JPH03158872A - トナーの補給方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は現像機のトナー容器に、トナー補給用カートリ
ッジを用いてトナーを補給する方法に関する。

（従来の技術） 従来、トナーの補給方法として、トナー容器にトナー補
給用カートリッジを装着し、該装着した状態で現像を行
ない、トナーが全て消費された時点で新しいカートリッ
ジと交換する方法がある。

この場合、トナー容器に形成されたトナー補給口はカー
トリッジで閉塞されているので、トナーの補給中に、ト
ナーが周辺に飛散して付着する問題はない。

しかしながら、カートリッジがトナー容器に装着される
と同時に、カートリッジ内のトナーの大半がトナー容器
内に流れ込み、カートリッジ内の一部に空間が形成され
るため、新しいカートリッジと交換した時点で生じるこ
の空間の容積分、スペースを無駄に使う不具合があった
。

このような不具合を解決するトナーの補給方法として、
トナー容器にトナー補給用カートリッジを′Ａ着し、カ
ートリッジ内のトナーを全て一度に補給し、補給後カー
トリッジをトナー容器から外す方法がある。

（発明が解決しようとする課題） この方法によれば、トナーの補給後、カートリッジをト
ナー容器から直ちに外すので、スペース上の問題は生じ
ないものの、特に、トナーを補給してからカートリッジ
を外し、トナー容器のトナー補給口をに体で閉塞する際
に、補給時にカートリッジ内やトナー容器内でγ７遊し
ていたトナーが周辺に飛敗し１紙送りローラ等、他の部
材、機器にトナーが付着する問題があった。

本発明は前記事情に鑑み案出されたもので、本発明の目
的は、トナーを収容するのに使用されるスペースを最小
限に抑えると共に、補給時におけるトナーの飛散を防止
できるトナーの補給方法を提供するにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため本発明は、現像機のトナー容器
に、トナー補給用カートリッジ内のトナーを補給するに
際し、トナー容器の上部に該容器内を開閉する蓋体を設
け、トナー補給用カートリッジに、トナーを該カートリ
ッジ内に封止する剥離可能な開封シールを設けると共に
、この開封シールの外側で該カートリッジ内を開閉する
蓋体を設け、トナー容器の蓋体にカートリッジの蓋体を
臨ませてトナー容器にカートリッジを載せ、該状態で双
方の蓋体を開らき１次に、開封シールをカートリッジか
ら剥離してカートリッジ内に充填されたトナーをトナー
容器内に補給し、次に、双方の蓋体を閉じた後、カート
リッジをトナー容器から外すようにしたことを特徴とす
る。

（作用） カートリッジ内に充填されたトナーをトナー容器内に補
給した後、トナー容器の蓋体とカートリッジの蓋体を閉
じると、補給時に浮遊していたトナーはトナー容器或は
カートリッジ内に封入されるので、トナー容器やカート
リッジ周辺へのトナーの飛散を防止できる。

（実施例） 以下、本発明に係る方法をその装置と共に説明する。

第１図は電子写真プリンタで使用される現像ユニットと
トナー補給用カートリッジの斜視図、第２図はトナー補
給用カートリッジの断面図を示す。

ｌは現像ユニット、３はトナー補給用カートリッジで、
現像ユニットｌのケース本体５の一側には、その内部に
横設された現像スリーブやトナー撹拌子を回動する歯車
列７が設けられ、また、ケース本体５の上部にはトナー
を収容するトナー容器９が設けられ、図中１１は現像ユ
ニットｌを電子写真プリンタ本体側に取り付ける取付軸
を示す。

トナー容器９の上面１３にはトナー補給口１５が形成さ
れ、トナー補給口１５は開閉可能な蓋体１７で閉塞され
、蓋体１７には所定の間隔をおいて凹部１９が形成され
ている。

上面１３には更にトナー補給用カートリッジ３との係合
用の突起２１が一側に設けられ、また、係合片２３が他
側に垂設され、突起２Ｉには係合溝２５が形成されてい
る。

トナー補給用カートリッジ３はトナーＴを収容するケー
ス本体３１を備える。

このケース本体３１の底部には、第２図に示すように、
その両側から斜めに延出する傾斜壁３１Ａが形成され１
両傾斜壁３１Ａの下端間にわたって剥離可能に開封シー
ル３３が貼着され、トナーＴはこの開封シール３３上及
び傾斜壁３１Ａ上のケース本体３１内部に充填されてい
る。

ケース本体３１の底面３５は開封シール３３よりも外側
に形成され、底面３５にはトナー補給口１５に対応した
形状の開口３７が形成され、開口３７は開閉可能な蓋体
３９で閉塞されている。

蓋体３９の開閉方向は、トナー補給用カートリッジ３を
トナー容器９に係合させた状態でトナー容器つのる体１
７の開閉方向と同一に形成する。

器体３つにはトナー補給用カートリッジ３をトナー容２
３つに係合させた状態で前記凹部１９に係合する凸部４
１が形成され、蓋体３つの先部には湾曲状の把握部３９
Ａが形成されている。

また、底面３５には前記係合溝２５に係合可能な軸４３
と、前記係合片２３に係合可能な係合爪４５が形成され
ている。

次に、以上の装置を用いてトナーＴを補給する方法につ
いて説明する。

例えば、電子写ｒｔプリンタの表示部に［トナ補給Ｊの
内容が表示されたならば、第３図に示すように、トナー
容器９の上面＋３に底面３５を合わせてトナー補給用カ
ートリッジ３を載せる。

この場合、まず係合溝２５に軸４３を係合させ、軸４３
を中心にトナー補給用カートリッジ３を揺動させ、係合
爪４５を係合片２３に係合させると、トナー容器９に対
してトナー補給用カートノッジ３が位置決め固定される
。

次に、把握部３９Ａによりトナー補給用カートリッジ３
の蓋体３９を引き出す。

トナー補給用カートリッジ３の蓋体３９とトナー容器９
の蓋体１７は凹部１９と凸部４１により係合しているの
で、蓋体３９の引き出しにより、第４図に示すように、
トナー容器９の蓋体１７も引き出され、トナー補給口１
５及び開口３７が開らく。

次に、第５図に示すように、開封シール３３を′Ｊ１き
出す。

開封シール３３の引き出しにより開封シール３３が傾斜
壁３１Ａから剥離すると、トナーＴがケース本体３１の
内部から開口３７およびトナー補給口１５を介してトナ
ー容器９の内部に補給される。

トナーＴの補給が完了したならば、第６図に示すように
、再び把握部３９Ａにより蓋体３９を押し戻し、この押
し戻しにより凹部１９と凸部４１を介してトナー容器９
の蓋体１７も戻され、開口３７及びトナー補給口１５は
閉塞される。

開口３７及びトナー補給口１５の閉塞により、トナー容
器９の内部およびケース本体３１の内部は完全に畜閉さ
れ、トナー補給時にトナー容器９内やケース本体３１内
で浮遊していたトナーＴはトナー容器９の内部あるいは
ケース本体３１の内部に封入される。

最後に、係合片２３と係合爪４５との係合を解除した後
、軸４３を中心としてケース本体３１を持ち−にげる方
向に揺動させ、軸４３を係合溝２５から引き抜き、第７
図に示すように、トナー補給用カートリッジ３をトナー
容器９から外す。

尚、実施例ではトナー補給用カートリッジ３の器体３９
とトナー容器９の蓋体１７を一体的に開閉させた場合に
ついて説明したが、別々に開閉するようにしてもよい。

（発明の効果） 以上の説明で明らかなように本発明によれば、トナー容
器のトナー補給口を閉塞した状態でトナー補給用カート
リッジを装着し、また、トナーを補給した後は、トナー
補給口とトナー補給用カートリッジの開口を閉塞してか
らトナー補給用カートリッジを外すようにしたので、補
給時におけるトナーの飛散を防止でき、また、カートリ
ッジはトナーの補給後直ちにトナー容器から外されるの
で、スペースの有効利用にも寄与する。

【図面の簡単な説明】

第１図は現像ユニットとトナー補給用カートリッジの斜
視図、第２図はトナー補給用カートリッジの断面図、第
３図はトナー補給用カートリッジをトナー容器に装着し
た状態の斜視図、第４図は同・蓋体を引き出した状態の
斜視図、第５図は同・開封シールを引き出した状態の斜
視図、第６図は同・蓋体を押し込んだ状態の斜視図、第
７図はトナーの補給後トナー補給用カートリッジを外し
た状態の斜視図である。 尚図中１は現像ユニット、３はトナー補給用カートリッ
ジ、９はトナー容器、１５はトナー補給口、１７は蓋体
、３１はケース本体、３３は開封シール、３７は開口、
３９は蓋体である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 現像機のトナー容器に、トナー補給用カートリッジ内の
   トナーを補給するに際し、 トナー容器の上部に該容器内を開閉する蓋体を設け、 トナー補給用カートリッジに、トナーを該カートリッジ
   内に封止する剥離可能な開封シールを設けると共に、こ
   の開封シールの外側で該カートリッジ内を開閉する蓋体
   を設け、 トナー容器の蓋体にカートリッジの蓋体を臨ませてトナ
   ー容器にカートリッジを載せ、 該状態で双方の蓋体を開らき、 次に、開封シールをカートリッジから剥離してカートリ
   ッジ内に充填されたトナーをトナー容器内に補給し、 次に、双方の蓋体を閉じた後、カートリッジをトナー容
   器から外すようにした、 ことを特徴とするトナーの補給方法。