JPH03173967A - テーププレーヤのカセットチェンジャ - Google Patents

テーププレーヤのカセットチェンジャ

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JPH03173967A
JPH03173967A JP1313030A JP31303089A JPH03173967A JP H03173967 A JPH03173967 A JP H03173967A JP 1313030 A JP1313030 A JP 1313030A JP 31303089 A JP31303089 A JP 31303089A JP H03173967 A JPH03173967 A JP H03173967A
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JP
Japan
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tape
case
cassette
tray
tape cassette
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Pending
Application number
JP1313030A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Harada
保 原田
Hajime Kumagai
元 熊谷
Koji Yanoguchi
矢野口 孝次
Satoru Furuhira
悟 古平
Katsuhiko Yaguchi
矢口 勝彦
Shoji Yagi
八木 昭治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPH03173967A publication Critical patent/JPH03173967A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、テープカセットのテープに記録し、または再
生するテーププレーヤにおいて、複数のテープカセット
を収納し、その中の2を選択して相対向して配置された
2つのテープ駆動機構にセットして交互に記録または再
生するカセットチェンジャの改良に関する。
〔従来の技術] 従来のこの種のテーププレーヤのカセットチェンジャは
、複数のテープカセットを収納するホルダと、テープカ
セットがセットされそのテープを駆動して記録や再生等
を行うテープ駆動機構とが相対的に移動可能に設けられ
ている。
そして、この相対的移動によって記録、再生しようとす
るテープカセットを1つのテープ駆動機構の側面に持っ
て来て、ホルダからテープカセットを押し出し、前記テ
ープ駆動機構にセットしたものである。
(発明が解決しようとする課題) 前述のようなテーププレーヤのカセットチェンジャにお
いては、ホルダをテープ駆動機構に対して移動させるよ
うにした時は、ホルダのテープカセット並列方向のrl
−1の倍以上のスペースが必要となり、ホルダをテープ
プレーヤ外にまで露出させないと、テーププレーヤの小
型化が図れない欠点がある。
また、ホルダをテーププレーヤ外に露出させるようにす
ると、テープの汚損、ホルダが他の器物と当って、これ
を損傷する等の欠点がある。
さらに、テープ駆動機構を移動させるようにすると、テ
ープの標準スピードの走行、早送り、巻戻しの機構や、
ヘッド、モータ等の機構部品でテープ駆動機構の重量が
大であるため、その移動のためには大出力のモータが必
要となる。しかも、前述のテープ走行スピード変換機構
と、これを操作するフロントパネルの操作ボタンとの連
結が複雑となり、かつ、この連結を含んで故障し易い等
の欠点がある。
また、テープ駆動機構が1つしか存在しないために、連
続記録や再生が行えないという問題もあった。
〔発明の目的] 本発明は、従来のテーププレーヤのカセットチェンジャ
の欠点を解除するため、テープカセットを複数、並べて
収納する収納部とテープ駆動機構の何れもが、そのテー
プカセットの選択のために移動しないようにすると共に
、選択されたテープカセットを左右に配置されたテープ
駆動部に対して振り分けてセットするようにし、記録、
再生を2つのテープカセットを用いて連続して行なえる
ようにしたことを目的とする。
〔発明のイ既要〕
本発明は、前述の目的を達成するためのテーププレーヤ
のカセットチェンジャの手段に関し、複数のテープカセ
ットがフロントパネルに対して直交する向きに整列して
配置され、かつ、テープレコーダ本体に対して出入自在
に形成されたチーブカセット収納手段と、テープレコー
ダ本体内に収納された状態のカセット収納遮断を挟んで
配置された一対のテープ駆動機構と、前記テープ収納手
段内のテープカセットを前記テープ駆動機構に対して移
送し装着するテープカセット移送手段とを備えたもので
ある。
〔発明の実施例〕
1はローディング窓1aを開閉するドア1bが設けられ
ているフロントパネルで、このフロントパネル1にはシ
ャーシ2が固定されている。
このシャーシ2にはガイド片3aが設けられているガイ
ド体3A、3B、3C及びガイド片4aを有するガイド
体4が取付けられている(第2図、)これ等のガイド片
3a、4aには、第4図に示す如く複数(本実施例では
6本)のガイド溝5aが穿設されているトレイベース板
5のガイド溝5bが挿入され、トレイベースFi、5は
第2図の左右方向に移動できるようになっている。
このトレイベース板5にはレール5cが設けられていて
、このレール5cにトレイ駆動板6のスライド部6aが
挿入され、トレイベース板5に対し、トレイ駆動板6は
第2図の左右、第4図の前後方向に移動できるようにな
っている。
第4図、第6図、第12図のように、シャーシ2にはモ
ータ7が取付けられ、該モータ7の回転を減速して伝達
させるギヤ8は、シャーシ2上のスライドベース9A上
を第6図の左右方向にスライド可能なラックlOに噛合
している。
このラック10上にはギヤ11が回転自在に軸承され、
このギヤ11はシャーシ2上に固定されているラック9
Bと、トレイ駆動板6のラック6bが噛合している。
従って、モータ7が回転されると、ギヤ8の回転によっ
てラックIOは左右に移動しく第6図)、ギヤ11がラ
ック9Bとの1噛合でギヤ11が回転され、ギヤ11に
噛合するラック6bが駆動されるため、トレイ駆動板6
はランク10の移動距離の倍の距離移動させられる。
第10図、第15図、第22図のようにトレイベース板
5には補助板12が固定され、この補助板12の孔12
aにボール13が押入されている。
このボール13はガイド体4の凹部4bにある時は、ト
レイ駆動板6はトレイベース板5との連動を切り離され
、トレイ駆動板6のスライド部6aはレール5Cをスラ
イドできる。
しかし、ボール13がガイド体4の突平面4C上に乗る
と、ボール13はトレイ駆動板6の凹部6Cに入り込ん
だ状態となって、トレイ駆動板6が第10図の左方に移
動する時は、ボール13が凹部4bに落ちるまで、トレ
イベース板5をトレイ駆動板6と共に左方に移動させる
又、トレイ駆動板6が第15図の位置から右方に移動す
る時は、その端部6dがトレイベース板5の折■1部5
dに当り、トレイベース板5と1−レイ駆動板6と共に
右方に移動させる。
この時に、ボール13はトレイベース板5のこの移動に
よって突平面4C上に乗り、トレイ駆動板6の凹部6C
に入り込み、前述のように左方への移動に際してトレイ
駆動板6とトレイベース板5を連動させるものである。
第13図、第14図のように、トレイベース板5の各ガ
イド溝5aには、それぞれに第22図のようにテープカ
セットAのテープ走行面を下向きとして押入でき、その
テープカセットへの左右端面を挾持するケース14が、
スライド可能に挿入されている。
各ケース14には、膨出部15aを有するピン15が上
下動可能に挿通され、且つハネ16の付勢によって押し
上げられて、ガイド溝5aの膨大部5a+  +5ag
の何れかに膨出部15aが嵌入し、ケース14がガイド
溝5aに沿って移動できないようになっている。
一方、トレイ駆動板6には、前記ピン15の膨出部15
aと一致することができる位置に、ピン15に対して1
個宛の係合孔6eが穿設されている。
そして、何れかのピン15の頂部が押下されて膨出部1
5aが膨大部5a+ よりも下方に押下されて、そのケ
ース14の移動阻止が解除された際に、膨出部15aは
係合孔6Cに係入する。
この時にトレイ駆動板6が駆動されると、膨出部15a
と係合孔6eの係合によって、ケース14はガイド溝5
a上を移動し、ケース14はピン15の膨出部15aが
膨大部5a、から5azに、又は膨大部5azから5a
+に係入する位置まで移動する。
すると、ピン15はバネ16の付勢によって上昇し、膨
出部15aは係合孔6eから離脱して膨大部5a+又は
5azに上昇し、ケース14の移動は阻止されるように
なる。
ケース14は収納部体17におけるテープカセットAの
中厚部A1よりわずかに巾の広い間隔を形成する仕切壁
17によって形成されたカセット収納部の底面に対し摺
動自在に取付けられている。
この収納部体17の前記カセット収納部の底面には、テ
ープカセットAの中厚部A1におけるテープ走行面側の
縁を支持する突条17cが形成され(第14図(b))
、従って、テープカセットAはこの突条17cと仕切壁
17aとによって支持されるので、収納部体17がテー
ププレーヤの前面に導出されたり、内部に導入されたり
した際にも、テープカセットがふらついたり、それに伴
う雑音の発生もない。
また、ケース14にも前記一対の突条17c間に挿入さ
れる突条14bが形成されている。この突条14bは収
納部体17の突条17cよりもわずかに高さが低く形成
されており、ケース14が収納部体17内に位置する時
にはテープカセットAの開口面とは接触せず(第14図
(b))、ケース14が移動した時にテープカセットA
の開口面側が乗り移るようになっている。
前記仕切壁17aと、ケース14には、ピン15の膨出
部15aがガイド溝5aの膨大部5a1に嵌入している
時、テープカセットAの植列方向に一直線を形成する揃
列壁17b、14aが形成されている(第13図)。
又、仕切壁17aには、第14図(a)に示す如くトー
ションバネ18で付勢された突出壁19の軸が取付けら
れ、ケース14が仕切壁17a間に導入された時には、
突出壁19はこれに押されて仕切壁17a内に格納され
る。
しかし、ケース14が仕切壁17a間から導出されると
、突出壁工9はトーションバネ18の付勢でケース14
のあった場所に突出し、ケース14が仕切壁17a問に
ない時に、仕切壁17a問に新たにテープ力セッl−A
が押入されるのを防止している。
第2図、第11図のように、ガイド体3Aには検知スイ
ッチSW1が、ガイド体3Bには、作動片20が左右ど
ちらに伸けられた時でもONする検知スイッチSW2が
、ガイド体3Cには検知スイッチS W 3が取付けら
れている。
前記検知スイッチSW1は、トレイベース板5が第3図
のようにフロントパネル1のローディング窓1aから前
面に突出し終った時、第11図のようにトレイベース板
5の下面の凸部5eに押されてONL、、その状態が検
知される。
検知スイッチSW2はトレイ駆動板6の下面の2つの凸
部6f、、6ftで、検知スイッチSW3は前記の凸部
6f、で第16図〜第18図、第23図〜第25図のよ
うにONされる。
第7図、第12図のように、フロントパネル1のローデ
ィング窓1aの裏側は、第2のドア21の軸21aが回
転自在に軸支されている。
このドア2■には軸21aと同IIII]にギヤ21b
が設けられていて、このギヤ21bは中間ギヤ22を介
して、トレイベース板5の凸部5rに押されるアーム2
4のギヤ24aと噛合している。
このアーム24と中間ギヤ22との間には引張りバネ2
3が張架されていて、第12図のようにドア21をロー
ディング窓1aを開く方向に付勢している。
しかし、トレイベース板5がローディング窓1aの前方
に突出して、テープカセットAがフロンl−パネル1の
前面に露出した時には、アーム24はトレイベース板5
の凸部5「によって、引張りバネ23の付勢に抗して回
動される。
そのため、ドア21はローディング窓1aを、このロー
ディング窓1aからテーププレーヤの内部が見えないよ
うに閉鎖している。
第5図、第7図のように、ドア21には、テープ力セッ
l−Aの前記中厚部A、を除いた部分の厚さの間隔で、
案内突部21cが櫛歯状に設けられている。
第12図のように、トレイベース板5がローディング窓
la内に引込むと、アーム24が引張りバネ23の付勢
で回動して、ドア21が水平状態となり、収納部体17
の仕切壁17a間に収納したテープカセットAの中厚部
A1を除いた部分のみの通過を案内突部21cは許容す
る。
従って、テープカセットAは、そのテープ走行面を上と
して収納体部17に収納した場合には、その中厚部A、
が案内突部21cを通過することができず、その誤挿入
の際のテープカセットAのテーププレーヤ内への導入が
阻止される。
第3図、第26図において、25はシャーシ2の上方に
、ガイド溝5aとは直角方向の2本のレール溝25aが
刻設されているレール体で、このレール溝25aの左右
にはキャリー26.26’のガイドピン26a、26a
′がスライド可能に挿入されている。
このキャリー26.26’には夫々ギヤ27゜27′が
軸承され(第27図)、このギt−27゜27′とレー
ル溝25aに沿って設けられたラック25bとが噛合し
、ギヤ27.27’の回転に従ってキャリー26.26
’は、レール溝25aに沿って移動する。
又、各キャリー26.26’の前記の移動に従って、収
納部体17の植列壁17bを間に挾みながら移動して、
ケース14の植列壁14aを植列壁17bとを一直線上
に植列させる植列ガイド28a、28a’ と、ケース
14のビン15の上面を押下し、これをバネ16に抗し
て下降させる押下ガイド28b、28b’とを1体とし
たガイド体28.28’が第32図、第33図のように
キャリー26.26’の取付部26b、26b’に装着
されている。
更に、キャリー26.26’には、収納部体17側に向
って開口し、且つその導入片26c 、 26c’の先
端が拡がっているテープカセットAの収容室26d、2
6d’が設けられ、かつ、キヤIJ−26,26’には
、ピン15の膨出部15aがガイド溝5aの一方の膨大
部5a、に係入している時、そのケース14によって押
され、ONする検知スイッチsw4 、sw4’が第2
9図、第31図のように設けられている。
このようなキャリー2G、26’にはモータ29.29
’が取イJけられ、この各モータ29,29′からプー
リ30 a + 30 a ’が駆動され、これと一体
のウオーム30,30’ とウオームギヤ3 m 、 
31’が噛合して、モータ29,29’によりウオーム
ギヤ31 、31’が回転される。
この各ウオームギヤ(以下、一方のウオームギヤ31に
ついてのみ説明する)は、第36図に示すように前記の
ギヤ27と同軸で、ギヤ27とは別個に回転可能であり
、その側面には係合孔31aが穿設されていて、これに
ギヤ27の突部27aが成る程度の遊びを持って挿入さ
れている。そして、ウオームギヤ31の側面の孔31b
とギヤ27の係合片27bとの間には、トーションバネ
32が装架され、その付勢力によって突部27aは係合
孔31aの一側に圧接されている。
また、ウオームギヤ31の他側面には3股状の押圧片3
1cと係合凹部31 dが形成されていて、キャリー2
6に取付けられたエンコーダ33の回転片33aの凸部
33bと係合凹部31dが係合しており、ウオームギヤ
31の回転に従って回転片33aが回転する。
ごのウオームギヤ31の回転は、凸部27aがトーショ
ンバネ33によって係合孔31aの一側に押し付けられ
ているため、ギヤ27が回転され、ラック25bとの噛
合によってキャリー26はレール満25aに沿って移動
される。
この移動によって、キャリー26の収容室26dがケー
ス14の位置に至る毎に、エンコーダ33はウオームギ
ヤ31と連動して回転する回転片33aによって出力す
るようになっているものである。
尚、第3図において、csw、−cswbは、ケース1
4上に載置されたテープ力セッ)Aによって、トレイベ
ース板5がローディング窓1aより裏側に引き込んだ待
期位置にある時に押されてONし、テープカセットへの
収納状態を表示するためのスイッチである。
また、34.34’はテープカセットへのリール孔A2
に挿入されて、そのリールを回転するリール台35.3
5’及び図示しないヘッドやキャプスタンが取付けられ
ている走行シャーシである。
このシャーシ34.34’には、テープカセットAの録
音の際に折り取られる録音爪や、テープの種類を検知す
る図示しない検知爪が設けられている。
そして、キャリー26.26’が走行シャーシ34.3
4’に接近した際に、走行シャーシ34.34′に軸3
6で軸承され、走行シャーシ34との間に1・−ジョン
バネ37を架設したアーム38がその付勢に抗して押さ
れて回動し、前記検知爪を検知状態に移行させるもので
ある(第29図)。
次に、このテーププレーヤのカセットチェンジャの動作
を、トレイベース板5が前記の待期位置にある時から説
明する。
この時、トレイ駆動Fi、6は第8図、第9図のように
、トレイベース板5の右端にあり、キャリー26は走行
シャーシに接触した状態にある。
この時に、フロントパネルlのローディングボタンL1
3が押されると、モータ7が回転され、ギヤ8を時計方
向に回転して、ラック10を第6図のように右方向に移
動させる。
すると、ラック10の移動によって、そのギヤ11にラ
ック6bが噛合されているトレイ駆動板6も、ラック1
0よりも倍の距離を移動しようとし、トレイ駆動板6の
端部6dがトレイベース板5の折■部5dに当り、トレ
イ駆動板6と共にトレイ駆動板5も同様に右方向に移動
する。
この移動によってボール13はガイド体4の凹部4bか
ら突平面4c上に乗り、トレイ駆動板6の凹部6cに入
り込み、トレイ駆動板6とトレイベース板5とを運動状
態とする。
斯くして、トレイベース板6の収納部体17がフロント
パネル1のローディング窓孔1aの前面に突出されると
、トレイベース板5の凸部5eが検知スイッチSW1を
押し、その検知によってモ−夕7は停止する。
このように、収納部体17が突出した状態となると、仕
切壁17a間の任意のケース14上に、それぞれにテー
プカセットAを載置することができ、且つこの時ドア2
1は前述のように垂下状態となり、収納部体17の上方
のローディング窓laを閉鎖する。
そのため、ローディング窓1aからテーププレーヤの内
部が覗かれたり、異物を挿入されたりすることはない。
斯くして、任意のケース14のうち、所要のもの、又は
全部にテープ力セッl−Aを載置した後、再びローディ
ングボタンLBを押す。
すると、モータ7は前記逆方向に回転し、ギヤ8、ラッ
ク10、ギヤ11によってトレイ駆動板6を第12図の
ように左方に移行させる。
この時、ボール13は突平面4Cに乗って凹部6Cに入
り込んでおり、トレイ駆動板6とトレイベース板5とを
連動状態に保っているので、トレイベース板も左方に移
行する。
すると、トレイベース板5の突部5fがアーム24から
離れるため、ドア21は第12図のように水平状態とな
り、前記のようにテープ走行面を上にしてケース14に
載置されたテープカセットAの通過を案内突部21cが
許容せず、このテープがテーププレーヤ内に導入された
ことに起因するトラブルが未然に防止される。
そして、第16図のようにトレイ駆動板6の凸部6「1
が検知スイッチSW2に接触しこの接触による作動片2
0の傾きが直り、検知スイッチSWtがOFFすると、
モータ7は逆方向に緩やかに回転し、第18図の線図a
に示すように、l・レイ駆動板6は右方向に緩やかに戻
る。
そして、凸部6f、が再び検知スイッチS W tをO
Nすると、モータ7は停止し、トレイ駆動板6はその位
置で停止する。
この時、ボール13はガイド体4の凹部4bに落ち、四
部6cから抜脱するので、トレイ駆動板6とトレイベー
ス板5の連動は解除され、かつ、この時トレイ駆動板6
の係合孔6eは、第14図のようにピン15の下方に位
置し、再び最初の時期状態に戻る。
又、この時、スイッチCSW、〜CSW、は、時期位置
に来たテープカセット八に押されてONし、フロントパ
ネルlの表示部ICが点灯することによって、収納され
たテープカセットAの有無が表示される。
このようにして、トレイベース板5、トレイ駆動板6が
待1υ1位置にあり、テープ走行面)Aが載置されてい
るケース14を表示部1cに表示している時、テープカ
セットAが載置されているケース14のフロントパネル
1の選択ボタンSBI〜SB3あるいはSBI’〜SB
3’の何れか1つ、例えば、Sn2を押したとする。
すると、モータ29が回転を開始し、その回転がウオー
ムギヤ31に伝達され、その係合孔31aに凸部27a
が挿入されているギヤ27が回転される。
このギヤ27はレール体25のラック25bと噛合して
いるため、このギヤ27を軸承しているキャリー26は
レール溝25aに沿って移動を開始する。
そして、第29図のようにキャリー26が選択ボタンS
B3で選択された3番目の1つ手前の2番目のケース1
4と収容室26dが一致した位置まで来ると、その状態
をウオームギヤ31に連結されたエンコーダ33が回転
片33aの回中云角度でこれを検知する。
その検知によって、モータ29の回転は減速され、第3
0図のように緩やかな速度で3番目のケース14と収容
室26dが一致する位置に、キャリー26が到達する。
これを前記と同様にしてエンコーダ33が検知すると、
モータ29は停止する。
このようなキャリー26の移動によって、これに装着さ
れている植列体28の植列ガイド28aが収納部体17
の植列壁17b、及びケース14の植列壁14aを挾み
込むようにして移動し、これ等を一直線上に植列する。
そのため、ケース14に取付けられているピンl5の膨
出部15aとトレイ駆動板6の係合孔6eとは一致した
位置とされ、この状態でキャリー26の植列体28の押
下ガイド28bによってピン15は押下される。
よって、ピン15はガイド溝5aの膨大部5a。
より抜脱して、トレイ駆動板6の係合孔6eに係入し、
従って3番目のケース14はトレイ駆動板6の移動と一
緒に移動できるようになる。
そして、前記モータ29の停止に引き続き、モータ7が
回転され、トレイ駆動板6は第12図の状態から左方に
移動を開始する。
この時、ボール13はガイド体4の凹部4bに落ちてお
り、従ってトレイベース板5とトレイ駆動板5の連動は
解除されているため、ケース14はトレイ駆動板6と一
緒に左方に移行する。
そして、第20図、第21図の位置に到達すると、第2
3図のようにトレイ駆動板6の凸部6f+が検知スイッ
チSW3を押下し、トレイ駆動板6がこの位置に来たこ
とが検知され、モータ7は停止する。
このトレイ駆動板6の移動に伴うケース14の移動に際
し、植列体28の増列ガイド2゛8aはケース14の植
列壁14を挾んでいるため、ケースI4の移動に伴って
、キャリー2G上をピンI5を押下したまま、移動する
このように、ケース14がこの位置に移動すると、この
位置にはキャリー26の収容室26dが待っているため
、ケース14上のテープカセットAは収容室26d内に
入り込み、ケース14からキャリー26へのテープカセ
ットAの移載が完了する。
この移載が完了した位置で、キャリー26の検知スイッ
チSW4がケース14に押されてONし、これによって
モータ29が前記とは逆方向に回転を開始する。
そのため、キャリー26は走行シャーシ34に向って移
動を開始し、キャリー26のこの移動に伴って植列体2
8も移動するので、ピン15に対する押下ガイド28b
の押下がなくなる。
すると、ピン15はバネ16の付勢で上昇し、その膨出
部15aがガイド溝5aの膨大部5a。
に入り込み、係止状態となるので、ケース14はその場
所に固定される。
そして、キャリー26は更に走行シャーシ34に向って
移動し、その収容室26dの一面が走行シャーシ34に
接し、テープカセットAのリール孔はリール台35に嵌
入する。
この時、キャリー26はアーム38を押してこれを回動
させ、テープカセットAの種別、録音爪の有無を判別可
能な状態にする。
しかし、この状態ではモータ29は停止せず、なおも回
転し、キャリー26を一層移行させようとするが、キャ
リー26は走行シャーシ34によって阻止された状態に
あるため、ギヤ27は回転しない。
そのため、ウオームギヤ31の回転は、その係合孔31
a内を凸部27aが移動し、ウオームギヤ31とギヤ2
7の回転方向の位置の変化がトーションバネ32の付勢
力の増大となって表われる。
そして、ウオームギヤ31とギヤ27の角度差が一定と
なった位置で、エンコーダ33がウオームギヤ31の回
転角度を検知し、モータ29を停止させる。
前記のようなトーションバネ32の付勢力は、ギヤ27
を回転させて、キャリー26を走行シャーシ34に押し
付ける力となり、従ってキャリー26が走行シャーシ3
4から浮き上るのが防止される。
斯くして、収容室26dに収容されたテープカセットA
の走行機構へのセットが完了し、テープの再生や記録、
早送り、巻戻し等を行わせることができる状態となる。
また、選択ボタンSBI’〜SB3’の何れか1つ、例
えばSB3’を押したとすると、前記したと同様な動作
によってキャリー26′が動作して左から3番目のテー
プカセットAが走行機構ヘセットされる。
この状態において、例えば、再生ボタンを操作すると、
右側のテープカセットAのA、B面の先ず再生が行われ
、該再生が終了すると左側のテーブカセッI−AのA、
[3面の再生が行われるものである。また、この再生方
法としては、右側のテープカセットAのA面を再生した
後、左側のテープカセットAのAを再生し、次いで、右
側のテープカセットAの8面を再生した後、左側のテー
プカセットへのBを再生するようにしても良く、記録、
再生方法は種々考えられるものである。
このようなテープカセットAのセット状態からテープ戻
しを指令する戻しボタンRBが押されると、モータ29
が回転を開始し、キャリー26は走行シャーシ34から
離れる方向に移動する。そして、キャリー26がガイド
溝5aの膨大部5azにピン15の膨出部15aが係止
されているケース14の1つ手前のケース14と収容室
26dが一敗した位置まで来ると、エンコーダ33が検
知して減速され、更に、ガイド溝5aの膨大部5a。
にピン15の膨出部15aが係止されているケース14
の位置まで来ると、その植列壁14aに植列体28の増
列ガイド28aが導入されて、その押下ガイド28bが
ピン15を押下する。
そのため、ピン15の膨出部15aと膨大部5a2の係
合が離脱され、膨出部15aはトレイ駆動板6の係合孔
6eに係入する。
同時に、ケース14によってキャリー26の検知スイッ
チSW4が押されてONLエンコーダ33が検知すると
、モータ29が停止し、続いてモータ7が回転を開始す
る。
これにより、トレイ駆動板6はケース14と共に、第2
0図、第21図の状態から第13図、第14図の方向に
移動させ、植列体28もケース14と一緒に、キャリー
26上を第21図の実線位置から鎖線の位置に移動する
このトレイ駆動板6の戻り動作中において、第24図の
ように、その凸部6f2が検知スイッチSW2をONさ
セ゛ると、モータ7の回転が減速され、トレイ駆動板6
は第25図の線図すの点線で示すように緩やかな速度で
移動し、凸部6f、が再度検知スイッチSW2をONす
るとモータ7が停止する。
斯くして、トレイ駆動体6が待1υ1位置に戻ると、再
びモータ29が逆方向に回転し、キャリー26を、テー
プカセットAのセット時と同様に走行シャーシ34に押
し付けた状態に戻るものである。
また、左側のキャリー26′についても前記したと同様
な動作が行われるものである。
前記、トレイ駆動板6の移載位置への移動時の少量の戻
り、及び減速と、キャリー26がテープ力セッI−Aを
移載するケース14の手前で減速するのは、その衝撃と
慣性による停止位置の不正確の防止及び駆動機構中のガ
タの片寄せによって、正確な位置への停よを確保するも
のである。
前記のように、テープカセッl−Aの再生等を行ってい
る時に、ローディングボタンLBを押すと、モータ7が
回転して、前述のように、3番目のケース14を移載位
置としたまま、トレイベース板5とトレイ駆動板6を、
第6図〜第10図のローディング窓1aから突出させた
位置に、前進させることができる。
そのため、収納部体17のテープカセットAを入れ換え
ることが可能となり、テープ演奏中に非演奏カセットの
交換が可能となるものである。
この際、移載位置にあるケース14の収納部体17の一
例の仕切壁17aからは、前述の押出によって突壁19
がトーションバネ18の付勢で、ケース14のあった場
所に突出しているため、この場所へのテープカセットA
の載置をII/j止している。
従って、演奏中のテープカセットのAの場所に、他のテ
ープカセットAが置かれる誤神人が未然に防止できるも
のである。
又、テープ力セッl−Aの演奏中に、テーププレーヤの
電源が切られる等によって、何番目のケース14に載置
されたテープカセッl−Aであるのかが不明となること
がある。このような場合には、電源ONによってキャリ
ー26を走行シャーシ34から離す方向に移行させ、ケ
ース14によって検知スイッチSW4がONされた時の
エンコーダ33の出力によって、その不明のケース14
を知ることができるものである。
〔発明の効果] 本発明は、複数のテープカセットを収納する収納部には
1個宛のケースが設けられ、そのケースの移動によって
、テープカセットは移載位置に搬送され、その位置でキ
ャリーに移載され、今度はこのキャリーがテープ力七ノ
I・を搬送してテープ駆動機構にセットするので、収納
部、及びテープ駆動機構は、テープカセットの選択、両
者間のテープカセットの搬送のために移動する必要がな
く、従って、従来のホルダが移動するために必要であっ
たスペースが不要となると共に、テープ駆動機構を移動
させる際のような大駆動力を必要とせず、更にテープ駆
動機構とこれを動作させるボタン等とを連結する複雑な
連結機構も不要となる。
また、テープ収納部内のテープカセットは、該テープ収
納部を挟んで配置された一対のテープ駆動機構に夫々セ
ットされるので、2つのテープカセットの連続再生や記
録を行うことができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はテープ
プレーヤの正面図、 第2図は収納部体が時期位置にある時の平面図、第3図
は収納部体がフロントパネルの前面に出た時の平面図、 第4図と第5図はフロントパネルを除去した正面図、 第6図は第3図の状態のトレイ駆動板の駆動機構の平面
図、 第7図は第3図の状態の側面図、 第8図と第9図は同上の平面図と断面図、第10図は同
上のトレイ駆動板とトレイベース板の関係を示す側面図
、 第11図は同上の検知スイッチとこれを動作させる凸部
の関係を示す側面図、 第12図は収納部体が時期位置にある時の側面図、第1
3図は同上の平面図、 第14図(a)は第12図の断面図、第14図(b)は
第14図(a)の断面図、 第15図は同上のトレイ駆動板とトレイベース板の関係
を示す側面図、 第16図〜第18図は同上に至るまでの検知スイッチと
これを動作させる凸部の関係を示す側面図、 第19図はケースが移載位置に移動した状態の側面図、 第20図と第21図は同上の平面図と断面図、第22図
は同上のトレイ駆動板とトレイベース板の関係を示す側
面図、 第23図〜第25図は移載位置から時期位置に戻るまで
の検知スイッチとこれを動作させる凸部の関係を示す側
面図、 第26図はキャリー動作機構部の平面図で、キャリーが
テープ走行シャーシに接触した状態を示す、 第27図は同上の側面図、 第28図は同上の正面図で、2点鎖線はケースの動きを
示す、 第29図はキャリーの収容室が移載位置にあるケースの
1つ手前のケースの位置に来た時の第26図に相当する
平面図で、2点鎖線は移載位置を示す、 第30図はテープカセットの移載状態を示す第26図に
相当する平面図、 第31図は同上の側面図、 第32図はケースと増列体の関係を示す側面図、第33
図は増列体とキャリーの関係を示す斜面図、第34図は
キャリー駆動機構の側面図、第3名図は同上の上面図、 第36図は同上の分解斜面図である。 A・・・テープカセット、l・・・フロントパネル、5
・・・トレイベース板、5a・・・ガイド溝、5a+ 
 、5a2・・・膨大部、6・・・トレイ駆動板、6e
・・・係合孔、14・・・ケース、15・・・ピン、1
5a・・・膨出部、16・・・バネ、17・・・収納部
体、17a・・・仕切壁、25・・・レール体、25a
・・・レール・溝、26・・・キャリー、26a・・・
ガイドピン、26d・・・収容室、34・・・走行シャ
ーシ、35・・・リール台。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のテープカセットがフロントパネルに対して直交す
    る向きに整列して配置され、かつ、テープレコーダ本体
    に対して出入自在に形成されたテープカセット収納手段
    と、テープレコーダ本体内に収納された状態のカセット
    収納遮断を挟んで配置された一対のテープ駆動機構と、
    前記テープ収納手段内のテープカセットを前記テープ駆
    動機構に対して移送し装着するテープカセット移送手段
    とを備えたことを特徴とするテーププレーヤのカセット
    チェンジャ。
JP1313030A 1989-02-16 1989-12-01 テーププレーヤのカセットチェンジャ Pending JPH03173967A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1313030A JPH03173967A (ja) 1989-12-01 1989-12-01 テーププレーヤのカセットチェンジャ
US07/474,569 US5115362A (en) 1989-02-16 1990-02-02 Cassette changer for tape player
EP19900102311 EP0383155A3 (en) 1989-02-16 1990-02-06 Cassette changer for tape player

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JP1313030A JPH03173967A (ja) 1989-12-01 1989-12-01 テーププレーヤのカセットチェンジャ

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ID=18036373

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JP1313030A Pending JPH03173967A (ja) 1989-02-16 1989-12-01 テーププレーヤのカセットチェンジャ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009217877A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Nec Corp テープライブラリ装置、テープ媒体検出方法及びテープ媒体検出制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009217877A (ja) * 2008-03-07 2009-09-24 Nec Corp テープライブラリ装置、テープ媒体検出方法及びテープ媒体検出制御プログラム

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