JPH0313907Y2 - - Google Patents

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JPH0313907Y2
JPH0313907Y2 JP1984022777U JP2277784U JPH0313907Y2 JP H0313907 Y2 JPH0313907 Y2 JP H0313907Y2 JP 1984022777 U JP1984022777 U JP 1984022777U JP 2277784 U JP2277784 U JP 2277784U JP H0313907 Y2 JPH0313907 Y2 JP H0313907Y2
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disk
disk storage
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control circuit
slider
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、デイスクが収納保持されるとともに
デイスク収納部に多段状に収納載置されたデイス
ク収納ケースを、上記デイスク収納部より引き出
しプレーヤ部に搬送するようにしてなるデイスク
交換装置に関する。
<背景技術とその問題点> 従来、本件出願人は、例えば光学デイスク等を
用いた自動演奏装置に設けられるデイスク交換装
置として、上面にデイスクが収納されるデイスク
収納凹部が形成されるとともに両側にそれぞれ係
合凹部が設けられたデイスク収納ケースを取出し
自在に複数枚多段状に収納するデイスク収納部
と、電磁手段により駆動され上記各係合凹部に係
合する一対のフツク部材を備え上記デイスク収納
ケースを引出し又は収納操作するデイスク引出し
機構と、このデイスク引出し機構を所定位置に自
在に搬送するデイスク搬送機構とを有し、上記デ
イスクを自動的に取出し、上記自動演奏装置によ
る演奏を自動的に行ない得るようにしたものを提
案している。
ところで、このようなデイスク交換装置では、
デイスク収納部に収納された多数のデイスクのう
ち所定のデイスクの収納位置を検索し、ここに収
納されたデイスクを取出し、このデイスクを自動
演奏装置に設けられたプレーヤ部に搬送し、さら
にこのプレーヤ部での演奏終了後、元の収納位置
を検索して上記デイスクを返却するという一連の
動作が、マイクロコンピユータ等の制御回路によ
つて順次行なわれるようになつており、所定のデ
イスクを指定することにより、ここに収録された
曲目を自動的に演奏させ得るようになつている。
ところが、このデイスク交換装置を上記制御回
路のみで制御した場合には、例えばデイスク交換
装置やこのデイスク交換装置が配された自動演奏
装置のメンテナンス時に、上記デイスク交換装置
を構成する各機構の動作状態を個別に確認するこ
とも困難である。また、上記メンテナンス時に自
在なメンテナンス作業を行なうために、上記デイ
スク交換装置の各機構を任意の位置に自在に移動
させ得ないという欠点がある。
<考案の目的> そこで本考案は、上述した如き実情に鑑み、デ
イスクの交換動作を自動で行ない得るとともに、
各機構を個別に動作させることができ、メンテナ
ンス等も自在に行ない得るようなデイスク交換装
置を提供することを目的とする。
〔目的を達成するための手段〕
本考案は、上述したような目的を達成するた
め、上面にデイスクが収納保持されるデイスク収
納凹部が形成されるとともに両側にそれぞれ係合
凹部が設けられたデイスク収納ケースを取出し自
在に複数枚収納するデイスク収納部と、このデイ
スク収納部に収納されたデイスク収納ケースの各
係合凹部に電磁駆動手段により駆動されて係合す
るフツク部材を備えるとともに上記デイスク収納
ケースを上記デイスク収納部に対し引出し又は収
納操作するデイスク引出し機構と、このデイスク
引出し機構を搬送するデイスク搬送機構と、上記
デイスク引出し機構と上記デイスク搬送機構の各
駆動回路の動作を順次制御する制御回路と、上記
デイスク引出し機構と上記デイスク搬送機構の各
駆動回路を個別に動作させる手動操作スイツチ
と、上記制御回路により上記デイスク引出し機構
と上記デイスク搬送機構の各駆動回路の動作を順
次制御する自動操作状態と上記手動操作スイツチ
の操作により上記デイスク引出し機構と上記デイ
スク搬送機構の各駆動回路を個別に動作させる手
動操作状態とを切換えるとともにこの切換え操作
に関連して上記制御回路をリセツトさせる切換ス
イツチとを備えて構成したものである。
〔作用〕
本考案に係るデイスク交換装置は、自動操作状
態と手動操作状態を選択する切換スイツチの切換
え操作により、デイスク引出し機構と上記デイス
ク搬送機構の各駆動回路の動作を順次制御する自
動操作状態と手動操作スイツチの操作により上記
デイスク引出し機構と上記デイスク搬送機構の各
駆動回路を個別に動作させる手動操作状態とが選
択される。
また、上記切換スイツチの切換え操作に関連し
て、上記制御回路が初期状態にリセツトされ、上
記制御回路に入力されたデイスク収納部のデイス
ク収納位置を指定するデータ等がキヤンセルされ
る。
<実施例> 以下、本考案の具体的な実施例を図面を参照し
て説明する。
本考案によるデイスク交換装置を光学デイスク
プレーヤを組込んだ自動演奏装置に適用した実施
例を挙げて説明すると、この自動演奏装置は、第
1図、第2図及び第3図に示す如く多数枚のデイ
スク収納ケース1を多段状に収納載置する一対の
デイスク収納31,31と、これらデイスク収納
部31,31に収納載置されたデイスク収納ケー
ス1を選択的に引出し操作するデイスク引出し機
構32と、このデイスク引出し機構32により引
出されたデイスク収納ケース1を上記デイスク引
出し機構32とともに所定演奏位置へ搬送するデ
イスク搬送機構33と、このデイスク搬送機構3
3によつて搬送されたデイスク収納ケース1に収
納保持されていた光学デイスク3を演奏するプレ
ーヤ部34とからなる。
ところで、この自動演奏装置において、演奏さ
れる光学デイスク3を収納保持するデイスク収納
ケース1は、第4図、第5図及び第6図に示すよ
うに構成されている。すなわち、このデイスク収
納ケース1は、平板状で方形状のデイスク収納ケ
ース本体2を有し、この収納ケース本体2の上面
には、楽音信号等の所定の情報信号を記録した光
学デイスク3が収納保持されるこの光学デイスク
3の外形形状に対応する円弧状のデイスク収納凹
部4が設けられている。このデイスク収納凹部4
は、光学デイスク3を収納載置したとき、この光
学デイスク3が収納ケース本体2の上面から突出
することがないように上記光学デイスク3の厚さ
より少なくとも深い深さを有するように形成され
ている。また、デイスク収納凹部4の外周部に
は、第6図に示すように底面より一段高く形成さ
れたデイスク載置段部5がリング状に形成され、
光学デイスク3は情報信号の記録されていない外
周縁部を支持されて収納載置される。従つて、光
学デイスク3は、信号記録面を底面に接触させる
ことなくデイスク収納凹部4内に収納載置され
る。さらに、収納ケース本体2の中央部から側方
側に亘つて、デイスク収納ケース1に収納載置さ
れこのデイスク収納ケース1とともにプレーヤ部
まで移送された光学デイスク3がデイスクテーブ
ルに装着される際にこのデイスクテーブルが突出
するように進出し、演奏時に上記光学デイスク3
に記録された情報信号を読み取り操作するように
上記光学デイスク3の内外周に亘つてこの光学デ
イスク3の下面側において移動操作される光学ピ
ツクアツプ装置の対物レンズ側が臨む長穴部6が
穿設されている。この長穴部6は、上述のように
デイスクテーブルが進入し、光学ピツクアツプ装
置の対物レンズ側が臨むものであるので、上記光
学デイスク3が装着されるデイスクテーブルの径
より大きな径Rを有し、光学ピツクアツプ装置の
少なくとも対物レンズの移動範囲に亘る長さLを
有するものとして形成される。
また、収納ケース本体2の前方側の両側部に
は、内方側部側を幅狭間となし外方側に向て徐々
に拡開するように略V字状に形成された後述する
デイスク収納ケース1を保持するフツク部材が係
合する係合凹部7,7が設けられている。これら
係合凹部7,7を設けた近傍には、このデイスク
収納ケース1をデイスク収納部に収納保持したと
き上記デイスク収納部に係合凹部保持させるロツ
クアーム8,8がそれぞれ取付けられている。こ
のロツクアーム8は、略くの字状に形成されたア
ーム部9の先端側に第1の突出部であるロツク爪
10を設け、上記アーム部9の中途部側縁に第2
の突出部である先端を半円状に形成した押圧操作
部11を設けている。そして、上記ロツクアーム
8は、ロツク爪10の先端を収納ケース本体2の
側部外方に突出させ、押圧操作部11を係合凹部
7に突出させ、アーム部9の基端側一側に突出さ
せた突片12を介して収納ケース本体2の前方側
コーナ部に植立した支軸13に枢支させて回動自
在に取付けられるとともに、アーム部9の基端側
他側に突出されて切欠き穴15内に臨むように折
曲げられて係止片16に一端を係止させ収納ケー
ス本体2に係止させたスプリング17の他端を係
止させることにより、上記ロツク爪10が収納ケ
ース本体2の側部外方へ付勢されるように第4図
中矢印A方向に回動付勢されて取付けられてい
る。また、ロツクアーム8のアーム部9の中途部
には、収納ケース本体2に植立したガイドピン1
8が係合する上記ロツクアーム8の回動軌跡に対
応した湾曲面19を有する長孔20が穿設され、
回動操作時に上記湾曲面19がガイドピン18に
ガイドされることにより比較的長尺なロツクアー
ム8が揺動することなく規制されて回動操作する
ようになされている。さらに、収納ケース本体2
のロツクアーム8が取付けられ回動する部分は切
欠き段状部21aとなされ、ロツクアーム8がこ
の切欠き段状部21a内に配置して取付けられる
ことにより収納ケース本体2の上面から突出しな
いようになされている。さらにまた、スプリング
17が係止される係止片16を切欠き穴15内に
位置するように折曲げて形成されているので、円
筒状となした上記スプリング17は上記切欠き穴
15内に収納される如くなり、収納ケース2の上
下面から突出することなく取付けられる。このよ
うに、上記デイスク収納ケース1は、回動するロ
ツクアーム8及びこれを回動付勢するスプリング
17を収納ケース本体2の肉厚内に収めることに
より薄型化を達成し、デイスク収納部への高密度
収納を可能となし、さらに円滑な引出しあるいは
収納操作を可能とするように構成されている。
また、収納ケース本体2に設けた係合凹部7,
7の内方側開口端には、デイスク収納ケース1を
デイスク収納部へ収納載置したとき、上記デイス
ク収納部の開口端面に係止され収納位置を規制す
る係止突片21,21が突設されている。さら
に、ロツクアーム8,8を枢支する支軸13,1
3が植立される部分も収納ケース本体2の両側か
ら側方へ突出して形成され、デイスク収納部への
挿入側となる後面の幅に対し前面の幅を大きく形
成することにより、デイスク収納部への逆挿入の
防止を図り得る形状に形成されている。
さらに、収納ケース本体2の下面であつてデイ
スク収納凹部4に対応する位置には、光学デイス
ク3を収納載置したデイスク収納ケース1を多数
枚デイスク収納部に多段状に収納載置したとき、
互いに下面側に位置するデイスク収納ケース1に
収納載置された光学デイスク3を支持して脱落を
防止するように作用する第5図に示す如き突起状
の突出部22が複数個設けられている。従つて、
デイスク収納ケース本体2の上面には、多段状に
収納載置されたデイスク収納ケース1を選択的に
引出すときに、上記突出部22の逃げ用の溝23
が前面側から後面側に亘つて穿設されている。
さらにまた、デイスク収納ケース本体2の下面
両側には、デイスク収納部から引出し操作される
際に引出し方向を案内するガイドレールに係合す
る断面L字状の一対の案内溝24,24が前面側
から後面側に亘つて形成されている。
そして、上記自動演奏装置を構成する上記デイ
スク収納ケース1が多段状に収納される一対のデ
イスク収納部31,31は、装置本体を構成する
基台35の両側に、デイスク収納ケース1の挿脱
口36側を相対向させて植立する如く配設されて
いる。このデイスク収納部31は挿脱口36の間
隔をここに収納されるデイスク収納ケース1の幅
に対応する間隔とした箱状に形成され、相対向す
る両側壁37,37の内側面には、第7図に示す
ように、デイスク収納ケース本体2の両側に設け
られた案内溝24,24が係合し、デイスク収納
ケース1が載置される載置片38がそれぞれ相対
向して少なくともデイスク収納ケース1の収納ス
ペースを確保する間隔をもつて多段状に高さ方向
に連続して形成されている。本実施例におけるデ
イスク収納部31にあつては、それぞれ対をなす
載置片38,38が高さ方向に60段設けられ、60
枚のデイスク収納ケース1が収納載置されるよう
に構成されている。また、挿脱口36側には、載
置片38の10段毎に両側の載置片38,38を連
結する補強用の連結片38aが設けられている。
上記載置片38の高さ方向の間隔は、デイスク
収納ケース1を収納するに足るものであればよい
ものであるが、デイスク収納ケース1の収納密度
を上げるため、各載置片38を介してデイスク収
納ケース1を収納載置したとき、多段に重ねる如
く載置されるデイスク収納ケース1の上側に位置
するものの下面に設けた突出部22が下側に位置
するもののデイスク収納凹部4内にわずか突出す
るとともに、載置片38上に収納載置されるデイ
スク収納ケース1の円滑な挿脱操作を行なうため
上記載置片38とデイスク収納ケース1の上面と
の間にわずかの間隔を確保し得る間隔をもつて多
段状に形成されている。
また、上記デイスク収納部31の両側壁37,
37の載置片38,38間に対応する位置には、
第8図に示す如くデイスク収納ケース1に設けた
ロツクアーム8先端のロツク爪10が係合する係
合孔39が穿設され、少なくとも一方の側壁37
の外側面には上記係合孔39に対応して並列にこ
のデイスク収納部31に収納載置されたデイスク
収納ケース1の検出用突片40が設けられてい
る。
そして、本発明によるデイスク収納ケース1
は、後端側から両側の案内溝24,24を載置片
38に係合させるようにして挿脱口36を介して
デイスク収納部31に挿入していくと、スプリン
グ17,17により先端のロツク爪10,10が
上記デイスク収納部31の両側壁37,37によ
り押圧されて上記スプリング17,17の付勢力
に抗してロツクアーム8,8が回動されて収納ケ
ース本体2に引込むようにされる。そして、収納
ケース本体2の前面側に設けた係止片21,21
がデイスク収納部31の挿脱口36側端面に当接
するまで挿入すると、ロツクアーム8,8の先端
のロツク爪10,10が両側壁37,37に穿設
した係合孔39,39に臨むようになり、第8図
に示すように上記ロツクアーム8,8がスプリン
グ17,17により回動付勢されてロツク爪1
0,10が上記係合孔39,39に係合する。従
つて、本考案によるデイスク収納ケース1は、ロ
ツクアーム8,8先端のロツク爪10,10をデ
イスク収納部31の係合孔39,39に係合させ
て収納載置され得るので、デイスク収納部31か
ら抜け落ちを防止して確実に収納させることがで
きる。
また、本考案によるデイスク収納ケース1は、
上述の如くロツク爪10,10を係合孔39,3
9に係合させてデイスク収納部31に収納載置し
たとき、両側の係合凹部7,7に突出したロツク
アーム8,8の押圧操作部11,11は、上記係
合凹部7,7とともにデイスク収納部31の外方
に位置している。そこで、上記押圧操作部11,
11を適宜押圧すれば、ロツクアーム8,8はス
プリング17,17の付勢力に抗して回動され、
先端のロツク爪10,10の係合孔39,39に
対する係合を解除できる。従つて、押圧操作部1
1,11を押圧してロツクアーム8,8を回動さ
せてロツク爪10,10の係合孔39,39への
係合を解除させることにより、デイスク収納ケー
ス1のデイスク収納部31からの引出しが行なえ
る。
ところで、上述のように構成されたデイスク収
納ケース1が多段状に収納配置される一対のデイ
スク収納部31,31を配設した自動演奏装置
は、上記デイスク収納部31,31間の中央位置
にデイスクテーブル41を一体に取付けたスピン
ドル軸42の軸心を一致させて光学ピツクアツプ
装置43を備えたプレーヤ部34を基台35上に
載置する如く設け、上記デイスク収納部31,3
1に収納載置されたデイスク収納ケース1を保持
する収納ケース保持手段が設けられこの収納ケー
ス保持手段によつて保持された上記デイスク収納
ケース1を上記デイスク収納部31,31から引
出し操作するデイスク引出し手段となるデイスク
引出し機構32を上記一対のデイスク収納部3
1,31間に亘つてスライド可能に支持した搬送
機構33を上記一対のデイスク収納部31,31
間において昇降自在に設けている。
そして、上記搬送機構33は、中央部に開口を
有する略枠状に形成された搬送体44を有してい
る。この搬送体44は、背面側の一側に軸方向に
貫通孔45を穿設した支持ブロツク46を取付
け、この支持ブロツク46の貫通孔45を基台3
5の背面側に植立する如く設けた昇降ガイド軸4
7にスライドベアリング48を介在させて第3図
に示す如く嵌装し、上記昇降ガイド軸47にガイ
ドされて昇降し得るように支持され、さらに背面
側の一側の端部に取付けた一対の挾持片49,4
9で上記昇降ガイド軸47と平行に植立された回
動規制ガイド軸50を挾持するようになし、昇降
ガイド軸47の軸回り方向に対する回動を規制す
るようにして取付けられている。このように取付
けられた搬送体44は、基台35上背面側に配設
した昇降駆動モータ51により昇降駆動される。
この昇降駆動モータ51の駆動力はワイヤ52を
介して搬送体44に伝達するようになされるもの
であつて、上記駆動力を伝達するワイヤ52は、
両端をそれぞれ上記搬送体44に連結し、昇降駆
動モータ51の駆動軸53に取付けたプーリ54
に巻回して上記昇降駆動モータ51の駆動力を上
記搬送体44に伝達するようになされるととも
に、装置本体の適宜位置に配設されるプーリ54
に巻回され昇降ガイド軸47と平行な走行路と昇
降駆動モータ51の駆動軸53に直交する方向の
走行路を有するように巻装されている。また、ワ
イヤ52の中途部には、昇降ガイド軸47と平行
に植立されたスライド軸56に摺動自在に嵌装さ
れたバランスウエイ57が連結され、搬送体44
を昇降ガイド軸47上の適宜位置に停止させ得る
ようになされている。このように搬送体44を昇
降ガイド軸47にガイドさせて昇降駆動モータ5
1により昇降操作するようになされた搬送機構3
3の上記搬送体44は、上記昇降駆動モータ51
の駆動操作により、デイスク収納部31の上端位
置から基台35上に設けられるプレーヤ部34の
デイスクテーブル41の下面側位置に亘つて昇降
操作され、デイスク引出し機構32により引出さ
れたデイスク収納ケース1に収納保持された光学
デイスク3をデイスクテーブル41上に載置する
ように動作する。
そして、上記搬送機構33の搬送体44上にス
ライド可能に支持されるデイスク引出し機構32
は、第9図に示すように、連結杆58の両端に支
持杆59,59を一体に設けて略H形状に形成さ
れたスライド60を有している。このスライダ6
0は、支持杆59,59の下面側の相対向する両
側に取付けたV字溝を長手方向に穿設した一対の
支持レール61,61を、搬送体44の相対向す
る両側に取付けたV字溝を長手方向に穿設した一
対のガイドレール62,62間にクロスベアリン
グ62aを介在させて挾持させて取付けられ、搬
送体44上水平方向に一対のデイスク収納部3
1,31間に亘つてスライド自在となされてい
る。このように搬送体44上をスライド自在とな
されたスライド60は、第10図に示すように、
搬送体44の背面側に取付け金具63を介して取
付けられるスライダ駆動モータ64により移動操
作される。そして、スライダ60とスライダ駆動
モータ64とは、上記スライダ60の一方の支持
枠59の一側部に取付けたラツク65に平歯車6
6を歯合させ、この平歯車66と同軸に斜歯歯車
67を設け、この斜歯歯車67に上記スライダ駆
動モータ64の駆動軸68に取付けたウオームギ
ヤ69を歯合させて連結され、上記スライダ駆動
モータ64の回転駆動によりスライダ60を移動
操作するように構成されている。
上述のようにスライダ駆動モータ64によりス
ライダ60を搬送体44上にスライダ自在に設け
てなる引出し機構32の上記スライダ60には、
各デイスク収納部31,31に収納載置されたデ
イスク収納ケース1を保持する保持手段を構成す
る対をなすフツク部材7が各デイスク収納部3
1,31にそれぞれ対向して1組ずつ設けられて
いる。このデイスク収納ケース1の保持手段を構
成するフツク部材70は、第11図に示すように
アーム部71の先端にデイスク収納ケース1の両
側に設けた係合凹部7に係合するこの係合凹部7
に対応する形状の係合爪72が設けられている。
すなわち、この係合爪72は、先端部を幅狭間と
なし基端側に向つて徐々に幅広ろとなる略V字状
に形成されている。そして、それぞれ一組ずつ対
をなす各一対のフツク部材70,70及び70,
70は、スライダ60の連結杆58の中心線を中
心にして対称となるようにして各係合爪72と対
向させ、支持杆59,59と上記連結杆58の連
結部において、上記スライダ60の下面側に支軸
73を介して回動自在に枢支されるとともに、ア
ーム部71の基端に起立した係止片74に一端を
係止させスライダ60の一部に形成された係止片
75に他端を係止させたスプリング76により上
記係合爪72が互いに近接する方向である第12
図中矢印X方向に回動付勢されるようにして取付
けられている。また、フツク部材70のアーム部
71の基端側には、このアーム部71に対し直交
するように位置決め片77が一体に延設されてい
る。そして、この位置決め片77は、フツク部材
70がスライダ60に回動付勢されて取付けられ
た状態で、上記スライダ60の連結杆58の中心
線上に切起し形成された一対の位置決め係止片9
8,78に当接係止され、各フツク部材70の回
動付勢位置を規制するようにしている。このよう
に取付けられる各一対のフツク部材70,70の
係合爪72,72の間隔は、デイスク収納ケース
1の両側の各係合凹部7,7に亘る長さと略々同
一となされ、上記各係合爪72,72がそれぞれ
上記各係合凹部7,7に係合した状態で、スプリ
ング76の付勢力を受けることなく上記フツク部
材70,70がデイスク収納ケース1の上記係合
凹部7,7に係合し上記デイスク収納ケース1に
負荷を与えることなく保持するようにしている。
また、スライダ60の上面側には、上記各フツ
ク部材70をスプリング76の付勢力に抗して回
動操作し、各対をなすフツク部材70,70の係
合爪72,72の間隔を拡開するソレノイドプラ
ンジヤ79が支持杆59から立上がらせた取付け
片80を介して上記各フツク部材70毎に取付け
られている。そして、各ソレノイドプランジヤ7
9は、第13図に示すように、一方の対をなすフ
ツク部材70を操作するものと他方の対をなすフ
ツク部材70を操作するものとが、プランジヤロ
ツド81を互いに対向させるようにして取付けら
れている。上記ソレノイドプランジヤ79とフツ
ク部材70は、第11図に示すように形成された
L字状の連結板82によつて連結されている。こ
の連結板82は、上面にプランジヤロツド81嵌
合用の嵌合凹部83を設けた短片84と下面側へ
突出する如くフツク部材70に嵌合する嵌合ピン
85を設けた突片86を上記短片84と対向する
ように先端側一側部に設けた長片87とからな
る。そして、上記嵌合凹部83にプランジヤロツ
ド81の先端に設けた嵌合溝88を嵌合させ、上
記嵌合ピン85をスライダ60に穿設した長孔8
9から上記スライダ60の下面に臨ませてフツク
部材70のアーム部71の基端に穿設した嵌合孔
90に嵌合させることにより、ソレノイドプラン
ジヤ79とフツク部材70とは上記連結板82を
介して連結される。そして、ソレノイドプランジ
ヤ79に通電がなされ、プランジヤロツド81が
引き付けられるとフツク部材70をスプリング7
6に抗して回動され、対をなす各フツク部材70
の相対向する係合爪72,72の間隔を拡開さ
せ、例えば上記一対のフツク部材70,70によ
るデイスク収納ケースの保持を解除する。
ところで、各対をなす一方及び他方のフツク部
材70,70を操作するソレノイドプランジヤ7
9,79は互いに相対向して取付けられ、上記各
フツク部材70,70が互いに近接して取付けら
れるため、各連結板82,82は、各長片87,
87を相対向させるように取付けられ、上記フツ
ク部材70の回動操作機構をわずかのスペースに
コンパクトに取付けられる。
また、スライダ60上には、ソレノイドプラン
ジヤ79が作動してフツク部材70が作動状態に
あるか不作動状態にあるかを検出する検出機構が
設けられている。この検出機構は、一対の受光素
子及び発光素子を有するフオトインタラプタ91
と、このフオトインタラプタ92の受光素子及び
発光素子間に進入するシヤツタ板93とから構成
されている。上記シヤツタ板93は、フツク部材
70とソレノイドプランジヤ79とを連結する可
動部となる連結板82の嵌合ピン82を設けた突
片86上に上記嵌合ピン82と対向して設けられ
る。一方、フオトインタラプタ92は、フオトイ
ンタラプタ取付け部94を連結板82上に臨むよ
うにしてスライダ60の連結杆58に基端部95
を固定して取付けられるホルダー96を介して取
付けられる。このホルダー96のフオトインタラ
プタ取付け部94には、2つのフオトインタラプ
タ92,92を嵌合配設し得るように2つのフオ
トインタラプタ嵌合部97,97が設けられてい
る。このフオトインタラプタ嵌合部17には、コ
字状のフオトインタラプタ92の発光素子取付部
92a及び受光素子取付部92bがそれぞれ嵌合
する嵌合孔97a,97bが穿設されている。そ
して、これら嵌合孔97a,97bに上記発光素
子及び受光素子取付部92a,92bを嵌合させ
載置片97c上に載置させるようにしてフオトイ
ンタラプタ92が嵌合配設される。このように取
付けられた2つのフオトインタラプタ92,92
は、互いに対向して取付けられる連結片82,8
2の各シヤツタ板93,93間に位置するように
配設され、一方のフオトインタラプタ92は、一
方の連結板82が作動したときこの連結板82に
設けたシヤツタ板93によつて発光素子からの光
が遮光されることにより、上記連結板82が作動
しこの連結板82に連結されたフツク部材70が
回動操作されたことを受光素子で検出し、他方の
フオトインタラプタ92は、他の連結板82が作
動したときこの連結板82に設けたシヤツタ板9
3によつて発光素子からの光が遮光されることに
より、上記連結板82が作動しこの連結板82に
連結されたフツク部材70が回動操作されたこと
を受光素子で検出するようにしている。
以上のように構成されたデイスク交換装置で
は、上記フツク部材70,70を駆動するソレノ
イドプランジヤ79,79、上記スライダ60を
駆動するスライダ駆動モータ64、及び上記搬送
体44を駆動する昇降駆動モータ51は、第14
図に示すような駆動制御回路によつて、例えばマ
イクロコンピユータよりなる制御回路123によ
り順次駆動制御され、光学デイスク3を保持した
デイスク収納ケース1を上記デイスク収納部31
より取出し、上記プレーヤ部34に搬送し、この
プレーヤ部34での演奏後、上記デイスク収納部
31に返却するという一連の動作が自動的に行な
われる自動操作状態と、上記各駆動モータ51,
64の正転駆動及び逆転駆動、並びに各ソレノイ
ドプランジヤ79,79の駆動が、6個の操作ス
イツチ124により、それぞれ個別に操作し得る
手動操作状態とに切換えられるようになつてい
る。そこで、この駆動制御回路について説明す
る。
まず、上記昇降駆動モータ51を駆動する昇降
駆動回路125は一方の入力端子に正転信号が供
給されることにより上記昇降駆動モータ51を正
転駆動させ、他方の入力端子に逆転信号が供給さ
れることにより上記昇降駆動モータ51を逆転駆
動させる。そして、上記正転信号と逆転信号が各
入力端子に同時に供給されるか、あるいはいずれ
にも供給されなくなつたときに上記昇降駆動モー
タ51を停止するようになつている。また、上記
スライダ駆動モータ64を駆動するスライダ駆動
回路126は、一方の入力端子に正転信号が供給
されることにより上記スライダ駆動モータ64を
正転させ、他方の入力端子に逆転信号が供給され
ることにより上記スライダ駆動モータ64を逆転
駆動させる。そして、上記正転信号と逆転信号と
が各入力端子に同時に供給されるか、あるいはい
ずれにも供給されなくなつたとき上記スライダ駆
動モータ51を停止するようになつている。さら
に上記各ソレノイドプランジヤ79,79を駆動
するプランジヤ駆動回路127,127は、その
入力端子にプランジヤ駆動信号を供給されること
により、各ソレノイドプランジヤ79,79を通
電状態において各プランジヤロツド81,81を
引き付け、上記プランジヤ駆動信号が停止すると
上記通電を解除するように動作する。
そして、上記各駆動回路125,126,12
7,127の各入力端子は、これら入力端子にそ
れぞれ対応して配された切換回路128が切換る
ことにより、上記制御回路123又は上記操作ス
イツチ124との接続状態を切換えられるように
なつている。例えば上記昇降駆動モータ51の一
方の入力端子は、上記切換回路128の出力側の
制御端子に接続されている。上記切換回路128
の一対の入力端子のうち一方の入力端子には上記
制御回路123の出力端子が接続され、他方の入
力端子には上記操作スイツチ124が接続されて
いる。またこの切換え回路128は、この駆動制
御回路の上記自動操作状態と手動操作状態とを切
換える切換スイツチ129を介して電源B1に接
続されており、上記切換スイツチ129が切換え
操作されることに伴ない、上記制御端子が操作さ
れ、この制御端子と上記制御回路123又は上記
操作スイツチ124との接続状態が切換わるよう
になつている。この切換回路128は例えば第1
5図に示すような論理回路として構成される。す
なわちこの切換回路128では上記切換スイツチ
129のON,OFF操作によつて供給される信号
入力を一対のアンドゲート130,131のうち
一方のアンドゲート130の一方の入力端子に供
給するとともに、他方のアンドゲート131の一
方の入力端子にインバータ132を介して供給す
る。従つて、上記切換スイツチ129がONされ
ると上記一方のアンドゲート130の一方の入力
端子に作動信号が供給され、反対に上記切換スイ
ツチ129がOFFされると、上記他のアンドゲ
ート131の一方の入力端子に上記インバータ1
32からの作動信号が供給されるようになつてい
る。そして、上記一方のアンドゲート130の他
方の入力端子は、上記操作スイツチ124を介し
て電源B2に接続されており、この操作スイツチ
124のON操作によつて制御信号を得るように
なつている。また、上記他方のアンドゲート13
1の他方の入力端子は、上記制御回路123に接
続され、この制御回路123より制御信号を得る
ようになつている。さらに、上記各アンドゲート
130,131の出力端子はオアゲート133の
各入力端子に接続され、このオアゲート133の
出力端子は、上述したように例えば上記昇降駆動
回路125の一方の入力端子に接続されている。
そして、このような構成の切換回路128によ
り、上記自動操作状態においては上記制御回路1
23の制御信号が上記昇降駆動回路125に出力
されるとともに、上記手動操作状態においては上
記操作スイツチ124からの制御信号が上記昇降
駆動回路125に出力されることとなる。なお、
ここでは上記昇降駆動回路125の一方の入力端
子に対応して設けられた切換回路128並びに操
作スイツチ124について述べたが、上記各駆動
回路125,126,127,127の他の入力
端子にも同様に、上記切換回路128並びに操作
スイツチ124がそれぞれ対応して設けられ、上
記切換スイツチ129及び上記制御回路123の
各出力端子にそれぞれ接続されている。
また、上記切換スイツチ129は上記切換回路
128の切換え操作に加えて、上記制御回路12
3のリセツト操作を行なうようになつている。す
なわち、この切換スイツチ129は上記制御回路
123のリセツト用に設けられる例えばトランジ
スタ134のベースに抵抗を介して接続されてい
る。このトランジスタ134はコレクタが上記制
御回路123のリセツト端子に接続され、エミツ
タが接地されており、上記切換スイツチ129の
OFF時は作動せず、上記制御回路123を作動
状態に置くとともに、上記切換スイツチ129の
ON操作によつて得られるベース入力により作動
し、上記制御回路123をリセツトし不作動状態
に置くように動作する。
また、上記制御回路123では、上記一対のデ
イスク収納部31,31のうち、いずれか一方を
指定する収納部指定データ、及びこのデイスク収
納部31に収納載置されたデイスク収納ケース1
のうちの所定のデイスク収納ケース1の収納位置
を示す番地指定データを入力されることにより、
所定のプログラムに基づいて動作し、上記各駆動
回路125,126,127,127を順次制御
して、上述した如きデイスク収納ケース1の取出
し及び返却動作を自動的に行なうようになつてい
る。そして、上記トランジスタ134が作動する
と、上記制御回路123がリセツトされ、不作動
状態におかれるとともに上述した各指定データが
キヤンセルされ初期状態に戻されるようになつて
いる。またさらに、上記切換スイツチ129が
OFFされ上記制御回路123がリセツトを解除
され、再び作動状態におかれると、この制御回路
123は、初期化プログラムに基づいて動作する
ようになつており、例えば上記フツク部材70,
70を拡開させるようにプランジヤ79,79を
駆動するとともに、上記搬送体44を下降させる
ように昇降駆動モータ51を駆動し、上記搬送体
44が最降下位置で、ここに設けられた後述する
搬送体位置検出スイツチ121の検出出力によつ
て停止し、この位置を初期状態における動作開始
位置とすることによつて、上記制御回路123に
再び入力される上記収納部指定データ及び番地指
定データに基づく制御動作を開始し得る状態にお
かれる。
そこで、このような制御回路123の動作に基
づいて行なわれる上記デイスク収納ケース1の引
出し動作から、このデイスク収納ケース1に保持
された光学デイスク3の演奏に至る動作、さらに
この演奏終了後の上記デイスク収納ケース1の返
却動作を説明する。ここで、上記切換スイツチ1
29はOFFされ、上記制御回路123が動作状
態に置かれている。
まず、上記制御回路123において、上記収納
部指定データ及び番地指定データが入力され、一
対のデイスク収納部31,31のいずれか一方、
例えば第9図中左側に位置するデイスク収納部3
1が指定されるとともに、このデイスク収納部3
1に収納載置されたデイスク収納ケース1中の特
定番地にあるものが指定されると、各フツク部材
70を回動操作する2つのソレノイドプランジヤ
79のプランジヤ駆動回路127,127に上記
制御回路123からのプランジヤ駆動信号が供給
される。すると上記各ソレノイドプランジヤ7
9,79が通電状態におかれ、対をなす各フツク
部材70はその間隔を拡開するように回動操作さ
れる。次に、上記制御回路123では上記指定さ
れた番地と上記スライダ60の位置とを比較し、
例えば上記指定された番地が上記スライダ60よ
り高い位置にあるときには、上記昇降駆動回路1
25に正転信号を供給し、上記昇降駆動モータ5
1を正転させて、上記搬送体44を昇降ガイド4
7にガイドさせて上昇させ、この搬送体44上に
支持されたスライダ60を上記指定された番地の
デイスク収納ケース1に対応する位置まで移送す
る。そして、上記スライダ60が指定された位置
まで上昇すると、上記正転信号が停止し、上記昇
降駆動モータ51が停止することによつて、上記
スライダ60が指定されたデイスク収納ケース1
に対応する位置で停止する。ここで、上記制御回
路123は上記スライダ駆動回路126に正転信
号を供給し、上記スライダ駆動モータ64が正転
駆動し、スライダ60を指定された左側の一方の
デイスク収納部31側へ移動させる。そして、上
記スライダ60が移動し、このスライダ60に設
けた一方の一対のフツク部材70,70先端の係
合爪72,72が、デイスク収納ケース1の係合
凹部7,7の対向する位置へ至ると、搬送体44
上に設けられたスライダ位置検出用の第1の検出
スイツチ101が上記スライダ60の一方の支持
杆59の第9図中左方側に設けられた第1の操作
片102で操作され、上記スライダ60が左側の
デイスク収納部31側である第1の位置へ至つた
ことを検出する検出信号を出力し、この検出信号
に基づいて上記制御回路123の正転駆動信号が
停止し、これに伴なう上記スライダ駆動モータ6
4の停止によつて、上記スライダ60が、上記一
対のフツク部材70,70を指定されたデイスク
収納ケース1の係合凹部7,7に対向させた位置
で停止する。ここで、スライダ60の左方側に位
置する一方の対をなすフツク部材70,70を駆
動するソレノイドプランジヤ79,79のプラン
ジヤ駆動回路127に供給されるプランジヤ駆動
信号が停止し、これらのソレノイドプランジヤ7
9,79の通電が停止することにより、上記各フ
ツク部材70,70先端の係合爪72,72がデ
イスク収納ケース1の係合凹部7,7に係合す
る。このようにフツク部材70,70でデイスク
収納ケース1を保持した後、上記制御回路123
からは、上記スライダ駆動回路126に逆転信号
が供給され、上記スライダ駆動モータ64が逆転
駆動され、他方のデイスク収納部31側である第
9図中右方へスライドし、上記デイスク収納ケー
ス1を一方のデイスク収納部31から引出す。こ
のデイスク収納ケース1は、上述の如く引出され
たとき両側の案内溝24,24を搬送体44上に
設けられた一対のガイドレール103,103に
係合し、このガイドレール103,103にガイ
ドされて上記スライダ60とともに搬送体44上
をスライドする。そして、上記スライダ60は第
16図に示すように引出された上記デイスク収納
ケース1に収納保持された光学デイスク3のセン
ター穴3aがプレーヤ部のスピンドル軸42の軸
心に一致する一対のデイスク収納部31,31間
の中央位置に一致する第2の位置へ移動される。
ここでスライダ60が上記第2の位置へ移動され
ると、このスライダ60の一方の支持片59の第
9図中右方側に設けた第2の操作片105で搬送
体44上に設けられたスライダ位置検出用の第2
の検出スイツチ106が操作され、この第2の検
出スイツチ106から検出出力が出力される。上
記制御回路123はこの検出スイツチ106の検
出出力に基づいて上記スライダ駆動回路126へ
の逆転信号の供給を停止し、上記スライダ駆動モ
ータ64を停止させ、上記スライダ60を第16
図に示す上記第2の位置で停止させる。
ところで、上述の如くスライダ60が第2の位
置へ至つた状態において、一方の対をなすフツク
部材70,70と対向する他方の対をなすフツク
部材70,70は、上記一方のデイスク収納部3
1と対向する他方のデイスク収納部31に収納載
置されたデイスク収納ケース1の係合凹部7,7
に係合爪72,72を対向させた状態となつてい
る。
また、上述のように一対の対をなすフツク部材
70,70でデイスク収納ケース1を保持し、こ
のデイスク収納ケース1をスライダ60が引出し
た所で、上記制御回路123からは上記昇降駆動
回路125に上記逆転信号が供給され、上記昇降
駆動モータ51が逆転方向に駆動され、搬送体4
4をプレーヤ部34側の下方側へ降下させる。
ところで、搬送体44を昇降ガイド軸47に支
持する支持ブロツク46には、第17図に示すよ
うにチヤツキングアーム取付金具110が取付け
られ、このチヤツキングアーム取付金具110を
介してチヤツキングアーム111が取付けられて
いる。このチヤツキングアーム111は、先端側
に配設したデイスクチヤツク部112を搬送体4
4上に設けたスライダ60と対向させるようにし
て、枢軸113を介して支持されるとともに、上
記支持ブロツク46に一端を係止させた引張りコ
イルスプリング114の他端が上記枢軸113か
ら後方の基端部側に係止されて上記スライダ60
から離間する方向に回動付勢されて取付けられて
いる。すなわち、チヤツキングアーム111は、
スライダ60によりデイスク収納ケース1の引出
し操作を阻害しないように位置されている。ま
た、チヤツキングアーム111の基端部には、搬
送体44がプレーヤ部34側位置まで降下された
とき、装置本体を構成する基台35に取付けられ
た押圧カム部115と係合する圧接ローラ116
が設けられている。
そして、デイスク収納ケース1を引出したスラ
イダ60が設けられた搬送体44が降下され、こ
の搬送体44がプレーヤ部34上に至ると上記搬
送体44のガイドレール103,103上に載置
されたデイスク収納ケース1の長穴部6にデイス
クテーブル41が進入し、上記デイスク収納ケー
ス1内に収納保持された光学デイスク3がセンタ
ー穴3aをスピンドル軸42に嵌合してデイスク
テーブル41上に載置される。この状態から搬送
体44がさらに降下されると、デイスク収納ケー
ス1は光学デイスク3をデイスクテーブル41上
に残したままの状態で上記デイスクテーブル41
下方位置まで搬送されて上記光学デイスク3から
分離される。また、光学デイスク3がデイスクテ
ーブル41上に載置される位置まで搬送体44が
降下されるようになると、第18図に示すように
チヤツキングアーム111は基端部に設けた圧接
ローラ116が外筐等の固定部に設けられた当接
部115に当接係合し降下方向への移動が規制さ
れて引張りコイルスプリング114の付勢力に抗
してデイスクテーブル41側へ回動操作され、先
端側に設けたデイスクチヤツク部112がデイス
クテーブル41上に圧着しこのデイスクテーブル
41上に載置された光学デイスク3を挾着し、こ
の光学デイスク3をデイスクテーブル41と一体
に回転するようになす。なお、デイスクチヤツク
部112の取付け軸117と、この取付け軸11
7を摺動可能に支持する枢支部118間にはリミ
ツタスプリング119が配設され、デイスクチヤ
ツク部112の光学デイスク3への圧着力が常に
所定圧力となるようになされている。
また、上述の如く光学デイスク3がデイスク収納
ケース1から分離されデイスクテーブル41上に
デイスクチヤツク部112で挾着される位置まで
搬送体44が降下されると、昇降ガイド軸47の
基端側位置に設けた搬送体位置検出スイツチ12
1が搬送体44の下端の押圧作部122で操作さ
れ、搬送体44の降下位置検出出力が出力され
る。上記制御回路123はこの降下位置検出出力
に基づいて、上記昇降駆動回路125への逆転信
号の供給を停止することにより、上記搬送体44
を停止させる。
なお、この搬送体44の停止位置は、上述した
制御回路123のリセツト解除後の初期化プログ
ラムに基づく動作において、上記制御回路123
の初期状態における動作開始位置となる最降下位
置である。
また、上記搬送体44が停止されると、上記プ
レーヤ部34は演奏状態となり、デイスクテーブ
ル41が回転駆動され光学デイスク3が回転操作
されデイスク収納ケース1の長穴部6を介して上
記光学デイスク3と対向配置された光学ピツクア
ツプ装置43が上記光学デイスク3の内外周に亘
つて移動し、ここに内蔵した半導レーザから発振
されるレーザビームにより上記光学デイスク3に
記録された楽音信号等の読み取りを行ない演奏が
行なわれる。
そして、上記光学デイスク3の演奏が終了し、
又はプレーヤ部34を停止させるスイツチが操作
されると、デイスクテーブル41の回転が停止さ
れるにともない上記制御回路123の正転信号に
よつて昇降駆動モータ51が正転駆動され搬送体
44が上昇し、上記デイスクテーブル41上に載
置されていた光学デイスク3をデイスク収納ケー
ス1のデイスク収納凹部4内に収納保持させる。
このときチヤツキングアーム111は、圧接ロー
ラ116が当接部115から離れ引張りコイルス
プリング114によつて回動されデイスクチヤツ
ク部112をデイスクテーブル41から離間させ
光学デイスク3の挾着を解除する。上述の如く光
学デイスク3をデイスク収納ケース1内に収納保
持させた後、搬送体44はさらに上昇され、上記
デイスク収納ケース1が収納載置されるデイスク
収納部31の特定番地位置まで移動し、この位置
で上記制御回路123の逆転信号が停止し上記搬
送体44が停止する。この搬送体44が停止する
と、上記制御回路123から上記スライダ駆動回
路126に正転信号が供給され、上記スライダ駆
動モータ64が正転駆動されスライダ60は一方
のデイスク収納部31側である第1の位置へ移動
をするようになり、一方の対をなすフツク部材7
0,70で保持していたデイスク収納ケース1を
デイスク収納部31内に引込む。そして、スライ
ダ60に設けた第1の操作片102が第1の検出
スイツチ101を押圧操作し上記スライダ60が
第1の位置へ至つたことを検出すると、その検出
出力に基づいて上記制御回路123が上記正転信
号の供給を停止し、上記スライダ駆動モータ64
が停止されるとともに上記プランジヤ駆動回路1
27にプランジヤ駆動信号を供給し、上記ソレノ
イドプランジヤ79を通電状態において上記フツ
ク部材70,70を回動操作させ、上記フツク部
材70,70先端の係合爪72,72をデイスク
収納ケース1の係合凹部7,7から外す。そして
フツク部材70,70によるデイスク収納ケース
1の保持が解除されて、上記デイスク収納ケース
1のデイスク収納部31への引込み操作が完了す
る。
このように上記制御回路123では、上記一方
のデイスク収納部31を指定する収納部指定デー
タ、及び特定の収納位置を示す番地指定データ、
さらには各検出スイツチ101,106,121
の検出出力等に基づき、所定のプログラムに従つ
て上記各駆動モータ51,64及びソレノイドプ
ランジヤ79,79を順次駆動し、所定の光学デ
イスク3が収納されたデイスク収納ケース1の取
出し、搬送、及び返却動作を自動的に行なうよう
になつている。
なお、上述の動作説明では、対向する一対のデ
イスク収納部31,31中の一方である第9図中
左側のものに収納載置されたデイスク収納ケース
1を選択して引出し、このデイスク収納ケースに
収納保持された光学デイスク3を演奏する場合に
ついて説明したが、第9図中右側に位置する他方
のデイスク収納部31に収納載置されたデイスク
収納ケース1を選択し、これを引出しこのデイス
ク収納ケース1に収納保持された光学デイスク3
を演奏する場合も前述した場合と略同様の動作を
もつてデイスク収納ケース1の引出し搬送操作が
行なわれ、光学デイスクテーブル41上への装着
がなされ、その後演奏の終了した光学デイスク3
のデイスク収納ケース1への収納保持が行なわ
れ、このデイスク収納ケース1のデイスク収納部
31への引込み動作が行なわれる。
また、上述のように自動操作状態において作動
状態におかれた制御回路123は上記切換スイツ
チ129を第20図に示すように、ONすること
によりリセツトされて不作動状態におかれ、この
制御回路123において設定された上記収納部指
定データ及び番地指定データがキヤンセルされる
とともに上記各切換回路128が切換えられ、上
記各駆動回路125,126,127,127の
各入力端子と各手動操作スイツチ124とが接続
される。そして、この状態で上記各手動操作スイ
ツチ124を操作することにより上記各駆動モー
タ51,64の正転及び逆転駆動、並びに上記各
プランジヤ79,79の駆動をそれぞれ独立して
操作することができる。
例えば、上記搬送体44を上昇させる場合に
は、上記昇降駆動回路125の一方の入力端子と
電源B2との間に接続された手動操作スイツチ1
24をON操作することにより制御信号が上記昇
降駆動回路125の一方の入力端子に正転信号と
して供給される。上記昇降駆動回路125は、上
記正転信号に基づいて上記昇降駆動モータ51を
正転駆動させ上記搬送体44を上昇させる。そし
て、上記操作スイツチ124をOFF操作するこ
とにより、上記正転信号の供給を停止し、上記昇
降駆動モータ51を停止させ上記搬送体4を停止
させる。このようにして、上記操作スイツチ12
4を操作することにより、上記搬送体44を、こ
のデイスク交換装置の他の動作に独立して、任意
の位置に自在に移動させることができる。また、
同様にして、上記搬送体44の下降動作、上記ス
ライダ60のスライド動作、さらに各フツク部材
70,70の開閉動作を、これら動作に対応する
操作スイツチ124のON,OFF操作によつて、
それぞれ個別に行なうことができる。
また、このような手動操作状態において、例え
ば上記昇降駆動回路125に上記正転信号を供給
する手動操作スイツチ124と、上記逆転信号を
供給する手動操作スイツチ124が同時にON操
作され、上記正転信号と上記逆転信号とが同時に
供給された場合には、上記昇降駆動回路125は
上記昇降駆動モータ51を停止させ、このような
誤操作に伴なう上記搬送体44の誤動作を未然に
防止するようになつている。また、上記スライダ
駆動回路126に上記正転信号と逆転信号とが同
時に供給された場合にも、上記スライダ駆動回路
126は上記スライダ駆動モータ64を停止さ
せ、上記スライダ60の誤動作を未然に防止する
ようになつている。
また、このような手動操作状態から上記切換ス
イツチ129を切換え、上記制御回路123を再
び作動状態にすると、この制御回路123は上述
した如く初期化プログラムに基づき、上記搬送体
44を下降させ初期状態に対応する上記最降下位
置におかれるようになつている。
このように本実施例のデイスク交換装置では、
上記デイスク引出し機構32とデイスク搬送機構
33の各駆動回路125,126,127,12
7の動作を順次制御する制御回路123と、上記
デイスク引き出し機構32と上記デイスク搬送機
構33の各駆動回路125,126,127,1
27を個別に動作させる6個の操作スイツチ12
4とを設けたことから、通常の操作時において
は、上記制御回路123により、自動的にデイス
ク交換を行なうとともに、例えばメンテナンス時
には上記各動作を個別に行なうことができ、自在
な操作性を得ることができる。
また、本実施例のデイスク交換装置では、上記
各操作スイツチ124による手動操作を行なう場
合に、上記切換スイツチ129を切換えて行なう
ようになつており、この切換スイツチ129の切
換えに伴ない上記制御回路123が確実にリセツ
トされ、この制御回路123にて設定された各指
定データがキヤンセルされ初期状態におかれる。
従つて、上記手動操作時に、上記制御回路123
が駆動し、これに伴なつてデイスク交換装置が不
測の動作をしてしまうこともなく、例えばメンテ
ナンス時等において、このデイスク交換装置の内
部機構を手動操作したときに、不慮の事故を招い
てしまうようなこともない。
また、上記手動操作から自動操作に切換つたと
き、上記制御回路123の各指定データが既にキ
ヤンセルされているので、デイスク交換装置が上
記制御回路123に残存する指定データに基づ
き、動作してしまい、このデイスク交換装置の破
損を招くようなことも末然に防止することができ
る。
また、上記切換スイツチ129により、上記自
動操作時と上記手動操作時とが強制的に切換えら
れるので、上記自動操作時に上記各操作スイツチ
124を誤つて操作してしまつた場合でも、この
デイスク交換装置の不必要な動作を招いてしまう
こともない。また、上記実施例では、制御回路1
23を強制的にリセツトし、操作スイツチ124
の誤操作によるデイスク交換装置の誤動作を回避
するようにしたが、上記各操作スイツチ124を
例えば上記自動演奏装置の内部に配し、メンテナ
ンス時にのみ、上記自動演奏装置の外筐を取外し
て操作し得るようになした場合等には、第20図
に示すように、上記切換スイツチ129による上
記制御回路123のリセツト動作と独立に上記各
操作スイツチ124を操作し得るような構成にし
ても良い。
また、上記実施例においては、駆動制御回路に
上記自動操作時と上記手動操作時とを強制的に切
換えるため、切換スイツチ129に連動して切換
わる切換回路128を各駆動回路125,12
6,127,127の各入力端子に対応して設け
たが、第21図に示すように、このような切換回
路128を省略することもできる。すなわちこの
駆動制御回路では、上記切換スイツチ129を
ON操作したときに、上記制御回路123をリセ
ツトし、不作動状態におくとともに、上記各操作
スイツチ124と電源B1とを接続状態におき、
上記各操作スイツチ124による手動操作を行な
うようになつている。すなわち、この実施例で
は、上記各操作スイツチ124による手動操作を
上記制御回路123の強制的なリセツトによる不
作動時にのみ行ない得るように構成し、切換スイ
ツチ129をON操作し上記制御回路123をリ
セツトした状態で上記自動演奏装置の外筐を取外
しメンテナンスするときにのみ行なわれることと
なるので、この操作スイツチ124の不用意な操
作による、上記制御回路123の作動時における
デイスク交換装置の誤動作も回避することができ
る。
<考案の効果> 上述したように、本考案に係るデイスク交換装
置は、自動操作状態と手動操作状態を選択する切
換スイツチの切換え操作により、デイスク引出し
機構と上記デイスク搬送機構の各駆動回路の動作
を順次制御する自動操作状状態と手動操作スイツ
チの操作により上記デイスク引出し機構と上記デ
イスク搬送機構の各駆動回路を個別に動作させる
手動操作状態とを選択することができるので、デ
イスク交換操作の自動操作に加え、上記デイスク
引出し機構と上記デイスク搬送機構を手動操作に
より個別操作することができるので、当該装置の
メンテナンス等を容易に行うことが可能となる。
さらに、上記切換スイツチの切換え操作に関連
して、上記制御回路が初期状態にリセツトされ、
前記制御回路に入力されたデイスク収納部のデイ
スク収納位置を指定するデータ等がキヤンセルさ
れてなるので、手動操作時に不測の動作が起こる
ようなことが防止され、メンテナンス時の事故を
確実に防止できる。また、手動操作状態から自動
操作状態に切換えたとき、制御回路に残存された
指定データにより動作することが防止され、所望
する指定通りのデイスク交換操作が確実に保証さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるデイスク交換装置が設け
られる光学デイスクの自動演奏装置を示す概略外
観斜視図であり、第2図はその正面図であり、第
3図はその平面図である。第4図は本考案装置に
用いられるデイスク収納ケースを示す斜視図であ
り、第5図は上記デイスク収納ケースの底面側の
斜視図であり、第6図はその断面図である。第7
図は上記自動演奏装置を構成するデイスク収納部
の部分正面図であり、第8図は上記デイスク収納
部の平面断面図であり、第9図は本発明を構成す
るデイスク引出し機構部分を示す上記自動演奏装
置の平面図であり、第10図は本発明を構成する
デイスク引出し機構を構成するスライダの駆動機
構を示す側面図であり、第11図は上記スライダ
の分解斜視図であり、第12図はスライダの底面
側斜視図であり、第13図はフツク部材の作動検
出機構部分を示す平面図である。第14図は本考
案装置における自動操作状態と手動操作状態とを
切換える駆動制御回路を示すブロツク図であり、
第15図は上記駆動制御回路の切換回路のさらに
具体例を示す論理回路図である。第16図は一方
のデイスク収納部からデイスク収納ケースを引出
した状態を示す平面図である。第17図は搬送体
に設けたチヤツキングアーム部分を示す側面図で
あり、第18図はデイスクをターンデル上に挾着
した状態を示す側面図である。第19図は上記駆
動制御回路部を、手動操作状態に切換え操作スイ
ツチを操作した状態を示すブロツク図、第20図
は上記駆動制御回路の他の例を示すブロツク図、
第21図は上記駆動制御回路のさらに他の例を示
すブロツク図である。 1……デイスク収納ケース、3……光学デイス
ク、4……デイスク収納凹部、7……係合凹部、
31……デイスク収納ケース、32……デイスク
引出し機構、33……デイスク搬送機構、70…
…フツク部材、79……ソレノイドプランジヤ、
123……制御回路、124……手動操作スイツ
チ、129……切換スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面にデイスクが収納保持されるデイスク収納
    凹部が形成されるとともに両側にそれぞれ係合凹
    部が設けられたデイスク収納ケースを取出し自在
    に複数枚収納するデイスク収納部と、 このデイスク収納部に収納されたデイスク収納
    ケースの各係合凹部に電磁駆動手段により駆動さ
    れて係合するフツク部材を備えるとともに上記デ
    イスク収納ケースを上記デイスク収納部に対し引
    出し又は収納操作するデイスク引出し機構と、 このデイスク引出し機構を搬送するデイスク搬
    送機構と、 上記デイスク引出し機構と上記デイスク搬送機
    構の各駆動回路の動作を順次制御する制御回路
    と、 上記デイスク引出し機構と上記デイスク搬送機
    構の各駆動回路を個別に動作させる手動操作スイ
    ツチと、 上記制御回路により上記デイスク引出し機構と
    上記デイスク搬送機構の各駆動回路の動作を順次
    制御する自動操作状態と上記手動操作スイツチの
    操作により上記デイスク引出し機構と上記デイス
    ク搬送機構の各駆動回路を個別に動作させる手動
    操作状態とを切換えるとともにこの切換え操作に
    関連して上記制御回路をリセツトさせる切換スイ
    ツチとを、 備えてなるデイスク交換装置。
JP2277784U 1984-02-20 1984-02-20 デイスク交換装置 Granted JPS60135860U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5515676B2 (ja) * 1975-09-25 1980-04-25

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JPS5515676U (ja) * 1978-07-17 1980-01-31

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JPS5515676B2 (ja) * 1975-09-25 1980-04-25

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