JP2003100007A - ディスク式記録再生装置 - Google Patents

ディスク式記録再生装置

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JP2003100007A
JP2003100007A JP2001292919A JP2001292919A JP2003100007A JP 2003100007 A JP2003100007 A JP 2003100007A JP 2001292919 A JP2001292919 A JP 2001292919A JP 2001292919 A JP2001292919 A JP 2001292919A JP 2003100007 A JP2003100007 A JP 2003100007A
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Yoichiro Mitsumoto
洋一郎 光本
Ryuji Kusumi
竜二 久住
Hideaki Tsutsumi
英明 堤
Yuusuke Hirano
祐亮 平野
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディスク状記録媒体を引出し位置と記録再生位
置との間で移動するトレーの移動距離を大きくしながら
しかも同移動方向の寸法を小さくしたディスク式記録再
生装置を提供する。 【解決手段】外筐10に対して引出しおよび収納可能に
なっており、ディスク状記録媒体を引出し位置と記録再
生位置との間で移動するトレー13に一体に駆動部47
を組込み、この駆動部47の出力端を構成するピニオン
56をチャッキングスライダ20のラック24上を転動
させることによってトレー13を自走させるようにし、
しかもトレー13が完全に記録再生装置側に移動した後
にこのトレー13の駆動部47の出力を利用してチャッ
キングスライダ20をトレー13の引出し方向に移動さ
せ、チャッキングスライダ20に設けられているカム溝
23でベースユニット30を上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク式記録再生
装置に係り、とくにディスク状記録媒体を回転させなが
らピックアップによって記録および/または再生を行な
うようにしたディスク式記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)やDVDの
ような光ディスクから成るディスク状記録媒体を用いて
記録および/または再生を行なうようにしたディスク式
記録再生装置が音楽や映像の記録再生に広く用いられて
いる。さらにはこのようなディスク状記録媒体はコンピ
ュータ等の情報処理装置の記憶装置として用いられてい
る。
【0003】この場合に上記のディスク状記録媒体はト
レーに載置されるとともに、トレーが引出し位置から記
録再生位置に引込まれる。そしてこの状態でターンテー
ブルが下方から上昇し、トレーからディスク状記録媒体
を浮上がらせて回転駆動させる。このような状態におい
てディスク状記録媒体に対して光学ピックアップを半径
方向に移動させながら記録あるいは再生を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにディスク式
記録再生装置は光ディスクから成る記録媒体を引出し位
置と記録再生位置との間で移動させるためのトレーを必
要とする。そしてトレーは駆動手段によって上記2つの
位置の間で移動される。
【0005】ここで上記トレーを移動するための駆動部
を筐体の後方であってトレーが押込まれる最奥部の位置
に設けると、トレーが引出し位置へ引出されたときに駆
動部がトレーから外れてしまう。よってトレーの駆動部
は筐体の前方側であって引出し位置側に設置する必要が
ある。
【0006】一方ディスク式記録再生装置は、トレーの
下側に光学ピックアップを配置しなければならない。こ
こでターンテーブルに対して前方側であってトレーの引
出し位置側に光学ピックアップを配置すると、筐体の前
方に駆動部と光学ピックアップとを配さなければならな
くなる。とくに2種類以上の光学ピックアップを設ける
ようにした構成であって、ターンテーブルに対して前方
側に光学ピックアップを不可避的に配置するようにした
装置によると、ターンテーブルの前方側の駆動部と光学
ピックアップとによって装置全体の奥行の寸法が大きく
なるという欠点がある。
【0007】また上述の如くディスク状記録媒体を載置
したトレーを引出し位置から再生位置に移動した後に、
ターンテーブルと光学ピックアップとをディスク状記録
媒体に近接するように上昇させる必要がある。そこで従
来より、ターンテーブルや光学ピックアップを同一のベ
ースユニットとし、昇降駆動手段によって昇降動作させ
るようにしている。従ってこのような構成によれば、ト
レーを駆動するための駆動部とベースユニットを昇降動
作させるための駆動部とを必要とし、駆動部の数が増大
する問題がある。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、トレーを駆動する駆動部を設けること
による奥行方向の寸法の増大を抑えるようにし、あるい
はまたベースユニットを昇降動作させるための駆動部を
設けることによって駆動部の数が増大するのを防止する
ようにしたディスク式記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の主要な発明は、デ
ィスク状記録媒体を回転させながらピックアップによっ
て記録および/または再生を行なうようにしたディスク
式記録再生装置において、前記ディスク状記録媒体を記
録再生位置と取出し位置との間で移動させるトレーと、
前記トレー上に設けられ、前記トレーを前記記録再生位
置と取出し位置との間で自走させる駆動部と、を具備す
るディスク式記録再生装置に関するものである。
【0010】ここで前記駆動部の出力端がピニオンから
構成され、筐体内において前記トレーの移動方向に沿っ
て配されるラックと噛合って回転することにより前記ト
レーを自走させるようにしてよい。また前記駆動部のモ
ータがU字状に屈曲するフレキシブルプリント基板を介
して固定側から給電されるとともに、前記フレキシブル
プリント基板を下方から掬上げる伸縮自在なガイド機構
が前記トレーに取付けられてよい。
【0011】本願の別の主要な発明は、ディスク状記録
媒体を回転させながらピックアップによって記録および
/または再生を行なうようにしたディスク式記録再生装
置において、前記ピックアップと前記ディスク状記録媒
体を回転させるターンテーブルとを備えるベースユニッ
トと、前記ベースユニットを昇降動作させるチャッキン
グスライダと、前記ベースユニット上において前記ディ
スク状記録媒体を記録再生位置と取出し位置との間で移
動させるトレーと、前記トレー上に設けられ、前記トレ
ーを前記記録再生位置と取出し位置との間で自走させる
駆動部と、を具備し、前記駆動部によって前記トレーを
前記記録再生位置に移動させて停止すると、前記駆動部
が前記チャッキングスライダを移動させて前記ベースユ
ニットを上昇させることを特徴とするディスク式記録再
生装置に関するものである。
【0012】ここで前記トレーの移動時には前記チャッ
キングスライダがロック手段によってロックされ、前記
トレーが前記記録再生位置に移動されるとロック手段に
よってロックされるとともに前記チャッキングスライダ
のロックが解除されてよい。また前記ロック手段がロッ
クレバーから構成され、そのフックが前記チャッキング
スライダの凹部に係合されると該チャッキングスライダ
がロックされ、前記ロックレバーのロックピンが前記ト
レーのL字状溝に入ると前記トレーがロックされ、しか
も前記ロックレバーのフックが前記チャッキングスライ
ダのカム面に当ることにより前記ロックレバーが前記ト
レーをロックした状態で保持するようにしてよい。
【0013】またここで前記トレー上の駆動部はモータ
とギヤトレーンとから構成され、しかも該ギヤトレーン
のギヤ比が切換え可能になっており、前記トレーの移動
時と前記チャッキングスライダの移動時とでギヤ比が切
換えられてよい。また前記駆動部が切換え部材を有し、
前記トレーが記録再生位置へ移動されると前記切換え部
材が固定側に当接して切換え動作が行なわれてギヤ比が
変更されるようにしてよい。
【0014】またここで外側から手動で駆動できる非常
引出し部材を具備し、該引出し部材を駆動すると前記チ
ャッキングスライダが前記ベースユニットを下降させて
よい。また前記非常引出し部材による前記チャッキング
スライダの移動の最終ストロークで前記トレーが引出し
位置側に押出されてよい。また前記非常引出し部材がば
ねを有する防塵構造を介して外筐に取付けられ、前記ば
ねに抗して軸線方向に移動させて駆動するようにしてよ
い。
【0015】本願のさらに別の発明は、ディスク状記録
媒体を回転させながらピックアップによって記録および
/または再生を行なうようにしたディスク式記録再生装
置において、前記ディスク状記録媒体を記録再生位置と
取出し位置との間で移動させるトレーと、前記トレーを
前記記録再生位置と取出し位置との間で移動させる移動
手段と、前記トレー上に載置されるディスク状記録媒体
の種類を検出する検出手段と、を具備し、該検出手段の
検出に応じて前記移動手段の出力または速度を変更する
ことを特徴とするディスク式記録再生装置に関するもの
である。
【0016】ここで前記検出手段がカートリッジタイプ
のディスク状記録媒体とベアディスクタイプのディスク
状記録媒体とを区別して検出するようにしてよい。
【0017】本願に含まれる発明の好ましい態様は、デ
ィスクトレーの後端側の部分にトレー駆動部を搭載し、
外筐内に設けられたラックギヤに上記駆動部の出力端を
構成するピニオンを噛合わせ、自走する形式でトレーを
移動する構造としている。DVD用光学ピックアップと
DVR用光学ピックアップとをターンテーブルに対して
前後に配置しているために、とくに奥行方向の寸法を小
型化するためにトレー駆動部を配置するスペースがな
く、トレーに駆動部を組込むようにしたものである。
【0018】上記外筐側のラックギヤは、筐体の底部に
摺動可能に設けられたチャッキングスライダに取付けら
れており、トレーの移動時にはロックレバーによってチ
ャッキングスライダがスライド不可の状態に保たれる。
そしてトレーが記録再生位置へ移動してディスク状記録
媒体のローディングを完了した時点で、ロックレバーが
トレーを固定すると同時に、ラックギヤを備えるチャッ
キングスライダのロックを解除することによってモータ
を有するトレーの駆動部がチャッキングスライダを逆に
スライドさせ、これによって光学ピックアップとターン
テーブルとを搭載したベースユニットを昇降するように
している。すなわちトレーの駆動とベースユニットの昇
降とをトレーに搭載された単一の駆動部によって兼用す
るようにしている。
【0019】トレーの後端側の下面にL字状の溝を設け
ておき、ロックレバーのロックピンを上記L字状の溝の
最奥部に導入することによって、チャッキングスライダ
のロックが解除された後にロックレバーのフックがスラ
イドしたチャッキングスライダ上のカム面によって規制
され、これによってL字状の溝の最奥部に入ったロック
レバーのロックピンがトレーをロックする構造にしてい
る。
【0020】2つの光学ピックアップをディスク回転部
の前後に備えるディスク式記録再生装置において、トレ
ー上であってその後部にトレー駆動部を一体に設けるこ
とによって、ディスク式記録再生装置の小型化が図られ
る。またロックレバーを用いてチャッキングスライダお
よびトレーの規制を切換えることよって、トレーの駆動
とベースユニットの昇降とを1個のモータを備えるトレ
ー駆動部で兼用することができ、これによって構造を簡
潔化し、部品点数を少なくし、コストの低減を図ること
が可能になる。
【0021】本願に含まれる発明のさらに別の態様は、
ディスク状記録媒体を用いるディスク式記録再生装置の
トレー駆動部のモータが回転しない場合にディスク状記
録媒体を取出すようにする非常引出し機構に関するもの
であって、外筐の底部に開口を形成し、この開口の内側
に非常引出しピニオンを設け、ドライバを挿入して手動
操作でトレーを引出せるようにしたものである。ここで
上記非常引出しピニオンはばねによって筐体の底部に着
座され、ドライバを挿入すると軸線方向に移動して回転
するようにし、通常はピニオンの下端部が着座して防塵
されるようにしている。
【0022】このような態様によれば、トレー駆動部の
モータが回転しない場合や駆動部が故障した場合でも、
非常引出しピニオンを手動操作することによって記録媒
体を取出すことが可能になる。しかも非常引出しピニオ
ンはばねによって付勢されるために、ピニオンが押され
る前は外筐の取付け部に着座し、これによってドライバ
を挿入する開口が閉じられて防塵効果が生ずる。
【0023】本願に含まれる発明のさらに別の態様は、
ディスク状記録媒体を引出し位置と記録再生位置との間
で移動するトレーを駆動する駆動部を上記トレー上に設
けるようにし、この駆動部のモータに対する給電をU字
状に屈曲するフレキシブル基板によって達成するように
している。ここでトレーは長さが長く、移動距離も大き
いので、U字状に屈曲するフレキシブルプリント基板の
長さも長くなる。このことによって、弛んだフレキシブ
ル基板が他の部品に接触する恐れがある。そこでフレキ
シブルプリント基板をガイドするガイドを設けるととも
に、トレーの移動に合わせてこのガイドが伸縮する構造
としている。
【0024】フレキガイドはガイドレールに摺動可能に
取付けられ、トレーが引出された場合にはフレキガイド
が飛出してフレキシブルプリント基板を下方から掬上
げ、トレーが記録再生位置側に押込まれた場合にはフレ
キガイドがトレーの下面に収納されるようにしている。
すなわちフレキガイドはトレーの下部に取付けられると
ともにトレーの動きに連動して伸縮動作が行なわれるよ
うになっている。またフレキガイドはガイドレールの受
け部に受けられ、このときにフレキガイドに設けられて
いる爪がガイドレールのクロスバーを越えると自動的に
組立てが行なわれるようになっており、これによってフ
レキガイドの組立て性を改善している。
【0025】このような構成によれば、トレーの下部に
フレキガイドを設けることによって、少ないスペースで
効率的にフレキシブルプリント基板を掬うことが可能に
なる。また引張りコイルばねによってフレキガイドを摺
動させることにより、フレキシブルプリント基板を掬う
ときは長く伸び、それ以外のときにはコンパクトに収納
される構造になる。またフレキガイドをガイドレールに
一端から挿入し、フレキガイドの爪がクロスバーを乗越
えることによって脱落が防止される構造にすることによ
り、挿入および組立てを容易にし、組立ての効率を改善
することが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】(1)構成の説明 全体の構成 図1および図2は本発明の一実施の形態に係るディスク
式記録再生装置の全体の構成を示すものであって、この
ディスク式記録再生装置は偏平な直方体状をなす外筐1
0を備えている。そしてこの外筐10の前面側の開口が
フロントパネル11によって閉塞される構造になってい
る。フロントパネル11には横長開口12が形成され、
この横長開口12によってトレー13が図1および図2
に示すように引出し自在に挿入されるようになってい
る。なおトレー13は外筐10の内側であってその両側
に設けられている段部18によって支持された状態で摺
動するようになっている。
【0027】トレー13にはそのほぼ中央部に凹部14
が形成され、この凹部14によってディスク状記録媒体
を収納保持するようにしている。また凹部14を横切る
ように移動方向に延びる開口15が形成されている。開
口15の奥側はU字状切込み16から構成され、手前側
は半円形の切込み17から構成されている。これらの切
込み16、17にそれぞれ光学ピックアップが侵入し得
るようにしている。
【0028】外筐10の内側には図3および図4に示す
ようにチャッキングスライダ20が取付けられる。チャ
ッキングスライダ20は左右の壁部と中間の連結部とか
ら構成され、連結部には摺動方向に延びる長孔21が形
成され、この長孔21が外筐に螺着されるビス22に係
合し、これによってトレー13の長さ方向に摺動可能に
支持されている。
【0029】チャッキングスライダ20にはその両側の
壁部にそれぞれ前後一対ずつのカム溝23が形成される
とともに、一方の側部にはラック24が形成されてい
る。このラック24がトレー13を自走させるためのも
のである。またラック24の下側であって前端側には非
常搬出用ラック25が設けられている。このラック25
はトレー13の駆動部が故障してトレー13を排出でき
なくなった場合に、後述する非常引出しピニオンと噛合
わせてトレー13の排出を行なうためのものである。
【0030】ベースユニット30の構成 チャッキングスライダ20の上側には図2および図5に
示すようにベースユニット30が配されている。ベース
ユニット30は偏平な容器状をなし、その左右の両側に
はそれぞれ2本のピン31が設けられている。これらの
ピン31がチャッキングスライダ20の両側の壁部のカ
ム溝23に受入れられるとともに、さらにピン31の先
端側の部分が外筐10の両側の壁部の内側に設けられて
いる縦溝32に係合され、これによってベースユニット
30は高さ方向に昇降自在に支持されるとともに、チャ
ッキングスライダ20のカム溝23によってその高さが
制御されるようになっている。
【0031】ベースユニット30上にはDVD用光学ピ
ックアップ33とDVR用光学ピックアップ34とが配
されている。DVD用光学ピックアップ33はガイドロ
ッド35と送りねじ36とによって案内され、しかも送
りねじ36の端部に設けられているステッピングモータ
37が駆動されると送りねじ36によってディスク状記
録媒体の半径方向に移動されるようになっている。
【0032】これに対してDVR用光学ピックアップ3
4は一対のガイドロッド38、39によって支持される
とともに、送りねじ40をステッピングモータ41によ
って駆動することによって、ディスク状記録媒体の半径
方向に移動されるようになっている。
【0033】なお上記一対の光学ピックアップ33、3
4はベースユニット30上にブラケット42を介して取
付けられているターンテーブル43に対してその前後に
位置している。すなわちターンテーブル33に対して引
出し方向側にDVD用光学ピックアップ33が配され、
ターンテーブル43に対して挿入方向側にDVR用光学
ピックアップ34が配されている。
【0034】またベースユニット30は一対のサポート
ピン44と両側のサポートアーム45とを備えている。
これらのサポートピン44とサポートアーム45とによ
って、図7〜図9に示すようにDVRカートリッジ12
2がトレー13によって引込まれた場合には、ベースユ
ニット30の上昇動作によってトレー13から浮かした
状態でこのカートリッジ122を支持するようにしてい
る。なおベアディスク121はこれらのサポートピン4
4およびサポートアーム45によっては支持されず、図
10〜図12に示すようにターンテーブル43によって
その中心部が支持されるようになっている。
【0035】トレー13の駆動部47の構成 次にトレー13を自走させるためにこのトレー13上に
搭載されている駆動部47の構造について図13〜図1
7により説明する。駆動部47を構成するシャーシ47
によってモータ48が取付けられるとともに、このモー
タ48の出力軸に図13に示すようにウオーム49が固
着されている。そしてウオーム49がウオームギヤ50
に噛合っている。ウオームギヤ50は同軸の歯車を備え
るとともに、この歯車が歯車51に噛合っている。そし
て歯車51と同軸の歯車52が歯車53に噛合ってい
る。歯車53は首振り可能な歯車54に噛合っている。
そして歯車54が歯車55に噛合うとともに、歯車55
に同軸状にピニオン56が固着されている。
【0036】歯車54が首を振ると別の歯車57に噛合
う。歯車57は同軸の歯車を備え、この同軸の歯車が歯
車58に噛合い、さらにこの歯車58と同軸の歯車59
が上記歯車55に噛合っている。
【0037】次に歯車54の首振り機構について説明す
る。図15に示すようにシャーシ47上には切換え板6
2が配され、長孔63がシャーシ47に植設されている
ピン64に係合し、これによって図15において左右の
方向に摺動可能に支持されている。しかも切換え板62
はばね65によって図15において右方に摺動付勢され
ている。また切換え板62の右端側は折曲げ片から成る
当接部66を備えている。
【0038】上記シャーシ47上には図16に示す首振
りレバー67が支点軸68を中心として回動可能に支持
されている。そしてこの首振りレバー67には強制軸6
9が植設され、この強制軸69が切換え板62の係合孔
70に係合されている。係合孔70はその両側が幅の狭
い拘束部71、72から構成されるとともに、拘束部7
1、72の中間が幅の広い首振り部73になっている。
【0039】強制軸69が一方の拘束部71に拘束され
ている場合には、図13に示すように歯車54は歯車5
5と噛合う。これに対して強制軸69が別の拘束部72
にある場合には図14に示すように歯車55が歯車57
に噛合う。また上記歯車54は図17に示すようにその
支軸に圧縮コイルばね74を備え、この圧縮コイルばね
74によって歯車54に回転負荷を与え、歯車53が回
転したときにその回転方向に歯車54が首振り運動を行
なうようにしている。
【0040】トレー13およびチャッキングスライダ2
0のロック機構 次に上記トレー13およびチャッキングスライダ20を
ロックするロックレバー78について図18により説明
する。外筐10の底部であって後方には支軸79が植設
され、この支軸79によってロックレバー78が回動自
在に支持されている。そしてロックレバー78はつる巻
きばね80によって図18において支軸79を中心とし
て反時計方向に回動されている。そしてロックレバー7
8にはトレー13をロックするためのロックピン81と
チャッキングスライダ20をロックするためのフック8
2とが設けられている。
【0041】これに対してトレー13の後部であってそ
の下面には図19に示すようにL字状ロック溝85が形
成され、このL字状ロック溝85の屈曲した先端側の部
分がロック部86になっている(図43参照)。
【0042】またチャッキングスライダ20の後端側で
あってその右側の側部には図19に示すように凹部87
が形成され、この凹部87の終端が端部88になってい
る。凹部87の端部88にロックレバー78のフック8
2が係合されると、チャッキングスライダ20がロック
される。またチャッキングスライダ20の端部88の外
側がカム面89になっており、このカム面89によって
フック82を規制すると図20および図21に示すよう
に、ロックレバー78がトレー13をロックした状態で
保持するようになっている。
【0043】上記支軸79には同軸状に押戻しレバー9
0が回動可能に支持されている。押戻しレバー90はそ
の一端側の被押圧部91が図22および図23に示すチ
ャッキングスライダ20の先端側の段部92と当接され
るようになっている。そして押圧レバー90がチャッキ
ングスライダ20の段部92に押されて図22に示す状
態から図23に示す状態に回動されると、押戻しレバー
90がトレー13の後部の当接部93を押し、これによ
ってトレー13を引出し側に押出すようになっている。
この動作は非常引出しピニオンによる引出し動作の際に
利用される。
【0044】トレー13の非常引出し機構の構成 次にトレー13の駆動部47のモータ48が回転しなく
なった場合や駆動部47が故障した場合に、トレー13
を緊急に引出すための構造について図29〜図33によ
り説明する。外筐10の底部であって底面98には図2
9に示すように円形孔99が形成され、この円形孔99
の内側に位置するように外筐10の前端側であって横長
開口12の側部には図30に示すように非常引出しピニ
オン100が配されている。
【0045】すなわち外筐10の底板上に設けられてい
るフレームを介してブラケット101が取付けられ、こ
のブラケット101に支持されている支軸102によっ
て図32に示すように非常引出しピニオン100が回転
可能に支持されている。しかも支軸102には圧縮コイ
ルばね103が介装され、この圧縮コイルばね103が
ピニオン100の内側の段部104に係合されるように
なっている。
【0046】上記ピニオン100の下端側は図32に示
すように凹部105になっており、この凹部105がス
リーブ106を受入れるようになっている。このような
ピニオン100の凹部105とスリーブ106の嵌合構
造によって、非常引出しピニオン100を作動させるた
めに軸線方向上方に移動させた場合における防塵構造が
確保される。なおピニオン100は非常排出用ラック2
5に噛合うようになっており、これによってチャッキン
グスライダ20を移動させるようにしている。
【0047】ディスク状記録媒体の判別機構の構成 次にトレー13に設けられているディスク状記録媒体の
検出機構について説明する。図34および図35に示す
ように、トレー13の凹部14の垂直壁に対して出没自
在に検出板110が設けられている。検出板110はト
レー13の凹部14の外側において摺動ガイド111に
よって摺動自在に支持されるとともに、つる巻きばね1
12によって突出方向に押圧付勢されている。すなわち
つる巻きばね112の一端が検出板110の切込み11
3を受入れている。
【0048】また摺動ガイド111の側部には回路基板
114が設けられるとともに、この回路基板114上に
検出スイッチ115が配されている。そして検出スイッ
チ115の操作子116が上記検出板110によって押
圧操作されることによって検出動作を行なうようになっ
ている。
【0049】検出板110は図36に示すようにベアデ
ィスク121がトレー13に搭載された場合には検出動
作を行なわない。これに対してDVRカートリッジ12
2が搭載された場合には、図37に示すようにこのカー
トリッジ122の外筐の垂直な壁部が検出板110を押
圧し、この検出板110の摺動動作によって検出スイッ
チ115の操作子116を押込んで切換え動作を行な
う。
【0050】上記検出板110によって切換え動作が行
なわれる検出スイッチ115は図39に示すマイコン1
17に接続されるとともに、このマイコン117がモー
タドライバ118を制御する。なおモータドライバ11
8はモータ48の駆動回路である。そして図38に示す
駆動系を図39に示すように制御すると、ディスク状記
録媒体がベアディスク121の場合とDVRカートリッ
ジ122の場合とで、駆動部47のモータ48を駆動す
る電圧を変更するようにしている。
【0051】給電用フレキシブルプリント基板135の
支持構造 次に上記トレー13の駆動部47のモータ48に電力を
供給するためのフレキシブルプリント基板の支持構造に
ついて説明する。上述の如くトレー13はその上に駆動
部47を備え、自走する形で記録再生位置と引出し位置
との間を移動するようになっている。そしてこのような
自走のための駆動部47のモータ48に対する電源回路
基板136からの給電をフレキシブルプリント基板13
5によって行なうようにしている(図44、図45参
照)。
【0052】ここでトレー13が引出し位置へ移動され
た場合、すなわちトレー13が図2に示すように外筐1
0から引出された場合にはその引出し動作の途中で、モ
ータ48を駆動する給電用フレキシブルプリント基板1
35の長さ方向の中間部が下方に大きく撓む。そこでこ
のような撓みを防止するためにフレキガイド125とガ
イドレール126から成る案内機構を設けている。
【0053】図40に示すようにフレキガイド125は
細長い合成樹脂成形体から構成され、ガイドレール12
6の両側に設けられている受け部127によって摺動自
在に受けられるようになっている。またフレキガイド1
25には爪128が設けられ、この爪128がガイドレ
ール126のクロスバー129を乗越えると、この状態
で爪128が弾性復帰してガイドレール126から離脱
しないようになっている。またフレキガイド125とガ
イドレール126との間には図41および図42に示す
ように引張りコイルばね130が掛渡されるようになっ
ている。引張りコイルばね130の一端はガイドレール
126の係止部131に係止され、他端がフレキガイド
125の係止部132に係止されるようになっており、
これによってフレキガイド125がガイドレール126
に摺動可能に支持されるとともに、引張りコイルばね1
30によってフレキガイド125がガイドレール126
から離脱する伸長方向に付勢されるようになる。
【0054】このようなフレキシブルプリント基板13
5のためのガイド機構は図43に示すようにトレー13
の奥の部分であってその下面に取付け固定される。そし
てとくにトレー13が引出された場合には図44Bに示
すようにフレキガイド125が後方に伸長して垂れよう
とするフレキシブルプリント基板135を支える(図4
5B参照)。
【0055】(2)動作および作用 全体の動作 次に上記のような構成に係るディスク式記録再生装置の
全体の動作を説明する。図2に示すように図外のスイッ
チを操作して駆動部47によってトレー13を自走させ
てこのトレー13を外筐10のフロントパネル11の横
長開口12から引出し、このトレー13の凹部14内に
ベアディスクまたはDVRカートリッジを装着する。
【0056】このような状態で図外のスイッチを操作す
ることによって、このトレー13に搭載されている駆動
部47をモータ48によって駆動し、これによってピニ
オン56およびラック24によってトレー13を引込む
ように自走させる。これによってトレー13は図1に示
すように外筐10内に収納される。
【0057】この後にトレー13の駆動部47の出力を
利用してチャッキングスライダ20をトレー13の引出
し方向、すなわち前方に移動させ、このチャッキングス
ライダ20のカム溝23によってベースユニット30を
上昇させる。これによってベースユニット30上のター
ンテーブル43が上昇し、ベアディスクまたはカートリ
ッジ内のディスクを回転駆動する。そしてベアディスク
の場合には、図5に示すステッピングモータ37および
送りねじ36によってDVD用光学ピックアップ33を
この光ディスクの半径方向に移動して記録および/また
は再生動作を行なう。これに対してDVR用カートリッ
ジが搭載された場合には、ステッピングモータ41およ
び送りねじ40によってDVR用光学ピックアップ34
を光ディスクの半径方向に移動しながら記録あるいは再
生を行なう。
【0058】上記ベースユニット30の上昇動作によっ
てベースユニット30がトレー13側に近接する。そし
てトレー13によってDVRカートリッジ122が記録
再生位置へ引込まれた場合には、上昇するベースユニッ
ト30のサポートピン44とサポートアーム45とによ
って図7〜図9に示すようにカートリッジ122が支持
される。ベースユニット30の上昇動作によってサポー
トピン44およびサポートアーム45の上端部がトレー
13の凹部14に形成されている開口を通してその上に
突出し、これによってカートリッジ122がトレー13
の凹部14上において浮いた状態で支持されるようにな
る。またベアディスク121の場合には図10〜図12
に示すように、上昇するベースユニット30の上に設け
られているターンテーブル43によってその中心部が支
持され、トレー13の凹部14から浮上がった状態で回
転駆動される。
【0059】このように共通のターンテーブル43を使
いながらフォーマットが異なるDVD用光学ピックアッ
プ33とDVR用光学ピックアップ34とがそれぞれデ
ィスクの半径方向に移動させる駆動手段を有し、一方の
光学ピックアップが対応するフォーマットの記録媒体に
アクセスしているときには、他の光学ピックアップの少
なくとも対物レンズ、すなわちヘッド部がこの記録媒体
の投影面積外に退避するようになっている。そのために
複数の種類の光学ピックアップ33、34と記録媒体と
の干渉を回避できることになり、部品点数の削減と、デ
ィスクの軸線方向の無駄なスペースや機構を不要とし、
装置の高さ方向の寸法を抑えた記録再生装置を提供する
ことが可能になる。
【0060】所定の記録あるいは再生動作を終了したな
らば、この後ベースユニット30をトレー13の駆動部
47によって下降させ、この後にトレー13を駆動部4
7の出力によって自走させて図2に示すようにトレー1
3を引出す。そしてトレー13の凹部14からベアディ
スクあるいはカートリッジを取出すことになる。
【0061】駆動部47によるトレー13の自走の動作 トレー13に設けられている駆動部47は図13および
図15に示すように切換え板62を備え、ばね65によ
って右方に摺動付勢されている。すなわち折曲げ片66
が突出した状態にある。従って首振りレバー67の強制
軸69は図15に示すように係合孔70の拘束部71に
よって拘束されている。そしてこの場合に歯車54は歯
車55と噛合っている。
【0062】従ってモータ48の回転はウオーム49、
ウオームギヤ50、歯車51、52、53、54、55
の順に伝達され、ピニオン56が駆動される。そしてピ
ニオン56がチャッキングスライダ20のラック24に
噛合っており、しかもチャッキングスライダ20がロッ
クレバー78のフック82によってロックされているた
めに(図19参照)、ピニオン56がラック24上を転
動する。従ってこのピニオン56を備える駆動部47を
有するトレー13が自走する。このようなトレー13の
自走動作によって、図1に示す状態と図2に示す状態に
切換えられ、トレー13は図2に示す引出し位置と図1
に示す記録再生位置との間で往復動することが可能にな
る。
【0063】このようにトレー13上にモータ48と駆
動部47とを設け、この駆動部47によってトレー13
を自走可能にした構造によれば、外筐10側あるいはベ
ースユニット30側にトレー13の駆動部を設ける必要
がなくなる。とくに本実施の形態の記録再生装置は図5
に示すようにターンテーブル43に対してその前側にD
VD用光ピックアップ33を配し、後側にDVR用光学
ピックアップ34を配置している。従ってDVD用光学
ピックアップ33のさらに前方にトレー13の駆動部を
配置すると、奥行方向の寸法、すなわち図5における左
右の方向の寸法が非常に大きくなる。これに対してトレ
ー13上に駆動部を配置すると、ベースユニット30あ
るいは外筐10上に駆動部を配する必要がなくなり、従
ってトレー13の移動方向の寸法を小さくし、装置全体
の小型化を図ることが可能になる。
【0064】ベースユニット30の上昇動作 トレー13に設けられている駆動部47の出力によって
トレー13を自走させ、トレー13を引出し位置から記
録再生位置へ移動させる。するとトレー13は図2に示
す状態から図1に示す状態に変化し、これによってトレ
ー13は外筐10内に引込まれた状態になる。このとき
に図19に示すように外筐10の底部であって後側に設
けられているロックレバー78のロックピン81がトレ
ー13の後側の部分に設けられているL字状ロック溝8
5内に侵入する。さらにトレー13は駆動部47の出力
によって後方に引込まれると、トレー13のL字状ロッ
ク溝85の終端がロックレバー78のロックピン81を
押すために、図20に示すようにロックレバー78はば
ね80に抗してピン79を中心として時計方向に回動
し、L字状ロック溝85の側方に屈曲したロック部86
内にロックピン81が侵入する。これによってL字状ロ
ック溝85のロック部86がロックレバー78のロック
ピン81を拘束するとともに、図21において矢印で示
すようにカム89を有するチャッキングスライダ20が
左方に移動すると、ロックレバー78のフック82がカ
ム89の側面によって回動を阻止され、その結果ロック
レバー78がトレー13をロックする。
【0065】そして上述のロックレバー78のピン79
を中心とする時計方向の回動によって、このロックレバ
ー78のフック82が図20に示すようにチャッキング
スライダ20の凹部87から離脱する。これによってチ
ャッキングスライダ20のロックレバー78によるロッ
クが解除され、チャッキングスライダ20はトレー13
の移動方向に移動可能になる。
【0066】そして駆動部47によってトレー13が記
録再生位置へ引込まれると、この駆動部47の切換え板
62の当接部66が図1および図28に示すように外筐
10の背面板に当接する。これによって当接部66が押
されて切換え板62はばね65に抗して図14に示すよ
うに左方へ移動する。するとこの切換え板62の係合孔
70の拘束部71から強制軸69が離脱するとともに、
首振り部73で強制軸69が自由になり、首振りレバー
67が首振り動作を行なう。そしてさらに切換え板62
が左方へ移動すると、強制軸69が別の拘束部72内に
導入され、ここで拘束される。従って首振りレバー67
が切換えられ、この首振りレバー67上の歯車54は図
7に示すように歯車55から離れ、歯車57と噛合う。
【0067】従ってモータ48の回転はウオーム49、
ウオームギヤ50、歯車51、52、53、54、5
7、58、59、55の順に伝達され、ピニオン56が
駆動される。このときは図13に示す噛合いの場合より
も歯車のギヤ比が大きくなり、ピニオン56の回転速度
が遅くなるとともに、そのトルクが増大する。
【0068】そしてこのように駆動部47の切換え動作
が行なわれるとともに、高いトルクを駆動部47のピニ
オン56が発生する。そしてこのような高い駆動トルク
によって、ロックレバー78のフック82によるロック
を解除されたチャッキングスライダ20のラック24が
前方側、すなわちトレー13を引出す方向と同じ方向に
押される。なおここでチャッキングスライダ20が少し
だけ押された段階で、図21に示すようにロックレバー
78のフック82がチャッキングスライダ20のカム面
89に乗上げ、これによってロックレバー78の回動が
規制され、このロックレバー78のロックピン81がト
レー13のL字状ロック溝85のロック部86に導入さ
れた状態を確実に保持するようにしている。
【0069】図24Aおよび図24Bに示すようにトレ
ー13をその上に搭載されている駆動部47によって自
走させて引込むと、トレー13は図25に示すように記
録再生位置に引込まれる。そしてその後さらにトレー1
3の駆動部47がモータ48によって継続して駆動され
ると、駆動部47が切換え板62の移動動作によって切
換えられるとともに、この駆動部47の出力端を構成す
るピニオン56がチャッキングスライダ20のラック2
4を送り、これによってチャッキングスライダ20を図
26に示すように左方に移動させる。
【0070】チャッキングスライダ20はその両側の側
面にそれぞれカム溝23を備え、このカム溝23がベー
スユニット30のピン31を受入れている。しかもピン
31の先端部は外筐10の両側に設けられている縦溝3
2によって横方向の運動が規制されている。従ってチャ
ッキングスライダ20がトレー13の駆動部47によっ
て駆動されて摺動運動を行なうと、カム溝23の作用に
よってピン31を介してベースユニット30が上昇動作
を行なう。
【0071】ベースユニット30が上昇するとその上に
搭載されているDVD用光学ピックアップ33およびD
VR用光学ピックアップ34がそれぞれトレー13の開
口15の半円形の切込み17およびU字状切込み16内
に受入れられる。さらにベースユニット30上のターン
テーブル43が開口15内に侵入し、トレー13によっ
て導入された光ディスクを下面から支える。従って光デ
ィスクはトレー13から浮上がった状態で回転駆動され
ることになり、このときにDVD用光学ピックアップ3
3またはDVR用光学ピックアップ34がアクセスし、
記録または再生動作が行なわれる。
【0072】図27はトレー13が引出された状態を示
しており、このトレー13の凹部14にベアディスクま
たはDVR用カートリッジを搭載するようにしている。
そしてこの状態でトレー13を引込むと図28に示すよ
うにトレー13が記録再生位置に引込まれる。
【0073】ベースユニット30の下降動作 ベアディスクまたはDVD用カートリッジによって記録
または再生動作を行なっている際におけるベースユニッ
ト30とトレー13との関係は図26Aおよび図26B
に示すようになっている。そして記録あるいは再生を終
了したならば、トレー13の駆動部47のモータ48を
逆方向、すなわちトレー13を排出する方向に駆動す
る。なおこのときには駆動部47の切換え板62の当接
部66が外筐10の背面板に当接した位置にあるため
に、駆動部47の歯車の噛合い状態は図14に示す状態
になっている。
【0074】従ってこのような状態でモータ48が駆動
されると、高い駆動トルクでピニオン56がラック24
を後方、すなわち図26において右方へ移動させる。従
ってベースユニット30の両側のピン31を受入れてい
るカム23を有するチャッキングスライダ20が右方へ
移動し、図25Aおよび図25Bに示す状態になる。従
ってベースユニット30のピン31が縦溝32に沿って
下降する。従ってこのベースユニット30上の一対の光
学ピックアップ33、34はそれぞれトレー13の開口
15の両側の切込み17、16から下方へ離脱する。ま
たベースユニット30の下降に伴ってターンテーブル4
3も下降し、これによってベアディスクあるいはカート
リッジがトレー13の凹部14に着座する。
【0075】さらに上述のチャッキングスライダ20の
移動動作によって、図21に示すロックレバー78のフ
ック82がカム面89を摺動しながら図20に示す状態
を経て図19に示すようにつる巻きばね80の付勢力に
よってピン79を中心として反時計方向に回動して凹部
87に落込む。
【0076】このようなロックレバー78の支軸79を
中心とする反時計方向の回転によって、ロックレバー7
8に設けられているロックピン81がトレー13のL字
状のロック溝85のロック部86から離脱し、トレー1
3のロックが解除される。しかもこのときにロックレバ
ー78の回転によってフック82がチャッキングスライ
ダ20の凹部87内に落込み、これによってチャッキン
グスライダ20がロックされて図19に示す状態にな
る。
【0077】この後さらにトレー13の駆動部47のモ
ータ48が回転を続けるために、トレー13は駆動部4
7のピニオン56がロック状態のチャッキングスライダ
20のラック24上を転動するようにして引出し位置へ
移動する。そしてこの移動の初期の段階で駆動部47の
切換え板62が外筐10の背面側の板から離間するため
に、切換え板62はばね65によって右方へ移動し、駆
動部47は図14に示す状態から図13に示す状態に切
換えられ、比較的速い速度で引出し動作が行なわれる。
完全に引出されたならば、このトレー13の凹部14か
らベアディスクあるいはDVRカートリッジを取出す。
【0078】ベースユニット30の昇降機構の作用効果 このように本実施の形態のディスク式記録再生装置は、
ディスクの回転部を構成するターンテーブル43の前後
に異なるフォーマットに対応した2つの光学ピックアッ
プをもつものであって、DVR専用カートリッジおよび
DVD/CDのベアディスクのコンパチブルなローディ
ングを可能にした構造に関するものである。
【0079】ここでベースユニット30はDVR用カー
トリッジに対する読書きを行なうためのDVR用光学ピ
ックアップ(レーザ波長405nm)34と、DVD/
CDの記録再生を行なうDVD用光学ピックアップ(レ
ーザ波長650nm/780nm、2波長レンズ付き)
33を備え、これらを上述の如くベースユニット30の
前後に配置する構造を採用している。そして外筐10の
底板上にスライド可能にチャッキングスライダ20を配
し、ベースユニット30の左右両側にそれぞれ2本ずつ
突出されたピン31を介して垂直方向に昇降動作させる
左右一対ずつのカム溝23を設けている。さらにトレー
13の駆動部47のピニオン56と噛合うラック24を
有している。
【0080】これに対してトレー13はDVR用カート
リッジまたはDVD/CDのベアディスクを装着するこ
とができる凹部14と、ディスク回転部43の前後に配
される2つの光学ピックアップ33、34を受入れるた
めの切込み17、16を連続して有する開口15を備え
ている。またこのトレー13にはモータ48の回転を歯
車列によって減速し、ラック24に動力を伝達るピニオ
ン56を備え、この駆動部47がトレー13上であって
その後部に組込まれる構造になっている。
【0081】外筐10の底板上に設けられているロック
レバー78はチャッキングスライダ20のロックを行な
うためのフック82と、トレー13のロック溝85のロ
ック部86に侵入するロックピン81を備えている。そ
してこのようなロックレバー78が取付けられる支軸7
9が植設される外筐は、チャッキングスライダ20およ
びトレー13の摺動のためのガイド部材を構成してい
る。
【0082】ここで図19に示すようにロックレバー7
8がチャッキングスライダ20をロックしている位置に
おいては、このチャッキングスライダ20のカム溝23
によってベースユニット30は図24に示すように下降
した状態に示されている。そしてトレー13の駆動部4
7のモータ48の回転はトレー13の開閉の駆動力にな
る。
【0083】トレー13が図2に示すように完全に引込
まれる直前に、トレー13に設けられたL字状ロック溝
85にロックレバー78のロックピン81が図19に示
すように侵入し、さらにトレー13が引込まれるとロッ
クレバー78のロックピン81がL字状ロック溝85の
ロック部86に引込まれるとともに、このときに図20
に示すようにロックレバー78のフック82がチャッキ
ングスライダ20の凹部87から離脱してチャッキング
スライダ20のロックを解除する。
【0084】トレー13が完全に引込まれてその駆動部
47の切換え板62の当接部66が外筐10に当接する
と駆動部47が図13の状態から図14の状態に切換え
られるとともに、駆動部47のモータ48の回転力はチ
ャッキングスライダ20の駆動力になる。このときにロ
ックレバー78のフック82が図21に示すように摺動
するチャッキングスライダ20のカム面89上を摺動す
ることになり、このためにロックレバー78はつる巻き
ばね80によって付勢されても反時計方向に回転するこ
とができなくなり、ロックレバー78のロックピン81
がロック部86に入った状態でトレー13をその位置に
固定する。そして駆動部47の駆動力によって逆にチャ
ッキングスライダ20が引出し方向に押されることによ
って、ベースユニット30の昇降が行なわれる。
【0085】従ってこのような構成は、一対の光学ピッ
クアップ33、34をディスク回転部43の前後に配置
した装置において、トレー13上であってその後端側に
トレー駆動部47を設けることによって、トレー13の
駆動装置の小型化を行なうことが可能になる。またロッ
クレバー78を用いてチャッキングスライダ20および
トレー13のロックの切換えを行なうことによって、ト
レー13の移動動作とベースユニット30の昇降動作と
をトレー13上に設けられている駆動部47のモータ4
8によって総て行なうことができ、これによって駆動部
の数を少なくし、部品点数を削減するとともに、コスト
の低減を図ることが可能になる。
【0086】トレー13の非常排出動作 次にこの記録再生装置に設けられているトレー13の非
常排出装置の動作について説明する。トレー13は上述
の如くその上に搭載されている駆動部47によって駆動
されて自走し、記録再生位置と引出し位置との間で往復
動可能になっている。ところがとくにベアディスクまた
はDVR用カートリッジを搭載した状態でトレー13が
記録再生位置にあり、しかもこの状態でモータ48が回
らなくなった場合や駆動部47が作動しなくなった場合
には、トレー13を引出すことができない。そこでこの
ような場合には、図29に示す外筐10の底板98の円
形孔99にドライバを差込んで非常引出しピニオン10
0を回転させることによってトレー13の非常引出しを
可能にしている。この動作を以下に説明する。
【0087】図16および図18に示すように、非常引
出しピニオン100はブラケット101の支軸102に
よって回転可能に支持されるとともに、圧縮コイルばね
103が段部104を押しているために、凹部105が
スリーブ106を覆うようにして底板108上に圧着さ
れている。すなわち円形孔99に連通するスリーブ10
6はピニオン100の凹部105内にあり、しかもピニ
オン100が圧縮コイルばね103によって下方に押圧
されているために、密閉構造をなしており、円形孔99
によって外筐10内に塵埃が侵入するのが防止される。
【0088】このような状態において底面98の開口9
9からドライバを挿入して上方に押圧すると、図31お
よび図33に示すようにドライバによって圧縮コイルば
ね103が押されるとともにピニオン100は支軸10
2によって上方へ摺動されるようになる。このときにピ
ニオン100の凹部105がスリーブ106の外周面に
嵌合されており、スリーブ106の外周面が案内面を構
成する。
【0089】このようにピニオン100が上方へ移動す
ると、このピニオン100が図31および図33に示す
ようにチャッキングスライダ20のラック24の下側に
設けられている非常排出用ラック25に噛合う。このと
きにロックレバー78は図21に示すようにそのフック
82がチャッキングスライダ20のカム面89上にあっ
てチャッキングスライダ20をロックしていない。従っ
て非常引出しピニオン100を図22において矢印で示
すように反時計方向に回転駆動すると、チャッキングス
ライダ20が外筐10の奥の方に向って移動する。すな
わちチャッキングスライダ20は図26Bに示す位置か
ら図25Bに示す位置に移動され、このチャッキングス
ライダ20のカム溝23によって保持されているピン3
1を両側に有するベースユニット30が縦溝32に沿っ
て下降する。従ってベースユニット30上の一対のピッ
クアップ33、34およびターンテーブル43はトレー
13の開口15から下方に離脱する。
【0090】上記チャッキングスライダ20の移動動作
とそれに続くトレー13の移動動作に伴って、ロックレ
バー78はつる巻きばね80の弾性復元力によって図1
9に示すようにそのフック82がチャッキングスライダ
20の凹部87に落込み、ロックレバー85が図19に
示すように支軸79を中心として時計方向に回転駆動さ
れる。従ってこれによりロックレバー78のロック部8
6がトレー13のL字状ロック溝85のロック部86か
ら離脱し、ロックレバー78によるトレー13のロック
が解除される。
【0091】そしてこの状態でさらにドライバによって
非常引出しピニオン100を回転駆動すると図22に示
すようにチャッキングスライダ20が非常排出用ラック
25によって押込まれる。するとこのチャッキングスラ
イダ20に設けられている段部92が図23に示すよう
に押戻しレバー90の被押圧部91を押圧し、この押戻
しレバー90を支軸79を中心として図23において反
時計方向に回転駆動する。すると押戻しレバー90の先
端側の部分がトレー13の後端の当接部93を押圧し、
これによってトレー13を所定量押戻す。この押戻し量
は図22と図23を比較すれば明白な如く、トレー13
の先端部がフロントパネル11の横長開口12から所定
の長さ突出する長さである。
【0092】このようにトレー13の先端部が横長開口
12から所定量押出されるために、この部分を掴んでト
レー13を引張ることにより、動かなくなったトレー1
3を引出すことが可能になる。なおこの引出し動作の際
に駆動部47が調速機として機能し、引出し動作がゆっ
くり行なわれることになる。
【0093】従ってこのようなトレー13の非常排出動
作によって、トレー13の駆動部47あるいはモータ4
8が作動しない場合であっても、トレー13を引出し、
ベアディスクまたはカートリッジをトレー13から取出
すことが可能になる。しかも非常引出し用ピニオン10
0は図32に示すように円形孔99を覆うように設けら
れているスリーブ106をピニオン100の凹部105
内に受入れ、圧縮コイルばね103によって下方へ押圧
する構造を採用しているために、非常引出しピニオン1
00の下端が外筐10の底面98に密着して防塵構造と
している。従って円形孔99を通して外筐10内に塵埃
が侵入することが防止される。
【0094】メディア判別に連動するディスクローディ
ング またこのディスク式記録再生装置は図34および図35
に示すように、トレー13の凹部14の外周側の垂直壁
の一部に臨むように検出板110を取付けるようにし、
この検出板110によってトレー13の凹部14に装着
されるディスク状記録媒体の判別を行なうようにしてい
る。
【0095】図36に示すようにトレー13にベアディ
スク121が搭載された場合には、ベアディスク121
が検出板110で検出されず、このために検出板110
はつる巻きばね112によって押出されて突出した状態
にある。従ってこの場合には検出スイッチ115が切換
えられない。これに対してトレー13にDVR用カート
リッジ122が搭載されると図37に示すように、カー
トリッジ122の外周側の側壁部が検出板110を押圧
し、この検出板110をつる巻きばね112に抗して後
退させる。この摺動動作に伴って検出板110が検出ス
イッチ115の操作子116を押圧して検出スイッチ1
15を切換える。
【0096】このような検出板110によるベアディス
ク121またはDVRカートリッジ122の検出による
メディア判別を行なう。そしてこのようなメディア判別
に応じて、図38に示すマイコン117によって図39
に示すフローチャートに基いて、モータ48に印加され
る電圧を変更するようにしており、ベアディスク121
の場合にはモータ48の駆動電圧を5Vにする。これに
対してDVRカートリッジ122を検出した場合にはモ
ータ48の駆動電圧を7Vに設定する。
【0097】すなわちトレー13上に載置されたメディ
アの重さとそしてDVRカートリッジ122の場合には
シャッタを開く負荷や図示されないベアディスク用チャ
ッキング機構の負荷に応じて、このトレー13を自走さ
せるときの負荷が相違する。従ってこのような負荷に応
じて最適な駆動電圧でモータ48を駆動することが可能
になり、メディアの種類に伴う重量の変化にかかわらず
安定なトレー13の移動動作が可能になる。
【0098】フレキシブルプリント基板135のガイド
動作 このようにトレー13は自走するための駆動部47およ
びモータ48をその上に搭載している。従って駆動部4
7のモータ48に対して外部から給電を行なう必要があ
る。このような給電のために図44に示すように一端が
固定配置された電源回路基板136に接続された給電用
フレキシブルプリント基板135が用いられ、このフレ
キシブル基板135によって固定側の給電回路基板13
6から電源を供給するようにしている。ここでトレー1
3がフロントパネル11の横長開口12から引出される
と図45Bに示すようにフレキシブルプリント基板13
5はトレー13の引出しの途中で大きく下方に弛むよう
になる。そこで図45Aに示すようにこのようなフレキ
シブルプリント基板135の弛み防止のために、フレキ
シブルガイド125とガイドレール126とから成るプ
リント基板135の支持機構が設けられている。
【0099】この支持機構はトレー13が図44Aに示
すように引出されると、図41A、Bに示すように引張
りコイルばね130によってフレキシブルガイド125
がガイドレール126から引出され、これによってフレ
キシブルプリント基板135を掬うようになっている。
この動作はトレー13が引出し位置と記録再生位置との
間で移動する際に機能する。
【0100】そしてトレー13が図44Bに示すように
筐体10内にほぼ完全に引込まれ、記録再生位置に移動
すると、外筐10の背面側の板にフレキガイド125が
当接するために、フレキガイド125は図42A、Bに
示すようにガイドレール126内に引込まれる。従って
この場合にはフレキガイド125とガイドレール126
とから成る案内機構がトレー13の後端とほぼ同じ長さ
に維持される。
【0101】従ってこのような構造によれば、トレー1
3の下部にフレキガイド125とガイドレール126と
から成るプリント基板135の案内部材を設けることに
よって、少ないスペースで効率的に給電用フレキシブル
プリント基板135を下から掬うことが可能になる。そ
して引張りコイルばね130によってフレキガイド12
5を摺動させることによって、この給電用フレキシブル
プリント基板135を支えるときは長く伸長させるとと
もに、それ以外のときにはコンパクトに収納できるよう
になる。しかもフレキガイド125はその爪128がガ
イドレール126のクロスバー129を乗越えた状態で
ガイドレール126によって支持されるようになってい
るために、フレキガイド125のガイドレール126に
対する組立てが非常に容易になる。
【0102】以上本発明を図示の実施の形態によって説
明したが、本願に含まれる発明は上記実施の形態によっ
て限定されることなく、本願に含まれる発明の技術的思
想の範囲内において各種の変更が可能である。例えば上
記実施の形態は光ディスクと一対の光学ピックアップ3
3、34から成る光学ヘッド装置によって構成される装
置に関するものであるが、本願の発明はこのような構成
のみに限定されるものではなく、光磁気ディスクや磁気
ディスク、静電容量ディスク等の記録媒体と、この記録
媒体に対して記録および/または再生を行なうヘッド装
置の組合わせから成る装置に広く適用可能である。
【0103】
【発明の効果】本願の主要な発明は、ディスク状記録媒
体を回転させながらピックアップによって記録および/
または再生を行なうようにしたディスク式記録再生装置
において、ディスク状記録媒体を記録再生位置と取出し
位置との間で移動させるトレーと、トレー上に設けら
れ、トレーを記録再生位置と取出し位置との間で自走さ
せる駆動部と、を具備するものである。
【0104】従ってこのようなディスク式記録再生装置
によれば、トレーを記録再生位置と取出し位置との間で
自走させる駆動部がトレー上に設けられており、このた
めに固定側に駆動部を設ける必要がなくなってトレーの
移動方向のスペースをコンパクトにすることが可能にな
る。
【0105】本願の別の主要な発明は、ディスク状記録
媒体を回転させながらピックアップによって記録および
/または再生を行なうようにしたディスク式記録再生装
置において、ピックアップとディスク状記録媒体を回転
させるターンテーブルとを備えるベースユニットと、ベ
ースユニットを昇降動作させるチャッキングスライダ
と、ベースユニット上においてディスク状記録媒体を記
録再生位置と取出し位置との間で移動させるトレーと、
トレー上に設けられ、トレーを記録再生位置と取出し位
置との間で自走させる駆動部と、を具備し、駆動部によ
ってトレーを記録再生位置に移動させて停止すると、駆
動部がチャッキングスライダを移動させてベースユニッ
トを上昇させるようにしたものである。
【0106】従ってこのようなディスク式記録再生装置
によれば、トレーを記録再生位置と取出し位置との間で
自走させる駆動部によってトレーを自走させることが可
能になるとともに、トレーが記録再生装置に移動して停
止すると、上記トレー上の駆動部がチャッキングスライ
ダを摺動させてベースユニットを上昇させることにな
り、このためにトレーの駆動部がベースユニットの昇降
動作の駆動源を兼用できるようになる。
【0107】本願のさらに別の発明は、ディスク状記録
媒体を回転させながらピックアップによって記録および
/または再生を行なうようにしたディスク式記録再生装
置において、ディスク状記録媒体を記録再生位置と取出
し位置との間で移動させるトレーと、トレーを記録再生
位置と取出し位置との間で移動させる移動手段と、トレ
ー上に載置されるディスク状記録媒体の種類を検出する
検出手段と、を具備し、該検出手段の検出に応じて移動
手段の出力または速度を変更するものである。
【0108】従ってこのようなディスク式記録再生装置
によれば、ディスク状記録媒体の検出に応じて移動手段
の駆動力または移動速度が変更され、これによってディ
スク状記録媒体の種類に応じた重量や加わる負荷に応じ
て最適な駆動力あるいは速度でトレーを移動させること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク式記録再生装置の全体の構成を示す外
観斜視図である。
【図2】同装置のトレーを引出した状態の外観斜視図で
ある。
【図3】外筐の上部を開放した状態の外観斜視図であ
る。
【図4】チャッキングスライダの外観斜視図である。
【図5】ベースユニットを組込んだ外筐の平面図であ
る。
【図6】ベースユニットの外観斜視図である。
【図7】DVR用カートリッジを搭載した状態のベース
ユニットの平面図である。
【図8】同側面図である。
【図9】同斜視図である。
【図10】ベアディスクを搭載したベースユニットの平
面図である。
【図11】同側面図である。
【図12】同外観斜視図である。
【図13】トレーの駆動部の底面図である。
【図14】切換えた状態のトレーの駆動部の底面図であ
る。
【図15】切換え板の切換え動作を示す底面図である。
【図16】首振りレバーと首振りギヤとを示す拡大平面
図である。
【図17】同拡大正面図である。
【図18】ロックレバーの平面図である。
【図19】ロックレバーによるチャッキングスライダの
ロック動作を示す平面図である。
【図20】ロックレバーによるトレーのロック動作を示
す平面図である。
【図21】ロックレバーに対するカム面による拘束動作
を示す平面図である。
【図22】チャッキングスライダと押戻しレバーとの配
置を示す平面図である。
【図23】押戻しレバーによるトレーの押戻し動作を示
す平面図である。
【図24】トレーの引込み時における装置の要部縦断面
図である。
【図25】トレーの引込みを完了した状態の装置の要部
縦断面図である。
【図26】ベースユニットを上昇動作させた状態の装置
の要部縦断面図である。
【図27】トレーが引出された状態の平面図である。
【図28】トレーを記録再生位置に引込んだ状態の装置
の平面図である。
【図29】外筐の底面図である。
【図30】非常排出用ピニオンの外観斜視図である。
【図31】非常引出しピニオンを上昇させた状態の斜視
図である。
【図32】非常引出しピニオンの取付けを示す縦断面図
である。
【図33】非常引出しピニオンを上昇させた状態の縦断
面図である。
【図34】ディスク状記録媒体の判別機構を示す要部斜
視図である。
【図35】同要部拡大分解斜視図である。
【図36】ベアディスクの検出動作を示す要部拡大平面
図である。
【図37】DVR用カートリッジの検出動作を示す要部
拡大平面図である。
【図38】トレーの駆動部のモータの駆動回路を示すブ
ロック図である。
【図39】モータの電圧の変更のための動作を示すフロ
ーチャートである。
【図40】フレキシブルプリント基板を支えるガイド機
構の分解斜視図である。
【図41】同伸長状態の組立て斜視図である。
【図42】同引込み状態の組立て斜視図である。
【図43】プリント基板のガイド機構の取付け状態を示
すトレーの裏側の斜視図である。
【図44】トレーを引出した状態および挿入した状態に
おけるプリント基板のガイド機構の要部斜視図である。
【図45】トレーを引出した状態および挿入した状態に
おけるプリント基板のガイド機構を示す要部拡大側面図
である。
【符号の説明】
10‥‥外筐、11‥‥フロントパネル、12‥‥横長
開口、13‥‥トレー、14‥‥凹部、15‥‥開口、
16‥‥U字状切込み、17‥‥半円形の切込み、18
‥‥段部、20‥‥チャッキングスライダ、21‥‥長
孔、22‥‥ビス、23‥‥カム溝、24‥‥ラック、
25‥‥非常排出用ラック、30‥‥ベースユニット、
31‥‥ピン、32‥‥縦溝、33‥‥DVD用光学ピ
ックアップ、34‥‥DVR用光学ピックアップ、35
‥‥ガイドロッド、36‥‥送りねじ、37‥‥ステッ
ピングモータ、38、39‥‥ガイドロッド、40‥‥
送りねじ、41‥‥ステッピングモータ、42‥‥ブラ
ケット、43‥‥ターンテーブル、44‥‥サポートピ
ン、45‥‥サポートアーム、47‥‥駆動部(シャー
シ)、48‥‥モータ、49‥‥ウオーム、50‥‥ウ
オームギヤ、51〜55‥‥歯車、56‥‥ピニオン、
57〜59‥‥歯車、62‥‥切換え板、63‥‥長
孔、64‥‥ピン、65‥‥ばね、66‥‥折曲げ片
(当接部)、67‥‥首振りレバー、68‥‥支点軸、
69‥‥強制軸、70‥‥係合孔、71、72‥‥拘束
部、73‥‥首振り部、74‥‥圧縮コイルばね、78
‥‥ロックレバー、79‥‥支軸、80‥‥つる巻きば
ね、81‥‥ロックピン、82‥‥フック、85‥‥L
字状ロック溝、86‥‥ロック部、87‥‥凹部、88
‥‥端部、89‥‥カム面、90‥‥押戻しレバー、9
1‥‥被押圧部、92‥‥段部、93‥‥当接部、98
‥‥底面、99‥‥円形孔、100‥‥非常引出しピニ
オン、101‥‥ブラケット、102‥‥支軸、103
‥‥圧縮コイルばね、104‥‥段部、105‥‥凹
部、106‥‥スリーブ、110‥‥検出板、111‥
‥摺動ガイド、112‥‥つる巻きばね、113‥‥切
込み、114‥‥回路基板、115‥‥検出スイッチ、
116‥‥操作子、117‥‥マイコン、118‥‥モ
ータドライバ、121‥‥ベアディスク、122‥‥D
VRカートリッジ、125‥‥フレキガイド、126‥
‥ガイドレール、127‥‥受け部、128‥‥爪、1
29‥‥クロスバー、130‥‥引張りコイルばね、1
31、132‥‥係止部、135‥‥給電用フレキシブ
ルプリント基板、136‥‥電源回路基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 17/04 G11B 17/04 511Y 25/04 101 25/04 101P 33/12 304 33/12 304 (72)発明者 堤 英明 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内 (72)発明者 平野 祐亮 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー イーエムシーエス株式会社内 Fターム(参考) 5D046 AA16 CA02 CA16 CB16 CC02 DA08 EA01 EA06 EA08 FA01 GA03 GA15

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体を回転させながらピッ
    クアップによって記録および/または再生を行なうよう
    にしたディスク式記録再生装置において、 前記ディスク状記録媒体を記録再生位置と取出し位置と
    の間で移動させるトレーと、 前記トレー上に設けられ、前記トレーを前記記録再生位
    置と取出し位置との間で自走させる駆動部と、 を具備するディスク式記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記駆動部の出力端がピニオンから構成さ
    れ、筐体内において前記トレーの移動方向に沿って配さ
    れるラックと噛合って回転することにより前記トレーを
    自走させることを特徴とする請求項1に記載のディスク
    式記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記駆動部のモータがU字状に屈曲するフ
    レキシブルプリント基板を介して固定側から給電される
    とともに、前記フレキシブルプリント基板を下方から掬
    上げる伸縮自在なガイド機構が前記トレーに取付けられ
    ることを特徴とする請求項1に記載のディスク式記録再
    生装置。
  4. 【請求項4】ディスク状記録媒体を回転させながらピッ
    クアップによって記録および/または再生を行なうよう
    にしたディスク式記録再生装置において、 前記ピックアップと前記ディスク状記録媒体を回転させ
    るターンテーブルとを備えるベースユニットと、 前記ベースユニットを昇降動作させるチャッキングスラ
    イダと、 前記ベースユニット上において前記ディスク状記録媒体
    を記録再生位置と取出し位置との間で移動させるトレー
    と、 前記トレー上に設けられ、前記トレーを前記記録再生位
    置と取出し位置との間で自走させる駆動部と、 を具備し、前記駆動部によって前記トレーを前記記録再
    生位置に移動させて停止すると、前記駆動部が前記チャ
    ッキングスライダを移動させて前記ベースユニットを上
    昇させることを特徴とするディスク式記録再生装置。
  5. 【請求項5】前記トレーの移動時には前記チャッキング
    スライダがロック手段によってロックされ、前記トレー
    が前記記録再生位置に移動されるとロック手段によって
    ロックされるとともに前記チャッキングスライダのロッ
    クが解除されることを特徴とする請求項4に記載のディ
    スク式記録再生装置。
  6. 【請求項6】前記ロック手段がロックレバーから構成さ
    れ、そのフックが前記チャッキングスライダの凹部に係
    合されると該チャッキングスライダがロックされ、前記
    ロックレバーのロックピンが前記トレーのL字状溝に入
    ると前記トレーがロックされ、しかも前記ロックレバー
    のフックが前記チャッキングスライダのカム面に当るこ
    とにより前記ロックレバーが前記トレーをロックした状
    態で保持することを特徴とする請求項4に記載のディス
    ク式記録再生装置。
  7. 【請求項7】前記トレー上の駆動部はモータとギヤトレ
    ーンとから構成され、しかも該ギヤトレーンのギヤ比が
    切換え可能になっており、前記トレーの移動時と前記チ
    ャッキングスライダの移動時とでギヤ比が切換えられる
    ことを特徴とする請求項4に記載のディスク式記録再生
    装置。
  8. 【請求項8】前記駆動部が切換え部材を有し、前記トレ
    ーが記録再生位置へ移動されると前記切換え部材が固定
    側に当接して切換え動作が行なわれてギヤ比が変更され
    ることを特徴とする請求項7に記載のディスク式記録再
    生装置。
  9. 【請求項9】外側から手動で駆動できる非常引出し部材
    を具備し、該引出し部材を駆動すると前記チャッキング
    スライダが前記ベースユニットを下降させることを特徴
    とする請求項4に記載のディスク式記録再生装置。
  10. 【請求項10】前記非常引出し部材による前記チャッキ
    ングスライダの移動の最終ストロークで前記トレーが引
    出し位置側に押出されることを特徴とする請求項9に記
    載のディスク式記録再生装置。
  11. 【請求項11】前記非常引出し部材がばねを有する防塵
    構造を介して外筐に取付けられ、前記ばねに抗して軸線
    方向に移動させて駆動することを特徴とする請求項9に
    記載のディスク式記録再生装置。
  12. 【請求項12】ディスク状記録媒体を回転させながらピ
    ックアップによって記録および/または再生を行なうよ
    うにしたディスク式記録再生装置において、 前記ディスク状記録媒体を記録再生位置と取出し位置と
    の間で移動させるトレーと、 前記トレーを前記記録再生位置と取出し位置との間で移
    動させる移動手段と、 前記トレー上に載置されるディスク状記録媒体の種類を
    検出する検出手段と、 を具備し、該検出手段の検出に応じて前記移動手段の出
    力または速度を変更することを特徴とするディスク式記
    録再生装置。
  13. 【請求項13】前記検出手段がカートリッジタイプのデ
    ィスク状記録媒体とベアディスクタイプのディスク状記
    録媒体とを区別して検出することを特徴とする請求項1
    2に記載のディスク式記録再生装置。
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