JP3297865B2 - 前面操作型嵌合離脱機構を備えたコネクタ - Google Patents
前面操作型嵌合離脱機構を備えたコネクタInfo
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Description
タを、基板の裏面に設けられた基板側コネクタに接続す
る場合等に好適な前面操作型嵌合離脱機構を備えたコネ
クタに関し、特に、コネクタの極数が多いときに有効な
ものである。
板側コネクタに多数のケーブル側コネクタを接続する場
合、次の手法を採用していた。
ケーブル側コネクタを基板側コネクタに1本ずつ嵌合す
る。
定しておき、基板を押して一気に基板側コネクタをケー
ブル側コネクタに嵌合する。
タの嵌合面とが逆側となるため、操作がしづらく、ま
た、基板の裏面にコネクタ嵌合用スペースを設置しなけ
ればならないため、基板における実装密度が低下する。
更に、コネクタの嵌合の間違いが生じる恐れがある。
くなったとき、コネクタの嵌合離脱に要する力が大き過
ぎて、嵌合離脱が不可能になったり、基板に損傷を与え
るという欠点が生じる。また、コネクタの固定部の精度
が低いと、嵌合の深さが変動するから、信頼性が低下す
る。
数百〜数千芯になることもしばしば生じるので、コネク
タは通常複数個に分割される。したがって、例えば基板
を押す等の手法による一括操作は不可能で、コネクタ単
位での分割操作をせざるを得ない。
載された実開平4−73271号公報には、次の事項が
説明されている。すなわち、金融分野におけるキャッシ
ュカードや電子通帳等への使用が注目されているメモリ
カードは、入出力回路数が多い。したがって、現金自動
支払機等に設けられるメモリカード接続用コネクタのコ
ンタクト数も、例えば40ピン程度の多いものとなり、
接触圧は著しく大きくなる。更に、図7に示されるよう
に、メモリカード41は、その大部分がケース又はパネ
ルの差込口42内に差し込まれることが多いため、メモ
リカード41をコネクタ43から引き抜くときの把持部
分が著しく短くなりがちである。このため、メモリカー
ド41を差込口42内に差し込むことはできるが、差込
口42から引き抜くことは困難である。
を差込口42の付近に設けておき、引き抜き用操作レバ
ー44の操作によってメモリカード41の差し込み先端
を引き抜き方向に押す手段が、採用されている。
の基板の裏面に設けられた基板側コネクタにケーブル側
コネクタを接続する手法には、種々の欠点があった。
改良し、構造が簡単で、しかも、実装密度が低下するこ
とがなく、一方のコネクタに対する他方のコネクタの嵌
合及び離脱を前面で操作することができるコネクタを提
供しようとするものである。
決するため、次の手段を採用する。
に設けられたコンタクト、前記インシュレータに設けら
れた一対のガイド部及び前記インシュレータに設けられ
た突起を有する一方のコネクタと、インシュレータ及び
前記インシュレータに設けられたコンタクトを有する他
方のコネクタと、前記一方のコネクタを保持する一対の
ガイド溝及び前記一方のコネクタの前記一対のガイド部
を係止する一対のランスを有するガイド枠と、前記ガイ
ド枠に直動可能に取り付けられた直動レバーと、前記ガ
イド枠に回動可能に取り付けられ、一端側に前記一方の
コネクタの前記突起に係合する略U字型の切り欠きを有
し、他端側に前記直動レバーとの連結部を有する回動レ
バーとから構成され、前記一方のコネクタの前記ガイド
枠への組み込み過程では、まず、前記一方のコネクタの
前記突起が前記回動レバーの前記略U字型の切り欠きに
係合し、次に、前記一方のコネクタの前記一対のガイド
部が前記ガイド枠の前記一対のランスに係止される前面
操作型嵌合離脱機構を備えたコネクタ。
ーの一方向の操作によって前記一方のコネクタが前記他
方のコネクタに嵌合し、逆方向の操作によって前記一方
のコネクタが前記他方のコネクタから離脱する前記1記
載の前面操作型嵌合離脱機構を備えたコネクタ。
の円筒状穴が前記他方のコネクタに設けられた一対の円
柱状ガイドにはまることができる前記1記載の前面操作
型嵌合離脱機構を備えたコネクタ。
作型嵌合離脱機構を備えたコネクタについて図1〜図6
を参照して説明する。
視図である。ケーブル側コネクタ1のインシュレータ2
の正面の中央には、多数のソケットコンタクト3が設け
られ、ソケットコンタクト3の両側に角型ガイド部4が
形成され、各角型ガイド部4に円筒状穴5が開けられて
いる。また、インシュレータ2の側面には、回動レバー
(後述する。)と係合する突起6が形成されている。
図である。基板側コネクタ11のインシュレータ12の
正面の中央には、多数のピンコンタクト13が設けら
れ、ピンコンタクト13の両側に円柱状ガイド14が形
成されている。コネクタの嵌合の際に、ケーブル側コネ
クタ1の各円筒状穴5は、基板側コネクタ11の各円柱
状ガイド14にはめられる。
1の各コンタクトの形状は、ピンタイプ又はノンピンタ
イプのいずれをも採用可能である。また、基板側コネク
タ11をプリント配線基板に実装するとき、スルーホー
ル又はSMT(表面実装技術)のいずれをも採用可能で
ある。
製のガイド枠21に組み込みを開始するときの断面図で
ある。回動レバー22は、ガイド枠21に設けられた支
点21Aに回動可能に取り付けられている。ガイド枠2
1に開けられた貫通穴21Bには、直動レバー23が挿
通され、直動レバー23の上端に固定されたボタン24
は、貫通穴21B内に収容されたコイルばね25によっ
て上方へ付勢されている。回動レバー22には、右端部
付近に長穴22Aが形成され、左端に略U字型の切り欠
き22Bが形成され、長穴22Aは直動レバー23の下
端部付近に固定されたピン23Aに係合し、略U字型の
切り欠き22Bはケーブル側コネクタ1の突起6に係合
する。略U字型の切り欠き22BにおけるU字は、一辺
の長さと他辺の長さが違い、下方側が上方側よりも短い
ため、突起6が略U字型の切り欠き22Bに係合しやす
い。
み込むには、図3における矢印方向に手指によりケーブ
ル側コネクタ1をガイド枠21に挿入する。すると、ま
ず、ケーブル側コネクタ1の突起6が回動レバー22の
略U字型の切り欠き22Bに係合し、次に、ケーブル側
コネクタ1の一対の角型ガイド部4はガイド枠21に一
体成形された一対のランス21Dに係止され、図4に示
される組み込み終了の状態に至る。
た基板をガイド枠21に装着すると、図5の状態に至
る。
と、回動レバー22は支点21Aを中心として右回動す
るので、ケーブル側コネクタ1は基板側コネクタ11に
嵌合し、図6の嵌合終了状態に至る。嵌合終了状態で
は、コイルばね25の拡張力(復元力)が働いても、ケ
ーブル側コネクタ1の多数のソケットコンタクト3と基
板側コネクタ11の多数のピンコンタクト13とが係合
しているため、ケーブル側コネクタ1は基板側コネクタ
11から離脱しない。
動レバー22を介して、ケーブル側コネクタ1を基板側
コネクタ11から離脱させることができる。すなわち、
コネクタの前面から嵌合と離脱を行うことができる。
によれば、次の効果を奏することができる。
面から操作することができるので便利である。また、コ
ネクタの内部に操作用の空間を設ける必要がないため、
実装密度が低下しない。
ーブル側コネクタはガイド枠のランスに係止されている
から、作業性が良好である。
が基板側コネクタの一対の円柱状ガイドにはまるから、
コネクタの組み込みと嵌合が確実に行われる。
るので、極数が大きくなっても、スムーズに操作でき
る。
機構を備えたコネクタにおけるケーブル側コネクタの斜
視図である。
機構を備えたコネクタにおける基板側コネクタの斜視図
である。
機構を備えたコネクタにおけるケーブル側コネクタをガ
イド枠に組み込みを開始するときの断面図である。
機構を備えたコネクタにおけるケーブル側コネクタをガ
イド枠に組み込みを終了したときの断面図である。
機構を備えたコネクタにおける基板側コネクタをガイド
枠に装着したときの断面図である。
機構を備えたコネクタの嵌合終了時の3面図であり、
(a)は断面図、(b)は側面図、(c)は正面図を、
それぞれ示す。ただし、一部に未嵌合状態のコネクタも
示されている。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 インシュレータ、前記インシュレータに
設けられたコンタクト、前記インシュレータに設けられ
た一対のガイド部及び前記インシュレータに設けられた
突起を有する一方のコネクタと、 インシュレータ及び前記インシュレータに設けられたコ
ンタクトを有する他方のコネクタと、 前記一方のコネクタを保持する一対のガイド溝及び前記
一方のコネクタの前記一対のガイド部を係止する一対の
ランスを有するガイド枠と、 前記ガイド枠に直動可能に取り付けられた直動レバー
と、 前記ガイド枠に回動可能に取り付けられ、一端側に前記
一方のコネクタの前記突起に係合する略U字型の切り欠
きを有し、他端側に前記直動レバーとの連結部を有する
回動レバーとから構成され、 前記一方のコネクタの前記ガイド枠への組み込み過程で
は、まず、前記一方のコネクタの前記突起が前記回動レ
バーの前記略U字型の切り欠きに係合し、次に、前記、
一方のコネクタの前記一対のガイド部が前記ガイド枠の
前記一対のランスに係止されることを特徴とする前面操
作型嵌合離脱機構を備えたコネクタ。 - 【請求項2】 コネクタの前面における前記直動レバー
の一方向の操作によって前記一方のコネクタが前記他方
のコネクタに嵌合し、逆方向の操作によって前記一方の
コネクタが前記他方のコネクタから離脱することを特徴
とする請求項1記載の前面操作型嵌合離脱機構を備えた
コネクタ。 - 【請求項3】 前記一方のコネクタに設けられた一対の
円筒状穴が前記他方のコネクタに設けられた一対の円柱
状ガイドにはまることができることを特徴とする請求項
1記載の前面操作型嵌合離脱機構を備えたコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15227799A JP3297865B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 前面操作型嵌合離脱機構を備えたコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15227799A JP3297865B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 前面操作型嵌合離脱機構を備えたコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000340294A JP2000340294A (ja) | 2000-12-08 |
JP3297865B2 true JP3297865B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=15537002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15227799A Expired - Fee Related JP3297865B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 前面操作型嵌合離脱機構を備えたコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3297865B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016009597A (ja) | 2014-06-24 | 2016-01-18 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15227799A patent/JP3297865B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2000340294A (ja) | 2000-12-08 |
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