JP2000339946A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2000339946A
JP2000339946A JP11149633A JP14963399A JP2000339946A JP 2000339946 A JP2000339946 A JP 2000339946A JP 11149633 A JP11149633 A JP 11149633A JP 14963399 A JP14963399 A JP 14963399A JP 2000339946 A JP2000339946 A JP 2000339946A
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JP
Japan
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disk
disk tray
tray
flexible substrate
pair
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JP11149633A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Takahashi
一彰 高橋
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクトレイの装置筺体内への進入時にフ
レキシブル基板の挟み込みを防止し、安全で確実なロー
ディング動作を約束する。 【解決手段】 ディスクトレイ3が装置筺体2から最大
退出したときに装置筺体2から延出する部分の延出方向
ほぼ中間部のフレキシブル基板12を拡幅し、左右一対
の肩部12aを形成するとともに、ディスクトレイ3が
装置筺体2から退出するときに一対の肩部12aをそれ
ぞれ係止して装置筺体2外におけるフレキシブル基板1
2の弛みを防止する一対のリブ13を、ディスクトレイ
3が庇状に突設してある。肩部12aとリブ13とが協
働することでフレキシブル基板12を傷つけることな
く、装置筺体2に対しディスクトレイ3を安全かつ確実
に進退させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置筺体に対する
ディスクトレイの進退動作時に、ディスクトレイと装置
筺体内を接続するフレキシブル基板の撓みを抑え、フレ
キシブル基板の暴れ或いは噛み込み等を防止するように
した光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROMやCD−R/RW或いはD
VD−ROMやDVD−RAMといった光ディスクの円
盤状態記録媒体を再生或いは記録する光ディスク装置
は、携帯用パーソナルコンピュータ等への組み込みを考
慮してスペース効率を高める必要性があり、小型で薄型
のものが開発されている。図4は、従来の光ディスク装
置の一例を底面側から見て示す斜視図である。同図に示
した光ディスク装置1は、前面が開口する偏平な箱形状
をなす装置筺体2を有しており、この装置筺体2の内外
に進退自在に組み込まれたディスクトレイ3が、光ディ
スク4をディスク装着位置とディスク駆動位置との間で
案内するようになっている。ディスクトレイ3の前面部
には、ディスク駆動位置にロックされたディスクトレイ
3を手動ロック解除するための押し釦5が備わってい
る。また、装置筺体2内には、制御回路基板6が備わっ
ており、この制御回路基板6とディスクトレイ3とを結
ぶフレキシブル基板7が、ディスクトレイ3の引き出し
距離(退出距離)に見合った弛み余裕部分を二重に重ね
合わせるようにして折り込まれている。
【0003】光ディスク4を再生するためディスクトレ
イ3前面部の押し釦5を押すと、ディスクトレイ3に対
するロックが解除され、ディスクトレイ3の前縁部が装
置筺体2の前方に僅かに突出する。そこで、この突出部
分を親指と人差し指で挟み、そのまま手前側に引くよう
にしてディスクトレイ3を外部に引き出すことができ
る。図5に示したように、ディスクトレイ3を最も突出
する位置(ディスク装着位置)まで引き出すと、ディス
クトレイ3の上方に光ディスク4を載せるための空間が
開ける。同図は、ディスクトレイ3を底面側から見た斜
視図であるため、光ディスク4をクランプするためのデ
ィスククランパや、光ディスク4の信号記録面を走査し
て記録信号を読み取る光ピックアップ、或いは光ディス
ク4を回転駆動するディスクモータ等は図示されない
が、装置の小型・薄型化を徹底するため、これらの主要
構成部分はすべてディスクトレイ3に一体的に組み込ま
れている。このため、前述の制御回路基板6とディスク
トレイ3を結ぶフレキシブル基板7には、ディスクモー
タや光ピックアップのための電源供給線や制御信号線或
いは光ピックアップが光ディスク4から読み取った読み
取り信号を転送する信号線等が配設されており、ディス
クトレイ3の退出動作に合わせて伸長しながら装置筺体
2外に引き出される。
【0004】光ディスク4は、センターホールをディス
ククランパに係合ラッチさせてディスクトレイ3上に装
着される。その後、ディスクトレイ3の前縁部を指先で
押しながらディスクトレイ3を装置筺体2内部に押し込
むと、光ディスク4は装置筺体2内のディスク駆動位置
に至る。本例では、光ディスク4をディスク装着位置か
ら装置筺体2内のディスク駆動位置に搬送案内するた
め、装置筺体2の左右の内側面にそれぞれレールガイド
8が形成してあり、このレールガイド8に沿って案内さ
れるガイドレール9にディスクトレイ3の両側縁部が係
合案内されるよう構成してある。なお、ガイドレール9
自体もディスクトレイ3に連動して装置筺体2内外を進
退するようになっており、その移動距離はディスクトレ
イ3の搬送距離の1/2程に設定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光ディスク
装置1は、ディスクトレイ3をディスク駆動位置からデ
ィスク装着位置まで引き出し、光ディスク4をディスク
トレイ3上にクランプしてディスク装着位置からディス
ク駆動位置まで押し込むときに、フレキシブル基板7は
ディスクトレイ3の進入動作に合わせ二重に折り返しな
がら屈曲させて装置筺体2内に収容する構成とされてい
るため、ディスクトレイ3を装置筺体2外に引き出す際
に、例えば装置筺体2の天井内壁部から受ける摩擦力が
災いし、図6に示したように、フレキシブル基板7が装
置筺体2の外部に多少弛んでしまうことがあった。しか
しながら、ディスクトレイ3の上からはフレキシブル基
板7の状態を見ることはできないため、フレキシブル基
板7が弛んでいるにも拘わらず、多少乱暴にディスクト
レイ3を押し込んだりすると、フレキシブル基板7が装
置筺体2内部で正規に折り曲がらず、図7に示したよう
に、装置筺体2の開口部に引っ掛かってその手前側に弛
みを形成してしまい、開口部の外側にはみ出てしまうこ
とがあった。こうした場合、ディスクトレイ3を正規の
ディスク駆動位置まで進入させることは物理的に不可能
であり、しかも大半のユーザはこうした不具合に気づか
ないため、フレキシブル基板7が引っ掛かったまま無理
にディスクトレイ3を収容しようとしてしまい、フレキ
シブル基板7を損傷しかねない等の課題を抱えるもので
あった。
【0006】本発明は、上記課題を解決したものであ
り、ディスクトレイの装置筺体内への進入時にフレキシ
ブル基板の挟み込みを防止し、安全で確実なローディン
グ動作を約束することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、前面が開口するディスク駆動空間を有
し、該ディスク駆動空間内に制御回路基板が配設された
箱状の装置筺体と、前記開口を介して前記装置筺体に対
し進入退出自在に支持され、光ディスクをディスク載置
位置とディスク駆動位置との間で搬送するディスクトレ
イと、前記装置筺体内に二重折り屈曲させて伸縮可能に
収容され、前記ディスクトレイと前記制御回路基板とを
接続するフレキシブル基板と、前記ディスクトレイが前
記装置筺体からの最大退出時に前記装置筺体から延出す
る部分の延出方向ほぼ中間部の前記フレキシブル基板を
拡幅して形成した左右一対の肩部と、前記ディスクトレ
イに庇状に突設され、前記ディスクトレイが前記装置筺
体から退出するときに前記一対の肩部をそれぞれ係止す
る一対のリブとを具備することを特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図3を参照して説明する。図1は、本発明の光ディ
スク装置の一実施形態を示す側面図、図2は、図1に示
した光ディスク装置の平面図、図3は、図2のA−A線
に沿う断面拡大矢視図である。
【0009】図1,2に示す光ディスク装置11は、デ
ィスクトレイ3の進退動作に伴うフレキシブル基板12
の弛みを解消するため、フレキシブル基板12を装置筺
体2から最も退出させたときに装置筺体2外に延出する
フレキシブル基板12の延出方向中間部を拡幅し、左右
一対の肩部12aを形成するとともに、フレキシブル基
板12の肩部12aをそれぞれ係止してフレキシブル基
板12の撓みを防止する一対のリブ13を、ディスクト
レイ3の下面に庇状に一体的に突設してある。リブ13
はL字形状をなし、その内法高さHは、図3に示したよ
うに、フレキシブル基板12の肉厚の数倍であり、ある
程度の寸法許容誤差範囲を有するが、リブ13の庇部分
の長さLは、装置筺体2内にディスクトレイ3が収容さ
れたときにフレキシブル基板12の肩部12aが離脱す
るような長さに設定してある。
【0010】ここで、ディスクトレイ3の退出時には、
図3に実線の矢印で示したように、フレキシブル基板1
2は装置筺体2内から外部に伸長しようとする。しかし
ながら、リブ13が肩部12aを係止してフレキシブル
基板12の先行伸長を抑制するため、リブ13をもたな
い従来の光ディスク装置1のように、フレキシブル基板
12がディスクトレイ3を追い越して弛みを形成してし
まうことはない。すなわち、フレキシブル基板12はデ
ィスクトレイ3に寄り添うようにして装置筺体2外に引
き出され、従って従来のようにディスクトレイ3が退出
するにつれて弛みを形成するといったことはあり得な
い。
【0011】一方また、ディスクトレイ3の進入時に
は、図3に点線の矢印で示したように、フレキシブル基
板12は肩部12aをリブ13に押されながら装置筺体
2側へ押し戻されることになる。このため、リブ13を
もたない従来の光ディスク装置1のように、フレキシブ
ル基板12の戻りがディスクトレイ3よりも遅れて弛み
を助長してしまうことはなく、ディスクトレイ3の進入
動作に合わせ、フレキシブル基板12は円滑に装置筺体
2内部に送り込まれる。従って、ディスクトレイ3を進
入限界まで押し込んだときに、フレキシブル基板12が
装置筺体2外にはみ出てしまうといったことはない。
【0012】このように、上記光ディスク装置11は、
フレキシブル基板12に形成した左右一対の肩部12a
とディスクトレイ3の下面に突設した一対のリブ13と
が協働し、ディスクトレイ3の装置筺体2に対する進入
退出時に装置筺体2外部におけるフレキシブル基板12
の弛みを確実に防止することができ、フレキシブル基板
12を傷つけることなく、ディスクトレイ3を安全かつ
確実に進退させることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスクトレイが装置筺体から最大退出したときに装置
筺体から延出する部分の延出方向ほぼ中間部のフレキシ
ブル基板を拡幅し、左右一対の肩部を形成するととも
に、ディスクトレイが装置筺体から退出するときに一対
の肩部をそれぞれ係止する一対のリブを、ディスクトレ
イに庇状に突設して構成したから、ディスクトレイの退
出時に装置筺体外に延出しようとするフレキシブル基板
の肩部をリブが係止し、フレキシブル基板の先行伸長を
抑制することができ、リブをもたない従来の光ディスク
装置のように、フレキシブル基板の伸長しようとする力
がディスクトレイを追い越すようにして弛みを形成して
しまうことはなく、またディスクトレイの進入時には、
フレキシブル基板の肩部がリブに押されてトレイ進入方
向に戻ろうとするため、リブをもたない従来の光ディス
ク装置のように、フレキシブル基板の戻りがディスクト
レイよりも遅れて弛みを助長してしまうことはなく、フ
レキシブル基板を装置筺体の内部に円滑に送り込むこと
ができ、これによりフレキシブル基板を傷つけることな
く、ディスクトレイを安全かつ確実に進退させることが
できる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の一実施形態を示す側
面図である。
【図2】図1に示した光ディスク装置の平面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面拡大矢視図である。
【図4】従来の光ディスク装置の一例を底面側から見て
示す斜視図である。
【図5】図4に示した光ディスク装置をディスクトレイ
引き出し状態において示す斜視図である。
【図6】図4に示した光ディスク装置のディスクトレイ
退出時の状態を示す側面図である。
【図7】図4に示した光ディスク装置のディスクトレイ
進入時の状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 光ディスク装置 2 装置筺体 3 ディスクトレイ 4 光ディスク 5 押し釦 6 制御回路基板 7 フレキシブル基板 8 レールガイド 9 ガイドレール 11 光ディスク装置 12 フレキシブル基板 12a 肩部 13 リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口するディスク駆動空間を有
    し、該ディスク駆動空間内に制御回路基板が配設された
    箱状の装置筺体と、前記開口を介して前記装置筺体に対
    し進入退出自在に支持され、光ディスクをディスク載置
    位置とディスク駆動位置との間で搬送するディスクトレ
    イと、前記装置筺体内に二重折り屈曲させて伸縮可能に
    収容され、前記ディスクトレイと前記制御回路基板とを
    接続するフレキシブル基板と、前記ディスクトレイが前
    記装置筺体からの最大退出時に前記装置筺体から延出す
    る部分の延出方向ほぼ中間部の前記フレキシブル基板を
    拡幅して形成した左右一対の肩部と、前記ディスクトレ
    イに庇状に突設され、前記ディスクトレイが前記装置筺
    体から退出するときに前記一対の肩部をそれぞれ係止す
    る一対のリブとを具備することを特徴とする光ディスク
    装置。
JP11149633A 1999-05-28 1999-05-28 光ディスク装置 Pending JP2000339946A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003030163A1 (fr) * 2001-09-26 2003-04-10 Sony Corporation Dispositif d'enregistrement et de reproduction du type disque
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