JP2548282B2 - マルチディスクプレヤー - Google Patents

マルチディスクプレヤー

Info

Publication number
JP2548282B2
JP2548282B2 JP63058757A JP5875788A JP2548282B2 JP 2548282 B2 JP2548282 B2 JP 2548282B2 JP 63058757 A JP63058757 A JP 63058757A JP 5875788 A JP5875788 A JP 5875788A JP 2548282 B2 JP2548282 B2 JP 2548282B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magazine
base
rack
gear
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63058757A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01232568A (ja
Inventor
清三 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63058757A priority Critical patent/JP2548282B2/ja
Publication of JPH01232568A publication Critical patent/JPH01232568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2548282B2 publication Critical patent/JP2548282B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Disk Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はディスクプレヤーに関し、特に複数枚のディ
スクを収納でき且つその収納された任意のディスクを順
次選択して連続した演奏が可能なマルチディスクプレヤ
ーに関する。
従来の技術 近年、ディジタルオーディオディスクが各種発売さ
れ、その利用量も急激に増加しており、6〜10枚のディ
スクを順に連続演奏出来るマルチディスクプレヤーが各
種開発されている。このマルチディスクプレヤーとして
は、レーザー光を用いて信号を読み取る光ピックアップ
ブロック全体を上下に移動させながら連続演奏するタイ
プのものが多く、重い光ピックアップブロックを上下に
駆動させるため、これを駆動するメカニズムが複雑で高
価なものになっていた。
以下に上述した従来のマルチディスクプレヤーについ
て説明する。
第8図は従来のマルチディスクプレヤーを示す。第8
図において、トレイ101のディスク担持部101aに載置さ
れたディスク102はマガジン103の6段に形成された棚10
3aに順に配列収納されており、それぞれ引き出し、収納
自在となっている。
104はマルチディスクプレヤーのメカニズム本体であ
り、コ字状に形成されたマガジンを収納するためのマガ
ジンベース105には常時前記マガジン103が定位置に収納
されている。
106はマガジン押し出しレバーであり常時マガジン103
の挿入によってイ方向に押されているが引きばね107に
よってロ方向に押し出す様構成されている。
108はマガジンをロックするためのマガジンロックレ
バーであり引きばね109によって、マガジン103の側壁に
形成された凹部103bと系合してマガジン103のロ方向へ
の押し出しを阻止する様構成されている。
110はプランジャーであり、マガジン103を取り出す時
通電によってロックレバー108とマガジン103の側壁に形
成された凹部103bとの系合を解除してマガジン103はマ
ガジン押し出しレバー106によって押し出される様構成
されている。
111はマガジンの押し出し速度をコントロールするた
めの速度コントロール装置であり、マガジン押し出しレ
バー106に圧接してマガジン103の押し出し速度をコント
ロールする様構成されている。
112はトレイフックでありトレイ101を演奏開始位置ま
で供給するためのローディングベース113に設けられた
ガイド軸114に案内されてイ−ロ方向にスライドする様
構成されている。115はローディングベース上に設けら
れたトレイフック駆動モーターでありプーリー116,ベル
ト117によってトレイフック112をイ−ロ方向に駆動させ
トレイ101に設けられた凹部101bが前記トレイフック112
と系合してマガジン103からトレイ101を引き出し、収納
する様構成されている。
118はローディングベース113に設けられ、トレイ101
を光ピックアップブロック119のターンテーブル120上に
案内してディスク102の演奏を開始させるためのトレイ
ガイドである。
121はスクリューネジでありローディングベース113を
水平に保持しながら上下に昇降させるため、ローディン
グベース113の周囲に3ケ所設けられたメネジ部122と嵌
合してローディングベース113を上下に昇降させる様構
成されている。
123は3本のスクリューネジ121の下部に設けられた小
歯車124とかみ合って3本のスクリューネジを駆動する
ためのタイミングベルトであり昇降駆動モーター125に
よって駆動する様構成されている。
以上のように構成されたマルチディスクプレヤーにつ
いて以下、その動作を説明する。
6枚のディスク102とトレイ101とを収納したマガジン
103をマガジンベース105に挿入すると、マガジン押し出
しレバー106の押し返し力とマガジンロックレバー108に
よって定位置にロックされる。次にローディングベース
113が昇降駆動モーター125の回転によって昇降し、トレ
イフック112とトレイ101の凹部101bが系合する高さで停
止する。
つづいて、トレイフック駆動モーター115が正転して
トレイフック112がトレイ101をイ方向に引き出し、ディ
スク102のセンターがターンテーブル120のセンタ上にく
ると停止して演奏が開始される。
演奏が終了するとトレイフック駆動モーター115が逆
転してトレイフック112がトレイ101を矢印ロ方向に押し
返しマガジン103内に収納する。
プランジャー110に通電するとマガジンロックレバー1
08とマガジン103の凹部103bとの係合が解除され、マガ
ジン103はマガジン押し出しレバー106によってロ方向に
押し出され、マルチディスクプレヤー本体104から取り
出すことが出来る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、重い光ピックア
ップブロック119,トレイフック駆動モーター等を組込ん
だローディングベース113を3本のスクリューネジ121に
よって昇降させるため強い昇降構造を必要とする上、構
造全体としても複雑となり高価なものになっていた。
又、ローディングベース113全体の重量が重いため、昇
降速度を早くすることが困難でもあった。
又、マガジンの押し出し構造をプランジャー,マガジ
ン押し出しレバー及び速度コントロール装置等組合せで
構成しているため、プランジャー音の発生,押し出し速
度の安定化にやや不足する等の問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み重い光ピックアップブロッ
ク,トレイフック,トレイフック駆動モーター等を本体
側に構成してローディングベース全体を軽くして昇降速
度の高速化と昇降構造の簡素化をはかり、しかも高い平
行度でローディングベースを昇降させることのできるマ
ルチディスクプレヤーを提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、複枚数のデ
ィスク(2)を順に配列収納するマガジン(3)と、メ
カニズム本体(4)に設けた昇降用モーター(35)およ
び昇降カム(43)によってローディングベース(12)に
設けた昇降ラック(44)を駆動し前記マガジン(3)と
対向して上下方向に移動して任意のディスク(2)を順
次選択する前記ローディングベース(12)と、前記マガ
ジン(3)を収納するマガジンベース(5)とを備え、
前記マガジンベース(5)の両側部に設けた歯部(5d)
と前記メカニズム本体(4)の両側部に設けた歯部(50
b)に、前記ローディングベース(12)の軸受部(12c)
に挿通し両端部に設けた歯部(49a)が互いにずれない
ように形成された各1本ずつの昇降ギヤー(49)をかみ
合わせ前記マガジンベース(5)の両側部に前記歯部
(5d)と直交するように設けた歯部(5b)に前記ローデ
ィングベース(12)の軸受部(12b)を貫通したギヤー
軸(48)の両端に固定され歯が互いにずれないように形
成されたタイミングギヤー(47)をかみ合わせるように
構成することによって前記ローディングベース(12)を
水平に保持するようにしたものである。
作 用 この技術的手段による作用は次のようになる。すなわ
ち、複数枚のディスクを順に配列収納するマガジンを収
納するマガジンベースの両側部とメカニズム本体の両側
部に設けた歯部ローディングベースの軸受部を挿通した
各1本ずつの昇降ギヤーをかみ合わせることによって、
ローディングベースを上下方向に移動させた時、昇降ギ
ヤーおよびそれに直交するタイミングギヤーの両端の歯
は互にずれない様形成されているためローディングベー
スを水平に保持しながら上下に移動させることが出来
る。
実施例 以下本発明の一実施例のマルチディスクプレヤーにつ
いて図面を参照しながら説明する。
第1図において、トレイ1のディスク担持部1aに載置
されたディスク2はマガジン3の6段に形成された棚3a
に順に配列,収納されており、それぞれ引き出し、収納
自在となっている。
4は本発明のマルチディスクプレヤーのメカニズム本
体であり、コ字状に形成されたマガジンを収納するため
のマガジンベース5には常時前記マガジン3がマガジン
ベース5に形成されたストッパー5aに当る位置まで挿入
されている。
6はマガジンベース5に挿入されたマガジン3のとび
出しを防ぐためのマガジンロックレバーでありマガジン
ベース5の下部に設けたマガジンベース基板7上の取付
軸8を中心に回動出来る様構成されている。
9はマガジンロックレバー6を回動させるためのロッ
クレバー引きばねであり、マガジンロックレバー6の上
部に設けたバネかけピン6aと、マガジンベース基板7に
設けバネかけ部7aとの間に付勢されている。
6bはマガジンロックレバー6の先端部に形成したフッ
ク部でありマガジンベース5に設けた開口部5bを貫通し
てマガジン3の側壁に形成した凹部3bと系合してマガジ
ン3のとび出しを防ぐ様構成されている。
10はトレイフックであり、マガジン3に収納されたト
レイ1の凹部1bに系合してトレイ1を引き出すものであ
り、両端にトレイ1を案内するトレイガイド11を設けた
ローディングベース12の曲げ部12aにそってイ−ロ方向
にスライド出来る様構成されたトレイフックブロック13
に設けられている。
14はトレイ1をイ−ロ方向に駆動させてマガジン3か
らの取出し収納するため、トレイフックブロック13をイ
−ロ方向に駆動させる駆動ラックであり、下部に設けた
ガイド部14a及び14bがメカニズム本体4の曲げ部4aとか
み合ってイ−ロ方向にスライド出来る様構成されてい
る。
14cは前記駆動ラック14の一端に設けた上方向に向う
断面凹状の柱部であり、トレイフックブロック13の凸部
13aが嵌合して上下にスライド出来る様構成されてい
る。第2図は本発明のマルチディスクプレヤーの分解図
であり15はメカニズム本体4上に設けられた軸16を中心
に回転し駆動ラックの歯14gとかみ合って駆動ラックを
イ−ロ方向に駆動する駆動ギヤーである。
17は駆動ギヤー15及び駆動プーリー18とかみ合う様構
成され減速を行なうための中間ギヤーであり軸19を中心
に回転する様構成されている。
20は軸21を中心に回転する様設けられた駆動プーリー
18と、モーター22の上部に設けられたプーリー23との間
に設けられたモーター22の回転を駆動プーリー18に伝達
するためのベルトである。
24はギヤーセットレバーであり軸25を中心に回動出来
る様設けられており一端の凹部24aとメカニズム本体4
に設けられたバネかけ部4bとの間にギヤーセットバネ26
が付勢されている。
24bはギヤーセットレバー24の他端に設けられた凸部
であり第3図(A)の様に駆動ラック14が駆動ギヤー15
によってロ方向に送られたとき駆動ラック14の凸部14d
の斜面14eをさらにロ方向へ押し、駆動ラック14の欠歯1
4fと駆動ギヤー15を離す様構成されている。
この位置においてトレイフック10はマガジン3に収納
されたトレイ1の凹部1bに一定の隙間で嵌合しておりハ
−ニ方向に移動可能となる様構成されている。
27はマガジン3をロ方向に押し出す差動ラックであり
駆動ラック14の下部にスライド可能に設けられており、
駆動ギヤー15とかみ合ってイ−ロ方向に駆動されるため
駆動ラック14の歯14gの中心線と差動ラック27の歯27aの
中心線は平面で同一線となる様構成されている。
27bは駆動ラック14の長孔14hの表面,上方に突出した
マガジン3を押し出す押し出し部であり、引きばね28に
よって常時駆動ラック14の長孔の端部14h′まで引き寄
せる様構成されている。この時駆動ラック14の歯14gと
差動ラック27の歯27aは山,谷が合う様構成されてい
る。
第3図(A)はトレイフック10がトレイ1をマガジン
3の中に収納した状態を示すものであり、メカニズム本
体4上に設けられたスイッチ29は差動ラック27に設けた
スイッチ押し部27cによって押されON状態となり、スイ
ッチ30はOFF状態となる位置関係に構成されている。
駆動ギヤー15が第3図(B)の矢印方向に回転する
と、まず差動ラック27をイ方向に駆動し、次に駆動ラッ
ク14と共に差動ラック27が駆動ギヤー15とかみ合ってロ
方向に進み差動ラック27とのかみ合いが終了して駆動ラ
ック14がさらにイ方向に駆動されると差動ラック27の端
部27dが昇降案内ベース50の凸部50aの内側面50a′に当
接して止まりさらに駆動ラック14がイ方向に進むと差動
ラック27は駆動ラック14上をスライドし、第3図(B)
の状態になると、トレイフック10がトレイ1をマガジン
3からイ方向に引き出して、トレイ1に載置されたディ
スク2のセンターが、第2図の様にメカニズム本体4上
に設けられた既知の光ピックアップブロック31のターン
テーブル32のセンターで止まっている状態を示すもので
ある。
この時スイッチ29はOFF状態となり、スイッチ30は駆
動ラック14の凸部14dに押されてON状態となる位置関係
に構成されている。
次に第3図(C)の矢印の様に駆動ギヤー15が逆転す
ると駆動ラック14はロ方向に駆動され、差動ラック27の
押し出し部27bが引きばね28によって引かれ駆動ラック1
4の長穴端部14iに当接する。
さらに駆動ラック14がロ方向に駆動されると差動ラッ
ク27と駆動ラック14は共に駆動ギヤー15とかみ合って第
3図(A)の様に駆動ギヤー15と駆動ラック14のかみ合
いがはずれてギヤーセットレバー24によって駆動ラック
14がさらにロ方向に押されると駆動ラック14の端部14j
がメカニズム本体4のストッパー4dに当接して止る。
さらに駆動ギヤー15が第3図(C)の矢印方向に回転
すると、差動ラック27のみがロ方向に駆動され、第4図
の様に押し出し部27bの一方に傾斜面を形成した押し部2
7b′が、マガジンロックレバー6の下方に形成された彎
曲したリブ部6cを押し、マガジンロックレバー6を矢印
への方向に回動させて、マガジン3の側壁に形成した凹
部3bからマガジンロックレバー6の先端部に形成したフ
ック部6bのロックを解除し、さらに差動ラック27がロ方
向に駆動されると、マガジンベース基板7に設けられた
イジェクトレバー33の押し部33aが差動ラック27の押し
部27bに押されてロ方向にマガジン3を押し出し、第3
図(C)の状態となる。
イジェクトレバー33はマガジンベース基板7に設けた
軸34と長孔33bがカン合して一定量イ−ロ方向にスライ
ド出来る様構成されており一端の曲げ部33cがマガジン
3の下部を押し出す様構成されている。
この時スイッチ29は差動ラック27のスイッチ押し部27
eによってON状態となり、スイッチ30は差動ラック27の
スイッチ押し部27fによってON状態となる位置関係に構
成されている。
第3図(D)及び第4図のようにマガジン3をマガジ
ンベース5に挿入するとマガジンロックレバー6は引き
ばね9によって矢印ホ方向に回動し、マガジン3の側壁
に設けた凹部3bにフック部6bが系合してマガジン3がロ
方向に出ないようロックされる。
イジェクトレバー33はイ方向に押されて差動ラック27
の押し出し部27bをイ方向に駆動する。
この時スイッチ30は差動ラック27のスイッチ押し部27
fからはなれてOFFとなり、スイッチ29も差動ラック27の
スイッチ押し部27eからはなれてOFFとなり、モーター22
が回転して駆動ギヤー15を第3図(D)の矢印方向に回
転させて差動ラック27のみがイ方向に駆動されて第3図
(A)の状態で止る様構成されている。
差動ラック27がモーター22によって駆動されイ方向に
移動するとき第5図のように傾斜面を形成した押し部27
b′の斜面でマガジンロックレバー6のリブ部6cをト方
向に押し上げて通過する。
なおマガジンロックレバー6はポリアセタール樹脂等
のバネ性樹脂材で形成しており薄肉に形成したバネ部6d
が前記リブ部6cをト方向に押し上げ時、曲がり、前記押
し部27b′がマガジンロックレバー6のリブ部6cを通過
すると再び前記リブ部6cはチ方向に復帰する様構成され
ている。
35は昇降用モーターであり、上部に設けられたプーリ
ー36と、メカニズム本体4に設けられた軸37を中心に回
転する様構成されたプーリーギヤー38の間にベルト39が
設けられている。
軸40を中心に回転する様設けた中間ギヤー41は軸42を
中心に回転する様設けた昇降カム43のギヤー部43a及び
前記プーリーギヤー38とかみ合う様構成されている。
第6図において44はローディングベース12の下部に設
けられた昇降ラックであり、前記昇降カム43とかみ合っ
てローディングベース44をハ−ニ方向に昇降させる様構
成されている。
43bは昇降カム43の下部にリング状に形成されたセン
サー壁部であり、スリット部43b′が形成されている。
45は光電式スイッチであり前記昇降カムの回転数をス
リット部43b′の通過によってカウントする様構成され
ている。なお昇降ラック44の歯と歯の間隔はマガジン3
の棚3aの棚と棚の間隔と同一に形成しており、昇降カム
43の1回転によって1歯送る様構成されている。
46はリミットスイッチであり昇降ラック44がニ方向に
降下し、トレイフック10がマガジン3の最下段の棚の位
置以下に下ったとき昇降ラック44に形成した凸部44aが
リミットスイッチ46をONさせる様構成されている。
47はローディングベース12の傾きを防ぐためのタイミ
ングギヤーでありローディングベース12の両側面に設け
た孔12bに貫通したギヤー軸48の両端に固定されてい
る。
5bはマガジンベース5の両端に設けた歯部であり、前
記タイミングギヤー47とかみ合う様構成されておりギヤ
ー軸48の両端のタイミングギヤー47より外に突き出る様
形成した案内部48aはマガジンベース5の両端に形成し
た案内溝5cに嵌合してタイミングギヤー47がマガジンベ
ースの歯部5bからはずれない様構成されている。
49はローディングベース12を水平に保持しつつ昇降さ
せるための昇降ギヤーであり、ローディングベースの左
右に各1本ずつ設けられている。昇降ギヤー49の両端に
は歯49a及び軸部49bが設けられており軸部49bはローデ
ィングベースに設けた軸受部12cに回転可能に挿通され
ている。5dはマガジンベース5の両端に設けた歯部であ
り、前記昇降ギヤー49の歯49aとかみ合う様構成されて
おり前記昇降ギヤー49の歯49aより外側に形成された軸
部49bがマガジンベース5の両端に形成した案内溝5eに
カン合して昇降ギヤー49がマガジンベースの歯部5dから
ずれない様構成されている。
50はメカニズム本体4の後部に設けられた昇降案内ベ
ースであり両端に形成された上方に向う凸部50aには、
前記昇降ギヤー49の歯49aとかみ合う様歯部50bが形成さ
れている。50cは前記凸部50aに設けられた案内溝であ
り、前記昇降ギヤー49の両端に形成された軸部49bを案
内して昇降ギヤー49の歯49aと前記歯部50bのピッチがず
れない様構成されている。
なお前記昇降ギヤー49、及び歯49a,軸部49bは互に回
転方向にずれない様形成されており、ローディングベー
ス12を上下に駆動させたとき水平を保ちながら上下に移
動出来る様構成されている。
第7図は本発明のマルチディスクプレヤーの全体を示
すものであり、プレヤーハウジング57のフロントパネル
58にはプレヤーハウジング57内にディスクを収納するた
めのマガジン3の装着用開口部58aが設けられている。
さらに前記フロントパネル58上にはマルチディスクプ
レヤーの操作をするための操作ボタン群59と表示部60が
設けられている。
4は本発明のマルチディスクプレヤーのメカニズム本
体であり、プレヤーハウジング57内に構成されている。
以上のように構成されたマルチディスクプレヤーにつ
いて以下第1図〜第7図を用いてその動作を説明する。
まず第7図に示される操作ボタン群59が操作されるこ
とにより演奏されるべきディスクが指定されると昇降用
モーター35に駆動電圧が供給され、昇降カム43と昇降ラ
ック44の駆動によって、ローディングベース12はハ方向
に上昇して指定されたディスクの位置で止る。この位置
は光電式スイッチ45のカウント数によって既知のマイク
ロコンピューターとの組合せによって行なわれる。
つづいて、モーター22に駆動電圧が供給され駆動ラッ
ク14及び差動ラック27は駆動ギヤー15とのかみ合いによ
ってイ方向に駆動され第3図(B)の状態でスイッチ30
がONして止る。
この時、トレイフックブロック13は凸部13aと駆動ラ
ック14の柱部との嵌合によって共にイ方向に駆動され、
光ピックアップブロック31のターンテーブル32のセンタ
ーと、トレイ1上のディスク2のセンターがほぼ一致す
るまでトレイフック10がトレイ1を引き出す。
次に昇降用モーター35に逆転電圧が供給され、ローデ
ィングベース12はニ方向に降下し、リミットスイッチ46
を押してから一定量さらに降下して止る。この降下位置
は光電式スイッチ45のカウント数によって既知のマイク
ロコンピューターとの組合せによって行なわれる。
この時、ディスク2は光ピックアップブロック31のタ
ーンテーブル32上に供給され、ディスク2とトレイ1と
の間に一定量の隙間を保って演奏が開始される。
演奏が終了すると、既知の終端検出手段とマイクロコ
ンピューターの組合せによって昇降用モーター35に駆動
電圧が供給されローディングベース12はハ方向に上昇し
てコンピューターに記憶している最初に取出した位置で
止る。
次にモーター22に逆転電圧が供給され駆動ラック14、
差動ラック27はロ方向に駆動され、第3図(A)の位置
で止まり、スイッチ29がONする。この時トレイ1及びデ
ィスク2はマガジン3に収納される。
続いて昇降用モーター35に逆転電圧が供給されローデ
ィングベース12はニ方向に降下し、リミットスイッチ46
をONさせて停止し動作を終了する。なお操作ボタン群59
の指定によってマガジン内の6枚のディスクを順に連続
演奏したり好みのディスクのみのプログラム演奏や1デ
ィスクのくり返し演奏等も既知のマイクロコンピュータ
ーとの組合せによって行なうことができる。
マガジン3をプレヤーハウジング57から取出すとき第
7図に示される操作ボタン群59のイジェクトボタンを操
作すると、第3図(C)の様に作動ラック27のみがロ方
向に駆動され、続いてマガジンロックレバー6とマガジ
ン3のロックが解除された後イジェクトレバー33がロ方
向に押されてマガジン3をロ方向に押し出して取出すこ
とが出来る。このときスイッチ29,30は共にON状態とな
る。
マガジン3をプレヤーハウジング57に挿入するとき第
3図(D)の様にマガジン3がイジェクトレバー33をイ
方向に押し、イジェクトレバー33が差動ラック27をイ方
向に押すとスイッチ30が差動ラック27のスイッチ押し部
27fからはなれてOFFとなり、第3図(A)の様にスイッ
チ29が差動ラック27のスイッチ押し部27cによってONす
るまで差動ラック27はイ方向に駆動される。
発明の効果 以上のように本発明は、複枚数のディスク(2)を順
に配列収納するマガジン(3)と、メカニズム本体
(4)に設けた昇降用モーター(35)および昇降カム
(43)によってローディングベース(12)に設けた昇降
ラック(44)を駆動し前記マガジン(3)と対向して上
下方向に移動して任意のディスク(2)を順次選択する
前記ローディングベース(12)と、前記マガジン(3)
を収納するマガジンベース(5)とを備え、前記マガジ
ンベース(5)の両側部に設けた歯部(5d)と前記メカ
ニズム本体(4)の両側部に設けた歯部(50b)に、前
記ローディングベース(12)の軸受部(12c)に挿通し
両端部に設けた歯部(49a)が互いにずれないように形
成された各1本ずつの昇降ギヤー(49)をかみ合わせ前
記マガジンベース(5)の両側部に前記歯部(5d)と直
交するように設けた歯部(5b)に前記ローディングベー
ス(12)の軸受部(12b)を貫通したギヤー軸(48)の
両端に固定され歯が互いにずれないように形成されたタ
イミングギヤー(47)をかみ合わせるように構成するこ
とによって前記ローディングベース(12)を水平に保持
するようにしたので、ローディングベースを水平に保持
することができる優れた簡単な構造のマルチディスクプ
レヤーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のマルチディスクプレヤーの
メカニズムを示す斜視図、第2図は同メカニズムの分解
図、第3図は同マルチディスクプレヤーの水平駆動動作
を説明するための平面図、第4図および第5図は同マガ
ジンロックとその解除動作を説明するための斜視図、第
6図は同ローディングベースの垂直駆動構造を示す斜視
図、第7図は本発明の実施例のマルチディスクプレヤー
の全体を示す斜視図、第8図は従来のマルチディスクプ
レヤーを示す斜視図である。 1……トレイ、2……ディスク、3……マガジン、4…
…メカニズム本体、5……マガジンベース、6……マガ
ジンロックレバー、7……マガジンベース基板、11……
トレイガイド、12……ローディングベース、13……トレ
イフックブロック、35……昇降用モーター、36……プー
リー、37……軸、38……プーリーギヤー、39……ベル
ト、40……軸、41……中間ギヤー、42……軸、43……昇
降カム、44……昇降ラック、45……光電式スイッチ、46
……リミットスイッチ、47……タイミングギヤー、48…
…ギヤー軸、49……昇降ギヤー、50……昇降案内ベー
ス、57……プレヤーハウジング、58……フロントパネ
ル、59……操作ボタン群。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複枚数のディスク(2)を順に配列収納す
    るマガジン(3)と、メカニズム本体(4)に設けた昇
    降用モーター(35)および昇降カム(43)によってロー
    ディングベース(12)に設けた昇降ラック(44)を駆動
    し前記マガジン(3)と対向して上下方向に移動して任
    意のディスク(2)を順次選択する前記ローディングベ
    ース(12)と、前記マガジン(3)を収納するマガジン
    ベース(5)とを備え、前記マガジンベース(5)の両
    側部に設けた歯部(5d)と前記メカニズム本体(4)の
    両側部に設けた歯部(50b)に、前記ローディングベー
    ス(12)の軸受部(12c)に挿通し両端部に設けた歯部
    (49a)が互いにずれないように形成された各1本ずつ
    の昇降ギヤー(49)をかみ合わせ前記マガジンベース
    (5)の両側部に前記歯部(5d)と直交するように設け
    た歯部(5b)に前記ローディングベース(12)の軸受部
    (12b)を貫通したギヤー軸(48)の両端に固定され歯
    が互いにずれないように形成されたタイミングギヤー
    (47)をかみ合わせるように構成することによって前記
    ローディングベース(12)を水平に保持するようにした
    ことを特徴とするマルチディスクプレヤー。
JP63058757A 1988-03-11 1988-03-11 マルチディスクプレヤー Expired - Fee Related JP2548282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63058757A JP2548282B2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 マルチディスクプレヤー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63058757A JP2548282B2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 マルチディスクプレヤー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01232568A JPH01232568A (ja) 1989-09-18
JP2548282B2 true JP2548282B2 (ja) 1996-10-30

Family

ID=13093408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63058757A Expired - Fee Related JP2548282B2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 マルチディスクプレヤー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2548282B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6263860U (ja) * 1985-10-07 1987-04-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01232568A (ja) 1989-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5247500A (en) Elevating and lowering system in a multi-disk player
JP2548282B2 (ja) マルチディスクプレヤー
JP2532556B2 (ja) マルチディスクプレ―ヤ
JP2532561B2 (ja) マルチディスクプレ―ヤ
JP2553604B2 (ja) マルチディスクプレーヤ
JP2679072B2 (ja) マルチディスクプレーヤ
KR930000547B1 (ko) 멀티 디스크 플레이어
JP2563422B2 (ja) マルチディスクプレヤー
JPH01151057A (ja) マルチディスクプレヤー
JP3563245B2 (ja) ディスク装置
JP2673016B2 (ja) マルチディスクプレーヤ
JP2563421B2 (ja) マルチディスクプレヤー
JPH01151059A (ja) マルチディスクプレヤー
JP2548276B2 (ja) マルチディスクプレーヤ
JPH07107769B2 (ja) マルチディスクプレヤー
JPH01184657A (ja) マルチディスクプレヤー
JPH07107770B2 (ja) マルチディスクプレヤー
JPH01154360A (ja) マルチディスクプレヤー
JP3521994B2 (ja) 記録媒体再生装置
JP3387997B2 (ja) Cdオートチェンジャープレヤー用トレイ引出し機構
JP2598969Y2 (ja) 玩具におけるゲーム用コインの払出機構
JP2880224B2 (ja) ディスクのオートチェンジャ装置
JPH02216656A (ja) テーププレーヤのカセットチェンジャ
JPH0253255A (ja) マルチディスプレーヤ
JPH07114061B2 (ja) マルチディスクプレーヤー

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees