JP3387997B2 - Cdオートチェンジャープレヤー用トレイ引出し機構 - Google Patents
Cdオートチェンジャープレヤー用トレイ引出し機構Info
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Description
ディスク(CD)を自動的に連続して演奏可能なCDオ
ートチェンジャープレヤーに係り、より詳細には、トレ
イ方式を有するCDオートチェンジャープレヤーのトレ
イ引出し機構に関する。
6に示すように、概略的に、複数のディスク1を収納し
たマガジン2と、その中の1枚のディスクを演奏するプ
レヤー部3とから構成される。ここで、マガジン2は、
CDオートチェンジャープレヤーに対して挿入及び排出
可能となっている。そして、マガジン2から1枚のディ
スク1をプレヤー部3に引出す機構によって、従来より
スロットイン方式とトレイ方式とに大別される。スロッ
トイン方式では、マガジン内の仕切りごとにディスクが
直接置かれていて、引出し機構は、直接所望のディスク
をレバーで引出す。それに対して、トレイ方式では、マ
ガジン内に複数のトレイが設けられ、それらにそれぞれ
ディスクが置かれており、引出し機構は、所望のディス
クが置かれたトレイをレバーで引出す。そして、スロッ
トイン方式にもトレイ方式にも、それぞれ2つのタイプ
がある。
ェンジャープレヤーすなわちスロットイン方式タイプI
のCD引出し機構の構成を示す略平面図である。このタ
イプの引出し機構は、引出しレバー支持部105と引出
しレバー107とで構成される。その動作を説明する
と、まず、引出しレバー支持部105が上下に移動し
て、マガジン102内の所望のディスク101に位置づ
けられた後、引出しレバー107が回転中心106を中
心として矢印方向に回転することで、ディスク101が
a方向すなわちプレヤー部の方向に排出される。そし
て、ディスク101は、その先に設けられたローラ(図
示せず)によってプレヤー部に達する。
ェンジャープレヤーすなわちスロットイン方式タイプII
のCD引出し機構の構成を示す略平面図である。このタ
イプの引出し機構は、マガジン202内のディスク単位
に設けられた複数の引出しレバー207と、1本のスラ
イドレール205とで構成される。その動作を説明する
と、まず、スライドレール205が上下に移動して、マ
ガジン202内の所望のディスク201に対応する引出
しレバー207のところに位置づけられた後、さらにス
ライドレール205が矢印の方向に動くと、引出しレバ
ー207が同方向へスライドし、所望のディスク201
をa方向すなわちプレヤー部の方向に排出する。そし
て、ディスク201は、その先に設けられたローラ(図
示せず)によってプレヤー部に達する。
ェンジャープレヤーすなわちトレイ方式タイプIのトレ
イ引出し機構の構成を示す略平面図である。このトレイ
引出し機構では、係合レバー307が、上下に移動し
て、マガジン302において所望のディスク301を搭
載するトレイ304に位置づけられた後、矢印の方向に
動き、トレイ304をa方向すなわちプレヤー部の方向
に排出する。
チェンジャープレヤーすなわちトレイ方式タイプIIのト
レイ引出し機構の構成を示す略平面図である。このトレ
イ引出し機構では、まず、回転レバー407が、上下に
移動して、マガジン402において所望のディスク40
1を搭載するトレイ404に位置づけられる。そして、
回転レバー407が矢印方向へ回転すると、トレイ40
4に当たり、トレイ404は、支点414を中心にして
a方向へ回転し、すなわちマガジン402から排出され
ることになる。これらトレイ方式では、スロットイン方
式で使用されているローラは使われていない。
た従来技術に係る引出し機構は、次のような欠点を有し
ている。まず、図7のスロットイン方式タイプIのCD
引出し機構では、マガジン102の挿入及び排出は、図
に示すように、A,B方向は可能であるが、A’,B’
方向では、引出しレバー107が干渉する。これを回避
して、A’,B’方向の挿入及び排出を可能とするに
は、引出しレバー107をマガジン102の上あるいは
下に移動可能とする必要があるが、そうした場合には、
高さ寸法が大となる。
CD引出し機構でも、マガジン202の挿入及び排出
は、図に示すように、A,B方向は可能であるが、
A’,B’方向の挿入及び排出は、スロットイン方式タ
イプIと同様の問題を有する。さらに、これらスロット
イン方式では、ディスクを直接移動させるため、傷がつ
きやすいという問題も有している。
引出し機構においても、図から明白なように、マガジン
302の挿入及び排出方向に関して、同様の制約があ
る。そして、図10のトレイ方式タイプIIのトレイ引出
し機構の場合、マガジン402の挿入及び排出方向は、
A,B方向及びA’,B’方向の2方向とも特に制約は
ない。しかし、このトレイ方式タイプIIでは、正方形の
トレイが回転するため、スペースが余分に必要となる。
つきにくいトレイ方式を採用するとともに、小型化を図
りつつ、マガジン挿入排出方向の制約を緩和した、CD
オートチェンジャープレヤー用トレイ引出し機構を提供
することにある。
イプIをベースにして、主としてその係合レバーを改良
することにより、上記目的を達成するものである。すな
わち、複数のCDを収納したマガジンから、所望の1枚
のCDをプレヤー部に送るべく、該CDを搭載した1枚
のトレイをプレヤー部側に選択的に引出す、CDオート
チェンジャープレヤー用トレイ引出し機構において、ラ
ックが設けられた引出しレバー支持部と、該引出しレバ
ー支持部に、回転軸で回転自由に連結され、係合するト
レイを引出す可倒式の引出しレバーと、該ラックとかみ
合い、該引出しレバー支持部を駆動する歯車と、該引出
しレバー支持部が該プレヤー部側に移動せしめられると
きに、該引出しレバーに当たり、該引出しレバーを該プ
レヤー部側に回転せしめるストッパーと、該歯車と連動
するとともに、該引出しレバーにより引出されたトレイ
をプレヤー部までさらに移動せしめるローラと、を具備
することを特徴とするものである。
ヤー部と反対方向からの挿入及び該プレヤー部と反対方
向への排出を可能とすべく、前記引出しレバー支持部が
該プレヤー部と反対方向に移動せしめられたときに前記
可倒式の引出しレバーを倒すガイドカムが更に設けられ
ていることを特徴とするものである。
転するため、引出しレバー支持部自体の移動量は、少な
くて良い。また、その可倒式の引出しレバーを倒すガイ
ドカムが設けられているため、マガジンの挿入及び排出
方向を2方向に設定することが可能となる。
説明する。図1は、本発明の一実施例に係るCDオート
チェンジャープレヤー用トレイ引出し機構の構成を示す
略平面図、図2は、図1のA方向から見た矢視図、図3
は、図1の引出しレバーの詳細を示す平面図、図4は、
図1の引出しレバーの駆動状態を示す立面図、及び、図
5は、図1においてマガジンをプレヤー部と反対方向へ
排出するときの駆動状態を示す平面図である。
ジャープレヤー用トレイ引出し機構は、複数のコンパク
ト・ディスク(CD)1を収納したマガジン2から、所
望の1枚のディスク1をプレヤー部3に送るべく、その
ディスク1を搭載した1枚のトレイ4をプレヤー部3側
に選択的に引出すものであって、図1に示すように、引
出しレバー支持部5、可倒式の引出しレバー7、歯車
8、ストッパー9、ローラ10及びガイドカム11を具
備する。
に、引出しレバー7を支持するもので、歯車8とかみ合
うためのラックが設けられている。引出しレバー7は、
回転軸6で引出しレバー支持部5に回転自由に連結され
ており、トレイ4と係合してトレイ4を引出すものであ
る。歯車8は、引出しレバー支持部5のラックとかみ合
い、引出しレバー支持部5を駆動するものである。
れ、a方向へ移動すると、図3に示すように、引出しレ
バー7は、ストッパー9に当たり、回転軸6を中心にし
てa方向に回転する。そのため、引出しレバー支持部5
の移動量が小さくても、引出しレバー7によって引出さ
れるトレイ4の移動量は大きくなる。
レバー支持部5が移動して、引出しレバー支持部5のラ
ックと歯車8とのかみ合いが終わると、引出しレバー支
持部5は、バイアスバネ13によって更にa方向に移動
し、引出しレバー支持部5と歯車8とは、完全に離れ
る。この後、トレイ4は、ローラ10によって更にa方
向に動く。このとき、トレイ4は、引出しレバー7を倒
して行く。
バー支持部5がb方向に動くと、ガイドカム11によっ
て引出しレバー7が倒れ、この状態でマガジン2が排出
及び挿入可能となる。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)引出しレバー支持部の移動量が少なくて良いた
め、寸法を小さくすることができ、小型化が図れる。 (2)位置検出スイッチ等に頼らず、メカのみで確動す
る。 (3)高さ寸法を増すことなく、すなわち小型化を図り
つつ、マガジン挿入排出方向が2方向設定可能となる。
ープレヤー用トレイ引出し機構の構成を示す略平面図で
ある。
る。
ある。
へ排出するときの駆動状態を示す平面図である。
略構成を説明するための略斜視図である。
レヤー(スロットイン方式タイプI)のCD引出し機構
の構成を示す略平面図である。
レヤー(スロットイン方式タイプII)のCD引出し機構
の構成を示す略平面図である。
レヤー(トレイ方式タイプI)のトレイ引出し機構の構
成を示す略平面図である。
プレヤー(トレイ方式タイプII)のトレイ引出し機構の
構成を示す略平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のCD(1)を収納したマガジン
(2)から、所望の1枚のCD(1)をプレヤー部
(3)に送るべく、該CD(1)を搭載した1枚のトレ
イ(4)をプレヤー部(3)側に選択的に引出す、CD
オートチェンジャープレヤー用トレイ引出し機構におい
て、 ラックが設けられた引出しレバー支持部(5)と、 該引出しレバー支持部(5)に、回転軸(6)で回転自
由に連結され、係合するトレイ(4)を引出す可倒式の
引出しレバー(7)と、 該ラックとかみ合い、該引出しレバー支持部(5)を駆
動する歯車(8)と、 該引出しレバー支持部(5)が該プレヤー部(3)側に
移動せしめられるときに、該引出しレバー(7)に当た
り、該引出しレバー(7)を該プレヤー部(3)側に回
転せしめるストッパー(9)と、 該歯車(8)と連動するとともに、該引出しレバー
(7)により引出されたトレイ(4)をプレヤー部
(3)までさらに移動せしめるローラ(10)と、 を具備することを特徴とする、CDオートチェンジャー
プレヤー用トレイ引出し機構。 - 【請求項2】 前記マガジン(2)の、該プレヤー部
(3)と反対方向からの挿入及び該プレヤー部(3)と
反対方向への排出を可能とすべく、前記引出しレバー支
持部(5)が該プレヤー部(3)と反対方向に移動せし
められたときに前記可倒式の引出しレバー(7)を倒す
ガイドカム(11)が更に設けられていることを特徴と
する、請求項1記載のCDオートチェンジャープレヤー
用トレイ引出し機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29817993A JP3387997B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | Cdオートチェンジャープレヤー用トレイ引出し機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29817993A JP3387997B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | Cdオートチェンジャープレヤー用トレイ引出し機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07153168A JPH07153168A (ja) | 1995-06-16 |
JP3387997B2 true JP3387997B2 (ja) | 2003-03-17 |
Family
ID=17856242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29817993A Expired - Fee Related JP3387997B2 (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | Cdオートチェンジャープレヤー用トレイ引出し機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3387997B2 (ja) |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP29817993A patent/JP3387997B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07153168A (ja) | 1995-06-16 |
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