JPH039176Y2 - - Google Patents

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JPH039176Y2
JPH039176Y2 JP1984022778U JP2277884U JPH039176Y2 JP H039176 Y2 JPH039176 Y2 JP H039176Y2 JP 1984022778 U JP1984022778 U JP 1984022778U JP 2277884 U JP2277884 U JP 2277884U JP H039176 Y2 JPH039176 Y2 JP H039176Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、デイスクが収納保持されるとともに
デイスク収納部に多段状に収納載置されたデイス
ク収納ケースを、上記デイスク収納部より引き出
しプレーヤ部に搬送するようにしてなるデイスク
交換装置に関する。
〈背景技術とその問題点〉 従来、本件出願人は、例えば光学デイスク等を
用いた自動演奏装置に設けられるデイスク交換装
置として、上面にデイスクが収納されるデイスク
収納凹部が形成されるとともに両側にそれぞれ係
合凹部が設けられたデイスク収納ケースを取出し
自在に複数枚多段状に収納するデイスク収納部
と、ソレノイドプランジヤ等の電磁手段により駆
動され上記各係合凹部に係合する一対のフツク部
材を備え上記デイスク収納ケースを引出し又は収
納操作するデイスク引出し機構と、このデイスク
引出し機構を所定位置に自在に搬送するデイスク
搬送機構とを有し、上記デイスクを自動的に取出
し、上記自動演奏装置による演奏を自動的に行な
い得るようにしたものを提案している。
そして、このようなデイスク交換装置では、上
記ソレノイドプランジヤ等に給電を行ない、動作
状態に置くことにより、上記一対のフツク部材を
例えば互いに拡開操作し、これらフツク部材と上
記デイスク収納ケースの各係合凹部との係合を解
除した状態で上記デイスク搬送機構及び上記デイ
スク引出し機構を駆動させるようになつている。
また、上記ソレノイドプランジヤ等への給電を停
止することにより、上記一対のフツク部材をスプ
リング等の力によつて閉じる方向に操作し、これ
らフツク部材と上記各係合凹部とを係合させ、上
記デイスク収納ケースを正確に位置決め保持した
状態で、上記デイスク引出し機構を駆動し、この
デイスク収納ケースの上記デイスク収納部からの
引出し動作及びこのデイスク収納部への収納動作
を確実に行なうようになつている。
ところで、上述のようにフツク部材と係合凹部
との係合を解除した状態で上記デイスク搬送機構
あるいは上記デイスク引出し機構が動作している
ときに停電が起り、このデイスク交換装置への電
源供給が停止した場合には、上記プランジヤ等の
動作が停止し、上記フツク部材が上記スプリング
の力によつて閉じられることとなる。また、上記
デイスク搬送機構及び上記デイスク引出し機構
は、機械的慣性力によつて上記停電後、瞬時には
停止せず一定期間動作する。特にこのような停電
後の動作は、比較的大きな重量の部材を搬送する
デイスク搬送機構において顕著なものである。と
ころが、上述のようにフツク部材が閉じられた状
態で上記デイスク搬送機構が動作した場合には、
これに判なつて、上記デイスク収納ケースの引出
し収納方向と異なる方向に移動する上記各フツク
部材が、上記デイスク収納ケースと係合してしま
い、両者の破損を招いてしまう虞れがある。
また、上記デイスク搬送機構を停電後瞬時に停
止させるように構成をとることは、装置の高価格
化及び大型化を招くという欠点がある。
さらに、上記フツク部材を上記プランジヤ等の
通電時に閉じるような構成にした場合には、この
フツク部材による上記デイスク収納ケースの保持
時間が非保持時間に比べて極めて長いことから、
上記プランジヤ等への通電時間が長くなつてしま
い、消費電力の増大を招いてしまうという欠点が
ある。
〈考案の目的〉 そこで本考案は、上述した如き実情に鑑み、デ
イスク搬送機構の駆動中に停電が起き、このデイ
スク搬送機構が停電後一定期間動作してしまつた
場合にも、フツク部材やデイスク収納ケース等の
破損を招くことのないデイスク交換装置を提供す
ることを目的とする。
〔目的を達成するための手段〕
本考案は、上述したような目的を達成するた
め、上面にデイスクが収納保持されるデイスク収
納凹部を形成し両側にそれぞれ係合凹部を設けら
れた複数のデイスク収納ケースが取出し自在に多
段状に収納載置された相対向して配置されてなる
一対のデイスク収納部と、一方及び他方のデイス
ク収納部に対応してそれぞれ配置されこれらデイ
スク収納部に収納載置されたデイスク収納ケース
の係合凹部に係脱する電磁駆動手段によつて駆動
操作される保持手段が設けられるとともに上記一
方のデイスク収納部側に移動された第1の位置と
上記他方のデイスク収納部側に移動された第2の
位置間に亘つて移動操作されるデイスク引出し機
構と、上記デイスク引出し機構を昇降操作して上
記デイスク収納ケースを搬送するデイスク搬送機
構と、上記電磁駆動手段、デイスク引出し機構及
び上記デイスク搬送機構をそれぞれ駆動操作する
駆動回路の動作を順次制御する制御回路と、外部
電源の供給停止後少なくとも一定期間作動し電力
供給を行なう電力供給回路と、上記外部電源の供
給停止を検出しこの検出信号を上記制御回路に供
給する停電検出回路と、上記停電検出回路からの
検出信号を遅延させて上記制御回路に供給する遅
延回路とを備え、上記停電検出回路からの検出信
号により上記制御回路を制御して上記デイスク引
出し機構及び上記デイスク搬送機構を停止制御さ
せるとともに上記遅延回路からの信号により上記
電磁駆動手段の動作状態を所定時間保持させるよ
うにしたものである。
〔作用〕
本考案に係るデイスク交換装置は、外部電源の
供給が停止されると、停電検出回路からの検出信
号によりデイスク引出し機構及び上記デイスク搬
送機構をそれぞれ駆動操作する駆動回路の動作を
順次制御する制御回路が制御され上記駆動回路を
停止モードになし、上記デイスク引出し機構及び
上記デイスク搬送機構を停止操作させる。一方、
このとき、保持手段を駆動操作する電磁手段は、
停電検出回路からの検出信号を遅延させて供給さ
れる信号により上記制御回路が制御され、所定時
間動作状態が保持される。
〈実施例〉 以下、本考案の具体的な実施例を図面を参照し
て説明する。
本考案によるデイスク交換装置を光学デイスク
プレーヤを組込んだ自動演奏装置に適用した実施
例を挙げて説明すると、この自動演奏装置は、第
1図、第2図及び第3図に示す如く多数枚のデイ
スク収納ケース1を多段状に収納載置する一対の
デイスク収納部31,31と、これらデイスク収
納部31,31に収納載置されたデイスク収納ケ
ース1を選択的に引出し操作するデイスク引出し
機構32と、このデイスク引出し機構32により
引出されたデイスク収納ケース1を上記デイスク
引出し機構32とともに所定演奏位置へ搬送する
デイスク搬送機構33と、このデイスク搬送機構
33によつて搬送されたデイスク収納ケース1に
収納保持されていた光学デイスク3を演奏するプ
レーヤ部34とからなる。
ところで、この自動演奏装置において、演奏さ
れる光学デイスク3を収納保持するデイスク収納
ケース1は、第4図、第5図及び第6図に示すよ
うに構成されている。すなわち、このデイスク収
納ケース1は、平板状で方形状のデイスク収納ケ
ース本体2を有し、この収納ケース本体2の上面
には、楽音信号等の所定の情報信号を記録した光
学デイスク3が収納保持されるこの光学デイスク
3の外形形状に対応する円弧状のデイスク収納凹
部4が設けられている。このデイスク収納凹部4
は、光学デイスク3を収納載置したとき、この光
学デイスク3が収納ケース本体2の上面から突出
することがないように上記光学デイスク3の厚さ
より少なくとも深い深さを有するように形成され
ている。また、デイスク収納凹部4の外周部に
は、第6図に示すように底面より一段高く形成さ
たデイスク載置段部5がリング状に形成され、光
学デイスク3は情報信号の記録されていない外周
縁部を支持されて収納載置される。従つて、光学
デイスク3は、信号記録面を底面に接触させるこ
となくデイスク収納凹部4内に収納載置される。
さらに、収納ケース本体2の中央部から側方側に
亘つて、デイスク収納ケース1に収納載置されこ
のデイスク収納ケース1とともにプレーヤ部まで
移送された光学デイスク3がデイスクテーブルに
装着される際にこのデイスクテーブルが突出する
ように進出し、演奏時に上記光学デイスク3に記
録された情報信号を読み取り操作するように上記
光学デイスク3の内外周に亘つてこの光学デイス
ク3の下面側において移動操作される光学ピツク
アツプ装置の対物レンズ側が臨む長穴部6が穿設
されている。この長穴部6は、上述のようにデイ
スクテーブルが進入し、光学ピツクアツプ装置の
対物レンズ側が臨むものであるので、上記光学デ
イスク3が装着されるデイスクテーブルの径より
大きな径Rを有し、光学ピツクアツプ装置の少な
くとも対物レンズの移動範囲に亘る長さLを有す
るものとして形成される。
また、収納ケース本体2の前方側の両側部に
は、内方側部側を幅狭間となし外方側に向て徐々
に拡開するように略V字状に形成された後述する
デイスク収納ケース1を保持するフツク部材が係
合する係合凹部7,7が設けられている。これら
係合凹部7,7を設けた近傍には、このデイスク
収納ケース1をデイスク収納部に収納保持したと
き上記デイスク収納部に係合保持させるロツクア
ーム8,8がそれぞれ取付けられている。このロ
ツクアーム8は、略くの字状に形成されたアーム
部9の先端側に第1の突出部であるロツク爪10
を設け、上記アーム部9の中途部側縁に第2の突
出部である先端を半円状に形成した押圧操作部1
1を設けている。そして、上記ロツクアーム8
は、ロツク爪10の先端を収納ケース本体2の側
部外方に突出させ、押圧操作部11を係合凹部7
に突出させ、アーム部9の基端側一側に突出させ
た突片12を介して収納ケース本体2の前方側コ
ーナ部に植立した支軸13に枢支させて回動自在
に取付けられるとともに、アーム部9の基端側他
側に突出されて切欠き穴15内に臨むように折曲
げられた係止片16に一端を係止させ収納ケース
本体2に係止させたスプリング17の他端を係止
させることにより、上記ロツク爪10が収納ケー
ス本体2の側部外方へ付勢されるように第4図中
矢印A方向に回動付勢されて取付けられている。
また、ロツクアーム8のアーム部9の中途部に
は、収納ケース本体2に植立したガイドピン18
が係合する上記ロツクアーム8の回動軌跡に対応
した湾曲面19を有する長孔20が穿設され、回
動操作時に上記湾曲面19がガイドピン18にガ
イドされることにより比較的長尺なロツクアーム
8が揺動することなく規制されて回動操作するよ
うになされている。さらに、収納ケース本体2の
ロツクアーム8が取付けられ回動する部分は切欠
き段状部21aとなされ、ロツクアーム8がこの
切欠き段状部21a内に配置して取付けられるこ
とにより収納ケース本体2の上面から突出しない
ようになされている。さらにまた、スプリング1
7が係止される係止片16を切欠き穴15内に位
置するように折曲げて形成されているので、円筒
状となした上記スプリング17は上記切欠き穴1
5内に収納される如くなり、収納ケース2の上下
面から突出することなく取付けられる。このよう
に、上記デイスク収納ケース1は、回動するロツ
クアーム8及びこれを回動付勢するスプリング1
7を収納ケース本体2の肉厚内に収めることによ
り薄型化を達成し、デイスク収納部への高密度収
納を可能となし、さらに円滑な引出しあるいは収
納操作を可能とするように構成されている。
また、収納ケース本体2に設けた係合凹部7,
7の内方側開口端には、デイスク収納ケース1を
デイスク収納部へ収納載置したとき、上記デイス
ク収納部の開口端面に係止され収納位置を規制す
る係止突片21,21が突設されている。さら
に、ロツクアーム8,8を枢支する支軸13,1
3が植立される部分も収納ケース本体2の両側か
ら側方へ突出して形成され、デイスク収納部への
挿入側となる後面の幅に対し前面の幅を大きく形
成することにより、デイスク収納部への逆挿入の
防止を図り得る形状に形成されている。
さらに、収納ケース本体2の下面であつてデイ
スク収納凹部4に対応する位置には、光学デイス
ク3を収納載置したデイスク収納ケース1を多数
枚デイスク収納部に多段状に収納載置したとき、
互いに下面側に位置するデイスク収納ケース1に
収納載置された光学デイスク3を支持して脱落を
防止するように作用する第5図に示す如き突起状
の突出部22が複数個設けられている。従つて、
デイスク収納ケース本体2の上面には、多段状に
収納載置されたデイスク収納ケース1を選択的に
引出すときに、上記突出部22の逃げ用の溝23
が前面側から後面側に亘つて穿設されている。
さらにまた、デイスク収納部から引出し操作さ
れる際に引出し方向を案内するガイドレールに係
合する断面L字状の一対の案内溝24,24が前
面側から後面側に亘つて形成されている。
そして、上記自動演奏装置を構成する上記デイ
スク収納ケース1が多段状に収納される一対のデ
イスク収納部31,31は、装置本体を構成する
基台35の両側に、デイスク収納ケース1の挿脱
口36側を相対向させて植立する如く配設されて
いる。このデイスク収納部31は挿脱口36の間
隔をここに収納されるデイスク収納ケース1の幅
に対応する間隔とした箱状に形成され、相対向す
る両側壁37,37の内側面には、第7図に示す
ように、デイスク収納ケース本体2の両側に設け
られた案内溝24,24が係合し、デイスク収納
ケース1が載置される載置片38がそれぞれ相対
向して少なくともデイスク収納ケース1の収納ス
ペースを確保する間隔をもつて多段状に高さ方向
に連続して形成されている。本実施例におけるデ
イスク収納部31にあつては、それぞれ対をなす
載置片38,38が高さ方向に60段設けられ、60
枚のデイスク収納ケース1が収納載置されるよう
に構成されている。また、挿脱口36側には、載
置片38の10段毎に両側の載置片38,38を連
結する補強用の連結片38aが設けられている。
上記載置片38の高さ方向の間隔は、デイスク
収納ケース1を収納するに足るものであればよい
ものであるが、デイスク収納ケース1の収納密度
を上げるため、各載置片38を介してデイスク収
納ケース1を収納載置したとき、多段に重ねる如
く載置されるデイスク収納ケース1の上側に位置
するものの下面に設けた突出部22が下側に位置
するもののデイスク収納凹部4内にわずか突出す
るとともに、載置片38上に収納載置されるデイ
スク収納ケース1の円滑な挿脱操作を行なうため
上記載置片38とデイスク収納ケース1の上面と
の間にわずかの間隔を確保し得る間隔をもつて多
段状に形成されている。
また、上記デイスク収納部31の両側壁37,
37の載置片38,38間に対応する位置には、
第8図に示す如くデイスク収納ケース1に設けた
ロツクアーム8先端のロツク爪10が係合する係
合孔39が穿設され、少なくとも一方の側壁37
の外側面には上記係合孔39に対応して並列にこ
のデイスク収納部31に収納載置されたデイスク
収納ケース1の検出用突片40が設けられてい
る。
そして、本考案によるデイスク収納ケース1
は、後端側から両側の案内溝24,24を載置片
38に係合させるようにして挿脱口36を介して
デイスク収納部31に挿入していくと、スプリン
グ17,17により先端のロツク爪10,10が
上記デイスク収納部31の両側壁37,37によ
り押圧されて上記スプリング17,17の付勢力
に抗してロツクアーム8,8が回動されて収納ケ
ース本体2に引込むようにされる。そして、収納
ケース本体2の前面側に設けた係止片21,21
がデイスク収納部31の挿脱口36側端面に当接
するまで挿入すると、ロツクアーム8,8の先端
のロツク爪10,10が両側壁37,37に穿設
した係合孔39,39に臨むようになり、第8図
に示すように上記ロツクアーム8,8がスプリン
グ17,17により回動付勢されてロツク爪1
0,10が上記係合孔39,39に係合する。従
つて、本考案によるデイスク収納ケース1は、ロ
ツクアーム8,8先端のロツク爪10,10をデ
イスク収納部31の係合孔39,39に係合させ
て収納載置され得るので、デイスク収納部31か
ら抜け落ちを防止して確実に収納させることがで
きる。
また、本考案によるデイスク収納ケース1は、
上述の如くロツク爪10,10を係合孔39,3
9に係合させてデイスク収納部31に収納載置し
たとき、両側の係合凹部7,7に突出したロツク
アーム8,8の押圧操作部11,11は、上記係
合凹部7,7とともにデイスク収納部31の外方
に位置している。そこで、上記押圧操作部11,
11を適宜押圧すれば、ロツクアーム8,8はス
プリング17,17の付勢力に抗して回動され、
先端のロツク爪10,10の係合孔39,39に
対する係合を解除できる。従つて、押圧操作部1
1,11を押圧してロツクアーム8,8を回動さ
せてロツク爪10,10の係合孔39,39への
係合を解除させることにより、デイスク収納ケー
ス1のデイスク収納部31からの引出しが行なえ
る。
ところで、上述のように構成されたデイスク収
納ケース1が多段状に収納配置される一対のデイ
スク収納部31,31を配設した自動演奏装置
は、上記デイスク収納部31,31間の中央位置
にデイスクテーブル41を一体に取付けたスピン
ドル軸42の軸心を一致させて光学ピツクアツプ
装置43を備えたプレーヤ部34を基台35上に
載置する如く設け、上記デイスク収納部31,3
1に収納載置されたデイスク収納ケース1を保持
する収納ケース保持手段が設けられこの収納ケー
ス保持手段によつて保持された上記デイスク収納
ケース1を上記デイスク収納部31,31から引
出し操作するデイスク引出し手段となるデイスク
引出し機構32を上記一対のデイスク収納部3
1,31間に亘つてスライド可能に支持した搬送
機構33を上記一対のデイスク収納部31,31
間において昇降自在に設けている。
そして、上記搬送機構33は、中央部に開口を
有する略枠状に形成された搬送体44を有してい
る。この搬送体44は、背面側の一側に軸方向に
貫通孔45を穿設した支持ブロツク46を取付
け、この支持ブロツク46の貫通孔45を基台3
5の背面側に植立する如く設けた昇降ガイド軸4
7にスライドベアリング48を介在させて第3図
に示す如く嵌装し、上記昇降ガイド軸47にガイ
ドされて昇降し得るように支持され、さらに背面
側の一側の端部に取付けた一対の挾持片49,4
9で上記昇降ガイド軸47と平行に植立された回
動規制ガイド軸50を挾持するようになし、昇降
ガイド軸47の軸回り方向に対する回動を規制す
るようにして取付けられている。このように取付
けられた搬送体44は、基台35上背面側に配設
した昇降駆動モータ51により昇降駆動される。
この昇降駆動モータ51の駆動力はワイヤ52を
介して搬送体44に伝達するようになされるもの
であつて、上記駆動力を伝達するワイヤ52は、
両端をそれぞれ上記搬送体44に連結し、昇降駆
動モータ51の駆動軸53に取付けたプーリ54
に巻回して上記昇降駆動モータ51の駆動力を上
記搬送体44に伝達するようになされるととも
に、装置本体の適宜位置に配設されるプーリ54
に巻回され昇降ガイド軸47と平行な走行路と昇
降駆動モータ51の駆動軸53に直交する方向の
走行路を有するように巻装されている。また、ワ
イヤ52の中途部には、昇降ガイド軸47と平行
に植立されたスライド軸56に摺動自在に嵌装さ
れたバランスウエイト57が連結され、搬送体4
4を昇降ガイド軸47上の適宜位置に停止させ得
るようになされている。このように搬送体44を
昇降ガイド軸47にガイドさせて昇降駆動モータ
51により昇降操作するようになされた搬送機構
33の上記搬送体44は、上記昇降駆動モータ5
1の駆動操作により、デイスク収納部31の上端
位置から基台35上に設けられるプレーヤ部34
のデイスクテーブル41の下面側位置に亘つて昇
降操作され、デイスク引出し機構32により引出
されたデイスク収納ケース1に収納保持された光
学デイスク3をデイスクテーブル41上に載置す
るように動作する。
そして、上記搬送機構33の搬送体44上にス
ライド可能に支持されるデイスク引出し機構32
は、第9図に示すように、連結杆58の両端に支
持杆59,59を一体に設けて略H形状に形成さ
れたスライダ60を有している。このスライダ6
0は、支持杆59,59の下面側の相対向する両
側に取付けたV字溝を長手方向に穿設した一対の
支持レール61,61を、搬送体44の相対向す
る両側に取付けたV字溝を長手方向に穿設した一
対のガイドレール62,62間にクロスベアリン
グ62aを介在させて挾持させて取付けられ、搬
送体44上水平方向に一対のデイスク収納部3
1,31間に亘つてスライド自在となされてい
る。このように搬送体44上をスライド自在とな
されたスライダ60は、第10図に示すように、
搬送体44の背面側に取付け金具63を介して取
付けられるスライダ駆動モータ64により移動操
作される。そして、スライダ60とスライダ駆動
モータ64とは、上記スライダ60の一方の支持
枠59の一側部に取付けたラツク65に平歯車6
6を歯合させ、この平歯車66と同軸に斜歯歯車
67を設け、この斜歯歯車67に上記スライダ駆
動モータ64の駆動軸68に取付けたウオームギ
ヤ69を歯合させて連結され、上記スライダ駆動
モータ64の回転駆動によりスライダ60を移動
操作するように構成されている。
上述のようにスライダ駆動モータ64によりス
ライダ60を搬送体44上にスライド自在に設け
てなる引出し機構32の上記スライダ60には、
各デイスク収納部31,31に収納載置されたデ
イスク収納ケース1を保持する保持手段を構成す
る対をなすフツク部材70が各デイスク収納部3
1,31にそれぞれ対向して1組ずつ設けられて
いる。このデイスク収納ケース1の保持手段を構
成するフツク部材70は、第11図に示すように
アーム部71の先端にデイスク収納ケース1の両
側に設けた係合凹部7に係合するこの係合凹部7
に対応する形状の係合爪72が設けられている。
すなわち、この係合爪72は、先端を幅狭間とな
し基端側に向つて徐々に幅広ろとなる略V字状に
形成されている。そして、それぞれ一組ずつ対を
なす各一対のフツク部材70,70及び70,7
0は、スライダ60の連結杆58の中心線を中心
にして対称となるようにして各係合爪72と対向
させ、支持杆59,59と上記連結杆58の連結
部において、上記スライダ60の下面側に支軸7
3を介して回動自在に枢支されるとともに、アー
ム部71の基端に起立した係止片74に一端を係
止させスライダ60の一部に形成された係止片7
5に他端を係止させたスプリング76により上記
係合爪72が互いに近接する方向である第12図
中矢印X方向に回動付勢されるようにして取付け
られている。また、フツク部材70のアーム部7
1の基端側には、このアーム部71に対し直交す
るように位置決め片77が一体に延設されてい
る。そして、この位置決め片77は、フツク部材
70がスライダ60に回動付勢されて取付けられ
た状態で、上記スライダ60の連結杆58の中心
線上に切起し形成された一対の位置決め係止片9
8,78に当接係止され、各フツク部材70の回
動付勢位置を規制するようにしている。このよう
に取付けられる各一対のフツク部材70,70の
係合爪72,72の間隔は、デイスク収納ケース
1の両側の各係合凹部7,7に亘る長さと略々同
一となされ、上記各係合爪72,72がそれぞれ
上記各係合凹部7,7に係合した状態で、スプリ
ング76の付勢力を受けることなく上記フツク部
材70,70がデイスク収納ケース1の上記係合
凹部7,7に係合し上記デイスク収納ケース1に
負荷を与えることなく保持するようにしている。
また、スライダ60の上面側には、上記各フツ
ク部材70をスプリング76の付勢力に抗して回
動操作し、各対をなすフツク部材70,70の係
合爪72,72の間隔を拡開するソレノイドプラ
ンジヤ79が支持杆59から立上がらせた取付け
片80を介して上記各フツク部材70毎に取付け
られている。そして、各ソレノイドプランジヤ7
9は、第13図に示すように、一方の対をなすフ
ツク部材70を操作するものと他方の対をなすフ
ツク部材70を操作するものとが、プランジヤロ
ツド81を互いに対向させるようにして取付けら
れている。上記ソレノイドプランジヤ79とフツ
ク部材70は、第11図に示すように形成された
L字状の連結板82によつて連結されている。こ
の連結板82は、上面にプランジヤロツド81嵌
合用の嵌合凹部83を設けた短片84と下面側へ
突出する如くフツク部材70に嵌合する嵌合ピン
85を設けた突片86を上記短片84と対向する
ように先端側一側部に設けた長片87とからな
る。そして、上記嵌合凹部83にプランジヤロツ
ド81の先端に設けた嵌合溝88を嵌合させ、上
記嵌合ピン85をスライダ60に穿設した長孔8
9から上記スライダ60の下面に臨ませてフツク
部材70のアーム部71の基端に穿設した嵌合孔
90に嵌合させることにより、ソレノイドプラン
ジヤ79とフツク部材70とは上記連結板82を
介して連結される。そして、ソレノイドプランジ
ヤ79に通電がなされ、プランジヤロツド81が
引き付けられるとフツク部材70をスプリング7
6に抗して回動され、対をなす各フツク部材70
の相対向する係合爪72,72の間隔を拡開さ
せ、例えば上記一対のフツク部材70,70によ
るデイスク収納ケース1の保持を解除する。
ところで、各対をなす一方及び他方のフツク部
材70,70を操作するソレノイドプランジヤ7
9,79は互いに相対向して取付けられ、上記各
フツク部材70,70が互いに近接して取付けら
れるため、各連結板82,82は、各長片87,
87を相対向させるように取付けられ、上記フツ
ク部材70の回動操作機構をわずかのスペースに
コンパクトに取付けられる。
また、スライダ60上には、ソレノイドプラン
ジヤ79が作動してフツク部材70が作動状態に
あるか不作動状態にあるかを検出する検出機構が
設けられている。この検出機構は、一対の受光素
子及び発光素子を有するフオトインタラプタ91
と、このフオトインタラプタ92の受光素子及び
発光素子間に進入するシヤツタ板93とから構成
されている。上記シヤツタ板93は、フツク部材
70とソレノイドプランジヤ79とを連結する可
動部となる連結板82の嵌合ピン82を設けた突
片86上に上記嵌合ピン82と対向して設けられ
る。一方、フオトインタラプタ92は、フオトイ
ンタラプタ取付け部94を連結板82上に臨むよ
うにしてスライダ60の連結杆58に基端部95
を固定して取付けられるホルダー96を介して取
付けられる。このホルダー96のフオトインタラ
プタ取付け部94には、2つのフオトインタラプ
タ92,92を嵌合配設し得るように2つのフオ
トインタラプタ嵌合部97,97が設けられてい
る。このフオトインタラプタ嵌合部17には、コ
字状のフオトインタラプタ92の発光素子取付部
92a及び受光素子取付部92bがそれぞれ嵌合
する嵌合孔97a,97bが穿設されている。そ
して、これら嵌合孔97a,97bに上記発光素
子及び受光素子取付部92a,92bを嵌合させ
載置片97c上に載置させるようにしてフオトイ
ンタラプタ92が嵌合配設される。このように取
付けられた2つのフオトインタラプタ92,92
は、互いに対向して取付けられる連結片82,8
2の各シヤツタ板93,93間に位置するように
配設され、一方のフオトインタラプタ92は、一
方の連結板82が作動したときこの連結板82に
設けたシヤツタ板93によつて発光素子からの光
が遮光されることにより、上記連結板82が作動
しこの連結板82に連結されたフツク部材70が
回動操作されたことを受光素子で検出し、他方の
フオトインタラプタ92は、他の連結板82が作
動したときこの連結板82に設けたシヤツタ板9
3によつて発光素子からの光が遮光されることに
より、上記連結板82が作動しこの連結板82に
連結されたフツク部材70が回動操作されたこと
を受光素子で検出するようにしている。
以上のように構成されたデイスク交換装置で
は、上記フツク部材70,70を駆動するソレノ
イドプランジヤ79,79、上記スライダ60を
駆動するスライダ駆動モータ64、及び上記搬送
体44を駆動する昇降駆動モータ51は、第14
図に示すような駆動回路部の例えばマイクロコン
ピユータよりなる制御回路123により順次駆動
制御され、光学デイスク3を保持したデイスク収
納ケース1を上記デイスク収納部31より取出
し、上記プレーヤ部34に搬送し、このプレーヤ
部34での演奏後、上記デイスク収納部31に返
却するという一連の動作を自動的に行なうように
なつている。すなわち、この駆動制御回路におい
て、上記昇降駆動モータ51を駆動する昇降駆動
回路124は、一方の入力端子に正転信号が供給
されることにより上記昇降駆動モータ51を正転
駆動させ、他方の入力端子に逆転信号が供給され
ることにより上記昇降駆動モータ51を逆転駆動
させる。そして、上記正転信号と逆転信号が各入
力端子のいずれにも供給されなくなつたときに、
上記昇降駆動モータ51に電磁ブレーキをかけ、
この昇降駆動モータ51を停止させるようになつ
ている。また、上記スライダ駆動モータ64を駆
動するスライダ駆動回路125は、一方の入力端
子に正転信号が供給されることにより上記スライ
ダ駆動モータ64を正転させ、他方の入力端子に
逆転信号が供給されることにより上記スライダ駆
動モータ64を逆転駆動させる。そして、上記正
転信号と逆転信号とが各入力端子のいずれにも供
給されなくなつたとき、上記スライダ駆動モータ
51に電磁ブレーキをかけ、このスライダ駆動モ
ータ51を停止するようになつている。さらに上
記各ソレノイドプランジヤ79,79を駆動する
プランジヤ駆動回路126,126は、その入力
端子にプランジヤ駆動信号を供給されることによ
り、各ソレノイドプランジヤ79,79を通電状
態において各プランジヤロツド81,81を引き
付け、上記プランジヤ駆動信号が停止すると上記
通電を解除するように動作する。
そして、上記各駆動回路124,125,12
6,126の各入力端子は上記制御回路123の
各出力端子に接続されており、これら出力端子よ
り順次出力される制御信号を、上記正転信号、逆
転信号、及びプランジヤ駆動信号として供給され
るようになつている。すなわち、上記制御回路1
23では、上記一対のデイスク収納部31,31
のうち、いずれか一方を指定する収納部指定デー
タ、及びこのデイスク収納部31に収納載置され
たデイスク収納ケース1のうちの所定デイスク収
納ケース1の収納位置を示す番地指定データを入
力されることにより、所定のプログラムに基づい
て動作し、上記各駆動回路124,125,12
6,126を順次制御して、上述した如きデイス
ク収納ケース1の取出し及び返却動作を自動的に
行なうようになつている。
そこで次に、上述のような構成のデイスク交換
装置において上記制御回路123の動作に基づい
て行なわれる、上記デイスク収納ケース1の引出
し動作から、このデイスク収納ケース1に保持さ
れた光学デイスク3の演奏に至る動作、さらにこ
の演奏終了後の上記デイスク収納ケース1の返却
動作を説明する。
まず、上記制御回路123において、上記収納
部指定データ及び番地指定データが入力され、一
対のデイスク収納部31,31のいずれか一方、
例えば第9図中左側に位置するデイスク収納部3
1が指定されるとともに、このデイスク収納部3
1に収納載置されたデイスク収納ケース1中の特
定番地にあるものが指定されると、各フツク部材
70を回動操作する2つのソレノイドプランジヤ
79のプランジヤ駆動回路126,126に上記
制御回路123からのプランジヤ駆動信号が供給
される。すると上記各ソレノイドプランジヤ7
9,79が通電状態におかれ、対をなす各フツク
部材70はその間隔を拡開するように回動操作さ
れる。次に、上記制御回路123では上記指定さ
れた番地と上記スライダ60の位置とを比較し、
例えば上記指定された番地が上記スライダ60よ
り高い位置にあるときには、上記昇降駆動回路1
25に正転信号を供給し、上記昇降駆動モータ5
1を正転させて、上記搬送体44を昇降ガイド4
7にガイドさせて上昇させ、この搬送体44上に
支持されたスライダ60を上記指定された番地の
デイスク収納ケース1に対応する位置まで移送す
る。そして、上記スライダ60が指定された位置
まで上昇すると、上記正転信号が停止し、上記昇
降駆動モータ51が停止することによつて、上記
スライダ60が指定されたデイスク収納ケース1
に対応する位置で停止する。ここで、上記制御回
路123は上記スライダ駆動回路125に正転信
号を供給し、上記スライダ駆動モータ64を正転
駆動させ、スライダ60を指定された左側の一方
のデイスク収納部31側へ移動させる。そして、
上記スライダ60が移動し、このスライダ60に
設けた一方の一対のフツク部材70,70先端の
係合爪72,72が、デイスク収納ケース1の係
合凹部7,7の対向する位置へ至ると、搬送体4
4上に設けられたスライダ位置検出用の第1の検
出スイツチ101が上記スライダ60の一方の支
持杆59の第9図中左方側に設けられた第1の操
作片102で操作され、上記スライダ60が左側
のデイスク収納部31側である第1の位置へ至つ
たことを検出する検出信号を出力し、この検出信
号に基づいて上記制御回路123の正転駆動信号
が停止し、これに伴なう上記スライダ駆動モータ
64の停止によつて、上記スライダ60が上記一
対のフツク部材70,70を指定されたデイスク
収納ケース1の係合凹部7,7に対向させた位置
で停止する。ここで、スライダ60の左方側に位
置する一方の対をなすフツク部材70,70を駆
動するソレノイドプランジヤ79のプランジ駆動
回路126に供給されるプランジヤ駆動信号が停
止し、これらソレノイドプランジヤ79,79の
通電が停止することにより、上記各フツク部材7
0,70先端の係合爪72,72がデイスク収納
ケース1の係合凹部7,7に係合する。このよう
にフツク部材70,70でデイスク収納ケース1
を保持した後、上記制御回路123からは、上記
スライダ駆動回路125に逆転信号が供給され、
上記スライダ駆動モータ64が逆転駆動され、他
方のデイスク収納部31側である第9図中右方へ
スライドし、上記デイスク収納ケース1を一方の
デイスク収納部31から引出す。このデイスク収
納ケース1は、上述の如く引出されたとき両側の
案内溝24,24を搬送体44上に設けられた一
対のガイドレール103,103に係合し、この
ガイドレール103,103にガイドされて上記
スライダ60とともに搬送体44上をスライドす
る。そして、上記スライダ60は第15図に示す
ように引出された上記デイスク収納ケース1に収
納保持された光学デイスク3のセンター穴3aが
プレーヤ部のスピンドル軸42の軸心に一致する
一対のデイスク収納部31,31間の中央位置に
一致する第2の位置へ移動される。ここでスライ
ダ60が上記第2の位置へ移動されると、このス
ライダ60の一方の支持片59の第9図中右方側
に設けた第2の操作片105で搬送体44上に設
けられたスライダ位置検出用の第2の検出スイツ
チ106が操作され、この第2の検出スイツチ1
06から検出出力が出力される。上記制御回路1
23はこの検出スイツチ106の検出出力に基づ
いて上記スライダ駆動回路125への逆転信号の
供給を停止し、上記スライダ駆動モータ64を停
止させ、上記スライダ60を第15図に示す上記
第2の位置で停止させる。
ところで、上述の如くスライダ60が第2の位
置へ至つた状態において、一方の対をなすフツク
部材70,70と対向する他方の対をなすフツク
部材70,70は、上記一方のデイスク収納部3
1と対向する他方のデイスク収納部31に収納載
置されたデイスク収納ケース1の係合凹部7,7
に係合爪72,72を対向させた状態となつてい
る。
また、上述のように、一対の対をなすフツク部
材70,70でデイスク収納ケース1を保持し、
このデイスク収納ケース1をスライダ60が引出
した所で、上記制御回路123からは上記昇降駆
動回路124に上記逆転信号が供給され、上記昇
降駆動モータ51が逆転方向に駆動され、搬送体
44をプレーヤ部34側の下方側へ降下させる。
ところで、搬送体44を昇降ガイド軸47に支
持する支持ブロツク46には、第16図に示すよ
うにチヤツキングアーム取付金具110が取付け
られ、このチヤツキングアーム取付金具110を
介してチヤツキングアーム111が取付けられて
いる。このチヤツキングアーム111は、先端側
に配設したデイスクチヤツク部112を搬送体4
4上に設けたスライダ60と対向させるようにし
て、枢軸113を介して支持されるとともに、上
記支持ブロツク46に一端を係止させた引張りコ
イルスプリング114の他端が上記枢軸113か
ら後方の基端部側に係止されて上記スライダ60
から離間する方向に回動付勢されて取付けられて
いる。すなわち、チヤツキングアーム111は、
スライダ60によりデイスク収納ケース1の引出
し操作を阻害しないように位置されている。ま
た、チヤツキングアーム111の基端部には、搬
送体44がプレーヤ部34側位置まで降下された
とき、装置本体を構成する基台35に取付けられ
た押圧カム部115と係合する圧接ローラ116
が設けられている。
そして、デイスク収納ケース1を引出したスラ
イダ60が設けられた搬送体44が降下され、こ
の搬送体44がプレーヤ部34上に至ると上記搬
送体44のガイドレール103,103上に載置
されたデイスク収納ケース1の長穴部6にデイス
クテーブル41が進入し、上記デイスク収納ケー
ス1内に収納保持された光学デイスク3がセンタ
ー穴3aをスピンドル軸42に嵌合してデイスク
テーブル41上に載置される。この状態から搬送
体44がさらに降下されると、デイスク収納ケー
ス1は光学デイスク3をデイスクテーブル41上
に残したままの状態で上記デイスクテーブル41
下方位置まで搬送されて上記光学デイスク3から
分離される。また、光学デイスク3がデイスクテ
ーブル41上に載置される位置まで搬送体44が
降下されるようになると、第17図に示すように
チヤツキングアーム111は基端部に設けた圧接
ローラ116が外筐等の固定部に設けられた当接
部に当接係合し降下方向への移動が規制されて引
張りコイルスプリング114の付勢力に抗してデ
イスクテーブル41側へ回動操作され、先端側に
設けたデイスクチヤツク部112がデイスクテー
ブル41上に圧着しこのデイスクテーブル41上
に載置された光学デイスク3を挾着し、この光学
デイスク3をデイスクテーブル41と一体に回転
するようになす。なお、デイスクチヤツク部11
2の取付軸117と、この取付け軸117を摺動
可能に支持する枢支部118間にはリミツタスプ
リング119が配設され、デイスクチヤツク部1
12の光学デイスク3への圧着力が常に所定圧力
となるようになされている。
また、上述の如く光学デイスク3がデイスク収
納ケース1から分離されデイスクテーブル41上
にデイスクチヤツク部112で挾着される位置ま
で搬送体44が降下されると、昇降ガイド軸47
の基端側位置に設けた搬送体位置検出スイツチ1
21が搬送体44の下端の押圧操作部122で操
作され、搬送体44の降下位置検出出力が出力さ
れる。上記制御回路123はこの降下位置検出出
力に基づいて、上記昇降駆動回路124への逆転
信号の供給を停止することにより、上記搬送体4
4を停止させる。なお、この搬送体44の停止位
置において、上記光学デイスク3と分離されたデ
イスク収納ケース1は、上記フツク部材70,7
0によつて引き続き保持状態に置かれている。ま
た、上記停止位置において、上記制御回路123
は上記デイスク収納ケース1を保持していない方
の一対のフツク部材70,70を駆動するソレノ
イドプランジヤ79への通電を停止させるように
動作する。従つて、この停止位置において上記双
方のソレノイドプランジヤ79,79への通電は
停止されている。
また、上記搬送体44が停止されると、上記プ
レーヤ部34は演奏状態となり、デイスクテーブ
ル41が回転駆動され光学デイスク3が回転操作
されデイスク収納ケース1の長穴部6を介して上
記光学デイスク3と対向配置された光学ピツクア
ツプ装置43が上記光学デイスク3の内外周に亘
つて移動し、ここに内蔵した半導レーザから発振
されるレーザビームにより上記光学デイスク3に
記録された楽音信号等の読み取りを行ない演奏が
行なわれる。
そして、上記光学デイスク3の演奏が終了し、
又はプレーヤ部34を停止させるスイツチが操作
され、デイスクテーブル41の回転が停止される
と、上記制御回路123によつて上記デイスク収
納ケース1を保持していないフツク部材70,7
0が、これに対応するソレノイドプランジヤ79
への通電により拡開操作され、次に上記正転信号
によつて昇降駆動モータ51が正転駆動され搬送
体41が上昇し、上記デイスクテーブル41上に
載置されていた光学デイスク3がデイスク収納ケ
ース1のデイスク収納凹部4内に収納保持され
る。このときチヤツキングアーム111は、圧接
ローラ116が当接部115から離れ引張りコイ
ルスプリング114によつて回動されデイスクチ
ヤツク部112をデイスクテーブル41から離間
させ光学デイスク3の挾着を解除する。上述の如
く光学デイスク3をデイスク収納ケース1内に収
納保持させた後、搬送体44はさらに上昇され、
上記デイスク収納ケース1が収納載置されるデイ
スク収納部31の特定番地位置まで移動し、この
位置で上記制御回路123の逆転信号が停止し上
記搬送体44が停止する。この搬送体44が停止
すると、上記制御回路123から上記スライダ駆
動回路125に正転信号が供給され、上記スライ
ダ駆動モータ64が正転駆動されスライダ60は
一方のデイスク収納部31側である第1の位置へ
移動をするようになり、一方の対をなすフツク部
材70,70で保持していたデイスク収納ケース
1をデイスク収納部31内に引込む。そして、ス
ライダ60に設けた第1の操作片102が第1の
検出スイツチ101を押圧操作して上記スライダ
60が第1の位置へ至つたことを検出すると、そ
の検出出力に基づいて上記制御回路123が上記
正転信号の供給を停止し、上記スライダ駆動モー
タ64が停止されるとともに上記プランジヤ駆動
回路126にプランジヤ駆動信号を供給し、上記
ソレノイドプランジヤ79を通電状態において、
上記フツク部材70,70を回動操作させ、上記
フツク部材70,70先端の係合爪72,72を
デイスク収納ケース1の係合凹部7,7から外
す。そしてフツク部材70,70によるデイスク
収納ケース1の保持が解除されて、上記デイスク
収納ケース1のデイスク収納部31への引込み操
作が完了する。
このように上記制御回路123では、上記一方
のデイスク収納部31を指定する収納部指定デー
タ、及び特定の収納位置を示す番地指定データ、
さらには各検出スイツチ101,106,121
の検出出力等に基づき、所定のプログラムに従つ
て上記各駆動モータ51,64及び各ソレノイド
プランジヤ79,79を順次駆動し、所定の光学
デイスク3が収納されたデイスク収納ケース1の
取出し、搬送、及び返却動作を自動的に行なうよ
うになつている。そして、上記デイスク収納ケー
ス1の上記デイスク収納部31からの引出し動作
を行なう時、そして、このデイスク収納ケース1
が搬送され、ここに収納された光学デイスク3が
演奏される時、さらに、このデイスク収納ケース
1を上記デイスク収納部31へ挿入する返却動作
完了時に至るまで、上記ソレノイドプランジヤ7
9への通電を停止してこのデイスク収納ケースを
上記フツク部材70によつて保持し、このデイス
ク収納ケース1の引出し動作時の状態を上記返却
動作時まで正確に維持することにより、このデイ
スク収納ケース1を上記デイスク収納部31へ確
実に挿入させることができる。
そして、上記フツク部材70,70を拡開状態
におく場合に、上記ソレノイドプランジヤ79,
79を通電するようにしたので、長時間に亘る演
奏時には通電の必要がなく、消費電力も少なく抑
えられる。
なお、上述の動作説明では、対向する一対のデ
イスク収納部31,31中の一方である第9図中
左側のものに収納載置されたデイスク収納ケース
1を選択して引出し、このデイスク収納ケースに
収納保持された光学デイスク3を演奏する場合に
ついて説明したが、第9図中右側に位置する他方
のデイスク収納部31に収納載置されたデイスク
収納ケース1を選択し、これを引出しこのデイス
ク収納ケース1に収納保持された光学デイスク3
を演奏する場合も前述した場合と略同様の動作を
もつてデイスク収納ケース1の引出し搬送操作が
行なわれ、光学デイスク3のデイスクテーブル4
1上への装着がなされ、その後演奏の終了した光
学デイスク3のデイスク収納ケース1への収納保
持が行なわれ、このデイスク収納ケース1のデイ
スク収納部31への引込み動作が行なわれる。
また、上述のようにデイスク交換装置の各機構
を順次駆動操作し、上記光学デイスク3の取出し
返却動作を行なう上記制御回路部において、上記
各駆動回路124,125,126,126及び
制御回路123は、第14図に示すように大きな
時定数の電力供給回路127より、それぞれ駆動
電力を供給されるようになつている。この電力供
給回路127は、例えば第18図に示すように、
交流電源128よりトランス129を介して得ら
れる交流電力を整流器130によつて整流し、そ
の整流出力の高調波成分を、平滑コイル131と
平滑コンデンサ132よりなる平滑回路133に
よつて除却し、給電端子134より直流電力を出
力するようにしたものである。そして、この平滑
回路133において、上記平滑コンデンサ132
は大きな静電容量を有するものとなつており、高
い平滑作用を有するとともに、上記交流電源12
8の停電により、上記整流出力が供給されなくな
つた後も、一定期間に亘つて直流電力を出力する
ようになつている。
また、上述した交流電源128の停電は、停電
検出回路135によつて検出されるようになつて
いる。この停電検出回路135では、例えば第1
8図に示すように、上記電力供給回路127に設
けられたトランス129の2次側コイルの両端に
流れる電流を一対の整流器136,136を介し
てそれぞれ整流し、各整流出力を重畳し、この重
畳された整流出力を直列接続された一対の抵抗1
37,138を介してアースに落し、上記各抵抗
の接続点にて得られる電圧を、さらに平滑コンデ
ンサ139を介して差動増幅器140の一方の入
力端子に供給するようになつている。また、差動
増幅器140の他方の入力端子には基準電圧
Vrefが供給されている。この差動増幅器140
は各入力端子に供給される電圧のレベルを比較
し、一方の入力端子に供給される電圧、すなわち
上記電力供給回路127の2次側コイルに流れる
電流に基づいて得られる電圧のレベルが上記基準
電圧のレベルに比べて低い値となつたとき、停電
検出信号を出力するようになつている。そして上
記停電検出回路135の出力端子は上記制御回路
123及び遅延回路141に接続されており、こ
れら制御回路123及び遅延回路141に上記停
電検出信号が供給されるようになつている。
ここで上記制御回路123及び各駆動回路12
4,125,126,126は上記電力供給回路
127より供給される上記直流電力によつて上記
停電後も一定期間作動し得る状態に置かれてい
る。また、上記遅延回路141も同様に上記電力
供給回路127の給電端子134より電力供給さ
れており、停電後一定期間作動し得るものとなつ
ている。
そして、上記制御回路123は上記停電検出信
号が供給されると、上記昇降駆動回路124への
正逆転信号の供給、及び上記スライダ駆動回路1
25への正逆転信号の供給を速かに停止状態にお
き、上記昇降駆動モータ51、あるいは上記スラ
イダ駆動モータ64が駆動状態にあるときは速や
かに電磁ブレーキがかかり停止するように制御す
る。
また、上記遅延回路141では、上記停電検出
信号が供給されると、上記制御回路123に所定
の期間遅延信号を供給する。この遅延信号の供給
期間は上記した昇降駆動モータ51あるいはスラ
イダ駆動モータ64に上記停電に伴なつて電磁ブ
レーキがかけられ、上記搬送体44あるいは上記
スライダ60が完全な停止状態に置かれるに充分
なものとなされている。そして、このような遅延
信号を供給される上記制御回路123では、この
遅延信号に基づき、上記各プランジヤ駆動回路1
26,126への制御動作を上記停電が起つたと
きの状態のまま保持する。すなわち上記停電が起
つたときに、上記各ソレノイドプランジヤ79,
79の双方あるいは一方が通電状態にあるときに
は、上記制御回路123はこの状態を引き続き保
持するように動作し、上記各一対のフツク部材7
0,70のうち双方あるいは一方の各フツク部材
70,70を拡開状態に保持する。また、上記停
電が起つたとき双方のソレノイドプランジヤ7
9,79が通電状態にない場合には、上記制御回
路123はそのままの状態を保持し、上記各一対
のフツク部材70,70を閉じた状態に保持す
る。
そして、上記制御回路123への上記遅延信号
の供給が上述した所定期間の後停止すると、上記
制御回路123は、上記各プランジヤ駆動回路1
26,126の制御動作を停止し、これらプラン
ジヤ駆動回路126,126に供給するプランジ
ヤ駆動信号が完全に停止し、上記各一対のフツク
部材70,70のうち上記停電が起つたとき拡開
状態におかれていたものが閉じられるようになつ
ている。
そこで、このような制御回路部を有してなるデ
イスク交換装置において、例えば上記デイスク収
納ケース1の検索動作時、あるいはこのデイスク
収納ケース1の搬送動作時等、上記搬送機構33
の駆動時に上述した停電が起きたときの動作につ
いて説明する。
まず、このような搬送機構33の駆動時には、
上記各一対のフツク部材70,70のうち、少な
くとも一方の一対のフツク部材70は上記ソレノ
イドプランジヤ79が通電状態にあることにより
拡開状態におかれ、デイスク収納部31に収納さ
れたデイスク収納ケース1の各係合凹部7,7に
対向した状態で移動している。
そして、この状態で停電が起ると、上記拡開状
態にあるフツク部材70,70は、上記遅延信号
に伴なう上記制御回路123の動作により、その
まま拡開状態に保持される。
また、上記搬送機構33の昇降駆動モータ51
は上記停電に伴なつて電磁ブレーキをかけられ停
止動作し、上記搬送体44は移動時の慣性力によ
り停電後さらにわずかな時間移動した後停止す
る。
さらに、上記拡開状態に保持されたフツク部材
70,70は、上記停電が起つてから所定期間が
経過し、上記搬送体44が完全に停止した後、上
記制御回路123による上記ソレノイドプランジ
ヤ79の通電停止によつて閉じられることとな
り、例えば上記デイスク収納ケース1の係合凹部
7,7に係合する。
また、上記停電が起つたとき、上記デイスク収
納ケース1を上記搬送体44上で保持した状態の
フツク部材70,70は停電後も上記デイスク収
納ケース1の位置決め保持状態を維持することと
なる。従つて、停電解除によつて、デイスク交換
装置の駆動を再開した場合にも、上記デイスク収
納ケース1は正確に位置決め保持されていること
となり、このデイスク交換装置の駆動再開時にお
ける円滑な動作を得るようになつている。
このように本実施例におけるデイスク交換装置
では、搬送体44の移動中に停電が起つた場合に
も、上記拡開状態におかれたフツク部材70,7
0はこの停電より所定期間経過した後、閉じるこ
ととなる。従つて、上記搬送体44の慣性力によ
る移動中に上記各フツク部材70,70が閉じて
しまうことがなく、上記デイスク収納ケース1の
係合凹部7,7より突出したロツクアーム8,8
の押圧操作部11,11と、上記搬送体44の昇
降方向に移動するフツク部材70,70とが係合
してしまうということもなく、これによる上記デ
イスク収納1及び上記デイスク引出し機構32の
破損も回避することができる。
なお、本考案は上述した実施例に限定されるこ
となく、本考案の技術的思想に基づき、例えば上
記停電後、制御回路123や遅延回路141等を
一定期間動作させる補助電源を別途設け、上記ソ
レノイドプランジヤ79,79の動作状態を保持
するようにしても良く、種々の変形が可能であ
る。そして、さらに本考案は、上記ソレノイドプ
ランジヤ79等の電磁手段によつてフツク部材7
0を駆動し、デイスク収納部31に収納されたデ
イスク収納ケース1と係合させた状態でこのデイ
スク収納ケース1を上記デイスク収納部31より
取出し、さらにこのデイスク収納ケース1を所定
位置に搬送するようになしたデイスク交換装置と
して広く応用することができる。
〈考案の効果〉 上述した実施例の説明より明らかなように本考
案によれば、停電が起つたときの電磁手段の動作
状態を、遅延回路の動作によつて所定時間保持
し、この保持状態を搬送機構の動作が完全に停止
した後解除するようにしたことから、上記電磁手
段によつて駆動されるフツク部材が、上記停電後
上記搬送機の動作が完全に停止されないうちに、
不作動状態におかれてしまい、そのために生ずる
デイスク交換装置の損傷、例えば移動するフツク
部材とデイスク収納部に保持されたデイスク収納
ケースが係合することにより生ずる上記フツク部
材とデイスク収納ケースとの破損等を招いてしま
うこともない。
また、搬送機構も停電後瞬時に停止させるよう
な構成もとる必要がないのでデイスク交換装置の
機構複雑化及び大型化を招くこともない。
さらに、停電時に移動するフツク部材と上記デ
イスク収納ケースとの係合を回避するため、上記
電磁手段の通電、非通電の切換動作と、上記フツ
ク部材の動作との関係に制約を受けることがな
い。従つて上記フツク部材の動作時間の短い方の
動作状態を上記電磁手段への通電によつて得るよ
うにすることができ、上記電磁手段の駆動による
消費電力の削減も図り得る。そしてまた、上記デ
イスク収納ケースとフツク部材とが係合状態にお
かれたときに停電が起きた場合にも、上記フツク
部材の動作を停電中引き続き係合状態を維持する
ように設定することができることから、上記デイ
スク収納ケースを停電中にも上記フツク部材によ
る係合状態におくように設定することができ、上
記停電の解除に伴なうデイスク交換装置の動作を
再開するときに、上記係合状態の解除によるデイ
スク収納ケースの位置ズレ等も生ずることがない
ので、円滑な再開操作を確保することも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるデイスク引出し機構が設
けられる光学デイスクの自動演奏装置を示す概略
外観斜視図であり、第2図はその正面図であり、
第3図はその平面図である。第4図は本考案装置
に用いられるデイスク収納ケースを示す斜視図で
あり、第5図は上記デイスク収納ケースの底面側
の斜視図であり、第6図はその断面図である。第
7図は上記自動演奏装置を構成するデイスク収納
部の部分正面図であり、第8図は上記デイスク収
納部の平面断面図であり、第9図は本考案を構成
するデイスク引出し機構部分を示す上記自動演奏
装置の平面図であり、第10図は本考案を構成す
るデイスク引出し機構を構成するスライダの駆動
機構を示す側面図であり、第11図は上記スライ
ダの分解斜視図であり、第12図はスライダの底
面側斜視図であり、第13図はフツク部材の作動
検出機構部分を示す平面図である。第14図は本
考案に係るデイスク交換装置の制御回路部を示す
ブロツク図である。第15図は一方のデイスク収
納部からデイスク収納ケースを引出した状態を示
す平面図であり、第16図は搬送体に設けたチヤ
ツキングアーム部分を示す側面図であり、第17
図はデイスクをターンデル上に挾着した状態を示
す側面図である。第18図は上記第14図に示し
た制御回路部に設けられる電力供給回路と停電検
出回路をさらに具体的に示す回路図である。 1……デイスク収納ケース、3……光学デイス
ク、4……デイスク収納凹部、7……係合凹部、
31……デイスク収納ケース、32……デイスク
引出し機構、33……デイスク搬送機構、70…
…フツク部材、79……ソレノイドプランジヤ、
135……停電検出回路、141……遅延回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上面にデイスクが収納保持されるデイスク収納
    凹部を形成し両側にそれぞれ係合凹部を設けられ
    た複数のデイスク収納ケースが取出し自在に多段
    状に収納載置された相対向して配置されてなる一
    対のデイスク収納部と、 一方及び他方のデイスク収納部に対応してそれ
    ぞれ配置されこれらデイスク収納部に収納載置さ
    れたデイスク収納ケースの係合凹部に係脱する電
    磁駆動手段によつて駆動操作される保持手段が設
    けられるとともに上記一方のデイスク収納部側に
    移動された第1の位置と上記他方のデイスク収納
    部側に移動された第2の位置間に亘つて移動操作
    されるデイスク引出し機構と、 上記デイスク引出し機構を昇降操作して上記デ
    イスク収納ケースを搬送するデイスク搬送機構
    と、 上記電磁駆動手段、デイスク引出し機構及び上
    記デイスク搬送機構をそれぞれ駆動操作する駆動
    回路の動作を順次制御する制御回路と、 外部電源の供給停止後少なくとも一定期間作動
    し電力供給を行なう電力供給回路と、 上記外部電源の供給停止を検出しこの検出信号
    を上記制御回路に供給する停電検出回路と、 上記停電検出回路からの検出信号を遅延させて
    上記制御回路に供給する遅延回路とを備え、 上記停電検出回路からの検出信号により上記制
    御回路を制御して上記デイスク引出し機構及び上
    記デイスク搬送機構を停止制御させるとともに上
    記遅延回路からの信号により上記電磁駆動手段の
    動作状態を所定時間保持させてなる、 デイスク交換装置。
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