JPH02216656A - テーププレーヤのカセットチェンジャ - Google Patents

テーププレーヤのカセットチェンジャ

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JPH02216656A
JPH02216656A JP1035093A JP3509389A JPH02216656A JP H02216656 A JPH02216656 A JP H02216656A JP 1035093 A JP1035093 A JP 1035093A JP 3509389 A JP3509389 A JP 3509389A JP H02216656 A JPH02216656 A JP H02216656A
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JP
Japan
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tape
case
tape cassette
tray
drive plate
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Application number
JP1035093A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Harada
保 原田
Hajime Kumagai
元 熊谷
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テープカセットのテープに録音し、或いはそ
の録音を再生するテーププレーヤにおいて、複数のテー
プカセットを収納し、その中の1を選択してテープ駆動
機構にセットするカセットチェンジャの改良に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のテーププレーヤのカセットチェンジャに
おいては、複数のテープカセットを収納したホルダと、
その中のテープカセットの1をホルダから押し出す押し
出し手段が設けられていた。
そして、どのテープカセットを押し出すかを選択するた
めに、ホルダ、押し出し手段の何れかがテープカセット
の増列方向に移動して、ホルダと押し出し手段の相対位
置を返えることによって、テープカセットの選択手段と
していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような選択手段を採用していたテーププレーヤのカ
セットチェンジャにおいては、押し出し手段とホルダの
相対位置が変化するために、ホルダからテープカセット
が取り出され、テープ駆動機構によってテープ再生等が
行われている時に、ホルダをテーププレーヤ外に移動さ
せて、ホルダのテープカセットの差し換えを行えるよう
にすることは、非常に複雑な機構が必要となり、実用化
することは困難であった。
特に、ホルダの移動によって、テープカセットの選択を
行う場合には、ホルダは一番端のテープカセットの位置
から、反対端のテープカセットが同一の位置に至るまで
移動しなければならない。
このホルダに多数のテープカセットを収納すると、ホル
ダそれ自体が大きくなり、この大きなホルダが大きく移
動するため、ホルダを収容しているテーププレーヤは非
常に大型なものとなってしまう。
〔発明の目的〕
本発明は、従来のテーププレーヤのカセットチェンジ中
におけるテープカセットの選択手段における前述の課題
を解決するためのもので、テープカセットを多数収納し
てもテーププレーヤがそれ程大型化せず、しかも1つの
テープカセットがテープ駆動機構にセットされて再生等
が行われている時でも、収納部をテーププレーヤ外に導
出してテープカセットの差し換えが可能なテーププレー
ヤのカセットチェンジャを提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、前述の目的を達成するためのテーププレーヤ
のカセットチェンジャの手段に関し、複数のテープカセ
ットを収納している収納部から、その1つを引き出して
搬送すべく、収納部位置と移載位置とで案内手段に係止
しているケースを、前記引出し方向に移動する駆動手段
に選択して係合させると共に、案内手段との係止を離脱
させるものである。
〔発明の実施例〕
1はローディング窓1aを開閉するドア1bが設けられ
ているフロントパネルで、このフロントパネルlにはシ
ャーシ2が固定されている。
このシャーシ2にはガイド片3aが設けられているガイ
ド体3A、3B 、3C及びガイド片4aを有するガイ
ド体4が取付けられている。
これ等のガイド片3a、4aには、複数(本実施例では
6本)のガイド溝5aが穿設されているトレイベース板
5のガイド溝5bが挿入され、トレイベース板5は第2
図の左右方向に移動できるようになっている。
このトレイベース板5にはレール5cが設けられていて
、このレール5cにトレイ駆動板6のスライド部6aが
挿入され、トレイベース板5に対し、トレイ駆動板6は
第2図の左右、第4図の前後方向に移動できるようにな
っている。
第4図、第6図、第12図のように、シャーシ2にはモ
ータ7が取付けられ、該モータ7の回転を減速して伝達
させるギヤ8は、シャーシ2上のスライドベース9A上
を第6図の左右方向にスライド可能なラック10に噛合
している。
このラック10上にはギヤ11が回転自在に軸承され、
このギヤ11はシャーシ2上に固定されているラック9
Bと、トレイ駆動板6のラック6bが噛合している。
従って、モータ7が回転されると、ギヤ8の回転によっ
てラック10は左右に移動し、ギヤ11がラック9Bと
の噛合でギヤ11が回転され、ギヤ11に噛合するラッ
ク6bが駆動されるため、トレイ駆動板6はラック10
の移動距離の倍の距離移動させられる。
第10図、第15図、第22図のようにトレイベース板
5には補助板12が固定され、この補助板12の孔12
aにボール13が挿入されている。
このボール13はガイド体4の凹部4bにある時は、ト
レイ駆動板6はトレイベース板5との連動を切り離され
、トレイ駆動板6のスライド部6aはレール5cをスラ
イドできる。
しかし、ボール13がガイド体4の突子面4c上に乗る
と、ボール13はトレイ駆動板6の凹部6cに入り込ん
だ状態となって、トレイ駆動板6が第10図の左方に移
動する時は、ボール13が凹部4bに落ちるまで、トレ
イベース板5をトレイ駆動板6と共に左方に移動させる
又、トレイ駆動板6が第15図の位置から右方に移動す
る時は、その端部6dがトレイベース板5の折曲部5d
に当り、トレイベース板5とトレイ駆動板6と共に右方
に移動させる。
この時に、ボール13はトレイベース板5のこの移動に
よって突子面4c上に乗り、トレイ駆動板6の凹部6c
に入り込み、前述のように左方への移動に際してトレイ
駆動板6とトレイベース板5を連動させるものである。
第13図、第14図のように、トレイベース板5の各ガ
イド溝5aには、それぞれに第22図のようにテープカ
セットAのテープ走行面を下向きとして挿入でき、その
テープカセットAの左右端面を挾持するケース14が、
スライド可能に挿入されている。
各ケース14には、膨出部15aを有するピン15が上
下動可能に挿通され、且つバネ16の付勢によって押し
上げられて、ガイド溝5aの膨大部5a、、5a、の何
れかに膨出部15aが嵌入し、ケース14がガイド溝5
aに沿って移動できないようになっている。
一方、トレイ駆動板6には、前記ピン15の膨出部15
aと一致することができる位置に、ピンエ5に対して1
個宛の係合孔6eが穿設されている。
そして、何れかのピン15の頂部が押下されて膨出部1
5aが膨大部5a、よりも下方に押下されて、そのケー
ス14の移動阻止が解除された際に、膨出部15aは係
合孔6eに係入する。
この時にトレイ駆動板6が駆動されると、膨出部15a
と係合孔6eの係合によって、ケース14はガイド溝5
a上を移動し、ケース14はピン15の膨出部15aが
膨大部5a、から5a、に、又は膨大部5a、から5a
、に係入する位置まで移動する。
すると、ピン15はバネ16の付勢によって上昇し、膨
出部15aは係合孔6eから離脱して膨大部5a、又は
5atに上昇し、ケース14の移動は阻止されるように
なる。
ケース14は収納部体17におけるテープカセットAの
中厚部A、よりわずかに巾の広い間隔を形成する仕切壁
17によって形成されたカセット収納部の底面に対し摺
動自在に取付けられている。
この収納部体17の前記カセット収納部の底面には、テ
ープカセットAの中厚部A、におけるテープ走行面側の
縁を支持する突条17cが形成され(第14図(b))
、従って、テープカセットAはこの突条17cと仕切壁
17aとによって支持されるので、収納部体17がテー
ププレーヤの前面に導出されたり、内部に導入されたり
した際にも、テープカセットがふらついたり、それに伴
う雑音の発生もない。
また、ケース14にも前記一対の突条17c間に挿入さ
れる突条14bが形成されている。この突条14bは収
納部体17の突条17cよりもわずかに高さが低く形成
されており、ケース14が収納部体17内に位置する時
にはテープカセットAの開口面とは接触せず(第14図
(b))、ケース14が移動した時にテープカセットA
の開口面側が乗り移るようになっている。
前記仕切壁17aと、ケース14には、ピン15の膨出
部15aがガイド溝5aの膨大部5a。
に嵌入している時、テープカセットAの増列方向に一直
線を形成する増列壁17b、14aが形成されている。
又、仕切壁17aには、トーシッンバネ18で付勢され
た突出壁19の軸が取付けられ、ケース14が仕切壁1
7a間に導入された時には、突出壁19はこれに押され
て仕切壁17a内に格納される。
しかし、ケース14が仕切壁17a間から導出されると
、突出壁19はトーシジンバネ18の付勢でケース14
のあった場所に突出し、ケース14が仕切壁17a間に
ない時に、仕切壁17a間に新たにテーブカセンl−A
が挿入されるのを防止している。
第2図、第11図のように、ガイド体3Aには検知スイ
ッチSW1が、ガイド体3Bには、作動片20が左右ど
ちらに傾けられた時でもONする検知スイッチSW2が
、ガイド体3cには検知スイッチSW、が取付けられて
いる。
前記検知スイッチS W + は、トレイベース板5が
第3図のようにフロントパネル1のローディング窓1a
から前面に突出し終った時、第11図のようにトレイベ
ースFi、5の下面の凸部5eに押されてONL、その
状態が検知される。
検知スイッチSW2はトレイ駆動板6の下面の2つの凸
部6 f+  −6fzで、検知スイッチS W sは
前記の凸部6f、で第16図〜第18図、第23図〜第
25図のようにONされる。
第7図、第12図のように、フロントパネル1のローデ
ィング窓1aの裏側は、第2のドア21の軸21aが回
転自在に軸支されている。
このドア21には軸21aと同軸にギヤ21bが設けら
れていて、このギヤ21bは中間ギヤ22を介して、ト
レイベース板5の凸部5fに押されるアーム24のギヤ
24aと噛合している。
このアーム24と中間ギヤ22との間には引張りバネ2
3が張架されていて、第12図のようにドア21をロー
ディング窓を開く方向に付勢している。
しかし、トレイベース板5がローディング窓1aの前方
に突出して、テープカセットAがフロントパネル1の前
面に露出した時には、アーム24はトレイベース板5の
凸部5fによって、引張りバネ23の付勢に抗して回動
される。
そのため、ドア21はローディング窓1aを、このロー
ディング窓1aからテーププレーヤの内部が見えないよ
うに閉鎖している。
第5図、第7図のように、ドア21には、テープカセッ
トAの前記中厚部A、を除いた部分の厚さの間隔で、案
内突部21cが櫛歯状に設けられている。
第12図のように、トレイベース板5がローディング窓
la内に引込むと、アーム24が引張りバネ23の付勢
で回動して、ドア21が水平状態となり、収納部体17
の仕切壁17a間に収納したテープカセットAの中厚部
A1を除いた部分のみの通過を案内突部21cは許容す
る。
従って、テープカセットAは、そのテープ走行面を上と
して収納体部17に収納した場合には、その中厚部AI
が案内突部21cを通過することができず、その誤挿入
の際のテープカセットAのテーププレーヤ内への導入が
阻止される。
第3図、第26図において、25はシャーシ2の上方に
、ガイド溝5aとは直角方向の2本のレール溝25aが
刻設されているレール体で、このレール溝25aにはキ
ャリー26のガイドビン26aがスライド可能に挿入さ
れている。
このキャリー26にはギヤ27が軸承され、このギヤ2
7とレール溝25aに沿って設けられたラック25bと
が噛合し、ギヤ27の回転に従ってキャリー26は、レ
ール溝25aに沿って移動する。
又、キャリー26の前記の移動に従って、収納部体17
の増列壁17bを間に挾みながら移動して、ケース14
の増列壁14aを増列壁17bとを一直線上に増列させ
る増列ガイド28aと、ケース14のビン15の上面を
押下し、これをバネ16に抗して下降させる押下ガイド
28bとを1体としたガイド体28が第32図、第33
図のようにキャリー26の取付部26bに挿着されてい
る。
更に、キャリー26には、収納部体17側に向って開口
し、且つその導入片26cの先端が拡がっているテープ
走行面I−Aの収容室26dが設けられている。
且つ、キャリー26には、ビン15の膨出部15aがガ
イド溝5aの一方の膨大部5azに係入している時、そ
のケース14によって押され、ONする検知スイッチS
W4が第29図、第31図のように設けられている。
このようなキャリー26にはモータ29が取付けられ、
このモータ29からプーリ30aが駆動され、これと一
体のウオーム30とウオームギヤ31が噛合して、モー
タ29によりウオームギヤ31が回転される。
このウオームギヤ31は、前記のギヤ27と同軸で、ギ
ヤ27とは別個に回転可能であり、その側面には係合孔
31aが穿設されていて、これにギヤ27の突部27a
が成る程度の遊びを持って挿入されている。
そして、ウオームギヤ31の側面の孔31bとギヤ27
の係合片27bとの間には、トーションバネ32が装架
され、その付勢力によって突部27aは係合孔31aの
一側に圧接されている。
又、ウオームギヤ31の他側面には3股状の押圧片31
cと係合凹部31dが形成されていて、キャリー26に
取付けられたエンコーダ33の回転片33aの凸部33
bと係合凹部31dが係合しており、ウオームギヤ31
の回転に従って回転片33aが回転する。
このウオームギヤ31の回転は、凸部27aがトーショ
ンバネ33によって係合孔31aの一例に押し付けられ
ているため、ギヤ27が回転され、ラック25bとの噛
合によってキャリー26はレール溝25aに沿って移動
される。
この移動によって、キャリー26の収容室26dがケー
ス14の位置に至る毎に、エンコーダ33はウオームギ
ヤ31と連動して回転する回転片33aによって出力す
るようになっているものである。
尚、第3図において、CSW、〜CSW、は、ケース1
4上に載置されたテープカセットAによって、トレイベ
ース板5がローディング窓1aより裏側に引き込んだ時
期位置にある時に押されてONL、テープ力セツ)Aの
収納状態を表示するためのスイッチである。
又、34はテープカセッ)Aのリール孔Atに挿入され
て、そのリールを回転するリール台35及び図示しない
ヘッドやキャプスタンが取付けられている走行シャーシ
である。
このシャーシには、テープカセットAの録音の際に折り
取られる録音爪や、テープの種類を検知する図示しない
検知爪が設けられている。
そして、キャリー26が走行シャーシ34に接近した際
に、走行シャーシ34に軸36で軸承され、走行シャー
シ34との間にトークぢンバネ37を架設したアーム3
8がその付勢に抗して押されて回動し、前記検知爪を検
知状態に移行させるものである。
次に、このテーププレーヤのカセットチェンジ中の動作
を、トレイベース板5が前記の時期位置にある時から説
明する。
この時、トレイ駆動板6は第8図、第9図のように、ト
レイベース板5の右端にあり、キャリー26は走行シャ
ーシに接触した状態にある。
この時に、フロントパネル1のローディングボタンLB
が押されると、モータ7が回転され、ギヤ8を時計方向
に回転して、ラック10を第6図のように右方向に移動
させる。
すると、ラック10の移動によって、そのギヤ11にラ
ック6bが噛合されているトレイ駆動板6も、ラックI
Oよりも倍の距離を移動しようとし、トレイ駆動板6の
端部6dがトレイベース板5の折曲部5dに当り、トレ
イ駆動板6と共にトレイ駆動板5も同様に右方向に移動
する。
この移動によってボール13はガイド体4の凹部4bか
ら突子面4C上に乗り、トレイ駆動板6の凹部6cに入
り込み、トレイ駆動板6とトレイベース板5とを連動状
態とする。
斯くして、トレイベース板6の収納部体17がフロント
パネル1のローディング窓孔1aの前面に突出されると
、トレイベース板5の凸部5eが検知スイッチSWlを
押し、その検知によってモータ7は停止する。
このように、収納部体17が突出した状態となると、仕
切壁17a間の任意のケース14上に、それぞれにテー
プカセットAを載置することができ、且つこの時ドア2
1は前述のように垂下状態となり、収納部体17の上方
のローディング窓laを閉鎖する。
そのため、ローディング窓1aからテーププレーヤの内
部が覗かれたり、異物を挿入されたりすることはない。
斯くして、任意のケース14のうち、所要のもの、又は
全部にテープカセットAを載置した後、再びローディン
グボタンLBを押す。
すると、モータ7は前記逆方向に回転し、ギヤ8、ラッ
ク10、ギヤ11によってトレイ駆動板6を第12図の
ように左方に移行させる。
この時、ボール13は突子面4cに乗って凹部6Cに入
り込んでおり、トレイ駆動板6とトレイベース板5とを
連動状態に保っているので、トレイベース板も左方に移
行する。
すると、トレイベース板5の突部5fがアーム24から
離れるため、ドア21は第12図のように水平状態とな
り、前記のようにテープ走行面を上にしてケース14に
載置されたテープカセットAの通過を案内突部21cが
許容せず、このテープがテーププレーヤ内に導入された
ことに起因するトラブルが未然に防止される。
そして、第16図のようにトレイ駆動板6の凸部6f、
が検知スイッチSWzに接触しこの接触による作動片2
0の傾きが直り、検知スイッチSWtがOFFすると、
モータ7は逆方向に緩やかに回転し、第18図の線図a
に示すように、トレイ駆動板6は右方向に緩やかに戻る
そして、凸部6f、が再び検知スイッチSW!をONす
ると、モータ7は停止し、トレイ駆動板6はその位置で
停止する。
この時、ボール13はガイド体4の凹部4bに落ち、凹
部6cから抜脱するので、トレイ駆動板6とトレイベー
ス板5の連動は解除される。
且つ、この時トレイ駆動板6の係合孔6eは、第14図
のようにピン15の下方に位置し、再び最初の時期状態
に戻る。
又、この時、スイッチcsw、−csw、は、待期位置
に来たテープカセットAに押されてONし、フロントパ
ネル1の表示部1cが点灯することによって、収納され
たテープカセットへの有無が表示される。
このようにして、トレイベース板5、トレイ駆動板6が
待期位置にあり、テープ走行面I−Aが載置されている
ケース14を表示部1cに表示している時、テープカセ
ットAが載置されているケース14のフロントパネルl
の選択ボタンSBI〜SB6の何れか1、例えばSB3
を押したとする。
すると、モータ29が回転を開始し、その回転がウオー
ムギヤ31に伝達され、その係合孔31aに凸部27a
が挿入されているギヤ27が回転される。
このギヤ27はレール体25のラック25bと噛合して
いるため、このギヤ27を軸承しているキャリー26は
レール溝25aに沿って移動を開始する。
そして、第29図のようにキャリー26が選択ボタンS
B3で選択された3番目の1つ手前の2番目のケース1
4と収容室26dが一致した位置まで来ると、その状態
をウオームギヤ31に連結されたエンコーダ33が回転
片33aの回転角度でこれを検知する。
その検知によって、モータ29の回転は減速され、第3
0図のように緩やかな速度で3番目のケース14と収容
室26dが一致する位置に、キャリー26が到達する。
これを前記と同様にしてエンコーダ33が検知すると、
モータ29は停止する。
このようなキャリー26の移動によって1.これに装着
されている増列体28の増列ガイド28aが収納部体1
7の増列壁17b、及びケース14の増列壁14aを挾
み込むようにして移動し、これ等を一直線上に増列する
そのため、ケース14に取付けられているピン15の膨
出部15aとトレイ駆動板6の係合孔6eとは一致した
位置とされ、この状態でキャリー26の増列体28の押
下ガイド28bによってピンエ5は押下される。
よって、ピン15はガイド溝5aの膨大部5a+より抜
脱して、トレイ駆動板6の係合孔6eに係入し、従って
3番目のケース14はトレイ駆動板6の移動と一緒に移
動できるようになる。
そして、前記モータ29の停止に引き続き、モータ7が
回転され、トレイ駆動板6は第12図の状態から左方に
移動を開始する。
この時、ボール13はガイド体4の凹部4bに落ちてお
り、従ってトレイベース板5とトレイ駆動板5の連動は
解除されているため、ケース14はトレイ駆動板6と一
緒に左方に移行する。
そして、第20図、第21図の位置に到達すると、第2
3図のようにトレイ駆動板6の凸部6ftが検知スイッ
チSW、を押下し、トレイ駆動板6がこの位置に来たこ
とが検知され、モータ7は停止する。
このトレイ駆動板6の移動に伴うケース14の移動に際
し、増列体28の増列ガイド28aはケース14の増列
壁14を挾んでいるため、ケース14の移動に伴って、
キャリー26上をピン15を押下したまま、移動する。
このように、ケース14がこの位置に移動すると、この
位置にはキャリー26の収容室26dが待っているため
、ケース14上のテープカセットAは収容室26d内に
入り込み、ケース14からキャリー26へのテープカセ
ットAの移載が完了する。
この移載が完了した位置で、キャリー26の検知スイッ
チSWaがケース14に押されてONL、これによって
モータ29が前記とは逆方向に回転を開始する。
そのため、キャリー26は走行シャーシ34に向って移
動を開始し、キャリー26のこの移動に伴って増列体2
8も移動するので、ピン15に対する押下ガイド28b
の押下がなくなる。
すると、ピン15はバネ16の付勢で上昇し、その膨出
部15aがガイド溝5aの膨大部5azに入り込み、係
止状態となるので、ケース14はその場所に固定される
そして、キャリー26は更に走行シャーシ34に向って
移動し、その収容室26dの一面が走行シャーシ34に
接し、テープカセットAのリール孔はリール台35が嵌
入する。
この時、キャリー26はアーム38を押してこれを回動
させ、テーブカセッ)Aの種別、録音爪の有無を判別可
能な状態にする。
しかし、この状態ではモータ29は停止せず、なおも回
転し、キャリー26を一層移行させようとするが、キャ
リー26は走行シャーシ34によって阻止された状態に
あるため、ギヤ27は回転しない。
そのため、ウオームギヤ31の回転は、その係合孔31
a内を凸部27aが移動し、ウオームギヤ31とギヤ2
7の回転方向の位置の変化がトーションバネ32の付勢
力の増大となって表われる。
そして、ウオームギヤ31とギヤ27の角度差が一定と
なった位置で、エンコーダ33がウオームギヤ31の回
転角度を検知し、モータ29を停止させる。
前記のようなトーションバネ32の付勢力は、ギヤ27
を回転させて、キャリー26を走行シャーシ34に押し
付ける力となり、従ってキャリー26が走行シャーシ3
4から浮き上るのが防止される。
斯くして、収容室26dに収容されたテープカセットA
の走行機構へのセットが完了し、テープの再生や録音、
早送り、巻戻し等が行われる。
このようなテープカセットAのセット状態からテープ戻
しを指令する戻しボタンRBが押されると、モータ29
が回転を開始し、キャリー26は走行シャーシ34から
離れる方向に移動する。そして、キャリー26がガイド
溝5aの膨大部5atにピン15の膨出部15aが係止
されているケース14の1つ手前のケース14と収容室
26dが一致した位置まで来ると、エンコーダ33が検
知して減速され、更に、ガイド溝5aの膨大部5azに
ピン15の膨出部15aが係止されているケース14の
位置まで来ると、その増列壁14aに増列体28の増列
ガイド28aが導入されて、その押下ガイド28bがピ
ン15を押下する。
そのため、ピン15の膨出部15aと膨大部5a2の係
合が離脱され、膨出部15aはトレイ駆動板6の係合孔
6eに係入する。
同時に、ケース14によってキャリー26の検知スイッ
チSW4が押されてONLエンコーダ33が検知すると
、モータ29が停止し、続いてモータ7が回転を開始す
る。
これにより、トレイ駆動板6はケース14と共に、第2
0図、第21図の状態から第13図、第14図の方向に
移動させ、増列体28もケース14と一緒に、キャリー
26上を第21図の実線位置から鎖線の位置に移動する
このトレイ駆動板6の戻り動作中において、第24図の
ように、その凸部6f!が検知スイッチSWtをONさ
せると、モータ7の回転が減速され、トレイ駆動板6は
第25図の線図すの点線で示すように緩やかな速度で移
動し、凸部6ftが再度検知スイッチSWxをONする
とモータ7が停止する。
斯くして、トレイ駆動体6が時期位置に戻ると、再びモ
ータ29が逆方向に回転し、キャリー26を、テープカ
セットAのセット時と同様に走行シャーシ34に押し付
けた状態に戻るものである。
前記、トレイ駆動板6の移載位置への移動時の少量の戻
り、及び減速と、キャリー26がテープカセットAを移
載するケース14の手前で減速するのは、その衝撃と慣
性による停止位置の不正確の防止及び駆動機構中のガタ
の片寄せによって、正確な位置への停止を確保するもの
である。
前記のように、テープカセットへの再生等を行っている
時に、ローディングボタンLBを押すと、モータ7が回
転して、前述のように、3番目のケース14を移載位置
としたまま、トレイベース板5とトレイ駆動板6を、第
6図〜第10図のローディング窓1aから突出させた位
置に、前進させることができる。
そのため、収納部体17のテープカセットAを入れ換え
ることが可能となり、テープ演奏中に、非演奏カセット
の交換が可能となるものである。
この際、移載位置にあるケース14の収納部体17の一
側の仕切壁17aからは、前述の理由によって突壁19
がトーションバネ18の付勢で、ケース14のあった場
所に突出しているため、この場所へのテープカセットA
の載置を防止している。
従って、演奏中のテープカセットのAの場所に、他のテ
ープ力セッI−Aが置かれる誤挿入が未然に防止できる
ものである。
又、テープカセットAの演奏中に、テーププレーヤの電
源が切られる等によって、何番目のケース14に載置さ
れたテープカセットAであるのかが不明となることがあ
る。
このような場合には、電源ONによってキャリー26を
走行シャーシ34から離す方向に移行させ、ケース14
によって検知スイッチSW4がONされた時のエンコー
ダ33の出力によって、その不明のケース14を知るこ
とができるものである。
〔発明の効果〕
本発明は畝上のように、テープカセットを収納部から引
き出す駆動手段は、所要のテープカセットを保持してい
るケースと選択的に選択手段によって係止されればよい
ので、テープカセットの引き出し方向にのみ動作すれば
よいこととなる。
従って、この駆動手段を案内手段上に設ければ収納部に
収納されたテープカセットがテープ駆動機構にセットさ
れて、そのテープの再生中等でも、案内手段を駆動手段
と共にテーププレーヤ外に導出して、テープカセットの
差し換えができる。
又、収納部は、ケースと駆動手段とが選択手段によって
係止されることで、テープカセットの選択が行われるた
め、テープカセットの並列方向に移動する必要がなくな
る。
そのため、テーププレーヤがそれ程大型化されることは
ない。
更に、ケースは、収納部位置と、移載位置とで案内手段
に係止されているので、テーププレーヤの動揺や振動等
で不時に移動することがな(、テープカセットの並列の
乱れや、ケースと他の部分との連繋が狂うトラブル等を
生ずることがないものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はテープ
プレーヤの正面図、 第2図は収納部体が時期位置にある時の平面図、第3図
は収納部体がフロントパネルの前面に出た時の平面図、 第4図と第5図はフロントパネルを除去した正面図、 第6図は第3図の状態のトレイ駆動板の駆動機構の平面
図、 第7図は第3図の状態の側面図、 第8図と第9図は同上の平面図と断面図、第10図は同
上のトレイ駆動板とトレイベース板の関係を示す側面図
、 第11図は同上の検知スイッチとこれを動作させる凸部
の関係を示す側面図、 第12図は収納部体が待期位置にある時の側面図、第1
3図は同上の平面図、 第14図(a)は第12図の断面図、第14図(ロ)は
第14図(a)の断面図、 第15図は同上のトレイ駆動板とトレイベース板の関係
を示す側面図、 第16図〜第18図は同上に至るまでの検知スイッチと
これを動作させる凸部の関係を示す側面図、 第19図はケースが移載位置に移動した状態の側面図、 第20図と第21図は同上の平面図と断面図、第22図
は同上のトレイ駆動板とトレイベース板の関係を示す側
面図、 第23図〜第25図は移載位置から待期位置に戻るまで
の検知スイッチとこれを動作させる凸部の関係を示す側
面図、 第26図はキャリー動作機構部の平面図で、キャリーが
テープ走行シャーシに接触した状態を示す、 第27図は同上の側面図、 第28図は同上の正面図で、2点鎖線はケースの動きを
示す、 第29図はキャリーの収容室が移載位置にあるケースの
1つ手前のケースの位置に来た時の第26図に相当する
平面図で、2点鎖線は移載位置を示す、 第30図はテープカセットの移載状態を示す第26図に
相当する平面図、 第31図は同上の側面図、 第32図はケースと増列体の関係を示す側面図、第33
図は増列体とキャリーの関係を示す斜面図、第34図は
キャリー駆動機構の側面図、第35図は同上の上面図、 第36図は同上の分解斜面図である。 A・・・テープカセット、5・・・トレイベース板、5
a・・・ガイド溝、5a1 .5at・・・膨大部、6
・・・トレイ駆動板、6b・・・ラック、6e・・・係
合孔、7・・・モータ、8・・・ギヤ、9B、10・・
・ラック、11・・・ギヤ、14・・・ケース、15・
・・ビン、15a・・・膨大部、16・・・バネ、17
・・・収納部体、26・・・キャリー、28・・・増列
体、2.8b・・・押下ガイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テープカセットを保持し、収納部から移載部に搬送する
    複数のケースと、該ケースを収納部と移載部で該ケース
    の案内手段に係止する係止手段と、前記ケースを収納部
    から移載部に移動させる駆動手段と、前記ケースと案内
    手段との係合を選択して離脱させて駆動手段に係止させ
    る選択手段とを備えたことを特徴とするテーププレーヤ
    のカセットチェンジャ。
JP1035093A 1989-02-16 1989-02-16 テーププレーヤのカセットチェンジャ Pending JPH02216656A (ja)

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JP1035093A JPH02216656A (ja) 1989-02-16 1989-02-16 テーププレーヤのカセットチェンジャ
US07/474,569 US5115362A (en) 1989-02-16 1990-02-02 Cassette changer for tape player
EP19900102311 EP0383155A3 (en) 1989-02-16 1990-02-06 Cassette changer for tape player

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