JP3421390B2 - ディスク搬送装置 - Google Patents

ディスク搬送装置

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JP3421390B2 JP16250493A JP16250493A JP3421390B2 JP 3421390 B2 JP3421390 B2 JP 3421390B2 JP 16250493 A JP16250493 A JP 16250493A JP 16250493 A JP16250493 A JP 16250493A JP 3421390 B2 JP3421390 B2 JP 3421390B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクの挿入口から
ディスクの再生部へディスクを搬送するディスク搬送装
置に関するものであり、特に小形化を図ったディスク搬
送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にディスクプレーヤには、ディスク
挿入口からディスク再生部へディスクを搬送するディス
ク搬送装置が設けられている。ディスク搬送装置にはデ
ィスク搬送手段としてローディングローラが1本、ディ
スク挿入口とディスク再生部との間に回動自在に配置さ
れている。最近では、ディスク再生部にセットされたデ
ィスクと重なる位置にローディングローラをレイアウト
してディスク挿入口からディスク再生部までの距離を短
縮化した装置も提案されている。この場合、前記ローデ
ィングローラはディスク再生時にディスクから退避する
必要がある。
【0003】また従来より、複数のディスクを収容する
ディスクマガジンを装着するタイプのディスクプレーヤ
が知られている。このディスクプレーヤにおいては、マ
ガジン、ローディングローラおよびディスク再生部の3
部材を相対的に昇降させて、所望のディスク、ローデグ
ローラおよびディスク再生部を同一平面上に配置した上
で、ディスク搬送を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のディスク搬送装置においては、ディスク再生時にディ
スクから退避させるためであるにせよ、ディスク選択時
に所望のディスクと同一平面に位置させるであるにせ
よ、ローディングローラつまりディスク搬送手段とディ
スクとが干渉しないようにディスク搬送手段を移動させ
る必要がある。このディスク搬送手段の移動スペースに
は、ディスク搬送手段に隣接する部材間とのクリアラン
スも含まれることになり、プレーヤ全体の大形化を招く
という問題点が生じていた。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決するために
提案されたものであり、その目的は、ディスク挿入口と
ディスク再生部との間に設定されるディスク搬送手段の
スペースを実質的になくすことにより、装置の小形化を
図るディスク搬送装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、ディスクのディスク挿入
口からディスクの再生部へディスクを搬送するディスク
搬送手段と、該ディスク搬送手段と対向して配置され前
記ディスク搬送手段と共にディスクを保持するディスク
保持手段とを備えたディスク搬送装置において、前記デ
ィスク搬送手段およびディスク保持手段がディスクの左
右側縁部を挟持するように、前記ディスク搬送手段がデ
ィスク搬送路の左右両側に分割して設けられ、前記ディ
スク搬送手段が、前記ディスクプレーヤのディスクロー
ディング待機位置に装着されたディスクの前端よりもデ
ィスク中心側であって、しかも当該位置におけるディス
クの中心位置よりもディスク前端側に配置され、前記左
右のディスク搬送手段が、前記ディスクのローディング
経路の外側に配置された支持手段により、ディスクのロ
ーディング経路と直交する方向にかつディスクの幅方向
内側に向かって、前記左右のディスク搬送手段の先端が
ディスクのローディング待機位置においてディスクに干
渉することがないように片持ち式に支持されていること
を特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、前記ディスク搬送
手段のうち一方のディスク搬送手段から他方のディスク
搬送手段へ駆動力を伝達する伝達シャフトが、前記支持
手段に設けられていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、複数のディスクを
収容可能なディスクマガジンを装着するディスクプレー
ヤに使用されるディスク搬送装置であって、前記ディス
ク搬送手段およびディスク保持手段が、前記ディスクプ
レーヤに装着された前記ディスクマガジンの前端部付近
であり、且つ前記ディスクマガジン内のディスクの両脇
に配置されていることを特徴とする。
【0009】
【作用】また、このような構成を有する本発明の作用効
果は次の通りである。
【0010】(1) ディスク搬送手段をディスクプレーヤ
のディスクローディング待機位置に装着されたディスク
の前端よりもディスク中心側であって、しかも当該位置
におけるディスクの中心位置よりもディスク前端側に配
置したので、ディスク搬送手段がディスク先端に干渉し
ないようにした場合に比較して、ディスクのローディン
グ待機位置をディスクプレーヤの内部側に位置させるこ
とができる。その結果、ディスクの待機位置から装着位
置までを含めたディスクプレーヤ全体の奥行きを短くで
き、プレーヤの小型化が達成できる。
【0011】(2) 両側のディスク搬送手段が片持ち式に
保持されているため、その先端部の間にディスクの先端
側を挟む間隙が形成されることになり、待機状態のディ
スクの先端がディスク搬送手段よりもプレーヤの奥に挿
入されていてもディスクとディスク搬送手段との干渉が
生じない。
【0012】(3) ディスク搬送手段を、ディスクローデ
ィング経路の外側に片持ち式に配置したため、ディスク
の待機位置において円盤状をしたディスクの先端と両端
の間にできる略三角形状のスペースにディスク搬送手段
を配置することができ、円盤状ディスクの四隅にできる
デッドスペースをディスク搬送手段の配置スペースとし
て有効利用できる。特に、ディスクを四角形のマガジン
に収納した場合、マガジンとディスクとの間の四隅のス
ペースの利用が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例に関して図面を参照
して具体的に説明する。図1および図2は本実施例の平
面図、図3および図4は本実施例の右側面図、図5は本
実施例を採用するディスクプレーヤ内の一部およびディ
スクプレーヤに装着されたディスクマガジンの内部構造
を示す平面図、図6(A)は円柱カム9の側面図、図6
(B)はカム溝9a部分の展開図、図7および図8は本
実施例の左側面図である。なお、ディスクマガジンも含
めて各構成部材の手前側とは平面図では図中下側、右側
面図では図中左側、左側面図では図中右側、奥側とは平
面図では図中上側、右側面図では図中右側、左側面図で
は図中左側である。
【0014】[ディスクマガジンの構成] 本実施例によって開放されるディスクマガジンMに関し
ては、図1〜図5にて本実施例に挿入または装着された
状態を示す。ディスクマガジンMは略正方形状の上ケー
スC1と、この上ケースC1に覆われる下ケースC2と
から構成されるが、図1で下ケースC2側の平面形状
を、図2で上ケースC1側の平面形状を示した。このう
ち、下ケースC2の奥側縁部の左右両端部付近には、デ
ィスクマガジンMの挿入方向に延びる部分と挿入方向と
直交する方向に屈曲する部分とから成る略L字状の係合
溝K,Kが形成されている。なおディスクマガジンMは
その内部にディスクDを保持するディスクホルダHを3
枚有している。図5に示すようにディスクホルダHは略
半円形の板状部材から構成され、ディスクマガジンMの
手前側縁部側に取り付けられた回動軸H1を中心にして
扇状に開閉するように取付けられている。ディスクホル
ダHの左側縁部には外方に突出して選択ピンPが設けら
れている。また、ディスクホルダHの左側に近接して押
出しアームQが設けられている(図2参照)。押出しア
ームQは奥側端部に設けられた支軸Q1を中心に水平方
向に回動するように構成されており、手前側端部にはデ
ィスクDをディスクプレーヤ側に押出す押出し部Q3
が、前記支軸Q1の左側には左方に鉤状の突起Q2が、
それぞれ形成されている。
【0015】両ケースC1,C2の手前側縁部の下部に
は回動軸M1が設けられており(図3、図4参照)、こ
の回動軸M1により両ケースC1,C2が連結されてい
る。両ケースC1,C2は回動軸M1を中心に、先端側
(つまりディスクマガジンMの挿入方向側)の側縁部が
上下方向に扇状に開くようになっている。
【0016】またディスクマガジンMの右側縁部の奥側
端部付近には、両ケースC1,C2を閉塞状態にロック
するロック機構が設けられている。ロック機構は、上ケ
ースC1の下面側に回動可能に配設される略楔状のロッ
ク爪部材R10と、下ケースC2に形成される角状の係
合穴R20とから構成される。ロック爪部材R10は、
基端部に支軸R11が設けられ、ここを中心にして先端
部側が常に外側に付勢されるように上ケースC1に取付
けられている。ロック爪部材R10の右側縁部には下方
に延びる係合爪R12が設けられている。係合爪R12
はその先端部が外方に突出しており、下ケースC2側の
係合穴R20に係合するようになっている。この係合爪
R12と係合穴R20との係合により、両ケースC1,
C2がロックされる。また、ロック爪部材R10の先端
部には奥側左方から手前側右方に傾斜するテーパー部R
13が形成されている。
【0017】[ディスクプレーヤの概要] ディスクプレーヤは直方体状のケーシング1内に各構成
部材が設けられている。このケーシング1の手前側縁部
にマガジン挿入口1aが開口されている。マガジン挿入
口1aの厚さ寸法は、開放された状態のディスクマガジ
ンMが装着可能な寸法に設定されている。
【0018】ケーシング1の奥側上部にはディスクDを
再生するドライブユニット2がフローティング可能に支
持されている。ドライブユニット2に近接してフローテ
ィングロック/解除機構が設けられおり、この機構の働
きによりドライブユニット2はディスクDの再生モード
時にはフローティング状態をとり、ディスクDのローデ
ィングモード時にはフローティングロック状態をとるよ
うになっている。またドライブユニット2にはディスク
Dを載置可能なターンテーブル2aが設けられている。
このターンテーブル2aは回転軸が下方に突出するよう
に配置されている。
【0019】[リンクアーム5の構成およびディスクマ
ガジンMの開放動作] リンクアーム5は、上ケースC1の開放手段である。リ
ンクアーム5はケーシング1側面部に支軸5aを中心に
先端部が上下方向に移動するように回動自在に配設さ
れ、図3に示す倒れている状態から図4に示す起きてい
る状態まで回動するように構成されている。リンクアー
ム5の基端部にはバネ5bの一端部が取付けられてお
り、そのバネ力は前記の倒れている状態および起きてい
る状態を維持するように設定されている。また、リンク
アーム5の先端部には開放ピン5cが内側に突出して形
成されている。この開放ピン5cは、ディスクマガジン
M側におけるロック爪部材R10のテーパー部R13に
当接するようになっている。
【0020】このようなリンクアーム5は次のようにし
てディスクマガジンMの開放動作を行う。すなわちディ
スクマガジンMをディスクプレーヤのマガジン挿入口1
aに挿入すると、ロック爪部材R10におけるテーパー
部R13がリンクアーム5の開放ピン5cに当接し、係
合爪R12と係合穴R20との係合を解除する。そし
て、ディスクマガジンMの挿入に伴ってリンクアーム5
は時計回転方向に回転し、開放ピン5cが上ケースC1
を持ち上げる。
【0021】[マガジンガイド17・イジェクトガイド
3の構成およびディスクマガジンMの保持動作] マガジンガイド17は、ディスクマガジンMの挿入動作
に伴って開放された上ケースC1の下側に入り込み、上
ケースC1の位置規制を行う樹脂製の規制手段である。
マガジンガイド17は、ケーシング1の底面部のほぼ中
央の左右に固定されており、手前側縁部に上方へと傾斜
するテーパー部17aが形成され、上縁部により上ケー
スC1を保持するケース保持部17bが構成される。ま
たマガジンガイド17下部には、ディスクマガジンMか
らローディングされるディスクDに接してその位置規制
を行うディスクガイド部17cが一体的に形成されてい
る。
【0022】イジェクトガイド3は、ケーシング1底面
部中央に配設され、ディスクマガジンMの挿入方向に摺
動自在に構成される保持摺動手段である。また、イジェ
クトガイド3の手前側には奥側左方から手前側右方に傾
斜するテーパー部3aが形成されている。さらに、イジ
ェクトガイド3の中央部にはディスクマガジンMの下ケ
ースC2を保持するケース保持部3bが設けられてい
る。
【0023】以上のようなマガジンガイド17並びにイ
ジェクトガイド3は、次のようにしてディスクマガジン
Mを保持する。すなわち前述のリンクアーム5の作用に
よりディスクマガジンMの開放動作を行う際、イジェク
トガイド3のケース保持部3bがディスクマガジンMの
下ケースC2を保持する。ディスクマガジンMの挿入に
伴い、イジェクトガイド3は下ケースC2を保持したま
ま奥側に摺動する。一方、リンクアーム5により持ち上
げられた上ケースC1はマガジンガイド17のテーパ部
17aに当接する。上ケースC1はテーパ部17aの傾
斜に沿って開いていき、ケース保持部17bに乗上げた
時点でディスクマガジンMの挿入動作が完了する。
【0024】[ロックプレート7・L字プレート8・リ
リースプレート10の構成およびディスクマガジンMの
固定動作] ロックプレート7・L字プレート8・リリースプレート
10はケーシング1の底面部に配設されている。このう
ちロックプレート7は、ディスクマガジンMの挿入方向
と直交する方向に摺動可能に配設されている。このロッ
クプレート7の左右端部背付近には手前側に突出した辺
部が形成されており、その先端部に上方に突出したロッ
クピン7aが設けられている。またロックプレート7に
はバネ7bが取付けられており、このバネ7bによりロ
ックプレート7は右方に付勢されている。
【0025】リリースプレート10は、ディスクマガジ
ンMの挿入方向に摺動可能に配設されている。リリース
プレート10の手前側端部は後に詳しく述べる円柱カム
9と係合されている。この係合部を9bとすると、初期
状態では係合部9bにより奥側に規制される。
【0026】L字プレート8は、支軸8aを中心に回動
自在に配設されており、手前側端部がロックプレート7
の左端部に、奥側端部がリリースプレート10の奥側端
部と係合するように構成されている。リリースプレート
10が奥側に規制されているとき、L字プレート8の奥
側端部は奥側に押される力を受けており、ロックプレー
ト7を左方へ規制している。
【0027】上記ロックプレート7は次のようにしてデ
ィスクマガジンMを固定する。すなわちディスクマガジ
ンMをマガジン挿入口1aに挿入したとき、係合溝Kの
挿入方向に延びる部分にロックプレート7のロックピン
7aが入っていく。そして、ディスクマガジンMの挿入
動作が完了した時点で、円柱カム9が動作して係合部9
bが手前側に動作し、これに伴いリリースプレート10
も手前側に摺動する。リリースプレート10が手前側に
摺動すると、L字プレート8は支軸8aを中心に反時計
回転方向に回動する。これによりL字プレート8による
ロックプレート7への規制はなくなり、ロックプレート
7はバネ7bの力により右方に摺動する。このロックプ
レート7の摺動により係合溝Kにおけるマガジン挿入方
向と直交する方向に屈曲する部分にロックピン7aが入
り込み、固定動作が完了する。
【0028】[円柱カム9の構成およびディスク選択動
作] 円柱カム9は、マガジン挿入口1aの直ぐ奥側に回動自
在に配設されており、その表面にはディスクホルダHの
選択ピンPに昇降させるように3本のカム溝9aが形成
されている(図6(A),(B)参照)。ディスクマガ
ジンM内の3枚のディスクホルダHのうち、上段の選択
ピンP1、中段の選択ピンP2、下段の選択ピンP3と
すると、カム溝9aのうち、上段のカム溝91aには選
択ピンP1が、中段のカム溝92aには中段の選択ピン
P2が、下段のカム溝93aには下段の選択ピンP3
が、それぞれ係合するようになっている。
【0029】また、円柱カム9は一側面が欠落されてお
り、これによりディスクマガジンMをマガジン挿入口1
aに挿入する際に選択ピンPと干渉することがない非係
合部9cが形成されている。
【0030】以上のような構成を有する円柱カム9は、
次のようにしてディスク選択動作を行う。すなわちマガ
ジンMをマガジン挿入口1aに挿入するときには選択ピ
ンPに対して円柱カム9の非係合部9cが向い合ってお
り、選択ピンPと円柱カム9とが互いに干渉することが
ない。そのため、マガジンMは前記挿入口1aにスムー
ズに挿入する。そしてマガジンMの挿入口1aへの挿入
が完了した時点で、円柱カム9が回動してカム溝9aと
選択ピンPとが係合する。この状態で円柱カムが適宜回
転することにより、カム溝9aに沿って選択ピンPが昇
降する。そして選択ピンPが昇降し、選択ピンPが形成
されたディスクホルダHがマガジンM内を昇降し、前記
ホルダH上のディスクDがローディングローラ14によ
るディスク搬送路上に位置する。このような動作により
所望のディスクDを選択することができる。
【0031】[本実施例の構成] 本実施例の主要構成部材は、ディスク搬送手段であるロ
ーディングローラ14と、その支持手段であるローラア
ーム15と、ディスクDの保持手段である前記マガジン
ガイド17のディスクガイド部17cと、駆動ギヤ18
と、伝達シャフト19とである。
【0032】ローディングローラ14は、前記マガジン
ガイド17のディスクガイド部17cに上方に配設され
ている。すなわち図5に示すようにローディングローラ
14はケーシング1の幅方向にわたる1本のローラでは
なく、短い2本のローラが左右に分割されて構成されて
いる。ただし、左右のローディングローラ14は同心状
に対向してローラアーム15の左右端部に取付けられて
おり、ローラアーム15により一体的に動作するように
構成されている。
【0033】ローラアーム15は、マガジンガイド17
に近接して配置されており、支軸15aを中心に回動自
在に構成されてる。また幅方向にわたって伝達シャフト
19が回動自在に取付けられている。伝達シャフト19
の右端部上部には駆動ギヤ18が噛合っている。また伝
達シャフト19の左右端部下部にローディングローラ1
4が噛合っている。
【0034】[本実施例の作用] 以上のような本実施例の作用は次の通りである。まずデ
ィスクDの選択が完了した時点で、適宜の押圧手段が押
出しアームQの突起Q2を手前側に押圧し、押出しアー
ムQが支軸Q1を中心に時計回転方向に回転して、押出
し部Q3がディスクホルダHに保持されたディスクDを
ディスクプレーヤ側に押出す。押し出されたディスクD
にマガジンガイド17のディスクガイド部17cが接
し、その位置規制を行う。このとき、ローラアーム15
は回動してローディングローラ14が押出されたディス
クDに接する。
【0035】また、図示しない駆動モータの作用により
駆動ギヤ18が回転しており、この回転力が伝達シャフ
ト19を介してローディングローラ14に伝わってい
る。そのため、ローディングローラ14は動作的には1
本のローラと同じように回転している。ローディングロ
ーラ14はディスクDをドライブユニット2側へ搬送す
るように回転している。ローディングローラ14がディ
スクDに接したことによりこれをドライブユニット2側
へ搬送するが、この搬送動作をとるディスクDに対して
ディスクガイド部17cはガイドとなる。
【0036】以上のような本実施例においては、ローデ
ィングローラ14を左右に分割することにより、各ロー
ラをデッドスペースとなっていたディスクDの曲率部分
に近接した位置にレイアウトすることができる。そのた
めマガジン挿入口1aとドライブユニット2との間にロ
ーディングローラ14用のスペースを設定する必要な
い。したがって、マガジンMとローディングローラ14
との相対的な位置を変更する際に、マガジンMがローデ
ィングローラ14と干渉することがない。その結果、デ
ィスクプレーヤの奥行寸法を大幅に短縮化することがで
きる。
【0037】[他の実施例] 上記実施例ではマガジンMの挿入側縁部だけをプレーヤ
側に差し込む方式であったが、従来のマガジン全体をプ
レーヤ側に挿入するタイプや1枚のディスクを単独で挿
入するタイプでも、ローディングローラを左右に分割し
てディスクの曲率部分にレイアウトすることにより、プ
レーヤサイズを小さくする効果を発揮することができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば前記
ディスク搬送手段をディスク搬送路の左右両側に分割し
て設けるという極めて簡単な構成により、ディスク搬送
手段用のスペースをディスクの挿入口とディスク再生部
との間に設ける必要がなく、装置の小形化、特に奥行寸
法の短縮化を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図
【図2】本実施例の平面図
【図3】本実施例の右側面図
【図4】本実施例の右側面図
【図5】本実施例を採用するディスクプレーヤ内の一部
およびディスクプレーヤに装着されたディスクマガジン
の内部構造を示す平面図
【図6】(A)は本実施例の円柱カム9の側面図、
(B)は同展開図
【図7】本実施例の左側面図
【図8】本実施例の左側面図
【符号の説明】
1…ケーシング 1a…マガジン挿入口 2…ドライブユニット 2a…ターンテーブル 3…イジェクトガイド 5…リンクアーム 7…ロックプレート 8…L字プレート 9…円柱カム 10…リリースプレート 17…マガジンガイド C1…上ケース C2…下ケース D…ディスク M…ディスクマガジン P…選択ピン Q…押出しアーム R10…ロック爪部材 R20…係合穴

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクのディスク挿入口からディスク
    の再生部へディスクを搬送するディスク搬送手段と、該
    ディスク搬送手段と対向して配置され前記ディスク搬送
    手段と共にディスクを保持するディスク保持手段とを備
    えたディスク搬送装置において、 前記ディスク搬送手段およびディスク保持手段がディス
    クの左右側縁部を挟持するように、前記ディスク搬送手
    段がディスク搬送路の左右両側に分割して設けられ、 前記ディスク搬送手段が、前記ディスクプレーヤのディ
    スクローディング待機位置に装着されたディスクの前端
    よりもディスク中心側であって、しかも当該位置におけ
    るディスクの中心位置よりもディスク前端側に配置さ
    れ、 前記左右のディスク搬送手段が、前記ディスクのローデ
    ィング経路の外側に配置された支持手段により、ディス
    クのローディング経路と直交する方向にかつディスクの
    幅方向内側に向かって、前記左右のディスク搬送手段の
    先端がディスクのローディング待機位置においてディス
    クに干渉することがないように片持ち式に支持されてい
    ることを特徴とするディスク搬送装置。
  2. 【請求項2】 分割された前記ディスク搬送手段のうち
    一方のディスク搬送手段から他方のディスク搬送手段へ
    駆動力を伝達する伝達シャフトが、前記支持手段に設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のディスク搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 複数のディスクを収容可能なディスクマ
    ガジンを装着するディスクプレーヤに使用されるディス
    ク搬送装置であって、前記ディスク搬送手段およびディ
    スク保持手段が、前記ディスクプレーヤに装着された前
    記ディスクマガジンの前端部付近であり、且つ前記ディ
    スクマガジン内のディスクの両脇に配置されていること
    を特徴とする請求項1または2記載のディスク搬送装
    置。
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