JPH06325467A - ディスクチェンジャ装置 - Google Patents

ディスクチェンジャ装置

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Publication number
JPH06325467A
JPH06325467A JP11434293A JP11434293A JPH06325467A JP H06325467 A JPH06325467 A JP H06325467A JP 11434293 A JP11434293 A JP 11434293A JP 11434293 A JP11434293 A JP 11434293A JP H06325467 A JPH06325467 A JP H06325467A
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JP
Japan
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tray
guide
lever
catch lever
catch
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11434293A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Kosakabe
賢 小酒部
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレイをトレイ搬送機構におけるトレイガイ
ド上に載せてトレイ収納部に搬送する際、トレイとキャ
ッチレバーとを確実に係合させて、トレイ搬送の安定化
を図る。 【構成】 トレイガイド40上の2つのキャッチレバー
71を、キャッチレバー回動機構によってそれぞれの回
転軸72を中心に回動自在とした。そしてトレイ20を
トレイガイド40上に載せるときには、各キャッチレバ
ー71をそれぞれ開いた状態すなわちトレイガイド40
上に搭載されるトレイ20と平面上重ならない回転位置
に固定し、トレイガイド40上にトレイ20が搭載され
た後、各キャッチレバー71をそれぞれ閉じる方向(矢
印F′方向)に回動させてトレイ20の各レバー受け部
26に各キャッチレバー71のフック部を係合させるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンパクトディスク
やレーザディスクなどの光ディスクの演奏再生を行うデ
ィスク演奏装置に用いられ、特にトレイ収納タイプのデ
ィスクチェンジャ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コンパクトディスクやレーザ
ディスクなどの光ディスクを演奏再生するプレーヤとし
て、複数のディスクを収納し、これらのディスク群の中
から目的のディスクを選択してその演奏再生を行うディ
スクチェンジャプレーヤが知られている。また、大型の
ディスクであるレーザディスクなどを収納するタイプの
プレーヤにおいては、ディスクの反りなどの変形や損傷
を防止するため、ディスクをトレイ上に載せた状態で収
納、搬送する方式のプレーヤの開発が現在盛んに行われ
ている。
【0003】しかしながら、このようなトレイ収納方式
のディスクチェンジャプレーヤの実現には様々な課題が
残されている。例えば、この方式は一枚のディスクを載
せるトレイを搬送の対象としているため、トレイ収納部
に対してトレイの出し入れを自動的に行うチェンジャ装
置としていかに高性能なものを実現するかが重要な鍵と
なる。
【0004】具体的な課題としては次のようなものが挙
げられる。 (1) チェンジャメカユニットに搭載されているトレイガ
イドにユーザがトレイを置く際にトレイの左右の向きが
反対に置かれてしまうことがある。トレイには、これを
トレイ収納部内に固定したりトレイを搬送したりするた
め周端部に様々な凹凸が設けられている。したがって、
トレイを左右反対にしてトレイガイド上に置くと、トレ
イの固定機構や搬送機構がこれらトレイの凹凸と正しく
係合せず、最悪の場合、トレイがその他の部分と衝突を
起こしてトレイの破壊に至る。
【0005】(2) トレイ収納部にトレイを収納する際、
トレイガイド上の正しい位置(トレイ搬送が可能な位
置)にトレイを固定するためには、トレイをその搬送方
向を含む水平4方向から押える必要がある。しかし、こ
のようにトレイを搬送方向を含む水平4方向から押えて
しまうことは、トレイをトレイ収納部に搬送するための
経路を塞いでしまうことになる。
【0006】(3) トレイガイドにはトレイをトレイ収納
部に向けて移動させるためのキャッチレバーが配置され
ており、トレイはこれに設けられたキャッチレバー受け
部にキャッチレバーのフック部を係合させた状態で搬送
される。しかしながら、この係合はトレイガイド上の正
しい位置にトレイを載せることによってはじめて果し得
るものであり、トレイの位置がずれていると、トレイが
キャッチレバーのフック部の上に被さって両者の係合が
果されない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のト
レイ収納タイプのディスク演奏装置では、トレイ搬送機
構のトレイ搭載部にユーザがトレイを載せる際、トレイ
の位置がずれていると、トレイと搬送レバーとの正しい
係合が果せず、トレイの搬送不能等が生じると言う問題
があった。
【0008】本発明はこのような課題を解決するための
もので、トレイをトレイ搬送機構におけるトレイ搭載部
に載せてトレイ収納部に搬送する際、トレイと搬送レバ
ーとを確実に係合させて、トレイ搬送の安定化を図るこ
とのできるディスクチャンジャ装置の提供を目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のディスクチェン
ジャ装置は上記した目的を達成するために、ディスクを
一枚ずつ載せるトレイと、このトレイの端部に設けられ
た搬送レバー係合用の係合部と、複数の前記トレイをほ
ぼ水平に重ねて収納するトレイ収納部と、前記トレイを
ほぼ水平に搭載するトレイ搭載部、このトレイ搭載部に
搭載された前記トレイの前記係合部と係合可能な係合部
を有する搬送レバー、この搬送レバーをこの搬送レバー
の係合部と前記トレイの係合部とが係合可能な第1の位
置と前記前記トレイと平面上重ならない第2の位置との
間で移動させる第1のレバー移動機構、および前記搬送
レバーを前記第1の位置で固定したまま前記トレイ収納
部に向けて移動させる第2のレバー移動機構を有するト
レイ搬送機構と、このトレイ搬送機構を前記トレイ収納
部に収納された前記トレイの重ね方向に沿って昇降させ
る昇降機構と、前記トレイ搭載部に前記トレイを搭載す
るとき、前記第1のレバー移動機構を作動して前記搬送
レバーを前記第2の位置に移動させ、前記トレイの搭載
後、前記搬送レバーを前記第1の位置に移動させるよう
制御を行う制御手段とを有することを特徴とするもので
ある。
【0010】
【作用】本発明では、トレイ搭載部にトレイを搭載する
とき、第1のレバー移動機構を作動して搬送レバーを第
2の位置つまり搬送レバーとトレイとが平面上重ならな
い位置に移動させ、トレイの搭載後、搬送レバーを第1
の位置つまり搬送レバーの係合部とトレイの係合部とが
係合可能な位置に移動させるよう制御を行う。
【0011】したがって、本発明により、トレイをトレ
イ搬送機構におけるトレイ搭載部に載せる際にトレイが
搬送レバー上に被さることがなくなり、トレイをトレイ
収納部に搬送する際、トレイと搬送レバーとを確実に係
合させてトレイ搬送の安定化を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は本発明に係る一実施例のディスク演
奏装置におけるディスクチェンジャ装置の構成を示す斜
視図である。
【0014】同図において、10は一枚のディスク例え
ばコンパクトディスクやレーザディスクなどを載せた複
数のトレイ20を水平に重ねて収納するトレイ収納部を
示している。このトレイ収納部10は、トレイ20の両
端部を支持する複数段の棚11を一方面に設けた一対の
側板10a、10bを互いに対向配置してなっている。
またこのトレイ収納部10のトレイ挿脱口側には、収納
された個々のトレイ20に対応する複数のトレイロック
レバー12が配置されている。さらにトレイ収納部10
を構成する各側板10a、10bのトレイ挿脱口の逆側
には、トレイ20の挿入方向側端部を押えるためのスト
ッパー部15がそれぞれ設けられている。 また30は
トレイ収納部10に対するトレイ20の出し入れおよび
図示しないディスク演奏部(ディスク再生装置)に対す
るトレイ20の出し入れを行うチェンジャメカユニット
である。このチェンジャメカユニット30は、トレイ収
納部10に設けられたガイドレール17に沿って昇降移
動つまりトレイ20の重ね方向に沿って図示しない駆動
機構により昇降移動されるようになっている。
【0015】さらに18はトレイ収納部10の各トレイ
収納位置(高さ)を示す検出板である。チェンジャメカ
ユニット30にはこの検出板18に光を当ててその反射
光を検出する光センサ(図示せず)が配置されており、
その検出結果を基にチェンジャメカユニット30の高さ
合せが行われる。
【0016】図2はチェンジャメカユニット30のトレ
イ搭載部であるトレイガイド40を示す平面図である。
このトレイガイド40は、トレイ収納部10側より見て
手前側のガイド部41と左右のガイド部42、43、お
よび奥側のガイド部44から構成される。
【0017】手前側のガイド部41にはトレイ20に設
けられた凹部22と係合するトレイ位置決め用のガイド
リブ41aが突設けられている。この手前側ガイド部4
1は、その他のガイド部42、43、44とは独立に、
後述するガイド昇降機構によって上下移動可能とされ、
これによりトレイガイド40のトレイ排出口の開閉が行
われるようになっている。また左右のガイド部42、4
3と奥側のガイド部44にも、トレイ20に設けられた
凹部23、24、25とそれぞれ係合するトレイ位置決
め用のガイドリブ42a、43a、44aが設けられて
いる。
【0018】図3はトレイガイド40の側面図であり、
(a)は手前側ガイド部41によりトレイ排出口が閉鎖
された状態、(b)はトレイ排出口が開放した状態をそ
れぞれ示している。同図に示すように、左右のガイド部
42、43に設けられたガイドリブ42a、43aは、
トレイ20をトレイガイド40上にセットするときだけ
トレイ20に設けられた各凹部23、24と係合し、ト
レイ20をトレイ収納部10に搬送するときの障害とな
らないような高さでその下端が止まっている。ところ
で、多くの場合、このディスクチェンジャ装置は、トレ
イ収納部10内にトレイ20を収納していない状態で出
荷される。これは、トレイ20がトレイ収納部10内で
上下両方向からは支えられていないため、装置搬送時の
揺れ等によってトレイ20が損傷するような事故を回避
するためである。したがって、ユーザを装置を入荷して
からトレイ20を一枚ずつトレイガイド40に載せてト
レイ収納部10内に収納しなければならない。
【0019】その際、トレイ20が左右逆にトレイガイ
ド40上に載せられることを阻止するため、本実施例で
は、上述した左右のガイド部42、43のガイドリブ4
2a、43aをそれぞれ、トレイ20の中心を基準とし
て点対称となる位置を避けた位置に設けると共に、トレ
イ20における各凹部23、24の位置もこれに合せて
設けた。
【0020】なお、トレイ20の左右の向きが逆だと、
結局はトレイ20の外形が奥側のガイド部44とも合致
せずトレイ20がガイド部44の上に乗ってしまうこと
になる。しかし、この場合、仮に左右のガイド部42、
43のガイドリブ42a、43aがそれぞれトレイ20
の中心を基準として点対称の位置に設けられかつ手前側
のガイド部41のガイドリブ41aにトレイ20の凹部
22が完全に嵌まってしまうと、トレイ20は斜め状態
になって左右のガイド部42、43のガイドリブ42
a、43aにトレイ20の凹部23、24が不完全であ
るが嵌まってしまう。したがって、ユーザはこのトレイ
セット状態を正規の状態と誤認してしまうことがある。
【0021】これに対して、本実施例のように、左右の
ガイド部42、43のガイドリブ42a、43aをそれ
ぞれトレイ20の中心を基準として点対称の位置を避け
た位置に設ければ、トレイ20の左右の向きが反対だ
と、各ガイドリブ41a〜44aと各凹部22〜25は
けっして2か所以上で合致することはない。よって、ト
レイ20はその全体がトレイガイド40上で浮いた状態
となるため、ユーザはトレイ20の左右の向きが反対で
あることを直感的に知ることができる。
【0022】また図3において、51は上述したガイド
昇降機構の一部を示している。次にこのガイド昇降機構
の構成を説明する。
【0023】同図において、51はシャーシ52上に図
中矢印A、A′方向に往復移動可能に支持されたガイド
スライダである。トレイ排出口を開閉する手前側ガイド
部41には2本のガイド軸41b、41cが固定されて
おり、各ガイド軸41b、41cはガイドスライダ51
に設けられた案内孔51a、51bとシャーシ52に設
けられた案内孔52a、52bにそれぞれ挿通されてい
る。さらにシャーシ52には2本のガイド軸52c、5
2dが固定されており、各ガイド軸52c、52dはガ
イドスライダ51に設けられた案内孔51c、51dに
それぞれ挿通されている。また53はガイドスライダ5
1を常時矢印A方向に付勢する引張りバネである。
【0024】以上の構成において、ガイドスライダ51
が図3の(a)の状態から矢印A方向にスライドする
と、ガイド部41のガイド軸41b、41cがガイドス
ライダ51の案内孔51a、51bおよびシャーシ52
の案内孔52a、52bに沿って案内される。これによ
り、ガイド部41が下に移動し、図3の(b)に示す状
態となってトレイ排出口が開放される。
【0025】また図4において、61はガイドスライダ
51をスライド移動するための駆動源であるモータであ
る。このモータ61の回転はモータ軸に取り付けられた
ウォーム62を介してウォームホイール63に伝達さ
れ、さらにこのウォームホイール63を介してラックス
ライダ64に伝達されるようになっている。ラックスラ
イダ64はシャーシ52上で図中矢印B、B′方向にス
ライド可能に支持されており、モータ61の所定方向の
回転によって矢印B′方向にスライドされる。
【0026】またラックスライダ64の一端には、検出
スイッチ65、66のスイッチレバーと係合して検出ス
イッチ65、66のオン/オフを切り替えるスイッチカ
ム64aが形成されている。ここで一方の検出スイッチ
65はラックスライダ64が矢印B′方向の末端に位置
する、つまりトレイ排出口が閉鎖されていることを検出
するためのものである。また他方の検出スイッチ66
は、ラックスライダ64が矢印B方向の末端に位置す
る、つまりトレイ排出口が開放されていることを検出す
るためのものである。それぞれの検出信号は装置全体の
動作を制御するマイクロコンピュータに送られ、それぞ
れの検出結果に応じて次の制御が行われるようになって
いる。
【0027】さらにシャーシ52上には、軸52aを介
してトレイガイドレバー67が回転自在に支持されてい
る。このトレイガイドレバー67の一端部には長穴67
aが設けられ、この長穴67aに上述したガイドスライ
ダ51に固定されたピン51eが挿入されている。さら
にトレイガイドレバー67の他端には、上述したラック
スライダ64の一端に固定された係合ピン64aが係合
されている。
【0028】したがって、モータ61を作動してラック
スライダ64を矢印B′方向にスライドさせると、ラッ
クスライダ64の係合ピン64aによってトレイガイド
レバー67が軸52aを中心に矢印C方向に回動する。
これによりガイドスライダ51は引張りバネ53の力に
逆らいつつ矢印A′方向にスライドする。そしてラック
スライダ64がB′方向の移動末端に到達したことを検
出スイッチ65が検出するとモータ61が停止され、ト
レイ排出口が閉鎖状態に保持される。
【0029】また、モータ61を逆方向に回転させる
と、図5に示すように、ラックスライダ64は矢印B方
向にスライドする。するとトレイガイドレバー67は係
合ピン64aによる押圧から解放され、ガイドスライダ
51は引張りバネ53の力によって矢印A方向にスライ
ド移動する。そしてラックスライダ64がB方向の移動
末端に到達したことを検出スイッチ66が検出するとモ
ータ62が停止され、これによりトレイ排出口が開放状
態に保持される。
【0030】次にトレイガイド40に設けられたキャッ
チレバーについて説明する。
【0031】図1および図2において、71がキャッチ
レバーであり、トレイガイド40の左右にそれぞれ一つ
ずつ配置されている。これらのキャッチレバー71は、
トレイ20の端部二箇所を一部切り欠いて設けた各レバ
ー受け部26とそれぞれ係止されて、図示しないキャッ
チレバースライド駆動機構により矢印B、B′方向に移
動可能となっている。そしてこのキャッチレバー71の
移動により、トレイ収納部10(および図示しないディ
スク再生部)とトレイガイド40との間でのトレイ20
の受け渡しが行われる。さらにこのキャッチレバー71
はこれを支持する回転軸72を中心に回動可能とされ、
かつ後述するキャッチレバー回動機構によって駆動され
るようになっている。
【0032】図6はこのキャッチレバー回動機構を示す
図である。同図において、73はこのキャッチレバー回
動機構の駆動源であるモータである。このモータ73の
回転はモータ軸に取り付けられたウォーム74およびウ
ォームホイール75を介してカムギア76に伝達され
る。このカムギア76には2つの案内溝76a、76b
が設けられている。各案内溝76a、76bには、矢印
A、A′方向にスライド可能な2つのコントロールスラ
イダ77の一端部に固定されたガイドピン77aがそれ
ぞれ係合されている。また各コントロールスライダ77
の他端にはそれぞれ連結ピン78aを介してコントロー
ルレバー78の一端が連結されている。さらに各コント
ロールレバー78の他端にはキャッチレバー作動ピン7
8bがそれぞれ立設されている。そしてこれらのコント
ロールレバー78はそれぞれ回転軸78cを中心に矢印
E、E′方向に回動可能とされている。
【0033】一方、各キャッチレバー71は上述したよ
うに、それぞれ回転軸72を中心に矢印F、F′方向に
回動可能に支持されており、その一端部には上記したキ
ャッチレバー作動ピン78bと当接して、コントロール
レバー78の回動をキャッチレバー71に伝達するピン
接触部71aが設けられている。なお、各キャッチレバ
ー71は回転軸72に取り付けられた図示しないバネの
力により常に矢印F′方向に付勢されている。
【0034】さらに上述したコントロールスライダ77
の一方には、検出スイッチ79、80のスイッチレバー
と係合してこれら検出スイッチ79、80のオン/オフ
を切り替えるスイッチカム81が取り付けられている。
ここで一方の検出スイッチ79はコントロールスライダ
77がそれぞれセンター方向の末端に位置する、つまり
キャッチレバー71が図7に示す回転位置にあることを
検出するためのものである。また他方の検出スイッチ8
0は、コントロールスライダ77がそれぞれセンター方
向の逆方向の末端に位置する、つまりキャッチレバー7
1が図6に示す回転位置にあることを検出するためのも
のである。それぞれの検出信号は装置全体の動作を制御
するマイクロコンピュータに送られ、それぞれの検出結
果に応じて次の制御が行われる。
【0035】したがって、モータ73を作動して各コン
トロールスライダ77をそれぞれセンター方向にスライ
ドさせると、各コントロールレバー78がそれぞれE方
向に回動する。これにより各コントロールレバー78の
回動はキャッチレバー作動ピン78bおよびピン接触部
71aを介してキャッチレバー71に伝達され、各キャ
ッチレバー71はそれぞれ矢印F方向に回動する。そし
て、図7に示す状態まで各キャッチレバー71が回動し
たことを検出スイッチが79が検出するとモータ73が
停止され、この状態をキャッチレバー71の退避状態と
して維持する。すなわちこの退避状態において、キャッ
チレバー71は、トレイガイド40上に搭載されるトレ
イ20と平面上重ならない位置にある。
【0036】また、モータ73を逆方向に回転させる
と、各コントロールスライダ77はそれぞれセンター方
向の逆方向にスライドする。すると各コントロールレバ
ー78がそれぞれE′方向に回動する。これにより各キ
ャッチレバー71はそれぞれコントロールレバー78の
キャッチレバー作動ピン78bによる押圧から解放さ
れ、バネの力によって矢印F′方向に回動する。そし
て、図6に示す状態まで各キャッチレバー71が回動し
て、各キャッチレバー71のフック部にトレイ20の各
レバー受け部26が嵌まったことを検出スイッチが80
が検出するとモータ73が停止され、この状態が維持さ
れる。
【0037】なお、図示は省略したがこのディスクチェ
ンジャ装置は全体を一つのキャビネット内に収容してな
っている。このキャビネットにはトレイガイド40の表
面を露出して、ユーザがトレイガイド40にトレイ20
を載せることができるよう扉が設けられている。この扉
には開閉検出スイッチが付設されており、検出信号は内
部のマイクロコンピュータに入力されて、検出結果に応
じた次の制御の実行が行われるようになっている。
【0038】次にこの実施例のディスクチェンジャ装置
においてトレイ20をトレイ収納部10に収納する場合
の動作を説明する。
【0039】まずキャビネットの扉をユーザが開くと、
開閉検出スイッチがこれを検出してマイクロコンピュー
タに信号を送る。
【0040】するとマイクロコンピュータは、図6に示
すキャッチレバー回動機構におけるモータ73を起動
し、各キャッチレバー71をそれぞれ矢印F方向に回動
させて図7に示す退避状態に設定する。
【0041】次にユーザはトレイ20をトレイガイド4
0上に載せる。このとき、4つのガイド部41〜44に
設けたガイドリブ41a〜44aにトレイ20の各凹部
22〜25がすべて合致するよう、ユーザはトレイ20
の向きを決定してこの作業が行われる。
【0042】ここで、左右のガイド部42、43に設け
られたガイドリブ42a、43aは、トレイ20の中心
を基準として点対称となる位置を避けた位置に設けられ
ているため、もしトレイ20の左右の向きが反対だとト
レイ20はトレイガイド40上に正しい状態で載らない
ことになる。したがって、ユーザはトレイ20の左右の
向きを決して間違えることなく、トレイガイド40上に
正しくトレイ20を載せることができる。
【0043】トレイ20のセットを終了すると、ユーザ
をキャビネットの扉を閉じ、続いてこのトレイ20をト
レイ収納部10のどの段に収納するかを指示する。この
指示は、キャビネットに付設された操作パネルのキーを
操作することによって行われる。
【0044】操作パネルはマイクロコンピュータと接続
されており、マイクロコンピュータはこの操作パネルか
らトレイ収納先の情報を入手すると、まずキャッチレバ
ー回動機構におけるモータ73を先とは逆方向に回転起
動し、各キャッチレバー71をそれぞれ矢印F′方向に
回動させて図6の状態にする。これによりトレイ20の
各レバー受け部26に各キャッチレバー71が嵌まる。
【0045】次にマイクロコンピュータは、トレイ収納
先の情報に基づき、図示しないチェンジャメカユニット
駆動機構を起動して、トレイガイド40を搭載したチェ
ンジャメカユニット30を目的のトレイ収納位置の高さ
まで移動させる。
【0046】移動完了後、マイクロコンピュータは、図
4に示すガイド昇降機構におけるモータ61を起動する
ことでトレイガイド40における手前側ガイド部41
を、図3の(a)の状態から(b)の状態に下降させ、
トレイ排出口を開放する。これにより、トレイガイド4
0からトレイ収納部10へのトレイ20の搬出が可能な
状態となる。
【0047】この後、図示しないキャッチレバースライ
ド駆動機構が起動され、キャッチレバー71が図1にお
ける矢印B方向に移動することによって、トレイ20が
トレイ収納部10内に収納される。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスクチ
ェンジャ装置によれば、トレイをトレイ搬送機構におけ
るトレイ搭載部に載せる際にトレイが搬送レバー上に被
さることがなくなり、トレイをトレイ収納部に搬送する
際、トレイと搬送レバーとを確実に係合させてトレイ搬
送の安定化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のディスク演奏装置にお
けるディスクチェンジャ装置の構成を示す斜視図であ
る。
【図2】チェンジャメカユニットのトレイガイドを示す
平面図である。
【図3】図2に示すトレイガイドの側面図である。
【図4】トレイガイドの一部(手前側ガイド部)を昇降
駆動するガイド昇降機構の構成およびこのガイド昇降機
構においてトレイガイドのトレイ排出口が閉鎖されてい
るときの状態を示す平面図である。
【図5】図4のガイド昇降機構においてトレイガイドの
トレイ排出口が開放されているときの状態を示す平面図
である。
【図6】キャッチレバー回動機構の構成およびこのキャ
ッチレバー回動機構においてキャッチレバーが閉じてい
るときの状態を示す平面図である。
【図7】図6のキャッチレバー回動機構においてキャッ
チレバーが開いているときの状態を示す平面図である。
【符号の説明】
10…トレイ収納部、11…棚、12…トレイロックレ
バー、15…ストッパー部、17…ガイドレール、18
…検出板、20…トレイ、22、23、24、25…凹
部、26…レバー受け凹部、30…チェンジャメカユニ
ット、40…トレイガイド、41…手前側ガイド部、4
2…右側ガイド部、43…左側ガイド部、44…奥側ガ
イド部、41a、42a、43a、44a…ガイドリ
ブ、51…ガイド昇降機構、51…ガイドスライダ、5
2…シャーシ、53…引張りバネ、61…モータ、62
…ウォーム、63…ウォームホイール、64…ラックス
ライダ、65、66…検出スイッチ、67…トレイガイ
ドレバー、71…キャッチレバー、72…回転軸、73
…モータ、74…ウォーム、75…ウォームホイール、
76…カムギア、77…コントロールスライダ、78…
コントロールレバー、79、80…検出スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを一枚ずつ載せるトレイと、 このトレイの端部に設けられた搬送レバー係合用の係合
    部と、 複数の前記トレイをほぼ水平に重ねて収納するトレイ収
    納部と、 前記トレイをほぼ水平に搭載するトレイ搭載部、このト
    レイ搭載部に搭載された前記トレイの前記係合部と係合
    可能な係合部を有する搬送レバー、この搬送レバーをこ
    の搬送レバーの係合部と前記トレイの係合部とが係合す
    る第1の位置と前記トレイと平面上重ならない第2の位
    置との間で移動させる第1のレバー移動機構、および前
    記搬送レバーを前記第1の位置で固定したまま前記トレ
    イ収納部に向けて移動させる第2のレバー移動機構を有
    するトレイ搬送機構と、 このトレイ搬送機構を前記トレイ収納部に収納された前
    記トレイの重ね方向に沿って昇降させる昇降機構と、 前記トレイ搭載部に前記トレイを搭載するとき、前記第
    1のレバー移動機構を作動して前記搬送レバーを前記第
    2の位置に移動させ、前記トレイの搭載後、前記搬送レ
    バーを前記第1の位置に移動させるよう制御を行う制御
    手段とを有することを特徴とするディスクチェンジャ装
    置。
JP11434293A 1993-05-17 1993-05-17 ディスクチェンジャ装置 Withdrawn JPH06325467A (ja)

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JP11434293A JPH06325467A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 ディスクチェンジャ装置

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JPH06325467A true JPH06325467A (ja) 1994-11-25

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