JPS6250862A - 静電記録装置の現像剤収納カ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は静電記録装置の現像剤収納カートリッジに関
し、特に複写機、ファクシミリなどの静電記録装置に補
給すべき現像剤の収納カートリッジに関する。

（ロ）従来の技術 複写機の現像装置に外部からトナー（現像剤）を供給す
る方法の一つとして、トナーカートリッジを用いる方法
が先般よりよく採用されている。

具体的には、例えば、そのトナーカートリッジは、筒状
容器にトナーを充填し、その容器の開口部をテープでシ
ールして構成されている。従って複写機の現像装置にト
ナーを供給する場合には、作業者は、まずテープをはが
してカートリッジの開口部を開放状態にし、それからそ
のカートリッジを複写機のトナー供給口に挿入し、その
開口部が下向きになるように回転させる。従って作業者
の操作によってはトナーが外部に飛散したり、更にテー
プの裏にトナーが付着しているので、そのテープを介し
て作業者の衣類などがよごれるおそれもあった。

これらの問題点に対しては、カートリッジを複写機のト
ナー供給口に嵌挿するときに、嵌挿しながら開口部を封
止するテープを開封できるようにしたものが提案されて
いる（実開昭５７−１０３４５０号公報参照）。またカ
ートリッジの開口部を内側からテープによってシールし
、そのテープの一端をカートリッジに形成したスリット
から外部へ引張れるようにしたものが提案されている（
実開昭５０−７４３４７号公報参照）。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のトナーカートリッジでは、いずれ
もテープをはがすというめんどうな操作が必要であり、
しかもその操作時にトナーが外部に飛散したり、トナー
の飛散が防止できるものであっても、とりはずしたテー
プに付着したトナーによって衣類などをよごすという問
題があった。

（ニ）問題点を解決するための手段及びその作用この発
明は、静電記録装置の現像剤投入口に係入可能な円筒状
で、その胴壁に長孔を中心線に平行に有する容器本体と
、この本体内に収納された現像剤と、この容器本体の両
端開口をｒＡ塞する器体と、これらの蓋体に周軸で回転
可能に支持された中心軸と、この中心軸の一端に固定さ
れた回転操作用ツマミと、その中心軸に装着され前記中
心線に平行に本体内壁に近接又は線接触する回転片と、
屈曲自在の矩形テープで、その一端辺が前記回転片に固
着されて容器本体内壁に回転摺動可能に線接触又は近接
保持され、その一端辺から容器本体内を横切り現像剤を
前記中心軸を含む空間のみに仕切り、更に現像剤無の空
間に折り返して前記長孔を略閉塞し、その閉塞側対向端
辺がその長孔の対応外縁に固着された現像剤仕切テープ
と、この仕切テープの露出部分に接着されると共に、前
記長孔の外周縁の露出部分に前記ツマミの回転操作によ
って剥離又は切断できるよう接着され、その長孔を外部
からシールする仮止めシールテープとからなる静電記録
装置の現像剤収納カートリッジである。

すなわち、この発明は、容器本体内に特定の現像剤仕切
テープを備えると共に、このテープと特定の結合をし容
器本体の長孔をシールする仮止めシールテープを備え、
現像剤仕切テープの回動によって、仮止めテープによる
長孔のシールを解除すると共にその長孔から現像剤が強
制的に降下できる°。従って単にツマミを回転操作する
だけで、現像剤をその飛散も他の物への付着もなく、供
給又は補給することができる。

（ホ）実施例 以下図に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。な
お、これによってこの発明が限定されるものではない。

まず第１〜３図において、トナーカートリッジ（１）は
、円筒状の容器本体（２）と、この容器本体の両端開口
を閉塞する蓋体（３）　（４）と、これらの蓋体に周軸
で回転可能に支持された中心軸（５）と、この中心軸の
一端に固定された回転操作ツマミ（６）と、前記中心軸
（５）にＶｔ着された回転砕片（刀と、仕切テープ（８
）と仮止めシールテープ（９）とから主として構成され
ている。

而して容器本体（１）は、その胴壁に長孔０３）を中心
線に平行に有し、内部にトナー（１４）を収納している
。

前記仕切テープ（８）は、屈曲自在の矩形ビニル樹脂テ
ープで、その一端辺（１５）が初期（操作前）位置にあ
る前記回転砕片（′７）に固着されて容器本体内壁に回
転摺動可能に線接触保持され、その一端辺から容器本体
（２１内を横切りトナー（１４）を前記中心軸（５）を
含む空間約に仕切り、更に１〜ナー無しの空間ａ力に折
り返して前記長孔０３を略ａ１塞するよう横切り、その
対向端辺■がその長孔ＯＪの対応外縁に固着０９されて
いる。なお、■は仕切テープの折り返し部であり、長孔
０３）の−長辺内縁に接触している。

前記仮止めシールテープ（９）は、その仕切テープの露
出部分、つまり長孔０３）を通して外部に見える部分に
接着されると共に、長孔０３の露出外周縁に前記ツマミ
（６）の操作により剥離可能に接着２１）され、実質的
に長孔０３）を外部から仮止めシールしている。

なお、第１図において、（１０）は器体（３）に形成さ
れた円弧状溝、口υはその溝に沿って移動する突起であ
り、両者によってツマミ（６）の回転操作角度を規制し
ている。また面は、容器本体（２）を複写機のトナー投
入口に挿入する際の位置決め用突起である。

次に、第４〜５図を含めて、トナーカートリッジ（１）
の使用方法を説明する。

まず第５図において、２１１は複写機の感光体ドラム、
弼はその感光体ドラムにトナーを供給する現像ローラ、
（財）は現像至、に）は１〜ナーを補給するための補給
口、円はその補給口の係合凹溝である。

そこでトナーカートリッジ（１）は、その突起［Ｆ］が
係合凹ｖ４（ハ）に沿うよう前記補給口（ハ）に挿入さ
れ、次いでツマミ（６）が矢印六方向に回転操作される
。

かくして回転軸（５）及び回転砕片（刀が回転し、仕切
テープ（８）が第４図のごとく移動し、それによって仮
止めシールテープ（９）が容器本体（２から剥離し〔接
着３１）が解除され〕、長孔０３を開放し、トナー卸を
降下させる。

以上のごとく、簡単なツマミ（６）の回転操作のみによ
って、トナーの補給口３４の中でトナー補給動作が行な
われ、トナーの飛散や外部のものへの付着が防止できる
。またツマミ（６）の回転操作がトナーＧ４１の撹拌と
完全降下を促進し、補給動作がスビイディーに、且つ残
留トナーを少なくして行なわれる。またツマミ（６）の
回転操作を最大限に行なえば、回転砕片（７）によって
トナーが付着して残留するおそれのある仕切テープ（８
）の内側面が閉じ込められるので、長孔０３）が開放状
態でもトナーカートリッジを補給ロー）から、トナーの
飛散や他の物への付着のおそれなく取り出せる。もちろ
ん取り出したカートリッジは、仕切テープ（８）及び仮
止めシールテープ（９）の交換を行なわず、使いすてに
好適である。

なお、以上の実施例とは異なり仮止めシールテープを、
ツマミ（６）の回転操作によって、第３図の位Ｈ（ハ）
にて切断できるように設定してもよい。つまり、例えば
位置（ハ）を＊ｍに形成してもよい。

（へ）発明の効果 この発明は、単にツマミを回転操作するだけで、現像剤
を、その飛散も他の物への付着もなく、供給又は補給す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る静電記録装置の現像剤収納カ
ートリッジの一実施例を示す一部分解・破断斜視図、第
２図はその要部縦断面図、第３図はその横断面図、第４
図は異なる状態を示す前回相当図、第５図は使用状態を
示す説明図である。 （１）・・・・・・トナーカートリッジ、（２］・・・
・・・容器本体、＋３）　（４１・・・・・・益体、（
５）・・・・・・中心軸、（６）・・・用ツマミ、（７
）・・・・・・回転砕片、（８）・・・・・・仕切テー
プ、（９）・・・・・・仮止めシールテープ、０３・・
・・・・長孔、（’１４）・・・・・・トナー。 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、静電記録装置の現像剤投入口に係入可能な円筒状で
   、その胴壁に長孔を中心線に平行に有する容器本体と、
   この本体内に収納された現像剤と、この容器本体の両端
   開口を閉塞する蓋体と、これらの蓋体に周軸で回転可能
   に支持された中心軸と、この中心軸の一端に固定された
   回転操作用ツマミと、その中心軸に装着され前記中心線
   に平行に本体内壁に近接又は線接触する回転片と、屈曲
   自在の矩形テープで、その一端辺が前記回転片に固着さ
   れて容器本体内壁に回転摺動可能に線接触又は近接保持
   され、その一端辺から容器本体内を横切り現像剤を前記
   中心軸を含む空間のみに仕切り、更に現像剤無の空間に
   折り返して前記長孔を略閉塞し、その閉塞側対向端辺が
   その長孔の対応外縁に固着された現像剤仕切テープと、
   この仕切テープの露出部分に接着されると共に、前記長
   孔の外周縁の露出部分に、前記ツマミの回転操作によっ
   て剥離又は切断できるよう接着され、その長孔を外部か
   らシールする仮止めシールテープとからなる静電記録装
   置の現像剤収納カートリッジ。