JP2007141719A - 付勢機構およびメモリーカード用コネクタ - Google Patents

付勢機構およびメモリーカード用コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007141719A
JP2007141719A JP2005335776A JP2005335776A JP2007141719A JP 2007141719 A JP2007141719 A JP 2007141719A JP 2005335776 A JP2005335776 A JP 2005335776A JP 2005335776 A JP2005335776 A JP 2005335776A JP 2007141719 A JP2007141719 A JP 2007141719A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory card
spring
card
connector
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005335776A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Uehara
省吾 上原
Koichiro Ejiri
孝一郎 江尻
Koji Hisada
浩司 久田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMK Corp filed Critical SMK Corp
Priority to JP2005335776A priority Critical patent/JP2007141719A/ja
Publication of JP2007141719A publication Critical patent/JP2007141719A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】メモリーカードを装着するメモリーカード用コネクタにおいて、装着されているメモリーカードをイジェクトした際に、メモリーカードの飛出しを効果的に防止する。
【解決手段】 挿入されるメモリーカードMCに備えるコンタクトMC2と接続することで電気的な接続が可能であり、メモリーカードMCを挿入途中位置で仮保持可能なハーフロック機構6を、挿脱側ではないコネクタ側面31bに具備するメモリーカード用コネクタ1において、
ハーフロック機構6を具備するコネクタ側面31bには、メモリーカードMC挿脱側の何れかが該側面と連続するコ字状の溝部64を設けて形成する片持ち状のハーフロックばね63aと、メモリーカードMC挿脱両側が該側面と連続するように平行に溝部65を設けて形成する両持ち状のハーフロックばね63bとを設け、ハーフロック機構6をメモリーカードMC側へ付勢する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、メモリーカード用コネクタにかかる。詳細には、挿入されたメモリーカードをイジェクト機構等によって取出す際に、メモリーカードが飛び出してしまうことを防止可能なメモリーカード用コネクタに関する。
MP3オーディオ機器やデジタルカメラ等の電子機器の発達に伴い、これら電子機器に記録媒体を用いることが可能となった。そして、小型化が進むこれら電子機器に合わせメモリーカード等の記録媒体も小型化され、メモリースティックカードやSDカード等の各種メモリーカードが利用されるようになった。
これに伴い、メモリーカードを利用する携帯電話等の電子機器では、該メモリーカードを確実に装着できると共に安定した電気的な接続状態を得られるように該メモリーカードを支持できるメモリーカード用コネクタが開発されている。
そして、メモリーカードをこれらメモリーカード用コネクタに装着後、再びメモリーカードを抜取る場合には、イジェクト機構によってメモリーカードの挿入側端部を抜取る方向へ押圧し、メモリーカードとメモリーカード用コネクタとのコンタクト部分の係止を解除させて行っていた。
この場合、イジェクト機構の押圧力によってメモリーカードがメモリーカード用コネクタから飛び出してしまうという問題が生じる。
そこで従来、メモリーカードのメモリーカード用コネクタからの飛出しを防止する機構として、メモリーカードが該コネクタ内にあってしかもメモリーカードのコンタクト部が該コネクタのコンタクトと接続されていない中間位置において仮保持を可能とするハーフロック機構を採用し、ハーフロック機構を備えたメモリーカード用コネクタがあった。
以下に、従来のハーフロック機構を備えたメモリーカード用コネクタを説明する。
MCはメモリーカードであり、メモリーカードMCは四方の側面と表裏面とからなる薄板状であり、表面には複数の接触部であるコンタクト部が露呈されており、メモリーカード用コネクタと電気的に接触してデータ交換可能である。
100は、従来のメモリカード用コネクタである。メモリーカード用コネクタ100は、図10乃至図14に表すように、メモリースティックカード用のコネクタであり、メモリーカードMCの形状に合わせた幅を持ったコンタクト面101を有する。また、メモリーカードMCのコンタクト部と対向するコンタクト面101表面には、挿入されたメモリーカードMCのコンタクト部と接続可能な複数の接触片102を設けてなる。接触片102は、表面から裏面側へ突出して設けると共に、表面側に押圧されるとばね力により抗力を発生するように付勢されている。
また、コンタクト面101に挿入されたメモリーカードMCを挟むように、コンタクト面101の対向する両側部からは、メモリーカードMCの厚さをもった立設壁103を設け、更に立設壁103から夫々対向する立設壁側へ突出したカード押え部104を設ける。このように立設壁103およびカード押え部104を設けることで、図10乃至図14に表すように、メモリーカードMCはコンタクト部を接触片102に位置させてメモリーカード用コネクタ100に装着することが可能となる。
更に又、コンタクト表面101の立設壁103側には、それぞれ片持状のカード押えばね105を設ける。カード押えばね105は、メモリーカード用コネクタ100の挿入口106側が支点となるようにコンタクト面101を構成している金属板をコ字状に切欠して構成し、カード押え部104側へ突出させることで、メモリーカードMCが挿入された際にメモリーカードMCの表面をカード押え部104側へ押圧可能に形成する。
107は、イジェクト機構である。イジェクト機構107は、接触片102とメモリーカードMCのコンタクトとが接触し電気的に接続されている挿入状態のメモリーカードMCを排出する機構である。イジェクト機構107は、詳細は説明しないが、操作部(図示せず)を操作することでメモリーカードMCの挿入先端側を排出方向へ押圧する機構を具備している。そして、イジェクト機構107の操作部(図示せず)を操作して排出させると、メモリーカードMCは接触片102とメモリーカードMCのコンタクトとの電気的な接続を解除して排出方向へ移動される。
メモリーカードMCが排出される際、メモリーカードMC表面はカード押えばね105によって押えられているので、排出方向へ勢いよく移動されるメモリーカードMCは接触片102のばね力による表面に於ける摩擦により、メモリーカード用コネクタ100からの飛出しを防止されている。
又、メモリーカード用コネクタ100には、前記メモリーカードMCの飛出しを防止するため、挿入されるメモリーカードMCをその途中位置で仮保持可能なカードロック機構108を有するものがあった。
即ち、ハーフロック機構108は、先端側がメモリーカード用コネクタ100の内側へ突出する係止突起110を形成し、基端部111がメモリーカード用コネクタ100に固定され、係止突起110側が揺動することで挿入されたメモリーカードMC側へ入出可能であり、係止突起110と対向しているメモリーカード用コネクタ100側面を、該側面を構成している金属板をコ字状に切欠してハーフロックばね109を構成し、係止突起110を常にメモリーカード用コネクタ100内方へ付勢している。
ハーフロックばね109はハーフロックする際に係止突起110をメモリーカードMC側へ押圧する押圧力を与えるばねであり、片持ち板ばねを採用しているものがあった。即ち、図12に表すように、金属板からなる立設壁103にコ字状の切り込み溝109aを設け、立設壁103の一部を片持ち状のばね形状に形成し、立設壁103と繋がっている基端部109cを中心に自由端109bをハーフロック機構108の係止突起110背面に位置させて、係止突起110が立設壁103側へ押圧された際の抗力を与えている。このようにハーフロックばね109を片持ちばねとして形成する場合には、自由端109bを有することでばね定数の設定に自由度があり、係止突起110へ付与するばね力(ハーフロック力)の調整が容易となる。
又、ハーフロックばね109を片持ちばねではなく両持ちばねとし、係止突起110へ大きな抗力を付与できるようにしたものもあった。
即ち、図13に表すハーフロックばね109が両持ちばねである。ハーフロックばね109は、立設壁103の上下に=字状に切り込み溝109aを設けてハーフロックばね109とし、基端部109d、109eが立設壁103と接続されて両持ちばねを形成する。
このようにハーフロックばね109を両持ちばねとして形成することで、片持ちばねでは実現できない係止突起110へのばね力の付与が行えるようになる。
更に、ハーフロックばねを両持ちばねとすることで、ハーフロックばね109を設けているメモリーカード用コネクタ100の立設壁103である側面が=字状の切り込みによってハーフロックばね109の両端が連続しているので、立設壁103である側面の機械的な強度が維持できる。
このようにハーフロックばね109によってメモリーカードMCをハーフロック状態とするハーフロック機構108を有することで、挿入されるメモリーカードMCの挿入側ではない側面に溝部MC3を設けたメモリーカードMCでは、ハーフロック機構108の係止突起110が、メモリーカードMC挿入時或は排出時に溝部MC3とハーフロックばね109の押圧力によって係止され、ハーフロック状態を維持可能である。
しかしながら、ハーフロック機構108の係止突起110をメモリーカードMC側へ付勢するハーフロックばね109を片持ちばねとした場合、係止突起110をメモリーカードMC側へ押圧させる作用部位が自由端109bとなり、切り込み溝109aによって立設壁103から完全に切り離されており、ばね係数が立設壁103を構成する金属板によって決定するのであまり大きな抗力を付与することができないという問題点を有した。
又、ハーフロックばね109を片持ちばねとした場合には、ばね力を大きくさせるために切り込み溝109aの幅を大きくすると、立設壁103が切り込み溝109aによって分割されてしまうため連続して立設壁103を構成している部分が減少し、立設壁103の強度を保持出来なくなってしまうという問題点を有した。
一方、ハーフロックばね109を片持ちばねとした場合に発生するばね力による係止突起110への押圧力不足を解消するため、ハーフロックばね109を両持ちばねとする従来例がある。この場合には、ハーフロックばね109の両端が立設壁103と繋がっているため、片持ちばねとした場合に比し立設壁103の機械的強度は保持しやすい。しかしながら、両端が立設壁103と連続していることで両持ちばねとしたハーフロックばね109ではばね定数が高くなってしまうという問題点を有した。このばね定数の高さは、ばね力の調整、即ち係止突起110への押圧力(ハーフロック力)の調整が行いにくいという問題点を誘発するものである。
この発明は、上記問題点に鑑み、ハーフロック機構がメモリーカードと係止して仮保持状態とさせるハーフロック時の押圧力、即ちハーフロック力を大きくできると共にその荷重の調整を容易に可能とさせるメモリーカード用コネクタを提供することを課題とする。
そのためこの発明では、ハーフロック機構等の被押圧体を押圧する際にばね定数の設定を容易にするものとして、
押圧部と、押圧部を一方向に付勢可能なばねからなる付勢機構であって、
ばねは、ばね定数の異なる少なくとも二つのばねからなり、各ばねは押圧部に対して該付勢方向の反対側に配置されていることを特徴とする付勢機構、
を提供する。これにより付勢機構は、押圧部の被押圧体とは反対側から被押圧体方向へばねによって付勢可能となる。そして使用するばねはばね定数の異なる少なくとも2つからなり、特に片持ちばねと両持ちばねというように、一方はばね定数が小さいがばね定数を容易に設定可能なもの(片持ちばね)と他方はばね定数が大きいがばね定数の設定が容易に行えないもの(両持ちばね)とすることで、大きな弾性であり且つ細かな押圧力の調整が可能となる。
更にこの発明では、該付勢機構を利用できるように従来例に挙げたメモリーカード用コネクタの構造を改良し、ハーフロック機構によるメモリーカードの仮保持状態時のハーフロックばね力を大きくすると共にばね定数を比較的容易にするため、
挿入されるメモリーカードに備えるコンタクトと電気的な接続が可能であり、メモリーカード側へ押圧することでメモリーカードと係止してメモリーカードを仮保持可能なハーフロック機構を、メモリーカードを挿脱する方向と平行な側面に具備するメモリーカード用コネクタにおいて、
ハーフロック機構を具備するコネクタ側面には、片持ち状のハーフロックばねと両持ち状のハーフロックばねとをそれぞれ近接させて設け、ハーフロック機構をメモリーカード側へ付勢可能なことを特徴とするメモリーカード用コネクタ、
を提供する。従って、メモリーカード用コネクタは、挿入されているメモリーカードを取出す際に、イジェクト機構等によって勢いよく飛び出そうとしたメモリーカードにハーフロック機構が係止してメモリーカードを仮保持状態とする。この時、ハーフロック機構は、ハーフロック機構のあるコネクタ側面に近接させて設けた片持ち状のハーフロックばねと両持ち状のハーフロックばねとによってメモリーカード側へ押圧されてメモリーカードと係止し、メモリーカードがハーフロック位置で仮保持状態となる。
従って、この発明によれば、メモリーカード用コネクタに設けたハーフロック機構をメモリーカード側へ押圧してメモリーカードと係止させるハーフロックばねが、片持ちばねと両持ちばねとを近接させて(具体的には上下に設けて)構成するので、ハーフロックばねを片持ちばねとした場合の利点であるばね定数の設定の容易さを有すると共に、片持ちばねとした場合の欠点であったメモリーカード用コネクタ側面の機械的強度の低下を、両持ちばね構造を片持ちばねと並設することで防ぎ、機械的強度を維持できるという効果を有する。
又、ハーフロックばねを片持ちばねとした場合には大きなばね力によってハーフロック機構を押圧できないという問題点を、両持ちばねを並設することによって両持ちばねの強い押圧力を付与させた上で、片持ちばねのばね定数の設定によって所望の押圧力となるようハーフロック機構のメモリーカードに対する負荷設定を容易にできるという効果を有する。
挿入されるメモリーカードMCのカード形状に挿入口を設けたメモリーカード用コネクタ1は、挿入されたメモリーカードMCのコンタクト部MC2と対向する表面位置に、該メモリーカードMCのコンタクト部MC2と接触して電気的に接続する接触片であるコンタクト4を設ける。コンタクト4は、メモリーカード用コネクタ1の内方へ突出し適宜接触圧を付与できるばね力を有して設置させる。
メモリーカード用コネクタ1に挿入されるメモリーカードMCの挿脱側ではない側面、即ち、メモリーカード用コネクタ1の左右何れかの側面の、メモリーカードMC挿入途中位置においてメモリーカードMCの挿脱側ではない側面に設けられている溝部MC3と対向する適宜位置に、ハーフロック機構6を設ける。ハーフロック機構6は、先端が該コネクタ1内方へ突出し、揺動基端部61を揺動中心として溝部MC3に進退できるように揺動可能な係止突起62を有する。又、該コネクタ1のハーフロック機構6側の側面には、係止突起62を該コネクタ1の内方(メモリーカードMC側)へ付勢可能なハーフロックばね63を設ける。
ハーフロックばね63は、片持ちばね63aと両持ちばね63bとからなり、ハーフロック機構6の係止突起62背面側に上下に並設させてなる。片持ちばね63aは、該コネクタ側面3aのコンタクト4側が連続される用にコ字状の溝部によって片持ちばね63a片を形成する。又、両持ちばね63bは、片持ちばね63aの下方にて上下に溝部を形成し、該コネクタ側面3aのメモリーカード挿脱両側が連続されて支持される両持ちばね63b片を形成する。
従って、ハーフロック機構6の係止突起62は、メモリーカードMCの溝部MC3から離脱する際には、ハーフロックばね63の付勢力に抗してメモリーカードMCの溝部MC3外へ離脱する。この離脱は、メモリーカードMCをメモリーカード用コネクタ1から引抜く際に、半円形に形成された溝部MC3に案内されて行われる。
一方、ハーフロック機構6とメモリーカードMCを介して対向するコネクタ1の側面には、メモリーカードMCをハーフロック機構6側へ押圧するばね力をもつカード押えばね7を設ける。カード押えばね7は、片持ち支持状に設ける板ばねであり、メモリーカードMC挿入口側を基端部として挿入奥側が該コネクタ1内方へ位置する自由端となるように設ける。
以下に、この発明の実施例を図面に基づき説明する。図1はこの発明の実施例を表す斜視説明図であり、図2は同説明図で(a)は平面説明図であり(b)は正面説明図であり(c)は背面説明図であり(d)は左側面説明図であり(e)は右側面説明図であり、図3は図2(a)のA−A線断面説明図であり、図4は図2(b)のB−B線断面説明図であり、図5は図2(a)のC−C線断面説明図であり、図6はメモリーカードを表す斜視説明図であり、図7はハーフロックばねを表す斜視説明図であり、図8は図7を下方から見た一部拡大説明図であり、図9はハーフロックばねの他の実施例を表す説明図である。
1は、この発明の実施例であるメモリーカード用コネクタである。メモリーカード用コネクタ1は、挿入されたメモリーカードCと電気的な接続を可能とするコネクタであり、図1に表すように、挿入されたメモリーカードMCを保持するハウジング2と、ハウジング2の両端から延設されてやはりメモリーカードMCを保持するカード保持部3と、ハウジング2に挿入されたメモリーカードMCと接触することで電気的な接続を成す接触片であるコンタクト4とからなる。
ここで、メモリーカード用コネクタ1に挿入して用いるメモリーカードMCについて説明する。メモリーカードMCは、電気的な接続を行い他の機器等と情報交換あるいは信号授受を行うためのコンタクト部MC2がカード表面に露出されているカードであり、メモリースティックカード等である。そこで、図1に基づいてメモリーカードMCの構造を説明する。
メモリーカードMCは、カード表面MC1の一方端にコンタクト部MC2が露出した状態に並設してなる。このコンタクト部MC2は、メモリーカード用コネクタ1への挿入側端部に該端部と平行に複数並設され、この実施例においては10カ所に設けられるカードである。そして、該カードコンタクト部MC2は、カード表面MC1から凹状にコンタクト表面が位置されている。又、カード表面MC1の端部のうち、メモリーカード用コネクタ1への挿入時にハーフロック機構6と対向する端部には、ハーフロック側側面MC4まで連続する半円状の溝部MC3が形成される。この溝部MC3は、メモリーカード用コネクタ1に設けるハーフロック機構6が係止される溝で半円形状に設けられており、ハーフロック機構6の係止突起62と係止する位置でメモリーカードMCが挿入途中で仮保持状態となる。又、メモリーカードMCのハーフロック側側面MC4と対向する側面は押圧側側面MC5であり、カード押えばね7によって押圧される側の側面である。
次にメモリーカード用コネクタ1の詳細を説明する。
メモリーカード用コネクタ1は、平面視略長方形状を成すハウジング2が本体を形成する。ハウジング2は、薄板状の金属板材からなり、ハウジング2の両サイドは、カードを保持可能なカード保持部3をそれぞれ対向させて延設するように折曲して形成し、更にその先端を折曲することでコ字状に保持溝31を形成する。従ってメモリーカードMCの挿脱側ではない側面と対向するコ字状に折曲したカード保持部3が、メモリーカード用コネクタ1の側面を構成する。カード保持部3は、コ字状の保持溝31を有し、該溝31を相互に対向させてカード保持部3a及びカード保持部3bとして設ける。カード保持部3のコ字状の保持溝31がメモリーカードMCを支え且つ挿脱時のガイドとなる。従って、メモリーカード用コネクタ1は、ハウジング2の両サイドからカード保持部3が腕状に突出した形状からなり、図1等に表すようにメモリーカードMCを保持溝31に沿って挿入されることで保持可能である。
そして、カード保持部3を設けていない一対のハウジング2端部のうち一方の端部側には、対向して設ける保持部3へメモリーカードMCを挿入可能なカード挿入口23を形成する。又、ハウジング2のカード挿入側口23と対向する側には、メモリーカードMCのコンタクト部MC2と接触して電気的に接続するコンタクト4を並設する。そして、ハウジング2のハウジング裏面22は挿入されたメモリーカードMCのカード表面MC1と対向される。
コンタクト4は、カード挿入口23を設けた端部と対向するハウジング2の端部且つハウジング裏面22側に設置される。コンタクト4の設置には、ハウジング2本体が金属板であるのでこれとは絶縁状態に絶縁材からなるコンタクト固定部24によってメモリーカードMCのコンタクト部MC2に対応する位置へ固定する。そして、コンタクト4の基端部41は、メモリーカード用コネクタ1を実装する電子回路基板等に電気的に固定できるようメモリーカード用コネクタ1の外部へ位置する。又、コンタクト4の基端部41と対向する端部は接点部42を形成し、メモリーカード用コネクタ1の裏面側に突出するように位置される。
カード保持部3の一方、即ちこの実施例では図2(a)中の右側に表すカード保持部3aには、イジェクト機構5を設ける。イジェクト機構5は、メモリーカード用コネクタ1に装着されたメモリーカードMCを取出す際に、操作部を操作することでメモリーカードMCの挿入側側面MC6をカード挿入口23側へ押出す機構であり、一般的に用いられている機構なので詳説は略する。
更にカード保持部3aにはハーフロック機構6を設ける。ハーフロック機構6は、イジェクト機構5のカード挿入口23側に設け、メモリーカード用コネクタ1に挿入されるメモリーカードMCのコンタクト部MC2がコンタクト4と接続される前の途中位置に於て、メモリーカードMCの溝部MC3と係止することで仮保持状態とするものである。ハーフロック機構6は、一端である揺動基端部61がカード保持部3aに係止され、他端である揺動端が係止突起62を形成してメモリーカードMC側へ進退揺動可能に形成する。そして、係止突起62側が揺動基端部61よりカード挿入口23側へ位置されて設置され、係止突起62は挿入されるメモリーカードMC側へ突出して設ける。係止突起62は、カード挿入口23側(挿入手前側)が、緩やかな傾斜面を形成し、コンタクト4側(挿入奥側)が挿脱方向と略直角に形成する。係止突起62の形状をこのようにすることで、メモリーカードMC挿入時には、係止突起62の緩やかな傾斜面に沿ってメモリーカードMCが容易に挿入でき、メモリーカードMC引抜き時には、挿脱方向と略直角に形成する面がメモリーカードMCの溝部MC3と係止し、ハーフロック状態(仮保持状態)で容易に停止可能となる。
又、ハーフロック機構6の係止突起62と対向するカード保持部3aには、図2(e)に表すように、ハーフロックばね63を設ける。ハーフロックばね63は、カード保持部3aの構造体である金属板を切欠加工して一体的に形成し、メモリーカードMCの挿脱方向と交差する方向である上下方向に、片持ちばね63a及び両持ちばね63bを並設して形成する。片持ちばね63aはハウジング2に延設して設けるカード保持部3aを形成している金属板の中央より上方にコ字状のスリット64を入れ、スリット64によって分離された金属板によって構成する。従って、片持ちばね63aは、片持ちばねのばね力により押圧部である係止突起62をメモリーカードMC側へ付勢する。又、両持ちばね63bは片持ちばね63aの下方に位置するように設ける。両持ちばね63bは上下に=字状にスリット65を入れることで、メモリーカードMC挿脱側両端がカード保持部3aと連続する両持ち状のばねとして形成される。この時、=字状の上部のスリットは両持ちばね63bの上部に設けた片持ちばね63aのコ字状スリット64の下部スリットを兼用する。従ってハーフロックばね63は、それぞれ係止突起62との接点が係止突起62に対してメモリーカードMCを付勢する方向の反対側に配置されており、係止突起62を該コネクタ1の内方、即ち挿入されたメモリーカードMC側へ付勢可能なばね力を有する。
このように形成するハーフロックばね63では、片持ちばね63aは先端が支持されておらず、その形状からあまり大きなばね力を付与できないが、先端をメモリーカード用コネクタ1内方へ曲げる量によって比較的容易にばね定数が設定できる。又、両持ちばね63bは、その両端がカード保持部3aと連続している形状から、ばね定数の設定の自由度は両持ちばね63bに比して落ちるものの大きなばね力を付与することが可能である。従って、ハーフロックばね63を片持ちばね63a並びに両持ちばね63bによって構成することで、ハーフロック機構6の係止突起62へ付与する大きなばね力は両持ちばね63bによって行い、係止突起62が揺動した際に係止突起62を押圧する負荷の細かい設定は、比較的容易に設定できる片持ちばね63aのばね定数を適宜設定して行うことで、良好なばね力を有するハーフロックばね63を提供できる。
そして、ハーフロック機構6の係止突起62は、仮保持状態を希望する中途位置においてメモリーカードMCの溝部MC3と対向するカード保持部3a位置で、メモリーカードの溝部MC3側へ突出した状態となるため、所望の位置で仮保持状態を保つことができる。
尚、この実施例では、ハーフロックばね63は、片持ちばね63aと両持ちばね63bとをメモリーカードMCの厚さ方向に並べて設けることで、片持ちばね63aと両持ちばね63bとを近接させたが、図9に表すように、片持ちばね63aをハウジング2側面のメモリーカードMCの裏面側が片持ち支持部となるようにしハウジング2の表面側にかけて作用部を延設し、両持ちばね63bはハウジング2の側面の上下側が両持ち支持部となるようにし、それぞれ隣合うようにハウジング2側面に設けても良く、また、ハウジング2側面の上下に架けてではなく、同様にハウジング2側面の上下がそれぞれのばねの支持部となるように上下方向に傾けて設けても良い。
7は、カード押えばねである。カード押えばね7は、図2乃至図5に表すように、カード保持部3aと対向するカード保持部3bに設ける。カード押えばね7は、金属板からなる板ばねであり、一端がカード保持部3bのカード挿入側端23側に固定される基端部71であり、他端がL字状に折曲されて自由端72を形成する。そして、カード押えばね7の自由端72はカード保持部3a側へ突出して設けてあり、カード挿入側端23側からメモリーカードMCが挿入されると、メモリーカードMCの押圧側側面MC5により付勢力に抗してカード保持部3b側へ押されることで、メモリーカードMCをカード保持部3a側へ押圧可能である。カード押えばね7は、メモリーカードMCを実質的に押圧する自由端72側がカード保持部3aに設けたハーフロック機構6の係止突起62と対向する位置に設けるのが望ましく、このように設けることで、メモリーカードMCが脱抜される際に飛出しを防止するハーフロック機構6側へ効率よく押圧することができるが、本実施例のように稍ハーフロック機構6の係止突起62からずれた位置にあっても差し支えない。しかしながら、例えばカード押えばね7の自由端がカード保持部3bの最もカード挿入側端23に位置していたり、或は、ハウジング2の最も奥側(コンタクト4側)に位置していた場合には、カード押えばね7の押圧力がメモリーカードMCの角部を押圧することとなり、ハウジング2内に挿入された状態でメモリーカードMCを斜めに位置させてしまう虞があるので好ましくない。
この実施例では、カード押えばね7は片持ち状の板ばねを用いたが、挿入されるメモリーカードMCをカード保持部3a側へ押圧する所望の力が得られるように両端を支持した両持ちばねやコイルスプリングの先端に両端を折曲させた板状体を取付けカード保持部3bから突出させた押圧手段等適宜選択すればよい。
このように構成するメモリーカード用コネクタ1の作用を以下に説明する。
メモリーカード用コネクタ1の挿入側端23からメモリーカードMCを挿入する。この時、メモリーカードMCはコンタクト部MC2側から挿入する。挿入されたメモリーカードMCは、カード保持部3bに取付けてあるカード押えばね7をカード保持部3b側へ押すと共にハーフロック機構6の係止突起62をハーフロックばね63の押圧に抗しながらハウジング2内へ挿入されて行き、やがてハーフロック機構6の係止突起62がメモリーカードMCの溝部MC3に位置すると、係止突起62が溝部MC3へ入り込み、ハーフロックばね63による係止突起62の押圧は解除されるか小さくなりハーフロック状態となる。しかしながら、更にメモリーカードMCを挿入すべく押圧することで係止突起62が溝部MC3から外れてこのハーフロック状態は解除され、挿入時同様にハーフロックばね63及びカード押えバネ7を押圧しながらメモリーカードMCは更に奥へ挿入され、やがてメモリーカードMCのコンタクト部MC2がコンタクト4をハウジング表面21側へ押圧して停止し、所定の挿入位置でメモリーカードMCのコンタクト部MC2とコンタクト4とが電気的に接続される。
メモリーカードMCとメモリーカード用コネクタ1とが電気的に接続された状態から、メモリーカードMCをメモリーカード用コネクタ1から抜くには、イジェクト機構5の操作部(図示せず)をメモリーカードMCを抜取るように操作する。すると、イジェクト機構5によってメモリーカードMCの挿入側側面MC6をカード挿入側端23側へ押圧し、コンタクト4とコンタクト部MC2との係止を解除すると共に、メモリーカードMCをカード挿入側端23側へ飛び出させる。
これによりメモリーカードMCは、カード挿入側端23側へ飛び出すように移動するが、ハーフロックばね63及びカード押えばね7の横方向への押圧により、メモリーカードMCの溝部MC3がハーフロック機構6の係止突起62に位置した際に係止突起62が溝部MC3へ入り込みハーフロック状態でメモリーカードMCは停止する。
この時、ハーフロックばね63が片持ちばね63aのみからなる場合には、ばね力が弱く、メモリーカードMCの溝部MC3に入り込んでハーフロック状態となった係止突起62がイジェクト時の勢いによって係止突起62と溝部MC3との係止状態を解除してしまい、メモリーカードMCをメモリーカード用コネクタ1から飛び出させてしまう場合があるが、この実施例では、ばね力を強化するために両持ちばね63bを付加しているので飛出しを防止できる。
又、ハーフロックばね63が両持ちばね63bのみの場合には、ばね定数の設定が難しく、即ち付与するばね力の調整が上手くできず、イジェクト時に余計な力が必要となってしまった。又、ハーフロックばね63のばね力によるメモリーカードMCとメモリーカード用コネクタ1との摩擦によりイジェクト時にハーフロック位置までメモリーカードMCを排出できず係止突起62と溝部MC3とが係止できる位置よりも手前でメモリーカードMCが停止してしまい、コンタクト4とメモリーカードMCのコンタクト部MC2とが確実に切断されない状態となってしまう等の問題があった。しかしながら、両持ちばね63bのばね力を予め所望より小さくなるようにしておき、不足分をばね定数の設定が比較的容易な片持ちばね63aによって適宜ばね力(メモリーカードMCへの負荷)となるように設定できる。
この状態ではメモリーカードMCは、メモリーカード用コネクタ1との電気的な接続は解除されたものの、未だメモリーカード用コネクタ1内にあるので、メモリーカードMCを抜取るために利用者がメモリーカードMCを抜取るように引く。
すると、メモリーカードMCの溝部MC3に入り込んでいた係止突起62は、溝部MC3との係止を解除するように背面側(カード保持部3a側)のハーフロックばね63の押圧に抗してハーフロックばね63をメモリーカードMCとは反対の方向へ押し、溝部MC3との係止を解除する。
メモリーカードMCの溝部MC3とハーフロック機構6の係止突起62との係止が解除されたことで、メモリーカードMCはメモリーカード用コネクタ1から抜取られる。
尚、上記実施例では、ハーフロック機構6を具備するメモリーカード用コネクタ1に被押圧体を押圧する押圧部であるハーフロック機構6を設けた例であるが、上記実施例に表す片持ちばね63aおよび両持ちばね63bのようなばね係数の異なる複数のばねによって押圧部を被押圧体側へ付勢するように構成されていれば、メモリーカード用コネクタ1に限らず、他の機器への利用も可能である。
この例を上記実施例で例えれば、メモリーカード用コネクタ1がハーフロック機構6を具備していない場合に、カード押えばね7を設けた側面と対向する側面にも同様のカード押えばね7を設け、両側のカード押えばね7のばね係数が挿入されるカードをほどよく押圧して押さえられるように構成してもよい。この時カード押えばね7は、ハーフロックばね63のように片持ちばね63aと両持ちばね63bとから構成して適宜押圧力の調整をするように片持ちばね63aのばね係数を調整しておけば良い。
またこのように、被押圧体に対して適宜押圧力となるようにばね係数を調整可能に複数のばねを用いて押圧する付勢機構であれば、ビデオカセットテープの取出し時の飛出し防止機構等メモリーカードのような小さな被押圧体ではなく大きな被押圧体にも利用しても良い。
この発明の提供する付勢機構は、被押圧体を適宜押圧力で押圧する付勢機構を必要とする電子機器に利用可能であり、具体的には、比較的大きな被押圧体であるビデオカセットテープ等の取出し時の飛出し防止機構や比較的小さなメモリーカード等の飛出し防止機構に利用できる。また、適宜調整された付勢力を持って被押圧体を押える機構なので、被押圧体移動時に抵抗を持たせたい場合等飛出し防止機構以外の機構に用いることもできる。
更にこの発明の提供する付勢機構を用いたメモリーカード用コネクタは、メモリーカードを用いる電子機器の部品としてのメモリーカード用コネクタに利用でき、メモリーカードの種類も種々のものに対応可能である。
この発明の実施例を表す斜視説明図 同説明図で(a)は平面説明図、(b)は正面説明図、(c)は背面説明図、(d)は左側面説明図、(e)は右側面説明図 A−A線断面説明図 B−B線断面説明図 C−C線断面説明図 メモリーカードを表す斜視説明図 ハーフロックばねを表す斜視説明図 図7を下方から見た一部拡大説明図 他の実施例を表す説明図 従来例を表す斜視説明図 図10の一部拡大説明図 従来のハーフロックばねを表す説明図 他の従来のハーフロックばねを表す説明図 従来例を表す説明図であり(a)は平面説明図、(b)は正面説明図、(c)は右側面説明図
符号の説明
MC メモリーカード
MC1 カード表面
MC2 コンタクト部
MC3 溝部
MC4 ハーフロック側側面
MC5 押圧側側面
MC6 挿入側側面
1 メモリーカード用コネクタ
2 ハウジング
21 ハウジング表面
22 ハウジング裏面
23 カード挿入口
24 コンタクト固定部
3 カード保持部
3a コネクタ側面
3b コネクタ側面
31 保持溝
4 コンタクト
41 基端部
42 接点部
5 イジェクト機構
6 ハーフロック機構
61 揺動基端部
62 係止突起
63 ハーフロックばね
63a 片持ちばね
63b 両持ちばね
64 コ字状スリット
65 =字状スリット
7 カード押えばね
71 基端部
72 自由端

Claims (3)

  1. 押圧部と、押圧部を一方向に付勢可能なばねからなる付勢機構であって、
    ばねは、ばね定数の異なる少なくとも二つのばねからなり、各ばねは押圧部に対して該付勢方向の反対側に配置されていることを特徴とする付勢機構。
  2. 前記ばねは、片持ち状の板ばねと両持ち状の板ばねとからなる請求項1に記載の付勢機構。
  3. 挿入されるメモリーカードに備えるコンタクトと電気的な接続が可能であり、メモリーカード側へ押圧することでメモリーカードと係止してメモリーカードを仮保持可能なハーフロック機構を、メモリーカードを挿脱する方向と平行な側面に具備するメモリーカード用コネクタにおいて、
    ハーフロック機構を具備するコネクタ側面には、片持ち状のハーフロックばねと両持ち状のハーフロックばねとをそれぞれ近接させて設け、ハーフロック機構をメモリーカード側へ付勢可能なことを特徴とするメモリーカード用コネクタ。
JP2005335776A 2005-11-21 2005-11-21 付勢機構およびメモリーカード用コネクタ Pending JP2007141719A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005335776A JP2007141719A (ja) 2005-11-21 2005-11-21 付勢機構およびメモリーカード用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005335776A JP2007141719A (ja) 2005-11-21 2005-11-21 付勢機構およびメモリーカード用コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007141719A true JP2007141719A (ja) 2007-06-07

Family

ID=38204331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005335776A Pending JP2007141719A (ja) 2005-11-21 2005-11-21 付勢機構およびメモリーカード用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007141719A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010056038A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Mitsumi Electric Co Ltd メモリカードコネクタ
CN101686270A (zh) * 2008-09-25 2010-03-31 深圳富泰宏精密工业有限公司 Sim卡锁紧结构
JP2010165139A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Smk Corp カードコネクタにおけるロック装置
CN106941362A (zh) * 2017-04-29 2017-07-11 张皓崎 取装方便的手机卡托总成及卡托母座总成

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0652187U (ja) * 1992-12-15 1994-07-15 ミツミ電機株式会社 シールドケース
JP2000130473A (ja) * 1998-10-23 2000-05-12 Bando Chem Ind Ltd 一方向クラッチ
JP2003120448A (ja) * 2001-10-16 2003-04-23 Bosch Automotive Systems Corp 燃料供給装置
JP2004127733A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Molex Inc カード用コネクタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0652187U (ja) * 1992-12-15 1994-07-15 ミツミ電機株式会社 シールドケース
JP2000130473A (ja) * 1998-10-23 2000-05-12 Bando Chem Ind Ltd 一方向クラッチ
JP2003120448A (ja) * 2001-10-16 2003-04-23 Bosch Automotive Systems Corp 燃料供給装置
JP2004127733A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Molex Inc カード用コネクタ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010056038A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Mitsumi Electric Co Ltd メモリカードコネクタ
CN101686270A (zh) * 2008-09-25 2010-03-31 深圳富泰宏精密工业有限公司 Sim卡锁紧结构
JP2010165139A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Smk Corp カードコネクタにおけるロック装置
JP4658202B2 (ja) * 2009-01-15 2011-03-23 Smk株式会社 カードコネクタにおけるロック装置
CN106941362A (zh) * 2017-04-29 2017-07-11 张皓崎 取装方便的手机卡托总成及卡托母座总成

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0947944B1 (en) Card reader connector
JP4210224B2 (ja) 電子機器用カードコネクタ及びそれに使用されるコンタクト
US6814596B2 (en) Card connector having low profile and vision indicator
JP3325865B2 (ja) カードコネクタ
EP1605393B1 (en) Card connector
US20110230072A1 (en) Push-push card connector
JP2001351735A (ja) カード用コネクタ
JP2004311416A (ja) カード用複合コネクタ
WO2004040709A1 (ja) コネクタ及びコネクタ用コンタクト
US7329134B2 (en) Electrical connector
JPH1154207A (ja) カードコネクタ
US6802448B2 (en) Compact smart card reader with ejector
JP2007141719A (ja) 付勢機構およびメモリーカード用コネクタ
JP2002033158A (ja) カード用コネクタ
TWI251964B (en) Card connector that can prevent both leaping-out and ejection failure of a card
JP2005044780A (ja) カードエジェクタプレートを備えたメモリカードコネクタ
JP2008218335A (ja) カード用コネクタ装置
US20070149017A1 (en) Card connector with an ejector
JP2007141470A (ja) メモリーカード用コネクタ
JP2009259635A (ja) カード用アダプタ
JP4835748B2 (ja) メモリカードコネクタ
JP2009158500A (ja) メモリーカード用コネクタ
JP2004311123A (ja) カード用コネクタ装置
JP2010102830A (ja) カード用コネクタ
JP3297865B2 (ja) 前面操作型嵌合離脱機構を備えたコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110628