JPH021724Y2 - - Google Patents

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JPH021724Y2
JPH021724Y2 JP13511383U JP13511383U JPH021724Y2 JP H021724 Y2 JPH021724 Y2 JP H021724Y2 JP 13511383 U JP13511383 U JP 13511383U JP 13511383 U JP13511383 U JP 13511383U JP H021724 Y2 JPH021724 Y2 JP H021724Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、光学デイスク等のデイスクを所定の
収納部に収納する際に用いられて有用なデイスク
収納ケースに関する。
〔背景技術とその問題点〕
所定のデイスク収納部に多段状に収納載置され
ている光学デイスク等のデイスクを選択的に取出
し演奏するようになした光学デイスクプレーヤを
用いた自動演奏装置が提案されている。このよう
な自動演奏装置にあつては、デイスク交換装置を
用いて所定のデイスク収納部に収納載置されるデ
イスクを選択的に取出し搬送する必要があるの
で、上記デイスクは損傷等の防止のためデイスク
収納ケースに収納されて上記デイスク収納部に載
置されることが望ましい。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のように、デイスクをデイスク収納ケース
に収納してデイスク収納部に収納載置し、上記デ
イスク収納ケースに収納したままプレーヤ部まで
搬送するようにしたデイスク交換装置を備えたデ
イスクプレーヤにあつては、上記デイスク収納ケ
ースはデイスク交換装置側に設けられるデイスク
搬送交換機構によつて容易に搬送操作され得るよ
うに構成される必要がある。
また、上記デイスク収納ケースは、所定のデイ
スク収納部に多段状に収納されたとき、上記デイ
スク収納部から容易に離脱することなく、所定収
納位置に確実に収納保持される必要がある。すな
わち、デイスク収納ケースがデイスク収納部から
容易に離脱すると、上記デイスク収納ケースに収
納したデイスクを損傷させてしまうばかりか、デ
イスク交換装置側に設けられるデイスク搬送交換
機構を損傷させてしまう虞れがある。
そこで、本考案は、所定のデイスク収納部に確
実に収納保持させておくことができ、さらに簡単
な構成のデイスク搬送交換機構によつてデイスク
収納部から容易且つ確実に取出し搬送可能となす
デイスク収納ケースを提供することを目的に提案
されたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上述したような目的を達成するた
め、上面にデイスクが収納される収納凹部が設け
られるとともに少なくとも一側部に係合凹部が形
成され、上記収納凹部に収納されたデイスクがピ
ツクアツプ装置により再生可能なように形成され
てなる収納ケース本体と、ロツク爪と押圧操作部
とが設けられてなるロツクアームとからなり、上
記ロツクアームを上記ロツク爪の先端が側部外方
に突出し、且つ上記押圧操作部の先端が上記係合
凹部の外方に突出するように回動付勢されて取付
けて構成してなるものである。
〔作用〕
本考案に係るデイスク収納ケースは、上面に設
けた収納凹部にデイスクが収納保持され、所定の
デイスク収納部に収納させたとき、回動付勢され
収納ケース本体の側部外方に突出したロツクアー
ム先端のロツク爪がデイスク収納部の一部にロツ
クし、このデイスク収納ケースを所定収納位置に
保持される。そして、収納ケース本体の係合凹部
にデイスク搬送交換機構に設けた所定の係合手段
を係合させることにより上記デイスク搬送交換機
構保持され、また、上記係合凹部の外方に突出さ
せられたロツクアームの押圧操作部の先端を押圧
することにより、上記ロツクアームが回動付勢方
向と対向する方向に回動操作され、上記ロツク爪
をデイスク収納ケース本体の内方に可動させ上記
ロツク爪によるロツクを解除させる。
〔実施例〕
以下、本考案の具体的な実施例を図面を参照し
て説明する。
まず、本考案によるデイスク収納ケース1は、
第1図、第2図及び第3図に示すように平板状で
方形状の収納ケース本体2を有している。この収
納ケース本体2の上面には、楽音信号等の所定の
情報を信号を記録した光学デイスク3が収納保持
されるこの光学デイスク3の外形形状に対応する
円弧状のデイスク収納凹部4が設けられている。
このデイスク収納凹部4は、光学デイスク3を収
納載置したとき、この光学デイスク3が収納ケー
ス本体2の上面から突出することがないように上
記光学デイスク3の厚さより少なくとも深い深さ
を有するように形成されている。また、デイスク
収納凹部4の外周部には、第3図に示すように底
面より一段高く形成されたデイスク載置段部5が
リング状に形成され、光学デイスク3は情報信号
の記録されていない外周縁部を支持されて収納載
置される。従つて、光学デイスク3は、信号記録
面を底面に接触させることなくデイスク収納凹部
4内に収納載置される。さらに、収納ケース本体
2の中央部から側方側に亘つて、デイスク収納ケ
ース1に収納載置されこのデイスク収納ケース1
とともにプレーヤ部まで移送された光学デイスク
3がデイスクテーブルに装着される際にこのデイ
スクテーブルが突出するように進出し、演奏時に
上記光学デイスク3に記録された情報信号を読み
取り操作するように上記光学デイスク3の内外周
に亘つてこの光学デイスク3の下面側において、
移動操作される光学ピツクアツプ装置の対物レン
ズ側が臨む長穴部6が穿設されている。この長穴
部6は、上述のようにデイスクテーブルが進入
し、光学ピツクアツプ装置の対物レンズ側が臨む
ものであるので、上記光学デイスク3が装着され
るデイスクテーブルの径より大きな径Rを有し、
光学ピツクアツプ装置の少なくとも対物レンズの
移動範囲に亘る長さLを有するものとして形成さ
れる。なお、この長穴部6の端部は開放端とした
ものであつてもよい。
また、収納ケース本体2の前方側の両側部に
は、内方側部側を幅狭間となし外方側に向て徐々
に拡開するように略V字状に形成された後述する
デイスク収納ケース1を保持するフツク部材が係
合する係合凹部7,7が設けられている。これら
係合凹部7,7を設けた近傍には、このデイスク
収納ケース1をデイスク収納部に収納保持したと
き上記デイスク収納部に係合保持させるロツクア
ーム8,8がそれぞれ取付けられている。このロ
ツクアーム8は、略くの字状に形成されたアーム
部9の先端側に第1の突出部であるロツク爪10
を設け、上記アーム部9の中途部側縁に第2の突
出部である先端を半円状に形成した押圧操作部1
1を設けている。そして、上記ロツクアーム8
は、ロツク爪10の先端を収納ケース本体2の側
部外方に突出させ、押圧操作部11を係合凹部7
に突出させ、アーム部9の基端側一側に突出させ
た突片12を介して収納ケース本体2の前方側コ
ーナ部に植立した支軸13に枢支させて回動自在
に取付けられるとともに、アーム部9の基端側他
側に突出されて切欠き穴15内に臨むように折曲
げられた係止片16に一端を係止させ収納ケース
本体2に係止させたスプリング17の他端を係止
させることにより、上記ロツク爪10が収納ケー
ス本体2の側部外方へ付勢されるように第1図中
矢印A方向に回動付勢されて取付けられている。
また、ロツクアーム8のアーム部9の中途部に
は、収納ケース本体2に植立したガイドピン18
が係合する上記ロツクアーム8の回動軌跡に対応
した湾曲面19を有する長孔20が穿設され、回
動操作時に上記湾曲面19がガイドピン18にガ
イドされることにより比較的長穴なロツクアーム
8が揺動することなく規制されて回動操作するよ
うになされている。さらに、収納ケース本体2の
ロツクアーム8が取付けられ回動する部分は切欠
き段状部21aとなされ、ロツクアーム8がこの
切欠き段状部21a内に配置して取付けられるこ
とにより収納ケース本体2の上面から突出しない
ようになされている。さらにまた、スプリング1
7が係止される係止中16を切欠き穴15内に位
置するように折曲げて形成されているので、円筒
状となした上記スプリング17は上記切欠き穴1
5内に収納される如くなり、収納ケース本体2の
上下面から突出することなく取付けられる。この
ように、本考案によるデイスク収納ケース1は、
回動するロツクアーム8及びこれを回動するスプ
リング17を収納ケース本体2の肉厚内に収める
ことにより薄型化を達成し、デイスク収納部への
高密度収納を可能となし、さらに円滑な引出しあ
るいは収納操作を可能とするように構成されてい
る。
また、収納ケース本体2に設けた係合凹部7,
7の内方側間口端には、デイスク収納ケース1を
デイスク収納部へ収納載置したとき、上記デイス
ク収納部の開口端面に係止され収納位置を規制す
る係止突片21,21が突設されている。さら
に、ロツクアーム8,8を枢支する支軸13,1
3が植立される部分も収納ケース本体2の両側か
ら側方へ突出して形成され、デイスク収納部への
挿入側となる後面の幅に対し前面の幅を大きく形
成することにより、デイスク収納部への逆挿入の
防止を図り得る形状に形成されている。
さらに、収納ケース本体2の下面であつてデイ
スク収納凹部4に対応する位置には、光学デイス
ク3を収納載置したデイスク収納ケース1を多数
枚デイスク収納部に多段状に収納載置したとき、
互いに下面側に位置するデイスク収納ケース1に
収納載置された光学デイスク3を支持して脱落を
防止するように作用する第2図に示す如き突起状
の突出部22が複数個設けられている。
従つて、デイスク収納ケース本体2の上面に
は、多段状に収納載置されたデイスク収納ケース
1を選択的に引出すときに、上記突出部22の逃
げ用の溝23が前面側から後面側に亘つて穿設さ
れている。
さらにまた、デイスク収納ケース本体2の下面
両側には、デイスク収納部から引出し操作される
際に引出し方向を案内するガイドレールに係合す
る断面L字状の一対の案内溝24,24が前面側
から後面側に亘つて形成されている。
上述のように構成されたデイスク収納ケース1
は、第4図、第5図及び第6図に示す如く多数枚
のデイスク収納ケース1を多段状に収納載置する
一対のデイスク収納部31,31と、これらデイ
スク収納部31,31に収納載置されたデイスク
収納ケース1を選択的に引出し操作するデイスク
引出し機構32と、このデイスク引出し機構32
により引出されたデイスク収納ケース1を上記デ
イスク引出し機構32とともに所定演奏位置へ搬
送するデイスク搬送機構33と、このデイスク搬
送機構33によつて搬送されたデイスク収納ケー
ス1に収納保持されていた光学デイスク3を演奏
するプレーヤ部34とからなる自動演奏装置にお
いて、光学デイスク3を収納保持させたままの状
態でデイスク収納部31,31から引出し搬送さ
れ、上記プレーヤ部34まで搬送されたとき上記
光学デイスク3を分離してデイスクテーブル41
上に装着させることができる。
ところが、上記自動演奏装置を構成する一対の
デイスク収納部31,31は、装置本体を構成す
る基台35の両側に、デイスク収納ケース1の挿
脱口36側を相対向させて植立する如く配設され
ている。このデイスク収納部31は挿脱口36の
間隔をここに収納されるデイスク収納ケース1の
幅に対応する間隔とした箱状に形成され、相対向
する両側壁37,37の内側面には、第7図に示
すようにデイスク収納ケース本体2の両側に設け
られた案内溝24,24が係合し、デイスク収納
ケース1が載置される載置片38がそれぞれ相対
向して少なくともデイスク収納ケース1の収納ス
ペースを確保する間隔をもつて多段状に高さ方向
に連続して形成されている。本実施例におけるデ
イスク収納部31にあつては、それぞれ対をなす
載置片38,38が高さ方向に60段設けられ、60
枚のデイスク収納ケース1収納載置されるように
構成されている。また、挿脱口36側には、載置
片38の10段毎に両側の載置片38,38を連結
する補強用の連結片38aが設けられている。
上記載置片38の高さ方向の間隔は、デイスク
収納ケース1を収納するに足るものであればよい
ものであるが、デイスク収納ケース1の収納密度
を上げるため、各載置片38を介してデイスク収
納ケース1を収納載置したとき、多段に重ねる如
く載置されるデイスク収納ケース1の上側に位置
するものの下面に設けた突出部22が下側に位置
するもののデイスク収納凹部4内にわずか突出す
るとともに、載置片38上に収納載置されるデイ
スク収納ケース1の円滑な挿脱操作を行なうため
上記載置片38とデイスク収納ケース1の上面と
の間にわずかの間隙を確保し得る間隔をもつと多
段状に形成されている。
また、上記デイスク収納部31の両側壁37,
37の載置片38,38間に対応する位置には、
第7図に示す如くデイスク収納ケース1に設けた
ロツクアーム8先端のロツク爪10が係合する係
合孔37が穿設され、少なくとも一方の側壁37
の外側面には上記係合孔39に対応して並列にこ
のデイスク収納部31に収納載置されたデイスク
収納ケース1の検出用突片40が設けられてい
る。
そして、本考案によるデイスク収納ケース1
は、後端側から両側の案内溝24,24を載置片
38に係合させるようにして挿脱口36を介して
デイスク収納部31に挿入していくと、スプリン
グ17,17により先端のロツク爪10,10が
上記デイスク収納部31の両側壁37,37によ
り押圧されて上記スプリング17,17のは勢力
に抗してロツクアーム8,8が回動されて収納ケ
ース本体2に引込むようにされる。そして、収納
ケース本体2の前面側に設けた係止片21,21
がデイスク収納部31の挿脱口36側端面に当接
するまで挿入すると、ロツクアーム8,8の先端
のロツク爪10,10が両側壁37,37に突設
した係合孔39,39に臨むようになり、第8図
に示すように上記ロツクアーム8,8がスプリン
グ17,17により回動付勢されてロツク爪1
0,10が上記係合孔39,39に係合する。従
つて、本考案によるデイスク収納ケース1は、ロ
ツクアーム8,8先端のロツク爪10,10をデ
イスク収納部31の係合孔39,39に係合させ
て収納載置され得るので、デイスク収納部31か
ら抜け落ちを防止して確実に収納させることがで
きる。
また、本考案によるデイスク収納ケース1は、
上述の如くロツク爪10,10を係合孔39,3
9に係合せてデイスク収納部31に収納載置した
とき、両側の係合凹部7,7に突出したロツクア
ーム8,8の押圧操作部11,11は、上記係合
凹部7,7とともにデイスク収納部31の外方に
位置している。そこで、上記押圧操作部11,1
1を適宜押圧すば、ロツクアーム8,8はスプリ
ング17,17の付勢力に抗して回動され、先端
のロツク爪10,10の係合孔39,39に対す
る係合を解除できる。従つて、押圧操作部11,
11を押圧してロツクアーム8,8を回動させて
ロツク爪10,10の係合孔39,39への係合
を解除させることにより、デイスク収納ケース1
のデイスク収納部31からの引出しが行なえる。
そして、上述のように構成された本考案による
デイスク収納ケース1が多段状に収納配置される
一対のデイスク収納部31,31を配置した自動
演奏装置は、上記デイスク収納部31,31間の
中央位置にデイスクテーブル41を一体に取付け
たスピンドル軸42の軸心を一致させて光学ピツ
クアツプ装置43を備えたプレーヤ部33を基台
35上に載置する如く設け、上記デイスク収納部
31,31に収納載置されたデイスク収納ケース
1を保持する収納ケース保持手段が設けられこの
収納ケース保持手段によつて保持された上記デイ
スク収納ケース1を上記デイスク収納部31,3
1から引出し操作するデイスク引出し手段となる
デイスク引出し機構32を上記一対のデイスク収
納部31,31間に亘つてスライド可能に支持し
た搬送機構33を上記一対のデイスク収納部3
1,31間において昇降自在に設けている。
そして、上記搬送機構33は、中央部に開口を
有する略枠状に形成された搬送体44を有してい
る。この搬送体44は、背面側の一側に軸方向に
貫通孔45を穿設した支持ブロツク46を取付
け、この支持ブロツク46の貫通孔45を基台3
5の背面側に植立する如く設けた昇降ガイド軸4
7にスライドベアリング48を介在させて第6図
に示す如く嵌装し、上記昇降ガイド軸47にガイ
ドされて昇降し得るように支持され、さらに背面
側の一側の端部に取付けた一対の挾持片49,4
9で上記昇降ガイド軸47と平行に植立された回
動規制ガイド軸50を挾持するようになし、昇降
ガイド軸47の軸回り方向に対する回動を規制す
るようにして取付けられている。このように取付
けられた搬送体44は、基台35上背面側に配設
した昇降駆動モータ51により昇降駆動される。
この昇降駆動モータ51の駆動力はワイヤ52を
介して搬送体44に伝達するようになされるもの
であつて、上記駆動力を伝達するワイヤ52は、
両端をそれぞれ上記搬送体44に連結し、昇降駆
動モータ51の駆動軸53に取付けたプーリ54
に巻回して上記駆動モータ51の駆動力を上記搬
送体44に伝達するようになされるとともに、装
置本体の適宜位置に配設されるプーリ54に巻回
され昇降ガイド軸47と平行な走行路と昇降駆動
モータ51の駆動軸53に直交する方向の走行路
を有するように巻装されている。また、ワイヤ5
2の中途部には、昇降ガイド軸47と平行に植立
されたスライド軸56に摺動自在に嵌装されたバ
ランスウエイト57が連結され、搬送体44を昇
降ガイド軸47上の適宜位置に停止させ得るよう
になされている。このように搬送体44を昇降ガ
イド軸47にガイドさせて昇降駆動モータ51に
より昇降操作するようになされた搬送機構33の
上記搬送体44は、上記昇降駆動モータ51の駆
動操作により、デイスク収納部31の上端位置か
ら基台35上に設けられるプレーヤ部33のデイ
スクテーブル41の下面側位置に亘つて昇降操作
され、デイスク引出し機構32により引き出され
たデイスク収納ケース1に収納保持された光学デ
イスク3をデイスクテーブル41上に載置するよ
うに動作する。
そして、上記搬送機構33の搬送体44上にス
ライド可能に支持されるデイスク引出し機構32
は、連結杆58の両端に互い平行な支持杆59,
59を一体に設けて略H形状に形成されたスライ
ダ60を有している。このスライダ60は、支持
杆59,59の下面側の相体向する両側に取付け
たV字溝を長手方向に穿設した一対の支持レール
61,61を、搬送体44の相対向する両側に取
付けたV字溝を長手方向に穿設した一対のガイド
レール62,62間にクロスベアリング62aを
介在させて挾持させて取付けられ、搬送体44上
水平方向に一対のデイスク収納部31,31間に
亘つてスライド自在となされている。このように
搬送体44上をスライド自在となされたスライダ
60は、搬送体44の背面側に取付け金具63を
介して取付けられるスライダ駆動モータ64によ
り移動操作される。そして、スライダ60とスラ
イダ駆動モータ64とは、上記スライダ60の一
方の支持杆59の一側部に取付けたラツク65に
平歯車66を歯合させ、この平歯66と同軸に斜
歯歯車67を設け、この斜歯歯車67に上記スラ
イダ駆動モータ64の駆動軸68に取付けたウオ
ームギヤ69を歯合させて連結され、上記スライ
ダ駆動モータ64の回転駆動によりスライダ60
を移動操作するように構成されている。
上述のようにスライダ駆動モータ64によりス
ライダ60を搬送体44上にスライド自在に設け
てなる引出し機構32の上記スライダ60には、
各デイスク収納部31,31に収納載置されたデ
イスク収納ケース1を保持する保持手段を構成す
る対をなすフツク部材70が各デイスク収納部3
1,31にそれぞれ対向して1組ずつ設けられて
いる。このデイスク収納ケース1の保持手段を構
成するフツク部材70は、第11図に示すように
アーム部71の先端にデイスク収納ケース1の両
側に設けた係合凹部7に係合するこの係合凹部7
に対応する形状状の係合爪72が設けられてい
る。すなわち、この係合爪72は、先端を幅狭間
となし基端側に向つて徐々に幅広ろとなる略V字
状に形成されている。そして、それぞれ一組ずつ
対をなす各一対のフツク部材70,70及び7
0,70は、スライダ60の連結杆58の中心線
を中心にして対称となるようにして各係合爪72
を対向させ、支持杆59,59と上記連結杆58
の連結部において、上記スライダ60の下面側に
支軸73を介して回動自在に枢支されるととも
に、アーム部71の基端に起立した係止片74に
一端を係止させスライダ60の一部に形成された
係止片75に他端を係止させたスプリング76に
より上記係合爪72が互いに近接する方向である
第12図中矢印X方向に回動付勢されるようにし
て取付けられている。また、フツク部材70のア
ーム部71の基端側には、このアーム部71に対
し直交するように位置決め片77が一体に延設さ
れている。そして、この位置決め片77は、フツ
ク部材70がスライダ60に回動付勢されて取付
けられた状態で、上記スライダ60の連結杆58
の中心線上に切起し形成された一対の位置決め係
止片78,78に当接係止され、各フツク部材7
0の回動付勢位置を規制するようにしている。こ
のように取付けられる各一対のフツク部材70,
70の係合爪72,72の間隔は、デイスク収納
ケース1の両側の各係合凹部7,7に亘る長さと
略々同一となされ、上記各係合爪72,72がそ
れぞれ上記各係合凹部7,7に係合した状態で、
スプリング76の付勢力を受けることなく上記フ
ツク部材70,70がデイスク収納ケース1の上
記係合凹部7,7に係合し上記デイスク収納ケー
ス1に負荷を与えることなく保持するようにして
いる。
また、スライダ60の上面側には、上記各フツ
ク部材70をスプリング76の付勢力に抗して回
動操作し、各対をなすフツク部材70,70の係
合爪72,72の間隔を拡間するソレノイドプラ
ンジヤ79が支持杆59から立上がらせた取付け
片を介して上記各フツク部材70毎に取付けられ
ている。そして、各ソレノイドプランジヤ79
は、一方の対をなすフツク部材70を操作するも
のと他方の対をなすフツク部材70を操作するも
のとは、プランジヤロツド81をを互いに対向さ
せるようにして取付けられている。
上記ソレノイドプランジヤ79とフツク部材7
0は、第11図に示すように形成されたL字状の
連結板82によつて連結されている。この連結板
82は、上面にプランジヤロツド81嵌合用の嵌
合凹部83を設けた短片84と下面側へ突出する
如くフツク部材70に嵌合する嵌合ピン85を設
けた突片86を上記短片84と対向するように先
端側一側部に設けた長片87とからなる。
上記ソレノイドプランジヤ79とフツク部材7
0とは、上記嵌合凹部86にプランジヤロツド8
1の先端外周囲に形成した係合凹溝88を係合さ
せ、スライダ60に穿設した透孔に臨むようにフ
ツク部材70のアーム部71の基端に穿設した嵌
合孔90に上記嵌合ピン85を嵌合させることに
より第13図に示すように連結される。そして、
ソレノイドプランジヤ79に通電がなされ、プラ
ンジヤロツド81が引き付けられるとフツク部材
70をスプリング76に抗して回動され、対をな
す各フツク部材70の相対向する係合爪72,7
2の間隔を拡間させ、例えば上記一対のフツク部
材70,70によるデイスク収納ケース1の保持
を解除する。
ところで、各対をなす一方及び他方のフツク部
材70,70を操作するソレノイドプランジヤ7
9,79は互いに相対向して取付けられ、上記各
フツク部材70,70が互いに近接して取付けら
れるため、各連結板82,82は、各長片87,
87を相対向させるように取付けられ、上記フツ
ク部材70の回動操作機構をわずかのスペースに
コンパクトに取付けられる。
また、スライダ60上には、ソレノイドプラン
ジヤ79が作動してフツク部材70が作動状態に
あるか不作動状態にあるかを検出する検出機構が
設けられている。この検出機構は、一対の受光素
子及び発光素子を有するフオトインタラプタ92
と、このフオトインタラプタ92の受光素子及び
発光素子間に進入するシヤツタ板93とから構成
されている。上記シヤツタ板93は、フツク部材
70とソレノイドプランジヤ79とを連結する可
動部となる連結板82の嵌合ピン85を設けた突
片86上に上記嵌合ピン85と対向して設けられ
る。一方、フオトインタラプタ92は、フオトイ
ンタラプタ取付け部94を連結板82上に臨むよ
うにしてスライダ60の連結杆58に基端部95
を固定して取付けられるホルダー96を介して取
付けられる。このホルダー96のフオトインタラ
プタ取付け部94には、2つのフオトインタラプ
タ92,92を嵌合配設し得るように2つのフオ
トインタラプタ嵌合部97,97が設けられてい
る。このフオトインタラプタ嵌合部97には、コ
字状のフオトインタラプタ92の発光素子取付部
2a及び受光素子取付部92bがそれぞれ嵌合す
る嵌合孔97a,97bが穿設されている。そし
て、これら嵌合孔97a,97bに上記発光素子
及び受光素子取付部92a,92bを嵌合させ載
置片97c上に載置させるようにしてフオトイン
タラプタ92が配合配設される。このように取付
けられた2つのフオトインタラプタ92,92
は、互いに対向して取付けられる連結板82,8
2の各シヤツタ板93,93間に位置するように
配設され、一方のフオトインタラプタ92は、一
方の連結板82が作動したときこの連結板82に
設けたシヤツタ板93によつて受光素子からの光
が遮光されることにより、上記連結板82が作動
しこの連結板82に連結されたフツク部材70が
回動操作されたことを受光素子で検出し、他方の
フオトインタラプタ92は、他方の連結板82が
作動したときこの連結板82に設けたシヤツタ板
93によつて受光素子からの光が遮光されること
により、上記連結板82が作動しこの連結板82
に連結されたフツク部材70が回動操作されたこ
とを受光素子で検出するようにしている。
上述のような構成を有するデイスク収納ケース
1の保持手段としてのフツク部材70を設けたデ
イスク引出し機構32によるデイスク収納部31
に収納されたデイスク収納ケース1の引出し動作
から、この引出されたデイスク収納ケース1に収
納保持された光学デイスク3の演奏に至る動作を
説明する。
ここで、図示しない操作部において、一対のデ
イスク収納部31,31のいずれか一方、例えば
第9図中左側に位置するデイスク収納部31を指
定するとともに、このデイスク収納部31に収納
載置されたデイスク収納ケース1中の特定番地に
あるものを指定すると、各フツク部材70を回動
操作する4つのソレノイドプランジヤ79がオン
され、対をなす各フツク部材70はその間隔を拡
開するように回動操作され、次いで昇降駆動モー
タ51が駆動して搬送体44を昇降ガイド軸47
にガイドさせて昇降操作させ、この搬送体44上
に支持したスライダ60を上記指定され番地のデ
イスク収納ケース1に対応する位置まで移送す
る。ここでスライダ駆動モータ64が正転駆動
し、スライダ60を指定された左側の一方のデイ
スク収納部31側へ移動させる。そして、上記ス
ライダ60が移動し、このスライダ60に設けた
一方の一対のフツク部材70,70先端の係合爪
72,72が、デイスク収納ケース1の係合凹部
7,7の対向する位置へ至ると、搬送体40上に
設けられたスライダ位置検出用の第1の検出スイ
ツチ101が上記スライダ60の一方の支持杆5
9の第9図中左方向に設けられた第1の操作片1
02で操作され、上記スライダ60が左側のデイ
スク収納部31側である第1の位置へ至つたこと
検出する検出信号を出力し、上記スライダ駆動モ
ータ64の駆動を停止させる。そして、スライダ
60は、上記一対のフツク部材70,70を指定
されたデイスク収納ケース1の係合凹部7,7に
対向させた位置で停止させられる。ここで、スラ
イダ60の左方側に位置する一方の対をなすフツ
ク部材70,70のソレノイドプランジヤ79,
79がオフされ、これらフツク部材70,70先
端の係合爪72,72がデイスク収納ケース1の
係合凹部7,7に係合する。このようにフツク部
材70,70でデイスク収納ケース1を保持する
と、スライダ駆動モータ64が逆転駆動され、他
方のデイスク収納部31側である第9図中右方へ
スライドし、上記デイスク収納ケース1を一方の
デイスク収納部31から引出す。このデイスク収
納ケース1は、上述の如く引出されたとき両側の
案内溝24,24を搬送体44上に設けられた一
対のガイドレール103,103に係合し、この
ガイドレール103,103にガイドされて上記
スライダ60とともに搬送体44上をスライドす
る。そして、上記スライダ60は第14図に示す
ように引出された上記デイスク収納ケース1に収
納保持された光学デイスク3のセンター穴3aが
プレーヤ部のスピンドル軸42の軸心に一致する
一対のデイスク収納部31,31間の中央位置に
一致する第2の位置へ移動される。このスライダ
60が上記第2の位置へ移動されると、このスラ
イダ60の一方の支持片59の第14図中右方側
に設けた第2の操作片105で搬送体44上に設
けられたスライダ位置検出用の第2の検出スイツ
チ106が操作され、この第2の検出スイツチ1
06からスライダ検出出力が出力される。このス
ライダ検出出力がが出力されるとスライダ駆動モ
ータ64の駆動が停止され、スライダ60は第1
4図に示す如く上記第2の位置で停止される。
ところで、上述の如くスライダ60が第2の位
置へ至つた状態において、一方の対となすフツク
部材70,70と対向する他方の対をなすフツク
部材70,70は、上記一方のデイスク収納部3
1と対向する他方のデイスク収納部31の収納載
置されたデイスク収納ケース1の係合凹部7,7
に係合爪72,72を対向させた状態となつてい
る。
上述のように、一対の対をなすフツク部材7
0,70にデイスク収納ケース1を保持し、この
デイスク収納ケース1をスライダ60が引出した
所で、昇降駆動モータ51が正転方向に駆動さ
れ、搬送体44をプレーヤ部33側の下方側へ降
下させる。
ところで、搬送体44を昇降ガイド軸47に支
持する支持ブロツク46には、第15図に示すよ
うにチヤツキングアーム取付金具110が取付け
られ、このチヤツキングアーム取付金具110を
介してチヤツキングアーム111が取付けられて
いる。このチヤツキングアーム111は、先端側
に配設したデイスクチヤツク部112を搬送体4
4上に設けたスライダ60と対向させるようにし
て、枢軸113を介して支持されるとともに、上
記支持ブロツク46に一端を係止させてた引張り
コイルスプリング114の他端が上記枢軸113
から後方の基端部側に係止されて上記スライダ6
0から離間する方向に回動付勢されて取付けられ
ている。すなわち、チヤツキングアーム111
は、スライダ60によりデイスク収納ケース1の
引出し操作を阻害しないように位置されている。
また、チヤツキングアーム111の基端部には、
搬送体44がプレーヤ部34側位置まで降下され
たとき、装置本体を構成する基台35に取付けら
れた押圧カム部115と係合する圧接ローラ11
6が設けられている。
そして、デイスク収納ケース60を引出したス
ライダ60が設けられた搬送体44が降下され、
この搬送体44がプレーヤ部34上に至ると上記
搬送体44のガイドレール103,103上に載
置されたデイスク収納ケース1の長穴部6にデイ
スクテーブル41が進入し、上記デイスク収納ケ
ース1内に収納保持された光学デイスク3がセン
ター穴3aをスピンドル軸42に嵌合してデイス
クテーブル41上に載置される。この状態から搬
送体44がさらに降下されると、デイスク収納ケ
ース1は光学デイスク3をデイスクテーブル41
上に残したままの状態で上記デイスクテーブル4
1下方位置まで搬送されて上記光学デイスク3か
ら分離される。また、光学デイスク3がデイスク
テーブル41上に載置される位置まで搬送体44
が降下されるようになると、第16図に示すよう
にチヤツキングアーム111は基端部に設けた圧
接ローラ116が押圧カム部115に係合して引
張りコイルスプリング114の付勢力に抗してデ
イスクテーブル41側へ回動操作され、先端側に
設けたデイスクチヤツク部112がデイスクテー
ブル41上に圧着しこのデイスクテーブル41上
に載置された光学デイスク3を挾着し、この光学
デイスク3をデイスクテーブル41と一体に回転
するようになす。なお、デイスクチヤツク部11
2の取付け軸117と、この取付け軸117を摺
動可能に支持する枢支部118間にはリミツタス
プリング119が配設され、デイスクチヤツク部
112の光学デイスク3への圧着力が常に所定圧
力となるようになされている。
上述の如く光学デイスク3がデイスク収納ケー
ス1から分離されデイスクテーブル41上にデイ
スクチヤツク部112で挾着される位置まで搬送
体44が降下されると、昇降ガイド軸47の基端
側位置に設けた搬送体位置検出スイツチ121が
搬送体44の下端の押圧操作部122で操作さ
れ、搬送体44の降下位置検出出力が出力され
る。この検出出力が出力されると、昇降駆動モー
タ51が停止されるとともに、プレーヤ部34は
演奏状態となり、デイスクテーブル41が回転駆
動され光学デイスク3が回転操作されデイスク収
納ケース1の長穴部6を介して上記光学デイスク
3と対向配置された光学ピツクアツプ装置43が
上記光学デイスク3の内外周に亘つて移動し、こ
こに内蔵した半導レーザから発振されるレーザビ
ームにより上記光学デイスク3に記録された楽音
信号等の読み取りを行ない演奏が行なわれる。
そして、上記光学デイスク3の演奏が終了し、
又はプレーヤ部34を停止させるスイツチが操作
されると、デイスクテーブル41の回転が停止さ
れると同時に昇降駆動モータ51が逆転駆動され
搬送体44が上昇し、上記デイスクテーブル41
上に載置されていた光学デイスク3をデイスク収
納ケース1のデイスク収納凹部4内に収納保持さ
せる。このときチヤツキングアーム111は圧接
ローラ116が押圧カム部115から離れ引張り
コイルスプリング114によつて回動されデイス
クチヤツク部112をデイスクテーブル41から
離間させ光学デイスク3の挾着を解除する。上述
の如く光学デイスク3をデイスク収納ケース1内
に収納保持させた後、搬送体44はさらに上昇さ
れ、上記デイスク収納ケース1が収納載置される
デイスク収納部31の特定番地位置まで移動して
停止する。この搬送体44が停止すると、スライ
ダ駆動モータ64が逆転駆動されスライダ60は
一方のデイスク収納部31側である第1の位置へ
移動するようになり、一方の対をなすフツク部材
70,40で保持していたデイスク収納ケース1
をデイスク収納部31内に引込む。そして、スラ
イダ60に設けた第1の操作片102が第1の検
出スイツチ101を押圧操作し上記スライダ60
が第1の位置へ至つたことを検出すると、上記ス
ライダ駆動モータ64が停止されるとともに上記
一方の対をなすフツク部材70,70を回動操作
する一対のソレノイドプランジヤ79,79がオ
ンされ上記フツク部材70,70を回動操作させ
上記フツク部材70,70先端の係合爪72,7
2をデイスク収納ケース1の係合凹部7,7から
外する。そしてフツク部材70,70によるデイ
スク収納ケース1の保持が解除されて、上記デイ
スク収納ケース1のデイスク収納部31への引込
み操作が完了する。
上述の動作説明では、対向する一対のデイスク
収納部31,31中の一方である第5図中左側の
ものに収納載置されたデイスク収納ケース1を選
択して引出し、このデイスク収納ケース1に収納
保持された光学デイスク3を演奏する場合につい
て説明したが、第9図中右側に位置する他方のデ
イスク収納部31に収納載置されたデイスク収納
ケース1を選択し、これを引出しこのデイスク収
納ケース1に収納保持された光学デイスク3を演
奏する場合も前述した場合と略同様の動作をもつ
てデイスク収納ケース1の引出し搬送操作が行な
われ、光学デイスク3のデイスクテーブル41上
への装着がなされ、その後の演奏の終了した光学
デイスク3のデイスクケース1への収納保持が行
なわれ、このデイスク収納ケース1のデイスク収
納部31への引込み動作が行なわれる。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案に係るデイスク収納ケ
ースは、このケースに収納したままの状態でデイ
スクの再生を行うことができ、上記デイスクが上
面に設けた収納凹部に収納保持され、所定のデイ
スク収納部に収納させたとき、回動付勢され収納
ケース本体の側部外方に突出したロツクアーム先
端のロツク爪がデイスク収納部の一部にロツク
し、このデイスク収納ケースを所定収納位置に保
持させることができるので、収納したデイスクの
保護を図り所定収納位置への確実な保持を達成す
ることができる。
そして、収納ケース本体に設け係合凹部にデイ
スク搬送交換機構に設けた係合手段を係合させる
ことにより、上記デイスク搬送交換機構によつて
搬送可能となり、上記収納凹部の外方に突出させ
られたロツクアームの押圧操作部の先端を押圧す
ることにより、上記ロツクアームが回動付勢方向
と対向する方向に回動操作され、上記ロツク爪を
デイスク収納ケース本体の内方に可動させ上記ロ
ツク爪によるロツクの解除が行われるので、単に
上記ロツクアームの回動操作により簡単に所定デ
イスク収納部からの取付し操作が行える。従つ
て、簡単な構成のデイスク搬送交換機構によつて
デイスク収納部からの取出し搬送操作を行うこと
ができる。
さらに、デイスク収納部へは単に押し込み操作
により行うことができるとともに、上記ロツクア
ームの回動復帰により自銅動的に上記デイスク収
納部の所定位置へのロツクが図られる。従つて、
上記デイスク収納部への、収納操作は極めて容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるデイスク収納ケースを示
す斜視図であり、第2図は上記デイスク収納ケー
スの底面側の斜視図であり、第3図はその断面図
である。第4図は本考案によるデイスク収納ケー
スが用いられる光学デイスクの自動演奏装置を示
す概略外観斜視図であり、第5図はその正面図で
あり、第6図はその平面図である。第7図は上記
自動演奏装置を構成するデイスク収納部の部分正
面図であり、第8図は上記デイスク収納部の平面
断面図であり、第9図はデイスク引出し機構部分
を示す上記自動演奏装置の平面図であり、第10
図は上記デイスク引出し機構を構成するスライダ
の駆動機構を示す側面図であり、第11図は上記
スライダの分解斜視図であり、第12図はスライ
ダの底面図であり、第13図はフツク部材の作動
検出機構部分を示す平面図である。第14図は一
方のデイスク収納部からデイスク収納ケースを引
出した状態を示す平面図である。第15図は搬送
体に設けたチヤツキングアーム部分を示す側面図
であり、第16図はデイスクをターンデル上に挾
着した状態を示す側面図である。 1……デイスク収納ケース、2……デイスク収
納ケース本体、6……穴部、7,7……係合凹
部、8,8……ロツクアーム、10……ロツク
爪、11……押圧操作部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面にデイスクが収納される収納凹部が設けら
    れるとともに少なくとも一側部に係合凹部が形成
    され、上記収納凹部に収納されたデイスクがピツ
    クアツプ装置により再生可能なように形成されて
    なる収納ケース本体と、ロツク爪と押圧操作部と
    が設けられてなるロツクアームとからなり、 上記ロツクアームを上記ロツク爪の先端が側部
    外方に突出し、且つ上記押圧操作部の先端が上記
    係合凹部の外方に突出するように回動付勢されて
    取付けたことを特徴とするデイスク収納ケース。
JP13511383U 1983-09-01 1983-09-01 ディスク収納ケ−ス Granted JPS6044259U (ja)

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JPS6044259U JPS6044259U (ja) 1985-03-28
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