。
【図34】上記ディスク交換装置においてディスクトレ
イが引き込まれる途中の状態を一部を透視して示す側面
図である。
【図35】上記ディスク交換装置においてディスクトレ
イの引き込みが完了した状態を一部を透視して示す側面
図である。
【図36】上記ディスク交換装置におけるディスクトレ
イとディスクドライバとの位置関係を一部を透視して示
す正面図である。
【図37】上記ディスク交換装置における保持手段の構
成を示す縦断面図である。
【図38】上記ディスク交換装置において保持手段がデ
ィスクを保持している状態を示す縦断面図である。
【図39】上記ディスク交換装置において保持手段がデ
ィスクの保持を解除した状態を示す縦断面図である。
【図40】上記ディスク交換装置のディスクトレイにお
いてディスクストッパが突出された状態を示す要部側面
図である。
【図41】上記ディスク交換装置のディスクトレイにお
いてディスクストッパが没入された状態を示す要部側面
図である。
【図42】上記ディスク交換装置における取り出し収納
手段の構成を示す分解斜視図である。
【図43】上記ディスク交換装置のディスクストッカに
おけるディスク抜け止め部材の構成を示す平面図であ
る。
【図44】上記ディスク交換装置の構成の他の例(ディ
スクストッカ上に第2のディスクドライバを設けたも
の)を模式的に示す正面図である。
【図45】上記ディスク交換装置の構成の他の例(ディ
スクストッカの下に第2のディスクドライバを設けたも
の)を模式的に示す正面図である。
【符号の説明】
1 外筐体、2 昇降ギヤ、3 タイミングベルト、5
ディスクストッカ、6 キャリア、8 ディスクトレ
イ、9 ディスクドライバ、10 ディスクテーブル、
13 抜け止め解除部材、15 ディスク抜け止め部
材、19 ディスクストッパ、20 スピンドルモー
タ、26 チャッキングプレート、27 取り出し収納
モータ、28 前側回動レバー、29 後側回動レバ
ー、38,42,45 保持手段、48 カム板、62
カムギヤ、95 カム突条、101ディスク、112
第2のディスクドライバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筐体内に配設され、記録媒体となるデ
    ィスクを収納保持する第1のディスク収納部と、 上記外筐体内及びこの外筐体外に亘って移動操作可能に
    配設され、上記ディスクを収納保持する第2のディスク
    収納部と、 上記第2のディスク収納部に移動操作可能に設けられ、
    初期位置にあるとき、この第2のディスク収納部に収納
    されたディスクのこの第2のディスク収納部に対する上
    記外筐体の内方側方向への移動を阻止するディスクスト
    ッパと、 上記ディスクに対する情報信号の記録または再生を行う
    ディスクドライバと、 チャッキングプレートを有し、上記第1のディスク収納
    部より搬出されたディスクまたは上記第2のディスク収
    納部より搬出されたディスクを保持するとともに、移動
    操作されることにより該ディスクを上記ディスクドライ
    バ上のチャッキング位置に搬送し、該ディスクを該チャ
    ッキング位置に搬送したとき、該チャッキングプレート
    により上記ディスクドライバのディスクテーブルと共働
    して該ディスクをチャッキングするキャリアとを備え、 上記ディスクストッパは、上記第2のディスク収納部が
    上記外筐体内に移動操作されたときに、この第2のディ
    スク収納部に収納されたディスクのこの第2のディスク
    収納部に対する該外筐体の内方側方向への移動軌跡より
    外れた位置に移動操作され、該ディスクのこの第2のデ
    ィスク収納部より上記キャリア側への搬出を可能とする
    こととなされたディスク交換装置。
  2. 【請求項2】 キャリアに設けられ、上記第2のディス
    ク収納部に収納されたディスクをこの第2のディスク収
    納部のディスク載置面に沿ってスライドさせ、この第2
    のディスク収納部より該キャリアへの該ディスクの移動
    操作を行う取り出し手段を備えた請求項1記載のディス
    ク交換装置。
  3. 【請求項3】 第2のディスク収納部の外筐体の内外に
    亘る移動に連動して、ディスクストッパの該第2のディ
    スク収納部に対する移動操作を行うカム手段を備えた請
    求項1記載のディスク交換装置。
JP5961496A 1996-03-15 1996-03-15 ディスク交換装置 Withdrawn JPH09251699A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011108312A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Sony Corp ディスクカートリッジ
US8307383B2 (en) 2009-11-16 2012-11-06 Sony Corporation Disc cartridge

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JP2011108312A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Sony Corp ディスクカートリッジ
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